JPS61502260A - 水蒸気透過性物質 - Google Patents

水蒸気透過性物質

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 水蒸気透過性物質 本発明は、水蒸気透過性物質に向けられている。これら物質はセグメント化され たブロックマルチポリマーであり、単独で又はベースポリマーとの混合物で使用 されつる。そのような物質は、膜、傷手当用品、外科揚重及び火傷手当用品とし て、またアパレル及び工業的用途のための布帛のためのコーティングとして有用 である。
水蒸気透過性感圧接着剤を持つ水蒸気透過性裏張り材料は、特許′fI、3.6 45.835号明細書にホッドソン(Hodgson)により開示されている。
そごに開示される裏張りは、連続的であり液状水に対して非透過性である合成ポ リマーである。接着剤物質も水蒸気に対し透過性である。水蒸気透過能力を増す ために裏張り材料ポリマーに対して接着性の不連続なセグメント化されたブロッ クコポリマー又は接着剤物質ポリマーの開示はない。
生医学器具で用いられるポリマーに対する接着剤としての使用のために他の物質 が示唆されているが、水蒸気透過を高める目的のためではない。たとえば特許第 3.562.352号明細書のニイラス(Nyilas)は、生医学器具の血液 接触表面としての使用のために架橋された熱硬化性ポリシロキサン−ポリウレタ ンブロックコポリマーを示唆する。そこに開示される技術は、そのようなブロッ クコポリマーから血液接触器具全体を構成すること又は該コポリマーでそのよう な器具を被覆することを包含する。
ポリジメチルシロキサンのセグメント及びポリカーボネート、ポリスチレン、ポ リ−(2,6−ジフェニル−1,4−7二二レンオキサイド)、及びポリアミド −イミドのブロックを含むブロックコポリマーの少量が、ホモポリマーの表面特 性を変性するためにベースホモポリマーと配合された。特許第3.961.12 2号明細書でガイネス(Gaines)らは、そのような表面変性されたポリマ ーを薄いフィルムとして用いることを示唆し、一方、特許第3.686.355 号明細書でガイネスらは、バルク用途を含む種々の用途を示唆している。
ポリウレタン組成物で被覆された繊維マントより成る柔軟な防汚性シート物質が 、特許第4,233.359号明細書に開示される。このポリウレタン組成物は 、ポリエチレンオキサイド説水性成分、及びポリアルキレンオキサイド(ポリエ チレンオキサイドを除く)、脂肪族ポリエステル及びこれらの混合物から選ばれ た疎水性成分より成る表面活性剤の0.1〜5%を含む、ポリジアルキルシロキ サンのような疎水性の軟いブロックは、表面活性剤の一部として開示されていな い。
汚れ落ち特性を改善するために繊維物質の処理において有用なブロックコポリマ ーが、特許第3,565.845号明細書に開示される。
このブロックコポリマーは、繊維物質を処理するために用いられるとき、ベース ポリマーと混合されない。
体の傷に手当用具を施与するときに、傷を外部の液体、はこり及び他の粒子と接 触しないようにするために、液状の水に対して非透過性である物質を用いること が好ましい、また、液状水不透過性は、体から傷を通しての表皮通過水(tra nsepidermal water)損失を最小にする又は無くするために望 ましい、他方、傷の周囲の皮膚の治ゆを速めまた解離を避けるために、傷の部位 で生じる。
水分が高程度に除去されることが必要である。従って、この水分は、傷手当用具 を通過する水分蒸気透過によって除去されうる。
すなわち、液状水に対して不透過性であり、しかし水蒸気に対しては高度に透過 性であり、同時に傷手当用具にとって必要な構造的一体性をなお保有し、たとえ ば高い引裂き強度、柔軟性、伸度(物質が関節及び手足の部位で伸長されて体の 輪郭に一致できるような)、及び高い引裂き伝播(物質において意図的に作られ た切れ目が手当用具に且つて伝播して破損を起さないような)を持つ、傷手当用 具としての物質を入手することが望ましい。
繊維工業において、布帛に防汚性及び防水性を付与するために合成物質が用いら れてきた。しかし、そのような物質は、乏しい水蒸気透過性の欠点を有する。従 って、汗がそのような布帛から作られた衣服の内側で凝縮して、とくに熱い又は 湿った天候においてそれらを不快にするf頃向がある。
従って、優れた引張り強度、伸度及び液状水に対する不透過性を持つに加えて、 水蒸気に対する高い透過性をも持つ繊維物質を提供することが望ましい。
従って、高い水分蒸気透過性を持ち、しかし液状の水に対して不透過性である傷 手当用具物質を提供することが本発明の目的の一つである。
本発明の別の目的は、高い水分蒸気透過能力を持つ傷手当用具(ガーゼ、包帯) 、火傷手当用具、及び外科揚重を形成するために多数のベースポリマーと相容性 のセグメント化されたブロックコポリマーの添加物を提供することである。
本発明の別の目的は、高い防汚性、液状水に対する高い不透過性、高い織物強度 及び伸度、及び水蒸気に対する高い透過性を持つ布帛のためのコーティングを形 成するために、単独で又はベースポリマーとの混合物で用いられうるセグメント 化されたブロックコポリマーを提供することである。
また本発明の目的の一つは、セグメント化されたブロックコポリマー添加物を用 いることにより、多数のベースポリマーの水分蒸気透過性を制御する方法を提供 することである。
これら及び他の目的は、好ましい実施態様の下記の記述から明らかとなろう。
本発明は、単独で又はベースポリマーとの混合物で用いられうるセグメント化さ れたブロックマルチポリマーを含む水分蒸気透過性物質に向けられる。ブロック マルチポリマーは、少くとも一つの硬いセグメント、及び疎水性及び親水性成分 を含む少くとも一つのコポリマー軟性ブロックにより特徴づけられる本質的に線 状のセグメント化されたコポリマー鎖を含む。本発明に従う水分蒸気透過性物質 は、火傷手当用具、傷手当用具、外科揚重(surgical drapes) 、外科縫合用糸などとして、及びアパレル及び工業用途のためのコーティングと して有用である。
添付の図面において: 第1図は、実施例1記載の物質Aの水分蒸気透過速度対フィルム厚さのプロット である。
第2図は、実施例1記載の物質人の水分蒸気透過速度対フィルム厚さの逆数のプ ロットである。
第3図は、実施例1記載のシロキサンコポリマー添加物]を0.5重量%含む物 ′xAの水分蒸気透過速度対フィルム厚さの逆数のプロットである。
第4図は、実施例1記載のシロキサンコポリマー添加物■を0.5重量%含む物 質Aの水分蒸気透過速度対フィルム厚さの逆数のプロットである。
第5図は、0.5重量%のLi[lrを含む物質への水分蒸気透過速度対フィル ム厚さの逆数のプロットである。
第6図は、0.5重量%のシロキサンコポリマーl及び005重量%のLiBr を含む物fAの水分蒸気透過速度対フィルム厚さの逆数のプロットである。
