JPS61500067A - 1−エチル−6−フルオロ−1,4−ジヒドロ−4−オキソ−7−(1−ピペラジニル)−3−キノリンカルボン酸またはその金属塩およびスル - Google Patents
1−エチル−6−フルオロ−1,4−ジヒドロ−4−オキソ−7−(1−ピペラジニル)−3−キノリンカルボン酸またはその金属塩およびスルInfo
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- JPS61500067A JPS61500067A JP83503202A JP50320283A JPS61500067A JP S61500067 A JPS61500067 A JP S61500067A JP 83503202 A JP83503202 A JP 83503202A JP 50320283 A JP50320283 A JP 50320283A JP S61500067 A JPS61500067 A JP S61500067A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
7−(1−ピペラジニル)−3−キノリンカルボン酸またはその金属塩およびス
ルファノアジン銀を含有する抗菌性組成物[発明の背景]
育ツノな局所用および全身用抗生物質の開発にも拘らず、シュードモナス・エル
ギノーザによる侵しゅう性創傷セプシスおよび敗血症については重症火傷患者で
問題が残っている。細菌における薬剤耐性種の発生および進化が、強力な抗生物
質療法で得られた抑制に抗して起った。近年、ゲンタマイシン耐性グラム陰性微
生物に関する数々の報告(J、A タル・才ブ・インフエクシアス・ディジージ
ス124巻18頁、1971年)、特にシュードモナスに関するものが、文献に
現われた(C,FT、スネリング、A、Rロナルド、C,Y、ケート等、「レジ
スタンス・才ブ・ダラム・ネガティブ・バシリ・トウ・ゲンタマイシン」、ジャ
ーナル・オブ・インフエクシアス・ディジージス124巻264頁、1971年
、P、シャドウイック、「レジスタンス・オブ・シュードモナス・エルギノーザ
・トウ・ゲンタマイシン」カナディアン・メディカル・アソシエーション・ジャ
ーナル109巻585頁、1973年、し、E ブリアン、M S、ンヤーラバ
ジ、HM ファン・デネルゼン、「ゲンタマイシン・レジスタンス・イン・シュ
ードモナス・エルギノーザ。R−ファクター・メゾイエ−テッド・レジスタンス
」アンティマイクロバイアル・エージエンツ・アンド・ケモセラピー6巻191
頁、1974年)。現在火傷の傷感染症の処置に最も普通に使用されてし・る局
所用製剤であるスルファジアジン銀(AgSD X C,L、)オツクス・ジュ
ニア、「ア・ニュー・トビカル・セラピー・フォー・シュードモナス・イン・バ
ーンズ」、アルカイジス・オブ・サージエリ−96巻184頁、1968年、C
,L、フォックス・ジュニア、B W。ラボール、J、W、スタンフォード、「
コントロール・オブ・シュードモナス・/ンフエクション・イン・バーンズ・パ
イ・シルバー・スルファシアノン」、サージエリ−・シネコロジー・アンド・オ
ブトテトリックス128巻1021頁、1969年)がこの問題を解決するかに
見えたがスルファジアジン銀処置に耐性を有するツユ−トモナスの感染症が火傷
患者について最近報告された(W、E、ゲイル、CG、メイホール、A、ラム等
、[レジスタンド、エンテロバクタ−・クローカル・イン・ア・バーン・センタ
ー。ジ・エフエクテイブネス・オブ・シルバー・スルファジアジン」、ジャーナ
ル・オブ・トラウマ18巻327頁、1978年1、I P へツガース、M
Cロブジン、「ジ・エマージエンス・才ブ・シルバー・スルファシアノン・レジ
スタンド・シュードモナス・エルギノーザ」、バーンズ5巻184頁、1978
年)。
患者における同様なAg5D耐性ソニートモナス感染症の発生が世界の他国でみ
られる。このような耐性株の数種を入手し、その耐性の特徴を実験的火傷モデル
で研究した。この研究から、異常な現象、すなわち、インビトロでAg5D に
対して正常な感受性をもつシュードモナスが、マウスおよびラットの感染火傷の
局所的Ag5D治療に抵抗を示すことが明らかになった。(S モダク1.J、
W、スタンフォート、W、ブランドショウ、C,L、フォックス・ジュニア、「
シルバー・スルファジアジン・レジスタンド・シュードモナス・インフェクンヨ
