JPS6148736B2 - - Google Patents

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JPS6148736B2
JPS6148736B2 JP54075770A JP7577079A JPS6148736B2 JP S6148736 B2 JPS6148736 B2 JP S6148736B2 JP 54075770 A JP54075770 A JP 54075770A JP 7577079 A JP7577079 A JP 7577079A JP S6148736 B2 JPS6148736 B2 JP S6148736B2
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JP
Japan
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instruction
register
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funnel
bus
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JP54075770A
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Aasaa Bureaton Deebitsudo
Furoido Sutanzubarii Badei
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International Business Machines Corp
Original Assignee
International Business Machines Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by International Business Machines Corp filed Critical International Business Machines Corp
Publication of JPS5528195A publication Critical patent/JPS5528195A/ja
Publication of JPS6148736B2 publication Critical patent/JPS6148736B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F13/00Interconnection of, or transfer of information or other signals between, memories, input/output devices or central processing units
    • G06F13/10Program control for peripheral devices
    • G06F13/12Program control for peripheral devices using hardware independent of the central processor, e.g. channel or peripheral processor
    • G06F13/124Program control for peripheral devices using hardware independent of the central processor, e.g. channel or peripheral processor where hardware is a sequential transfer control unit, e.g. microprocessor, peripheral processor or state-machine

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Bus Control (AREA)
  • Advance Control (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明の技術分野 本発明は一般的にはマイクロ制御装置に関し、
具体的にはデータ処理システムの中央処理ユニツ
トへ接続された制御ユニツトと複数の記憶ユニツ
トとの間で生じるデータ転送を制御するマイクロ
制御装置に関する。 背景の技術 データ処理システムのスループツト
(throughput)は、大部分周辺記憶装置と中央処
理ユニツト(CPU)との間でデータを転送する
システム能力に依存する。通常、所与の記憶装置
とCPUとの間の転送通路は、チヤネル、制御ユ
ニツト、制御装置(controller)を含む。一般的
に、制御ユニツトは標準インターフエイスを介し
てチヤネルへ接続された別個のユニツトである。
例えばデイスク・フアイルの如き記憶装置は、デ
イスク・フアイル制御装置と1群の(6個又は8
個の)デイスク・フアイルとより成るストリング
(string)構成体として配列される。これらのデ
イスク・フアイルは制御インターフエイスを介し
て制御装置へ接続されている。制御装置は他のイ
ンターフエイスを介して制御ユニツトへ接続され
ている。このような構成体の1例は、ブロツク・
マルチプレクサ・チヤネルを介してシステム/
360又は370へ接続されているIBM3830様式制御
ユニツトである。3830様式制御ユニツトは、様
式3330,3340,3350デイスク・フアイルの如き1
つ又はそれ以上のストリング状デイスク記憶装置
をシステムへ接続するために使用される。 ストリングは制御装置及びデイスク・ドライプ
(駆動装置)を含むAボツクスより成る。制御装
置はCTLインターフエイスと呼ばれる標準IBM
インターフエイスによつて制御ユニツトへ接続さ
れ、更にフアイル制御インターフエイス(FCI)
と呼ばれる他の標準インターフエイスによつて駆
動装置へ接続される。 制御装置の一般的機能は、制御ユニツトによつ
て出された指令又は副指令を解釈しかつ実行する
ことである。これら副指令の実行は、2つのイン
ターフエイスを制御し、トラツク・フオーマツト
を制御し、データがフアイルへ転送される時にそ
れを刻時かつ直列化し、データがフアイルから転
送される時にそれを非直列化し、適当な誤り訂正
ハードウエアを用いて転送されたデータの完全性
を検査し、制御装置及び付加されたデイスク・フ
アイルの状態を制御ユニツトへ与え、誤りが発生
した時に、要求に応じてシステムを診断評価する
ことを含む。 フアイル制御装置は、大型集積回路技術を用い
たものが発表されている。このような制御装置
は、コスト面では最初の機能に変更又は追加がな
ければ、非常に望ましいものに見える。しかし、
新しい機能の追加の如く変更を施さねばならない
時には、1個又はそれ以上の大型集積モジユール
を設計変更せねばならない。この設計変更は、時
間がかかると共に費用が高価であり、従つて全体
的コストを増加させる。 LSI組合せ論理(combinatorial logic)、の非柔
軟性を解決する1つの明白な手段は、マイクロプ
ロセツサを使用することである。マイクロプロセ
ツサは、1度設計された後でも、単にマイクロプ
ログラムを変更するだけで新しい機能へ適合する
よう容易かつ迅速に変更することができ、よつて
LSIの制約を避けることができる。 しかし、制御される装置と指令を発するユニツ
トとの間で、高いデータ転送速度を維持すること
が必要となる時、マイクロプロセツサを使用する
ことはできない。1.75メガバイト/秒内のデータ
転送速度においては、指令は数ナノ秒内に解読さ
れ、制御装置による応答が発生されねばならな
い。先行技術によるマイクロプロセツサは、この
ように、早いデータ転送速度へ有効に対処するた
めには、組合せ論理よりもあまりにも高価であり
低速であつた。 従つて、データ転送速度にマツチした速度で制
御ユニツトからのマクロ命令を解釈することがで
き、選択されたフアイルと制御ユニツトとの間で
最短時間で接続を達成するよう2つのインターフ
エイスを制御することができ、インターフエイス
へ付加された多数の装置と柔軟性をもつて協動す
ることができ、早いデータ転送速度を有するデイ
スク・フアイルと迅速に同期を達成することがで
きる、改善された低コスト制御装置が必要とな
る。 概 説 簡単に言えば、第1図に示されるようにマイク
ロ制御装置10を設けた場合、1群の高パフオー
マンス・フアイルを制御するために必要な柔軟
性、速度、データ記憶、応答性、I/O能力、同
期性を得ることができる。 柔軟性は1マシン・サイクルで実行される次表
の30個の命令によつて与えられる。
【表】
【表】 この命令群は、制御装置の適用業務中最も多く
使用される機能を与えるように選択されており、
かつ最少の(1マシン・サイクル)制御時間内で
所与の機能を与える特別の命令を含んでいる。こ
れら命令の要約を簡単に示せば次の通りである。 (A) ビツト又は条件のテスト、及びサブルーチ
ン・ブランチを含む4個のブランチ命令
(BOB,BOC,BR,BAL) (B) 自動的に増進される直接及び間接アドレシン
グを有する4個のローカル記憶命令(FIM,
SIM,FID,SID) (C) ハーフバイトALU動作(内部又は外部)の
6個の即値命令(RIM) (D) フルバイトALU動作(内部又は外部)の7
個のレジスタ対レジスタ命令(RR) (E) 1個のレジスタ・ロード即値命令(LRI) (F) 即値及び間接の2個の実行命令(EXI,
EXID) (G) 即値、間接、リンクの3個のレジスタ依存ブ
ランチ命令(BOR,BORI,BORL) (H) 1個のマスク設定命令(STM) (I) 1個のリンク1,2、又はスタツク・レジス
タからの復元命令(RAR) (J) 1個のマシン・レベル設定命令 上記の各命令を低コスト読取専用記憶機構へ記
憶させた場合、500ナノ秒内の早いサイクルで命
令を実行できることが実証される。 各命令は1サイクルを要するのみであり、内部
乃至外部インターフエイスの広範囲の使用又は間
接アドレシングによつて、多くの命令があつても
全体的効率及びスループツトが改善される。 マイクロ制御装置の応答性は、完全優先順位エ
ンコーダ及びトラツプ・サイクル・ハードウエア
を含むトラツプ・システムと、8つのトラツプの
任意のもの又は全てを選択的に能動化又は無能化
するマスク・レジスタとによつて与えられる。こ
れによつて、マイクロ制御装置は外部のトラツプ
信号へ1マシン・サイクル内で応答することがで
きる。トラツプ割込みレベルは、異つたレジスタ
を選択するのに時間損失を生じることなく(即
ち、アドレスのページングなしに)、大きなレジ
スタ群を特定の機能及びインターフエイスへゆだ
ねる能力をマイクロコードへ与える。トラツプ・
レベルは制御装置が動作する8つのレベルに対応
する。 256バイトより成る大型ローカル記憶機構は、
各マシン・レベルのために十分な内部レジスタと
なるばかりでなく、一時的データ・バツフアとな
る。更に、各レベルのために8個のレジスタを含
むプログラム・スタツク領域が設けられている。
状況兼マスク・レジスタのために2個のレジスタ
があり、ネスト・リンク機能のためのプツシユポ
ツプ・スタツク用に4個のレジスタがあり、トラ
ツプが取られる時のROSアドレスを記憶するた
め2個のレジスタがある。制御装置の命令セツト
及び直接アドレシング方式の重要な機能は、全て
のレジスタ、プログラム・スタツク、データ・バ
ツフア領域を全ての外部I/Oインターフエイス
に対して即時に利用可能とすることである。 これは、制御装置が任意のマシン・レベルで動
作している間、それが依然として全ての外部I/
Oインターフエイスへ直接にアドレシングできる
ことを意味する。マイクロコードをして任意の時
間に任意のマシン・レベルへ強制せしめる1個の
命令が設けられている。 全ての外部インターフエイスとマイクロ制御装
置との間のI/Oリンクは、入力及び出力ポート
によつて与えられる。入力ポートはフアネルの如
き複数の入力ユニツトを含み、そこでは制御ユニ
ツト及び駆動装置からの出力信号が制御装置へ伝
えられる。出力ポートは、入力信号を制御ユニツ
ト及び駆動装置へ与えるため、制御装置のための
複数の出力ユニツトを含む。これらポートのユニ
ツトは、1個又はそれ以上の命令によつてアドレ
ス可能である。直接にアドレスできるユニツトの
数を最大にするために、入力ユニツト及び出力ユ
ニツトは同一アドレスを与えられ、そのアドレス
は2つの異つたユニツトのために利用される。マ
イクロ制御装置は、そこへの全ての入力がマシ
ン・サイクルの入力位相中にゲート・インされ、
全ての外部レジスタがマシン・サイクルの出力位
相中にロードされるという事実によつて、それら
ユニツトを識別する。 入力ポート構成の他の重要な特徴は、入力もし
くはゲート(フアネル)が、他の構成で使用され
る通常の双方向性I/Oレジスタよりも少数のハ
ードウエアでよいことであり、従つて入力ポート
は安価になる。 外部アドレスの構造は、0から15までの16個の
異つた外部アドレスを与える。これは全部で32×
8(256)本より成る独特のインターフエイス線
のために16入力ユニツト及び16出力ユニツト・レ
ジスタを可能とする。 同期能力はマイクロ制御装置の全体的効率及び
データ・スループツトを高める大きな要素であ
る。マイクロ制御装置は多様な速度で機能するよ
う設計されるので、マシン・サイクルはフアイ
ル・データ・バイト速度と同期することができ
る。これはデータ間の全てのデスキユー
(deskew)を除去し、従つて通常のデータ及び制
御信号をデスキユーする場合に失われる時間を最
小にすることができる。通常、異つた装置間で生
じる広範囲の公差を許容するために、機能及びタ
イミングについて「充填」を行う必要はない。 本発明の詳細な開示 第1図に示されるように、マイクロ制御装置1
0は制御ユニツト11とデイスク駆動装置13の
ストリング12との間で生じる情報転送を制御す
るように機能する。制御ユニツト11は制御
(CTL)インターフエイス16を介して制御装置
へ接続されている。ストリング12は、フアイル
制御(FCI)インターフエイス17を介して制御
装置10へ接続されている。 第1A図に示される如く、CTLインターフエ
イス16は記憶制御ユニツト11を1個又はそれ
以上の制御装置へ接続するために使用される1組
の線である。記憶制御ユニツト11から制御装置
の入力ポートへ導かれる信号線は次のものを含
む。 CTLバス・アウト CTLバス・アウトは1バイトのデータ及びパ
リテイのために9本の線を含む。バス・アウト
は、タグ・ゲートが存在する時に指令情報とタグ
修飾ビツトを転送し、同期アウト信号が存在する
時にデイスク駆動装置へ記録されるべき情報を転
送する。 CTLタグ・バス CTLタグ・バスは5ビツトのデータ及び1パ
リテイ・ビツトの制御情報のために6本の線より
構成される。 CTLタグ・ゲート CTLタグ・ゲートはCTLバス・アウト及び
CTLタグ・バスをゲートするために使用される
1本の線である。 CTL選択保持 CTL選択保持は、駆動装置が選択される時に
アクチブにされかつ維持される1本の線である。
それは、駆動装置上で最後の動作が実行された後
に、終了信号が駆動装置から受取られてそれが認
識されるまで、アクチブのままである。 同期アウト 同期アウトはデータ転送動作の間にデータを有
効化しかつそれをバス・アウトへゲートする1本
の線である。 終了応答 終了応答は、制御装置から通常終了信号又はチ
エツク終了信号を受取つたことを制御装置へ認識
させるため、制御ユニツトにより使用される1本
の線である。 制御装置の出力ポートから記憶制御ユニツト1
1へ導かれる信号線は次の通りである。 CTLバス・イン CTLバス・インは1バイトのデータ及びパリ
テイのために9本の線から構成される。CTLバ
ス・インは、読出し動作の間に同期イン信号をゲ
ート用に使用してデイスクから記憶制御ユニツト
11へデータを転送する。更にCTLバス・イン
は、通常終了、チエツク終了、又はタグ有効の各
線がアクチブである時、情報を記憶制御ユニツト
11へ転送するために使用される。 同期イン 同期インは、データが制御ユニツト11へ転送
されている間、CTLバス・インを有効化しかつ
ゲートするために使用される1本の線である。同
期インは制御ユニツトから1バイトのデータを要
求するために使用される。 選択アクチブ 選択アクチブは、選択シーケンスが成功した後
にアクチブとなり、選択保持がアクチブである
間、正しい選択を指示するためにアクチブにされ
る1本の線である。 タグ有効 タグ有効は、タグ解読値が制御装置によつて受
取られたことを示すために、制御ユニツトからの
タグ・ゲートに応答して上昇する1本の線であ
る。 通常終了 通常終了は、動作の通常の終了地点へ達したこ
とを制御ユニツト11へ示すために使用される1
本の線である。 チエツク終了 チエツク終了は、異常な終了条件が存在するこ
とを示すために使用される1本の線である。 警報線 警報線は3本の線より成り、2本が選択され1
本が選択されない。警報選択1は、選択された制
御装置又は駆動装置にエラー条件があることを示
すために使用される。警報選択2は、ビジー条件
を示すために使用される。警報非選択1は、ポー
リング・シーケンスが制御ユニツトによつて必要
とされていることを制御ユニツトへ教えるために
使用される。 第1B図に示されるFCIインターフエイス17
は、5本の制御バス及び4本の雑多な制御及びデ
ータ線より成る。FCIインターフエイス17は8
個までの駆動装置のために使用できる。駆動装置
との間の全てのインターフエイス線は多重化さ
れ、従つて制御装置によつて発生された全ての信
号は、全ての駆動装置によつて受取られる。同様
に、異つた駆動装置から導かれた同様の信号は、
共通線を介して制御装置へ転送するためにOR結
合される。インターフエイス上の全てのゲート信
号は、マイクロ制御装置の制御の下にある。駆動
装置からの基準パルス及び読出し書込みデータ
は、平衡した双方向性読出し書込みデータ・ケー
ブル上を搬送される。 FCIインターフエイスは次のようなバス及び線
より成る。 選択バス 選択バスは、異つた駆動装置を選択するために
使用される8本の線と、所与の駆動装置を手動作
で選択するため操作員によつて使用される2本の
独特の線より成る。所与の時点では、これら線の
1本のみがアクチブである。選択バスは出力ポー
トのユニツトへ接続される。 装置タグ・バス 装置タグ・バスは5本の信号線及び1本のパリ
テイ線より成る。5本の線上にあるデータは、装
置バス・アウト上のデータに従つて、所与のレジ
スタの感知及びセツト、探索動作の開始、所与の
トリガのセツト等の如く、選択された駆動装置中
で特定の機能を実行するために使用される。装置
タグ・バスは出力ポートのユニツトへ接続され
る。 装置バス・アウト 装置バス・アウトは1バイトのデータ及び1つ
のパリテイのために9本の線より成る。1バイト
の解釈は、前述した装置タグ・バスによつて制御
される。装置バス・アウトは出力ポートのユニツ
トへ接続される。 注意/選択応答バス このバスは駆動装置から制御装置入力ポートへ
の注意又は選択情報を搬送する9本の線より成
る。注意情報は駆動装置アドレスに従つて与えら
れる。選択情報は選択された駆動装置のアドレス
を含む。 装置バス・イン 装置バス・インは、選択された駆動装置から制
御装置入力ポートのユニツトへ感知又は状況情報
を搬送する8本のデータ線及び1本のパリテイ線
より成る。 タグ・ゲート これは、装置タグ・バス及び装置バス・アウト
の双方をゲートするため、制御装置出力ポートか
ら駆動装置へ導かれる1本の線である。 選択保持 選択保持は、制御装置出力ポートから駆動装置
へ導かれる1本の線である。その機能は、選択動
作が1度設定された後に、それを維持することで
ある。 タグ有効 タグ有効は、タグ・ゲート信号が受取られ、装
置タグ・バス及び装置バス・アウトのパリテイが
正しいことを示すために、駆動装置から制御装置
入力ポートへ導かれる1本の線である。 第1図に示されるマイクロ制御装置の全体的機
能は、基本的にはCPUチヤネルから与えられた
一連のチヤネル指令ワード(CCW)に応答して
制御ユニツトによつて発生された指令群を順次に
実行することによりフアイルとの間のデータ転送
を制御し、かつ上記指令群を駆動装置のための一
連の副指令へ変換することである。更に制御装置
の機能は、駆動装置から状況又は制御データを受
取り、必要な場合に、このようなデータを制御ユ
ニツトへ与えられるべき適当なデータへ変換する
ことである。 駆動装置と制御装置更には制御ユニツトとの間
の読出し書込みチヤネルは、1秒間に約1.85メガ
バイトの速度でデータを転送する能力を有する。
従つて、マイクロ制御装置は高速であつて柔軟性
に富み、制御ユニツトからの副指令及び駆動装置
からの状況情報に十分に応答可能であり、それに
よつて1.85メガバイトのデータ転送速度によつて
得られる全体としての潜在的システム・パフオー
マンスを妨げないようにしなければならない。直
列読出し書込みチヤネルを制御するシステムは、
関連出願中に説明されている。 第2A図及び第2B図は制御装置の全体的デー
タ・フローを示す。トラツプ・システムの詳細は
第2C図に示されている。 第2A図及び第2B図に示されるマイクロ制御
装置は第3図に示されるような相互に関連する3
個の主たるサブシステムを含む。記憶ユニツトに
記憶された命令は、制御ユニツト11とデイスク
駆動装置のストリング12との間で生じるデータ
転送をダイナミツクに制御するために読出されか
