JPS6148040B2 - - Google Patents

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JPS6148040B2
JPS6148040B2 JP14906382A JP14906382A JPS6148040B2 JP S6148040 B2 JPS6148040 B2 JP S6148040B2 JP 14906382 A JP14906382 A JP 14906382A JP 14906382 A JP14906382 A JP 14906382A JP S6148040 B2 JPS6148040 B2 JP S6148040B2
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JP
Japan
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shaped
rod
foot
disc
receiving body
Prior art date
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Expired
Application number
JP14906382A
Other languages
English (en)
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JPS5940089A (ja
Inventor
Akira Fujioka
Masashi Takada
Nobuo Igusa
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP14906382A priority Critical patent/JPS5940089A/ja
Publication of JPS5940089A publication Critical patent/JPS5940089A/ja
Publication of JPS6148040B2 publication Critical patent/JPS6148040B2/ja
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  • Rollers For Roller Conveyors For Transfer (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (1) 発明の技術分野 本発明は産業機器等に取付けられる台足に関
し、特に複数台の機器が協同して作業を行なう場
合、一方の機器に対して他方の機器をその協同作
業位置に位置合せを行なうために用いられるフロ
ーテイング(微調整)機構付台足に関する。
(2) 技術の背景 近年においては、ワーク等の加工工程におい
て、複数台、例えば、2台の機器(又は機械)が
組み合せて使用され、これらが協同して加工作業
を行なう場合が多い。この場合、固定された一方
の機器に対して、他方の機器をその協同作業位置
に正確に位置合せを行なう必要がある。この位置
合せは、一方の機器に他方の機器を隣接させ、次
いで、微調整を行なうことにより達成される。こ
の微調整を簡便に行なうために、台足に調整機構
が設けられている。従つて、この種の台足は、簡
便、迅速かつ正確に微調整を行なうことができ、
しかも機器を安定して固定できる調整機構を有す
ることが望ましい。
(3) 従来技術と問題点 従来の台足としては、Z方向(上下方向)の調
整だけが可能なものと、このZ方向とさらにθ方
向(床面に対して傾斜方向)に調整可能なものが
知られている。しかし、これら両者共位置決めが
容易でないという問題がある。例えば、床面が傾
斜している場合、前者の場合は台足の底面が床面
にぴつたり合致せず、このため機器は不安定な状
態で固定されることになる。そして、後者は、こ
のような問題点が解消されるように形成されたも
のである。しかし、両者いづれも、機器がいつた
ん固定されてから、さらにX、Y方向(水平方
向)の微小(例えば数mm程度)な再調整が必要で
ある場合、そのまゝの状態でこの再調整を行なう
ことができないという欠点がある。このような再
調整を行なう場合は、いつたん固定した台足を機
器の底面に向けて床面から退行させ、機器底面に
別個に設けあるキヤスタ(足車)に依存してX、
Y方向の調整を行ない、再び台足を床面に固定し
なければならないというきわめて煩雑で手間のか
かる手順が必要である。一般に、機器の加工作業
用動作部はその位置が微調整できるように形成さ
れているものが多い。従つて、この種の台足は、
前記動作部の微調整範囲(以下、動作部調整範囲
と呼ぶ)内の位置に機器を調整して固定する役目
を果すものである。しかしながら、所定の手順を
経て機器を調整し、固定しても、未だ動作部調整
範囲内にわずか(例えば、数mm程度)であるけれ
ど達しておらず、前述のようにX、Y方向の再調
整が必要となる場合がある。このような再調整を
行なう場合、前述のように、従来の台足は特に不
便である。また、機器のX、Y方向の位置合せが
キヤスタのみに依存して行なわれるのできわめて
困難であるため、再調整の必要が発生する場合が
多い。
(4) 発明の目的 本発明は、上記従来技術の欠点に鑑み、簡便、
迅速かつ正確な微調整が可能であると共に機器を
安定して固定できるフローテイング機構付台足を
提供することを目的とするものである。
(5) 発明の構成 そして、この目的を達成するために、本発明に
依れば、ボルト部材と該ボルト部材を上下方向に
支承する受け本体を有し、上下方向と傾斜方向に
調整可能に形成された産業機器用台足において、
上記受け本体を基板部材上にスラストベアリング