本発明に従う物質は、ベースポリマー及びセグメント化されたブロックマルチポ リマー添加物を溶液に添加混合し、混合物をフィルムとして流し込むことにより 通常形成されるであろう、気化段階により溶媒を除去すると、高い水分蒸気能力 を持つ物質が得られるであろう。
ベースポリマーなしで用いられるとき、ブロックマルチポリマーは通常、溶媒に 溶解され、次にフィルムとして又はコーティングとして流し込まれるであろう、 この方法は、布帛上に水分蒸気透過性コーティングを形成するために特に好まし い。
本明細書において、「ベースポリマー」という言葉は、その水分蒸気透過性がブ ロックマルチポリマー添加物により変性されるポリマーを言う、そのようなベー スポリマーは、セグメント化された又はプロフクコポリマー、これらの混合物、 熱可塑性ホモポリマー又はホモポリマー混合物であることができ、可塑剤をも含 むことができる。たとえば、可塑化ポリ塩化ビニル及びポリエチレンがベースポ リマーとして使用できる。
本発明に従い用いうる典型的なベースポリマーとしては、ポリウレタン、ポリス ルホン、ポリエステル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリ  (アクリロニトリル−ブタジェン−スチレン)、ポリブタジェン、ポリイソプレ ン、スチレン−ブタジェン−スチレンブロックコポリマー、スチレン−イソプレ ン−スチレンブロックコポリマー、ポリ−(4−メチルペンテン)、ポリイソブ チレン、ポリメチルメタクリレート、ポリビニルアセテート、ポリアクリルニト リル、ポリビニルクロライド、ポリエチレンテレフタレート、セルロース及びそ のエステル又は誘導体などが挙げられる。
「セグメント化された」という言葉は、繰返し単位の比較的短い長さ、たとえば 約10より少いモノマー単位、好ましくは3より少いモノマー単位を言い、典型 的には一回より多く繰返えされ、ABABのような構造式を持つ。
ベースポリマーの好ましい類としては、ポリエーテルウレタン尿素、ポリエーテ ルウレタン及びポリエステルウレタンを含むポリウレタンが挙げられる。ポリウ レタン又はポリウレタン尿素は、ポリマー状エーテルグリコール及びジイソシア ネート、及び鎖延長ジアミン又はジヒドロキシ誘導体の反応生成物でありうる0 種々のタイプのイソシアネート(たとえば脂肪族の又は芳香族の)、グリコール (たとえばポリエチレン、ポリプロピレン又はポリテトラメチレンオキサイド) 、及び鎖延長剤(脂肪族の又は芳香族の)の使用により、ベースポリマーの構造 的特性を物質の最終用途に依存して変えることができる。
特に好ましいベースポリマーは、ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI) 、エチレンジアミン(ED) 、及びポリテトラメチレンオキサイド(PTMO )の重合から形成されるポリウレタン尿素である。
他のベースポリマーとしては、ポリエステル−ポリエーテル、ポリエステル(た とえばダクロン(商標))、ポリエーテル−ポリアミド、ポリアミド(たとえば ナイロン)、スチレン−イソプレン、スチレンブタジェン、熱可塑性ポリオレフ ィン、スチレン−飽和オレフィン、コポリエステル、エチレンビニルアセテート 、エチレンエチルアクリレート、アイオノマー、熱可塑性ポリジエンなどが挙げ られる。
本発明に従うセグメント化されたブロックマルチポリマーは、少くとも一つの硬 いセグメント、及び疎水性及び親水性成分を含む少くとも一つのコポリマー軟性 ブロックにより特徴づけられる本質的に線形のセグメント化されたコポリマー鎖 を含む、ブロックマルチポリマーは、熱硬化性タイプであっても、なくても良い 。
硬いセグメントは、長さが比較的短いことができ、典型的には1〜10の繰返し 単位を含む、好ましくは、硬いブロックは、その中で硬いセグメントが好ましい ポリウレタン尿素ベースポリマーを成す同じポリマーから選ばれたウレタンを含 むところのホモポリマーであろう、セグメント化されたブロックマルチポリマー が添加物として用いられるとき、添加物のウレタンセグメントとベースポリマー のウレタンの類似性は、該添加物を混合物中のベースポリマーと少くとも部分的 に相容性となすであろう。
ブロックマルチポリマーのコポリマー軟性ブロックは、疎水性及び親水性成分の 両者を含みうる。軟いブロックの疎水性成分は、たとえばテトラアルキレンオキ サイド又はポリジアルキルシロキサンでありうる。シロキサンコポリマーを形成 する技術は公知であり、たとえばノル(Mail) 、シリコーンの化学及び技 術(アカデミツクプレス、1968)により記述され、その開示がここに引用す ることにより含められる。他の適当な疎水性の軟いブロック成分としては、ポリ フルオルアルキル、アルキルシロキサン、ポリフルオルアルキル、アクリレート 及びメタクリレート及びこれらのコポリマー、ポリオレフィン、ポリジエン、ポ リフルオルカーボンなどが挙げられる。
軟いブロックの親水性成分は、ポリアルキレンオキサイド、ポリビニルアルカノ エート(たとえはポリビニルアセテート、ポリビニルプロピオネート)などであ りうる。
構成の好ましい第一の類は、軟いブロックが親水性及び疎水性成分の両者より成 るものである。好ましい親水性成分はポリエチレンオキサイド(PEO)であり 、好ましい疎水性成分はポリテトラメチレンオキサイド(P T M O)であ る、硬いセグメントは好ましくは、ジフェニルメタンジイソシアネートCMDI )とジアミン又ハシオールとの縮合生成物を含む、特に好ましい硬いセグメント は、MDI及びエチレンジアミンの硬いセグメントを含むであろう。
構成の好ましい第二の類は、軟いブロックが親水性及び疎水性成分、好ましくは 上述のPEO及びPTMO成分、及び別の疎水性成分、好ましくはポリジアルキ ルシロキサンを含むものである。
硬いセグメントは、上述したようなもの、すなわちMDIとジアミン又はジオー ルのコポリマーであろう。
第一の類の特に好ましい構成は、下記を含むであろう=15〜50%(重量)  硬いセグメント20〜45% ポリエチレンオキサイド(数平均分子量tooo 〜3000) 25〜65% ポリテトラメチレンオキサイド0〜2% 抗ブロッキング/湿れ 剤、好ましくは100% 第二の類の特に好ましい構成は、ウレタン硬性セグメント(MDIとブタンジオ ールから形成)、及びシロキサン(疎水性)、ポリエチレンオキサイド(親水性 )及びポリテトラメチレンオキサイド(疎水性)の軟いブロックを含む。
上述のブロックマルチポリマーに加えて、本発明に従う水分蒸気透過性物質は、 無機塩たとえば臭化リチウムを含むことができる。ポリウレタン尿素のための流 し込み溶媒に可溶な他の無機塩を用いうる。有機ポリマーと無機塩の両者を組み 合せて用いるこ待人昭61−502260 (5) とが好ましい。なぜなら、多くの場合にベースポリマーの水分蒸気透過速度が、 予期せざる量で高められるからである。