つ実行される。 マイクロ制御装置の設計思想は、先ず第3図を
参照して説明される。第3図は主たるサブシステ
ムB,C,D及び記憶装置Aを示している。 装置Aの機能は、個別的にアドレス可能な記憶
位置にマイクロ命令を記憶することである。3種
の命令が装置Aに記憶される。即ち、無条件ブラ
ンチ形の命令、条件付ブランチ形の命令、非ブラ
ンチ形の命令である。各種の命令には、複数個の
異なつた命令が含まれる。装置Aは読取専用記憶
機構として示されているが、当技術分野で知られ
た他の種の装置を使用してもよい。 第1のサブシステムBは命令実行サブシステム
と呼ばれ、第2のサブシステムCは順次命令フエ
ツチ・サブシステムと呼ばれる。第3図に示され
る如く、サブシステムCは記憶装置Aをアドレス
するための装置AR及び複数の順次アドレス発生
器NAG1〜NAGnを含む。サブシステムB及びC
は、命令レジスタ・デコーダIRD及び制御手段
CMを含む第3のサブシステムDによつて制御さ
れる。サブシステムDは制御サブシステムと呼ば
れ、前のマシン・サイクルの間にサブシステムC
によつて記憶装置Aから命令レジスタ・デコーダ
IRDへ転送された現在の命令に応答して、サブシ
ステムB及びCの動作及び相互作用を制御する適
当な信号を発生し、よつてサブシステムB及びC
に対して現在の命令を実行させかつ現在のマシ
ン・サイクルの間に記憶装置Aから次の命令をフ
エツチさせる。制御サブシステムDはトラツプ・
システムを含むが、これについては後に詳細に説
明する。 ここで第2A図、第2B図、第3図を参照して
制御装置の各種の構成要素を説明する。 入力ポート8 入力ポート8は複数個の入力フアネル又はバ
ス・マルチプレクサを含み、1個又はそれ以上の
フアネル又は制御ユニツトから、ALU70の1
つの入力へ接続されたマイクロ・データ・バス1
5へ(第2A図)、データを選択的に転送するよ
うに機能する。第2E図はバス15へ接続された
入力フアネル及びゲーテツド駆動器を示す。 入力ポートを詳細に示す第2E図を参照する
と、フアネルは基本的には複数個の入力ORゲー
ト200より成る。これらゲートの各々はマルチ
プレツクスされるバスの各線に対応している。第
2E図に示される如く、8個の入力ORゲート2
00はDCIバス・アウト線0〜7をバス15の対
応する線へ接続するために使用される。これら線
の各々は各ORゲート200に関連付けられてい
る。DCIバス・アウトの各線は2入力ANDゲート
201を介してORゲート200へ接続されてい
る。他の入力は「選択0」とレーベルを付された
1本のアドレス線である。第2インターフエイ
ス・バスの線0′〜7′を各々のORゲート200
へ接続するために、第2群の同様なANDゲート
201′が使用される。これらANDゲートへの第
2入力は、「選択1」のレーベルを付された異つ
たアドレス線である。図示されないが、入力ポー
ト8は8個のANDゲートより成る16のANDゲー
ト群を有し、各ANDゲート群は外部アドレス・
デコーダ26(第2B図)によつて個別的に選択
可能である。8個のORゲート200の出力は、
8個の同様なゲートされる(ゲーテツド)駆動器
203によつてバス15へ転送される。各ゲーテ
ツド駆動器203はANDゲート204、2進段
205、ANDゲート206、増幅器207、バ
ス15からの全てのロードを絶縁するためのダイ
オード208を含む。増幅器207及びダイオー
ド208の機能は、当技術分野で周知の如く、1
個のトランジスタ増幅器回路へ結合することがで
きる。ANDゲート204及び206への第2入
力は、制御サブシステムDから与えられる外部フ
アネル・ゲート信号である。このような入力ポー
トは、8×16=128本のバス・アウト入力線を処
理することができ、制御サブシステムDによつて
選択された時点で、入力線の8本より成るアドレ
スされた群のデータを、選択的にバス15へ転送
することができる。第2A図に示される如く、ゲ
ーテツド駆動器110は、出力ポート9と同じく
バス15へ接続され、バス15は双方向性デー
タ・バスとなつている。従つて、ゲーテツド駆動
器110と入力ポート駆動器203は、マシン・
サイクルの同一期間中決して同時にオンになるこ
とはない。 出力ポート9 第2A図の出力ポート9は詳細には示されない
が、16個のレジスタを含み、各レジスタは8個の
段より成る。各レジスタの出力は外部インターフ
エイスへ接続することができる。外部インターフ
エイスは入力フアネルの1個を含んでいてよい。
各レジスタ入力には、各レジスタ段のための3個
の入力ANDゲートがある。各ANDゲートの第1
の入力はバス15の対応する線へ接続され、各
ANDゲートの第2入力は選択又はアドレス線で
あり、各ANDゲートの第3入力は制御サブシス
テムDから来る外部レジスタ・ロード信号であ
る。レジスタ及びフアネルは異つた時間に動作さ
れるから、1本の選択線はフアネルとレジスタの
対をアドレスする。 後述する如く、制御サブシステムDは1マシ
ン・サイクル中に外部アドレスを変更することが
できる。 ROS52 第2B図に示される如く、ROS52は、第3
図の記憶装置Aに対応し、個々にアドレス可能な
16384個の記憶装置を含み、各記憶装置は16個の
データ・ビツト及び2個のパリテイ・ビツトを含
む。各記憶装置は、後に詳説する30種の16ビツ
ト・マイクロ命令の1個を記憶する。ROSユニ
ツトの出力は、16本の線より成る命令レジスタ・
バス58へ印加される。このバスの線3〜7及び
11〜15は外部アドレス・デコーダ26へ接続
され、線0〜15は命令レジスタ・デコーダ
(IRD)53へ印加される。 ROSの記憶位置は、第3図のサブシステムC
のアドレシング手段ARからROSへ与えられる14
ビツト・アドレスによつて選択される。 アドレス・レジスタ50 第2B図に示されるように、サブシステムCの
アドレシング手段ARは、低アドレス・レジスタ
(ARL)50A及び高アドレス・レジスタ
(ARH)の2個のユニツトを含む命令アドレス・
レジスタ50である。低アドレス・レジスタ50
Aは8段レジスタであり、14ビツト・アドレスの
8個の低順位ビツト6〜13をROS52へ与え
る。高アドレス・レジスタ50Bは6段レジスタ
であり、14ビツト・アドレスの6個の高順位ビツ
ト0〜5をROS52へ与える。 ARL50Aへの入力はフアネル55の出力か
ら与えられ、ARH50Bへの入力はフアネル5
4の出力から与えられる。 フアネル55 フアネル55は4個の個別的なAND/OR論理
ユニツト55A〜55Dを含む。ユニツト55A
は、ALUアウト・バス73へ接続される8段ユ
ニツトであり、第3図のサブシステムBによつて
発生された部分アドレスをサブシステムCへ転送
するように機能する。ユニツト55BはRAM3
8から直接に1バイトのデータを受取る8段ユニ
ツトであり、サブシステムCの順次アドレス発生
器NAG1〜nの1部分である。ユニツト55C
は優先順位エンコーダからビツトを受取る3段ユ
ニツトであり、トラツプNAGユニツトに、関連
付けられている。ユニツト55Dは、NAG1の
1部分である低プログラム・カウンタ51Aから
8ビツト・バイトを受取る8段ユニツトである。 ユニツト55A〜55Dの出力は、ARL50
Aの適当な入力へ接続される。 フアネル54 フアネル54は3個のAND/OR論理ユニツト
54A〜54Cを含む。ユニツト54AはRAM
38から直接に6個のビツト2〜7を受取る6個
の段を含み、ユニツト55Bと共にNAGの1部
を形成する。ユニツト54Bは5段ユニツトであ
り、その入力は第3図の制御手段CMへ接続され
て、命令レジスタ・デコーダ53(第2B図)か
らビツト3〜7を受取る。ユニツト54Cは6段
ユニツトであり、その入力は、第3図のサブシス
テムCのNAG2の1部分である高プログラム・
カウンタ51Bの出力へ接続される。 プログラム・カウンタ51 プログラム・カウンタ(PC)51は、低プロ
グラム・カウンタ(PCL)51Aと、高プログラ
ム・カウンタ(PCH)51Bとを含む。プログ
ラム・カウンタ51は14段のセツト可能なカウン
タを含み、その機能はアドレス・レジスタ50へ
転送されるべき順次のアドレスを発生することで
ある。PCL51Aは8個の段を含み、その入力は
ARL50Aの出力へ接続され、従つてPCL51
Aは、時間T6で第3図の制御サブシステムDに
よつて信号を受けた時に、ARL50Aによつて
更新することができる。PCL51Aは時間T2で
カウンタを1単位増進させる増進入力線を有す
る。PCH51Bは6段より成り、各段の入力は
高アドレス・レジスタ50Bの出力へ接続され、
従つてPCH51Bは時間T6で更新することがで
きる。プログラム・カウンタ51の出力は、前述
した如くフアネル54及び55を介して命令アド
レス・レジスタ50へ接続され、フアネル56
(A及びB)及びゲーテツド駆動器112を介し
てALUアウト・バス73へ接続される。 フアネル56A フアネル56Aは、PCL51AをALUアウ
ト・バス73へ接続する8個のAND/OR論理ユ
ニツトを含む。 フアネル56B フアネル56Bは、PCH51BをALUアウ
ト・バスの線2〜7へ接続する6個のAND/OR
論理ユニツトを含む。 ゲーテツド駆動器112 ゲーテツド駆動器112は、現在実行されてい
る命令のアドレスをサブシステムBへ転送するた
めに、ALUアウト・バス73を駆動する。第2
A図のフアネル77へ接続されたALUアウト・
バス73は、駆動器112がゲートされた時にア
クチブとなる。これはリンク形命令が実行されて
いる時のマシン・サイクルの出力位相で起る。フ
アネル56及びゲーテツド駆動器112は第3図
のサブシステムBの1部である。 命令レジスタ・デコーダ53 命令レジスタ・デコーダ53は、ROS52か
らの命令を受取る16ビツト・レジスタと、動作、
ALU動作、所与のビツト線等の解読信号又はア
ドレス信号の如き制御信号を与える解読回路とを
含む。それは第3図の制御サブシステムDの1部
である。 RAM38 ランダム・アクセス・メモリ(RAM)38は
256個の個別的にアドレス可能な記憶位置を有
し、各記憶位置は1つの8ビツト・バイトを記憶
する。RAM38は、後に詳細に説明する適当な
アドレシング回路と、8ビツトより成るデータ・
バイトをアドレスされた位置へ記憶させ又はアド
レスされた位置から読出させる適当な読出し書込
み制御回路とを有する。入力データは、ALUア
ウト・バス73へ接続されるRAM入力データ・
バス62を介して、RAM38へ与えられる。
RAM38からの出力データは、いくつかのフア
ネルへ導かれるRAM出力データ・バス63上に
現われる。 RAM記憶位置のアドレスは8ビツトであり、
フアネル64及び65の出力から与えられる。フ
アネル64は4個のRAMアドレス低順位ビツト
4〜7(RAL)を与え、フアネル65は4個の
RAMアドレス高順位ビツト0〜3(RAH)を与
える。フアネル64は5個のAND/OR論理ユニ
ツト64A〜64Eより成り、フアネル65は4
個のAND/OR論理ユニツト65A〜65Dより
成る。論理ユニツト65B,65C,64A,6
4B,64Cは制御サブシステムDへ接続され、
図示されるように、IRD53からの信号を選択的
に与えられる。 フアネル64 論理ユニツト64Aは命令レジスタ(IR)バ
ス58の線12〜15、及びRAMアドレス線4
〜7へ接続される。論理ユニツト64BはIRバ
ス58の線4〜7へ接続される。論理ユニツト6
4CはIRバスの線9、13〜15をRAMアドレ
ス線4〜7へ接続する。論理ユニツト64Dは補
助(AUX)レジスタ66の線4〜7へ接続され
る。論理ユニツト64EはRALスタツク・カウ
ンタ89Bの線0〜2をRALの線5〜7へ接続
し、RAMアドレス線4は論理ユニツト64Eを
介して常に1へ強制される。 フアネル65 フアネル65はRAMアドレスの高順位部分の
ためのものである。アドレス65Aは、レベル・
レジスタ87の線1〜3をRAMアドレス線1〜
3へ接続する。RAMアドレス線0は、特定の命
令の実行中を除いてゼロ値へ維持される。論理ユ
ニツト65BはIRバス線10〜12の信号を
RAMアドレス線1〜3へ与え、かつRAMアドレ
ス線0を1へ強制する。論理ユニツト65Cは
IRバス線11〜13の信号をRAMアドレス線1
〜3へ与え、またRAMアドレス線0を1へ強制
する。 論理ユニツト65Dは補助(AUX)レジスタ
66の出力線0〜3をRAMアドレス線0〜3へ
接続する。 RAM38にある256個の個別的にアドレス可能
な記憶位置は、3個の論理的部分A,B,Cへ分
割される。データ・バツフア38Aは、64バイト
又は64個の汎用レジスタより成る。プログラム・
スタツク38Bは、64バイト又は64個のレジスタ
より成る。この64個のレジスタは、各レベルへ8
個のレジスタを割当てられた8つのレベルへ論理
的に群別される。各レベルの8個のレジスタは次
のような特定の機能を割当てられる。 レジスタ0 PCHトラツプ 1 PCLトラツプ 2 PCHリンク1 3 PCLリンク1 4 PCHリンク2 5 PCLリンク2 6 状況レジスタ 7 マスク・レジスタ これらレジスタの概略的な機能は、それぞれの
名称によつて示され、或る種の命令が実行されて
いる時に、プログラム・カウンタ、マスク・レジ
スタ、状況レジスタの如き他のレジスタの値を一
時的に記憶するために使用される。 RAM38の部分38Cは、128個のアドレス可
能記憶位置より成る。部分38Cの記憶位置は、
マシン動作の8つのレベルに対応するレベル0〜
7へ分割される。従つて、8つのレベルの各々
は、16個の8ビツト・レジスタより成る。所与の
レベルにある16個のレジスタは汎用レジスタであ
り、それらは前の表に示した命令によつて直接に
アドレス可能である。RAMアドレシングに関連
した上記ユニツトの全ては第3図のサブシステム
Bの1部分である。 RAMの読出し書込み バス62からRAM38へデータを記憶し(書
込み)、RAM38からデータを取出す(読出し)
ことは、3/4クロツク及び各種の命令と関連し
て説明する。 ALU70 ALU70は通常のものであり、従つてブロツ
ク形式で示される。ALU70は2つの8ビツト
入力を有する。即ち、それらはA入力74及びB
入力75であり、その各々は8本の線より成る。
ALU70の出力80は、8本の出力線によつて
ALUレジスタ71の入力へ接続される。桁上げ
アウト線81はALU70から与えられる。 ALU70は次の論理動作を実行することがで
きる。即ち、AND,OR,XOR,ADDプラス桁
上げ、比較、桁上げなしのADD、移動
(MOVE)である。実行されるべき特定の動作は
ALU制御バス80Cによつて制御され、バス8
0Cは第3図の制御サブシステムDから信号を与
えられる。 ALUレジスタ71 ALUレジスタ71は8段レジスタであり、そ
の入力はALU出力80へ接続され、その出力は
フアネル72へ接続される。ALUレジスタ71
は、サブシステムDへ接続された入力ロード線を
設けられる。 フアネル72 フアネル72は2個のAND/OR論理ユニツト
72A及び72Bを含む。ALUレジスタ71の
出力は、フアネル(論理ユニツト)72A及びゲ
ーテツド駆動器111を介してALUアウト・バ
ス73へ接続される。前述した如く、フアネル7
2Bはゲーテツド駆動器111を介してRAM3
8の出力データ・バス63をALUアウト・バス
73へ接続する。ALUレジスタ71の内容はフ
アネル72A、ゲーテツド駆動器111、フアネ
ル55Aを介してサブシステムCのアドレシング
手段ARへ転送されることができる。 フアネル77 フアネル77は3個のAND/OR論理ユニツト
77A,77B,77Cを含む。ユニツト77A
はALUアウト・バス73をALUA入力74へ接
続し、ユニツト77Bはデータ入力バス15を
ALUA入力74へ接続し、ユニツト77Cは
RAM出力データ・バス63をALUA入力74へ
接続する。 フアネル78 フアネル78は2個のAND/OR論理ユニツト
78A,78Bを含む。ユニツト78AはRAM
出力データ・バス63をALUB入力75へ接続
し、ユニツト78Bはフアネル79の出力を
ALUB入力75へ接続する。 フアネル79 フアネル79は7個のAND/OR論理ユニツト
79A,79B,……,79Gを含む。ユニツト
79Aは補助レジスタ66の8ビツト出力を
ALUBバス82へ接続する。ユニツト79Bは、
トラツプ・システムのマスク・レジスタ(MR)
の8ビツト出力をALUBバス82へ接続する。ユ
ニツト79Cはトラツプ・システムの優先順位エ
ンコーダ(PE)の3本出力をALUBバス82の
線0〜2へ接続し、ユニツト79D〜79Gは命
令レジスタ(IR)デコーダ52からの選択され
た線をALUBバス82へ選択された線へ接続す
る。 フアネル(論理ユニツト)79DはIRバス5
8の線3〜6をALUBバス82の線4〜7へ接続
する。ALUBバス82の線0〜3へ接続されるフ
アネル79Dへの他の4つの入力は、共通線から
与えられる。この共通線は、ALUによつて実行
されている特定の論理機能に従つて、オール0又
はオール1の入力を与える。この信号はALU動
作定数と呼ばれ、第2A図ではXXXXによつて示
される。フアネル79DはハーフバイトのALU
動作で使用される。ALU動作に従つて、ALU動
作定数が選択され、ALUのB入力へ与えられた
残りのハーフバイトは、不変のままで出力に現わ
れる。 フアネル79EはIRバス58の線3〜6を
ALUBバス82の線0〜3へ接続する。フアネル
79EへのXXXXによつて表わされる他の4つの
入力は、ALUBバス82の線4〜7へ与えられる
ALU動作定数である。そのパターンは、ALU中
でビツト0〜3について実行される論理動作の間
にA入力のビツト4〜7を変更しないよう第3図
の制御サブシステムDによつて選択される。フア
ネル79D及び79Eに対して適当なオール1又
はオール0のパターンを与えるため、簡単なラツ
チ(図示されず)が使用されてよい。 フアネル79FはIRバス58の線5〜7を
ALUBバス82の線5〜7へ接続する。 フアネル79GはIRバス58の線8〜15を
ALUBバス82の線0〜7へ接続する。 状況レジスタ100 第2B図の状況レジスタ100は4段レジスタ
であり、その各段は異つた条件の状況へ関連付け
られている。各段は次のように割当てられる。 段0 CC1 条件コード1 1 CC2 条件コード2 2 CC3 条件コード3 3 スタツク・ポインタ 状況レジスタ100への入力は2個のAND/
OR論理ユニツト106A及び106Bを含むフ
アネル106から来る。フアネル(論理ユニツ
ト)106Aは4段ユニツトであり、その1本の
線はスタツク・ポインタ論理ユニツト101の出
力へ接続され、その3本の線は条件デコーダ10
2へ接続される。フアネル(論理ユニツト)10
6Bは4段ユニツトであり、その入力はALUア
ウト・バス73の線0〜2及び7へ接続される。 状況レジスタ100の出力は、ゲーテツド駆動
器114を介してALUアウト・バス73へ接続
され、かつ条件テスト論理ユニツト103へ接続
される。 条件デコーダ102 条件デコーダ(論理ユニツト)102は、
ALUアウト・バス73へ接続された入力を有す
る。更に、ALU70からの桁上げ信号はデコー
ダ102へ与えられる。デコーダ102は3つの
異つた出力信号を線0〜2へ与えるように機能す
る。 線0 ALUアウト・バス=オール0 線1 ALUアウト・バス≠オール0 線2 桁上げ信号 最初の2つの信号は、ALUアウト・バス73
の8ビツトの全てをサンプリングした結果であ
る。最後の信号は、ALU70のALU桁上げ線8
1から条件デコーダ102へ与えられる。 条件テスト論理ユニツト103 条件テスト論理ユニツト103はその入力を状
況レジスタ100及びBOB論理ユニツト104
から受取る。論理ユニツト103の出力は、条件
付ブランチ命令のために正しいアドレスを選択す
るのに使用される。 BOBユニツト104 ブランチ・オン・ビツト(BOB)論理ユニツ
ト104(第2A図)は、2個のAND/OR論理
ユニツト105A及び105Bを含むフアネル1
05から信号を与えられる。フアネル(論理ユニ
ツト)105Aへの入力はデータ入力バス15か
ら導かれ、フアネル(論理ユニツト)105Bへ
の入力はRAM出力データ・バス63から導かれ
る。BOB論理ユニツト104は、BRANCH ON
BIT命令が実行されている時、バス15又はバス
63上のデータをサンプルする。 レベル・レジスタ87 レベル・レジスタ87は3段レジスタである。
その出力は、RAMアドレスの高順位部分を与え
るために、フアネル65Aへ接続される。レベ
ル・レジスタ87は、トラツプ・システムの優先
順位エンコーダ(PE)からセツトされ、又は
SML命令の実行中に命令レジスタ・デコーダ5
3(第2B図)からセツトされる。 トラツプ・システム71 制御システムの最後の部分は、第2C図に示さ
れるトラツプ・システムである。トラツプ・シス
テムの機能は、命令の正常な処理を中断し、デー
タが転送されている装置又はマイクロ制御装置で
或る事象が発生したことに応答して、制御装置を
新しい所定のシーケンスへ導くことである。 これらの事象はそれぞれ優先順位を割当てられ
ており、同様の優先順位を有する事象は、トラツ
プ要求信号を発生するようにOR結合される。第
2C図に示されるように、トラツプ・システムは
8レベルまでの優先順位を受入れるように構成さ
れている。 トラツプ・システムは、命令サイクルの終りに
マイクロ制御装置を中断する。もし現在動作して
いるマシンのレベルよりも高い優先順位のトラツ
プ要求信号が与えられると、トラツプ・システム
はトラツプ・サイクルで或る種の機能を実行する
ようサブシステムB及びCを起動する。トラツ
