JPS6148836A - インスタントフイルムユニツト - Google Patents

インスタントフイルムユニツト

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JPS6148836A
JPS6148836A JP17116884A JP17116884A JPS6148836A JP S6148836 A JPS6148836 A JP S6148836A JP 17116884 A JP17116884 A JP 17116884A JP 17116884 A JP17116884 A JP 17116884A JP S6148836 A JPS6148836 A JP S6148836A
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film unit
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JP17116884A
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Shunichi Hosaka
俊一 保坂
Hiroyuki Kurabayashi
倉林 弘行
Jun Ise
井瀬 純
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Fujifilm Holdings Corp
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Fuji Photo Film Co Ltd
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C8/00Diffusion transfer processes or agents therefor; Photosensitive materials for such processes
    • G03C8/42Structural details
    • G03C8/52Bases or auxiliary layers; Substances therefor

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  • Architecture (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ビールアパートタイプのインスタントフィル
ムユニットに関するものである。
〔従来技術〕
ビールアパートタイプのインスタントフィルムユニット
(以下、単にフィルムユニットと称スル)は、例えば特
公昭44−2528号に詳しく記載されているように、
ネガ画像が記録される感光シートと、この感光シートが
重ね合わされた際に、ネガ像が反転して受像シートに転
写される受像シートとから主として溝底されている。前
記感光シートは引出しシートに接合されており、また受
像シートはマスクに接合されている。このマスクの先端
部は前記引出しシートに接合されている。
前記マスクは、マスク材と弱シール層とから構成されて
いる。このマスク材としては、クラフト紙、グラシン紙
等が使用されており、このマスク材の下面に弱シール層
が形成されている。この弱シール層を介してマスク材と
受像シートとがヒートシールされている。従来の弱シー
ル層としては、例えばアメリカ特許第2563387号
、同第2659673号、同第2678274号に開示
されているように、マスク材の下面に塗布した離型層と
、その上に塗布した接着層とから構成したものが知られ
ている。前記アメリカ特許第2563387号では、離
型層として植物性蛋白質であるゼインに、可塑剤として
トリエチレングリコールを混和したものが用いられ、接
着層としてはエチルセルロースに可塑剤としてジエチル
フタレートを混和したものが用いられている。また前記
アメリカ特許@2659673号、同第2678274
号では、離型層としてポリビニルアルコールが用いられ
、また接着層としてはエチルセルロースに可塑剤として
ジエチルフタレートあるいはトリフェニルフォスフェー
トを混合したものが用いられている。前記弱シール層は
、マスク材と離型層及び接着層と受像シートの接着強度
