JPS6146908B2 - - Google Patents

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JPS6146908B2
JPS6146908B2 JP53120771A JP12077178A JPS6146908B2 JP S6146908 B2 JPS6146908 B2 JP S6146908B2 JP 53120771 A JP53120771 A JP 53120771A JP 12077178 A JP12077178 A JP 12077178A JP S6146908 B2 JPS6146908 B2 JP S6146908B2
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JP
Japan
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flow
flag
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digit
tape
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JP53120771A
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English (en)
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JPS5548889A (en
Inventor
Junichi Daiko
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Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority to JP12077178A priority Critical patent/JPS5548889A/ja
Publication of JPS5548889A publication Critical patent/JPS5548889A/ja
Publication of JPS6146908B2 publication Critical patent/JPS6146908B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】
この発明はたとえば小形電子計算機と小形磁気
記録再生装置とを同一筐体内に収納してなる磁気
記録再生装置に関する。 最近、たとえば電子式卓上計算機とマイクロカ
セツトテープレコーダと称される超小形磁気記録
再生装置とを同一筐体内に収納し、電子式卓上計
算機の機能を巧みに利用することにより、その表
示部に超小形磁気記録再生装置のテープ走行量を
選択的に表示するようにした磁気記録再生装置が
考えられている。 この種の磁気記録再生装置においては、特に所
望の再生位置をいちはやく探索する目的でテープ
走行量の計数手段が設けられている。たとえば
今、一通りの録音を終え、テープの残り部分につ
いては後日に録音を行なおうとする場合、機械的
なカウンタでテープ走行量を計数する一般的な計
数手段であれば、その計数値、すなわちテープカ
ウント値はそのまま保持されるので、録音時すぐ
に録音操作を行なつてもテープ位置とテープカウ
ント値との対応がとれており、問題はない。しか
し、この種の磁気記録再生装置のように、電子的
にテープ走行量を計数する計数手段であれば、そ
のテープカウント値を保持するために常に電源を
供給し続けなければならず、電力を消費すること
になる。したがつて、たとえば乾電池などを電源
とするこの種の磁気記録再生装置では、きわめて
問題である。 一方、電力消費を少なくするため電源を一旦オ
フすると、次に録音を行なおうとする場合、テー
プカウント値は零となる。したがつて、そのまま
録音操作を行なうと、テープ位置とテープカウン
ト値との対応がずれてしまい、所望位置のいちは
やく探索するためのテープカウント値の目的は無
意味なものとなつてしまう。このため、テープ位
置とテープカウント値との対応を再現してテープ
カウント値に意味を持たせるためは、一度テープ
を始端まで巻戻し操作を行ない、次にテープカウ
ント値をクリアして録音済みの部分を再生し、し
かるのち録音済みの部分が終了しているところを
見出してから録音操作をしなければならず、非常
に不便であるとともに無駄な時間を費やすことに
なる。したがつて、操作能率が著しく低下すると
いう問題があつた。 この発明は上記は上記事情に鑑みてなされたも
ので、その目的とするところは、テープの再生ス
タート位置や停止位置の制御を自動的に行なえる
とともに、電源を一旦オフした後にオフした後に
再度オンしたときのテープの現在位置を設定で
き、したがつて再生スタート位置、停止位置を速
やかに、かつ正確に探索でき、非常に便利で操作
能率が著しく向上する磁気記録再生装置を提供す
ることにある。 以下、この発明の一実施例を図面を参照して説
明する。 第1図はこの発明による磁気記録再生装置、た
とえば事務用としての小形電子計算機(いわゆる
電子式卓上計算機)とメモリ用としての小形磁気
記録再生装置(いわゆるマイクロカセツトテープ
レコーダ)とを同一筐体内に収納してなる電子計
算機付磁気記録再生装置の外観を概略的に示すも
のである。筐体1の前面下方部位には、演算用電
源スイツチ2、計算機モードCALまたはテープ