を介して水平方向に遊動可能に配置し、該基板部
材上に支軸部を介して一体状に設けた水平円板状
のフランジ部を、該フランジ部に対応して上記受
け本体内部に設けた円板状の空間部内に遊嵌せし
め、上記フランジ部上面に棒状ばね部材と回り止
めピンを互に離隔してそれぞれ直立固設し、これ
らに対応して前記円板状空間部の上壁部に挿通穴
と収容穴とをそれぞれ設け、該挿通穴に上記棒状
ばね部材を摺動可能に挿着し、かつ該収容穴に上
記回り止めピンを遊嵌せしめ、さらに上記受け本
体外周と螺合して上下方向に駆動可能なロツクナ
ツトを設けたことを特徴とするフローテイング機
構付台足が提供される。
(6) 発明の実施例 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。
第1図から第5図は本発明によるフローテイン
グ機構付台足(以下、台足と呼ぶ)の実施例の説
明図である。
第1図は台足全体の構成を示す縦断面図である
(但し、1部は断面にされていない)。同図におい
て、参照符号10は台足を示し、20は台足10
がねじ結合されている機器の底壁部を示す。台足
10は、基板部材11と、該部材11上に配置さ
れたスラストベアリング12と、該ベアリング1
2上に配置され水平方向(X、Y方向)に遊動可
能な受け本体13と、該受け本体13の下方部外
周に螺合するロツクナツト14と、基板部材11
のフランジ部11cの上面中央に直立固定された
棒状ばね部材15と、フランジ部11cの端部に
直立固定された回り止めピン16と、受け本体1
3と球面結合されたボルト部材17と、該ボルト
部材16を機器の底壁部20に固定するためのロ
ツクナツト18とから構成されている。基板部材
11は、円板状の底板部11aと該底板部11a
の中央部に直立する支軸部11bと、該支軸部1
1b上に設けられた円板状のフランジ部11cと
からなり、縦断面がエ字状に形成されている。受
け本体13は、平面形状が円形で、底面に突縁部
13aに囲まれた凹部13bが設けられ、この凹
部にスラストベアリング12が収容されている。
凹部13bの中央に支軸部11bを収容するため
の穴部13cが設けられ、該穴部13cの上方に
フランジ部11cを収容するための円板状空間1
3dが設けられている。空間13dの上壁部13
eの中央に挿通穴13fが、そして端部に収容穴
13gがそれぞれ設けられている。挿通穴13f
には棒状ばね部材15が摺動可能に貫通挿着さ
れ、収容穴13gには回り止めピン16が収容さ
れている。上壁部13eの上方に凹球面部13h
が設けられ、該凹球面部にボルト部材17の下端
に設けられた凸球面部17aが摺動自在に嵌合さ
れている。このためボルト部材17はθ方向(傾
斜方向)の自由度を有している。
基板部材11に対する受け本体13のX、Y方
向の遊動範囲(調整範囲)は、円板状空間13d
の側方内周面とフランジ部11cの外周面との間
隙寸法Wによつて規定される。従つて、支軸部1
1bの外周面と穴部13cの内周面との間隙寸法
P、及び支軸部11bの外周面とスラストべアリ
ング12のリテーナ12aの内端縁との間隙寸法
Q、さらに回り止めピン16の外周面と収容穴1
3gの内周面との間隙寸法Rは、共にWと同等も
しくは少し大き目に設定されている。尚、Wの値
は必要に応じて設定されるが、通常は5〜10mm程
度に設定される場合が多い。
棒状ばね部材15は、その弾性的復元力によつ
て、基板部材11と受け本体13が互に自由状態
のとき、すなわち、台足10が床面から退行して
離隔しかつロツクナツト14が基板部材11から
離隔しているとき、基板部材11の中心と受け本
体13の中心とを常に整合させる役目を果すもの
である。従つて、台足10が床面上に接触される
ときには、X、Y方向の調整範囲であるWが常に
確保されていることになる。つまり、機器の位置
合せに際して、基板部材11と受け本体13との
相対位置がずれていて、或る方向の調整寸法がW
以下又は0になるようなことがなく、X、Y方向
すべてにおいて調整を円滑に行なうことができ
る。回り止めピン16は、所定の調整手順を経て
最後にロツクナツト14を回わして基板部材11
に衝合させるときに、受け本体13の回り止めの
役目をするものであり、このため受け本体13の
基板部材11に対する固定が容易に行なわれる。
次に、この台足10を用いた場合の調整手順を
説明する。先づキヤスタ(足車)によつて当該機
器を相手の機器に隣接させ適宜に位置調整(従来
技術の場合は、この調整をできるだけ正確に行な
う必要があつた)をして、ロツクナツト18をゆ
るめてボルト部材17をその駆動ナツト部17a
をスパナ等の工具によつて回すことにより、下方
に移動させて基板部材11を床面上に接触させて
固定する。つづいて、当該機器のZ方向(上下方
向)の位置合せを行なつてから再びロツクナツト
18を締めてボルト部材17を機器の底壁部20
に固定する。このとき、もし床面が傾斜している
場合は基板部材11の底面は、ボルト部材17と
受け本体13の球面結合の機能により、自動的に
床面の傾斜に応じて床面上にぴつたり接触する。
次いで、当該機器のX、Y方向の位置調整を行な
う。このX、Y方向の位置調整は、受け本体13
がスラストベアリング12上に配置されているた
め、小さな力で容易かつ正確にできる。次いで、
ロツクナツト14を下方に駆動して基板部材11
の基板部11aに衝合させ、第2図に示すよう
に、受け本体13をわずか押し上げるようにす
る。この結果、受け本体13はスラストベアリン
グ11とのベアリング効果が消失され、ロツクナ
ツト14を介して基板部材11上に固定される。
このとき、図示してないが、棒状ばね部材15は
調整量に応じて適宜に弾性変形されている。
第2図は前述のようにロツクナツト14によつ
