JPS61501009A - 吸収性ラミネ−ト - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 吸収性ラミネート 本発明は吸収性ラミネート、特に体液を吸収する製品、たとえばおむつ、失禁用 パッド、衛生ナプキン、タンポンおよび創傷ドレッシングとして、あるいはこれ らの製品中に用いられる吸収性ラミネートに関する。

大部分の吸収性製品において、望ましい特性は、高い吸収性（すなわち、吸収材 の単位重量当たりの流体を吸収する能力）および高し・流体吸収速度である。一 般に吸収性物質にとっては、高度の流体保持性を有することも望ましく、そうで あれば製品が外方から加えられる圧力を受け之ときにも、吸収された流体が容易 に解放されることがない。

本発明は吸収性ラミネートであって、上記の特性を有するのみならず、また流体 を最初に濡れた層から隣接層へ迅速に移動させる能力をも備えていて、接触に対 し第１層を実質的に乾いたままとするような製品を提供する。この後者の特性は 失禁の手当てにとって、特に望ましい。それは、これによって使用者の快適さが 顕著に増加するからである。

本発明によれば、疎水性繊維材料から形成される流体浸透性第１層と、これに隣 接する吸収性親水性層と、第１層内から親水性層内へ延びる複数本の繊維とを含 んで構成される吸収性ラミネートが提供される。

半業者には理解されるように、用語「親水性」は水によって湿潤される物質（す なわち、水との接触角９０°未満を有する物質）を示すために用いられ、一方用 語「疎水性」は水によっては湿潤されない物質（すなわち、接触角９０’以上を 有する物質）を示すために用いられる。

二層間に延在する繊維はウィック（芯）として機能し、これに沿って水性流体を 、第１層から親水性層へ運ぶことができる。吸収性製品中に流体移動用芯を用− ・ること自体は新しいことではない。たとえば、英国特許明細書第９８３５７６ 号は、少なくとも一表面からスポンジ本体中へ延びる多数の密接離間した親水性 繊維を備えた気泡スポンジを含んで成る吸収体を記載しており、この場合前記親 水性繊維はスポンジ物質によって覆われてはおらず、流体を気泡スポンジ物質の 表面からその本体中へ浸出させるように作用するチャンネルを形成するものであ る。

上記英国特許明細書中に述べられた発明の主目的は、疎水性スポンジを創傷浸出 液の吸収に対するノ＜リヤーとして作用させるのではなく、外科用ドレッシング 中のパジング物質として利用させるものである。従って、明細書第９８３５７６ 号中に記載される発明の好ましい実施態様において、親水性繊維はスポンジ物質 からなるシートを完全に通過しているので、これらの繊維は水性流体をスポンジ シートの創傷接触側からこれを経由して対向面へ吸引するように作用しており、 前記対向面では流体が適切な吸収性層によって吸収される。

本発明のラミネートにおいて、芯は別の挨水性層を経由する流体路を提供するも のではなくて、二つの水吸収性層間の流体移動を増進させるものである。

第１層どして、また隣接層中に延びる芯として用いることのできる繊維材料の例 には、ポリエチレン、ポリプロピレン、およびポリプチレ／のホモポリマーなら びにコポリマーのようなポリオレフィン、ポリ塩化ビニルのようなビニル重合体 、ナイロンのようなポリアミド、およびポリエステルがある。

勿論、それ自体が親水性である物質の繊維を用いることも可能である。但し、こ の種の繊維は疎水性とするため圧、予め表面処理をする必要がある。

疎水性繊維層は、不織布繊維フリースの形態であることが好ましく、この繊維フ リースは所望により、その凝集を高めるために予備刺し縫いしてもよい。

吸収性、親水性層を形成するために使用することのできる物質の例には、膨潤性 アクリレートポリマー、膨潤性セルロースポリマー（これら二つのグループは、 時に［超吸収性物質（５ｕｐｅｒａｂｓｏｒｂｅｎｔｓ　）Ｊまたは「超貯留剤 （５ｕｐｅｒ　ｒｅｔｅｎｔｉｏｎ　ａｇｅｎｔｓ）　Ｊと称される）、草炭ボ ード、ミズゴケ、吸収性無機物質、気胴バルブ、吸収性紙および親水性発泡ポリ マー、たとえば親水性ポリウレタンフォームがある。特に好ましい物質は、たと えば英国特許明細書第２０８１３２０号に記載されているような草炭複合板であ る。