が、離型層と接着層のそれよりも強くしであるため、所
定の現像時間後にマスクから受像シートを剥がす際に、
離型層と接着層との間で剥離が起こり、接着層が受像シ
ートの画面周辺部に残るように予定されている。
しかし、従来のフィルムユニットでは、受像シートに対
する接着層のヒートシール性が悪いために、マスクが受
像シートからはがれ易いということが実験により確認さ
れた。このヒートシール性を劣化させる原因について解
析したところ、受像シートの最外層として特殊な親水性
ポリマーからなる剥離層が層設されており、この上に接
着層がヒートシールされていることが原因であることが
分かった。この剥!i!ilJmは、受像シートをマス
クから剥がした時に、剥1i4It層も受像シートから
はがれるようにして、受像シートと感光シートとの間に
展開された現像液が受像シートに残ることなく全て感光
シートへ移るようにするためのものであり、この剥1’
ANに用いられる親水性ポリマーとしてカラー写真の場
合にアクリル酸・メタクリル酸ブチル共重合体が、また
モノクロ写真の場合にアクリル酸・メタクリル酸ブチル
共重合体にジイソシアネート系硬化剤を添加したものや
、アクリル酸・メタクリル酸ブチル共重合体にウェット
剤等を添加したものが用いられている。
〔発明の目的〕
本発明は、受像シートに対する接着層のヒートシール性
を向上させたフィルムユニットを提供することを目的と
するものである。
以下、図面を参照して本発明について詳細に説明する。
〔発明の構成〕
本発明を実施したフィルムユニットを示す第4図におい
て、感光シート1は、その前端側に引出しシート2が接
合され、また後端側に余剰現像液を受は留めるための短
いスカート3が接合されている。前記引出しシート2及
びスカート3には、表面反射をなくすために、カーボン
練り込み紙が用いられている。更に、前記引出しシート
2の後端側で感光シート1の横に、現像液を収容した現
像液ボッド4と、この現像液を感光シート1に向けて案
内するファンネル5とが取り付けられており、またその
先端側にはタブ6の後端部6aが剥離可能に接合されて
いる。
受像シート7は、最終的な写真像を記録するだめのもの
であり、後述する弱シール層を介してマスク8に接合さ
れている。このマスク8は、画面サイズに対応した開口
8aが形成され、その先端が前記引出しシート2に接合
されている。この間口8aの両サイドには、比較的厚い
紙で作った帯状のレール9,10が接着されている。こ
のレール9.10の後端部には、余剰現像液を収容する
スペースを確保するために、2個の板状突起11゜12
が接着されている。
第5図はフィルムユニットの展開状態を示すものである
。前述したフィルムユニットは、周知のように、フィル
ムパック内に複数個収納されている。このフィフムバッ
クは、その内部にバネ付勢されたフィルム圧板が収納さ
れており、複数個のフィルムユニットの感光シートが重
なった状態で前記フィルム圧板の上に位置し、そして複
数の受像シートが重なった状態で前記フィルム圧板の下
方に位置している。
前記感光シート1の露光後に、タブ6を手で引き出せば
、引出しシート2がタブ6とともに引き出される。この
時に、マスク8はその先端側から徐々に弓[出しシート
2に重なりながら、フィルムバンクの出口に向かって移
動し、そして感光シート1はフィルム圧板の背後に徐々
に廻り込んで反転する。このフィルムパックの出口付近
には、一対の展開ローラ15.16が配置されており、
タブ6が展開ローラ15の上側を通り、引出しシート2
の先端を展開ローラ15と16の間から少し出した時に
、タブ6の後端部6aが展開ローラ15によって、引出
しシート2から剥離される。
次に、引出しシート2の先端を手でつかんで引き出せば
、最初に引出しシート2とマスク8とが重なった状態で
展開ローラ15,16の間を通過し、その後感光シート
1と受像シート7とが重なった状態で展開ローラ15,
16の間を通過する。
前記引出しシート2が展開ローラ15.16を通過する
際に、これに取り付けた現像液ボッド4が押しつぶされ
るので現像液がファンネル5を通って後方に流れ出る。
この流れ出た現像液は、展開ローラ15,16で展開さ
れて、レール9,10を介して対面した感光シート1と
受像シート7との間に均一な厚みとなり、そして余分な