て受け本体13を固定した状態を示す図であり、
第3図は第2図の斜視図(但し、ボルト部材17
を除く)である。
第4図は、本発明の台足10の調整可能な方
向、すなわち、X,Y,Z,θの4方向を示す図
である。
第5図は、本発明の台足10の適用例を示す図
であり、相手機器21に対して、台足10を取り
付けた当該機器22を位置合せして固定した状態
を示す図である。
以上説明したように、この台足10に依れば、
簡単に機器の位置調整が可能で、しかも従来技術
においてしばしば発生する再調整の必要がほとん
どなくなり、もし再調整が必要な場合でも基板部
材11を床面上に固定したまゝの状態で簡単にで
きる。また、重量の大きい機器でも調整できると
いつた利点もある。特に、工程ライン設置時等に
おいて、複数台の機器を連結固定する際には有用
性がきわめて高い。
尚、本発明は上記実施例に限定されるものでは
ない。例えば、棒状ばね部材15は必ずしもフラ
ンジ部11cの中央に配置しなくともよく、また
必要に応じて複数個設けてもよく、さらに回り止
めピン16も複数個設けてもよい。
(7) 発明の効果 以上、詳細に説明したように、本発明のフロー
テイング機構付台足は、相手機器に対して当該機
器を、簡便、迅速かつ正確に微調整できると共に
安定した状態で固定できるといつた効果大なるも
のがある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のフローテイング機構付台足1
0を示す縦断面図、第2図は第1図のロツクナツ
ト14を締付けて受け本体13を固定した状態を
示す図、第3図は第2図の斜視図、第4図は第1
図に示す台足10の調整可能な方向、X,Y,
Z,θを示す図、第5図は第1図に示す台足10
の適用例を示す図である。 10……フローテイング機構付台足、11……
基板部材、11a……底板部、11b……支軸
部、11c……フランジ部、12……スラストベ
アリング、13……受け本体、13d……円板状
空間、13e……円板状空間13dの上壁部、1
3f……挿通穴、13g……収容穴、13h……
凹球面部、14,18……ロツクナツト、15…
…棒状ばね部材、16……回り止めピン、17…
…ボルト部材、17a……凸球面部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ボルト部材と、該ボルト部材を上下方向に支
    承する受け本体を有し、上下方向と傾斜方向に調
    整可能に形成された産業機器用台足において、上
    記受け本体を基板部材上にスラストベアリングを
    介して水平方向に遊動可能に配置し、該基板部材
    上に支軸部を介して一体状に設けた水平円板状の
    フランジ部を、該フランジ部に対応して上記受け
    本体内部に設けた円板状の空間部内に遊嵌せし
    め、上記フランジ部上面に棒状ばね部材と回り止
    めピンとを互に離隔してそれぞれ直立固設し、こ
    れらに対応して前記円板状空間部の上壁部に挿通
    穴と収容穴とをそれぞれ設け、該挿通穴に上記棒
    状ばね部材を摺動可能に挿着し、かつ該収容穴に
    上記回り止めピンを遊嵌せしめ、さらに上記受け
    本体外周と螺合して上下方向に駆動可能なロツク
    ナツトを設けたことを特徴とするフローテイング
    機構付台足。
JP14906382A 1982-08-30 1982-08-30 フロ−テイング機構付台足 Granted JPS5940089A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14906382A JPS5940089A (ja) 1982-08-30 1982-08-30 フロ−テイング機構付台足

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JP14906382A JPS5940089A (ja) 1982-08-30 1982-08-30 フロ−テイング機構付台足

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Publication Number Publication Date
JPS5940089A JPS5940089A (ja) 1984-03-05
JPS6148040B2 true JPS6148040B2 (ja) 1986-10-22

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ID=15466856

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JP14906382A Granted JPS5940089A (ja) 1982-08-30 1982-08-30 フロ−テイング機構付台足

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4485088B2 (ja) * 2001-03-02 2010-06-16 富士通エフ・アイ・ピー株式会社 設置用台足装置及びこれを備えた被設置構造物
JP4912343B2 (ja) * 2008-03-21 2012-04-11 ジャパントンネルシステムズ株式会社 重量物の全方位移動装置及び全方位移動方法
JP5360831B2 (ja) * 2010-03-04 2013-12-04 株式会社枚方技研 高さ調整用脚金具

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JPS5940089A (ja) 1984-03-05

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