第１層から隣接層へ延在する芯は数多くの方法により生成することができる。こ れらの芯は、たとえば二つの層を互いにステッチ接合することによって形成する ことができる。しかし、好ましく・のは疎水性繊維層を隣接の親水性層に縫（・ 付けることによって、その第１層である疎水性層自体を芯の形成のために使用す ることである。刺し縫い（ｎｅｅｄｌ　ｉｎｇ　）は、繊維ウェブをラミネート する手段として、それ自体知られた方法であり、一般に往復動作をもって、かか りを付した針を繊維ウェブに進入かつ退出させる工程を含んでいる。

ウェブ内からの繊維は針のかかりで捕捉され、そして用いられる針のタイプによ って、針の前進運動により前方へ押し出されるか、あるいは針の後退運動により 引き戻されるか、またはその両方である。刺し縫いの密度は、得られたラミネー トにおいて所望される強度および流体輸送特性に従って選択される。

刺し縫いの密度を増加させると、二層間に延在する芯の数が増加し、それＣでよ って表面層から隣接層への流体移動速度が増大する。刺し→いの密度が高くなる と、離層に対する抵抗圀も増大する。：。

他方、増加した刺し→い密度はまた、吸収性層のより高い圧縮を生ずることにな り、これが総体的吸収容量の減少ならびに得られた製品の剛性増加をもたらす。

この後者の要因は、増加した剛性が使用者の工夫さをもたらす可能性のある場合 、念とえば本発明のラミネートが失禁用パッドとして用いられるような場合には 、特に重要性を有する。

通常、刺１〜縫いは密度少なくとも１針／ｃｍ２、そしてより一般的には２乃至 ２０針／ｃｍ２の密度で行われる。

刺しｉい密度５乃至１５針／ｃｍ２が特に好ましい。

成る目的の定めには、ラミ洋−トの全面積にわたり一定ではない刺し→い密度を 採用することも適当であろう。たとえば、本発明によれば、より高い刺し縫い密 度を吸収性パッドの端縁において採用してもよい。

それは、最大のけ離層性が、そこで最も必要とされる可能性があるからである。

従って、創傷ドレッシングとして用いるためのパッドを、その中央部にわ之って は密度８針／ｃＪ、そしてその端縁部におり・では密度１２針ｉｃｍ以上で刺し 縫い９５衣ＥＩＵ６１−５０１００９　（３）するのが適切である。

ラミネートは親水性層の片面または両面で刺し縫（・すればよく、そして針は親 水性層を完全に、ある℃・（まほんの部分的に貫通すればよい。

比較的脆℃・親水性、吸収性物質（たとえば、草炭ボード）を本発明のラミネー ト中に吸収性層として使用する場合、我々は、標準刺し傍い工程が、成る目的の ため、たとえばこのラミネートを失禁用パッドに用いる場合には、不適当となり 得る縦方向強度を有するラミネートをもたらす可能性のあることを見出した。こ の種のパッドが移動する患者に装着されると、歩行の動作によって可成りの剪断 力が縦方向に生ずる可能性があり、これによってパッドは緊張される。未強化の 刺し縫いラミネートを用いると、この緊張が破損を生ずる可能性がある。この種 の破損は、ラミネートの吸収特性、たとえばその浸透時間および表面乾燥速度に 対して非常に有害である。このタイプの破損はラミネートを強化することによっ て、恐らくより少なくすることができる。強化は、非拡張性ま之は相対的に非拡 張性のウェブまたはネットを含んで成る余分の層を、ラミネート中に包含させる ことによりも之らすことができる。しかし、非常に好ましい方法は強化糸をラミ ネートの長さに沿って（すなわち、縦方向に沿って）包含させるというものであ る。これらの糸は「柔毛状」たとえば［ポークル（１３ｏｕｃｌｅ　）　ｊと呼 ばれるタイプの糸であるべきである。次に、これら糸の柔毛状外面は、ラミネー トを直角に通過する刺し縫いされｔ芯内でからみ合わせることができる。１　ｃ ｍ間隔でこの種の糸を設けた結果は、草炭ボードを破損するのに要する力の２倍 以上ということになり、その結果ラミネートを失禁用パッドとして用いるのによ り適当となる。