現像液は、スカート3.マスク8.一対の板状突起11
.12で囲まれた余剰現像液収容室に貯溜され、徐々に
硬化する。
第1図は受像シートとマスクとの接合部を示すものであ
る。前記受像シート7は、ハライク紙等を用いた支持体
70と、その上に塗布された受像層71とから構成され
ている。この受像層71は、その最外層として親水性を
持った剥離jtfl 71 aを備えており、この剥離
層71aには、後述するブレンドポリマーとして用いら
れる一般式(1)で表されたものが用いられる。
前記マスク8は、マスク材80と、接着強度が弱い弱シ
ール層81とから構成されており、この弱シール屓81
を介してマスク材80が受像シート7にヒートシールさ
れている。この弱シール層81は、離型層82と接着層
83とから構成されており、マスク8と受像シート7と
を剥がす際に、Mlf型層82と接着層83との間から
剥離が起こるようにするために、この間の接着強度が最
も弱くなっている。前記マスク材80の上には、紙又は
プラスチックシートを用いたレール9が接着層(図示せ
ず)によって強固にヒートシールされている。
前記マスク材80としては、現像液が弱シール層81に
浸透しないようにするために、耐処理液浸透性に優れた
ものを用いる。また、マスク材80自身が現像液の影響
で部分的なまくれ(ベコと称されている)を発生すると
、これに近接した部分に斑点状のムラが生じる。この斑
点状のムラは、ベコによって生じた空間内に空気だまり
ができ、その酸化作用で現像が影響を受けることにより
発生したものと考えられる。したがって、マスク材80
としては、現像液の浸透を効果的に抑えることが必要で
あり、この要求を満たすものとしては、次のようなもの
がある。
(a)  ポリエチレン(P E)混抄紙ポリエチレン
の混抄率は、原紙の固形分に対して1〜12重量%であ
り、厚みは30〜40μである。
(bl  原紙にポリエチレンを混抄するとともに、ス
チレン・アクリル系サイズ剤を内添したちのスチレン・
アクリル系サイズ剤は、現@液の浸透性を抑えるために
添加されるものである。
また、ポリエチレンは耐処理液浸透性を向上させるため
に混抄するものであり、その混抄率は原紙の固形分に対
して1〜12重量%が望ましく、厚みは30〜40μで
ある。原紙としては、WRP−40(商品名:巴用製紙
社製)がある。
上記のマスク材としては、(blのものが好ましく、こ
の場合の混抄率は12重量%であり、厚み33μである
前記マスク材80の上に塗布される離型層82としては
、現像液の浸透を抑えるために、耐アルカリ性を有し、
接着層83に対して離型性を有するポリマーが用いられ
る。このポリマーとしては次のようなものがある。
fa)  塩ビ酢ピコポリマー 塩化ビニルと酢酸ビニルとを重合したものであり、含有
率は塩化ビニルが80〜95重量%で残りが酢酸ビニル
としたものが望ましい。このような塩ビ酢ピコポリマー
としては、塩化ビニルが90重世%で、酢酸ビニルが1
0重量%の含有率を持っており、平均m合度が600の
400xi50M (商品名:日本ゼオン社N)がある
(bl  ポリ塩化ビニル fc)  ポリメタクリル酸メチル これには、住友化学社製のスミペックス(商品名)があ
る。
(d)  塩化ビニルと酢酸ビニルとビニルアルコール
との3元共重合体 この共重合体としては、塩化ビニルが91重量%、酢酸
ビニルが3重量%、ビニルアルコールが6重量%の含有
率を持ったビニライ)3VAGH(商品名:ユニオンカ
ーバイト社製)がある。
fe)  ’4化ビニルと酢酸ビニルとマレイン酸との
3元共重合体 この共重合体としては、塩化ビニルが86重量%、酢酸
ビニルが13重量%、マレイン酸が1重量%の含有率を
持ったビニライトVMCH(商品名:ユニオンカーバン
ト社製)がある。
(f)  メタクリル酸メチル(MMA)コポリマー一
般式では、−JMMA←→Rj  で表される。
ここで、Rとしてはアクリル酸エチル(EA)。
メタクリル酸エチル(EMA)、アクリル酸ブチル(B
A)、メタクリル酸ブチル(BMA)等があり、Xは5
0〜100.yは50〜Oである。
fg)  ポリ塩化ビニリデン これには、SOA (商品名:呉羽化学社m)がある。
+h+  塩化ビニリデンコポリマー (ilPst又はスチレン(St)系のコポリマースチ
