JPS614939A - J1c破壊靭性試験方法 - Google Patents

J1c破壊靭性試験方法

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JPS614939A
JPS614939A JP12502684A JP12502684A JPS614939A JP S614939 A JPS614939 A JP S614939A JP 12502684 A JP12502684 A JP 12502684A JP 12502684 A JP12502684 A JP 12502684A JP S614939 A JPS614939 A JP S614939A
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JP
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load
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actuator
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unloading
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JP12502684A
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Hiroshi Uno
宇野 博
Kazuhiko Ozawa
一彦 小沢
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Saginomiya Seisakusho Inc
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Saginomiya Seisakusho Inc
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N3/00Investigating strength properties of solid materials by application of mechanical stress
    • G01N3/08Investigating strength properties of solid materials by application of mechanical stress by applying steady tensile or compressive forces

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
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  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、き裂等の欠陥が生じた機械、構造物等がどの
程度の外力まで耐えられるかを知るのに基本となるデー
タを1足供するJIc破壊靭性試験方法に関するもので
ある。
〔発明の技術的背景及びその問題点〕
機械、構造物等の設計に際しては、使用する材料の強度
特性データ(例えば降伏強度、引張強度、疲労限度等で
いずれも応力により表示される。)に基づいて稼動中に
生じる応力がこれらの値を越えないようにしている。
しかし、機械、構造物の部材にかなり大きな欠陥あるい
はき裂がすでに存在している場合、その強度が欠陥ある
いはき裂の寸法の増大とともに低下することは経験によ
り知られている。このような場合の強度特性は、あまり
大きな欠陥を含まない平滑試験片を用いて測定した前記
強度特性データと一致しない。例えば、平滑試験片の引
張強度はA鋼の方がB鋼より高かったとしても、それぞ
れの材料に同じ寸法のき裂が存在する場合、破壊強度は
8M4の方がA鋼よりも高くなることがある。
そこで、き裂等を起点として外力の増加を伴うことなく
破壊が急速に進行する際、すなわち不安定破壊か生しる
際に材料が示す抵抗値である゛破壊靭性値”からき裂等
の欠陥が生じた材料の破壊強度を求める試験方法が提案
されている。
破壊靭性値を“J1c値”により求めるJ+C破壊靭性
試験方法は、外力の増加とともに破壊が進行して(安定
破壊)、不安定破壊に至る破壊過程において1.安定破
壊の開始点の検出の仕方によリ” R曲線法”、“除荷
コンプライアンス法゛等に分類される。
R曲線法は、き装発生後のき裂成長に対する抵抗値を“
J積分”で評価し、これを成長してきたき裂長さに対し
てプロットして求められる“8曲線”を外挿し、き裂の
発生点における“J値”を求める方法である。
例えば、複数本の、コンパクト試験片(CT試験片)を
用意し、試験に先立って所定長さの疲労き裂を入れてお
く (第6図参照)。そして、変位制御で各CT試験片
に異なる変位を与えるように荷重を作用させ(第7図a
参照)、このときの荷重・荷重線変位を記録しく同図す
参照)、加熱着色によりき裂にマーキングを施した後、