本発明において、好ましくはあるが、刺し縫いが、繊維層内からの繊維で芯を形 成する唯一の手段ではないことを理解されたい。之とえば、米国特許明細書第２ ８６２２５１号および第３０３３７２１号中により詳細に記載されているように 、芯は二枚の重ね合わせｔ繊維ウェブの一方または両凸白面に向かう非常に微細 な、高圧水噴射によって形成することができる。

ラミネートについて必要とされる吸収容量は、勿論それが適用される最終用途に より左右される。しかし、一般に親水性層および疎水性層の双方が、吸収体のグ ラム当たり５グラムを超える水を吸収できることが好ましい。より好ましいのは １、芯層および表面層の吸収容量が、双方井水８グラム／吸収体グラム以上、た とえば水１０グラム以上／′吸収体グラムである。

好ましいのは、疎水性層が流体を表面当て物なしで重力下、少なくとも流体１ｏ ｍｌ／秒／ｃｒｒＬ２の速度、そして、より好ましくはｚｏｍｌ／秒／ｃｍ以上 、たとえば３０ｍｔ／秒／ｃｍ　の速度で通過させる程度に、非常に透過性であ ることである。このことは、ラミネートが失禁用パッドとして使用される際、特 に好ましく、その結果たとえ尿がいっばいの流量であっても、吸収可能である。

本発明による吸収性製品について、上記し之二層に加えて別の層を通常、組み込 むことが考えられるであろう。一般に、親水性層が少な（とも二枚の、別の層間 にサンドインチされる。成る種の用途、たとえばおむつにおいては、親水性層の 面の一方を挨流体層、たとえばプラス升ツクシート材料で覆うことが望ましいで あろう。更に一般的なのは、親水性層の両面が、互いに同一もしくは異なつ之物 質から成り、また同一もしくは異なった厚さおよび／ま之は重量を有する吸収性 層で覆われることである。九とえば、親水性層はポリエステル繊維ウェブで覆わ れた一面と、ビスコース磯維ウェブで覆われた他面とを有していてもよい。

特に効果的な本発明による製品は、ポリエステル繊維から成るウェブ間てサンド イッチされた草炭ボード、タトエば「ビショップ（ＢＩＳＨＯＰ　）　Ｊ　（商 標）から成る中央芯を含んで構成されるものである。草炭ボードは、非常に吸収 性であるが、若干の欠点、たとえば強度の欠如および脆性を示すことが英国特許 明細書第２０８１３２０号から知られて（・る。更で、これはその製造に際して のカレンダー仕上げの結果、可成り高し・素側性（ｂｕｌｋ　ｒｉｇｉｄｉｔｙ 　）を有して（・る。草炭ボードと不織布ポリエステル繊維とを刺し邊−・した ラミネートは、たとえ湿っていても、縦横双方向において高い引張り強さ、特に 上記したように「ポークル」糸で補強された場合には高し・引張り強さを有する ことが判明している。更にラミネートは柔らかく、かつ快適である。ポリエステ ル繊維ウェブは非常に高い速度で流体を吸収することができ、そしてこの種の吸 収した流体を、刺し縫い作業中に形成した芯によって迅速に草炭ボードへ移動さ せる。従って、ポリエステル繊維ウェブは、湿潤してから非常に短い時間（たと えば１分のオーダー）内に乾いてしまうことが見出されている。この製品はま之 、非常に遅い浸透速度を有することが判明している。これは一つには、湿潤てよ る草炭の膨潤に基因するものと考えられ、この種の膨潤は刺し縫い作業によって ボードを経由して形成され次組孔を規制するように作用し、それにより湿潤して いる面から製品の対向面への吸い上げを阻止するものと信じられている。

