JPS6148505B2 - - Google Patents

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JPS6148505B2
JPS6148505B2 JP3031479A JP3031479A JPS6148505B2 JP S6148505 B2 JPS6148505 B2 JP S6148505B2 JP 3031479 A JP3031479 A JP 3031479A JP 3031479 A JP3031479 A JP 3031479A JP S6148505 B2 JPS6148505 B2 JP S6148505B2
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JP
Japan
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dimethylpyrazine
add
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methanol
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JP3031479A
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Hideki Masuda
Takuya Akyama
Takayuki Shibamoto
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OGAWA KORYO KK
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OGAWA KORYO KK
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Description

【発明の詳細な説明】
この発明は、一般式()〔式中R1およびR2
アルキル基またはアルケニル基を、R3は水素、
アルキル基またはアルケニル基を示す〕で表わさ
れる2・3−ジヒドロピラジン化合物を、塩基の
存在下でX−CHOで示されるアルデヒド、
【式】または
【式】〔式中XとYとは 同時に水素ではない〕で示されるケトン化合物と
反応させることによる、一般式()〔式中R1
R2およびR3は一般式()とそれぞれ同じ意味
を表わし、XおよびYは、水素、アルキル基、ア
ルケニル基、アリール基、複素環基を示し、しか
もそれらの基にヒドロキシまたはアルコキシの官
能基を含んでもよく、また
【式】はXとY とが結合して環を形成したシクロアルキル基も含
まれることを示す〕で表わされるピラジン誘導体
の製造方法に関するものである。
【式】
【式】 ピラジン誘導体は、食品の加熱焙焼によつて生
ずる香気成分として有用であるばかりでなく、香
粧品香料、農薬、および医薬品等の合成原料とし
ても、きわめて重要な化合物である。 従来、ピラジン誘導体の製造方法は、主として
α−ジアミンとα−ジカルボニル化合物と縮合し
て得られる2・3−ジヒドロピラジンを脱水素す
るものであり、この反応は、通常、アルコール系
溶媒中アルカリを加えて加熱下で行なわれるが、
収率の点で好ましくないため、反応系内に二酸化
マンガンを加えて、アルコール系溶媒中におい
て、アルカリ性の条件下で加熱するという方法
〔特開昭52−136182〕が提案されている。また、
α−アミノカルボニル化合物の自己縮合によつて
得られる2・5−ジヒドロピラジンを酸化する方
法〔J.Chem.Soc.、1174(1958)〕もある。 しかしながら、以上のいずれの方法によつて
も、2・3−ジヒドロピラジンまたは2・5−ジ
ヒドロピラジンからは、当然のことながら、対応
するピラジン誘導体しか得られず、したがつて、
製造し得るピラジン誘導体の種類は限定される。 この発明は、従来法のかかる欠点を除くために
なされたものであつて、2・3−ジヒドロピラジ
ン化合物()に、塩基の存在下で、アルデヒド
またはケトン化合物を反応させることによつて、
新たに置換基を導入させながら脱水素反応を行な
つて、各種のピラジン誘導体()を、僅か一工