ン・イン・エクスペリメンタル・バーン・ワウンズ」ケート・インターナショナ
ル・コンブレス・オブ・ファーマシューテイカル・トリートメント・オブ・バ〜
ンズ1980(投稿中)L、ドナティ、J、プルケ、A、ベルテリ、イタリー国
)。
インビボ耐性の機構を研究するために、インビボAg5D感受性株および非感受
性株の毒力および薬剤耐性の比較研究を行なった。火傷患者から得た耐性株は全
てインビトロで感受性をもっと思われたので、局所製剤の効力の評価は実験的火
傷モデルで行なった。インビトロで有効なことが知られる数種の他の既知抗菌性
薬剤も、ごれらの株に対して無効であった。
有効な局所用薬剤に関する継続的研究から、I−エチル−6−フルオロ−1,4
−ジヒドロ−4−オキソ−7−(I−ピペラジニル)−3−キノリンカルボン酸
およびその金属塩(以下、QCと称し、金属塩をMeQCと称する)がインヒド
ロで高度の抗シュードモナス活性を有しくAイトウ、K、ヒラ、M、イノウニ等
、「インビトロ・アンティバクチリアル・アクティビティ・オブ・’ A M〜
715、ア・壬ニー・ナリデイキシック・アンラド・アナローブ」、アンティマ
イクロバイアル・エイジエンツ・アンド・ケモセラビー17巻103頁、198
0年、およびフランス特許第879106号、第870576号)、火傷マウス
におけるAg5D耐性シユードモナス感染症の抑制に有効なことが判明した。
係属中の米国特許出願第193307号(1980年10月2日出願、ここに引
用してその開示を本願に含ませる)参照。特に、上記出願は、火傷の治療に有効
な局所用抗菌剤として、QCおよびMeQCl例えばAgQCを記載している。
[発明の要約コ
l−エチル−6−フルオロ−1,4−ジヒドロ−4−オキソ−7−(l−ピペラ
ジニル)−3−キノリンカルボン酸(QC)および/またはその金属塩(MeQ
C)、例えば亜鉛塩(ZnQC)、コバルト塩(CoQC)、セリウム(III
)塩(CeQC)、銀塩(AgQC)およびマグネシウム塩(MgQC)をスル
ファジアジン銀と共に含む組成物が、火傷の治療に有効な改良組成物並びに微生
物および/または真菌感染症等を含む局所または表面または皮ふ感染症に対する
闘病に一般的に有効な組成物を提供することが見出された。
さらに、意外にも、1−エチル−6−フルオロ−1,4−ジヒドロ−4−オキソ
−7−(1−ピペラジニル)−3−キノリンカルボン酸銀塩とスルファジアジン
銀を含む組成物であって、各化合物が、もし一方の化合物だけしか存在しないな
らば無効となる量で存在するものが、動物およびひとの火傷の処置に有用である
ことが判明した。これらの組成物は、火傷患者の感染表面または火傷表面に直接
適用することもでき、また好ましくは、例えば水中油型分散物のような水分散性
親水性担体の如き生理学的に許容される担体を含む組成物の形で適用することも
できる。
[発明の詳細な記載コ
l−エチル−6−フルオロ−1,4−ジヒドロ−4−オキソ−7−(1−ピペラ
ジニル)−3−キノリンカルボン酸(QC)は、下記構造式を有し、バチルス・
サブチリス、スタフィロコッカス・アウレウス、シコードモナス・エルギノーザ
およびエシェリヒア・コリの菌株のような標準菌株に対してインビトロ抗菌活性
を有することが知られている。前記A、イトウ等、アンティマイクロバイアル・
エイジエンツ・アンド・ケモセラピー17巻103頁、1980年参照。QCの
金属塩すなわちMgQC、CoQC、ZnQC、CeQCおよびAgQCの如き
MeQCもまた興味があり、局所用抗菌性薬剤として適当と思われる。例えは、
QCの−COOH部分が一〇〇〇 Ag+ に変化した構造をもつと思われるA
gQCは、強力な抗菌剤である。高度のインビトロ抗菌活性を有するが火傷マウ
スにおけるスルフアンアジン銀耐性シコードモナス感染症の抑制については無効
なある種の化合物とは異なり、QCおよびMeQCは、約10mMより大きな量
あるいは濃度で使用するとこのような感染症の抑制に有効である。これより少な
い量あるいは濃度では、上記銀塩は無効である。
1−エチル−6−フルオロ−1,4−ジヒドロ−4−オキソ−7−(1−ピペラ
ジニル)−3−キノリンカルホン酸、すなわちMeQCは、容易に製造される。
例えば、AgQCは次のようにして製造することができる。QCは直接入手する
かまたは公知方法により合成される。次いで、■−エヂルー6−フルオロー1.