レン系のコポリマーは次式で表される。
−+st+¥−+R+9. ここでRとしては、メタク
リル酸メチル(MMA)、アクリル酸メチル(MA)、
アクリル酸エチル(EA)、メタクリル酸エチル(EM
A)、アクリル酸ブチル(BA)、メタクリル酸ブチル
(BMA)等があり、Xは50〜100.yはO〜50
である。
これらのポリマーのうち(a)の塩ビ酢ピコポリマーが
最も好ましい。
前記離型層82には、弱シールの強度調節のために、次
の添加物を添加するのが望ましい。
(al  脂肪酸アミド 脂肪酸アミドの中では、オレイン酸アミドが好ましく、
前記離型剤の固形分に対して1〜5!it%を添加する
(b)  グリセリンエステルロジン又はペンタエリス
リットエステルロジン これにはエステルガムH(商品名:荒用林産)がある。
上記した各種の離型剤としては、塩ビ酢ピコポリマー5
0〜30重量%に対してポリメタクリル酸メチル50〜
70重量%で組み合わせたものが好ましく、この組成比
により所定の剥離強度に制御することができる。更に、
これに(a)のオレイン酸アミドを離型剤の固形分に対
して3ffi1%を添加するのが最もよい。
前記接着層83は、前記剥!iSi屓71 aに対して
良好なヒートシール性を与えるために、次のベースポリ
マーにブレンドポリマーを混合したものを用いる。通常
、ベースポリマー95〜50に対してブレンドポリマー
5〜50で組み合わせて用いられる。
ベースポリマーとしては次のものが単独で用いられる。
(a)  ポリアミド これには、ダイマー酸をベースにしたポリアミドがあり
、好ましいものとしては、DPX−1163、1175
,1300,1358,マクロメー)6212 (商品
名:ヘンケル白水社製)がある。
(bl  低ケン化度ポリビニルアルコール(ケン化度
が30〜50 m o 1%9重合度が3oo〜6゜O
) 好ましいものとしては、L5407.L7514(商品
名:日本合成化学工業社M)がある。
前記ブレンドポリマーとしては、下記の一般式(I)で
表わされたコポリマーが用いられる。
一般式(1) 式中Xは水素原子、ハロゲン原子、シアノ基。
又は置換あるいは無置換のアルキル基を表す。
Yは水素原子、ハロゲン原子、シアン基1面換あるいは
無置換のアルキル基、アリール基、又は−〇−0−R1
基 (ここで、R1は炭素数1〜6の置換あるいは無置換の
アルキル基、又は置換あるいは無置換の了り−ル基であ
る。) 、−〇−C−R2基(ここで、R2は置換ある
いは無置換のアルキル基、又は置換あるいは無置換のア
リール基である。)、(ここで、R3及びR4はいずれ
も水素原子、置換あるいは無置換のアルキル基、又は置
換あるいは無置換の了り−ル基である。R3とR4は同
じであっても異なっていてもよい。)を表す。
Aはエチレン系不飽和モノマーと共重合可能なエチレン
性不飽和カルボン酸あるいはカルボン酸塩又はカルボン
酸無水物から誘導される繰り返し単位(モノマ一単位)
を表す。
X及びyはコポリマー中のモノマー成分のモル百分率で
あり、下記の関係にある。
x+y=100、Q<x<5Q、40≦y<100前記
の置換アルキル基や置換アリール基の置換基としては、
水酸基、カルボキシル基、ハロゲン基(好ましくは塩素
原子)、シアノ基、アルキル基、アリール基等を挙げる
ことができる。
前記一般式(1)で表されるコポリマーのうち、更に好
ましいものには下記のものがある。すなわち式中、Xは
水素原子、アルキル残基の炭素数が1〜4の置換又は無
置換アルキル基である。Yは、−C−0−R1基(ここ
でR1はアルキル残基の炭素数が1〜12の置換又は無
置換のアルキル基である。) 、−0−C−R2基(こ
こで、R2は炭素数が1〜12の置換又は無置換のアル
キル基である。)、 R3R3 こでR3及びR4は、いずれも水素原子又は炭素数が1
〜12の置換あるいは無置換のアルキル基であり、R3
とR4は同じであっても異なっていてもよい)である。
また、七ツマー成分のモル百分率についてはyが60〜
99の場合が好ましく、更に好ましくは70〜90の場
合である。
Yのうち特に好ましいものは、−C−0−R1基(ここ
で、R1はアルキル残基の炭素数が1〜6、更に好まし
くは3〜5の置換あるいは無置換のアルキル基である。
)である。
A成分を与えるモノマーとしては、下記の一般式(n)
