JPS61501697A - 成形シ−ト材料 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 本発明は、成形シート材料及びそれから作られるサイドウオール及びフロア乃至 デツキ、特に、しかしそれに限定されないが、側壁の高いトラック、トレーラ− 及びコンテナの製造に用いるものに関する。

トラック、トレーラ−及びコンテナの成形側壁部はスチールシートから形成され ることは良く知られている。

該スチールシートは、強度を得るために垂直方向に延びる波形を付けられており 、該シートの不利な点は、風に対する抵抗が大きく、燃料消費が増加するという ことである。更に、斯かる乗物の使用者は、該側壁に彼等の名称を又は名前を記 載しようとするが、波形の側壁に塗装したり或いはそこに書いたものを読むこと は困難である。

本発明の１つの目的は、実質的に平滑な外面を提供する成形側壁部を提供するこ とにある。

本発明の他の目的は、深さは浅いが比較的高強度のフロア乃至デツキを提供する ことにある。

１艶立亘１ 本発明によれば、断面が実質上三角形の複数の平行な変形部を有する成形シート 材料が提供される。該三角形のベース部分は、シート本体から隔てられており、 各変形部の頂点部分は、シート材料本体が変形されるその部分において密接に突 き合わせられる湾曲せしめられたシート材料の面によって形成されている。

長手方向に沿う面がテーバ付された木材ストリップが、隣り合う前記変形部の間 に配置され、該木材ストリップのテーバ而が該変形部の側部に突合せられること が望ましい。

また本発明によれば、成形シート材料の成形方法にして、一連のＵ字形チャンネ ルを一度にひとつづつ形成するためにシート材料をプレスへ通過させるステップ 、前記変形部のウェッブの長手方向に沿って一連のくぼみを形成するステップ、 前記Ｕ字形部を双方のリム（ｌｉｍｂ）頂部を互いに内側へ押すことによって変 形させ三角形部を形成するステップ及び一方のサイドのリムの頂部を他方のリム との出会いラインを越えて押し動かすステップ、引続き該第２のリムを同様に前 記第１のリムの方に押して三角形の補強メンバ部分を形成し、該各三角形部の頂 点は前記双方のリムの頂点が互いに密接に突合せられて形成されるようにするス テップとを備えた方法が提供される。

各Ｕ字形部のウェッブはリムの方へ向は凹面に形成されていることが好ましい。

以下に本発明の実施例を図面を参照して説明する。

１１ユｉ皇皇旦ｊ 第１図は、本発明による成形シート材料によって形成された背の高い側壁部を有 する乗物の側壁の側面部である。第２図は、第１図の■−■線に沿う前記側壁の 断面の拡大平面図である。第３図から第６図は、シート材料の変形の作業順序を 示す図である。第７図は成形シート材料から形成され板張り補強されたフロア乃 至デツキの断面の平面図である。

第８図は、第７図のＶｌ−Ｖｌ線に沿うフロア／デツキの拡大一部所面図である 。第９図はフロア／デツキを詳細に示す一部断面図である。

発明の詳細な説明 まず、第１図から第６図を参照すると、スチールプレート１０のシートが、平行 な多数の変形部１１を備えている。該変形部１１は、断面が実質上三角形であり 、該三角形のベース１２は、シート本体１３から隔てられている。各変形部の頂 点１４は、密接に突き合わされた曲面によって形成されており、該突き合わせ部 分で前記シ−上本体が前記変形部へと曲げられている。前記変形部と平行なプレ ートのサイド１６は、隣り合うシートが溶接又はリベット１７によって固定され 得るような面を形成するために９０°曲げられている。

斯くしてサイドウオール２ｏが、外面２１を提供するようにこれらシート１０の 複数枚から形成されることができ、該外面２１は、一連の平行な浅い溝２２及び 一連の平行な補強リブ１１を有する内面にも拘らず、実質上平坦である。前記外 面に塗装を施す場合、前記浅い溝２０には更に浅くされるか又は埋められてしま う。