4−ジヒドロ−4−オキソ−7−(l−ピペラジニル)−3−キノリンカルボン
酸ナトリウム塩すなわちNaQCを、QCに当モル量の水酸化ナトリウムを加え
ろことにより製造することができる。銀塩ずなわちAgQCは、水溶液中でNa
QCに化学量論量の硝酸銀、塩化銀等のような適当な銀塩を反応させて製造する
ことができる。
スルファジアジン銀は火傷の治療に有効な薬剤として周知である。しかし、スル
ファジアジン銀は約1.0重量%より大きな量あるいは濃度の組成物として使用
する必要がある。これより少ない量では、スルファジアジン銀(AgSD)は無
効である。
Ag5D とQCおよびMeQCの組合わせが強力な抗微生物組成物をもたらす
のみならず、驚くべきことにAgS D とAgQCを組合わせて火傷の治療に
用いると相乗効果が得られることが判明した。具体的にいウド、AgS D と
AgQCの量が、各化合物がもし一方の化合物だけしか存在しまたは包含されな
いならば抗菌活性または有効性を得るに必要な量より少ない量である場合に、そ
の組成物が火傷の治療に有用なことが見出された。
したがって、火傷の治療に有用な組成物であって、AgQCの量あるいは濃度が
約1 mMないし約10mMのような約10mMより少ない量、例えば約3 m
Mであり、Ag5Dの量あるいは濃度が約10mMないし約1.0%のような約
l 0重量%より少ない量、例えば約30mMである組成物を製造することがで
きる。
この発明の組成物は、火傷の傷または感染症の表面に直接適用することもでき、
また好ましくは生理学的に許容される担体と組合わせて使用することもできる。
生理学的に許容される担体と組合わせて使用する場合の担体としては、常用され
る水分散性親水性または水中油型担体、特に常用される半軟質またはクリーム状
、水分散性または水溶性、水中油型の乳剤であって、火傷表面または感染表面に
一適用可能で不快感が少ないものが望ましい。
適当な組成物は、微粉状化合物を親水性担体または基剤または軟膏に単に含有さ
せるかまたは均質混合することにより製造できる。この発明にしたがって金属塩
例えば銀塩を水中油型乳剤のような親水性軟膏に含有させる1つの技術は、硝酸
銀とNaQCの等モル水溶液を反応させてAgQCの白色沈殿を生成させること
を包含する。生成する沈殿を洗浄、乾燥後、水中油型乳剤のような候補の親水性
軟膏と混合またはブレンドし、軟膏中に分散された銀塩を含む組成物を得る。A
g5D は、AgQCと一緒にまたは独立して組成物中に含有させることができ
ろ。
Ag5DおよびAgQCを水分散性親水性担体または軟膏、例えば親水性水中油
型乳剤中に分散された形で含むこの発明の組成物は、通常下記成分と第1表中に
示す重量で特徴づけられる。
第1表
(成分) (量)1
ワセリン 0−25
水溶性Cl11 22脂肪族アルコール 7−45皮ふ軟化剤 0−I5
乳化剤(好ましくは非イオン性) 4−16湿潤剤 7−47
−40A ] OmM −] 、O
QCまたはMeQo 1 mM−10mM保存剤 0−03
脱イオンまたは蒸留水(適量) 0−80注1)量は特記しない限り重量%であ
る。
脂肪族(fatty)アルコール類、ステアリルアルコール、セチルアルコール
、ラウリルアルコールおよびミリスチルアルコールが、この発明の組成物の製造
に有用である。これらの優先油溶性脂肪族アルコール類は、生成する組成物中で
同化剤として作用する。皮ふ軟化剤としては、ミリスチン酸イソプロピル、ラノ
リン、ラノリン誘導体、パルミチン酸イソプロピル、ステアリン酸イソプロピル