CT試験片を破断分離して、成長したき裂長さ△aを測
定する。この後、各試験片のJ積分を計算し、また鈍化
直線と8曲線を求め、そして該鈍化直線と8曲線との交
点からJ1c値を求める(同図C参照)。
しかし、上述のR曲線法では、8曲線を求めるのに多数
の試験片を必要とし、手間がかかる。
これに対し、除荷コンプライアンス法では、一本の試験
片の荷重・変位曲線からき裂成長量を間接的に測定して
8曲線を求める゛ため、試験時間の大幅な短縮を図るこ
とができる。
この除荷コンプライアンス法によれば、例えば疲労き裂
が入ったCT試験片に所定の変位レヘルまで荷重を作用
した後、荷重をわずかに除荷し、その際の荷重・変位曲
線の傾き(コンプライアンス)を求める。この操作を複
数回繰返すことにより、一本のCT試験片から一連のコ
ンプライアンスを求め(第8図参照)、このコンプライ
アンスから計算によってき裂成長量を求める。そして、
コンプライアンスを求めた各点におけるJ積分との関係
をプロットすることにより8曲線を求め、その後R曲線
法と同様にしてJ1c値を求める。。
しかし、試験片゛に所定の変位レヘルまで荷重を作用さ
せて除荷する際、応力緩和の影響が生じるため、この応
力緩和に合わせて除荷するようにしているが、応力緩和
が非常に長いため除荷時間が長時間となる上に、応力緩
和の影響が残り (第9図参照)、正確なコンプライア
ンス(JIc値)を求めることができない問題があった
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は」1記事情に鑑みてなされたもので、その目的
とするところは、短時間でかつ正確にコンプライアンス
を求めることができるJ1c破壊靭性試験方法を提供す
ることである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は上記目的を達成するために、除荷コンプライア
ンスによりJ1c値を求めるJ1c破壊靭性試験方法に
おいて、除荷に際し、応力緩和がほぼ無視し得る程度ま
で減少した後、除荷を開始することを特徴としている。
〔実施例〕
以下本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本発明の試験方法を実施するための装置の一例
を示している。図中符号1はCT試験片、2は変位計、
3はロードセル、4はX−Y記録計、5はアクチュエー
タ、6は制御器である。
CT試験片1の一側縁には開口部1aが設けられていて
、該開口部1aに予じめ疲労き裂1bが入っている。
変位計2は塑性開口変位(COD、第6図参照)を測定
するもので、例えばクリップゲージからなる。
ロードセル3は、アクチュエータ5によりCT試験片1
に作用する荷重を検出する。
X−Y記録計4は、変位計2とロードセル3から変位信
号、荷重信号を入力して荷重・荷重変位曲線を記録する
制御部6は、第5図に示すフローヂャートにしたがって
アクチュエータ5を制御する。
次に上記装置を使用して本実施例の試験方法を説明する
アクチュエータ5を動作させてCT試験片1に荷重を作
用させる。このとき、ロードセル3により荷重を検出し
、また変位計2によりCODを検出して、X−Y記録計
4により第4図に示すような荷重・変位曲線を記録する
。荷重の増加にともなってCODがCOD+になったら
、アクチュエータ5をサーボ弁により制御してC0D1
が変化しないようにする。すると、変形によって生じた
内部応力が減少する応力緩和が始まる。この応力緩和は
ロードセル3により検出され、第2図に示すように、最
初荷車(内部応力)が急激に減少し、時間の経過ととも
に綴るやかに減少する。この荷重の減少速度(微盆値d
L/dt)は制御器6で算出され、減少速度が所定値以
下、すなわち応力緩和がコンプライアンスの測定誤差に
影響を与えなくなったとき(応力緩和の影響を無視し得
るようになったとき)、制御器6によりアクチュエータ
5を動作させて除荷する。この除荷によって得られた荷
重・変位曲線の傾きθ(第3図参照)により、コンプラ
イアンスを求める。
そして、町びアクチュエータ5を動作させてCT試験片
1に作用する荷重を増加し、CODがCOD2になった
時点でアクチュエータ5をサーボ弁により制御してCO
D 2が変化しないようにし、上述の場合と同様にして
コンプライアンスを求める。
この動作を繰返すことにより、il’=、、l 、 2
 、3・・・・・・nの各点でのコンプライアンスを求
め、これらコンプライアンスを次式に代入してき裂成長
量を算出する。
a=Aa+Ba−f+  (Kf−C)+Ca−f 2
  (K f−C) +−・−−−−十Fa−fn (
Kf−C) なお、Cはコンプライアンス aはき裂長 Aa〜F aは計数 Kfは材料定数である。
この後、n=’l、2.3・・・・・・nの各点におけ
るJ積分との関係をプロットすることによりR曲線を求
める。そして、R曲線法と同様にJ=2δfS△aによ
り鈍化直線を求め、この鈍化直線とR曲線との交点から
J1c値を求める(第7図C参照)。
なお、鈍化直線を求める範囲は弾性変形域であり、き裂