これらサイドウオール２０は、様々に用いられ、例えば側壁の高いトラック、ト レーラ−及びコンテナの製造に適する。

斯かる実施例においては、前記三角形変形部は、第３図から第６図に示されるよ うにプレス中で一時にひとつ形成される。最初、スチールプレート１０のシート が、プレスに配置され、フルプレッシャが付与されて、雄ダイ３０が雌ダイ３１ の上に移動せしめられ、２つの水平ダイ３２．３３の間で断面Ｕ字形のチャンネ ルに曲げられる（第３図）。雄ダイ３０のリーディング面３４は、僅かに凹面に なっており、雌ダイ３１の底面３５はＵ字形部のウェッブ１２が上方へ向は突出 するように対応する東面になっている。更に、ダイ３０．３１はチャンネルに沿 って間隔を開けて設けられる一連の四角い凹み４１を形成する。

Ｕ字形断面のチャンネルの形成の後、雄ダイ３０は後退せしめられ、代りにブロ ック３６がプレート１０のシート上に配置され、該シートをスプリング圧力下に 押圧する。

二つの水平ダイ３２．３３は傾斜のあるリーディングフェイス３８．３９を有し 、Ｕ字形のリム４２．４３く第３因）を三角形（第６図）に変形する。まず圧力 がダイの一方（３３）に付与され、Ｕ字形リム４２を他方のリム４３の方へＵ字 形部のセンターラインを数ミリメートル越えるように曲げる。このように変形さ れると、ウェッブ１２は凹面状態乃至中窪み状態になり（第４図）、前記四角形 窪み部はその幅が減少し始める。次にダイ３３上の圧力が減少され、圧力が他方 のダイ３４の方へ付与され、同様に他方のリム４３が変形される。次に同等の圧 力が双方の水平ダイ３３．３４によって付与され、下向はプレッシャが一杯にブ ロック３６に付与される。

これはウェッブ１２を平坦にし、二つのリム４２．４３の開度を最終の状態にす る。

前記リムをオーバーベンドする目的は、ダイプレッシャが解除された後、その突 き合わせ部分がバネ力で離れてしまうことを防止するためである。密接に突き合 わせたリムは、斯くしてシート材料の一方のサイドに実質上平滑な面を形成する 。前記リムをその頂点で接するように内側へ曲げることによって三角形部分を形 成する場合には、前記ウェッブが前記頂点から離れるように湾曲して、前記リム が頂点部でバネ力により離れてしまい、曲面の密接な突き合わせが得られない状 態を引起こす変形後の反作用を生じてしまう。前記ウェッブの窪み乃至凹みは、 該ウェッブの斯かる反作用を防止する。斯かる操作は、スチールプレートシート を横切って１３乃至１８ｍ毎の間隔で繰返され、複数の三角形変形部が成形プレ ートに形成される。

各成形プレートは、長さ２．５ｍ、幅１ｍ程度が良く、三角形部乃至補強リブは 深さ３２ｍｍ＋でよい。窪み４１は、第９図に示されたプレートの一つに示され ている。

第２の実施例においては成形プレート１０′は、木材ボード５０によって補強さ れており、第９図に示されるようにフロア及びデツキ５１に使用される複合成形 プレートを形成している。

プレート１０′は、最終加圧段階迄に変形され、該段階前に木材ボード５０が隣 合う変形部１１の間に挿入され、接着剤で固定される。各ボードの長手方向サイ ド５２は、変形部のリム４２．４３の最終下部に対応するようにテーバ付され、 最終プレッシャ段階では該リムは木材ボード（第８因）に密接に突き合わせられ 、更にそれらをしっかりと補足する。各変形部のウェッブ１２は、最終加圧段階 においてボードのレベルまでそれぞれ平坦化される。床作り又はデツキ作りに使 用されるプレート１０′のフランジサイド１６′は、サイドウオールプレート１ ６の場合よりも短いフランジを備える。第９図に示されるように、薄い木材ハー フボード５３が、成形フロア／デツキプレートを形成するようにフランジ１６′ と隣合う変形部１１との間のスペースにフランジレベルまで配置される。

フロア／デツキセクションを形成するために多数のこれらプレートがそのフラン ジ部分１６′を突き合わせた状態で長手方向５５に溶接される。テーバを付けて いない側面を有する薄い木材ボード５４が各対のハーフボード５３の頂面に接着 される。