程で得ようとすることに特徴がある。 以下、この発明の詳細を述べる。 2・3−ジヒドロピラジン()を、塩基の存
在下で溶媒中においてアルデヒドまたはケトン化
合物と反応させると、穏和な条件で反応は進行
し、僅か一工程で置換基数の異なるピラジン化合
物()が生成する。ここで、この反応に使用さ
れるアルデヒドまたはケトン化合物は、アセトア
ルデヒド、n−プロピルアルデヒド、n−ブチル
アルデヒド、イソブチルアルデヒド、n−ヘキシ
ルアルデヒド、アセトン、メチルエチルケトン、
メジチルオキシドのような飽和または不飽和化合
物は勿論のこと、アセトイン、アセトール、1・
1−ジメトキシ−3−ブタノンのようなヒドロキ
シまたはアルコキシ誘導体でもよく、また、シク
ロヘキサノンのような環状化合物、さらにはベン
ズアルデヒド、アセトフエノン、ピリジン−2−
アルデヒド、チオフエン−2−アルデヒド、フル
フラールなどの芳香族化合物でもよい。なお、こ
れらのアルデヒドまたはケトン化合物は、通常原
料()に対して1モル比を使用すればよいが、
特にこれに限定されることはなく、溶媒を兼ねる
ときには、数倍モル比を使用することもできる。 したがつて、この発明の方法によれば、各種の
アルデヒドまたはケトン化合物等の中から適当な
ものを選び、これを2・3−ジヒドロピラジン
()と組合わせることによつて、従来製造が困
難とされていたピラジン誘導体をも容易に得るこ
とが可能となる。 つぎに、この反応に使用できる塩基としては、
水酸化アルカリ、ナトリウムメトキシド、カリウ
ム−t−ブトキシド、ナトリウムアミド、水素化
ナトリウム、n−ブチルリチウム、リチウムジイ
ソプロピルアミド等の塩基が適当であり、これら
は原料()に対して0.5〜5.0モル比の範囲で使
用することができるが、通常は0.5〜2.0モル比が
好ましい。 さらに、この反応に用いる溶媒は、メタノー
ル、エタノール、t−ブタノール等のアルコール
類のほか、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラ
ン、1・2−ジメトキシエタン、またはベンゼン
等の不活性溶媒であればよく、これらはいずれも
原料()に対して、5〜20部(重量比)、好ま
しくは10部程度、の割合で使用するとよい。しか
しながら、前記したアルデヒドまたはケトン化合
物が、溶媒を兼ねる場合には、上述の範囲に限定
されるものではない。 また、この反応を行なう温度は、使用する溶媒
の沸点に関連して、−78〜100℃を選ぶことができ
るが、一般的には、10〜65℃が望ましく、反応を
実施するに際しては、空気中でもよいが、不活性
気体雰囲気下の方が好結果をもたらす。 以上の諸条件を踏まえてこの発明を実施したと
ころ、従来製造が困難であるとされていた各種の
ピラジン誘導体も、容易に、かつ好収率で製造す
ることができた。 つぎに実施例を示す。 実施例 1 2・3−ジヒドロ−5・6−ジメチルピラジン
471.8mgを窒素気流下でメタノール4mlに溶か
し、氷冷しながらナトリウムメトキシド(ナトリ
ウム500mgをメタノール10mlに溶かしたもの)4.3
mlを加える。ついで、n−プロピルアルデヒド
0.30gを加えた後、室温で24時間かきまぜる。反
応終了後、減圧下で溶媒を除き、得られた残渣に
酢酸エチルを加える。さらに、飽和食塩水で希釈
した希塩酸を加えて、酸性とした後、分液して水
層を得る。この水層に酢酸エチルを加え、ついで
炭酸水素ナトリウム粉末によつて塩基性とした
後、不溶物をろ別し、酢酸エチル層を得る。これ
を飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸ナトリウム
で乾燥し、さらに減圧濃縮して得られる粗生成物
を、薄層クロマトグラフイーによつて分離する
と、2・3−ジメチル−5−n−ブロピルピラジ
ン476.0mgが得られた。その分析結果は、つぎの
とおりであつた。 IR:1460、1395、1370cm-1 NMR(CCl4)δ:0.98(3H、t、J=7Hz)、
1.40〜2.00(2H、m)、2.38(6H)、2.64
(2H、t、J=7Hz)、8.00(1H) MS:150(M+) 実施例 2 2・3−ジヒドロ−5・6−ジメチルピラジン
