JPS61501620A - 編組補強ホ−スの製造方法及び装置 - Google Patents

編組補強ホ−スの製造方法及び装置

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JPS61501620A
JPS61501620A JP83502859A JP50285983A JPS61501620A JP S61501620 A JPS61501620 A JP S61501620A JP 83502859 A JP83502859 A JP 83502859A JP 50285983 A JP50285983 A JP 50285983A JP S61501620 A JPS61501620 A JP S61501620A
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サツラー ロナルド リー
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 編組補強ホースの製造方法及び装置 技術分野 この発明は一般にホースの製造に関し、特に編組補強ホースを製造するための方 法及び装置に関する。
背景技術 補強ホースは、高圧下の流体を閉じ込める必要のある分野で使われている。当該 分野で周知のごとく、編組補強部材は高圧作業に耐える充分な強度を与える。最 終的な補強ホースは、約夕弘0IIダ′の最適“中立又は固定角”を持つのが望 ましい。この最適角は、加圧時にホースが不所望に延びたシ、膨んだシするのを 制限する。
編組織布補強ホースを連続的に製造するため、幾つかの製造法が開発されてきた 。これらの製造法では通常、まず一つの位置でライナーを形成し、次に異った位 置でライナー上に織布補強部材を形成し、次いで更に別の位置で補強部材上にカ バーを形成した後、巻取及び硬化装置へと送る必要がある。こうした製造法でホ ース上に金属補強物を編組みするためには、ホース上に金属補強物を編組みする 前に唆布補強物をライナー上に施すのが望ましい。この必要は、編組作業中に高 い引張負荷が金属繊維に加わることによる。織布補強物が存在しないと、金属繊 維が切断され、ライナー材中へ進入する可能性がある。容易に認識し得るごとく 、この製造法は編組補強ホースを作製するのに大きな製造床スペースを必要とし 、従ってホースの製造コストを高める。
連続的なホース製造用の別の方法では、まずマントル上に織布補強層を形成し、 次にマンドレルから補強層を引張ると同時に、マンドレルの一端で補強層の内側 に位置した環状オリフィスを介してニジストマー材を押出成形する。外側層用の 素材は、エラストマー材が補強部材の開口と強制的に通過させられることによっ て供給される。高圧ホースを製造する場合には、密に編んだ金属補強部材が極め て望ましい。従って、編組補強部材の開口又は間隙は小さ過ぎ、外側カバーを形 成するのに充分な量のニジストマー材を通すことができなくなる。更に。
ライナーとカバーは異った素材で形成するのが極めて望ましい。つまシ、ホース の最適性能を得るには、ライナーの特性をカバーの特性と異らすべきである0そ の他の製造法は、既存又は前もって形成された内側層上に所定の編組角で織布補 強部材を編組みし、次いで通常の巻取リール上で硬化しそれに巻取ることから成 る。
こうした製造法も大きな床スペースを必要とし、編組部材の緻密さはライナーが つぶれない範囲の能力に制限される。
更に別のホース製造法では、ライナー上に所定の編組角で編組補強部材を形成す るのに、編組用のより糸又はよシ糸と金属の組合せを用いている。形成されたホ ースがよシ糸を収縮するように加熱され、これによって編組角が5II0の固定 角に近い角変に変化し、ライナー上に補強部材のより緻密な被覆を与える。しか しこの方法は、収縮可能なよシ糸の使用を必要とするため、高い強度の補強部材 をもたらす全ての金属繊維に適用することはできない。
本発明は上記したような問題の7つ又はそれよシ多くを解決しようとするもので ある。