プ・サイクルは通常のマシン・サイクルと同じ長
さである。最初の機能は次の命令のアドレスを発
生することであり、それによつて次の命令は
ROS52からIRD53へ読出され、次のマシン・
サイクルで処理されることができる。 第2の機能は、割込み点へ戻ることが必要な場
合に、この割込み点におけるマイクロ制御装置の
条件を限定する或るレジスタの内容をRAMへ転
送することである。上記の「戻り」は、サブルー
チンの開始点へ戻つた後に、この割込み点までの
全ての命令を再度実行するのではなく、この「戻
り」をプログラム化することによつて達成するこ
とができる。従つてマイクロプログラムは、トラ
ツプ要求信号によつてアドレスされるROSの記
憶位置に、どのような命令(又は一連の命令群)
が置かれているかに従つて、トラツプ要求を完全
に割込みへ変換する選択を与えられる。本発明の
実施例において、8つの異なつた優先順位のため
ROSアドレスが割当てられており、従つて次の
レベルへ走る前に4個の命令より成る一連の命令
を順次に実行することが可能である。これによつ
て、制御システムは2つのモードで動作すること
ができる。第1のモードは迅速なトラツプ形命令
を実行する命令のみをこれらアドレスに置くこと
であり、第2のモードは、トラツプが割込みへ変
換されようとしている場合に、監査証跡を設定す
る一連の命令をアドレスに置くことである。所望
ならば、マイクロプログラムは各レベルで第1モ
ードに続いて直ちに第2モードを使用してもよ
い。 トラツプ・サイクルにおけるトラツプ・システ
ムの最後の機能は、サブシステムBのレベル・レ
ジスタを、承諾されたトラツプ要求の優先順位で
更新することである。トラツプ・システムは、他
のトラツプ要求信号に対して承諾を与える前に再
調整されねばならない。 第2C図を参照すると、トラツプ・システムは
マスク・レジスタ88、トラツプ・レジスタ8
5、トラツプ論理ユニツト92、トラツプ・サイ
クル制御ユニツト90、優先順位エンコーダ86
を含む。 マスク・レジスタ88 マスク・レジスタ88は8段ユニツトであり、
その入力はサブシステムBのALUアウト・バス
73へ接続され、その出力はトラツプ論理ユニツ
ト92へ接続される。更にマスク・レジスタ88
は信号ロード入力(図示せず)を有し、ALUア
ウト・バス73の内容をレジスタへ転送するため
に、マスク・レジスタ・ロード(LMR)信号が
その入力へ印加される。 トラツプ論理ユニツト92 トラツプ論理ユニツト92は、所定の事象が生
じたことを表わすトラツプ要求信号0〜7及びマ
スク・レジスタ出力を受取る1群の論理回路を含
む。論理ユニツト92は、マスク・レジスタ中の
対応するビツトと一致する全てのアクチブなトラ
ツプ要求信号のために、トラツプ・レジスタ85
へ入力を与える。 優先順位エンコーダ86 優先順位エンコーダ86は、マスク・レジスタ
88によつて許された全てのトラツプ要求信号か
ら最も高い優先順位のトラツプ要求信号を選択
し、その信号を3ビツト2進パターンへ変換して
出力する。この出力は前述した如くハードウエ
ア・サイクルの終りにレベル・レジスタ87(第
2A図)の入力へ与えられ、かつトラツプ・サイ
クルの始めにフアネル79Cを介してROSアド
レシング装置へ与えられる。 トラツプ・サイクル制御ユニツト90 トラツプ・システムの最後の部分はトラツプ・
サイクル制御ユニツトである。トラツプ・サイク
ル制御ユニツトは、トラツプ・サイクルを開始す
るために、制御信号の時系列をサブシステムB,
C,Dの各部分へ与える。 これまで、第2A図、第2B図、第2C図に示
される制御装置の各種の機能ユニツト間に可能な
多様なデータ・フロー通路を概略的に理解させる
ため、機能ユニツトとこれら機能ユニツトの相互
接続とについて説明した。説明を簡略にするため
に、各種の制御線及びタイミング信号は第2図に
示されていない。これらは制御サブシステムDに
関連して説明する。 次の表は、全ての内部フアネルについてゲー
ト信号を発生する論理回路を示す図面をリストし
たものである。論理回路は制御サブシステムDの
1部である。
【表】
【表】 これから制御サブシステムDの信号について詳
細に説明することにする。 第5A図乃至第5C図に示されるように、マイ
クロ制御装置の基本的マシン・サイクルは、8つ
の時間間隔T0〜T7を含む。全てのタイミング又
は制御信号は、これら時間間隔の1つ又はそれ以
上を基準とする。図面中の信号は、理想化された
波形で書かれている。実際には、各信号は有限の
上昇時間及び降下時間を有するが、これは図示さ
れていない。各時間間隔Tは60ナノ秒であり、1
マシン・サイクルは480ナノ秒であると仮定す
る。信号T0〜T7は第2A図に示される可変周波
数発振器クロツク130によつて駆動される8段
ビツト・リングから発生される。クロツク130
は外部装置へ関連付けられているか又は適当な源
によつて同期化される。 更に、RAMを制御するため、第2A図の3/
4クロツク131が使用される。3/4クロツク
は45ナノ秒パルス又は90ナノ秒の時間間隔を有す
るが、その機能については後に詳述する。3/4
クロツク信号は第5図に示される。 位相1,2,3タイミング信号 第5図に示される位相1,2,3タイミング信
号の各々は、3位相ラツチの1個によつて発生さ
れる。これらのラツチは第2A図の位相ラツチ8
9Aのリング中に配列されている。これらラツチ
の各々は、3/4クロツク信号及びT0〜T7信号
から展開された適当なセツト及びリセツト・パル
スを与えられる。 位相1タイミング信号はT7の開始と共に始ま
り、位相2の始めに終る。位相2タイミング信号
は、3/4クロツク信号が正になる時にT2で始
まり、位相5の始めに終る。位相3タイミング信
号は、3/4クロツクがT5で正になる時に始ま
り、位相1の始め即ちT7の開始と共に終る。 RAMタイミング RAM38のための制御信号は3/4クロツ
ク、RAM読出し/書込み信号及びアドレス信号
である。RAM記憶機構はデータの源又は宛先で
あるから、読出し/書込み信号はその使用法を決
定する制御信号であり、制御サブシステムDによ
つて与えられる。RAM38は、マシン・レベ
ル・セツト命令及びトラツプ動作の1部分を除い
て、現在実行されている命令の如何によらずT0
でアドレスされる。従つて、読出しサイクルにお
ける出力データは、RAM出力データ・バス63
上に現われ、フアネル105B、77C、78
A、72Bへの入力ではT0の始めからT5の終り
に現われる。書込みサイクルにおいては、T5か
らT7の終りに入力データ・バス62に現われる
データが、メモリへ入れられる。マシン・レベ
ル・セツト命令及びトラツプ動作のための読出
し/書込み制御タイミングは異なつており、後に
SML命令の動作を説明する時に説明することに
する。 ポート制御信号 入力又は出力ポートのための第1制御信号は、
外部(ポート)アドレス・デコーダ26によつて
発生されるアドレス信号である。アドレス信号0
〜15は、データの源又は宛先として外部フアネ
ル及びレジスタ対を含む命令のために、ビツト3
〜6又は11〜14を解読して16本の線の1本を
付勢することによつて発生される。入力又は出力
ポート選択信号と呼ばれる第2の制御信号は、適
当な命令のビツト7又はビツト15に応答して、
アドレスされたフアネル又はアドレスされたレジ
スタを選択するのに使用される。 フアネルへ印加される第3の制御信号は外部フ
アネル・ゲート信号であるが、この信号はフアネ
ルの入力にあるデータを正しい時間にマイクロ・
データ入力バス15に置く。この外部フアネル・
ゲート信号は第5A図に示され、T0の始めから
T1の終りまでアクチブである。 出力ポート外部レジスタへ印加される第3制御
信号として、マイクロ・データ・バス15の内容
を正しい時間に選択されたレジスタへ置くタイミ
ング信号(外部レジスタ・ゲート信号)がある。
第5A図に示される如く、この外部レジスタ・ゲ
ート信号はT4の間にアクチブである。 制御サブシステムDは、第2A図及び第2B図
に示される全ての内部フアネルのためにゲート制
御信号を発生する論理回路を含む。今からこのゲ
ート信号について、第6A図〜第6HH図を参照
しつつ説明する。これらのゲート制御信号は第5
図に示されていないが、後に命令の各々を説明す
る場合に言及される。 フアネル54A フアネル54AはRAM出力データ・バス63
をARH50Bへ接続する。第6A図に示される
ように、フアネル54Aゲート信号は、ノツト・
トラツプ信号、RAR又はSML命令が実行されて
いることを示す信号、及びT0〜T1時間であるこ
とを示す信号をAND結合することによつて発生
される。 フアネル54B フアネル54Bは、IRバス58のビツト3〜
7をARH50Bへ接続する。フアネル54Bゲ
ート信号は、第6B図に示されるように、ノツ
ト・トラツプ信号とEXI,EID,BOR,BORI,
BAL,BORL,BR命令の1つが実行されている
ことを示す信号とをAND結合することによつて
発生される。ARH50Bの段0は変更されな
い。 フアネル54C フアネル54Cは高プログラム・カウンタ51
Bの出力をARH50Bへ接続する。第6C図に
示されるように、フアネル54Cゲート信号は、
ノツト・トラツプ信号とEXI,EXID,BOR,
BORI,BAL,BORL命令の1つが実行されてい
ることを示す信号と、ブランチ・オン・コンデイ
シヨン又はブランチ・オン・ビツトが正であるこ
とを示す信号とをAND結合することによつて発
生される。 フアネル55A フアネル55AはALUアウト・バス73を
ARL50Aへ接続する。第6D図に示されるよ
うに、フアネル55Aゲート信号はノツト・トラ
ツプ信号とEXID,EXI,BOR,BORI,BR,
BAL,BORL命令をデコードし、BOB=イエス又
はBOC=イエスの条件によつて発生される。 フアネル55B フアネル55BはRAM出力データ・バス63
をARL50Aへ接続する。第6E図に示される
ように、フアネル55Bゲート信号は、ノツト・
トラツプ信号とSIL又はRAR命令が実行されてい
ることを示す信号とをAND結合することによつ
て発生される。 フアネル55C フアネル55Cは優先順位エンコーダの出力を
ARL50Aへ接続する。フアネル55Cゲート
信号は、第6F図に示されるように、トラツプ要
求ラツチによつて発生されたトラツプ要求信号で
ある。 フアネル55D フアネル55Dは低プログラム・カウンタ51
Aの出力をARL50Aへ接続する。フアネル5
5Dゲート信号は、第6G図に示されるように、
ノツト・トラツプ信号、反転されたフアネル55
Aゲート信号、反転されたフアネル55Bゲート
信号をAND結合することによつて発生される。 フアネル56A フアネル56Aは低プログラム・カウンタ51
AをALUアウト・バス73へ接続する。第6H
図に示されるように、フアネル56Aゲート信号
は、フアネル56Bゲート信号を反転することに
よつて発生される。 フアネル56B フアネル56Bは高プログラム・カウンタ51
BをALUアウト・バス73へ接続する。第6H
図に示されるように、フアネル56Bゲート信号
は、T7時間(T2時間及び3/4クロツク)にセ
ツトされ、T1又はT4又はBOB命令解読値によつ
てリセツトされる56Bラツチの出力から発生さ
れる。 フアネル64A IRバス58の線12〜15をRAMアドレス線
4〜7へ接続するフアネル64Aは、2つのゲー
ト信号(フアネル64A1及びフアネル64A
2)によつて制御される。第6I図に示されるよ
うに、フアネル64A1ゲート信号は低ゲート信
号又は次の信号の組合せによつて発生される。ノ
ツトRAMへの補助ゲート、ノツトSML、ノツ
ト・トラツプ・アドレス・カウンタ・ゲート、ノ
ツトFIM又はSIM又はLRI、ノツト高ゲート、ノ
ツト禁止IR13〜15。 フアネル64A2ゲート信号は、第6J図に示
されるように、次の信号をAND結合することに
よつて発生される。IR13〜15ゲート、ノツ
トFIM及びノツトSIM、低ゲート。 第6I図に示されるように、低ゲート信号は2
つの別個の信号群をOR結合することによつて発
生される。第1の信号群はR−R形命令、ノツト
IR3、IR11であつて、これらはAND結合され
る。第2の信号群はR−R形命令、位相1タイミ
ング信号、IR4,5,6,7=正信号、ノツト
IR3〜IR11である。低ゲート信号は他のフア
ネルを制御するためにも使用される。 フアネル64B IRバス58の線4〜7をRAMアドレス線4〜
7へ接続するフアネル64Bは、フアネル64B
ゲート信号によつて制御される。第6K図に示さ
れる如く、この信号はOR回路への4種の信号の
1つによつて発生される。それらの信号はFIM及
び位相2タイミング信号、SIM及びノツト位相2
タイミング信号、後述する高ゲート信号、LRI命
令解読値である。 フアネル64C IRバスの線9,13〜15をRAMアドレスの
線4〜7へ接続するフアネル64Cは、2つのゲ
ート信号(フアネル64C1、及びフアネル64
C2)によつて制御される。第6L図に示される
ように、フアネル64C1ゲート信号は、FIMデ
コーダ及び位相1タイミング信号、又はSIM及び
位相2タイミング信号によつて発生される。第6
M図に示されるように、フアネル64C2ゲート
信号は、AND結合される3群の信号によつて発
生される。 フアネル64D 補助レジスタ出力線4〜7をRAMアドレス線
4〜7へ接続するフアネル64Dは、フアネル6
4Dゲート信号によつて制御される。第6N図に
示されるように、フアネル64Dゲート信号は、
FIDとAND結合された位相1タイミング信号、又
はSIDとAND結合された位相2タイミング信号に
よつて発生される。 フアネル64E RALスタツク・カウンタ線5〜7をRAMアド
レス線4〜7へ接続するフアネル64Eは、フア
ネル64Eゲート信号によつて制御される。第6
0図に示されるように、この信号はRAR、又は
位相2タイミング信号及びノツト・トラツプ信号
とAND結合されたBORL、又は位相2タイミング
信号及びノツト・トラツプ信号とAND結合され
たBAL、又はノツト位相3タイミング信号と
AND結合されたSML、又は正のトラツプ信号に
よつて発生される。RAMアドレス線の線4はフ
アネル64Eゲート信号によつて常に1へ強制さ
れる。 フアネル65A レベル・レジスタ87をRAHへ接続するフア
ネル65Aは、フアネル65Aゲート信号によつ
て制御される。第6P図に示されるように、この
信号はノツトRAMへの補助ゲート、ノツトRAM
へのFIMゲート、ノツトRAMへのSIMゲート、
ノツトRAMへのSMLゲートをAND結合すること
によつて発生される。 フアネル65B IRバス線10,11,12をRAHへ接続する
フアネル65Bは、フアネル65Bゲート信号に
よつて制御される。第6Q図に示される如く、こ
の信号はRAMへのFIMゲート又はRAMへのSIM
ゲート信号によつて発生される。 フアネル65C IRバス線11,12,13をRAHへ接続する
フアネル65Cはフアネル65Cゲート信号によ
つて制御される。第6R図に示される如く、この
信号はSML解読値とノツト位相3タイミング信
号とをAND結合することによつて発生される。 フアネル65D 補助レジスタ・ビツト0〜3をRAHへ接続す
るフアネル65Dは、フアネル65Dゲート信号
によつて制御される。このゲート信号は第6S図
に示される。 第6Q図に示されるようなRAMへのFIMゲー
ト信号又はRAMへのSIMゲート信号は、位相1
タイミング信号及びFIM、又は位相2タイミング
信号及びSIM解読値をAND結合することによつ
て発生される。RAMへのSILゲート信号は、SIL
解読値及びノツト位相3タイミング信号によつて
発生される。 フアネル72A フアネル72AはALUレジスタ71の出力を
ALUアウト・バス73へ接続する。第6T図に
示されるように、フアネル72Aゲート信号はフ
アネル72Bゲート信号を反転することによつて
発生される。 フアネル72B フアネル72BはRAM出力データ・バス63
をALUアウト・バス73へ接続する。第6T図
に示されるように、フアネル72Bゲート信号は
OR結合される3つの信号の1つによつて発生さ
れる。これらの信号はT7タイミング・パルス、
RAR命令が実行されていることを示す信号、
SML命令が実行されていることを示す信号であ
る。 フアネル77A フアネル77AはALUアウト・バス73を
ALUA入力74へ接続する。第6U図に示される
ように、フアネル77Aゲート信号は命令セツト
の表に示されるBOB命令コード0010から展開さ
れる。動作コード0010を示す命令レジスタ・デコ
ーダ53からの線はフアネル77Aへ接続され
る。この線は、BOB命令が実行されている時に
T0〜T6時間の間アクチブである。 フアネル77B フアネル77Bはマイクロ・データ・バス15
をALUA入力74へ接続する。第6V図に示され
る如く、フアネル77Bゲート信号は、外部フア
ネル・ゲート信号及びノツトBOB信号から発生
される。 フアネル77C フアネル77CはRAM出力データ・バス63
をALUA入力バスへ接続する。第6W図に示され
る如く、フアネル77Cゲート信号は、次の命令
の各動作コードに対応するIRデコーダ53の出
力をOR結合することによつて発生される。
BOB,BR,BOC,LRI,BAL。更に−トラツ
プ・レジスタ、外部フアネル・ゲート信号がOR
結合される。ORゲートへの最後の入力は、T5タ
イミング・パルスとSID又はFID命令解読値とを
AND結合したものである。ORゲートの出力は反
転されて、フアネル77Cゲート信号として使用
される。 フアネル78A フアネル78AはRAM出力データ・バス63
をALUB入力75へ接続する。フアネル78Aゲ
ート信号は、第6X図に示されるように、任意の
レジスタ対レジスタ命令(動作コードが100であ
つて、移動ビツト8〜9が11に等しいものを除
く。)によつて発生される。R−R形命令から導
かれた信号はノツト・トラツプ信号と結合するこ
とが必要である。第4図を参照すれば分るよう
に、ANDR,ORR,XORR,ACR,CR命令のい
ずれかが実行されていれば、トラツプ信号が係属
中でない限り、フアネル78Aゲート信号が発生
される。 フアネル78B フアネル78Bはフアネル79の出力をALUB
入力75へ接続する。従つて、フアネル78Bゲ
ート信号は、第6X図に示されるように、フアネ
ル78Aゲート信号を反転することによつて発生
される。 フアネル79A 補助レジスタ66をALUBバスへ接続するフア
ネル79Aは、フアネル79Aゲート信号によつ
て制御される。第6AA図に示されるように、こ
の信号はノツト・トラツプ信号と次の命令の解読
値とをAND結合することによつて発生される。
FID,SID,RR,BORI,EXID。 フアネル79B マスク・レジスタ(MR)の出力をALUBバス
へ接続するフアネル79Bは、フアネル79Bゲ
ート信号によつて制御される。第6BB図に示さ
れるように、この信号はトラツプ信号と位相1タ
イミング信号とをAND結合することによつて発
生される。 フアネル79C 8つのトラツプ・レベルの1つを限定する優先
順位エンコーダ(PE)86の3本の線をALUB
バス82の線へ接読するフアネル79Cは、フア
ネル79Cゲート信号によつて制御される。第6
CC図に示されるように、この信号はトラツプ信
号と位相2タイミング信号とをAND結合するこ
とによつて発生される。 フアネル79D フアネル79DはIR3〜6をALUBバス82へ
接続する。第6DD図に示される如く、フアネル
79Dゲート信号は、ノツト・トラツプ信号と、
命令のビツト7が0に等しいRIM解読値とを
AND結合することによつて発生される。 フアネル79E フアネル79Eゲート信号はフアネル79Dゲ
ート信号を反転したものである。フアネル79E
はIRバスの線3〜6をALUBバス82へ接続す
る。 フアネル79F フアネル79Fは、IRバスの線5〜7をALUB
バス82の線5〜7へ接続し、フアネル79Fゲ
ート信号によつて制御される。第6EE図に示さ
れる如く、この信号はノツト・トラツプ信号と
BOB解読値とをAND結合することによつて発生
される。 フアネル79G IRバスの線8〜15をALUBバス82の線0〜
7へ接続するフアネル79Gは、フアネル79G
ゲート信号によつて制御される。第6FF図に示
されるように、この信号はノツト・トラツプ信号
と次の命令の解読値とをAND結合することによ
つて発生される。BOC,LRI,BR,BAL。 フアネル105A フアネル105Aはマイクロ・データ・バス1
5をBOB論理ユニツト104へ接続する。第6
GG図に示されるように、フアネル105Aゲー
ト信号はIRビツト11から発生される。 フアネル105B フアネル105BはRAM出力データ・バス6
3をBOB論理ユニツト104へ接続する。第6
GG図に示される如く、フアネル105Bゲート
信号は、フアネル105Aゲート信号を反転する
ことによつて発生される。 フアネル106A フアネル106Aは、スタツク・ポインタ論理
ユニツト101からの1本の線と条件デコーダ1
02からの3本の線とを、状況レジスタ100へ
接続する。第6HH図に示される如く、フアネル
106Aゲート信号はSML命令から解読され
る。 フアネル106B ALUアウト・バスの線0〜2及び7を状況レ
ジスタ100へ接続するフアネル106Bは、フ
アネル106Bゲート信号によつて制御される。
このゲート信号は、第6HH図に示される如くフ
アネル106Aゲート信号を反転したものであ
る。 ゲーテツド駆動器の制御信号を発生する論理回
路は、制御システムの1部である。第7A図は
ALUアウト・バス73及びマイクロ・データ・