ベースポリマー(用いられるとき)に加えられるであろうブロックマルチポリマ ー添加物の各々の量は、ベースポリマー及び用いられる添加物に依存するであろ う、一般に、を機ポリマー添加物は、ベースポリマー及び添加物の両者を含む混 合物において少くとも0.5%(重量)のシリコーン(又は他の疎水性の軟いブ ロック成分>S度を達成する量で加えられるであろう、シリコーン(又は他の疎 水性の軟いブロック成分)含量は、0.1〜50%の間で変りうる。無機塩添加 物(もし用いられるなら)は一般に、ベースポリマー及び添加物の総てを含む混 合物において約0.5%(重量)の塩の最終濃度を達成する量で加えられよう。
無機塩の濃度は、0.01%〜1.0%の間で変りうる。
上述の濃度範囲において、本発明に従う添加物は、0.5ミル〜2゜Oミル(1 ミル−1/1000インチ−25,4001ミクロン)の厚さのフィルムにキャ ストされたときベースポリマーの水分蒸気透過速度の約10〜500%の増加を 起すであろう。
フィルムを成形するために、ベースポリマーは通常、適当な溶媒たとえばジメチ ルアセトアミド(DMAC) 、ジメチルホルムアミド(DMF) 、)ルエン /イソプロパツール、テトラヒドロフラン(THF)などに溶解される0次に添 加物が加えられ、そして慣用の方法に従い支持体上にフィルムが成形されるであ ろう。
溶媒の気化後に、本発明に従う物質を含むフィルムが残るであろう、類似の方法 がまた、熱可塑性フィルムを形成するために利用できる。
本発明に従い用いられるベースポリマーは、従来慣用的に知られているもの、す なわちポリウレタン、ポリエーテルウレタン尿素、ポリエーテルウレタン、ポリ エステルウレタン、ポリエステル/ポリエーテル、熱可塑性エラストマーなどあ ることができ、これらの多くはEstane (B、F。グッドリンチ社) 、 Pe1lethane(アップジョーン) 、)lytrel 及びLycra  5pandex (デュポン) (いずれも商標)として市販入手できる。
本発明に従うセグメント化されたブロックマルチポリマーは、ノシエイ (No shaV)とマングラス(McGratb) 、ブロックコポリマー概観及び決 定的調査(Block Copolyser Overview and Cr 1ticalSurvey) (アカデミツクプレス、1977)(この開示は 引用することによりここに含められる)記述される方法に従って化学的結合によ り連結された交番の硬いセグメント及び軟いブロック成分のプロンクコポリマー より適当に形成されうる。疎水性及び親水性の軟いブロック成分の各ポリマーの 繰返し単位の適当な数は、典型的には1〜100単位のオーダーであろう。
セグメント化されたブロックマルチポリマー添加物の調製の手順は、いくつかの 手順により行うことができ、それらは得られる生成物の構造が規定される程度に おいて異る。
一つの手順は、カンプリング反応の前に別の反応において作られた予め形成され たブロック又はセグメントの二つ(又はそれ以上)のカンブリングを包含する。
この手順は、もしカンプリング反応が類似のブロック又はセグメントが互いと反 応することを排除し、非類似のブロック又はセグメントが互にカンブリングする ことのみを許すなら、良く規定された構造と関係する。
もし二つの予め形成されたブロック又はセグメントが非M4Elのブロック又は セグメントと同様にそれら自身と反応する能力(カンプリング反応を介して)を 持つなら、別のカンプリング反応が起りえて、低度に規定された構造を結果する 。
単一の(又はそれ以上の)予め形成されたブロック又はセグメントがカップリン グ反応の間に作られた第二のブリング又はセグメントとカンブリングされる場合 、追加的カップリング反応が起りうる。この場合、調製のために用いられたそれ らの別々の反応のおかげで、予め形成されたブロック又はセグメントの当初の長 さは知られるが、コポリマーの分布の配列は正確には知られない。
なぜなら、カップリング及び鎖成長の両者が反応の間に可能であるからである0 本発明において用いられるこれら又は他のこのようなコポリマーを形成する適当 な方法は、上述のノシェイとマツグラスの文献に述べられている。
典型的な手順を下記に述べる: 反応器に、9.75 g (0,015モル)の線状の二官能性のヒドロキシ末 端ポリテトラメチレンオキサイド、72g(0,03モル)の線状の二官能性の ヒドロキシ末端ポリエチレンオキサイド/ポリジメチルシロキサンブロックコポ リマー、及び400w/のジメチルスルホキシドとメチルイソブチルケトンの1 =1 (体積/体積)混合物を入れる。混合物を75〜80℃に加熱し、ジメチ ルスルホキシドとメチルイソブチルケトンのl:1 (体積/体積)混合溶媒1 00+sJに溶解した3 7.5 g (0−15モル)のジフェニルメタンジ イソシアネート(MDI)を加える。撹拌し乾燥窒素パージ下に75〜80℃の 温度を3時間維持する0反応混合物を45℃に冷却し、次に1=1 (体積/体 積)のジメチルスルホキシド/メチルイソブチルケトン溶媒200腸i中の9. 5g(0,106モル)のブタンジオールを加える。45℃の温度を約2時間維 持する。水中での凝集によりポリマーを単離する。
上述の好ましい添加物は、好ましいベースポリマーにおいて用いられ、これはジ フェニルメタンジイソシアネート(MDI)、エチレンジアミン(ED)及びポ リテトラメチレゾオキサイド(PTMO)に基づく低ジュロメータ−のポリウレ タン尿素である。典型的な手順を下に概説する。
撹拌される、乾燥窒素でパージされた反応容器に、45℃で160 g (0, 034モル)のジフェニルメタンジイソシアネート、50.0 g ((102 5モル)のポリテトラメチレンオキサイド、及び100wfの無水ジメチルホル ムアミドを入れる。45℃の温度を1時間15分間維持する。?j!、を除き、 混合物を更に200sj!の無水ジメチルホルムアミドにより希釈し、0.54 g((LOQ9モル)エチレンジアミンを20分間かけて少しずつ加える。
典型的にはベースポリマーは、溶媒、好ましくはジメチルアセトアミドに溶解さ れるであろう、また添加物は、ベースポリマーの重量に基づき溶液に加えられる であろう、用いられる溶媒の量は、望むフィルムの厚さに少くとも部分的に依存 するであろう。
望まれるフィルムの厚さは、フィルムが用いられる最終用途に依存するであろう 。
ベースポリマーと有機ポリマー添加物の間の相容性は、一定のシリコーン軟性セ グメントを用いること及び混合物の成分の残りの化学を変えることにより制御さ れる。従って、もしベースポリマーがEstane5714 (商標)であれば 、添加物は低分子量シリコーンを含むポリマーであることができ、添加物の残部 はMDI、ブタンジオール及びP T M、 Oより成る。他方、コポリマー又 はポリマー中の同じシリコーン含量を用いてエチレンジアミン、ポリブチレンア ジペート及びMDiを含む添加物が同等濃度の同じEstane5714ベース ポリマーとの異る相容性を与えるかも知れない、従って、本発明に従い用いられ る添加剤及びベースポリマーの量及びタイプの選択は、本発明の教示に従って最 も効果的なMVTRを達成するよ′うに容易に決定されうる。