で表されるもの、又は無水マレイン酸である。
一般式(n) CH2=CH−GOOR6 式中、R5は、水素原子、又は炭素数が1〜6の置換あ
るいは無置換のアルキル基を表す。置換基の例としては
、水酸基、カルボキシル基、ハロゲン原子(好ましくは
塩素原子)、シアノ基、アルキル基等を挙げることがで
きる。R6としては、−R4−0−C−R7−COOH
基、水素原子。
又は−R4−0−R8−COOH基を表し、R4とR7
は同じでも異なってもよく、それぞれアルキレン基(好
ましくは炭素数が2〜4のもので更に好ましくはエチレ
ン基)を表し、R8は前記のようなアルキレン基又はア
リレーン基(好ましくはフェニレン基)を表す。また、
これらの基は先に述べたような置換基で更に置換されて
いてもよい。
一般式(II)で表されるモノマーは塩の形で使用され
てもよく、その塩を形成するカチオンとしてはアルカリ
全屈イオン、ジルカリ土類金属イオンやアンモニウムイ
オンを挙げることができる。
この七ツマ−の具体例を遊離酸の形で代表して以下に列
挙する。
C02HC02H CH2=CH CO2CH2CH20CCH2CH2C02HCH3=
C−CH3 CO2CH2CH20CCH2CH2CQ2H上記の七
ツマ−の中でもアクリル酸やメタクリル酸の使用が好ま
しい。
以下に一般式(1)で表されるコポリマー〇具体側を列
挙する。(化合物例中の共重合比はモル百分率を表す) (a) CI+3 (dl  アクリル酸・メタクリル酸ブチル共重合体H
3 しυ2nに4117     (:υ2II([I Ilj (gl C)IJ (h) H3 (j)  スチレン・アクリル酸共重合体(1)  メ
タクリル酸エチル・アクリル酸共重合体(ml  アク
リル酸エチル・アクリル酸共重合体前述したブレンドポ
リマーは単独又は2種1n以上混合して用いることがで
きる。なお、ブレンドポリマーが離型層82に対して良
好な剥削性がある場合には、ブレンドポリマーだけから
なる接着剤を用いて接着層83を層設することができる
前記弱シール層81をグラビア塗布した後、マスク8を
一時的にロール状に巻き取っておく際に、接着層83が
対面するマスク祠80の背面にくっつくこと(ブロッキ
ングと称されている)を防止するために、前記接着剤に
マット剤としてシリカを添加するとよい。このシリカは
、平均粒径が2〜5μであり、接着剤の固形分に対して
5〜20重量%を添加するとよく、これには未処理のも
の、無機系処理を施したもの、有機系処理を施したもの
があり、これらのうち無機系処理をしたものが特に好ま
しい。前記未処理のものにはS−244゜無機系処理を
施したものとしてはS−978(いずれも商品名:富士
デヴイソン社製)があり、有機1系処理を施したものに
は0K−412(商品名:西ドイツのデグザ社!!りが
ある。
第2図は受像シートとマスクとの剥離状態を示すもので
ある。所定の剥離時間例えばモノクロで45秒、カラー
で90秒が経過した後、受像シート7をマスク8から剥
がせば、接着層83が受像シート7の最外層にある剥離
層71aに強固にヒートシールされているから、離型層
82と接着層83との間から剥離が起こり、接着層83
が受像シート7に完全に転写されて白い画面枠を形成す
る。なお、この接着層83は、ベースポリマーとして親
水性を持ったものが用いられ、かつシリカが添加されて
いるから、ボールペン、水性又は油性インキ、鉛筆に対
して良好な筆記性を持っている。
第3図は耐処理液層を層設したフィルムユニットを示す
ものである。前記弱シール層81に現像液が浸透すると
、これが膨潤するために、接着層83の接着強度を低下
させる原因になる。そこで、弱シール層81への現像液
の浸透をより効果的に防止するために、耐アルカリ性に
優れた耐処理液層85がマスク材80と弱シール581
との間に介在されている。この耐処理液層85に用いら
れるものとしては、前述した離型層82に用いたものと
同じポリマーが用いられる。
〔発明の効果〕
本発明は、受像層71の最外層にある剥離層71aに対
して良好なヒートシール性を持った接着層83を層設し
たから、この接着層83が受像シート7から簡単にはが
れるのを防止する上とができる。
以下、実施例を挙げて説明する。
〔実施例1〕 マスク材80として、スチレン・アクリル系サイズ剤を
内を恣し、かつポリエチレンを12mff1%混抄して