バス15に対する各種のゲーテツド駆動器の接続
関係を示し、第7B図乃至第7E図はゲーテツド
駆動器の制御信号を発生する論理回路を示す。 ゲーテツド駆動器110 第7B図に示されるように、ALUレジスタ7
1をバス15へ接続するゲーテツド駆動器110
のための制御信号はラツチ110Aによつて発生
される。ラツチ110Aは、T0の始めにセツト
され、T2の始めにリセツトされる。 ゲーテツド駆動器111 第7C図に示されるように、ALUレジスタ7
1の出力をALUアウト・バス73へ接続するゲ
ーテツド駆動器111のための制御信号は、ラツ
チ111Aによつて発生される。ラツチ111A
は、T4タイミング信号及びトラツプ信号、又は
T0タイミング信号及びノツト・トラツプ信号及
びノツトBOB命令解読信号、又はT2及びノツ
ト・リンク信号及びノツト・トラツプ信号によつ
てセツトされる。ラツチ111AはT7及びノツ
ト3/4クロツク、又はT2及びリンク信号によ
つてリセツトされる。 ゲーテツド駆動器112 第7D図に示されるように、プログラム・カウ
ンタ51をALUアウト・バス73へ接続するゲ
ーテツド駆動器112のための制御信号は、ラツ
チ112Aによつて発生される。ラツチ112A
はT7タイミング・パルス及びトラツプ信号及び
ノツト3/4クロツク信号、又はT2タイミン
グ・パルス及びリンク命令解読値及び3/4クロ
ツク信号、又はT0タイミング・パルス及びBOB
解読値によつてセツトされる。ラツチ112A
は、T2タイミング信号及びノツト・リンク命令
解読値及び3/4クロツク、又はT5タイミン
グ・パルス及び3/4クロツク信号によつてリセ
ツトされる。 ゲーテツド駆動器114 第7E図に示される如く、状況レジスタ100
の出力をALUアウト・バス73へ接続するゲー
テツド駆動器114は、ラツチ114Aによつて
制御される。このラツチは3/4クロツク及び
T2パルス及びトラツプ信号によつてセツトさ
れ、T4パルスによつてリセツトされる。 第5A図及び第5B図はこれら駆動器のタイミ
ングを示す。 各種のレジスタ・ロード信号を発生する論理回
路は、制御サブシステムDの1部である。 レジスタへの信号入力は、特定のロード信号に
よつてレジスタへゲートされる。レジスタは、ロ
ード信号の後縁によつてセツトされる極性保持ラ
ツチを使用する。 第8A図乃至第8K図はレジスタ・ロード信号
を発生する論理回路を示す。第5B図及び第5C
図はこれら信号のタイミングを示す。 LIRD LIRD信号は命令レジスタ(IR)デコーダ53
へ与えられ、時間T7でアクチブである。LIRD信
号は、ビツト・リング・カウンタからのT7信号
と適当な制御信号とをAND結合することによつ
て発生され、T7時間にIRバス58の内容をIRデ
コーダ53へゲートするように機能する。その論
理回路は図示されない。 LARL 低アドレス・レジスタ・ロード(LARL)信号
は、フアネル55からARL50Aへのロードを
制御する。第8A図に示されるようなLARL信号
は、T2タイミング信号及びノツト・リンク命令
解読値、又はT1タイミング信号及びリンク解読
信号によつて発生される。従つて、LARLは、第
5B図に示されるように、T1又はT2でのみアク
チブである。 LARH 高アドレス・レジスタ・ロード(LARH)信号
は、フアネル54からARH50Bへのロードを
制御する。第8B図に示されるようなLARH信号
は、2つの信号群のいずれかによつて発生され
る。第1の信号群はT2タイミング・パルス及び
ノツトRAR及びノツトSML命令からの解読値及
びノツト・トラツプである。第2の信号群はT1
タイミング信号及び3/4クロツク信号、及び
RAR又はSML解読信号である。 LPC プログラム・カウンタ・ロード(LPC)信号は
アドレス・レジスタ50の内容をプログラム・カ
ウンタ51へロードする。第8C図に示されるよ
うなLPC信号はT6タイミング信号及びノツト
EXI及びノツトEID解読信号から発生される。 LALUR ALUレジスタ・ロード(LALUR)信号は、
ALU70の出力をALUレジスタ71へロードす
る。第8D図に示されるようなLALUR信号はT1
タイミング信号、又はT5タイミング信号及びSID
命令解読信号、又はFID命令解読信号によつて発
生される。 LSR 状況レジスタ・ロード(LSR)信号はALUア
ウト・バス73の線0〜2及び7から来るフアネ
ル106Bの出力を状況レジスタの4つの段へロ
ードする。第8E図に示されるようなLSR信号は
T4タイミング信号及び3/4クロツク信号及び
ノツト・トラツプ信号及びSML解読信号によつ
て発生される。フアネル106Bの4つの出力は
LSRによつて状況レジスタへ並列にロードされる
が、フアネル106Aの4つの出力は、各自のロ
ード信号を与えられる。 LCC1 状況レジスタ100の段0はLCC1(条件コー
ド1ロード)信号によつて条件コード1CC1
(ALUアウト・バス=オール・ゼロ)を表わす条
件デコーダ102からの線0の値をロードされ
る。 第8F図に示されるようなLCC1信号は、T2タ
イミング・パルス及びノツト・トラツプ及び次の
命令の解読によつて発生される。SIM,FIM,
BOB,SID,FID,RR,RI。 LCC2 状況レジスタ100の段1は、条件コード2を
表わす条件デコーダ102からの線1の値が正で
ある時に、条件コード2ロード(LCC2)信号に
よつてセツトされる。第8G図に示されるような
LCC2信号は、T2タイミング信号及び次の命令の
解読信号によつて発生される。XORI,XORR,
CIM,CR。段1はCC2のテスト(命令のビツト
6がオンであるかどうか)を指定するBOC解読
信号によつてのみリセツトされる。 LCC3 状況レジスタ100の段2は、(条件コード3
ロード)LCC3信号によつてフアネル106Aか
らロードされる。段2は、ALU70からの桁上
げ信号を表わす。第8H図に示されるような
LCC3信号は、T2タイミング信号及びAIC,
AIM,ACR,AR命令の解読又はT5パルス及び
FID又はSID命令の解読によつて発生される。 TSP 状況レジスタ100の段4は、フアネル106
Aから段4への正信号入力に応答するトリガとし
て機能する。第8I図に示されるトグル・スタツ
ク・ポインタ(TSP)信号は、T5タイミング信
号及びBAL又はBORL解読信号、又はRAR命令
のビツト14及び15がアクチブである時の
RAR解読及びT5によつて発生される。 LMR マスク・レジスタ・ロード(LMR)信号は
ALUアウト・バス73の内容をマスク・レジス
タ88(第2C図)へロードする。第8J図に示
されるようなLMR信号は、T4タイミング信号と
STM解読信号、又はT5タイミング信号とSML信
号をAND結合することによつて発生される。 LAUR 補助レジスタ・ロード(LAUR)信号は、
ALUアウト・バス73の内容を補助レジスタ6
6(第2A図)へロードする。第8K図に示され
るようなLAUR信号は、T6タイミング・パルス
及びFID又はSID解読信号、T7タイミング・パル
ス及び3/4クロツク及びSIL解読信号、又はT4
タイミング・パルス及びRAMアドレス=0及び
RAM書込み信号及びノツトFID又はSID信号によ
つて発生される。 LLR レベル・レジスタ・ロード(LLR)信号は、
T6タイミング信号及びSML解読信号によつて発
生され、IR11〜13をレベル・レジスタへロ
ードする。 命令セツト 今からINSTRUCTION SETの表に示された30
個の命令の機能について説明する。 1つの命令の実行中いくつかの異つた機能が起
つてよい。これら機能は異つた命令の場合にもほ
ぼ共通しており、従つてこれらの機能については
この時点で詳細に説明し、個々の命令を説明する
場合には単に一般的に言及することとする。 或る種の命令の実行中、現在の命令サイクルの
T7時間にROS52の出力を命令レジスタ・デコ
ーダ53へロードすることができるように高アド
レス・レジスタARH及び低アドレス・レジスタ
ARLをセツト・アツプして次の命令をフエツチ
することが必要である。ARH及びARLは、T2時
間にフアネル54C及び55Dを介してPCH5
1B及びPCL51Aを転送されることにより次の
命令のためにセツト・アツプされる。PCL51A
はT2の始めに1だけ増進される。T6時間に、プ
ログラム・カウンタ51はARH50B及びARL
50Aによつて更新され、従つて次の命令が必要
であれば、次の命令サイクルのT2時間に、ARH
50B及びARL50AはPCH51B及びPCL5
1Aの内容へ1を加えた値によつて更新されるこ
とができる。 EXECUTE IMMEDIATE(EXI)及び
EXECUTE INDIRECT(EID)の如き或る種の
命令では、T6におけるプログラム・カウンタの
更新は禁止される。何故ならば、プログラム・カ
ウンタはEXI又はEIDが実行された後に実行され
るべき次の命令のアドレスを有するからである。 或る種の命令は外部フアネル又は外部レジスタ
をアドレスしなければならない。この動作はその
種の命令について共通であり前に詳細に説明し
た。従つて、そのような命令を説明するに当つて
は、概略的な動作の説明に止める。 或る種の命令は、レジスタからデータを読出し
又はレジスタへデータを書込むために、フアネル
64及び65を介してRAM38の内容レジスタ
をアドレスしなければならない。読出し及び書込
み動作については、RAM38の全体的動作を説
明した時に詳細に説明した。 例えばリンクの如く2つ以上の命令に共通の動
作は、1つの命令についてだけ詳細に説明し、他
の命令では概略的な説明に止める。 1 BRANCH(BR) A 命令フオーマツト ビツト0〜2 動作コード ビツト3〜15 ブランチ・アドレス B 機能の説明 この命令は、制御記憶装置の8k個のワード
内でブランチを可能にする。ブランチ・アドレ
スはBR命令のビツト3〜15によつて表わさ
れる。ARH50Bの段0に置かれた高順位ビ
ツトは変更されない。従つて、ブランチは
BRANCH命令が記憶されているROSの同一8k
部分に限定される。 IRデコーダ53からの線3〜7はフアネル
54Bへ直接に接続される。フアネル54Bは
ARH50Bに対する6ビツトの中の5ビツト
をARH50Bの段1〜5へ与える。アドレス
の低順位部分は、IRデコーダ53からフアネ
ル79G及び78B、ALU70、ALUレジス
タ71、フアネル72A、ゲーテツド駆動器1
11、ALUアウト・バス73、フアネル55
Aを介してARL50Aへ与えられる。
【表】 ード
D 次のアドレス 無条件形式の命令である。次のアドレスは命
令を実行することによつて発生される。 E 状況レジスタの変更 変更なし 2 BRANCH ON BIT(BOB) A 命令フオーマツト ビツト0〜2 動作コード ビツト3 動作コード修飾ビツト ビツト4 0=オフ(虚)、1=オン
(真) ビツト5〜7 増分値 ビツト8〜10 検査されるべきビツト位置 ビツト11〜15 検査されるべきレジスタ B 機能の説明 BRANCH ON BIT命令は条件付ブランチ命
令である。任意の内部又は外部レジスタの任意
のビツトが、オン(1)又はオフ(0)条件をテス
トされる。テスト結果が真であれば、ブランチ
が取られる。真でなければ、プログラム・カウ
ンタが1だけ増加され、次の命令が取られる。
ブランチ・アドレスは、現在のプログラム・カ
ウンタへその命令をビツト5〜7によつて指定
された値0〜7を加えたものである。 高プログラム・カウンタ51Bの内容は、
T2時間にフアネル54Cを介して高アドレ
ス・レジスタ50Bへゲートされかつロードさ
れる。 ビツト11〜15によつて指定されたレジス
タの内容は、検査されるべきビツト位置を指定
するビツト8〜10と共にBOB論理ユニツト
104へ与えられる。もしビツト11が0であ
れば、外部フアネルが指定される。このフアネ
ルはマイクロ・データ・バス15及びフアネル
105Aを介してBOB論理ユニツト104へ
ゲートされる。もしビツト11が1であれば、
内部レジスタがアドレスされ、それはフアネル
105Bを介してゲートされる。もしビツト8
〜10によつて限定されるビツト位置の値がそ
の命令のビツト4の値と一致すれば、BOB論
理ユニツトはBOB=YES信号を表示する。も
しBOB論理が真であれば、低アドレス・レジ
スタがALUレジスタ71からロードされる。
もしBOB論理が虚であれば、低アドレス・レ
ジスタはフアネル55Dを介して低プログラ
ム・カウンタからロードされる。 ALUレジスタ71から来るARLのためのブ
ランチ・アドレスは、低プログラム・カウンタ
をフアネル56A及び駆動器112を介して
ALUアウト・バス73へゲートし、次いでフ
アネル77Aを介してALUのA入力へゲート
することによつて発生される。IRレジスタの
ビツト5〜7は、フアネル79Fを介して
ALUBバス82へゲートされ、次いでフアネル
78Bを介してALU70のB入力へゲートさ
れる。ALUはA及びB入力を加算するために
セツトされ、その結果はT1時間にALUレジス
タ71に記憶される。ゼロの増分値は、1つの
命令の待機ループとして使用されることができ
る。
【表】 ロード
【表】 ロード
D 次のアドレス 条件付ブランチ形の命令である。従つて、次
のアドレスは命令を実行するか又はプログラ
ム・カウンタをアドレス・レジスタへ転送する
ことによつて発生される。 E 状況レジスタの変更 変更なし 3 BRANCH ON CONDITION(BOC) A 命令フオーマツト ビツト0〜2 動作コード ビツト3 動作コード修飾ビツト ビツト4 0=オフ、虚;1=オン、真 ビツト5〜7 指定された条件 ビツト8〜15 ブランチ・アドレス B 機能の説明 BRANCH ON CONDITION命令は条件付ブ
ランチ命令である。命令のビツト5〜7は
CC1,CC2,CC3を参照する。条件コードは状
況レジスタ100の条件コードと比較される。
もしビツト4が1であれば、選択された条件コ
ードは1かどうかをテストされる。もしいずれ
かの条件コードがオンであれば、BRANCH
ON CONDITION命令はYES条件を満足させ真
の値へセツトされる。もしビツト4が0であれ
ば、条件コードが0であるかどうかをテストさ
れる。いずれかの条件コードが0であれば、
BRANCH ON CONDITIONは真へセツトされ
る。もしBRANCH ON CONDITIONが真であ
れば、ブランチ・アドレスが発生され、次の命
令のために使用される。もし虚であれば、プロ
グラム・カウンタが次のアドレスのために使用
される。 高プログラム・カウンタ51Bは、フアネル
54Cを介してゲートされ、T2時間にARH5
0Bへロードされる。ビツト8〜15によつて
限定されたブランチ・アドレスは、フアネル7
9G、ALUBバス82、フアネル78B及び
ALU70を介してALUレジスタ71へ転送さ
れる。もしBRANCH ON CONDITIONが真で
あれば、ALUレジスタの出力はゲート72A
駆動器111、ALUアウト・バス73、フア
ネル55Aを介してARLへ転送される。もし
BRANCH ON CONDITIONが虚であれば、低
プログラム・カウンタがフアネル55Dを介し
てARLへ転送される。もし命令のビツト6が
オンであれば、条件コード2は命令の終りにリ
セツトされる。
【表】 ロード
D 次のアドレス 条件付きブランチ形の命令である。従つて次
のアドレスは命令を実行するか又はプログラ
ム・カウンタをアドレス・レジスタへ転送する
ことによつて発生される。 E 状況レジスタの変更 CC2はT5でリセツトされる。 4 FETCH IMMEDIATE(FIM) A 命令フオーマツト ビツト0〜2 動作コード ビツト3〜7 宛先レジスタ ビツト8 動作コード修飾ビツト(0=フ
エツチ) ビツト9 バフア又はスタツク(0=バツ
フア) ビツト10〜15 源レジスタのアドレス B 機能の説明 この命令の機能は、1バイトのデータをロー
カル貯蔵装置又はプログラム・スタツクの任意
の位置から任意の内部又は外部レジスタへ転送
することである。 データ通路は、RAM38からバス63、フ
アネル77Cを介してALUレジスタ71へ導
かれる。もし宛先が内部レジスタであれば、通
路はALUレジスタ71からフアネル72A、
駆動器111、ALU出力バス73を介して
RAM38の入力へ導かれる。もし宛先が外部
レジスタであれば、通路はALUレジスタ71
から駆動器110、バス15を介して選択され
た外部レジスタへ導かれる。 RAM38における源レジスタは、フアネル
64C及び65Bを介してアドレスされる。フ
アネル64CはIRビツト9,13,14,1
5をRALへ与え、フアネル65BはIRビツト
10,11,12をRAHへ与える。もしIR3
〜7によつて限定された宛先レジスタが外部レ
ジスタであれば(即ち、ビツト3=0)、その
外部レジスタは前述したようにしてデコーダ2
6によつてアドレスされる。 もし宛先レジスタが内部レジスタであれば
(即ち、ビツト3=1)、フアネル64Bはビツ
ト4〜7をRALへ与え、フアネル65Aはレ
ベル・レジスタの出力をRAHへ与える。
【表】 ゲート へ接続
【表】 タ・ロード タへロード
D 次のアドレス 非ブランチ形の命令である。従つて、次順位
のアドレスはプログラム・カウンタから発生さ
れアドレス・レジスタへ転送される。 E 状況レジスタの変更 CC1はT2で変更される。 5 STORE IMMEDIATE(SIM) A 命令フオーマツト ビツト0〜2 動作コード ビツト3 内部又は外部 ビツト4〜8 源レジスタ ビツト9 バツフア又はスタツク ビツト10〜15 宛先レジスタ B 機能の説明 この命令の機能は、指定された源レジスタ
(内部又は外部)の内容を、ビツト9〜15で
限定されたアドレスを有する内部バツフア又は
スタツク・レジスタへ転送することである。ビ
ツト3は源レジスタが内部であるか外部である
かを決定する。外部レジスタからRAMへのデ
ータ通路はバス15、フアネル77B、ALU
レジスタ71、フアネル72A、駆動器11
1、バス73へ導かれる。内部レジスタから
RAMへのデータ通路はバス63、フアネル7
7C、ALUレジスタ71、フアネル72A、
駆動器111、バス73へ導かれる。外部レジ
スタは通常の方法でアドレスされる。内部レジ
スタはフアネル64B及び65Aを介してアド
レスされる。フアネル64BはIRビツト4〜
7をRALへ与え、フアネル65Aはレベル・
レジスタの出力をRAHへ与える。RAM38の
宛先レジスタは、フアネル64C及び65Bを
介してアドレスされる。フアネル64CはIR
ビツト9,13,14,15をRALへ与え、
フアネル65BはIRビツト10,11,12
をRAHへ与える。
【表】 タへの書込み
D 次のアドレス 非ブランチ形の命令である。次のアドレスは
プログラム・カウンタによつて発生され、アド
レス・レジスタへ転送される。 E 状況レジスタの変更 CC1はT2で変更される。 6 REGISTER IMMEDIATE(RIM) A 命令フオーマツト ビツト0〜2 動作コード ビツト3〜6 定数 ビツト7 H/Lハーフバイト ビツト8〜10 ALU動作コード ビツト11 外部又は内部レジスタ ビツト12〜15 レジスタ・アドレス B 機能の説明 この命令の機能は、ビツト3〜6によつて限
定された4ビツト定数と、ビツト11〜15に
よつて限定されたアドレスを有するレジスタに
貯蔵された8ビツト・バイトのビツト7によつ
て決定される、高又は低のハーフバイトとに関
して、ビツト8〜10によつて限定された6つ
の異つた論理動作の1つを実行することであ
る。もしビツト11が0であれば、データ通路
は外部レジスタからバス15及びフアネル77
Bを介してALUへ形成される。もしビツト1
1が1であれば、データ通路はRAMからバス
63及びフアネル77Cを介してALUへ形成
される。ALUへの他の入力は、ビツト7が1
であればフアネル79Eから取られ、ビツト7
が0であればフアネル79Dから取られる。こ
れらフアネルは、IR3〜6によつて限定され
たデータのハーフバイトを与えられる。フアネ
ル79Dは低位のハーフバイトを与えられ、フ
アネル79Eは高位のハーフバイトを与えられ
る。フアネル79Eからのデータは、ALUBバ
ス82、フアネル78B、ALUB入力へ与えら
れる。 ALUは限定された論理機能を実行し、その
結果はALUレジスタ71へロードされる。
ALUレジスタの内容は72A及び駆動器11
1を介して源レジスタへ転送されるか、又は駆
動器110、バス15を介して外部レジスタへ
転送される。外部レジスタは通常の方法でアド
レスされる。内部レジスタはフアネル64A及
び65Aを介してアドレスされる。フアネル6
4AはIR12〜15をRALへ与え、フアネル
65Aはレベル・レジスタの出力をRAHへ与
える。2つの外部レジスタは、もう1つが源で
あり、他の1つが宛先であれば同一アドレスを
有しなければならない。
【表】 ゲート へ接続
【表】 タへ書込み
D 次のアドレス 非ブランチ形の命令である。次のアドレスは
プログラム・カウンタによつて発生されアドレ
ス・レジスタへ転送される。 E 状況レジスタの変更 条件コード1〜3は次の表に従つてセツトさ
れる。
【表】 7 REGISTER TO REGISTER (RR−MR) A 命令フオーマツト ビツト0〜2 動作コード ビツト3 内部又は外部 ビツト4〜7 宛先レジスタ(オペランドA) ビツト8〜10 動作コード修飾ビツト ビツト11 内部又は外部 ビツト12〜15 源レジスタ(オペランド
B) B 機能説明 REGISTER TO REGISTER MOVE命令の
機能は、単に1つのレジスタの内容を他のレジ
スタへ移動することである。REGISTER TO