有機マルチポリマー添加物及びもし用いられるなら無機塩添加物に加えて、他の 添加物がフィルムの意図される用途に依存して混合物において用いられうる。た とえば、もしフィルムが火傷手当用具として用いられるべきであれば、水溶性の 浸出性物質を含めてやることが望ましいものでありうる。この方法において、水 溶性成分の含量が高くなればなる程、より高いMVTRが選ばれ、傷により作ら れた水による浸出性物質の溶解が起る。さらに、水溶性浸出性物質は、傷におけ る感染を除く又は遅らせるためにも働くであろう抗生物質のためのキャリアであ りうる。従って、傷における水による溶解および/または体熱による軟化及び流 れは、制御された放出様式で傷において抗生物質を分布させるであろう。
抗生物質は、フィルム成形溶液への添加前に水溶性浸出性物質と機械的に混合さ れることができ、又は水溶性浸出性物質に化学的に結合されることができる。
体の部分に一致するように関節及び手足上でフィルムが伸長されうるように高い 伸度及び優れた引裂き伝播を持ち、同時に手当用具に且り裂は目を伝播すること なく意図的に引裂かれる又は切断される能力を保持している本発明に従う傷手当 用具が作られる。
特に好ましい傷手当用具物質は、ベースポリマーとしてHytrel(商標、デ ュポン)として入手できるポリエーテル/ポリエステルエラストマーを含みうる 。特に好ましい傷手当用具は、水浸出性成分であるポリエチレングリコールと共 に本発明に従うシリコーン含有ブロックコポリマー添加物を用いて形成されうる 。たとえばHytrel 40 Dは、溶液を増粘するためにCab 0−Si 1発煙シリカのようなチキソトロープ添加物と共にメチレンクロライドに溶解さ れうる。ポリエチレングリコールを加えることができ、これはまた系の極性を増 す、これは、一方、チキソトロープ剤としてのCab −0−Si 1の有効性 を増す。
本発明に従い形成された布帛は、液状の水に対する低い透過性、水蒸気に対する 高い透過性、高い引張り強度及び伸度を持つであろう、一般に、織物は、セグメ ント化されたブロックマルチポリマー又はベースポリマーとブロックマルチポリ マー添加物の混合物のいずれかを含む組成物により慣用のコーティング法でコー ティングされるであろう0本発明に従う組成物は、優れた接着特性、及びコーテ ィングされた織物を容易に縫えるようにするタッキネスのなさの故に織物コーテ ィングとして特に有利である。加えて、バルクの組成物の粘度は、コーティング 技術のために取扱いを容易にする範囲にある。最後に、コーティングされた織物 は、好ましい風合を持ち、かつ特徴的な仮様の風合を持つ従来の水不透過性合成 物質よりもより有様の感触を持つ、特定の理論により本発明を限定することを意 図しないが、市販入手できる水不透過性のコーティングされた布帛は微孔性であ り、一方、本発明に従うコーティングされた布帛は好ましい有様風合を与える水 蒸気透過性物質の実質上連続した(solid)シートを形成し、同時に防汚性 及び液状水不透過性を改善する0本発明に従うコーティングされた織物は、雨具 、揚重、靴上部皮(トップ)、テーブルクロス、防水布、化学薬品に対して不透 過の衣類のための保護芯材料、及び液体たとえば水の不透過性及び水蒸気透過性 が望まれる同様の用途のために有用である。
好ましい実施態様を述べるために、下記の実施例を示すが、それに発明を限定す ることを意図するものではない。
実施例1 ベースポリマーとしてポリウレタン尿素を用いる高い水分蒸気透過速度ポリマー 皇1 ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)、エチレンジアミン(ED)及び ポリテトラメチレンオキサイド(PTMO)に基づく低ジュロメータ−のポリウ レタン尿素Aの5つの溶液が、ジメチルアセトアミド(DMAC)中で調製され た。変性剤がウレタンポリマーの重量に基づきウレタン溶液に加えられ、下記の 溶液が得られた: a)A b)0.5%ポリシロキサン(1)を含むAc)0.5%ポリシロキサン(II )を含むAd)0.5%臭化リチウムを含むA e)0.5%ポリシロキサン(I)及び0゜5%臭化リチウムを含むA コポリマー(1)は、ウレタン硬性ブロック及びシリコーン及びポリエチレンオ キサイド軟性ブロックより成る。コポリマー■は、28重量%のポリシロキサン を含み、これはAへの1.78%のコポリマーの添加を、0.5%ポリシロキサ ン濃度を与えることに等しくする。コポリマー■は、ウレタン及びシロキサンブ ロックのみから成る。■は50%のシリコーンを含み、これはAへの1.0%の コポリマーの添加を、0.5重量%シリコーン濃度を与えることに等しくする。
臭化リチウムは、DMACの極性及び溶媒強度を増す塩である。
0.5ミル〜2.0ミルの間で0.5ミルずつ増す厚さのフィルムが、溶液から ナイフオーバーロール法により剥離紙上で成形(キャスト)された。75±5℃ に維持された5足対流オーブンを備えられたタルボーイズ(Talboys)ウ ェブコーターが、フィルムキャスティング手順で用いられた。
完全に硬化されたキャストフィルムは、剥離紙から取外された。
フィルムの厚さを測定するために、±o、 o o o sインチ精度のマイク ロメーターが用いられた。
テスト片の水分蒸気透過速度(MVTR)を測定するために、フィッシャー/ベ イン(Fisher/PayIIe) i3通過カップが用いられた。10aj !の蒸留水がフランジ付カップに分配された。試料の円盤をカンプフランジ上に 置き、ブチルゴム密閉ガスケット及び金属フラットリングを続いて置いた。試料 、ガスケット及びリングは、緊密なシールを保証するに十分な圧力で三つのクラ ンプによりカップフランジに固定された。
支持されていないキャストフィルムのMVTRは、ASTME−96、ゾロセジ ュアBWの標準テスト条件により測定された。
この手順は、2sil℃、50±2%相対湿度で物質をテストすることを含んだ 、カップは逆さにされて、蒸留水がフィルムの内表面を被うようにした。逆さに されたカップの表に500フィート/分で空気が連続的に循環された。
試料は、テスト前に23℃、50%RH,で24時間コンディショニングされた 。各キャストフィルムからの5つの片のMVTRが測定された0組立てられたカ ップは、テスト室内に1時間置かれた。温度、空気速度及び相対湿度が記録され た。この期間の終りに、各カップは0.1■まで正確に秤量された。カップは逆 さにされ、テスト室に2時間戻され、再び秤量された。各カップのMVTRは、 式(lから計算された。
MvTR= (g)(24時間) / (t) (A、)ここでg=テストの間 の重量変化(g)【=分析の時間(時間) 詩人昭61−502260 (7) A−テスト面積(カップロ面積) Car>コーティング及びテスト法の再現性 を調べるために、各フィルムは、離れた3日において分析された。