発明の開示 本発明の一観点では、補強エラストマーホースを製造するための方法が提供され る。内外両表面を有する筒状の編組補強部材が、マンドレル上に前もって選定し た第1の編組角で連続的に編組みされる。補強部材がマンドレルから徐々に取出 されるにつれ、エラストマー製ライナーが第1の押出機から編組補強部材の内表 面上に押出成形されると共に、エラストマー製カバーが第コの押出機から編組補 強部材の外表面上に押出成形される。ニジストマー製カバー及びライナーの押出 成形は、マンドレルに隣接したはソ同一の軸方向位置で生ずる。両押重機によっ て形成されたホースは、ホースの押出速度より速い線形速度で硬化装置を介して 引張られる。このより速い引張速度がホースを伸張し、補強部材の編組角を所定 のもつと小さい編組角に変化させる。エラストマー製ホースに加わる引張力を開 放すると、補強部材が元へ戻シ、所定の最適編組角が得られる。
本発明の別の観点では、可撓性の補強ホースを形成するための装置が提供される 。本装置は、内外両表面を有する補強部材をマンドレル上へ連続的に編組みする のに適した編組機を含む。補強部材がマンドレルから徐々に取出されるにつれ、 補強部材の内表面上にニジストマー製ライナーを押出成形するための第1の手段 が設けられる一方、補強部材の外表面上にニジストマー製カバーを押出成形する ための第コの手段が設けられる。ライナーとカバーは、マンドレルの端部に隣接 したはソ同一の軸方向位置で押出成形される。ホースが両押重機から出た後ホー スを硬化させるための硬化手段が設けられ、又硬化装置を介しホースの押出速度 よシ速い線形速度でホースを連続的に引張るための引張手段が設けられる。
本発明は、編組補強部材が作製されるのとはソ同一の軸方向位置でライナーとカ バーの両方を押出成形し、硬化装置を介し制御された速度でホースを引張ること によって、最適な編組角を持つ編組補強ホースを連続的に製造するという問題を 解決するものである。又、マンドレル上に補強部材を連続的に編組みし、この編 組補強部材をマンドレルから徐々に取出すことによって、つぶれないような充分 な強度を持つ前成形ライナーを必要とするという問題が解消される。更に、各種 の作業をはソ同一の位置で完了させることによって、製造スペースが節約される 。これらの利点が、高圧ホースの製造コストを消滅するのに役立つ。
図面の簡単な説明 第1図は本発明の一実施例の装置の概略図;第二図は第1図に示した装置の一部 の幾分拡大した部分断面図で、各構成部品をよシ詳細に示した図;及び第3図は 第1図の装置で製造された可撓性補強ホースの概略図である。
発明を実施するための最良の形態 図面中筒1,3図を参照すると、ニジストマー製の補強ホース10を連続的に形 成する装置が、参照番号12で全体を示しである。装置12は、内外両表面18 ゜20を持つ筒状の編組補強部材16を連続的に製造する通常の編組形成機14 、ゴム等のエラストマー材から補強部材16上へ2イナー26とカバー28を押 出成形するための第1及び第2手段22,24、これらの押出手段を出たホース を硬化するための硬化手段30.及び硬化媒体を介しホースの押出速度よシ速い 線形速度でホースを連続的に引張るための引張手段32を備えて成る。
エラストマー材を押出成形する第1及び第2手段22゜24は、ベース35上に 取付けられた第1及び第コの押出機33,34、これらの押出機33.34にそ れぞれ接続された部分を有するグイ機構36、及び押出機33゜34をグイ機構 36へ接続する通路38.40を備えている。各押出機33.34は押出ネジ4 2と、ニジストマー材をそれぞれの押出ネジ42へ供給するためのホラ、−44 4とを含む。各押出ネジ42は、モータ45等任意の通常手段によって駆動され る。第コ押出機34は調整機構46によって、ベース35上に調整可能に取付け られている。調整機構46が、グイ機構36のうち第1押出機33に接続された 部分に対する第コ押出機340半径及び軸側方向における調整を与える。