の入っていない平滑試験片を用いて求めてもよい。この
場合の方が鈍化直線をきれいに求めることができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、除荷に際し、応力
緩和がほぼ無視し得る程度まで減少した後、除荷を開始
するようにしているので、応力緩和に合わせて除荷する
ような場合に比して、試験時間の短縮を図ることができ
、しかも測定データに応力緩和の影響が入らず、正確を
J1c値を求めることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図は本発明
の試験力法を実施例するための装置の一例を示すブロッ
ク図、第2図は応力緩和を説明するグラフ、第3図は除
荷操作を説明する説明図、第4図は荷重・変位曲線を示
すグラフ、第5図はアクチュエータの動作を示すフロー
ナヤート、第6図は試験片の拡大斜視図、第7図C参照
はR曲線法によりJIc値を求めるプロセスを説明する
ためのグラフ、第8図は除荷コンプライアンス法を説明
するだめのグラフ、第9図は応力緩和の影響が入った荷
車・変位曲線の説明図である。 1・・・試験片、1b・・・き裂、2・・・変位計、3
・・・ロードセル、5・・・アクチュエータ、6・・・
制御部。 特 許 出 願 人  株式会社鷺宮製作所第2図 を特開−−÷ 第5■ 第6図 第7図 (a)   (b)     (c) 階堡結費面 手続補正書(帥 昭和59年8月3日 特許庁長官志 賀      学 殿 1、 事件の表示 昭和59年特許願第125026号 2、 発明の名称 ハ カイソンセイ? ゲンホウホウ J、1c破壊靭性試験方法 3、 補正をする者 事件との関係    特許出願人 住所 東京都中野区若宮2丁目55番5号名称  株式
会ii令鷲f3 4、代理人 5、 補正命令の01寸        昭和  年 
 月  日ら、 補正により増加する発明の数 /l’?    これtyJ頃ルの運り侑止Jる。 全文補正明細書 1、発明の名称 J+C破壊靭性試験方法 2、特許請求の範囲 ″除荷コンプライアンス法”により”J1c値”を求め
るJ1c破壊靭性試験方法において、除荷に際し、応力
緩和がほぼ無視し得る程度まで減少した後、除荷を開始
することを特徴とするJ1c破壊靭性試験方法。 3、発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 本発明は、亀裂等の欠陥が生じた機械、構造物等がどの
程度の外力まで耐えられるかを知るのに基本となるデー
タを提供するJ+C破壊靭性試験方法に関するものであ
る。 〔発明の技術的背景及びその問題点〕 機械、構造物等の設計に際しては、使用する材料の強度
特性データ(例えば降伏強度、引張強度、疲労限度等で
いずれも応力により表示される。)に基づいて稼動中に
生じる応力がこれらの値を越えないようにしている。 しかし、機械、構造物の部材にかなり大きな欠陥あるい
は亀裂がすでに存在している場合、その強度が欠陥ある
いは亀裂の寸法の増大とともに低下することは経験によ
り知られている。このような場合の強度特性は、あまり
大きな欠陥を含まない平滑試験片を用いて測定した前記
強度特性データと一致しない。例えば、平滑試験片の引
張強度はA&lilの方がB&li!より高かったとし
ても、それ・ぞれの材料に同じ寸法のき裂が存在する場
合、破壊強度は86mの方がA11lよりも高くなるこ
とがある。 そこで、亀裂等を起点として外力の増加を伴うことなく
破壊が急速に進行する際、すなわち不安定破壊が生じる
際に材料が示す抵抗値である“破壊靭性値”から亀裂等
の欠陥が生じた材料の破壊強度を求める試験方法が提案
されている。 破壊靭性値をllJ、C値”により求めるJ+C破壊靭
性試験方法としては、“R曲線法”、“除荷コンプライ
アンス法”等の方法が知られている。 R曲線法と除荷コンプライアンス法はともに“R曲線”
を求め、このR曲線と鈍化直線とからJ1c値を求める
方法であるが、R曲線の求め方が相違している。 上述のR曲線法ではR曲線を求めるのに多数の試験片を
必要とし、手間がかかるが、除荷コンプライアンス法で
は一本の試験片の荷重・変位曲線から亀裂成長量を間接
的に測定してR曲線を求めるため、試験時間q大幅な短
縮を図ることができる。 この除荷コンプライアンス法によれば、理想亀裂が入っ
た例えばCT試験片に所定の変位レベルまで荷重を作用
した後、荷重をわずかに除荷し、その際の荷重・変位曲
線の傾き(コンプライアンス)を求める。この操作を複
数回繰返すことにより、一本OCT試験片から一連のコ
ンプライアンスを求め(第8図参照)、このコンプライ
アンスから計算によって亀裂成長量を求める。 しかし、試験片に所定の変位レベルまで荷重を作用させ
て除荷する際、応力緩和の影響が生じるため、この応力
緩和に合わせて除荷するようにしているが、応力緩和が
非常に長いため除荷時間が長時間となる上に、応力緩和
の影響が残り(第9図参照)、正確なコンプライアンス
(Jic値)を求めることができない問題があった。 〔発明が解決しようとする問題点〕 本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的と