REGISTER MOVE動作において、源レジスタ
は内部又は外部であつてよく、宛先レジスタも
内部又は外部であつてよいから、4種の異つた
データ通路が可能である。 もしビツト11〜15によつて限定された源
レジスタが内部レジスタであれば、データはバ
ス63上に置かれ、次いでフアネル77Cへ与
えられ、T1時間にALUレジスタ71へロード
される。もし源レジスタが外部レジスタであれ
ば、選択されたフアネルからのデータはバス1
5上に置かれ、フアネル77Bを介してゲート
され、T1時間にALUレジスタへロードされ
る。もし宛先レジスタが内部レジスタであれ
ば、データへALUレジスタ71からフアネル
72A、駆動器111、バス73を介して
RAM38の入力へ転送される。もし宛先レジ
スタが外部レジスタであれば、データはALU
レジスタ71から駆動器110を介してバス1
5及び選択されたレジスタへ転送される。 外部フアネルもしくは外部レジスタのアドレ
シングは、デコーダ26を介して通常の方法で
行われる。 源である内部レジスタのアドレシングは、フ
アネル65A及びフアネル64Aを介して行わ
れる。フアネル65Aはレベル・レジスタを
RAHへ与え、フアネル64AはIR12〜15
をRALへ与える。宛先である内部レジスタの
アドレシングはフアネル64Bを介して行われ
る。フアネル664BはIR4〜7を与えら
れ、RALをセツトする。レベル・レジスタ8
7の内部はRAHをセツトするためフアネル6
5Aへ与えられる。
【表】
【表】 MOVE以外のREGISTER TO REGISTER命令
(RR) A 命令フオーマツト ビツト0〜2 動作コード ビツト3 内部又は外部 ビツト4〜7 宛先レジスタ ビツト8〜10 動作コード修飾ビツト ビツト11 内部又は外部 ビツト12〜15 源レジスタ B 機能の説明 MOVE以外のREGISTER TO REGISTER
命令の機能は、命令のビツト3〜7及び10〜
15によつて限定されたアドレスを有する2個
のレジスタのデータ上で、その特定のALU動
作を実行することである。COMPAREを除く
ALU動作の結果は、ビツト3〜7によつて限
定されたレジスタに記憶される。このレジスタ
は宛先レジスタとして限定される。ビツト10
〜15は源レジスタRSを限定する。1つのレ
ジスタは内部レジスタであり、他のレジスタは
外部レジスタであるか、双方のレジスタは同一
である。補助レジスタは内部レジスタであるか
外部レジスタであつてよく、その動作におい
て、外部レジスタ及び補助レジスタが関連し、
又は内部レジスタ及び補助レジスタが関連す
る。次の表は、6つの可能な宛先レジスタ及び
源レジスタの組合せである。 宛先レジスタ 源レジスタ 外部 内部 内部 外部 外部 補助 補助 外部 内部 補助 補助 内部 内部 内部(同一アドレス) 2つのレジスタの内容はALUへ与えられ、
処理され、ALUレジスタ71へ記憶される。
次いでALUレジスタの内容は宛先レジスタへ
転送される。外部レジスタからALUへのデー
タ通路は、そのレジスタが源であろうと宛先で
あろうと同一である。この通路は、アドレスに
よつて指定された外部フアネルからバス15へ
延長され、フアネル77Bを介してALU70
のA入力へ延長される。 内部レジスタからALUへのデータ通路は、
そのレジスタが源であろうと宛先であろうと同
じである。この通路は、バス63からフアネル
78Aを介してALU70のB入力へ延長され
る。この通路は、他のレジスタが外部レジスタ
である時に使用される。他のアドレスが補助レ
ジスタである時、データ通路はバス63からフ
アネル77Cを介してALUA入力へ導かれる。
補助レジスタからALUへのデータ通路は、フ
アネル79A、バス82、フアネル78Bを介
してALUB入力へ至る。ALUレジスタから宛
先レジスタへのデータ通路は次の通りである。
即ち、もし宛先レジスタが外部レジスタであれ
ば、通路は駆動器110、バス15を経て選択
された外部レジスタへ至る。もし宛先レジスタ
が内部レジスタであれば、通路はフアネル72
A、駆動器111、バス73を経てRAM38
の書込み入力に至る。もし宛先レジスタが補助
レジスタであれば、補助レジスタ66及び
RAM38の記憶位置00はバス73から与えら
れる。 外部レジスタ及びフアネルのアドレシング
は、デコーダ26を介して行われる。RAMの
アドレシングは、補助レジスタが源である場
合、フアネル65A及び64Aを介して行わ
れ、内部レジスタが宛先である場合、フアネル
65A及び64Bを介して行われる。ALUレ
ジスタ71は、T1時間にALU動作の結果をロ
ードされる。外部レジスタはT4時間にロード
される。 D 次のアドレス 非ブランチ形の命令である。次のアドレスは
プログラム・カウンタによつて発生されアドレ
ス・レジスタへ転送される。 E 状況レジスタの変更 次の表は、MOVE以外のREGISTER TO
REGISTER命令のALU動作について生じる事
象を示す。
【表】 8 LOAD REGISTER IMMEDIATE(LRI) A 命令フオーマツト ビツト0〜2 動作コード ビツト3 内部又は外部レジスタ ビツト4〜7 レジスタ・アドレス ビツト8〜15 データ定数 B 機能の説明 この命令の機能は、ビツト8〜15によつて
指定された8ビツト定数を、ビツト3〜7によ
つて指定されたアドレスを有する内部レジスタ
又は外部レジスタへロードすることである。 1つのデータ源及び2つの可能な宛先が存在
するから、2つの可能なデータ通路及び2つの
可能なアドレスが関連する。命令のビツト3
は、どのデータ通路が選択され、どのアドレス
が関連するかを決定する。もしビツト3が0で
あつて外部レジスタであることを示すならば、
データ通路はIRデコーダ53から線8〜1
5、フアネル79G、バス82、フアネル78
Bを経てALUレジスタ71へ至る。ALUレジ
スタはT1時間にロードされる。この通路は
ALUレジスタ71から駆動器110を介して
バス15及び選択された外部レジスタへ延長さ
れる。外部レジスタはT4時間にロードされ
る。 外部レジスタのアドレスは、IRデコーダ5
3からアドレス・デコーダ26へ与えられる。
デコーダ26は適当なレジスタを選択する。
【表】 スタへロード
もしビツト3が1に等しければ、データ通路
はALUレジスタへ至るまで同一である。しか
し、ALUレジスタ71から内部レジスタへの
データ通路はフアネル72A、駆動器111、
バス73を介してRAM38の入力へ至る。ビ
ツト4〜7によつて指定されたRAMアドレス
は、低アドレスについてIRデコーダ53から
線4〜7を介してフアネル64Bへ与えられ
る。RAHのための4個の高順位アドレス・ビ
ツトは、フアネル65Aを介してレベル・レジ
スタ87から与えられる。 以下に掲げる制御信号は、適当な動作を惹起
するため指示された時点で生じる。シーケンス
は、ALUレジスタ71がロードされるところ
まで同じである。その後は、シーケンスは次の
ように異つている。
【表】 み
D 次のアドレス 非ブランチ形の命令である。次のアドレスは
プログラム・カウンタから発生され、アドレ
ス・レジスタへ転送される。 E 状況レジスタの変更 変更なし 9 EXECUTE IMMEDIATE(EXI) A 命令フオーマツト ビツト0〜2 動作コード ビツト3〜7 ページ・アドレス ビツト8〜10 動作コード修飾ビツト ビツト11〜15 レジスタ・アドレス B 機能の説明 この命令の機能は、ページ・アドレス・ビツ
ト3〜7と、ビツト11〜15によつて指定さ
れたアドレスを有するレジスタの内容とによつ
て決定されたアドレスに記憶された命令へ、無
条件にブランチし、その命令を実行し、次の命
令へ戻る。ビツト3〜7はアドレス・レジスタ
の5個の高ビツトのうち4個を決定する。アド
レス・レジスタの8個の低ビツトは、アドレス
されたレジスタの内容によつて決定される。高
アドレス・レジスタの高順位ビツト0は変更さ
れない。 第1のデータ通路はIRデコーダ53のIR3
〜7から高アドレス・レジスタの線1〜5へ至
る。この通路はフアネル54Bに関連してい
る。 ARL50Aに対して設定されている第2の
通路は外部フアネル又は内部レジスタから始ま
る。もしビツト11が1であれば、源は内部レ
ジスタである。もしビツト11が0であれば、
源は外部フアネルである。外部フアネルから
ARL50Aへの通路は、バス15、フアネル
77B、ALUレジスタ71、フアネル72
A、駆動器111、バス73、フアネル55A
を通る。内部レジスタからARL50Aへの通
路は、バス63からフアネル77Cを介して
ALUレジスタ71へ至る。ALUレジスタ71
からARL50Aへの通路は、外部レジスタの
場合と同一である。もしビツト11が0であれ
ば、外部レジスタのアドレスは、IRD53へ接
続されたアドレス・デコーダ26から与えられ
る。IRD53は正しい外部レジスタを選択す
る。もしビツト11が1であれば、内部レジス
タのアドレスはレベル・レジスタ87からフア
ネル65Aを介してRAHへ発生される。
【表】
【表】 D 次のアドレス アドレス・レジスタとプログラム・カウンタ
の相互作用は、この命令中に禁止される。従つ
てプログラム・カウンタは、実行サイクルが完
了した後に、実行されるべき次の命令のアドレ
スを保持することができる。これによつて、元
のEXECUTE命令に続く命令への自動的リン
クの戻りが与えられる。連続的なEXECUTE
命令は合法的であり動作可能である。しかし、
成功裏に実行された条件付ブランチ命令、又は
ブランチ命令は自動的リンク動作を妨げるかも
知れない。 E 状況レジスタの変更 変更なし 10 EXECUTE INDIRECT(EID) A 命令フオーマツト ビツト0〜2 動作コード ビツト3〜7 ページ・アドレス ビツト8〜10 動作コード修飾ビツト ビツト11〜15 レジスタ・アドレス B 機能の説明 EID命令の機能は、EXECUTE
IMMEDIATE命令と同様である。相異点とし
ては、8ビツトの低順位アドレスがビツト11
〜15によつて指定されたレジスタの値を補助
レジスタの内容へ加えることによつて得られる
ことである。これによつて、多様な変位値を発
生することができる。 データ通路及びARHへロードするための制
御は、EXI命令に関連したものと同様である。 データ通路及びARL入力を発生する制御
は、ALUレジスタ71がロードされるところ
まで異つている。それ以上は、EXI命令と同様
である。最初に命令はALUをADD機能モード
へセツトする。補助レジスタからALUB入力7
5へ至るデータ通路は、フアネル79A及び7
8Bを含む。ALUA入力74へのデータ通路
は、ビツト11が1であるか0であるかに依存
する。ビツト11が1であれば、データ源は内
部レジスタであり、通路はバス63及びALU
レジスタ71へのフアネル77Cを含む。ビツ
ト11が0であれば、データ源は外部レジスタ
であり、通路はバス15及びフアネル77Bを
含む。
【表】 内部ページ・アドレス及び外部レジスタ・ア
ドレスは、EXI命令について説明したようにし
て発生される。 D 次のアドレス 非ブランチ形の命令である。次の順次アドレ
スはプログラム・カウンタによつて発生されア
ドレス・レジスタへ転送される。 E 状況レジスタの変更 変更なし 11 FETCH INDIRECT AND
INCREMENT(FID) A 命令フオーマツト ビツト0〜2 動作コード ビツト3,5〜10 動作コード修飾ビツト ビツト4 増分値制御 ビツト11〜15 レジスタ・アドレスの宛先 B 機能の説明 FETCH INDIRECT及びINCREMENT命令
の機能は、補助レジスタの内容によつて限定さ
れたRAM記憶位置から、IRビツト11〜15
によつて限定されたアドレスを有する内部又は
外部レジスタへ1バイトのデータを転送し、次
いで補助レジスタの値を選択的に1だけ増加す
ることである。増加動作はビツト4を1にする
ことによつて禁止することができる。 補助レジスタによつて限定された外部レジス
タからのデータ通路は、バス63、フアネル7
7Cを経てALUレジスタ71へ至る。もしビ
ツト11が1であれば、宛先は内部レジスタで
あり、従つてデータ通路はALUレジスタ7
1、フアネル72A、駆動器111、バス73
を経てRAM38の入力へ至る。もし宛先が内
部レジスタ0へ指定されたならば、補助レジス
タはALUレジスタ71の内容によつて更新さ
れない。もしビツト11が0であれば、宛先は
外部レジスタであり、データ通路はALUレジ
スタ71から駆動器110、バス15を経て選
択された外部レジスタへ至る。上記の動作は
T4時間に完了する。補助レジスタ66の値は
フアネル79A、バス82、フアネル78Bを
介してALU70へ与えられる。もしビツト4
が0であれば、ALUは1をこの値へ加え、そ
の結果をT5時間にALUレジスタ71へ記憶す
る。次いで、更新された値は正しいレベルで
RAMのレジスタ00へ転送され、かつT6時間
に補助レジスタ66へ転送される。ALUレジ
スタ71からの通路はフアネル72A、駆動器
111、バス73を介して転送される。 補助レジスタ66の内容によつて限定された
最初のRAMアドレスは、補助レジスタ66の
出力へ接続されたフアネル64D及び65Dを
介して設定される。宛先である外部レジスタの
アドレスはデコーダ26によつて設定され、前
述した如く通常の方法で設定される。宛先であ
る内部レジスタのアドレスは、フアネル64A
及び65Aを介して発生される。フアネル64
AはIRビツト12〜15を与えられ、フアネ
ル65Aはレベル・レジスタ87から現在のレ
ベルを与えられる。 補助レジスタのアドレス00は、フアネル6
4を選択しないことによつてRALのために発
生され、現在のレベルはフアネル65Aを介し
てレベル・レジスタ87からゲートされる。
【表】 D 次のアドレス 非ブランチ形の命令である。次の順次アドレ
スはプログラム・カウンタによつて発生され、
アドレス・レジスタへ転送される。 E 状況レジスタの変更 変更なし 12 STORE INDIRECT AND
INCREMENT(SID) A 命令フオーマツト ビツト0〜2 動作コード ビツト3 記憶=1 ビツト4 1=増加 ビツト5〜10 動作コード ビツト11〜15 レジスタ・アドレス、
源 B 機能の説明 STORE INDIRECT AND INCREMENT命
令の機能は、IRビツト11〜15によつて限
定されたアドレスを有する内部又は外部レジス
タから、補助レジスタ66の内容によつて限定
されたアドレスを有する内部レジスタへ、1バ
イトのデータを転送し、次いで補助レジスタの
内容を選択的に1だけ増加させることである。
この増加は、ビツト4を1にすることによつて
禁止することができる。 外部フアネルからALUレジスタ71へのデ
ータ通路は、バス15及びフアネル77Bを通
る。この通路は、命令のビツト11が0である
場合に使用される。命令のビツト11が1であ
る場合、内部レジスタからの通路は、RAM3
8からフアネル77Cを通る。ALUレジスタ
71はT1時間にロードされる。内部レジスタ
はフアネル64A及び65Aを介してアドレス
される。 ALUレジスタ71がロードされた後、RAH
及びRALアドレスはフアネル65D及び64
Dを介して補助レジスタの値をセツトされる。
データはALUレジスタ71からフアネル72
A、駆動器111を介してRAM入力へゲート
され、T4時間にRAMへ書込まれる。SID命令
の間では、補助レジスタ66はT4時間に更新
されない。それはRAMのアドレス源だからで
ある。 補助レジスタの増加はFID命令について説明
したようにして達成される。
【表】 D 次のアドレス 非ブランチ形の命令である。次の順次アドレ
スはプログラム・カウンタによつて発生され、
アドレス・レジスタへ転送される。 E 状況レジスタの変更 CC1はT2でセツトされる。 13 SET MASK(STM) A 命令フオーマツト ビツト0〜2 動作コード ビツト3〜10 動作コード修飾ビツト ビツト11 内部又は外部 ビツト12〜15 源 B 機能の説明 STM命令の機能はマスク・レジスタへデー
タの8ビツト・バイトを記憶することである。
命令のビツト11は、データが外部フアネルか
ら来るか内部レジスタから来るかを決定する。 もしビツト11が1であれば内部レジスタが
関連しており、データ通路はRAM38、バス
63、フアネル77C、ALU70を経てALU
レジスタ71へ達する。その通路はALUレジ
スタ71からフアネル72A、駆動器111、
バス73を経てマスク・レジスタへ達する。 もしビツト11が0であれば外部フアネルが
関連しており、データ通路は外部フアネルから
バス15、フアネル77B、ALU70を経て
ALUレジスタ71へ達する。ALUレジスタ7
1からマスク・レジスタへの通路は、前述した
ビツト11=1の場合と同じである。
【表】 ロード
もしデータ源が外部フアネルであれば、次の
制御信号が発生される。
【表】 力へ接続
LALUR T1 ALU70からALUレ
ジスタへロード
これより先のデータ通路はデータ源が内部レ
ジスタである場合と同じである。 選択されたフアネルは外部レジスタ及びデコ
ーダ26からアドレスされる。内部レジスタは
RAHへ接続されたフアネル65A及びレベ
ル・レジスタを介してアドレスされる。命令の
ビツト12〜15は、低アドレス・レジスタの
ためにフアネル64Aを介してゲートされる。
SET MASK命令は、割込み論理を再設定す
る。 D 次のアドレス 非ブランチ形の命令である。次の順次アドレ
スはプログラム・カウンタによつて発生され、
アドレス・レジスタへ転送される。 E 状況レジスタの変更 変更なし 14 RESTORE ADDRESS REGISTER(RAR) A 命令フオーマツト ビツト0〜2 動作コード ビツト3〜10 動作コード修飾ビツト ビツト11〜13 不使用 ビツト14〜15 レジスタの対 B 機能の説明 この命令の機能はリンク動作に関連する命令
が生じた元のプログラム点へ戻ることである。
この命令はPCH及びPCLを表わす2バイトの
データをRAMから直接にARH及びARLへ転送
するように動作する。2バイトのデータはレベ
ル・レジスタ87によつて限定された現在レベ
ルでRAMのプログラム・スタツク部分に記憶
される。 データ通路はRAMからフアネル54Aを通
つてARHへ達し、フアネル55Bを通つて
ARLへ達する。 プログラム・スタツクはレベル・レジスタ8
7からフアネル65Aを介しかつスタツク・カ
ウンタ89Bからフアネル64Eを介してアド
レスされる。
【表】
【表】 D 次のアドレス 無条件ブランチ形の命令である。次のアドレ
スは命令を実行することによつて発生される。 E 状況レジスタの変更 変更なし 15 SET MACHINE LEVEL(SML) A 命令フオーマツト ビツト0〜2 動作コード ビツト3〜10 動作コード修飾ビツト ビツト11〜13 レベル ビツト14〜15 レジスタの対 B 機能の説明 SML機能の命令は、マイクロプロセツサの
動作を現在レベルから他のレベルへ切換え、か
つマシン状況を復元することである。任意のレ
ベルにおけるマイクロプロセツサの動作状況は
プログラム・カウンタ、状況レジスタ、マス
ク・レジスタ、補助レジスタの内容によつて限
定されるので、SML命令は前にプログラム・
スタツクへ記憶されたこれらのデータを適当な
レジスタへ戻す。 高RAMアドレスはIRデコーダ線11,1
2,13からフアネル65Cを介して得られ
る。高順位ビツトは1へ強制される。低RAM
アドレスはカウンタ89Bからフアネル64E
を介して得られる。RAM制御は読出しのため
にセツトされ、T0から始まる5つの連続的な
メモリ・クロツク・サイクルが取られる。スタ
ツク・カウンタは、各メモリ・サイクルの後
に、転送されるべき次のバイトをアドレスする
ために増加される。 ビツト11〜13によつて指定されたレベル
に対するプログラム・スタツクのレジスタ0は
高プログラム・カウンタの値を含む、この値は
フアネル54Aを介してARH50Bへ直接に
転送される。レジスタ1は低プログラム・カウ
ンタの値を含む、この値はフアネル55Bを介
してARL50Aへ転送される。レジスタ6は
状況レジスタの値を含む。この値はバス63か
らフアネル72B、駆動器111、バス73、
フアネル106Bを介して状況レジスタ100
へ転送される。プログラム・スタツクのレジス
タ7は、マスク・レジスタの値を含む。マス
ク・レジスタへの通路はフアネル106Bを除
いて状況レジスタの場合と同じである。RAM
38から読出されたデータの5番目のバイト及
び最後のバイトは、同一レベルのデータ・バツ
フア位置00から取られ、アネル72B、駆動
器111、バス73を介して補助レジスタ66
へ転送される。5つの連続した転送タイミング
が第5C図のタイミング・チヤートに示され
る。
【表】
【表】 D 次のアドレス 無条件ブランチ形の命令。次のアドレスは命
令を実行することによつて発生される。 E 状況レジスタの変更 変更なし。 16 BRANCH ON REGISTER(BOR) A 命令フオーマツト ビツト0〜2 動作コード ビツト3〜7 ページ・アドレス ビツト8〜10 動作コード修飾ビツト ビツト11 内部又は外部アドレス ビツト12〜15 レジスタ・アドレス B 機能の説明 BOR命令の機能は命令のビツト3〜7によ
つて限定されたページ・アドレスを有しかつ内
部又は外部レジスタの内容によつて限定された
低順位アドレスを有する命令へ無条件にブラン
チすることである。内部又は外部レジスタのア
ドレスはビツト12〜15によつて指定され
る。 IRデコーダ53の線3〜7はフアネル54
Bを介してARH50Bへ接続される。ARL5