草炭ボードは若干脱臭性であるという付加的な効果を有しており、これは成る種 の吸収性製品、特に失禁用パッドおよび衛生ナプキンにとって大きな価値がある 。

草炭ボードは当然、脆く、そして可成りの量の微粉を生成するが、外方ポリエス テルウェブの自由な毛羽立ち性が、何らの被覆材を要することなく、生成された 如何なる微粉をも捕捉する傾向がある。これは特に、草炭ボードが失禁用バンド に関して好ましいように、ポリエステル繊維ウェブにより包囲されていれば、そ の傾向がみられる。草炭ボードを完全に包囲することの利点は、専ら美的なもの であるが、第２の利点は湿っぽい、あるいは湿潤状態の吸収性物質が装着者の皮 膚または衣服と接触するのを妨げることである。この種の完全包囲構造は、草炭 ボードの定尺材を間歇的にポリエステル繊維から成る連続ウェブ上に供給し、そ の草炭ボードを第２の連続ポリエステル繊維ウェブで覆い、刺し縫いし、そして 次に得られたラミネートを草炭ボードの定尺材間に配することにより形成させる ことができる。

成る種の用途では、全く被覆材の存在しないことが有利である可能性がある。九 とえは、吸収性製品が失禁用バンドとして用いられる場合である。

被覆材は流体吸い上げ速度を減少し、可成りの費用を付加し、そして擦過傷をも たらす可能性がある。高い流体吸い上げ速度が余り決定的ではない場合、たとえ ば衛生ナプキンの場合には、被覆材は製品の外観を高めるためて用いることがで きる。

草炭ボードおよび目の粗いポリエステル生地ウェブを含んで成るラミネートを創 傷ドレッシング中に用いると、それはスパン結合ポリエステル生地のように低癒 着性創傷接触面を提供して、好ましく・。

通常、草炭ボードは１００　ｇ／ｍ２乃至ＩＫｙ／ｍ２、ソシて好ましくは３０ ０乃至５００ｇ／ｍ　の重量をもって使用される。しかし、上述し比ように実際 の使用重量、そして疎水性繊維層のそｎはラミネートが配されるものの、最終用 途に左右されることになる。衛生保護手当てまたは創傷ドレッシングに関しては 、たとえば実用上最軽量（之とえば８０ｇ／ｍ）のポリエステルフリースで包囲 された軽量草炭ボード（１６０ｇ／ｍ”　）を用いるのが好ましい。刺し縫いの 密度もまた、可成り低くて（たとえば８針／ｃｍ）、顕著に「気胴立った」面を 提供するが、好ましいポリエステルフリースはまた、この密度で予備刺し縫いさ れる。この構造は、衛生保護手当ておよび創傷ドレッシングに関し、次のような 理由で好ましい。すなわち、フリースは、それを覆って配置される如何なる被覆 材とも良好に接触し得る面を有していること；非常に軽量のフリースは草炭ボー ドを目立たなくさせ、かつ如何なる微粉をも捕捉するのに適していること；その ラミネートは余り嵩張らず、そして非常に可撓性、かつ快適であること；ならび に薄いポリエステルフリースは非常に早い表面乾燥性（その表面は、湿潤してか ら２，３秒内の接触に対し乾燥している）を有することである。

失禁用パッドについては、より高い密度で予備刺し縫いされ友、より厚いポリエ ステルフリースで包囲され友より重量のある草炭ボードを用いることが好ましく ゝＯ 好ましい構造は、１２針／ｃｍ　の両面上にラミネートした３６０ｇ／ｍマイク ロクレープ草炭ボードならびに１８０ｇ／ｍ２ポリエステルフリース（１２針／ ｃｍ　で予備刺し綴い）である。この構造は、以下の効果を有している。すなわ ち、全吸収量が、失禁に際してストレスまたは他の形態の軽度の排泄を伴う患者 のニーズにとって適当であること；その表面は凝集性であり、従って被覆材を必 要としないこと；フリースは十分厚いので、それは草炭ボードにより十分吸収さ れるまで短時間で可成りの量の流体を保持すること；そしてより厚℃・フリース もまた、高度のクッション性をもたらすことである。

排尿筋不安定またはその他の形態の急速排泄失禁を伴う患者の之めの失禁用バン ドに関しては、一層重（・草炭ボード（たとえば５００ｇ／ｍ）またはより軽い ボード（たとえば３３０ｇ、７ｍ２のもの２乃至３層）から成る多層体を用（・ るのが好ましい。