調整機 構46は概略的に図示したように、第λ押出機34の基部とペース35のうち第 λ押出機34の基部を受入れる部分の周囲に位置された複数の調整ネジ47を備 えている。尚、本発明の主旨を逸脱しなければ、第コ押出機34の取付位置を調 整するのに他の種類の機構を用いることもできる0 編組機14はガイドリング48と、補強部材16がその上で形成されるマンドレ ル50を含む。金属ワイヤの繊維等複数の細長い繊維52(その一部だけを示す )が、編組機14の回転スピンドル上に支持された複数のがビン54から引出さ れ、編組機によってガイドリング48を横切シ所定の・母ターン形状でマンドレ ル50へ向カラ。
複数ボビン54の半分が他の半分と反対方向に回転するので、繊維52は交互に 重複して織り込まれる関係でマンドレル50上へうセン状に巻付けられ、編組筒 状部材16を連続的に作製する。編組筒状部材16は連続的な外周面を有し、連 続的な線形長さに形成される。好ましくは、各繊維52が相互に尚接する関係で 配置され、マンドレル50上の全面的な初期被覆となシ、中間に実質上開口を与 えない緻密な編組を形成する。
駆動機構62が編組機14と引張手段32を、相互に比例する関係で駆動する。
駆動櫓構62は、編組機14に取付けられた駆動モータ64と、編組機14及び 引張手段32を駆動モータ64へ接続する点線66で概略的に示した機械的接続 とを含む。
引張手段32は複数の引張及び案内装置68 、70 。
72を有するのが好ましい。しかし、引張及び案内装置68.70.72はその 7つを除き全て案内装置だけとし、実際にはホースを引張らないようにしてもよ い。硬化手段30は塩溶液で満たされたタンク73を含む。これら複数の装置の うち第1の引張及び案内装置68は、硬化タンク73とグイ機構36の間に位置 し、トラニオン76上に取付けられたローラ75を備えて成る。ローラ75は機 械的接続66に駆動接続されている。第2の引張及び案内装置70は硬化タンク 73内に位置し、タンク73内に直線状に位置したコンベヤシステム76を備え て成る。コンベヤシステム76も機械的接続66へ駆動接続されている。第3の 引張及び案内装#72は硬化タンク73の下流側に位置し、機械的接続66へ駆 動接続された一対のピンチローラ78を備えて成る。
洗浄タンク82とホース巻取リール84が、第3の引張及び案内装置72の後方 に位置する。巻取リール84はモータ86等任意の適切な手段で駆動される。
更に詳しく第2図を参照すれば、マンドレル50はチーツク状の外表面88と孔 90を備えている。又マンドレル50はグイ機構36に終端する第1端部92と 、第1押出機33に接続された第2端部94を有する。
グイ機構36は内部成形部材96を含む。内部成形部材96はマンドレル50の 孔90内を通って延び、マンドレル50の第1端部92を越えて延びた第1端部 98と第1押出機33に接続された第2端部100倉有する。
マンドレル50の孔90内周と内部成形部材96との間に、空所!02が限定さ れて因る。空所102は、内部成形部材96の第2端部100内に位置したポー ト104を介し通路38に接続されている。
グイ機構36は更に、第一押出機34上に位置した外部成形部材106を含む。
外部成形部材106は複数のネジ107によってM、2押出#34上に調整可能 に位置されている。又外部成形部材106は、内部成形部材96の第1端部98 を中心に放射方向に配設されたその一端に内側部分108を有する。内部成形部 材96の第1端部98、外部成形部材106の内側部分tOS及びマンドレル5 0の第1端部92の間に、環状スに一ス110が限定されている。チャンバ11 2が環状スペース110を、第一押出機34の通路40に接続する。チャンバ1 12は、外部成形部材106の一端とがガイドカラー114によって形成されて いる。ガイドカラー114の内側部分11Gは、内部成形部材96の第1端部9 8の一部を中心に放射方向に配設されている。