カウントモードTAPEを選択する切換スイツチ
3、キーボード4、演算結果やテープカウント値
などをデジタル表示する表示部5などが設けられ
ている。また筐体1の前面上方部位は開閉自在カ
バー6となつており、このカバー6を開閉するこ
とによりマイクロカセツト磁気テープを着脱し得
るようになつている。そして上記カバー6には、
装てんした磁気テープの状態を透視できる透視窓
7および再生音を外部に放出するための音放出孔
8が設けられている。一方、筐体1の上記カバー
6と対応する右側面には、再生PLAY、再生早送
りF.F.、停止、巻戻しREV.および録音操作のた
めの操作ノブ9および録音釦REC.10が設けら
れている。 第2図はカバー6と対応する筐体1内に収納さ
れる内部機構を詳細に示すもので、たとえば次の
ように構成されている。すなわち第2図は停止状
態にある。まず再生の場合、操作ノブ9を図示A
位置(停止)から図示B位置(再生)までスライ
ドすることにより、操作ノブ9と一体化されてい
る操作ノブレバー11は、その左端部および略中
央部に設けられた長孔12a,12bに挿入され
たガイド軸13a,13bに沿つてスライドす
る。このスライドにより、上記ガイド軸13aを
支点として揺動する支持板14の先端に固定され
たピン15は、操作ノブレバー11の突起部11
aに沿つて摺動し、板バネ16の作用で上記突起
部11aに圧接される。これにより、上記操作ノ
ブレバー11はロツク状態となる。 一方、上記操作ノブレバー11がスライドする
ことにより、この操作ノブレバー11と一体化さ
れているスイツチ軸17もスライドし、スイツチ
機構18の電源スイツチ18aがオンする。この
オンによりモータ19は定速回転を始め、この回
転は無端ベルト20を介してフライホール21に
伝達される。他方、このフライホール21と一体
に構成されている支持板22は、上記操作ノブレ
バー11の突起部11bによるロツク状態から解
除され、スプリング23の引張力によつて軸22
aを中心として回動する。これにより、上記フラ
イホール21のフライホール軸21aは巻取リー
ル台24の外周面に圧接し、この巻取リール台2
4の巻取リール軸24aが回転を始め、巻戻しリ
ール台25の巻戻しリール軸25aにセツトされ
磁気ヘツド26を介して上記巻取リール軸24a
に掛止された磁気テープは順送り送行となり、上
記磁気ヘド26により電気信号に変換され再生が
開始する。なお、操作ノブ9を図示矢印C方向に
更にスライドすることにより、その間スイツチ軸
17によりスイツチ機構18の早送りスイツチ1
8bが新たにオンし、後述するようにモータ19
は定速回転から高速回転となり、再生早送りいわ
ゆるCUE状態となる。 次に、録音の場合、録音釦10を図示矢印E方
向に押圧することにより、録音釦10と一体化さ
れた録音レバー27がスライドし、この録音レバ
ー27はその突起部27aがロツクプレート28
の突起部28aと係合してロツク状態となる。ま
た、上記録音レバー27のスライドにより、消去
ヘツド29が軸29aを中心に回動するようにな
つており、これにより消去ヘツド29に埋設され
た消磁マグネツト29bが磁気テープに密着す
る。さらに、上記消去ヘツド29が回動すると、
これに連動する録音再生切換スイツチ30が図示
矢印F方向に作動し、図示しない増幅回路および
前記磁気ヘツド26が録音状態に切換えられる。
この状態で操作ノブ9を前述したように、図示B
位置にロツクすることにより録音が開始される。 次に、磁気テープの巻戻しを行う場合、操作ノ
ブ9を図示矢印D方向にスライドすることによ
り、それに伴つて操作ノブレバー11がスライド
し、この操作ノブレバー11の突起部11bによ
り支持板22が軸22aを中心として再生時とは
逆方向に回動する。この回動により上記支持板2
2と一体に構成されているフライホール21のギ
ア21bは巻戻しアイドラ31に係合する。この
巻戻しアイドラ31は前記巻戻しリール台25と
係合してる。一方、操作ノブ9をスライドしてい
るあいだスイツチ軸17もスライドし、電源スイ
ツチ18aはオンする。これにより、モータ19
が高速回転するため、前述してように無端ベルト
20を介してフライホール21に回転が伝達され
る。しかして巻戻しリール台25すなわち巻戻し
リール軸25aが回転し、これにより磁気テープ
は逆送り送行となり、巻戻しが行われる。また、
前記スイツチ軸17のスライドにより、スイツチ
機構18の巻戻しスイツチ18cが新たにオン
し、この巻戻しスイツチ18cのオン―オフに基
いて後述するようにテープカウントを加算処理で
行うか減算処理で行うかを判定し制御するように
なつている。また、録音釦10がロツクされてい
るときに、上述したように操作ノブ9を図示矢印
D方向にスライドして巻戻しを行う場合、このス
ライドに伴う操作ノブレバー11の突起部11c
の作用によつて、前記ロツクプレート28は軸2
8bを中心として回動する。この結果、前記突起
部27aおよび28aの係合が解かれ、スプリン
グ32の引張力により録音釦10のロツク状態は
解除される。また、これに伴つて図示しない増幅
回路および前記磁気ヘツド26は再生状態に切換
えられる。 しかして、前記巻取リール軸24aには、たと
えば第3図a,bに示すように、マグネツト(永
久磁石)33が固定されており、このマグネツト
33は円板状の巻取リール軸24aと一体となつ
て回転するようになつている。そして、上記マグ
ネツト33の外周部には、それと近接してリード
スイツチが配設されている。このリードスイツチ