ここに、本発明に係る吸収性ラミネートを実施例をもって、添付図面を参照しな がら説明するものとするが、該添付図面中、 第１図は不発明による吸収性ラミネートを示す平面図； 第２図は第１図のＡ、　−Ａ線に沿う概略断面図；そして 第３図は別の吸収性ラミネートを経由する断面図である。

図面の第１図および第２図を参照すると、吸収性ラミネートは二枚の表面層３お よび５間にサンドイッチされ之芯層１を含んで構成される。１芯層１は、英国特 許明細書第２０８１３２０号に従って製造された、重量３３０ｇ／ｍで、長方形 断面を有する草炭ボードである。この材料は、標準的には自重の１０倍の水を吸 収することが可能である。表面層３および５は、両者共重量２５０　ｇ／７ｒＬ ２を有する予備刺し縫いし之不織ポリエステル繊維フリース（コスモポリタン・ テキスタイルズ・リミテッド（Ｃｏｓｍｏｐｏｌｉｔａｎ　Ｔｅｘｔｉｌｅｓ　 Ｌｔｄ、）、英国、チェシャー、ウィンフォード）である。勿論、広範囲に異な つ之重景の７リースも利用できるが、１００乃至５００ｇ／ｍ”の範囲の重量の ものが好ましく・。表面層の夫々が芯層の四面全部と重なり合うので、後者は完 全に包囲され、セして端縁領域７によって取り囲まれる。

三つの層１，３．５は密度８針／ｃｍをもって刺し縫いされることてより結合さ れている。この刺し縫い作業が、表面層３，５から芯層１内へ延在するポリエス テル繊維から成る。芯９を形成する。端縁領域７は密度１２針／ｃｒｎ　をもっ て刺し樋いさｔで、表面層の周縁域間に強力な結合を形成する。

第３図は第１および第２図のラミネートと類似のものを示しているが、これは草 炭ボード１，２から成る二層の芯層を、ポリエステル繊維クエブから成る三層の 表面層３，４．５と共に設けている点が異なって−・る。

本発明を、更に以下の実施例によって例示する。

−寒１主二」− 下記の物質から三層のラミネートを形成する。

層１　予備刺し縫（・（８針／ｃｍ）シたポリエステル７リース、１３０　ｇ／ ｍ　。

層２　英国特許明細書第２０８１３２０号に記載されているように製造された草 炭ボード、３３０ｇ／ｍ。

層３　層ｌと同様。

これらの層を、８針／ｃｍ　で刺し縫し・して結合し、そして得られたラミネー トの吸収特性を、生理的食塩溶液（この流体は、蒸留水中に塩化す）　ＩＪウム ０．９　％を含有する水性合成調合物である’）２０ｍｌを１秒間でラミネート の片面へ適用することによって試験した。２分以内に、このラミネートの湿潤表 面は、接触に対し乾いて（・ることが判明した。

比較のために、刺し縫いされなかった類似のラミネートに同じ試験を行った。そ の湿潤面は、少なくとも１０分間経っても、接触に対し湿っぽいま−であり、ま た成る場合には、湿潤後２時間経っても湿っぽいことが判明した。

実施例　２ 実施例１中に記載した重い方の７リースの代わり（Ｃ１００ｇ／ｃｍのポリエス テルフリースを用いた他は、実施例１中に記載したようにしてラミネートを調製 した。

このラミネートのうみ通り時間および吸収性を以下のようにして試験したニー このラミネートを二枚の透明「パースペックス（ＰＥ−Ｒ８ＰＥＸ）Ｊ　（商標 ）プレート間にサンドインチしたが、その下方のものには、低い静水頭（ｆｃと えば、０．５ｃｍ）下でラミネートに試験流体を適用するための孔を設けた。こ のラミネートの滲み通り時間は、最初に湿潤させたとき上方「パースペックス」 プレートの反射外観（５ｐｅｃｕｌａｒ　ａｐｐｅａｒａｎｃｅ　）により検出 されるように、この種の適用され之流体が前記上方「パースペックス」プレート と接触するのに要した時間であった。

このラミネートの滲み通り時間は］、　８０秒であり、この時間において１８． ０　ｇのＭｅｄｓ（薬物）流体の吸収されることが判明した。

ポリエステルフリースの代わりに１００ｇ／ｍ２ビスコースフリースを用いて三 層ラミネートを形成し友とき、その滲み通り時間は１５秒に減少し、その時間で は僅かに１．８ｇのＭｅｄｓ流体が吸収された。更に、湿潤させた後数時間経っ ても、このラミネートの表面は接触に対し湿ったま又であり之。