および対応するセバシン酸並びに他の公知皮ふ軟化剤が適当である。乳化剤とし
ては、何れも非イオン性乳化剤であるツルビタンモノオレアート(0,5−4重
量%の範囲のような量)およびオリオキシル40ステアレート(7−12重量%
の範囲の量)が好適である。適当な湿潤剤は、プロピレングリコール、ソルビト
ールまたはグリセリン、またはその混合物であり、これらは何れも水溶性化合物
である。適当な保存剤は、ソルビン酸、ベンゾイックメチルパラベン、プロピル
パラベンおよびその混合物のような抗菌活性を有する任意の常用水溶性保存剤で
ある。
前記第1表に示した構成の組成物において、水相の量が増加すると共に、固体含
量すなわち水不混和性または水不溶性成分、例えばステアリルアルコールのよう
な脂肪族アルコールおよび/またはワセリンを増加させて、組成物の硬度を向上
させることが必要である。保存剤、例えばメチルパラベンは、組成物中に、総組
酸物に対する保存剤としてのみ用いられ、前記のように、メチルパラベンか好適
な保存剤であることが判明した。しかし、前述のように、メチルパラベンをプロ
ピルパラベンと組合わせて用いることもできる。
したがって、この発明の実施に有用な組成物には、ワセリン0−25重量%、ス
テアリルアルコール7−45重量%、ミリスチン酸イソプロピル0−15重量%
、乳化剤5−20重量%、プロピレングリコール7−40重量%、Ag5D 1
0 mM −1,、0M1%およびAgQCl mM−IOmMを含み、残部が
総%を100%とするに必要な水である組成物が包含される。別の有用な組成物
は、基本成分としてAgQC3mM。
Ag5D 3’OmM、プロピレングリコール7−8重里%、水38−44重量
%、ワセリン+4−18重量%、ステアリルアルコールj4−18重量%、ミリ
スチン酸イソプロピル5−8重量%、ソルヒタンモノオレアート0.5−2重量
%およびポリオキツル40ステアレート6−10重量%からなる組成物を包含す
る。この発明の実施に有用な別の組成物は、基本成分としてワセリン0−25重
量%、炭素原子数がC+e C22の範囲内にある脂肪族アルコール7−45重
量%、皮ふ軟化剤0−15重量%、乳化剤7−16重量%、湿潤剤7−14重量
%、AgQo 3 mM、およびAg5D 30 mMからなる組成物を包含ず
ろ。
上記の検討は主としてAgS D とQCまたはMeQC特にAgQCの組合わ
せに関して述べたか、スルファノアシンの他の金属塩もこの発明の実施に用いる
ことができろ。例えば、スルファジアジン亜鉛、スルファシアノンセリウム(I
ll)およびスルファジアジンコバルト(I+)が、火傷患者の処置に用いる局
所用抗微生物剤として有用であることが知られている。したがって、これらの化
合物とQCまたはMeQCの1種または2種以上の組合イっせを火傷の治療また
は表面感染の処置に用いると効果があると思われる。
以下、この発明の詳細な説明する種々の実験結果を示す。
[実験の部]
(方法および材料)
細菌株
ソニートモナス・ボストンは以前の研究で用いた菌株である(C,L。
フォックス・ジュニア、A Cサンパス1.J 、 ’vV スタンフォード、
「ピルレンス・オブ・ソニートモナス・インフエクション・イン・バーンド・ラ
ンク・アント・マイス」、アルカイブス・オブ・サージエリ−101巻508頁
、1970年)。ツユ−トモナス・マンガロールは、カスターバ・メディカル・
カレッジ、マンガロール、インディアで火傷患者から分離された。ソニートモナ