厚さ33μに抄いたものを用いた。このポリエチレンと
しては、SWP (商品名二三井ゼラパノク社製)を用
いた。
トルエンとメチルエチルケトンからなる有機溶剤に、塩
ビ酢ピコポリマーを加えたものを離型剤として用い、グ
ラビヤコートにより塩ビ酢ピコポリマーの乾燥塗布量が
2.0g/rrrとなるように均一な厚みに塗布して離
型層82を層設した。この離型剤は、塩ビ酢ピコポリマ
ーが15部、トルエンが51部、メチルエチルケトン3
4部である。
塩ビ酢ピコポリマーとしては、塩化ビニルの含有量が9
0重量%で、重合度が600である400X150M(
商品名二日本ゼオン社製)を用いた。
接着剤は、ベースポリマーとしてポリアミドを用い、ブ
レンドポリマーとしてスチレン・アクリル酸共重合体を
用い、これにシリカを添加し、これらを有機溶剤に加え
たものを用い、グラビヤコートで固形分の乾燥塗布量が
3.6g/rrrになるように塗布して接着層83を層
設した。このポリ゛アミドは10重量%、シリカは4重
里%、スチレン・アクリル酸共重合体は10重量%であ
る。ポリアミドとしては、DPX1163  (商品名
:ヘンケル白水社製)を用い、シリカとしてはS−97
8(富士デヴイソン化学社製)を用い、スチレン・アク
リル酸共重合体としてはスチレンが60mo72%でア
クリル酸が4 Q m o 1%のものを用いた。前記
有機溶剤としては、トルエンが28重量%、n−プロピ
ルアルコール56市量%、水10重量%を混合したもの
と、エチルアルコール45重量%、メチルエチルケトン
45重量%のものを混合して作った。
受像層71の剥離層71aとして、アクリル酸・ブチル
メタクリレート共重合体(アクリル酸が35mo 1%
、ブチルメタクリレートが15m。
4%)を用いたもの、このアクリル酸・・ブチルメタク
リレート共重合体にジイソシアネート系硬化剤(2,2
,6−)リメチルへキサメチレンジイソシアネート又は
ヘキサメチレンジイソシアネート)を1〜5M量%添加
した系を用たちの、アクリル酸・ブチルメタクリレート
共重合体にウエソ1−剤及びマット剤等を添加した系を
用いたものをそれぞれ用意し、この3種類の剥離層71
aの上に前述した接着層83をヒートシールした。この
ヒートシールの条件は、ヒートシール’In度が140
℃、ヒートシール圧力が2. 5kg/an!、  ヒ
ートシール時間が0.3秒である。
現像液を展開することなく、マスク8の端を反転させた
状態でこれを引いて接着層83の接着性を調べた。この
剥離テストを行った結果、上記3種類の剥離層はそのい
ずれも接着層83と離型層82との間で剥離が起こり、
接着層83が受像シート71の剥離Ft71.aに完全
に転写されており、ヒートシール性が良好であることが
確認された。
比較のために、ブレンドポリマーとしてのスチレン・ア
クリル酸共重合体を添加しない接着剤を作成し、前述し
たように3種類の剥離層71aにそれぞれ塗布して接着
層83を層設し、前記剥離テストを行ったところ、3種
類の剥離層71aのいずれに対しても接着層83のヒー
トシール性が悪く、接着層83が離型層82とともにr
A’1Frlt層71aからはがれてしまった。
〔実施例2〕 マスク材80及び離型層82は実施例1のものを用いた
。接着剤は、ベースポリマーとして低ケン化度のポリビ
ニルアルコールを用い、フルンドポリマーとしてスチレ
ン・アクリル酸共重合体を用い、これにシリカを添加し
、これらを有機溶媒に加えて作成し、この接着剤を固形
分の乾燥塗布量が3.4g/−になるように塗布して接
着層83を層設した。ここで、低ケン化度のポリビニル
アルコールが10重量%、シリカが4重量%、スチレン
・アクリル酸共重合体が10重景%である。
有機溶剤は、エチルアルコールが135j1%。
メチルエチルケトンが45重量%である。また、低ケン
化度のポリビニルアルコールは、L6407 (商品名
二日本合成化学工業社製)を用い、シリカは実施例1の
S−978を用い、スチレン・アクリル酸共重合体はス
チレンが60moρ%。
アクリル酸が40 m o 1%のものを用いた。
実施例1と同じように、3種類の剥1411層71aの
上に接着層83をヒートシールした。こうして作ったフ
ィルムユニットに対して実施例1と同じ剥離テストを行
った。その結果、接着層83のヒートシール性が良好で