ライナー26とカバー28の押出成形中、これらライナーとカバーの間に連行さ れたエアーを排気するための手段118が設けられている。排気手段118は、 マンドレル50及び補強部材16の周囲に放射方向に配設された環状ニレメン) 120を備えると共に、チャンバ112と反対側でガイドカラー114と密封係 合している。O−リング122等のシールエレメントがマンドレル50及び補強 部材16の周囲に配設され、環状ニレメン)120の外側部に密着接触する。ニ レメン)120とガイドカラー114がチャンバ124を限定し、このチャンバ 124がマンドレル42の第1端部92を越えて設けられたスーース11.0と 連通ずる。真空ポンプ126(第1図参照)が導管128によシチャンパ124 へ接続されている。真空ボン76126は、電動モータ(図示せず)等任意の適 切な手段で駆動できる。
好ましくは、引張手段32が第1、第2更に第3の引張及び案内装置68,70 ,72を備えて成る0しかし。
引張手段32は本発明の主旨を逸脱しない限シ、第3の引張及び案内装置72だ けあるいは任意の組合せによって達成できる。更に、硬化手段30としてホース 10を硬化させるための塩溶液74を含むタンク73を図示し教示し九が、別の 型の連続硬化も本装置で使用できることが理解されるべきである。図示の好まし い実施例では、ライナー26とカバー28の押出成形直前に、それらライナーと カバーの間の領域からエアーを排気する。しかし、オートクレーブ等ホース硬化 用の一部の態様では、連行エアーを排気する手段を設けなくともよい。
産業上の利用可能性 装置12の使用時において、−組機14はマンドレル50上にワイヤ繊維52を 編付け、補強部材16を連続的に形成する。テーパ状表面88の大径端における 繊維520編組みが、実質上中間に開口を生じない緻密に編まれた編組をもたら す。この700%の被覆が約6g0の初期又は第1の編組角を生じ、相互に隣接 して配置される繊維52の作用とチー・等状マンドレル50上に配置された繊維 52の進みとの組合せによシ、纒組み機能の結果として補強部材16はテーパ状 表面88の小径端の方へ向かって徐々に押される。編組補強部材16がマンドレ ル50の小径端の方へ移動するにつれ、編組角はよシ小さい第一の編組角へと変 化し、例えばマンドレル50から離れるとき約50°となる0締組補強部材16 がマンドレル50の第1端部92を離れ環状スペース110内へ入った後、ライ ナー26が補強部材16の内表面18上に押出成形される。これは、ゴム等のエ ラストマー材が通路i8、ポート104及び空所102を通シ、マンドレル50 の第1端部92を越えて環状スペース110内へ押出されることによって達成さ れる。内部成形部材96の第1端部98がライナー26の内表面を形成する一方 、ライナー26の外側部は補強部材16の内表面18によって形成される。ライ ナー26を押出成形する際に使われる高圧1例えば/3.gooKPa(200 0psl)のため、ゴムは小さい間隙内に流入しあらゆるスペースを充填して、 繊維52間にゴムクッションを与える。更に、ゴムは繊維52に付着し、硬化工 程中にそのゴムが繊維52に結合する。このライナー26と編組補強部材16の ゛統合固化”が、高圧システムで生じる大きく連続的な変動にいっそう良く耐え るホース10をもたらす。
上記とはY同じ軸方向位置で、ニジストマー材が第ユ押出機34から通路40及 びチャンバ112を通り環状スペース110内へ押出されることによって、カバ ーる押出圧力より小さく、例えば10.350 KPa (/、!;00psi  )である。尚、両方の挿置圧力は本発明の主旨を逸脱しない限り、同一レベル 又はその他の圧力レベルとし得ることが理解されるべきであ゛る。外部成形部材 106の内側部108がカバー28の外表面を形成する。
編組補強部材16がマンドレル50上に形成され、編組速度に応じた速度でマン ドレル50から連続的に繰出されることによシ、ライナー26とカバー28の押 出成形はマンドレル50の第1端部92に極めて近い位置で完了される。この動 作の簡潔さが、連続状の外周面を持った編組補強部材16を有する補強ホースを 連続的に製造しながら、必要な床スペースを最小限化する。