フロア乃至デツキ５１は、最上層をボーディング５０．５４で形成される。実質 的に平坦な下面は三角形リム１１の形成前又は形成後に耐候処理されてもよいが 、該三角形リムの内側を形成するプレートの部分は、必要な場合には、該成形の 前に処理されなければならない。

サイドプレートやフロア／デツキプレートが使われ得るのは、１−ラックやトレ ーラ−やコンテナに限定されない。鉄道車両や永久的又は一時的な建造物にも利 用しろる。

斯かるサイドウオールの利点は、補強のためにリムが設けられているにも拘らず 、その外面が実質上平坦であり、従って風に対する抵抗も少くなり、更に既述の 通りの事項を遂行できる適切な面を提供することができる点である。

前記複合フロア／デツキプレートの利点は、既述の通リブレートの上というより もむしろ中に木材サポート部が設けられているので、例えば低床型トレーラ−の 床の高さが、更に、木材ボードの厚さ即ち３２ｍＩｍまで減じられており、トレ ーラ−又はコンテナの全面にわたって該トレーラ−又はコンテナの収容能力を増 加させる。

ＡＮＮＥＸ　Ｔｏ　ＴＨＥ　ＩＮＴＥＲＮＡＴＩＯＮＡＬ　５ＥＡＪＩＣＨＲＥ ＰＯＲＴ　ＯＮ

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. １．複数の平行な補強リブ備えた成形シート材料にして、前記リブが複数の平行 な変形部１１を有する成形シート材料から形成されており、該変形部は断面が実 質上三角形であり、各変形部のベース（１２）は該シート本体（３）から隔たつ ており、各変形部の頂点（１４）は、密接に突き合わされたシート材料の曲面に よつて形成されており、該突き合わせ部分においてシート材料の本体が前記変形 部へと曲げられていることを特徴とする成形シート材料。
2. ２．長手方向面がテーバ付された木材ストリツプ（５０）が隣合う変形部（１１ ）のペアの間に配置されており、該テーパ面は変形部の各サイド（４２、４３） に突き合わせられていることを特徴とする請求の範囲第１項記載の成形シート材 料。
3. ３．成形シート材料（１０）の形成方法にして、一連のＵ字形チヤンネル（第３ 図）を一度に一つ形成し、該変形部のウエツブ１２の長手方向に沿つて一連の窪 みを形成するようにプレスへ前記シート材料を通過させるステツプ、該Ｕ字形変 形部を双方のリム（４２、４３）の頂部を互いに内側へ押して三角形部に変形さ せるステツプ、そのあと一方のサイドのリム（４２）の頂部を他方のリム（４３ ）との出会いラインを越えて押し動かすステツプ、及び引続き該第２のリム（４ ３）を同様に前記最初のリムの方へ押し動かして三角形の補強メンバを形成し、 該三角形部の頂点は、双方のリムの頂部が互いに密接に突きあわさつて形成され るようにするステツプとを備えた方法。
4. ４．各Ｕ字形変形部のウエツブ（１２）が、リム（４２、４３）の方へ凹面状乃 至窪み状に形成されることを特徴とする請求の範囲第３項記載の方法。
5. ５．木材ボードを支持した成形シート材料を備えた複合フロア乃至デツキプレー トにして前記成形シート材料が、複数の平行な変形部（１１）を備えており、該 変形部の断面は実質上三角形であり、各変形部のベース（１２）はシート本体（ ３）から隔てられており、各変形部の頂点（１４）は、シート材料本体を該変形 部へと曲げる部分におけるシート材料の曲面を密接に突き合わせて得られており 、、前記変形部（１１）は、前記シート材料の本体（１３）から立ち上がつてい て、隣り合う変形部間に木材ボード（５０）を収容しており、前記変形部のベー ス（１２）は、実質上木材ボード（５０）のレベルに存在することを特徴とする 複合フロア乃至デツキプレート。
6. ６．サイドフランジ１６′が前記変形部（１１）と平行に設けられており、該フ ランジ（１６′）は、前記変形部の高さより低くなつており、木材ボード（５３ ）が、端フランジ（１６′）と隣りの変形部との間に配置されていて、前記フラ ンジの頂面のレベルの高さまで伸びていることを特徴とする請求の範囲第５項記 載の複合フロア乃至デツキプレート。