各溶媒キャストフィルムのMVTRの平均及び標準偏差(N−5)は、表1に含 まれている。
表1 支持されていないキャストフィルムのMVTR”MVTR(/rd/24  J) サンプル/Hさく名目) テスト1 テスト2 テスト3(N−5)X−±σ  X−土σ X−±σ ポリウレタン尿素(A) 0゜5w1l 3555±254 2964±217 3844土2561.0 m1l 2282±198 1925±84 2348±3211、、5 si  1 1535±94 1378±138 1303±592.5腸i1 12 10±83 1355±312 1143±123Am10.5%シロキサン( 1) 0.5腸il 5063±116 4198±384 5581±3461、  Oail 2641±163 2015±179 2210土1841.5霧i 1 1312±103 1188±54 1707±128乙0sil 145 5±78 1086±126 2498±373Am10.5%シロキサン(+ 1) 0.51目 3018±154 3315±246 3704±4971゜0m 11 1925±291 2598±159 2268±12715働i1 1 1.44土II9 135?±673 1478±532、 Oail 135 8±83 1204±137 1105±90車MVTR−水分蒸気透過速度 Awlo、5%臭化リチウム 0.5■il 4517±90 4622±979 4478土4471.01 目 2838±295 2436±295 2883±2341、5 mi 1  1765±88 2040±224 3073±6472、01li1 10 52±71 1459±114 1.410±60Aw10.5%シロキサン( 1)及び0.5%臭化リチウム0、5 mil 5703±560 1゜O1li1 4034±608 1.5 mil 1642±160 2、(1+il このデータは、離れた3日おいて測定されたMVTRの平均及び標準偏差及び厚 さ測定値(N−15)を計算することにより、表2に示すように更に換算された 。
表2 支持されていないキャストフィルムのMVTRo、 6 mi 1 34 54±4490.97m1l 2185±227 1、5 l1il 1405±118 2、 Oail 1236±108 108A、5%シロキサン(1) 0、6 ail 4947±699 0.93+iil 2289±320 1.43m1l 1402±271 2、 Oail 1271±261 Aw10.5%シロキサン(n) 0、5 wil 3346±344 0.97m1l 2261±332 1、5 mail 1326±169 L(1+il 1222±128 Aw/(L5%臭化リチウム 0、5 mil 4539±74 0.93m1l 2719±246 1.35m1l 1903±194 2.0鵬il 1305±220 Aw10.5%シロキサン(1)及びO05%臭化リチウム(li = 5)O 15謄i l 5703±560 1゜0sil 4034±608 1゜5霞if 1642±160 L0m1l データは、フィルム厚さの関数としてMVTRをプロットすることによりグラフ 的に表示された(第1図)、回帰分析は、最良の適合を持つ、べき乗曲線を与え た。データを分析する別の方法は、フィルム厚さの逆数の関数としてMVTRを プロットすることであり、二変数の間の線形関係を結果する(第2〜6図)、最 良適合の線形回帰の勾配は、通過係数であり、所与の厚さにおけるMVTRの理 論値を予言するための重要な量である0分析的に、線の勾配は、yの変化をXの 変化で割ることにより、つまりこの場合ではMVTRをフィルム厚さの逆数で割 ることにより計算できる。この数がだんだん大きくなるとき、それはフィルム厚 さの少しの減少がMVTRの大きな増加をもたらすことを意味する。
表3は、回帰分析の勾配及びy切片から計算された、0.5ミル(sit)フィ ルムの線形回帰線の勾配及びMVTR値を含む。
表30.5ミルフィルムの線形回帰線の勾配及び計算されたMVTI? 試 料 勾配 MVTR ■ま土Z亘/B蔗瀾 −工り乙キ乙ハ吸間)A 1948 4081 Aw10゜5%シロキサンロ→ 2575 4866AM10.5%シロキサン (II ) 1450 3416Aw10.5%Li Br 2185 459 8A−70,5%シロキサン(1) 及び0.5%LiBr 2731 5914表3から、勾配値が増すとき0.5 ミルフィルム厚さにおける内挿されたMVTR値も増すことが明らかである。布 帛コーティング及び傷手当用具フィルムは、使用の間の最大の快適さのために大 きな水分蒸気透過速度を要する。結果は、下記のことを示す:コポリマー■は、 ベース物質のO05ミルMVTRを20%増加させた。ポリウレタン尿素Aに加 えられたIと臭化リチうムの組合せは、変性されていないAと比べてMVTRを 45%高め、一方、ポリウレタン尿素A単独は変性されていないポリマーに比べ てMVTRを19%高め、LiBr単独はMVTRを13%高めた。
すなわち、MVTRの向上においてコポリマー■と臭化リチウムの間に相乗効果 があることが判る8ML水性ポリエチレンオキサイドブロックを含まないコポリ マー■ば、Aに加えられたとき実際1、:MVTRを低減し、MVTR向上のた めに添加物の必要な親木性/疎水性構造を例示した。無孔性フィルムを通過する 透過性は一透過物の拡散性及びフィルム物質中のその溶解性の積である。透過性 は、もし拡散性又は溶解性が増大されるなら、第二の量がプロセスにおいて減少 されない限り増大されるであろう。
本発明に従う添加物の能力は、水分通過性(すなわちMVTR)を高めると考え られ、これは添加物が加えられるポリマー中の水の溶解性及び拡散性の両者を添 加物が高める事実による。実施例1のコポリマー(添加物I及び■)中のシリコ ーン成分が、拡散性の向上に責任がある。低いガラス転移温度、〜−130℃、 及び異常に柔軟な骨格鎖を持つシリコーンは、ガス及び任意の普通のポリマーの 蒸気に対する最大の拡散性を持つ、他方、それは疎水又は撥水性であり、またそ れ自体とベースポリマーの配合物の水溶解性を、拡散性における利得を埋め合せ る以上の量で実際に低減できる。すなわち、ポリマー添加物■がポリウレタン尿 素に加えられるとき、正味の作用はMVTRの減少である。ポリマー添加物yは 、シリコーン(疎水性)及びポリエチレンオキサイド(親水性)ブロックの両者 を含む、ポリエチレンオキサイドホモポリマーは、極端に水溶性である。ベース ポリマーにおけるその存在は、シリコーン以上に水溶解性を高めるようである。