493.3mgを窒素気流下でt−ブタノール3mlに溶
かし、カリウム−t−ブトキシド(カリウム500
mgをt−ブタノール10mlに溶かしたもの)7.70ml
を加える。ついで、アセトン3.16gを加えた後、
室温で5時間かきまぜる。以下、実施例1と同様
に処理すると、2・3−ジメチル−5−イソプロ
ピルピラジン457.8mgが得られ、その分析結果
は、つぎのとおりであつた。 IR:1520、1420、1395、1370cm-1 NMR(CCl4)δ:1.28(6H、d、J=7Hz)、
2.44(6H)、2.96(1H、ヘプテツト、J=7
Hz)、8.00(1H) MS:150(M+) 実施例 3 2・3−ジヒドロ−5−エチル−6−メチルピ
ラジン375.4mgを窒素気流下でメタノール3mlに
溶かし、氷冷しながらナトリウムメトキシド(ナ
トリウム500mgをメタノール10mlに溶かしたも
の)3.1mlを加える。ついで、アセトン10.3gを
加えた後、室温で12時間かきまぜる。以下、実施
例1と同様に処理すると、2−エチル−3−メチ
ル−5−イソプロピルピラジンと2−エチル−3
−メチル−6−イソプロピルピラジンの混合物
179.9mgが得られ、その分析結果は、つぎのとお
りであつた。 IR:1530、1465、1395、1370cm-1 NMR(CCl4)δ:1.28(3H、t、J=7Hz);
1.29、1.30(各々6H、d、J=7Hz);2.49、
2.50(各々3H);2.78、2.83(各々1H、q、J
=7Hz);8.04、8.10(各々1H); MS:164(M+) 実施例 4 2・3−ジヒドロ−5・6−ジメチルピラジン
382.7mgを窒素気流下でメタノール3mlに溶か
し、氷冷しながらナトリウムメトキシド(ナトリ
ウム500mgをメタノール10mlに溶かしたもの)3.5
mlを加える。ついで、n−ヘキシルアルデヒド
0.46gを加えた後、室温で24時間かきまぜる。以
下、実施例1と同様に処理すると、5−n−ヘキ
シル−2・3−ジメチルピラジン497.0mgが得ら
れた。その分析結果は、つぎのとおりであつた。 IR:1465、1395、1370cm-1 NMR(CCl4)δ:0.89(3H)、1.32(8H)、2.43
(6H)、8.03(1H) MS:192(M+) 実施例 5 2・3−ジヒドロ−2・5・6−トリメチルピ
ラジン494.2mgを窒素気流下で、メタノール25ml
に溶かし、水酸化カリウム450mgを加える。つい
で、イソブチルアルデヒド0.64gを加えた後、10
時間加熱還流する。以下、実施例1と同様に処理
すると、2−イソブチル−3・5・6−トリメチ
ルピラジン61.3mgが得られ、その分析結果は、つ
ぎのとおりであつた。 IR:1465、1410、1385、1370cm-1 NMR(CCl4)δ:0.93(6H、d、J=7Hz)、
1.80〜2.38(1H、m)、2.38(9H)、2.53
(2H、d、J=7Hz) MS:178(M+) 実施例 6 2・3−ジヒドロ−5・6−ジメチルピラジン
452.6mgを窒素気流下でメタノール3mlに溶か
し、ナトリウムメトキシド(ナトリウム500mgを
メタノール10mlに溶かしたもの)4.2mlを加え
る。ついで、メジチルオキシド0.69gを加えて、
40℃で5時間かきまぜる。以下、実施例1と同様
に処理すると、5−(1・3−ジメチル−2−ブ
テニル)−2・3−ジメチルピラジン139.4mgが得
られ、その分析結果は、つぎのとおりであつた。 IR:1670、1535、1460、1395、1385、1375、840
cm-1 NMR(CCl4)δ:1.30(3H、d、J=7Hz)、
1.68(6H)、2.41(6H)、3.43〜3.93(1H、
m)、5.22〜5.39(1H、m)、7.99(1H) MS:190(M+) 実施例 7 2・3−ジヒドロ−5・6−ジメチルピラジン
513.8mgを窒素気流下でメタノール5mlに溶か
し、ナトリウムメトキシド(ナトリウム500mgを
メタノール10mlに溶かしたもの)4.7mlを加え
る。ついで、アセトイン0.49gを加えて、6時間
加熱還流する。以下、実施例1と同様に処理する