好ましい実施例はマンドレル50に極めて近接してライナー26とカバー28の 両方を押出成形することを教示しているが、ライナー26とカバー28の押出成 形を行うマンドレル50に対する軸方向距離は、内部成形部材96の第1端部9 8を形成される編組部材16内へ更に延出できる可能性と内部成形部材96を通 じニジストマー材を指し向ける経路によってのみ制限される。
ライナー26とカバー28の編組補強部材16に対する同心性は、外部成形部材 106とガイドカラー114の内部成形部材96の第1端部98及びマンドレル 50に対する関係を制御することによって維持される。外部成形部材106及び ガイドカラー114は共に第コ押出機34上に取付けられているので、調整機構 46は外部成形部材106とガイドカラー114を同時にあらゆる方向忙調整で きる。更に複数のネジ107によって、外部成形部材106はガイドカラ−11 4に対し半径方向に調整可能である。
ライナー26を形成するのに使われる押出圧力の方がカバー28を形成するのに 使われる抑圧圧力と比べ高いため、補強部材16は膨張し、編組角がよシ大きい 第3の編組角例えば約5g0へ変化する。尚、ライナー26とカバー28を押出 成形する際の両押出圧力は、上記と異るレベルへ変えてもよいし、同一圧力とし てもよい。
補強部材16の膨張度は、両押出圧力の差と編組角の変化の両方によって制限さ れる。編組角が増大するKつれ、間隙が小さくなる結果、高粘性ニジストマー材 の間隙を通じたそれ以上の流入を停止する。この作用が、補強部材16の更なる 膨張に対する抵抗を高める。
真空ポンプ126がチャンバ124からエアーを引いて、マンドレル50の端部 92に隣接した環状スペース110から連行エアーを取除くことにより、ライナ ー26とカバー28が補強部材16上へ押出成形される直前にスペース110内 のエアーを減少させる。マンドレル50と編組部材16の周囲に配設された“0 #リング122が、マンドレル50の第1端部92へ向かう編組部材16の自由 な移動を保証しながら、環状エレメント120と編組部材16の間の開口をシー ルする。
補強ホース10がグイ機構36を離れるにつれ、引張手段32がホースの押出速 度よシ速い線形速度でホース10を引張るため、ホースが伸長し、従って編組部 材16の編組角が変化する。引張手段32によって生じる高い線形速度は、ホー スが製造される速度すなわち補強部材16が作製される速度よシ速い。押出機3 3.34を出た後、ホースは編組角を所定のよシ小さい編組角、例えば約33° へ変化させるのに充分な線形速度で引張られ、上記所定のよシ小さい編組角に保 たれながら硬化手段30内で硬化される。
更にダイ機構36を出たホースはローラ75を通過し、このローラ75はホース 10を硬化タンク53内へ案内すると同時に、線形速度を上昇させる役割の一部 を担っている。ローラ75と該ローラ75を通過するホースの線形速度は同じで 、ローラ75とホース10の間にスリップを生じないようにするのが望ましい。
ホースはロー275から塩浴溶液74へ向かってコンベヤシステム76の下に入 シ、このコンベヤシステムがホースを塩浴溶液74を通じて案内すると同時に、 タンク73の全長にわたってホースを塩浴溶液内に浸漬させる。ホースの線形速 度上昇の一部は、機械的接続66を介し駆動機構62の比例度を制御することに よって、コンベヤシステム76で担わせることもできる。
ピンチローラ78が、引張手段32による線形速度上昇の最後部分を担う。ホー ス10は硬化手段30を出た後ピンチローラ78の間を通過し、そこから洗浄タ ンク82内に入る。尚、ホース10に加わる全ての引張力をピンチローラ78で 与え、ローラ75とコンベヤシステム76はホースの案内のみを行うようにする こともできる0 洗浄タンク82はホース10を冷却すると共に、ホースが塩浴溶液74中にあっ た間それに付着された残留物をホースから取除く役割を果す。ホースは洗浄タン ク82を出た稜、リール84に巻取られる。ホースはリール84へ巻取られる前 に、乾燥されるのが望ましい。モータ86が、ホース10に何ら伸張力を加える ことなく洗浄タンク82からホースを巻取るのに充分な速さの速度で巻取リール 84を駆動する。