実施例2 ベースポリマーとしてポリエステルウレタン、ポリエーテルウレタン及びセグメ ント化されたポリウレタン尿素を用いる高い水分蒸気透過速度のフィルムのtA 製 ε5tane5707 (商標、B、F。グッドリンチ社、ポリエステルウレタ ン)のO−5ミル厚さフィルムが、基材としてマイラー(Mylar)を用いて ウェブコーターでキャストすることにより作られた。このフィルムの水分蒸気透 過速度は、24時間で1482g/n(、標準偏差は118であった。硬いセグ メントとしてMDI及びブタンジオール及び軟いセグメントとしてポリジメチル シロキサン及びポリテトラメチレンオキサイドを含むコポリマー(II)の形の 0.5%のシリコーンを含む同じフィルムは、2173±157g/rdの水分 蒸気透過速度を与えた。これば、約1〜1.5%の三元ポリマー(約0.5%の シリコーンの添加に相当)の添加による水分蒸気透過速度の46.6%増加であ る。
純粋のシリカを含まないシリコーンでのMVTR測定から、MVTRは、シリコ ーン成分について24時間で25128 g/rdであると想定されうる。これ は、1Estane5707とシリコーン配合物との間の重みつき平均を計算す るために用いうる。この計算から、MVTRは24時間で僅か1600g/iで あろうと予測される。1600と2173の間の差は、ブロックコポリマーの形 のシリコーンの添加により起されたMVTRの予期せぬ38.6%の増加である 。
添加物■の疎水性/親水性の、つまりいわゆる両性又は双性の構造の結果は明ら かに、透過性の二つの項目が同時に増加されることである。すなわち、タイプ■ の添加物がベースポリマーと組合わされるとき、それらはそのベースポリマーを 通る水の拡散性及びそのベースポリマー中の水の溶解性を増す、従って、これら 二つの量の積、透過性も著しく増大される。
第二の例において、PTMO,ブタンジオール及びMDIに基づくポリエーテル ウレタンであるEstane5714 (商標)が用いられる。に粋な物質の0 .5ミルフイルムについて、24時間で3097±214g/d(DMVTRが 得られた。0.5ミル厚さの同じEstane 5714キヤストで、しかしこ こではシリコーン/PEOMDt/ブタンジオール三元ポリマー(1)の形で0 .5%シリコーンを含むフィルムは、24時間で4895±475 g/rdの MVTRを与えた。これは、変性されていないEstane5714に比べて5 9%の総体的増加である。再び重みつき平均アプローチを用いて、配合物のMV TRは24時間で僅が3289 g/rdであると予想される。従ってMVTR の1606g/rd/24時間の増加、すなわち重みつき平均から予測される値 に対して予期せぬ48.8%の増加が得られた。
第三の例において、Biomar (商標、セグメント化されたポリウレタン尿 素)が用いられた。この物質の0.5ミル厚さのシートは、3170±243g /rrrのMVTRを与え、一方、上の二つの例で用いられた三元ポリマー(1 )の形の0.5%シリコーンを含む同じ物質は、24時間で3963±160g /rrfを与え、非変性Biomarに対し25%のMVTR増加であった0重 みつき平均つまり予測された値は、24時間で3295g/rrfである。これ は、添加物により起されたMVTRの20.3%の予期せぬ増加を示す。
実施例3 ベースポリマーとしてポリエーテルポリエステルエラストマーを用いて高い水分 蒸気透過のフィルムの調製40 D Hytrel (商標、デュポン)物質を 溶解するためにメチレンクロライドが用いられうるが、しかしその限られた溶解 性の故に約11%より上の固形分含量では調製できない、〜1o%1%分で安定 な得られる希釈溶液は、フィルム調製で容易に取扱うためにはあまりに低い粘度 を持つ、 Cab −0−Sif発煙シリカをメチレンクロライド溶液と一緒に することにより、適当な粘度が達成されうる。溶媒に基づ(Hytrel溶液は 比較的非極性なので、Cab −0−5i1は、最高に有効な増粘剤ではない、 低分子量ポリエチレングリコールは、極性で水溶性の、無害で非毒性の物質であ る。上述の溶液へのこれらの添加は、Cab −0−3t 1の増粘作用を高め るために働らく、それらは水溶性である故に、それらは水性環境中で除去でき、 そのような添加物の不存在のときよりもよりフィルムをより多孔性にする。
実施例1に従うシリコーン含有ブロックコポリマー添加物(すなわち添加物■) を含む同じ火傷手当用具物質が、ポリエチレングリコールを用いて作られた。こ れは、傷への粘着が最小にされなければならないところの火傷用途で有用であろ う、また、このフィルムは、手当用具分野で望ましい平滑なすべりゃすい感触を 特徴とする。
実施例4 ベースポリマーなしでシロキサンを含む高蒸気透過フィルムの調製 反応器に、窒素下で35g(0−0244モル)のポリエチレンオキサイド、1 00g(0,0492モル)のポリテトラメチレンオキサイド、15 g (0 −0006モル)のポリジメチルシロキサン/ポリエチレンオキサイドブロック コポリマー、32oIIIlのジメチルホルムアミドを入れ、45℃に加熱する 0次に26.0g(0,1040モル)のp、p’−ジフェニルメタンジイソシ アネートを加え、混合物を攪拌下に45±3℃に3時間維持する。加熱を止め、 反応器に0.6611J (0,009モル)のエチレンジアミンを加え、すぐ 誘いて355mj!のジメチルホルムアミドを加え、その間に発熱を50℃より 下に制御するよう注意を払う、約10分間間隔で、エチレンジアミンの残部を下 記のスヶジェールで加える: 第1添加(上述) 0゜66■E 第2添加 0゜66紹! 第3添加 0.33−! 第4添加 Q、33al1 合計 1.98mJ (0゜0297モル) 詩人昭El;1−502260 (g)最終添加の後、約1時間反心理合物は攪 拌される。フィルム形成性の熱可塑性物質が得られ、下記の特性を持つ: MV TR−0,5ミルフイルムについて15283g/n?/24時間、ヤング率− 6]、 O±38PSI、引張り強度−4514PSI、最終伸度−1,085 ゜ 実施例5 ベースポリマーなしのシロキサンを含む高蒸気透過フィルムの調製 反応器に、58.0g (0,0405モル)のポリエチレンオキサイド、71 ゜Og(0,0349モル)のポリテトラメチレンオキサイド、1.7 g ( 0,0007モル)のポリジメチルシロキサン/ポリエチレンオキサイドブロッ クコポリマー、及び250mAのジメチルホルムアミドを入れ、45±3℃に加 熱する。31.8g(0,1272モル)のp、p’−ジフェニルメタンジイソ シアネートを加え、攪拌下に45℃に3時間維持する0次に、350sjのジメ チルホルムアミドを加え、続いて100腸iのジメチルホルムアミド中に溶解さ れた3、42mj!のエチレンジアミンの溶液を約0゜5時間かけてゆっくり加 える0反応温度は、鎖延長剤の添加の間中50℃より下に維持される。鎖延長に 続いて、溶液を更に1時間攪拌する。これは、下記の特性を持つフェニル形成性 物質を与える二MVTR−0.5ミルフィルムについて36243g/d724 時間、ヤング率=1194±95PSI、引張り強度−3156±176PSI 、最終伸度(%)−1046±59゜湿ったフィルム(24時間水浸漬)のヤン グ率−858±50PS■、湿ったフィルムの引張り強度=2484f97PS I、最終伸度(%)−1204±63゜ 実施例6 シロキサンなしかつベースポリマーなしの高蒸気透過フィルムの調製 窒素パージした反応器に、574g (0−0404モル)のポリエチレンオキ サイド、72.8g(0,0358モル)のポリテトラメチレンオキサイド、及 び250w+j!のジメチルホルムアミドを入れ、温度を45+3℃に上げる0 次に31゜8g(0,1272モル)のp、p’−ジフェニルメタンジイソシア ネートを加え、混合物を45℃で3時間撹拌する。