と、5−(1−メチル−2−ヒドロキシ−n−プ
ロピル)−2・3−ジメチルピラジン107.5mgが得
られ、その分析結果は、つぎのとおりであつた。 IR:3350、1535、1465、1400、1380cm-1 NMR(CCl4)δ:1.06、1.13(各々3H、d、J=
7Hz);1.26、1.27(各々3H、d、J=7
Hz);2.42、2.43(各々6H);2.50〜3.00
(2H、m);3.98、4.03(各々1H、q、J=7
Hz);8.00、8.06(各々1H) MS:180(M+) 実施例 8 2・3−ジヒドロ−5・6−ジメチルピラジン
369.6mgを窒素気流下でメタノール2.5mlに溶か
し、ナトリウムメトキシド(ナトリウム500mgを
メタノール10mlに溶かしたもの)3.4mlを加え
る。ついで、1・1−ジメトキシ−3−ブタノン
0.58gを加え、室温で24時間かきまぜる。以下、
実施例1と同様に処理すると、5−(1−メチル
−3・3−ジメトキシ−n−プロピル)−2・3
−ジメチルピラジン203.1mgが得られ、その分析
結果は、つぎのとおりであつた。 IR:1535、1465、1395、1370cm-1 NMR(CCl4)δ:1.24(3H、d、J=7Hz)、
1.60〜1.98(2H、m)、2.43(6H)、2.53〜3.03
(1H、m)、3.04(3H、s)、3.07(3H、s)、
4.10(1H、t、J=7Hz)、8.01(1H) MS:224(M+) 実施例 9 2・3−ジヒドロ−5・6−ジメチルピラジン
348.0mgをメタノール3mlに溶かし、氷冷しなが
らナトリウムメトキシド(ナトリウム500mgをメ
タノール10mlに溶かしたもの)3.2mlを加える。
ついで、シクロヘキサノン0.38gを加えた後、室
温で12時間かきまぜる。以下、実施例1と同様に
処理すると、5−シクロヘキシル−2・3−ジメ
チルピラジン478.0mgが得られ、その分析結果
は、つぎのとおりであつた。 IR:1535、1465、1395cm-1 NMR(CCl4)δ:1.33〜2.00(10H)、2.40
(6H)、8.03(1H) MS:190(M+) 実施例 10 2・3−ジヒドロ−5・6−ジメチルピラジン
352.0mgを窒素気流下でメタノール3.5mlに溶か
し、氷冷しながらナトリウムメトキシド(ナトリ
ウム500mgをメタノール10mlに溶かしたもの)3.2
mlを加える。ついで、フルフラール0.41gを加え
た後、室温で24時間かきまぜる。以下、実施例1
と同様に処理すると、5−フルフリル−2・3−
ジメチルピラジン474.3mgが得られ、その分析結
果は、つぎのとおりであつた。 m.p.:47.7〜48.5℃ IR:3165、1600、1510、1400、1375、1015、
885、790、760、740cm-1 NMR(CCl4)δ:2.33(6H)、3.97(2H、s)、
6.00(1H)、6.12(1H)、7.20(1H)、8.00
(1H) MS:188(M+) 実施例 11 2・3−ジヒドロ−5・6−ジメチルピラジン
256.2mgを窒素気流下でメタノール2.0mlに溶か
し、氷冷しながらナトリウムメトキシド(ナトリ
ウム500mgをメタノール10mlに溶かしたもの)2.4
mlを加える。ついで、ベンズアルデヒド0.29gを
加えた後、室温で24時間かきまぜる。以下、実施
例1と同様に処理すると、5−ベンジル−2・3
−ジメチルピラジン344.8mgが得られ、その分析
結果は、つぎのとおりであつた。 m.p.:60.0〜61.0℃ IR:3030、1600、1530、1490、1450、1395、
1370cm-1 NMR(CCl4)δ:2.33(6H)、.90(2H、s)、
7.07(5H)、7.92(1H) MS:198(M+) 実施例 12 窒素気流下で水素化ナトリウム140mgをベンゼ
ン2mlに懸濁し、氷冷しながら2・3−ジヒドロ
−5・6−ジメチルピラジン150mgのベンゼン溶
液2mlを加える。ついで、ベンズアルデヒド0.18
gを加えた後、室温で12時間かきまぜる。反応溶
液に、氷冷下、飽和食塩水で希釈した塩酸水溶液
を加えた酸性とした後、減圧濃縮をし、ベンゼン