0Aへの通路は、IR11が0であれば外部レ
ジスタから導かれ、IR11が1であれば内部
レジスタから導かれる。外部レジスタからの通
路はフアネル77B、ALUレジスタ71、フ
アネル72A、駆動器111、バス73、フア
ネル55Aを通る。内部レジスタからの通路は
バス63、フアネル77C、ALUレジスタ7
1を通る。ALUレジスタ71からの通路は、
外部レジスタの場合と同じである。 外部レジスタのアドレスは、前述した如くビ
ツト12〜15をアドレス・デコーダ26へ与
えることによつて得られる。内部レジスタのア
ドレスは、前述した如く、フアネル64Aを介
してビツト12〜15をRALへ与えることに
よつて得られる。条件コードは変更されない。 C 制御信号及びタイミング BRANCH ON REGISTER命令の制御信号
及び各種動作は、EXECUTE IMMEDIATE命
令の場合と同じである。唯一の相異点は、自動
リンク機能が無いことである。何故ならば、ア
ドレス・レジスタの内容がT6でプログラム・
カウンタへ転送されるために、BRANCH ON
REGISTER命令が置かれている元のプログラ
ム地点へ戻ることはできないからである。 D 次のアドレス 無条件ブランチ形の命令。次のアドレスは命
令を実行することによつて発生される。 E 状況レジスタの変更 変更なし。 17 BRANCH ON REGISTER
INDIRECT(BORI) A 命令フオーマツト ビツト0〜2 動作コード ビツト3〜7 ページ・アドレス ビツト8〜10 動作コード修飾ビツト ビツト11〜15 レジスタ・アドレス B 機能の説明 この命令の機能はEXECUTE INDIRECT命
令(EID)と同じである。BORI命令は1つの
アドレスへ無条件にブランチする命令である。
このアドレスは、高アドレス・レジスタを限定
するビツト3〜7と、ビツト11〜15によつ
て指定されたアドレスを有するレジスタの内容
へ補助レジスタの内容を加えることによつて形
成された低順位アドレスとより成つている。
BORI命令は、次の命令への自動リンクの戻り
がない点で、EID命令と異つている。 IRデコーダ53からの線3〜7はフアネル
54Bを介してARH50Bへ接続される。
ARL50AはALUレジスタ71からフアネル
72A、駆動器111、バス73、フアネル5
5Aを介して8ビツト・バイトを与えられる。
ALUレジスタ71の8ビツト・バイトは、補
助レジスタ66の内容をフアネル79A及び7
8Bを介してALUB入力75へ転送することに
よつて得られる。ALUA入力はビツト11の値
に従つて外部フアネル又は内部レジスタから与
えられる。もしビツト11が0であれば、外部
フアネルがアドレスされ、A入力はバス15及
びフアネル77Bを介して与えられる。もしビ
ツト11が1であれば内部レジスタがアドレス
され、A入力へのデータはバス63及びフアネ
ル77Cを介して与えられる。いずれの場合に
もALUは加算モードへセツトされ、その結果
はALUレジスタ71に記憶され、次いで前述
した如くARLへ転送される。
【表】
【表】 外部フアネル又はビツト11〜15によつて
指定された内部レジスタのアドレシングは、
EID命令の同様な機能に関して前に説明したと
ころと同じである。 D 次のアドレス 無条件ブランチ形の命令。次のアドレスは命
令を実行することによつて発生される。 E 状況レジスタの変更 変更なし。 18 BRANCH ON REGISTER AND
LINK(BORL) A 命令フオーマツト ビツト0〜2 動作コード ビツト3〜7 ページ・アドレス ビツト8〜10 動作コード修飾ビツト ビツト11〜15 レジスタ・アドレス B 機能の説明 BORL命令はBRANCH ON REGISTER
(BOR)命令及びEXECUTE IMMEDIATE命
令に同じである。これらの命令はプログラム・
カウンタの処理において機能的に異つている。
例えば、EXECUTE IMMEDIATE命令では自
動リンクが可能であり、その場合、プログラ
ム・カウンタはプログラムの順次アドレスを反
映し、それは命令の実行中に変更されない。
BRANCH ON REGISTER命令では、自動リ
ンクは不可能であり、プログラム・カウンタは
ブランチ・アドレスに続く命令のアドレスを反
映するため単に更新されるだけである。BORL
命令では、プログラム・カウンタの内容は記憶
される。 命令のリンク機能はプログラム・カウンタの
内容をRAM38のプログラム・スタツク部分
へ転送することを含む。PCHからRAM38へ
の通路はフアネル56B、駆動器112、バス
73を経てRAMの入力へ達する。PCLから
RAM38への通路はフアネル56A、駆動器
112、バス73を通る。 RAMアドレスRAH及びRALはフアネル65
A及び64Eを介して設定される。フアネル6
5Aはレベル・レジスタ87からアドレスを与
えられ、フアネル64Eはスタツク・カウンタ
89Bからアドレスを与えられる。 もしスタツク・カウンタが0であれば、
PCHは位置2へ記憶され、PCLは位置3へ記
憶される。もしスタツク・カウンタが1であれ
ば、PCH及びPCLは位置4及び5へ記憶され
る。スタツク・カウンタは命令の終りにトグル
される。命令のリンク部分は、ARH及びARL
が新しいアドレスをロードされた後に、T2で
開始される。
【表】
【表】 D 次のアドレス 無条件ブランチ形の命令。次のアドレスは命
令を実行することによつて発生される。 E 状況レジスタの変更 変更なし。 19 BRANCH AND LINK(BAL) A 命令フオーマツト ビツト0〜2 動作コード ビツト3〜15 ブランチ・アドレス B 機能の説明 BAL命令の機能はBRANCH命令(BR)のそ
れと同様である。相異点としては、リンク機能
によつてプログラム・カウンタの値がRAM中
に記憶され、従つてBAL命令に続く元のプロ
グラム点への戻りが可能である。 プログラムのリンク部分はプログラム・カウ
ンタの内容をRAMプログラム・スタツク領域
へ転送する。プログラム・カウンタからRAM
へのデータ通路は、PCLについてはフアネル5
6A、駆動器112、バス73を含む、PCH
についてはフアネル56B、駆動器112、バ
ス73を含む。RAMアドレスRAL及びRAH
は、前述した如くフアネル64E及び65Aを
介して与えられる。
【表】 D 次のアドレス 無条件ブランチ形の命令。次のアドレスは命
令を実行することによつて発生される。 E 状況レジスタの変更 変更なし。 これから、第3図に示されるサブシステムのマ
シン・サイクルの異つた位相における各種の相互
関係を検討することにより、第2A図乃至第2C
図に示されるマイクロ制御装置の動作を説明す
る。これらの相互関係は実行されている現在の命
令に基づいて変更される。 入力位相 命令実行サブシステムBの入力位相は、それが
或る種のブランチ命令を実行している時、次の命
令のためのアドレスの全て又はその1部を発生す
るために使用される。命令フエツチ・サブシステ
ムCは、命令実行サブシステムBの入力位相に対
応する時間中に、ブランチ命令のためのアドレス
の1部、及び他の命令のための完全なアドレスを
発生するために使用される。先ず、次の部分アド
レスが発生されている時、マシン・サイクルの入
力位相中に実行されるマイクロ制御装置の動作に
ついて、第9図及び第10図を参照しつつ説明す
る。 第9図は、マシン・サイクルの入力位相中に次
の命令のアドレスを発生するため、第2A図及び
第2B図に示されるマイクロ制御装置のサブシス
テムCに含まれる部分を示す。第10図は、入力
位相の間にアドレス発生のために使用されるサブ
システムBの部分を示しALUレジスタ71、ア
ドレス源としての入力ポート8、RAM38、補
助レジスタ66、優先順位エンコーダ86、及び
命令レジスタ(IR)デコーダ53から取られる
2つの別個の部分を含む。後者の4つの源の出力
はフアネル79の入力で利用可能であり、それ以
上の制御信号を必要としない。入力ポート8及び
RAM38のアドレシングは前に説明した。次の
表は、マイクロ制御装置によつて実行可能な命令
のために動作する部分アドレス発生器及びサブシ
ステムを示す。掲げられた命令は非ブランチ命
令、条件付ブランチ命令、無条件ブランチ命令の
3種の群別されている。
【表】
【表】 ンチ

部分アドレス発生器 次の順次アドレスを部分的に発生する部分アド
レス発生器は、マシンの入力位相の間、非ブラン
チ命令及び条件付ブランチ命令に応答するように
動作する。第9図に示される如く、ROSアドレ
シング手段はARH50B及びARL50Aを含
み、これらの各々は別個の部分アドレス発生器か
ら入力を受取る。第1の部分アドレス発生器
“1”はPCL51A、フアネル55D、ARL50
Aの出力をPCL51Aの入力へ接続するバス20
0、T2時間にカウンタを増加させるためPCL5
1Aの段0へ接続された増加線を含む。PCLと
PCHとの間の接続(図示されず)は、桁上げパ
ルスをPCHへの増加信号として与えることによ
り、PCLの最後の段としてPCHを増加すること
ができる。 第1部分アドレス発生器“1”のための制御信
号は55Dゲート信号、T6におけるプログラム・カ
ウンタ・ロード(LT6)信号、T2における増加
信号を含む。ARLレジスタはT2タイミング・パ
ルスの後縁によつて実際にラツチされ、PCL51
Aの段0はT2の始めに増加される。ARL50A
の出力は、LT6として示される後の時間に、
PCL51Aへロード・バツクされる。 内部フアネルのゲート信号は、第6A図乃至第
6HH図を参照して説明したので、これ以上の説
明を省略する。フアネル55Dゲート信号は、非
ブランチ形命令及びブランチが取られない場合の
条件付ブランチ形命令の動作コード部分を解読す
ることに応答して発生される。 非ブランチ形命令、及びブランチが取られるか
取られないかに拘らず条件付ブランチ命令の次の
アドレスの他の部分は、PCH51B、フアネル
54C、ARH50Bの出力をPCH51Bの入力
へ接続するバス201を含む第2部分アドレス発
生器“2”によつて発生される。第2部分アドレ
ス発生器“2”のための制御信号は、T6におけ
るプログラム・カウンタ・ロード(LT6)信号及
びフアネル54Cゲート信号を含む。 条件付ブランチ命令は、入力位相の間に完全な
ブランチ・アドレスを発生しなければならない。
今から条件付ブランチ形命令のため、ブランチ・
アドレスの他の部分を発生する第3部分アドレス
発生器“3”について説明する。この部分アドレ
スはサブシステムBによつて発生される。サブシ
ステムBは、次の命令のための完全なアドレスを
与えるために、マシンの入力位相中サブシステム
Cと並列に動作する。 第10図を参照すると、第3部分アドレス発生
器“3”は、8〜15とレーベルを付されたIR
デコーダ53からフアネル79Gへ至るバス、フ
アネル79G、フアネル78B、ALU70、
ALUレジスタ71を含む。第3部分アドレス発
生器“3”のための制御信号はフアネル79G及
び78Bゲート信号、T1におけるLAUR(LT
1)信号、ALU制御信号80Cを含む。サブシ
ステムBからサブシステムCへ部分アドレスを転
送する手段は、ゲーテツド駆動器111、フアネ
ル55A及び72A、及びそれらの制御(ゲー
ト)信号である。 第3部分アドレス発生器“3”はBRANCH
ON CONDITION命令、BRANCH命令、
BRANCH AND LINK命令の間に使用される。
BRANCH AND LINK命令のLINK部分について
は後に説明する。 第4部分アドレス発生器“4”はBRANCH
ON BIT命令の間に使用され、ブランチが取られ
る時に選択される。第10図に示される第4部分
アドレス発生器“4”は部分アドレスを形成する
ためにALU70中で相互に加算される2つのア
ドレス源を含む。第4部分アドレス発生器“4”
は2つの源とALUの2つの入力との間のデー
タ・フロー通路、ALU70及びその制御線80
C、及びALUレジスタ71を含む。 PCL51Aの出力から始まる第1のデータ通路
はフアネル56A、ゲーテツド駆動器112、フ
アネル77Aを含む。第2のデータ通路は5〜7
のレーベルを有するIRデコーダの出力、フアネ
ル79F、フアネル78Bを含む。第4部分アド
レス発生器“4”は2つのデータ・フロー通路を
動作させるそれぞれの制御信号を有する。今から
無条件ブランチ形命令のための部分アドレス発生
について説明する。 表に示されるように、9種の無条件ブランチ
形命令の7種までが第5の部分アドレス発生器
“5”を使用する。第9図に示されるように、発
生器“5”はIRデコーダ・バス3〜7、フアネ
ル54B及びその制御信号を含む。アドレスの他
の部分は他の発生器によつて発生される。例えば
部分アドレス発生器“3”はBRANCH命令及び
BRANCH AND LINK命令のためにアドレスの
他の部分を発生する。発生器“3”については前
に説明したから、ここでは再度説明しない。リン
ク機能については、後に説明する。 残りの発生器はRAM38又は入力ポート8に
置かれたアドレス源を含む。これらのアドレス源
は選択されるべき独特のアドレスを必要とする。
RAM及び外部の入力ポートをアドレスするシス
テムは前に説明したので詳細には繰返さない。入
力ポートからALUレジスタへデータを転送する
タイミング信号は、入力ポートが次のアドレスの
1部に関連するデータを与えるか否かに拘らず常
にT0で生じる。 前述した如く、入力ポート及び出力ポートは共
通のアドレス線を受取り、ポートからの源及び宛
先は、デコードされている命令の1部によつて決
定される同一アドレスによつて選択される。 ここで再び第10図を参照する。部分アドレス
発生器“6”は、EXECUTE IMMEDIATE,
BRANCH ON REGISTER,BRANCH ON
REGISTER AND LINKの命令の1つを実行し
ている時、マシン・サイクルの入力位相で次の命
令アドレスの1部分を発生する。上記の命令は、
2つのサブシステムの制御に関して、入力位相の
後に生じる事象において異るのみである。
EXECUTE命令では、プログラム・カウンタの
更新が禁止され、T6におけるブランチ・アドレ
スはプログラム・カウンタの元の状態への自動リ
ンクを可能とする。即ち、プログラム・カウンタ
はEXI命令を実行した後に次の順次命令を与え
る。BRANCH ON REGISTER命令は、T6にお
いてプログラム・カウンタの更新を許し、
BRANCH ON REGISTER AND LINH命令は、
入力位相とT6時間における更新との間でプログ
ラム・カウンタの内容を記憶する。 従つて、部分アドレス発生器“6”は入力ポー
ト8、フアネル77B、RAM38、フアネル7
7C、ALU70、入力ポート又はRAMのため選
択信号を発生する回路、及びフアネル・ゲート信
号を含む。 第10図に示される部分アドレス発生器“7”
は、EXECUTE INDIRECT命令又はBRANCH
ON REGISTER INDIRECT命令を実行している
時、マシン・サイクルの入力位相中次の命令アド
レスの1部分を発生する。この部分アドレスは補
助レジスタの内容を内部又は外部アドレスへ加え
ることによつて発生される。内部又は外部レジス
タのアドレスはこれら命令の所定のフイールドに
よつて指定される。 従つて、発生器“7”は補助レジスタ66、フ
アネル79A、フアネル78B、それらの制御信
号、及び発生器“6”、発生器“6”に対する制
御信号を含む。発生器“6”はマシン・サイクル
の入力位相中ALUの2つの入力へ同時に信号を
与えるために発生器“7”と同時に動作する。更
に、発生器“7”はプログラム・カウンタの更新
及び増加信号の動作を禁止する制御信号を含み、
それによつてEXECUTE INDIRECT命令の自動
リンク機能を与える。 第9図に示される部分アドレス発生器“8”は
プログラム・スタツクからアドレスを転送する。
この命令は、前に或る種の命令を実行した結果と
して又はトラツプ・サイクルの結果として、スタ
ツク中に置かれたものである。それはRAR又は
SML命令の入力位相のために使用される。発生
器“8”はフアネル54A及び55B、これらフ
アネルへ接続されたRAMからの出力バス、これ
らフアネルのための制御信号、これら2つの命令
の実行中にT0でLARH(LT0)信号を受取りT1
でLARL(LT1)信号を受取る回路を含む。 第9図の部分アドレス発生器“9”は、トラツ
プ要求信号がマシン・サイクルの終りにマイクロ
制御装置の動作を中断してトラツプ・サイクルを
実行させる時、次の命令のアドレスを発生させる
のに使用される。トラツプ・アドレスを発生する
発生器“9”は、優先順位エンコーダ86の出
力、フアネル72C、フアネル55C、及びこれ
らのための制御信号を含む。他の発生器から
ARH50B及びARL50Aへ至る全ての入力は
トラツプ・サイクルの間オフであるから、ARH
はT2においてLARH(LT2)信号によつてオー
ル・ゼロへリセツトされ、優先順位エンコーダか
ら入力を受取らないARLの5つの段は同様にオ
ール・ゼロへリセツトされる。 要するに、マイクロ制御装置のサブシステムB
及びCは、実行されている現在の命令が無条件ブ
ランチ形又は条件付ブランチ形である時、常に制
御装置の入力位相中に協力して働く。この協働に
よつて、新しいアドレス値が実際に発生され、又
はプログラム・スタツク又はRAMが入力位相中
にアドレス源として使用される時、これらユニツ
トからアドレスが発生される。 複数の時間間隔T2〜T7より成る次の位相中、
サブシステムCはアドレスされた命令をIRデコ
ーダへ転送する。この命令は最後の時間間隔T7
の始めにIRレジスタへロードされる。当技術分
野に通じる者は、命令を記憶する記憶装置のコス
トが、時間間隔T2〜T7の長さに逆比例すること
を知つている。従つて、マシン・サイクルの絶対
時間は、命令のためにより迅速かつ高価な記憶機
構を使用することによつて短縮することができ
る。 マシンの出力位相の間、サブシステムCの部分
アドレス発生器“1”は、T6で選択された命令
の間に更新される。 現在の命令のアドレスを保存しなければならな
いリンク形命令において、サブシステムCは現在
のアドレスをプログラム・カウンタからサブシス
テムBへ転送する。現在のアドレスはサブシステ
ムBのプログラム・スタツク中に記憶される。従
つて、現在のアドレスを記憶するため、サブシス
テムBは適当なスタツク・レジスタをアドレスす
ることを要する。 非ブランチ形命令の実行サイクルを含む入力位
相及び出力位相に関連して、これからサブシステ
ムBの動作を説明する。 非ブランチ形命令の入力又は出力位相中で使用
されるマイクロ制御装置部分は第11図に示され
る。第11図を参照すると、出力位相中のサブシ
ステムBは入力ポート8、出力ポート9、ALU
70、ALUレジスタ71、RAM38、その関連
アドレシング回路及び読出し書込み制御回路、補
助レジスタ66、IRデコーダ53からフアネル
79D、79E、79Gへ接続される3本のバス
を含む。 第11図の点線より下部には、入力位相中のサ
ブシステムBが示される。そこでは、1つ又はそ
れ以上の源の内容がALUを介して転送されALU
レジスタ71へロードされる。第11図の下半部
は第9図と類似している。点線より上部に示され
た出力位相中では、入力位相中にALUレジスタ
へロードされたデータが1つ又はそれ以上の宛先
へ転送される。 RAM38及び補助レジスタ66の如くユニツ
トの或るものはデータの源及び宛先として使用さ
れ、従つて点線の上下に1つずつ示されている。 入力ポート及びIRデコーダ53から来る3本
のバスの如きユニツトは源としてのみ使用され、
出力ポート及びマスク・レジスタの如きユニツト
は宛先としてのみ使用される。更に、サブシステ
ムCはサブシステムBの宛先である。入力ポー
ト、RAM、補助レジスタの如き源のユニツト
は、サブシステムCのためにアドレス・データを
発生するデータ源又は非アドレス・データ源とし
て使用される。更にRAM、入力ポート及び出力
ポートの如きユニツトは現在実行されている命令
のフイールドに応答する。 源乃至宛先ユニツトの外に、サブシステムB
は、BRANCH ON BIT命令やBRANCH ON
CONDITION命令の如き命令がマイクロ制御装置
のレパートリーに含まれる場合に、そのような条
件付ブランチ命令のための決定ユニツトである2
つの他のユニツトを含む。第1のユニツトはバス
15へ接続された「BRANCH ON BIT」ユニツ
ト104である。第2のユニツトはバス73へ接
続された条件デコーダ81である。 非ブランチ形命令の入力位相におけるサブシス
テムBの動作をこれから説明する。入力位相中、
或る命令では、1つの源からのデータが不変のま
まALUを介してALUレジスタ71へ転送され、
他の命令では1つの源からのデータ及び他の源か
らのデータがALUを介する論理動作によつて結
合され、次いでその結果がALUレジスタ71に
置かれる。 次の表は、源からのデータが単にALUを介
してALUレジスタ71に転送される非ブランチ
形命令を掲げたものである。
【表】 表特にその最後の列を分析すると、源から
ALUレジスタ71へ至る3種の可能なデータ通
路が示される。第9図及び第10図を参照する
と、これらのデータ通路は、或るブランチ形命令
の入力位相中、部分アドレスを使用するために使
用されることが分る。例えば、表のデータ通路
3は第10図に示される部分アドレス発生器
“3”に等しく、データ通路1及び2は部分アド
レス発生器“6”に等しい。 次の表は、2つの源からのデータがALUで
結合され、その結果がT1時間にALUレジスタ7
1に置かれる非ブランチ形命令を掲げている。
【表】 ジスタ