次に更に350m1のジメチルホルムアミドを加え、続いて100m1lO)ジ メチルホルムアミド中(D3.07 g (0−0510モル)のエチレンジア ミンの溶液を0.5時間かけてゆっくり加える。
溶液温度を、鎖延長剤の反応の間中50℃未満に維持する。
鎖延長剤の添加完了後、混合物を更に1時間攪拌する。これは、下記の特性を持 つフィルム形成性物質を与える:M V T R−(L 5ミルフイルムについ て、21738 g / m/24時間ヤング率−998±67psi 引張り強度−3414±228pai 最終伸度(%)−937±30 湿ったフィルムのヤング率(24時間水浸漬)−854±60 psi湿ったフ ィルムの引張り強度−3232±105psi湿ったフィルムの最終伸度(%” )−1156±89実施例7 ベースポリマーなしのシロキサンを含む高蒸気透過フィルムの調製 反応器に窒素雰囲気下で、39.7g (0,0277モル)のポリエチレンオ キサイド、38.2g (0,0188モル)のポリテトラメチレンオキサイド 、1.6g ((10007モル)のポリジメチルシロキサン/ポリエチレンオ キサイドブロックコポリマー、及び615g (0,2458モル)のp、p’ −ジフェニルメタンジイソシアネート、及び200 鵬lのジメチルホルムアミ ドを加え、次に42±3℃に加熱した。この温度を3時間攪拌下に維持し、次に 更に6Q*j!のジメチルホルムアミドにより希釈する。
次に7511iのジメチルホルムアミド中17) l 7−9 g (0,19 87モル)の1.4−ブタンジオールを別のロートに入れ、このブタンジオール 溶液の約3/4を反応混合物に加える。1時間後に溶液の残部を加え、混合物を 更に2時間反応させる。下記の特性を持つフィルム形成性物質が得られた。
M V T R−(15ミ)Lt74)LtLqさT:161 B g/rd/ 24時間ヤング率=3915±257psi 引張り強度−438Eipsi 最終伸度(%)=729±31 湿ったフィルム(24時間水浸漬)のヤング率= 3767±128psi湿っ たフィルムの引張り強度−3592±151ps+湿ったフィルムの最終伸度( %)=756±37゜MVTR(6/M2/24 HR) 符表昭61−502260 (10) MVTR(6/M2/241−IR) MVTR(6/M2/24 HR) MVTRC3IM2/24 HR) MVTR(6/M2/24 HR) 手続補正書(方式) %式% 2゜発明の名称 水蒸気透過性物質 3、補正をする者 事件との関係 出願人 5、補正命令の日付 昭和61年7月8日国際調査報告

Claims (40)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.ベースポリマー及びセグメント化されたブロックマルチポリマー添加物を含 む水分蒸気透過性物質において、上記添加物が、少くとも一つの硬いセグメント 、及び疎水性及び親水性成分を含む少くとも一つのコポリマー軟性ブロックによ り特徴づけられる実質上線状のセグメント化されたコポリマー鎖を含むところの 上記の水分蒸気透過性物資。
  2. 2.ベースポリマーが、ポリウレタン、ポリスルホン、ポリエステル、ポリエチ レン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリ−(アクリロニトリルブタジェン− スチレン)、ポリブタジェン、ポリイソブレン、スチレン−ブタジェースチレン 、スチレン−イソブレン−スチレン、ポリ−(4−メチルーペンテン)、ポリイ ソブチレン、ポリメチルメタクリレート、ポリビニルアセテート、ポリアクリロ ニトリル、ポリビニルクロライド、ポリェチレンテレフタレート、セルロース及 びセルロースエステルより成る群から選ばれる請求の範囲第1項に従う物質。
  3. 3.ベースポリマーが、ポリウレタン、ポリエーテルウレタン尿素、ポリエーテ ルウレタン又はポリエステルウレタンから選ばれたポリウレタンである請求の範 囲第2項に従う物質。
  4. 4.ベースポリマーが、ジフェニルメタンジイソシアネート、エチレンジアミン 及びポリテトラメチレンの重合から形成されたポリウレタン尿素を含む請求の範 囲第3項に従う物質。
  5. 5.硬いセグメントが、ポリウレタン、ポリエーテルウレタン尿素、ポリエーテ ルウレタン及びポリエステルウレタンより成る群から選ばれたホモポリマーであ る請求の範囲第3項に従う物質。
  6. 6.軟いブロックの疎水性成分がポリジアルキルシロキサン、ポリテトラアルキ レンオキサイド、ポリフルオルアルキル、アルキルシロキサン、ポリオレフィン 、ポリジエン又はポリフルオルカーボンである請求の範囲第5項に従う物質。
  7. 7.軟いブロックの親水性成分がポリアルキレンオキサイド又はポリビニルアル カノエートである請求の範囲第6項に従う物質。
  8. 8.疏水性成分がポリジアルキルシロキサンを含み、親水性成分がポリアルキレ ンオキサイドを含む請求の範囲第7項に従う物質。
  9. 9.フィルムの形の請求の範囲第1項に従う物質。
  10. 10.フィルムが5.0ミル未満の均一の厚さを持つ請求の範囲第9項に従う物 質。
  11. 11.ベースポリマー及びセグメント化されたブロックマルチポリマー添加物を 含む傷手当用具において、上記添加物が、少くとも一つの硬いセグメント、及び 疎水性及び親水性成分を含む少くとも一つのコポリマー軟性ブロックにより特徴 づけられる実質上線状のセグメント化されたコポリマー鎖を含み、上記ベースポ リマーがポリウレタン、ポリスルホン、ポリエステル、ポリエチレン、ポリブロ ビレン、ポリスチレン、ポリ−(アクリロニトリルブタジエン−スチレン)、ポ リブタジエン、ポリイソブレン、スチレン−ブタジエン−スチレン、スチレン− イソブレン−スチレン、ポリ−(4−メチルーペンテン)、ポリイソブチレン、 ポリメチルメタクリレート、ポリビニルアセテート、ポリアクリロニトリル、ポ リビニルクロライド、ポリエチレンテレフタレート、セルロース及びセルロース エステルから選ばれるところの上記手当用具。
  12. 12.ベースポリマーがポリウレタン、ポリエーテルウレタン尿素、ポリエーテ ルウレタン又はポリエステルウレタンから選ばれたポリウレタンである請求の範 囲第11項に従う手当用具。 。
  13. 13.ベースポリマーがジフェニルメタンジイソシアネート、エチレンジアミン 及びポリテトラメチレンの重合から形成されたポリウレタン尿素を含む請求の範 囲第12項に従う手当用具。