ス・181は、ホスピタル・デ・ロス・ニノス、リソ、ベルから入手した。Ag
5D耐性シユードモナス・ボストンは、Ag5Dを次第に増量して含む培地でこ
の微生物をくり返し培養することにより発明者の実験室で作った。
微生物抑制のインビトロアッセイ
抑制指数は、普通ブロスを用いる試験管希釈テストにより得た。薬剤存在および
不存在下の生育は、37°Cで24−48時間インキュベーション後の濁度測定
により観察した( C,L、フォックス・ジュニア・、S、M、モグク、J、W
スタンフォード、「セリウム・スルフアンアジン・アズ・ア・トビカル・エイ
ジェント・フォー・)く−ン・ワウンド・インフエクションズ、ア・コンパリソ
ン・ウィズ・シルノく−・スルファジアジン・アンド・ジンク・スルファジアジ
ン」、バーンズ4巻233頁、1978年)。
動物実験
マウス(雌性、スイス系+8−22g)を前に報告した方法により熱湯て処理し
た( C,L、フォックス・ジュニア、「ア・ニュー・I・ピカル・セラピー・
フォー・ツユ−トモナス・イン・ハーンズ」、アーカイブス・才ブ・ケーンエリ
−96巻+84頁、1968年、C,L フォックス・ジュニア、A、C,サン
パス、J W スタンフォード、「ビルレンス・オブ・シュードモナスインフエ
クション・イン・バーンド・ランク・アント・マイス」、アーカイブス・オブ・
ケーンエリ−101巻508頁、1970年、C,L フォックス・ジュニア、
S M、モグク、J W8スタンフォード、「セリウム・スルファジアジン・ア
ズ・ア・トビカル・エイジェント・フォ=・バーン・ワウンド・インフエクンヨ
ンズ。ア・コンパリソン・ウィズ・ノルバー・スント7アンアジン・アンド、ラ
ンク・スルファジアジン」、バーンズ4巻233頁、1978年)。傷は、火傷
1時間後、光学密度0.30に希釈したシコ、−トモナスの新製18−24時間
ブロス培養で汚染させた。感染は尾を培養物に浸漬することにより行なった。
最初の処置は、感染4時間後、総火傷表面に薬剤クリームをすり込むことにより
行なった。薬剤はすべて、前述のようなりリーム基剤と混合して用いた。その後
、全動物を観察し1日1回処置した。倒れた動物は解剖し、心臓血を培養してシ
ュードモナスの存否を評価した。
結果
l−エチル−6−フルオロ−1,4−ジヒドロ−4−オキソ−7−(I−ピペラ
ジニル)−13−キノリンカルボン酸銀塩とスルファジアジン銀の組合わせてイ
ンビボ効果
シュードモナス・マンガロール、シュードモナス・181およびAg5D耐性シ
ユードモナス・ボストンに対する上記カルボン酸銀塩およびスルファジアジン銀
のインビボ効果を火傷マウスで試験し、両化合物の組合わせの効果と比較した。
結果を第1I表に要約する。上記耐性株の感染後、スルファジアジン銀30mM
治療の死亡率は火傷後8日目で80%であった。カルボン酸銀塩による局所治療
を受けたマウス群では、クリーム中薬剤濃度り月OmM/Kgの場合シュードモ
ナス・マンガロールおよびシュードモナス・181の両感染とも死亡率は0%で
あった。
低用量を用いると死亡率は45−80%になった。両化合物が存在する場合に得
られる相乗効果は明らかに認められた。
第1I表
Ag5D耐性シユードモナス感染火傷マウスの局所治療マウス 死亡率%(火傷
後日数)
群 数 2345678
対称 10 40 100 100 100 100 100 100AgSD
100A 10 10 10 30 50 80 80 80Ag塩 10mM
10 0 0 0 0 0 0 0Ag塩 6mM 9 0 10 10 .