第10図に示されるように、RAM、入力ポー
ト及び補助レジスタからの通路は、或るブランチ
命令の入力位相中に使用される。しかし、データ
源IR3〜6X及びIR X3〜6は、ハーフバイト
ALU動作であるREGISTER IMMEDIATE形命
令のために排他的に使用される。 今から第11図特にその点線より上の部分を参
照して、非ブランチ形命令のためのマシン出力位
相を説明する。マシン・サブシステムの出力位相
はT1の終りで始まり、データ・バイトをALUレ
ジスタ71から選択された宛先へ転送するように
機能する。この宛先は、ゲーテツド駆動器111
及び110によつて、バス73又はバス15のい
ずれかへ接続される。出力位相中、2つのサブシ
ステムの相互作用に関連していくつかの他の小さ
な機能が生じてよいが、これについては別の機会
に説明する。サブシステムBの出力位相中、サブ
システムCはROSからアドレスされた命令を読
出しつつあり、この命令はT7時間にIRデコーダ
53へ入れられる。 第11図に示されるように、出力ポート9は出
力位相中ゲーテツド駆動器110を介してALU
レジスタ71へ接続される唯一の宛先である。ゲ
ーテツド駆動器110が選択されていれば、バス
15上のデータはT4時間に外部レジスタ・ロー
ド信号によつて選択されたレジスタへロードされ
る。 他の宛先はゲーテツド駆動器111,112,
114によつて選択的に駆動されるバス73へ接
続される。1つの時点では、ゲーテツド駆動器1
11,112,114の1つがゲートされる。バ
ス73へ接続されかつゲーテツド駆動器111が
選択された時にロードすることができる宛先は、
RAM38、補助レジスタ66、マスク・レジス
タ88、サブシステムCを含む。マスク・レジス
タは、STM命令の実行中ではT4時間に、SML命
令の実行中ではT5時間にロードされる。 補助レジスタ66は、FID又はSID命令の実行
中ではT6時間に、SML命令の実行中ではT7時間
に、間接形命令であるEXECUTE INDIRECT命
令又はBRANCH ON REGISTER INDIRECT命
令の実行中ではT4時間にロードされる。 レベル・レジスタは、SML命令の実行中では
T6時間にIRデコーダ53から直接にロードさ
れ、トラツプ・サイクルのT6時間では優先順位
エンコーダからロードされる。 RAM38は出力位相のいくつかの異つた時間
に書込まれてよい。しかし大部分の命令の実行
中、ALUレジスタ71からのデータ転送はT2時
間に始まる。 次の表は、非ブランチ形命令の源、宛先、バ
ス、及びレジスタ・ロード信号又はRAM書込み
動作の時間を要約したものである。
【表】 今から第2A図及び第2B図を参照して、
BRANCH AND LINK命令又はBRANCH ON
REGISTER AND LINK命令が実行されている
時、出力位相中でのみ生じるリンク機能について
説明する。 リンク動作の機能は、前述した如く、プログラ
ム・カウンタ51が次の命令のアドレスを含む
時、時間T2〜T6にプログラム・カウンタ51の
内容を現在レベルのプログラム・スタツクにある
1対のリンク・レジスタへ転送することである。
状況レジスタ100のスタツク・ポインタは、2
段RALカウンタによつてアドレスされるべき1
対のレジスタを選択する。転送通路はPCH及び
PCLからゲーテツド駆動器112及びフアネル5
6を介してバス73へ至る。ゲーテツド駆動器1
12はリンク命令のT2時間にオンになる。ゲー
テツド駆動器111はT2時間にリンク・デコー
ドによつてオフにされる。駆動器112はT7時
間にオフにされる。フアネル56Aは、T2時間
にオンにされ、T4時間にオフにされる。フアネ
ル56Bは、リンク形命令では、T4時間にオン
にされT7時間にオフにされる。PCHはT3時間に
プログラム・スタツクへ読出され、PCLはT4時
間に読出される。スタツク・カウンタ89Bは
T3+時間にレジスタ対の第2アドレスを選択す
るために1だけ増進される。 SML命令の出力位相中、状況レジスタ10
0、マスク・レジスタ88、レベル・レジスタ8
7が更新されねばならない。何故ならば、入力位
相中、ARH及びARLは次の命令のアドレスによ
つて更新されるからである。動作はRAMからの
5つの連続的な読出し動作を含み、これらの読出
し動作は入力位相及び出力位相で生じる。5つの
アドレスはスタツク・カウンタのセツト及び増加
によつて制御される。最初の2つの読出し動作は
入力位相中に起りT2の終りに完了される。続く
3つの読出し動作はT2の終りに始まり、IRデコ
ーダ53から状況レジスタ100、マスク・レジ
スタ88、レベル・レジスタ87へロードされ
る。ALUレジスタ71はこの転送に関係しな
い。SML命令の出力位相中に生じる上記3つの
転送は第5C図のタイミング・チヤートに示され
る通りであり、前にSML命令の動作及びLSR,
LMR及びLAUXロード信号の発生に関連して説
明した。今から出力位相におけるFID及びSID命
令のための補助レジスタ増加機能について説明す
る。 FID又はSID命令を実行している時の出力位相
中に、補助レジスタの内容はALUへ転送され、
そこで1を加算されることによつて選択的に増加
され、次いでその結果は補助レジスタへ戻されか
つメモリのロケーシヨン00へ新しい値として入れ
られる。補助レジスタ66の内容はフアネル79
A,78Bを介してALUへ転送され、T5時間に
ALUレジスタ71へロードされる。補助レジス
タはT6時間にバス73からロードされ、RAMは
T6時間を開始時としてバス73により更新され
る。IRデコーダから来るビツト4によつて決定
される制御信号80Cは、補助レジスタの現在値
へ1を加算すべきかどうかを決定する。 出力位相の説明すべき最後の機能は、トラツ
プ・サイクルに関連したものである。トラツプ・
サイクルの入力中、プログラム・カウンタの内容
は現在レベルのプログラム・スタツク・レジスタ
対0へ転送される。出力位相中、状況レジスタ及
びマスク・レジスタはプログラム・スタツクへ転
送される。トラツプ・サイクルはメモリへの4つ
の連続的書込み動作を含む。これらの書込み動作
は、正しい時間順序で3個の別個の駆動器をゲー
トすることによつてデータをバス73に置く。 入力位相中、駆動器112はT0から位相1の
終りまで付勢される。駆動器114は、状況レジ
スタの内容をプログラム・スタツクに転送するた
めに、位相2の始めからT4の始めまで付勢され
る。ゲーテツド駆動器111は、マスク・レジス
タの内容をプログラム・スタツクへ変更するため
に、T4からT7の終りまで付勢される。 要するに、サブシステムBが命令を実行してい
る時の出力位相は、入力位相中にALUレジスタ
71へ入れられた1バイトのデータを選択された
宛先へ転送する主たる機能を含む。宛先の1つは
サブシステムCである。サブシステムCは或るブ
ランチ形命令のために選択される。この場合、可
能な部分アドレスはサブシステムBの入力位相中
に選択されたデータ源からALUレジスタへ転送
される。サブシステムBの入力位相が、非ブラン
チ形命令の実行時のように、非アドレス・データ
をALUレジスタへ転送することを含む場合に
は、データは出力位相のT4時間の選択された宛
先レジスタに記憶され、出力位相の残りの時間で
は補助レジスタの増進、EXECUTE形命令に関
するプログラム・カウンタの更新禁止、状況レジ
スタの更新等のハウスキーピング機能が行われ
る。 トラツプから割込みへの変換 これから第12図及び表及びを参照してト
ラツプ要求信号によつて生じた割込み点へプログ
ラムを戻せるようトラツプ要求を完全な割込みへ
変換する方法について説明する。前述した如く、
トラツプ・ハードウエア・サイクルは3つの主た
る機能を実行する。第1の機能はトラツプ信号の
優先順位レベルへ直接に関連しかつマシン・レベ
ルへ関連したARLへアドレスを与えることであ
る。第2の機能はマシン・アドレス及びマシン状
況を限定する4個のレジスタの内容をプログラ
ム・スタツク中の所定レジスタへ転送することで
ある。最後の機能はマシンが新しいレベルで動作
するようレベル・レジスタを更新することであ
る。 もしトラツプ・システムがプログラム化された
戻り中断モードで動作すべき場合、戻り動作で使
用される命令の数を簡略化するため、RAMのい
くつかの領域が最後の段階で設定される。メモリ
の或る領域(例えば、バツフア・アドレス00)
はレベル・ポインタ・レジスタLPRとして指定さ
れる。更に、前のレベルのアドレスを保持するた
め、各レベルのためのレジスタx“F”が使用さ
れる。このレジスタはラスト・レベル・レジスタ
LLR−Nと呼ばれる。ここでNは現在レベルを
表わす。前述した如く、トラツプ・ハードウエ
ア・サイクルの後に実行されるべき次の命令の
ROSアドレスは前もつて限定されている。前も
つて限定されたアドレスは少なくとも4つのアド
レスだけ離れており、従つてブランチ命令が実行
される前に、3個の順次の命令が実行される。次
の表は前もつて限定されたROSアドレスとト
ラツプ信号とを示す。 ROSアドレス トラツプ信号 0000 0 0001 1 0002 2 0003 0004 0005 0006 3 0007 0008 0009 000A 4 000B 000C 000D 000E 5 000F 0000 0010 0011 6 0012 0013 0014 0015 7 もしトラツプ信号が完全な割込みへ変換される
べきであれば、トラツプ割込みメカニズムを再整
備する前に、監査証跡(AUDIT TRAIL)を実
行しなければならない。最初の命令はFETCH
IMMEDIATE命令である。この命令は新しいレ
ベルのレベル・ポインタ・レジスタLPRの内容を
レジスタLLRへ転送する。第2の命令はLOAD
REGISTER IMMEDIATE命令である。この命令
は補助レジスタへ新しいレベルを表わす16進値を
ロードする。第3の命令はSTORE
IMMEDIATE命令である。この命令は補助レジ
スタの内容をレベル・ポインタ・レジスタLPRへ
転送する。今やLPRは新しい現在のレベルを指示
する。第4の命令はトラツプ要求のレベルへサー
ビスを与える主たるサブルーチンへのブランチ命
令である。勿論、トラツプ・システムがSTM命
令によつて再整備されなければ、迅速なトラツプ
命令を実行した後に、監査証跡のための3個の命
令を開始することが可能である。ゼロ・レベルを
除く全レベルのための主たるサブルーチンは、最
後のレベルへのレベル変更を可能とするマイナ
ー・サブルーチンで終了しなければならない。ゼ
ロ・レベルのための主たるサブルーチンは、待ち
ループと共に終了することができる。マイナー・
サブルーチンはx“00”のSET MARK命令と共
に開始する。この命令は如何なるトラツプ要求信
号も承諾されないようにする。次の命令はFIM命
令である。この命令は前のレベルを含んでいる現
在レベルのレジスタx“F”の内容をレベル・ポ
インタ・レジスタへ転送する。BRANCH ON
REGISTER命令は現在レベルにおけるx“F”
を使用してSML表のためのアドレスを発生す
る。この表はレジスタx“F”のために指定され
たレベルに対するSML命令を選択する。SML表
は下記に示され、ROSアドレスとそのアドレス
に記憶された命令とを示す。 ROSアドレス 命令 0F00 SML0R.P.00 0F01 SML1R.P.00 0F02 SML2R.P.00 0F03 SML3R.P.00 0F04 SML4R.P.00 0F05 SML5R.P.00 0F06 SML6R.P.00 0F07 SML7R.P.00 SML命令の実行は、マシンが中断された新し
いレベルの地点へマシンを戻す。 上記のステツプは、レベル0への戻りがなされ
トラツプ要求が係属しなくなるまで、各々の主た
るサブルーチンの終りで反復される。 第12図の流れ図は自明であり、詳細な説明を
要しないであろう。 データ転送制御 今から、制御ユニツト11とデイスク駆動装置
13との間の双方向性データ転送を制御するマイ
クロ制御装置の動作を説明する。3種の動作が起
る。即ち、選択動作は制御ユニツト11を指定さ
れた制御装置(controller)及び装置(device)
へ接続し、IMMEDIATE動作は単一の制御命令
を制御装置へ転送すると共に1バイトの情報を制
御装置へ(又はそこから)転送し、EXTENDED
動作は制御装置中で一連の事象を開始するが、こ
れらの事象は制御インターフエイス及びフアイル
制御インターフエイスの間で多くの転送が生じる
ことを必要とする。 選択動作 デイスク駆動装置の選択動作は制御ユニツトが
制御装置又は装置アドレスを含む1バイトのデー
タをバス・アウトにより制御装置へ送り、選択タ
グ“83”をタグ・バスにより送ることを含む(第
4図)。選択保持及びタグ・ゲートはアクチブに
なる。選択が完了した時、制御装置はタグ有効選
択アクチブ、「通常の終了」信号に応答する。こ
れらの信号が受取られた時、制御ユニツトはタ
グ・ゲートを脱勢する。バス・インは選択された
制御装置のアドレスを戻す。選択アクチブは、選
択保持が降下するまでアクチブのままである。第
4図は上記の選択動作を示すチヤートである。 第1A図及び第1B図を参照する。CTLバ
ス・アウトはフアネル0へ接続され、CTLタ
グ・バスはフアネル1へ接続され、高順位タグ・
ビツト8はフアネル1の低順位段へ接続される。
CTL選択保持はフアネル2の段1へ接続され、
CTLタグ・ゲートはフアネル2の段0へ接続さ
れる。CTLタグ有効はレジスタの段1へ接続さ
れる。CTLバス・インはレジスタ7へ接続さ
れ、選択アクチブ及び「通常の終了」はレジスタ
2の段0及び2へ接続される。装置選択バスは外
部レジスタ9へ接続され、装置タグ・バスは外部
レジスタ11の段4〜7へ接続され、装置バス・
アウトはレジスタ0へ接続される。装置タグ・ゲ
ートは外部レジスタ6の段0へ接続され、装置選
択保持はレジスタ6の段1へ接続される。注意/
選択応答バスはフアネル10へ接続され、装置バ
ス・インはフアネル7へ接続され、装置タグ有効
はフアネル12の段5へ接続される。 選択動作は制御ユニツトが選択された制御装置
及び駆動装置のアドレスをCTLバス・アウト上
に置き、“83”のタグをCTLタグ・バス上に置
き、CTLタグ・ゲートを発生することによつて
開始される。CTLタグ・ゲートが上昇すると、
トラツプ0要求信号が生じる。この信号はトラツ
プ・サイクルを強制してアドレス・レジスタをア
ドレスx03へセツトする。 アドレス003に記憶された命令はR−R形加
算命令であり、16進値9061を有する。この命令は
フアネル1の内容を内部レジスタ0へ転送する。
このレジスタは補助レジスタである。補助レジス
タの内容は、タグ・バスとフアネル1との接続の
ために、“83”ではなく“13”として記憶され
る。この命令の実行中、プログラム・カウンタは
1だけ増進されて004となり、それがアドレス・
レジスタへロードされる。 アドレス004に記憶された命令はBOR命令であ
り、16進コードC890を有する。この命令の機能
は、内容レジスタ0の内容13をページ・アドレ
ス8へ加算することによつて次の命令のアドレス
を発生することである。その結果、アドレス81
3を生じる。 アドレス813に記憶された命令はBR命令で
あり、16進値026Fを有する。従つて、ブラン
チ・アドレスは026Fである。 アドレス026Fに記憶された命令はBOB命令で
あり、16進値2262を有する。この命令の機能はフ
アネル2のビツト3の値をテストしてそれが1で
あるかどうかを調べることであり、それが1であ
れば2の増分値を現在のアドレスへ加える。フア
ネル2のビツト3は配線された制御装置アドレス
と、CTLバス・アウト上の制御装置アドレスと
をハードウエア的に比較することによつて生じ
る。現在のアドレス026Fは2だけ増進され、次
のアドレスは0271となる。 アドレス0271に記憶された命令はSIM命令であ
り、16進値40A8を有する。この命令の機能は、
フアネル0(CTLバス・アウト)の値をローカ
ル記憶機構のアドレス28に記憶することであ
る。プログラム・カウンタは1だけ増進され、次
のアドレスは0272となる。 0272に記憶された命令はBOB命令であり、16
進値2DAFを有する。この命令の機能はフアネル
15のビツト5の値(エラー警報信号)を調べる
ことである。もしビツト5が1であればエラーが
存在し、テストは真である。この場合、5の増分
値が現在のアドレスへ加えられ、新しいアドレス
0277が形成される。 0277に記憶された命令はLRI命令であり、16進
値B117を有する。この命令の機能は定数17を内
部レジスタ1へロードし、CTLバス・アウト上
の制御装置アドレス・ビツトをマスク・アウトす
ることである。レジスタ1は値17を含む。プログ
ラム・カウンタが増進されて、次のアドレスは
0278となる。 アドレス0278に記憶された命令はR−R形
AND命令であり、16進値9100を有する。これは
フアネル0及び内部レジスタ1に関連している。
値17と42とをAND結合した結果は02となる。こ
れは仮定された装置アドレスであり、内部レジス
タ1に記憶される。プログラム・カウンタが増進
され、次のアドレスは0279となる。 アドレス0279に記憶された命令はBOR命令で
あり、16進値C991を有する。これは命令ビツト
4〜8及び内部レジスタ1の内容(02)によつて
指定されるページ09へアドレスする無条件ブラン
チ命令である。ブランチは装置アドレス02をビツ
ト有意アドレスへ変換する表(TABLE)に対し
てなされる。新しいアドレスは0902であり、プロ
グラム・カウンタは027Aへ増進される。 アドレス0902に記憶された命令はLRI命令であ
り、16進値B120を有する。この命令は定数値20
を内部レジスタ1へ転送する。プログラム・カウ
ンタ027Aはアドレス・レジスタへ転送される。
次の命令は0279に記憶されたBOR命令の自動リ
ンク機能によつてアドレス027Aに置かれてい
る。 027Aに記憶された命令はR−R形MOVE命令
であり、16進値89D1を有する。この命令は内部
レジスタ1の内容(20)を外部レジスタ9へ転送
する。プログラム・カウンタは1だけ増進され、
従つて次のアドレスは027Bとなる。 027Bに記憶された命令はLRI命令であり、16進
値A640を有する。この命令の機能は定数(40)
を外部レジスタ6へロードすることである。これ
は装置選択保持をオンにする。選択保持がオンで
あり、外部レジスタ9の装置アドレスは20である
から、装置2が選択される。プログラム・カウン
タが増進され、従つて次のアドレスは027Cとな
る。 027Cに記憶された命令はR−R形MOVE命令
であり、16進値87CAを有する。この命令の機能
は、条件テスト論理ユニツトによつて全ての8ビ
ツトが0であるかどうかを検査するため、外部フ
アネル10へ接続された装置選択バス上のデータ
をマイクロ・データ・バスを介して外部レジスタ
7へ転送することである。もし全てのビツトが0
であれば、如何なる装置も応答せず、CC1は1へ
セツトされる。もし応答する装置があれば、CC
1は0へセツトされる。プログラム・カウンタは
アドレス027Dへ増進される。 027Dに記憶された命令はBOC命令であり、16
進値3490を有する。もし如何なる装置も選択され
なければ、プログラムはそのような状況を処理す
るために適当なサブルーチンへブランチする。し
かし、装置2が応答したので、テストは虚であり
ブランチは生じない。従つて、次の命令は027E
に記憶されている。 027Eに記憶された命令はFETCH
IMMEDIATE命令であり、16進値4730を有す
る。この命令の機能は、内部記憶位置30に記憶さ
れた制御装置アドレスを取つて、それをCTLバ
ス・インへ接続された外部レジスタ7へ置くこと
である。プログラム・カウンタは1だけ増加さ
れ、従つて次の命令は027Fにある。 027Fに記憶された命令はLOAD REGISTER
IMMEDIATE命令であり、16進値A197を有す
る。この命令の機能は定数(97)を外部レジスタ
1へロードすることである。外部レジスタ1は
CTL制御線へ接続されている。従つて、外部レ
ジスタ7がCTLバス・インへゲートされ、CTL
タグ有効がオフにされた時、CTLタグ有効がゲ
ートされ「通常の終了」がオフにされる。プログ
ラム・カウンタは0280へ増進される。 0280に記憶された命令はLOAD REGISTER
IMMEDIATE命令であり、16進値A2E0を有す
る。この命令の機能は定数(E0)を外部レジス
タ2へロードすることである。これはCTL選択
アクチブ、CTLタグ有効、CTL「通常の終了」
をオンにする。プログラム・カウンタは次の命令
のために0281へ増進される。 0281に記憶された命令はLOAD REGISTER
IMMEDIATE命令であり、16進値BF40を有す
る。この命令の機能は40の新しいシーケンス・バ
イトを内部レジスタ15へロードすることであ
る。新しいシーケンス・バイトを限定する定数40
はマイクロプログラム中の基準点「選択された状
況」を恣意的に限定する定数である。プログラ
ム・カウンタは1だけ増進されて0282となる。 アドレス0282に記憶された命令はR−R形排他
的OR命令であり、16進値914Aを有する。この命
令の機能は、選択された駆動装置のビツト有意ア
ドレスを与えられたフアネル10の出力と、902
に置かれた命令によつてCTLバス・アウトから
発生されたビツト有意装置アドレスを含む内部レ
ジスタ1の内容とを、排他的OR結合することで
ある。双方の値は等しい筈であるから、結果はオ
ール・ゼロとなり、CC1がセツトされる。プログ
ラム・カウンタは0283へ増進される。 アドレス0283に記憶された命令はBRANCH