  14. 14.硬いセグメントがポリウレタン、ポリエーテルウレタン尿素、ポリエーテ ルウレタン及びポリエステルウレタンより成る群から選ばれたホモポリマーであ る請求の範囲第12項に従う手当用具。
  15. 15.軟いブロックの疎水性成分が、ポリジアルキルシロキサン、ポリテトラア ルキレンオキサイド、ポリフルオルアルキルアルキルシロキサン・ポリオレフィ ン、ポリジエン又はポリフルオルカーボンである請求の範囲第14項に従う手当 用具。
  16. 16.軟いブロックの親水性成分がポリアルキレンオキサイド又はポリビニルア ルカノエートである請求の範囲第15項に従う手当用具。
  17. 17.疎水性成分がポリジアルキルシロキサンを含み、親水性成分がポリアルキ レンオキサイドを含む請求の範囲第16項に従う手当用具。
  18. 18.繊維ウェブ及び該ウェブの少くとも一つの表面上の均一コーティングを含 むコーティングされた布帛において、上記コーティングがベースポリマー及びセ グメント化されたブロックマルチポリマー添加物を含み、該添加物が、少くとも 一つの硬いセグメント、及び疎水性及び親水性成分を含む少くとも一つのコポリ マー軟性ブロックにより特徴づけられる実質上線状のセグメント化されたコポリ マー鎖を含み、 ベースポリマーがポリウレタン、ポリスルホン、ポリエステル、ポリエチレン、 ポリブロビレン、ポリスチレン、ポリ(アクリロニトリルブタジエン−スチレン )、ポリブタジエン、ポリイソブレン、スチレン−ブタジエン−スチレン、スチ レンイソプレン−スチレン、ポリ−(4−メチルーペンテン)、ポリイソブチレ ン、ポリメチルメタクリレート、ポリビニルアセテート、ポリアクリロニトリル 、ポリビニルクロライド、ポリエチレンテレフタレート、セルロース及びセルロ ースエステルから選ばれる上記コーティングされた布帛。
  19. 19.ベースポリマーがポリウレタン、ポリエーテルウレタン尿素、ポリエーテ ルウレタン又はポリエステルウレタンから選ばれたポリウレタンである請求の範 囲第18項に従う布帛。
  20. 20.ベースポリマーがジフェニルメタンジイソシアネート、エチレンジアミン 及びポリテトラメチレンの重合から形成されたポリウレタン尿素を含む請求の範 囲第19項に従う布帛。
  21. 21.硬いセグメントがポリウレタン、ポリエーテルウレタン尿素、ポリエーテ ルウレタン及びポリエステルウレタンより成る群から選ばれたホモポリマーであ る請求の範囲第19項に従う布帛。
  22. 22.軟いブロックの疎水性成分がポリジアルキルシロキサン、ポリテトラアル キレンオキサイド、ポリフルオルアルキル、アルキルシロキサン、ポリオレフィ ン、ポリジエン又はポリフルオルカーボンである請求の範囲第21項に従う布帛 。
  23. 23.軟いブロックの親水性成分がポリアルキレンオキサイド又はポリビニルア ルカノエートである請求の範囲第22項に従う布帛。
  24. 24.疎水性成分がポリジアルキルシロキサンを含み、親水性成分がポリアルキ レンオキサイドを含む請求の範囲第23項に従う布帛。
  25. 25.(a)ベースポリマーとセグメント化されたブロックマルチポリマー添加 物の混合物を用意すること、ここで該添加物は、少くとも一つの硬いセグメント 、及び疎水性及び親水性成分を含む少くとも一つのコポリマー軟性ブロックによ り特徴づけられる実質上線状のセグメント化されたコポリマー鎖を含むこと、( b)段階(a)からの混合物を物品へと成形することの工程を含む水分蒸気透過 性の物品を作る方法。
  26. 26.段階(b)が上記混合物をフィルムヘと成形することを含む請求の範囲第 25項に従う方法。
  27. 27.段階(b)が上記混合物を繊維ウェブ上にコーティングすることを含む請 求の範囲第25項に従う方法。
  28. 28.ベースポリマーがポリウレタン、ポリスルホン、ポリエステル、ポリエチ レン、ポリブロビレン、ポリスチレン、ポリ(アクリロニトリルブタジエン−ス チレン)、ポリブタジエン、ポリイソブレン、スチレン−ブタジエン−スチレン 、スチレン−イソブレン−スチレン、ポリ−(4−メチルーべンテン)、ポリイ ソブチレン、ポリメチルメタクリレート、ポリビニルアセテート、ポリアクリロ ニトリル、ポリビニルクロライド、ポリエチレンテレフタレート、セルロース及 びセルロースエステルより成る群から選ばれる請求の範囲第25、26又は27 項に従う方法。
  29. 29.ベースポリマーがポリウレタン、ポリエーテルウレタン尿素、ポリエーテ ルウレタン又はポリエステルウレタンから選ばれたポリウレタンである請求の範 囲第28項に従う方法。
  30. 30.ベースポリマーがジフェニルメタンジイソシアネート、エチレンジアミン 及びポリテトラメチレンの重合から形成されたポリウレタン尿素を含む請求の範 囲第29項に従う方法。
  31. 31.硬いセグメントがポリウレタン、ポリエーテルウレタン尿素、ポリエーテ ルウレタン及びポリエステルウレタンより成る群から選ばれたホモポリマーであ る請求の範囲第29項に従う方法。
  32. 32.軟いブロックの疎水性成分がポリジアルキルシロキサン、ポリテトラアル キレンオキサイド、ポリフルオルアルキル、アルキルシロキサン、ポリオレフィ ン、ポリジエン又はポリフルオルカーボンである請求の範囲第31項に従う方法 。
  33. 33.軟いブロックの親水性成分がポリアルキレンオキサイド又はポリビニルア ルカノエートである請求の範囲第32項に従う方法。
  34. 34.疎水性成分がポリジアルキルシロキサンを含み、親水性成分がポリアルキ レンオキサイドを含む請求の範囲第33項に従う方法。
  35. 35.少くとも一つの硬いセグメント、及び親水性及び疎水性成分を含む少くと も一つのコポリマー軟性ブロックにより特徴づけられる実質上線状のセグメント 化されたコポリマー鎖を含む水分蒸気透過性のセグメント化されたブロックマル チポリマー。
  36. 36.硬いセグメントが、ジフェニルメタンジイソシアネートとジアミン、及び ジフェニルメタンジイソシアネートとジオールの縮合生成物より成る群から選ば れたホモポリマーである請求の範囲第35項に従うマルチポリマー。
  37. 37.親水性成分がポリエチレンオキサイドを含み、疎水性成分がポリテトラメ チレンオキサイドを含む請求の範囲第36項に従うマルチポリマー。
  38. 38.軟いブロックがポリジアルキルシロキサン疎水性成分を更に含む請求の範 囲第37項に従うマルチポリマー。
  39. 39.15〜50%(重量)の硬いセグメント20〜45%のポリエチレンオキ サイド(数平均分子量1000〜3000) 25〜65%のポリテトラメチレンオキサイド(合計1100%) を含む請求の範囲第37項に従うマルチポリマー。
  40. 40.2重量%までのポリジメチルシロキサンを更に含む請求の範囲第39項に 従うマルチポリマー。
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