あり、接着層83が剥離層71aに完全に転写していた
比較のために、ブレンドポリマーとしてのスチレン・ア
クリル酸共重合体を添加しない接着剤を作り、前記3種
類の剥離層71aを持った受像シート7にそれぞれヒー
トシールした。これに対し剥離テストを行ったところ、
ヒートシール性が悪く、接着層83が剥glt層71a
に転写されずに、離型層82とともにはがれた。
〔実施例3〕 マスク材80は実施例1のものを用いた。耐処理液層8
5としては、塩ビ酢ピコポリマーを有機溶剤に加えたも
のを用い、塩ビ酢ピコポリマーの乾燥塗布量が2.5g
/mになるようにクラビヤコートした。この塩ビ酢ピコ
ポリマーとして塩化ビニルの含有率が90重量%で重合
度が600の400X150M (商品名;日本ゼオン
社製)を用い、有機溶剤としてはトルエンとメチルエチ
ルケトンを用いた。ここで、400X150Mは15部
、トルエンは51部、メチルエチルケトンは34部であ
る。
離型剤としては、塩ビ酢ピコポリマーが6部。
ポリメチルメタクリレート9部、オレイン酸アミド0.
45部、有機溶剤としてのトルエンが51部でメチルエ
チルケトンが34部からなるものを用い、これを固形分
の乾燥塗布量が1.3g/rr?となるように塗布して
離型層82を層設した。前記塩ビ酢ピコポリマーとして
は前述した400×150Mを用い、ポリメチルメタク
リレートとしてスミペックス−B(商品名:住友化学工
業社製)を用い、オレイン酸アミドとしてアーモスリノ
ブCPパウダー(商品名ニライオンアクト社!Iiりを
用いた。
接着剤は、ベースポリマーとしてポリアミドを17部用
い、ブレンドポリマーとしてアクリル酸・ブチルメタク
リレートコポリマー(アクリル酸が35mo f!%、
ブチルメタクリレートが15m0β%)を3部用い、こ
れにシリカ(S−978)を4部添加したものを、有機
溶剤(トルエン21部、n−プロピルアルコール43部
、水4部、エチルアルコール12部)に加えて作った。
この接着剤を固形分の乾燥塗布量が4.0g/n?にな
るようにグラビヤコートして接着層83を層設した。
実施例1と同じように、3種類の剥離N 71 aの上
に接着層83をヒートシールした。こうして作ったフィ
ルムユニットに対して実施例1と同じ剥離テストを行っ
た。その結果、接着層83のヒートシール性が良好であ
り、接着層83が剥!1311層71aに完全に転写し
ていた。
比較のために、ブレンドポリマーとしてのアクリル酸・
ブチルメタクリレートコポリマーを添加しない接着剤を
作り、前記3種類の剥離層71aを持った受像シート7
にそれぞれヒートシールした。これの剥離テストを行っ
たところ、3種類のいずれもヒートシール性が悪く、接
着層83が剥離層71aに転写されずに、離型層82と
ともにはがれた。
【図面の簡単な説明】
第1図はマスクと受像シートの層構造を示す斜視図であ
る。 第2図はマスクと受像シートの剥離状態を示す斜視図で
ある。 第3図は耐処理液層を備えたマスクと受像シートの層構
造を示す斜視図である。 第4図はフィルムユニットの斜視図である。 第5図はフィルムユニットの展開状態を示す断面図であ
る。 1・・・感光シート  2・・・引出しシート4・・・
現像液ボッド 5・・・ファンネル6・・・タブ   
  7・・・受像シート8・・・マスク    9,1
0・・レール15.16・・展開ローラ 70・・支持体    71・・受像層71a・剥離層
    8o・・マスク月81・・弱シール層  82
・・離型層83・・接着層    85・・耐処理液層
。 手続ネtli正書 昭和60年 3月15日

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)画面に対応する開口が形成されたマスク材に、離
    型層と接着層とからなる弱シール層を介して接合された
    受像シートと、露光後に前記受像シートに重ね合わされ
    、その間に現像液が展開される感光シートとからなるイ
    ンスタントフィルムユニットにおいて、 前記接着層は、ベースポリマーにブレンドポリマーの少
    なくとも1つを混合した接着剤から構成されており、前
    記ベースポリマーとしてはポリアミド又は低ケン化度ポ
    リビニルアルコールが用いられ、前記ブレンドポリマー