ON CONDITION命令であり、16進値34A1を有
する。テストされる条件はCC1である。もしCC1
がオフであれば、適当なサブルーチンへブランチ
がなされる。何故ならば、前の命令はCC1をオン
にしないことによつてエラーを示したからであ
る。CC1はオンであるから、テストは真でありブ
ランチは取られない。次の命令は0284に置かれて
いる。 アドレス0284に記憶された命令はBOB命令で
あり、16進値2506を有する。この命令の機能はフ
アネル6のビツト0がオンであるかどうかを検査
することである。フアネル6のビツト0はサービ
ス・テストが行われていることを示す。従つて、
ビツト0は0であり、5の増分値が現在のプログ
ラム・カウンタ値へ加えられる。従つて、次のア
ドレスは0289となる。 アドレス0289に記憶された命令はLRI命令であ
る。この命令の機能はトラツプ・システムを再調
整し、装置タグ・ゲートを下降せしめることであ
る。プログラム・カウンタは027Cへ増進され
る。 0289に記憶された命令はR−R形MOVE命令
であり、16進値90DFを有する。この命令の機能
は内部レジスタ15の内容を内部レジスタ0又は
補助レジスタへ転送することである。レジスタ1
5は40を含み、従つてアドレス003に記憶された
BRANCH ON REGISTER命令のために補助レ
ジスタが使用される。アドレス003は次のトラツ
プに応答してアドレスされる。プログラム・カウ
ンタは028Aへ増進される。 028Aに記憶された命令はSET MASK命令であ
り、C1A2の16進値を有する。この命令の機能は
内部レジスタ2の定数FFをマスク・レジスタ8
8へ転送することである。定数FFは全てのトラ
ツプを許しトラツプ・レジスタ85を再調整す
る。プログラム・カウンタは027Bへ増進され
る。 027Bに記憶された命令はBRANCH命令であ
り、16進値02B1を有する。次のアドレスは02B1
である。 02B1に記憶された命令はBOB命令であり、16
進値2046を有する。この命令の機能はフアネル6
のビツト1が0かどうかをテストし、もしテスト
が真であれば0の増分値を加えることである。フ
アネル6のビツト1はサービス・テストが実行さ
れている時にのみ1である。従つてマイクロ制御
装置は、CTLタグ・ゲートによつてトラツプが
制御装置をアドレス003へ強制するまで、アドレ
ス02B1で待機する。これは実際上マイクロ制御
装置のための遊休ループである。 TRANSMIT ID(識別情報転送) TRANSMIT ID指令は、各々の読出し又は書
込み指令の前に、制御ユニツトにより制御装置へ
向けて発生される。TRANSMIT ID指令は、
EXTENDED動作の例である。この場合、5バイ
トのデータが制御ユニツトから制御装置へ転送さ
れる。続く読出し又は書込み動作では、選択され
たレコードを実際に読出し又は書込む前に、
TRANSMIT ID指令により記憶された識別情報
とデイスク上のレコードのアドレスとが、制御装
置によつて比較される。TRANSMIT ID指令は
制御ユニツトを制御装置へ接続するケーブルにつ
いてビツト及びバイト信号伝播時間を較正するた
めに使用できる。これは続く書込み動作で記憶さ
れるデータの最初のバイトが正しい時間に要求さ
れ、レコード・セグメントが磁気変換器の下を通
過している時、最初のバイトが正しい時間に制御
装置へ到着するようにする。この較正方法は各種
のマシンで異つた長さのケーブルがタイミング・
エラーを起すのを防止する。TRANSMIT ID指
令に関する以下の説明では、同期イン経過時間は
ローカル記憶機構アドレス35及び内部レジスタ
4に記憶されている。 制御ユニツトとデイスク駆動装置との間のデー
タ転送は、2つの大きなデータ通路を介して起
る。これまで、マイクロ制御装置から第2の装置
へ至るビツト並列データ通路に関して説明した。
第2のデータ通路は制御ユニツトからデイスク駆
動装置の記録回路へ至る直列読出し書込みチヤネ
ルである。このチヤネルの機能は制御ユニツトか
らのデータ・バイトをデイスク駆動装置のための
符号化されたビツト直列データへ変換することで
ある。デイスク駆動装置の記録回路はこのビツト
直列データをトラツクに沿つて記録することがで
きる。記録されるトラツクはマイクロ制御装置の
出力ポートを介して駆動装置へ与えられたビツト
並列データによつて選択される。 更に、直列読出し書込みチヤネルは、フアイル
から読出された符号化ビツト直列データを制御ユ
ニツトのためのビツト並列データへ変換するため
に、読出し転送モードで動作する。上記2つの主
たるデータ通路は、制御ユニツトの制御下で独立
して動作することが可能である。読出し又は書込
み動作中、制御ユニツトの共通インターフエイス
に対する直列チヤネル接続を制御するため、デイ
スク駆動装置の制御装置を使用することができ
る。 しかしこれらの構成では、制御装置と直列チヤ
ネルとの間でデータを転送することはできない。
直列チヤネルが望ましい理由は、記録されるデー
タ・バイトのフオーマツト化が制御ユニツト、又
はデイスク駆動制御装置、又は制御ユニツトへ組
込まれた或る種の特別なハードウエア・システム
ではなくデイスク駆動制御装置の直接の制御の下
で達成できるからである。本発明のマイクロ制御
装置を使用して、デイスク駆動装置のための直列
読出し書込みチヤネルを制御するシステムは、関
連出願に説明されている。そのシステムにおい
て、制御ユニツトからのデータは直接にマイクロ
プロセツサへ、又は直列チヤネルを介してマイク
ロプロセツサへ選択的に送ることができる。マイ
クロプロセツサ中のデータは直接に出力ポートへ
送るか、又は直列チヤネルを介して出力ポートへ
送ることができる。マイクロ制御装置と直列読出
し書込みチヤネルとの間のインターフエイスは、
直列読出し書込みチヤネルのデータ・レジスタと
マイクロ制御装置の入力又は出力ポートとを含
む。 説明されるべきTRANSMIT ID動作の間に、
直列読出し書込みチヤネルのデータ・レジスタ及
びフアネル3を介して、5個のデータ・バイトが
マイクロ制御装置の内部レジスタへ転送される。 1ブロツクのデータがマイクロ制御装置へ送ら
れている時、マイクロプロセツサへのエントリイ
として、直列読出し書込みチヤネルが使用され
る。TRANSMIT IDタグがデコードされる時に
分かるように、それはCTLアウト・バスのため
にデータ・レジスタへの接続を選択し、同期イン
同期アウト・パルス同期化システムの制御の下
で、データ・ブロツクを送らせる。 TRANSMIT ID動作が実行されている時のマ
イクロ制御装置の動作は、TRANSMIT IDタグ
がデコードされタグ有効信号が制御ユニツトへ戻
される時点で開始される。アドレス0489に記憶さ
れた最初の命令はLOAD REGISTER
IMMEDIATE(LRI)命令であり、これは16進値
A240を有する。この命令の機能は定数(40)を
外部レジスタ2へロードすることである。これは
制御ユニツトへタグ有効信号を与える。プログラ
ム・カウンタは1だけ増進されてアドレス0499と
なる。 アドレス0499に記憶された命令はFETCH
IMMEDIATE(FIM)命令であり、これは16進
値5135を有する。この命令の機能はローカル貯蔵
機構アドレス35の内容をレジスタ1へ転送する
ことである。ローカル貯蔵機構アドレス35は前
の動作で記憶された同期イン経過時間バイトを含
む。プログラム・カウンタは049Aへ増進され
る。 049Aに記憶された命令はBRANCH ON BIT命
令(BOB)であり、16進値233Dを有する。この
命令の機能は内部レジスタ13中のビツトをテス
トすることである。このビツトは前もつて記憶さ
れており、前のエラー条件を示す。ビツトはオフ
であると仮定されるから、プログラム・カウンタ
は049Dへ増進され、次いで049Dへのブランチが
行われる。 049Dに記憶された命令はLRI命令でありAFF0
の16進値を有する。この命令の機能はECCハー
ドウエアを制御することである。プログラム・カ
ウンタは049Eへ増進される。 049Eに記憶された命令はLRI命令であり、
A402の16進値を有する。この命令の機能は同期
イン信号の制御に関連している。プログラム・カ
ウンタは049Fへ増進される。 049Fに記憶された命令はR−R形MOVE命令
であり、FD1の16進値を有する。この命令の機能
は同期イン信号を制御ユニツトへ向けて発生する
ことである。プログラム・カウンタは04A1へ増
進される。 04A1に記憶された命令はLRI命令でありA380
の16進値を有する。この命令の機能は定数(80)
を外部レジスタ3へロードすることである。この
定数はECCアドレシング・ハードウエアを制御
する。プログラム・カウンタは04A2へ増進され
る。 04A2に記憶された命令はLRI命令であつて
A343の16進値を有する。この命令の機能は定数
(43)を外部レジスタ3へロードすることであ
る。レジスタ3の出力はデータ・バツフアをデー
タ・レジスタへゲートさせ、制御ユニツトから同
期アウト信号を受取ることを予期して同期アウ
ト・タイミング・エラー論理回路を設定しかつ
ECCハードウエアを能動化する。プログラム・
カウンタは次のアドレス04A3へ進められる。 04A3に記憶された命令はLRI命令であり16進
値A808を有する。この命令は定数(08)を外部
レジスタ8へ転送する。これは正しい数の同期イ
ン信号がTRANSMIT IDタグ上に発生された
後、同期イン発生回路をオフにすることによつて
データ転送を制御するカウンタへロードされる。
発生される同期イン信号は、そのサイクルのビツ
ト時間に従つて5個又は6個である。もし同期イ
ン信号が0,1,2,3のビツト時間に発生され
るならば、データ制御終了信号は6個の同期イン
信号の後に発生されよう。何故ならば、同期イン
信号はその発生ハードウエアをオンにする命令サ
イクルと同じサイクルに発生することができない
からである。この場合、カウンタは1だけ増加さ
れる。もし同期イン信号がビツト時間5〜7で発
生されるならば、最初の同期イン信号は同期イン
発生器をオンにした命令サイクルと同じサイクル
で発生することができる。従つて、カウンタは8
のままである。プログラム・カウンタは04A4へ
増進される。 04A4に記憶された命令はBOB命令であつて16
進値2251を有する。この命令の機能は内部レジス
タにおけるビツト2の値が0であるかどうかテス
トすることである。内部レジスタ1は同期イン経
過時間バイトを含み、0は4つのビツト時間より
も少ない同期イン経過時間を示す。ビツト2は0
であると仮定され、従つてブランチは行われない
でプログラム・カウンタは次の命令のためにアド
レス04A5へ増進される。 04A5に記憶された命令はLRI命令であり16進
値A809を有する。この命令の機能は定数(09)
を外部フアネル8へ転送することである。外部フ
アネル8は9を計数した後、データ制御終了信号
を能動化するためカウンタをセツト・アツプす
る。プログラム・カウンタはA406へ増進され
る。 A406に記憶された命令はBOB命令であつて16
進値2082を有する。この命令は外部フアネル2の
ビツト4(CTLタグ有効)がゼロかどうかテス
トする。この命令はゼロ条件が検出されるまで反
復される。即ち、マイクロプロセツサはCTLタ
グ有効信号が降下するまでその地点で待機する。
次のサイクルでプログラム・カウンタはアドレス
A407にある次の命令へ進められる。 A407に記憶された命令はLRI命令であり16進
値A6C0を有する。この命令は定数(C0)を外部
レジスタ6へ記憶する。それによつて装置選択保
持信号及び装置タグ・ゲート信号が上昇される。
プログラム・カウンタはA408へ増進される。 A408に記憶された命令はLRI命令であり16進
値A820を有する。この命令は定数20を外部レジ
スタ8へロードする。又、04A5に記憶された命
令によつてフアネル8へ与えられた9の計数値が
カウンタへロードされる。更に、それはデータ制
御終了論理及びカウンタ桁上げトラツプを能動化
する。プログラム・カウンタは04A9へ増進され
る。 04A9に記憶された命令はBOB命令であつて16
進値2CD4を有する。この命令の機能は内部レジ
スタ4におけるビツト3が1かどうかをテストす
ることである。内部レジスタ4はバイト時間との
関係で同期イン経過時間バイトを含む。もし同期
イン経過時間バイトが2バイトであれば、プログ
ラム・カウンタは4だけ増進されてアドレス
04ADを指す。 04ADに記憶された命令はBOC命令であつて16
進値3800を有する。この命令は何の動作も行わず
タイミング目的にのみ使用される。プログラム・
カウンタは04AEへ増進される。 04AEに記憶された命令はLRI命令であつて16
進値A401を有する。この命令は定数(01)を外
部レジスタ4へロードし、それによつて最初の同
期イン信号が制御装置から制御ユニツトへ発生さ
れる。プログラム・カウンタは04AFへ増進され
る。 04AFに記憶された命令はLRI命令であり16進
値A421を有する。この命令は定数21をレジスタ
4へロードし、それによつて第2同期イン信号が
発生される。プログラム・カウンタは04B0へ増
進される。 04B0に記憶された命令はLRI命令であり16進値
A461を有する。この命令は定数61を外部レジス
タ4へロードし、それによつて第3同期イン信号
が発生され、かつ同期アウト予期信号がオンにさ
れる。この命令の実行中に第1同期アウト信号が
到着し、第1IDバイトがデータ・バツフア・レジ
スタからデータ・レジスタへゲートされる。プロ
グラム・カウンタは04B1へ進む。 04B1に記憶された命令はR−R形命令であつ
て、データ・レジスタの出力を与えられた外部フ
アネル3から内部レジスタ6へデータを転送す
る。従つて、第1IDバイトは内部レジスタ6に記
憶され、プログラム・カウンタはアドレス04B2
へ進められる。 04B2に記憶された命令はR−R形命令であつ
て、これは前述した如くIDバイト2を内部レジ
スタ7へ記憶させる。次のアドレスは04B3であ
る。 04B3に記憶された命令はR−R形命令であつ
て、これはIDバイト3を内部レジスタ8へ記憶
させる。次の命令は04B4にある。 04B4に記憶された命令はSTORE
IMMEDIATE命令であつて16進値43AEを有す
る。この命令はIDバイト4をローカル記憶機構
アドレス2Eに記憶する。プログラム・カウンタ
は04B5へ進められる。 04B5に記憶された命令はLRI命令であつて16進
値A302を有する。この命令は定数(02)を外部
レジスタ3へ置き、それによつてECCハードウ
エアが停止され、外部レジスタ15からデータ・
レジスタへ最後のIDバイトがゲートされる。 TRANSMIT ID動作は一般的なハウスキーピ
ング機能を含む若干の他の命令によつて完了され
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に従うマイクロ制御装置の全体
的機能を示すデータ処理システムのブロツク図、
第1A図は第1図の制御(CTL)インターフエ
イスの詳細を示す図、第1B図は第1図のフアイ
ル制御(FCI)インターフエイスの詳細を示す
図、第2A図及び第2B図は本発明に従うマイク
ロ制御装置の全体的データ・フローを示すブロツ
ク図、第2C図は第2A図のトラツプ・システム
を詳細に示す図、第2D図は第2A図及び第2B
図の相互関連を示す図、第2E図は第2A図の入
力ポートを詳細に示す図、第3図は第2A図及び
第2B図のマイクロ制御装置を3つの機能的に関
連したサブシステムとして示す図、第4図は選択
された動作に関してインターフエイス線のタイミ
ングを示す図、第5A図乃至第5C図はマイクロ
制御装置によつて使用される各種の信号のタイミ
ング図、第6A図乃至第6HH図はフアネル制御
信号を発生する論理回路を示す図、第7A図は各
種のゲーテツド駆動器及びバスに対するそれらの
接続を示す図、第7B図乃至第7E図はゲーテツ
ド駆動器の制御信号を発生する論理回路を示す
図、第8A図乃至第8K図は各種のレジスタ・ロ
ード信号を発生する論理回路を示す図、第9図は
マシン入力位相における1つのサブシステムの詳
細図、第10図はマシン入力位相における他のサ
ブシステムの詳細図、第11図は出力位相におけ
るマシンの詳細図、第12図は選択された命令を
使用することによりマイクロ制御装置がどのよう
にして割込み地点へ戻されるかを示すフローチヤ
ートである。 8……入力ポート、9……出力ポート、10…
…マイクロ制御装置、11……記憶制御ユニツ
ト、12……ストリング、13……デイスク駆動
装置、16……制御(CTL)インターフエイ
ス、17……フアイル制御(FCI)インターフエ
イス、26……外部アドレス・デコーダ、38…
…RAM、50……命令アドレス・レジスタ、5
1……プログラム・カウンタ、52……ROS、
53……命令レジスタ(IR)デコーダ、54,
55,56,64,65……フアネル、66……
補助レジスタ、70……ALU、71……ALUレ
ジスタ、77,78,79……フアネル、85…
…トラツプ・レジスタ、86……優先順位エンコ
ーダ、87……レベル・レジスタ、88……マス
ク・レジスタ、89A……位相ラツチ、89B…
…RALスタツク・カウンタ、90……トラツ
プ・サイクル制御ユニツト、92……トラツプ論
理ユニツト、100……状況レジスタ、101…
…スタツク・ポインタ論理ユニツト、102……
条件デコーダ、103……条件テスト論理ユニツ
ト、104……BOB論理ユニツト、105,1
06……フアネル、110,111,112,1
14……ゲーテツド駆動器、130……可変周波
数発振器クロツク、131……3/4クロツク、
“1”,“2”,“3”,“4”,“5”,“6”,“
7”,
“8”,“9”……部分アドレス発生器、A……記
憶装置(ROS)、B……命令実行サブシステム、
C……順次命令フエツチ・サブシステム、D……
制御サブシステム。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ブランチ命令、条件付ブランチ命令及び非ブ
    ランチ命令の各々を1つの固定長マシン・サイク
    ルの間に実行し且つこれと同時に次の命令をフエ
    ツチするための、下記の構成要素から成るマイク
    ロ制御装置。 (イ) 個別的にアドレス可能な複数の記憶位置に複
    数の命令をそれぞれ記憶する命令記憶手段。 (ロ) 前記命令の各々を実行するための命令実行手
    段。この命令実行手段は、命令によつてアドレ
    ス可能な複数のデータ源、出力レジスタ、及び
    該データ源の内容を該出力レジスタの入力へ選
    択的に転送するための第1組のゲート手段を有
    する。 (ハ) 前記命令記憶手段をアドレスして現命令の実
    行中に該命令記憶手段から次の命令を読出すた
    めの命令フエツチ手段。この命令フエツチ手段
    は、前記命令記憶手段へ接続されたアドレス・
    レジスタ、前記出力レジスタを含む複数の部分
    アドレス発生器、及びマシン・サイクル中の予
    定時間(前記命令記憶手段をアドレスして次の
    命令を取り出す時点)の前に少くとも1つの前
    記部分アドレス発生器から前記アドレス・レジ
    スタへ部分アドレスが選択的に転送されるよう
    に前記部分アドレス発生器の各々を前記アドレ
    ス・レジスタへ選択的に接続するための第2組
    のゲート手段を有する。 (ニ) 前記命令記憶手段へ接続された命令デコー
    ダ。この命令デコーダは、ロード制御信号を供
    給されるとき、前記命令記憶手段から続出され
    た命令を受取ることができる。 (ホ) 各マシン・サイクルの間に前記命令デコーダ
    の出力に応答して、前記命令記憶手段、前記命
    令実行手段、前記命令フエツチ手段、及び前記
    命令デコーダへそれぞれ制御信号を供給するた
    めの制御手段。これらの制御信号は、各マシ
    ン・サイクルの直後であつて前記条件付ブラン
    チ命令のブランチ・テストに要する時間が経過
    する以前の時点で前記データ源の内容を前記出
    力レジスタへ選択的に転送させ、前記予定時間
    の前に少くとも1つの前記部分アドレス・レジ
    スタから前記アドレス・レジスタへ部分アドレ
    スを選択的に転送させ、前記予定時間に前記命
    令記憶手段からの次の命令の読出しを開始さ
    せ、次のマシン・サイクルの開始前に次の命令
    を前記命令デコーダへロードさせるように、前
    記第1組のゲート手段、前記第2組のゲート手
    段、前記命令記憶手段、及び前記命令デコーダ
    へそれぞれ供給される。
JP7577079A 1978-06-30 1979-06-18 Microcontroller Granted JPS5528195A (en)

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JPS6148736B2 true JPS6148736B2 (ja) 1986-10-25

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AU (1) AU521818B2 (ja)
BR (1) BR7903492A (ja)
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DE (1) DE2964257D1 (ja)
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