するところは、短時間でかつ正確にコンプライアンスを
求めることができるJ1c破壊靭性試験方法を提供する
ことである。 〔問題点を解決するだめの手段〕 本発明は上記目的を達成するために、“除荷コンプライ
アンス”により“JIc値”を求めるJ1c破壊靭性試
験方法において、除荷に際し、応力緩和がほぼ無視し得
る程度まで減少した後、除荷を開始することを特徴とし
ている。 〔実施例〕 以下本発明の一実施例を図面を参照して説明する。 第1図は本発明の試験方法を実施するための装置の一例
を示している。図中符号1はCT試験片、2は変位計、
3はロードセル、4はX−Y記録針、5はアクチュエー
タ、6は制御器である。 CT試験片1の一側縁には開口部1aが設けられていて
、該開口部1aに理想亀裂1bが入っている。なお、C
T試験片1の代わりに3点曲げ試験片を使用してもよい
。 変位計2は開口変位(COD、第6図参照)を測定する
もので、(pすえばクリップゲージからなる。 ロードセル3は、アクチュエータ5によりCT試験片1
に作用する荷重を検出する。 X−Y記録計4は、変位計2とロードセル3がら変位信
号、荷重信号を大刀して荷重・荷重変位曲線を記録する
。 制御部6は、第5図に示すフローチャートにしたがって
アクチュエータ5を制御する。 次に上記装置を使用して本実施例の試験方法を説明する
。 アクチュエータ5を動作させてcT試験片1に荷重を作
用させる。このとき、ロードセル3により荷重を検出し
、また変位計2によりCODを検出して、X−Y記録計
4により第4図に示すような荷重・変位曲線を記録する
。荷重の増加にともなってCODがCOD’+になった
ら、アクチュエータ5をサーボ弁により制御してcoD
lが変化しないようにする。すると、変形によって生じ
た内部応力が減少する応力緩和が始まる。この応力緩和
はロードセル3により検出され、第2図に示すように、
最初は荷重(内部応力)が急激に減少し、時間の経過と
ともに緩るやかに減少する。この荷重の減少速度(微分
値dL/dt)は制御器6で算出され、減少速度が所定
値以下、すなわち応力緩和がコンプライアンスの測定誤
差に影響を与えなくなったとき(応力緩和の影響を無視
し得るようになったとき)、制御器6によりアクチュエ
ータ5を動作させて一気に除荷する。この除荷によって
得られた荷重・変位曲線の領きθ(第3゛図参照)によ
り、コンプライアンスを求める。 そして、再びアクチュエータ5を動作させてCT試験片
1に作用する荷重を増加し、CODがCOD 2になっ
た時点でアクチュエータ5をザーボ弁により制御してC
0D2が変化しないようにし、上述の場合と同様にして
コンプライアンスを求める。 この動作を繰返すことにより、n−1、2、3・・・・
・・nの各点でのコンプライアンスCnを求め、これら
コンプライアンスCnを“’5axinaの式゛ an=Aa+Ba−f+  (Ks ・Cn)+−−・
なお、Aa、Ba・・・・・・は係数Ksは材料定数 に代入して得た亀裂長さの演算値anに基づいて亀裂成
長量△aを算出する。 △a=an−ao (aoは荷重の作用点から理゛想亀
裂1b先端までの距離) =Aa +B a f 1(K s −Cn)  十−
・・・・−、(Aa十Baf+  (Ks−Co)+−
−)=Ba f r Ks (Cn−Co )→−・・
・・・・また、an、An(第4図の曲線で囲まれた面
積)からJnを算出する。 なお、Bbは係数である。 この後、亀裂成長量△aとJ積分との関係をプロットす
ることにより2曲線を求め、また鈍化直線を求めて、こ
れら2曲線と鈍化直線との交点から“J+C値”を求め
る(第7図参照)。 なお、鈍化直線を求める範囲は弾性変形域であり、亀裂
の入っていない平滑試験片を用いて求めてもよい。この
場合の方が鈍化直線をきれいに求めることができる。 〔発明の効果〕 以上説明したように本発明によれば、除荷に際し、応力
緩和がほぼ無視し得る程度まで減少した後、除荷を開始
するようにしているので、応力緩和に合わせて除荷する
ような場合に比して、試験時間の短縮を図ることができ
、しかも測定データに応力緩和の影響が入らず、正確な
Jtc値を求めることができる。 4、図面の簡単な説明 図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図は本発明
の試験方法を実施例するための装置の一例を示すブロッ
ク図、第2図は応力緩和を説明するグラフ、第3図は除
荷操作を説明する説明図、第4図は荷重・変位曲線を示
すグラフ、第5図はアクチュエータの動作を示すフロー
チャート、第6図は試験片の拡大斜視図、第7図は2曲
線と鈍化直線からJic値を求める方法を説明するため
のグラフ、第8図は除荷コンプライアンス法を説明する
ためのグラフ、第9図は応力緩和の影響が入った荷重・
変位曲線の説明図である。 1・・・試験片、1b・・・き裂、2・・・変位計、3
・・・ロードセル、5・・・アクチュエータ、6・・・
制御部。 特 許 出 願 人  株式会社鷺宮製作所代 理 人
 瀧野 秀雄