10 10’ 30 45Ag塩 31 5 2G 40 40 40 4(1
8080Ag塩 3J
+AgSD30mM 5 0 0 0 0 0 0 0インビボ活性
ヱーテル麻酔したマウスを、体の下部3分のloを68℃の水浴に7秒間浸漬す
ることにより30%熱湯処理に付した。火傷1時間後、マウスにノルモソルI
mflを腹腔的注射で投与し、次いて尾を600nmにおける光学密度030に
希釈したシュードモナスの一夜培養に浸漬して感染させた。
動物を無作為に5匹群に分割し、感染4時間後に局所治療を開始した。
その後、1日1回処置を行なった。主要な基準は生存である。倒れた動物は解剖
し、心臓血を培養してシュードモナス・セプシスの有無を評価した。
結果は次の通りである。
第111表
種々の組成物による局所治療結果
を示すラット体重
対照 #l 195163−’−−−−−−−一対照 #2 193’+59
− − −− −− − − −− − 一対照 #3 201’172 −
− − − − − − −− −スルフアンアジン
銀 #1 202 181 150 − −− − − − − −スルファジ
アジン
銀 #2 194]、78148− −− − 7 − − − −スルファジ
アジン
銀 #3 194 166 − − −− − −− − −− − −銀塩
#1 202 191 1892032052122032022102062
07銀塩 #2 194 187 1901982002’1.O″21221
52t7210216銀塩 #3 195 190 183191197200
218219223225225銀塩+Ag5D#1 2(17200203t
921882062102t4214215226銀塩+Ag5D#2 ’19
5 190 t93196200209 H3218223216217銀塩+
Ag5D#3 193 193 1.992072132202+、92192
23218224rl)−印はラットが死亡したことを示す。
第1V表
シュードモナス・181感染
火傷マウスの局所治療
死亡率%
銀塩 3mM 100’ 100
銀塩 6mM 、20 100
スルフアジアジン銀 l 0%
および銀塩 6mM 0 0
スルフアジアジン銀 1.0% 00
国際調査報告
Claims (31)
- (1)1−エチル−6−フルオロ−1,4−ジヒドロ−4−オキソ−7−(1− ピペラジニル)−3−キノリンカルボン酸またはその金属塩、スルファジアジン 銀および生理学的に許容される担体を含み、上記カルボン酸またはその金属塩お よび上記スルファジアジン銀が、上記化合物の一方のみが存在する場合には無効 であるが両化合物が存在する場合には有効となる量で存在する、火傷治療用組成 物。
- (2)金属塩が銀、亜鉛、コバルト(II)およびセリウム(III)からなる 群から選ばれたものである、請求の範囲第1項記載の組成物。
- (3)カルボン酸またはその金属塩の量が約10mMより少ないものである、請 求の範囲第1項記載の組成物。
- (4)カルボン酸またはその金属塩の量が約1mMないし約10mMの量である 、請求の範囲第1項記載の組成物。
- (5)カルボン酸またはその金属塩の量が約3mMである、請求の範囲第1項記 載の組成物。
- (6)スルファジアジン銀の量が約1.0重量%より少ないものである、請求の 範囲第1項記載の組成物。
- (7)スルファジアジン銀の量が約10mMないし約1.0%である、請求の範 囲第1項記載の組成物。
- (8)スルファジアジン銀の量が約30mMである、請求の範囲第1項記載の組 成物。
- (9)約10mMより少ない1−エチル−6−フルオロ−1,4−ジヒドロ−4 −オキソ−7−(ピペラジニル)−3−キノリンカルボン酸銀塩約1.0重量% より少ないスルファジアジン銀および生理学的に許容される担体を含むものであ る、請求の範囲第1項記載の組成物。