ホース10がピンチローラ78を出た後、ホースには引張力が全く加わらない。
従ってホースは元に戻シ、編粗角は約51I0II4’の最適な編組角へ変化す る。ホースの復元力は、編組を形成する繊維52が編組作業中に加えられたラセ ン状の進みに抗して最初の直線的長さへ戻ろうとする傾向と、ホースの洗浄タン ク82内における冷却とに関連している。押出成形後と硬化中にホースを伸張す ることによって、編組角は所定のよシ少さい編組角へ変化する。その後の引張力 の開放とホースの冷却によって、ホースは最適な編組角へと戻る。
すなわち、工2ストマー製の補強ホースを製造する方法は、マンドレル上に筒状 の補強部材を第1の編組角で編組みする段階、補強部材とマンドレルから取出す 段階、エラストマー製ライナーを編組補強部材の内表面上へ第1の押出機から押 出成形する段階、マンドレルに隣接し且つライナーを内表面上へ押出成形するの とはヌ同じ位置で、エラストマー製カバーを編組補強部材の外表面上に第2の押 出機から押出成形する段階、両押自機から出たエラストマー製ホースを硬化する 段階、ホースの押出速度よシ速い線形速度でエラストマー製ホースを両押自機か ら硬化装置を介して引張シ、補強部材の編組角を所定のより小さい編組角へと変 化させる段階、及びエラストマー製ホースに加わる引張力を開放して補強部材が 自由に元へ復帰可能とし、所定の最適な編組角が得られるようにする段階、から 成る。本方法は更に、ニジストマー製のライナーとカバーを押出成形する段階中 に1 ライナーとカバーの間の連行エアーを取除く段階を含む。又本方法は、ラ イナーとカバーを押出成形する段階中に。
ライナーとカバーを形成することを含む。更に本方法は、いずれか一方の押出機 の位置を調整し、補強部材に対するライナーとカバーの同心性を調整する段階を 含む。
以上の説明から、本発明の方法と装置は、大きな製造床スペースを必要としない 連続的なホース製造プロセスを与えるものであることが明らかであろう0又、マ ンドレル上に高い強度の補強部材を連続的に編組みし、その後、に近接してはソ 同じ軸方向位置でカバーとライナーの押出成形を行う装置が与えられる。引張手 段を押出速度より速い速度で駆動することによって、編組角が所定の編組角へ変 化し、引張力を開放するとホースが最適な編組角へ復帰する。
この発明のその他の特徴、目的及び利点は、図面、開示された説明及び添付の請 求の範囲を検討することによって明らかとなろう。
補正書の翻訳文提出書 (特許法第184条の7第1項) 昭和 年 月 日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.エラストマー性の補強ホース(10)を製造する方法であって; マンドレル(50)上に筒状の補強部材(16)を第/の編組角で編組みし、該 補強部材(16)が内外両表面(18、20)を有するように成す段階;補強部 材(16)をマンドレル(50)から徐々に取出す段階; 編補強部材(16)がマンドレルから取出されるにつれ、エラストマー性ライナ ー(26)を編組補強部材(16)の内表面(18)上に第/の押出機(33) から押出す段階; エラストマー製カバー(28)を編組補強部材(16)の外表面(20)上に第 2の押出機(34)から押出して、上記エラストマー製ライナー(26)及びカ バー(28)の両押出しがマンドレル(50)に隣接したほぼ同一の軸方向位置 で生じさせる段階; 両押出機(33、34)を出たエラストマー製ホース(10)を硬化する段階; 補強部材(16)の編組角を所定のより小さい編組角へ変化させるため、エラス トマー製ホース(10)をホース(10)の押出速度より速い線形速度で硬化装 置(30)を介して引張る段階;及び 硬化後エラストマー製ホース(10)に加わる引張力を開放し、補強部材(16 )が所定の最適編組角へ自由に戻るように成す段階;から成る方法。 