    としては、下記の一般式で表わされたコポリマーが用い
    られていることを特徴とするインスタントフィルムユニ
    ット。 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 式中Xは水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、又は置換
    あるいは無置換のアルキル基を表す。 Yは水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、置換あるいは
    無置換のアルキル基、アリール基、又は▲数式、化学式
    、表等があります▼基 (ここで、R1は炭素数1〜6の置換あるいは無置換の
    アルキル基、又は置換あるいは無置換のアリール基であ
    る。)、▲数式、化学式、表等があります▼基 (ここで、R2は置換あるいは無置換のアルキル基、又
    は置換あるいは無置換のアリール基である。 ▲数式、化学式、表等があります▼基 (ここで、R3及びR4はいずれも水素原子、置換ある
    いは無置換のアルキル基、又は置換あるいは無置換のア
    リール基である。R3とR4は同じであっても異なって
    いてもよい。)を表す。 Aはエチレン系不飽和モノマーと共重合可能なエチレン
    性不飽和カルボン酸あるいはカルボン酸塩又はカルボン
    酸無水物から誘導される繰り返し単位(モノマー単位)
    を表す。 x及びyはコポリマー中のモノマー成分のモル百分率で
    あり、下記の関係にある。 x+y=100、0<x<60、40≦y<100前記
    の置換アルキル基や置換アリール基の置換3基としては
    、水酸基、カルボキシル基、ハロゲン基(好ましくは塩
    素原子)、シアノ基、アルキル基、アリール基等がある
  2. (2)前記一般式で表されるブレンドポリマーは、スチ
    レン・アクリル酸共重合体であることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載のインスタントフィルムユニット
  3. (3)前記一般式で表されるブレンドポリマーは、アク
    リル酸エチル・アクリル酸共重合体であることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載のインスタントフィルム
    ユニット。
  4. (4)前記一般式で表されるブレンドポリマーは、メタ
    クリル酸エチル・アクリル酸共重合体であることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載のインスタントフィル
    ムユニット。
  5. (5)前記一般式で表されるブレンドポリマーは、メタ
    クリル酸ブチル・アクリル酸共重合体であることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載のインスタントフィル
    ムユニット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63164747U (ja) * 1987-04-15 1988-10-27
US6867557B2 (en) 2002-10-08 2005-03-15 Koito Manufacturing Co., Ltd. Lighting circuit
US6873111B2 (en) 2002-10-08 2005-03-29 Koito Manufacturing Co., Ltd. Vehicular lamp

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JPH0531656Y2 (ja) * 1987-04-15 1993-08-13
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US6873111B2 (en) 2002-10-08 2005-03-29 Koito Manufacturing Co., Ltd. Vehicular lamp

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