- (10)生理学的に許容される担体が水溶性親水性担体である、請求の範囲第1 項記載の組成物。
- (11)生理学的に許容される担体が半軟質またはクリーム状の、水分散性また は水溶性、水中油型乳剤担体である、請求の範囲第1項記載の組成物。
- (12)生理学的に許容される担体が水分散性親水性担体である、請求の範囲第 9項記載の組成物。
- (13)生理学的に許容される担体が半軟質またはクリーム状の水分散性または 水溶性、水中油型乳剤担体である、請求の範囲第9項記載の組成物。
- (14)患部表面に請求の範囲第1項記載の組成物を局所適用することからなる 、動物またはひとにおける火傷の処置方法。
- (15)患部表面に請求の範囲第9項記載の組成物を局所適用することからなる 、動物またはひとにおける火傷の処置方法。
- (16)約3mMの1−エチル−6−フルオロ−1,4−ジヒドロ−4−オキソ −7−(1−ピペラジニル)−3−キノリンカルボン酸銀塩、約30mMのスル ファジアジン銀および生理学的に許容される担体を含む、火傷治療用組成物。
- (17)患部表面に請求の範囲第16項記載の組成物を局所適用することからな る、動物またはひとにおける火傷の処置方法。
- (18)1−エチル−6−フルオロ−1,4−ジヒドロ−4−オキソ−7−(1 −ピペラジニル)−3−キノリンカルボン酸またはその金属塩、スルファジアジ ン金属塩および生理学的に許容される担体を含み、上記カルボン酸またはその金 属塩および上記スルファジアジン金属塩が、上記化合物の一方のみが存在する場 合には無効であるが両化合物が存在する場合には有効となる量で存在する、火傷 治療用組成物。
- (19)患部表面に請求の範囲第18項記載の組成物を局所適用することからな る、動物またはひとにおける火傷の処置方法。
- (20)1−エチル−6−フルオロ−1,4−ジヒドロ−4−オキソ−7−(1 −ピペラジニル)−3−キノリンカルボン酸またはその金属塩、スルファジアジ ン銀および生理学的に許容される担体を含む、抗微生物局所治療用組成物。
- (21)患部表面に請求の範囲第20項記載の組成物を適用することからなる、 火傷表面感染症の処置方法。
- (22)カルボン酸または金属塩がほぼその最小抗微生物有効レベルより低い濃 度で組成物中に存在する、請求の範囲第20項記載の組成物。
- (23)濃度が約10mMより低いものである、請求の範囲第22項記載の組成 物。
- (24)スルファジアジン銀がほぼその最小抗微生物有効レベルより低い濃度で 組成物中に存在する、請求の範囲第20項記載の組成物。
- (25)濃度が約1.0重量%より低いものである、請求の範囲第24項記載の 組成物。
- (26)スルファジアジン銀がその最小抗微生物有効レベルより高い濃度で組成 物中に存在し、カルボン酸またはその金属塩がその最小抗微生物有効レベルより 低い濃度で組成物中に存在する、請求の範囲第20項記載の組成物。
- (27)スルファジアジン銀が約1.0重量%より高い濃度で存在し、カルボン 酸またはその金属塩が約10mMより低い濃度で存在する、請求の範囲第26項 記載の組成物。
- (28)スルファジアジン銀がその最小抗微生物有効レベルより低い濃度で組成 物中に存在し、カルボン酸またはその金属塩がその最小抗微生物有効レベルより 高い濃度で組成物中に存在する、請求の範囲第20項記載の組成物。
- (29)スルファジアジン銀が約1.0重量%より低い濃度で存在し、カルボン 酸またはその金属塩が約10mMより高い濃度で存在する、請求の範囲第28項 記載の組成物。
- (30)金属塩が銀、亜鉛、コバルト(II)およびセリウム(III)からな る群から選ばれたものである、請求の範囲第20項記載の組成物。
- (31)生理学的に許容される担体が水溶性または水分散性親水性担体である、 請求の範囲第20項記載の組成物。
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