2.ライナー(26)を押出す段階がライナーを形成することを含む請求の範囲 第/項記載の方法。 3.カバー(28)を押出す段階がカバーを形成することを含む請求の範囲第2 項記載の方法。 4.補強部材(16)をマンドレル(50)から取出す段階が編組角を第2の編 組角へ減少させることを含み;エラストマー製ライナーを補強部材(16)上に 押出成形する段階が編組角を第3の編組角へ増加させることを含む請求の範囲第 3項記載の方法。 5.両押出機(33、34)のうち一方の位置を調整し、ライナー(26)及び カバー(28)の補強部材(16)に対する同心性を調整する段階を含む請求の 範囲第1項記載の方法。 6.エラストマー製の補強ホース(10)を形成する装置(12)であって; 一端部(92)を有するマンドレル(50);内外の両表面(18、20)を有 する補強部材(16)をマンドレル(50)上に連続的に編組みするのに適した 編組機(14); 補強部材(16)がマンドレルから取出されるにつれ、エラスマー製ライナー( 26)を補強部材(16)の内表面(18)上に押出成形する第1の手段(22 );エラストマー製カバー(28)を補強部材(16)の外表面(20)上に押 出成形する第2の手段(24)であって、上記ライナー(26)及びカバー(2 8)がマンドレル(50)の一端部(92)に隣接したほぼ同一の位置で押出成 形されるようになった第2押出成形手段(24);ホース(10)が押出機(3 3、34)を出た後、ホース(10)を硬化する硬化手段(30);及びホース (10)の押出速度より速い線形速度で硬化装置を介しホースを連続的に引張る 引張手段(32);から成る装置。 7.前記装置(12)が、補強部材(16)を編組機(14)が編組みする線形 速度に比例して引張手段(32)を駆動ずるのに適した駆動機構(62)を備え た請求の範囲第6項記載の装置(12)。 8.硬化手段(30)が塩溶液(74)を含むタンク(73)を備えた請求の範 囲第7項記載の装置(12)。 9.引張手段(32)が、第1及び第2押出成形手段(22、24)を出た後の ホース(10)に引張力を加えるのに適した複数の引張及び案内装置(68、7 0、72)を備えた請求の範囲第8項記載の装置(12)。 10.複数の引張及び案内装置のうち第1の装置(68)がトラニオン(76) に取付けられたローラ(75)を備え、機械的接続(66)がローラ(75)を 駆動機構(62)に駆動接続し、上記ローラ(75)が第1及び第2押出成形手 段(22、24)と硬化タンク(73)の間に配置されている請求の範囲第9項 記載の装置(12)。 11.複数の引張及び案内装置のうち第2の装置(70)が硬化タンク(73) 内に配電されたコンベヤシステム(76)を備え、該コンペヤシステム(76) が機械的接続に駆動接続されている請求の範囲第10項記載の装置(12)。 12.複数の引張及び案内装置のうち第3の装置(72)が一対のピンチローラ (78)を備え、該ピンチローラが機械的接続(66)に駆動接続されると共に タンク(73)を介しホース(10)を引張るのに適している請求の範囲第11 項記載の装置(12)。 13.第1及び第2押出成形手段(22、24)の一方の他方に対する位置を調 整し、ライナー(26)、カバー(28)及び編組補強部材(16)の間に同心 性を与えるのに適した調整機構(46)を含む請求の範囲第6項記載の装置(1 2)。 14.引張手段(32)がホース(10)を案内し且つ両押出機(33、34) を出た後のホース(10)に引張力を加えるのに適した複数の引張及び案内装置 を備え、該複数の引張及び案内装置のうち少くとも1つが硬化手段(30)を介 してホース(10)を引張るのに適したローラ機構である請求の範囲第8項記載 の装置(12)。
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