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 除荷コンプライアンス法によりJ_1c値を求めるJ_
    1c破壊靭性試験方法において、除荷に際し、応力緩和
    がほぼ無視し得る程度まで減少した後、除荷を開始する
    ことを特徴とするJ_1c破壊靭性試験方法。
JP12502684A 1984-06-20 1984-06-20 J1c破壊靭性試験方法 Granted JPS614939A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12502684A JPS614939A (ja) 1984-06-20 1984-06-20 J1c破壊靭性試験方法

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12502684A JPS614939A (ja) 1984-06-20 1984-06-20 J1c破壊靭性試験方法

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Publication Number Publication Date
JPS614939A true JPS614939A (ja) 1986-01-10
JPH0324979B2 JPH0324979B2 (ja) 1991-04-04

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ID=14900009

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12502684A Granted JPS614939A (ja) 1984-06-20 1984-06-20 J1c破壊靭性試験方法

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6134439A (ja) * 1984-07-27 1986-02-18 Saginomiya Seisakusho Inc J↓1c破壊靭性試験方法
JPS6134440A (ja) * 1984-07-27 1986-02-18 Saginomiya Seisakusho Inc J↓1c破壊靭性試験方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6134439A (ja) * 1984-07-27 1986-02-18 Saginomiya Seisakusho Inc J↓1c破壊靭性試験方法
JPS6134440A (ja) * 1984-07-27 1986-02-18 Saginomiya Seisakusho Inc J↓1c破壊靭性試験方法
JPH0374940B2 (ja) * 1984-07-27 1991-11-28
JPH0374941B2 (ja) * 1984-07-27 1991-11-28

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Publication number Publication date
JPH0324979B2 (ja) 1991-04-04

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