を除いた残渣に酢酸エチルを加え、分液して水層
を採る。以下、実施例1と同様に処理すると、5
−ベンジル−2・3−ジメチルピラジン54.0mgが
得られ、その分析値(IR、NMRおよびMS)は、
実施例11のそれと全く同一のものであつた。 実施例 13 窒素気流下にあるリチウムジイソプロピルアミ
ド(n−ブチルリチウム2.14mlとジイソプロピル
アミン0.68mlとからつくつたもの)のテトラヒド
ロフラン溶液3mlに、−78℃において、2・3−
ジヒドロ−5・6−ジメチルピラジン173.2mgの
テトラヒドロフラン溶液2mlを加える。−78℃で
15分間かきまぜた後、ベンズアルデヒド0.20gを
加えて、さらに−78℃で1.5時間連続してかきま
ぜる。その後、固体の塩化アンモニウムを過剰に
加えてよく混ぜ、氷冷下でかきまぜながら減圧濃
縮をする。以下、実施例1と同様に処理し、5−
ベンジル−2・3−ジメチルピラジン15.5mgを得
た。その分析結果は、IR、NMRおよびMSのいず
れも、実施例11におけるものと全く同一のもので
あつた。 実施例 14 2.3−ジヒドロ−5・6−ジメチルピラジン
23・1gをメタノール200mlに溶かし、氷冷しな
がらナトリウムメトキシド(28%溶液)51.2mlを
加える。ついで、ピリジン−2−アルデヒド15.0
gを加えた後、室温で2時間かきまぜる。以下、
実施例1と同様に処理し、粗生成物をシリカゲル
のカラムクロマトグラフイーで精製すると、2・
3−ジメチル−5−(2−ピリジルメチル)ピラ
ジン1.0gが得られ、その分析結果は、つぎのと
おりであつた。 m.p.:52.9〜53.4℃ IR:3020、1590、1565、1475、1450、1435、
1390、1370、1220、1000、750cm-1 NMR(CCl4)δ:2.45(6H)、4.17(2H、s)、
6.96〜7.23(2H、m)、7.38〜7.53(1H、m)、
8.20(1H)、8.40〜8.50(1H、m) MS:199(M+) 実施例 15 2・3−ジヒドロ−5・6−ジメチルピラジン
45.0gをメタノール400mlに溶かし、氷冷しなが
らナトリウムメトキシド(28%溶液)60mlを加
え、ついで、チオフエン−2−アルデヒド29.3g
を加えた後、室温で2時間かきまぜる。以下、実
施例1と同様に処理して得た粗生成物を、水蒸気
蒸留によつて精製し、得られた油状物をさらに真
空蒸留して、2・3−ジメチル−5−(2−テニ
ル)ピラジン44.0gを得た。その分析結果は、つ
ぎのとおりであつた。 b.p.:114℃/1mm−Hg IR:3100、3000、1540、1465、1400、1370、
1070、1045、855、830cm-1 NMR(CCl4)δ:2.42(6H)、4.17(2H、s)、
6.77〜6.90(2H、m)、7.00〜7.12(1H、m)、
8.10(1H) MS:204(M+

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式()〔式中R1およびR2はアルキル基
    またはアルケニル基を、R3は水素、アルキル基
    またはアルケニル基を示す〕で表わされる2・3
    −ジヒドロピラジンを、塩基の存在下でX−
    CHOで示されるアルデヒド、【式】または 【式】〔式中XとYとは同時に水素ではな い〕で示されるケトン化合物と反応させることを
    特徴とする、一般式()〔式中R1、R2およびR3
    はそれぞれ一般式()と同じものを表わし、X
    およびYは水素、アルキル基、アルケニル基、ア
    リール基、複素環基を示し、しかもそれらの基に
    ヒドロキシまたはアルコキシの官能基を含んでも
    よく、また【式】はXとYとが結合して環 を形成したシクロアルキル基も含まれることを示
    す〕で表わされるピラジン誘導体の製造方法。 【式】【式】
JP3031479A 1979-03-12 1979-03-12 Production of pyrazine derivative Granted JPS55120570A (en)

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