実施例　３ この実施例は、ラミネートの吸収性およびその他の性能に対する異なった刺し縫 い密度の効果を示すものである。

二枚のラミネートを、各表面に対し刺し樋いし定ポリエステルフリース（］ＯＯ ｇ／ｍ　）を備えた草炭ホ−ドＣ３２０ｇ、、□ｍ　）から調製し之。第１のラ ミネー１８針７ｃｍ、”　（軽度の留め）で、かつ第２のラミネートを１２針、 ”Ｃｍ２（中程度の留め）で１１１シ→いし、そしてこれら二個の製品につ（・ て、吸収容量（Ｍｅｄｓ流体）、吸い上げ能力、および引張り強さを試験しｔっ ぞｎらの結果（ま、次のようであつ怠ニー Ｉ渡Ｌ１カ　沖５１ηＵ 吸収能力　］４・３ｇ／ｇ　１．３・１ｇ／ｇ縦方１司吸（・上げ　６−２ｇ　 ６．４ｇ９ｍ、ｍ　１３ｍｍ 横方向吸い上げ　６−８　ｇ　５．９　ｇ８ｍｍ　１２ｍｍ 引張り強さ く縦方向）　１．］、　”ｉ／　５ｃｒｎ　１．Ｏ’９／　５ｃｍ（１黄方向） 　１．７　Ｋｙ／　５Ｑｎ］　、４に９７５ｃｍ可１しｉい密度の増加は、ラミ ネートの吸い上げ距離を増大させるが、吸収容量および引張り強さを減少させる ことが理解されよう。

上記実施例中で用いられるポリエステル繊維は、表面処理しｔポリエチレンテレ フタレートＣＩＣＩタイプ５７８）であつ之。その表面処理は、オレイルセチル アルコールと、安息香酸ナトリウム、ヘキシルりん駿カリウムおよびグロパノー ルのヒマシ油エチレンオキシド縮合物との混合物で行つｔ。

本発明は、単て実施例により上（て説明さｎるものであり、従って発明の範囲を 逸脱することなく、数多くの変形の為し得ることを理解さγ１にい。

国際調ｆ−報告 祉［ｒｏ　’！：！　ＩＮＴＥＲＮＡ：：ＣＮＡＬ　５ｕＲＣＨＲＺ？ＯＲＴ　 ＯＮ

Claims (8)

【特許請求の範囲】
1. １．疎水性繊維材料から形成される流体−浸透性第１層と、これに隣接する吸収 性親水性層と、第１層内から親水性層内へ延びる複数本の繊維とを備えた吸収性 ラミネート。
2. ２．前記親水性層が、草炭ボード、膨潤性アタリレートまたはセルロースポリマ ー、ミズゴケ、吸収性無機物質、気羽バルブ、吸収性紙または親水性発泡ポリマ ーから形成される請求の範囲第１項による吸収性ラミネート。
3. ３．前記疎水性繊維材料が、ポリオレフイン、ビニル重合体、ポリアミドまたは ポリエステルである請求の範囲第１項または第２項による吸収性ラミネート。
4. ４．前記親水性層が、前記疎水性繊維材料の層と対向する面上で、別の吸収性層 にラミネートされている前記請求の範囲のいずれかによる吸収性ラミネート。
5. ５．第１層内から親水性層内へ延びる前記複数本の繊維が、前記第１層の材料を 刺し縫いすることにより形成される前記請求の範囲のいずれかによる吸収性ラミ ネート。
6. ６．刺し縫いが、密度５乃至２０針／ｃｍ２で行われる請求の範囲第５項による 吸収性ラミネート。
7. ７．その各主要面に対しラミネートされている草炭ボードの層と、流体−浸透性 ポリエステル不織布フリースとを含んで構成される請求の範囲第５項または第６ 項による吸収性ラミネート。
8. ８．前記請求の範囲のいずれかによるラミネートを含んで、もしくはそれから構 成されるおむつ、失禁用パッド、衛生ナプキン、タンポンまたは創傷ドレツシン グ。