34のオン―オフは、マグネツト33の回転に伴
つて生じる磁界の変化によつて行われ、マグネツ
ト33すなわち巻取リール軸24aが1回転する
と2回オン―オフが繰り返されるようになつてい
る。そして、上記リードスイツチ34をオン―オ
フ出力は、リールの回転に応じたパルスすなわち
テープ走行量に応じたパルスとなり、このパルス
を後述するように計数処理することにより、テー
プカウント処理(テープ走行量の計数処理)が行
われるようになつている。 第4図はこの発明による電子計算機付磁気記録
再生装置の要部の回路構成を概略的に示すもの
で、たとえば次のように構成される。すなわち、
35は直流電源たとえば電池であり、前記表示部
5、モータ19および演算制御部36などに動作
電圧を供給するためのものである。上記電池35
は、電源スイツチ18aおよび演算用電源スイツ
チ2を介してそれぞれ駆動制御部37および昇圧
回路38に接続されている。上記駆動制御部37
は、後述するようにモータ19の回転を制御する
ものである。また、上記昇圧回路38は、電池3
5の直流電圧+Vを所定の電圧+VD、−VKおよ
び+VFに昇圧し出力するものである。この昇圧
された電圧+VDおよび−VKは上記演算制御部3
6に、電圧+VFは表示部5に供給される。ここ
に、電圧+VD,−VKおよび+VFはそれぞれ演算
制御部36の動作電圧、表示部5の点灯電圧、表
示部5のフイラメント電圧である。しかして、上
記演算制御部36は電圧+VDおよび−VKが供給
されると、“0”レベルが−VKで“1”レベルが
+VDであるデジツト信号D1〜D9を表示部5およ
びキー入力部39に出力するようになつている。
このキー入力部39は、上記デジツト信号D1
D9を後述するキー信号として演算制御部36の
キー信号入力端K1,K2,K4,K8に出力するもの
である。そして、上記演算制御部36は、上記キ
ー信号に基き、あらかじめ記憶されているシーケ
ンスプログラムにしたがつて操作状態に応じた
種々の演算処理(少なくとも四則演算およびその
他必要とする演算など)あるいは計数処理などを
行うとともに、その結果あるいは必要とする情報
などを記憶し、また表示部5にデジツト信号D1
〜D9に同期した後述するセグメント信号Sa〜
Sg,Sdpを出力して所定の文字や記号などをダイ
ナミツク表示せしめ、さらに駆動制御部37に制
御信号MSおよびMFを出力してモータ19の回
転を制御するものであり、たとえば大規模集積回
路LSIで構成されている。また、上記駆動制御部
37には前記早送りスイツチ18bの一端が接続
され、このスイツチ18bの他端は接地されてい
る。 上記駆動制御部37によるモータ19の制御内
容は、たとえば下記のようになつている。すなわ
ち、電源スイツチ18aがオフ(このとき早送り
スイツチ18bもオフ)のときは、電池35から
電圧+Vが供給されないので、制御信号MSおよ
びMFの状態にかかわらずモータ19は停止とな
る。また、電源スイツチ18aがオンして制御信
号MSが“1”レベル(以後簡単にMS―ONと称
す)になつても、トランジスタ40がオンしてト
ランジスタ41,42がオフとなり、これにより
早送りスイツチ18bおよび制御信号MFの状態
にかかわらずモータ19は停止となる。この状態
で、制御信号MSが“0”レベル(以後簡単にMS
―OFFと称す)になると、このとき早送りスイ
ツチ18bがオフでMF―OFFならトランジスタ
40,43がオフしてトランジスタ41,42,
44がオンとなり、これによりモータ19は定速
回転となる。一方、早送りスイツチ18bがオン
またはMF―ON(このときトランジスタ43が
オン)なら、トランジスタ40,44がオフして
トランジスタ41,42がオンとなり、モータ1
9は高速回転となるようになつている。 第5図は前記キー入力部39の回路構成を詳細
に示すもので、たとえば次のように構成される。
すなわち、この入力部39は前記キーボード4を
主体に構成されており、このキーボード4は、前
記デジツト信号D1〜D8が入力される8本の行ラ
イン(以下簡単にD1〜D8行ラインと称す)と、
演算制御部36の入力端K1,K2,K4に接続され
た3本の列ライン(以下簡単にK1,K2,K4列ラ
インと称す)とからなるマトリクスの各交点に、
図示のように〔0〜9〕などの数字キー、〔÷,
×,−,+,=,%,√ 〕などの命令キー、
〔CM,RM,M-,M+〕などのメモリキー4a〜4
dおよび〔C/CE〕などのクリアキー4eから
なる演算用キーをそれぞれ設けてなる。ここで、
小数点キー(一時停止キー)4qは上記マトリク
スの交点に設けられてはいない。すなわち、上記
小数点キー(一時停止キー)4qのスイツチ45
の一端はD1行ラインに接続され、このスイツチ
45の他端は2個の逆流防止用ダイオード46,
47をそれぞれ介してK4,K8列ラインにそれぞ
れ接続され、その各接続点は前記切換スイツチ3
を構成するスイツチ3a,3bの一端にそれぞれ
接続され、さらに、このスイツチ3a,3bの他
端は演算制御部36の入力端K4,K8にそれぞれ
接続されている。また、演算制御部36の入力部
K1,K2,K4,K8には抵抗48〜51の一端がそ
れぞれ接続され、この抵抗48〜51の他端は共
通に接続され電圧―VKが供給されるようになつ
ている。 一方、D5行ラインには、逆流防止用ダイオー
ド52を介して前記リードスイツチ34の一端に
接続され、このリードスイツチ34の他端はK8
列ラインに接続されている。またD6行ラインに
は、逆流防止用ダイオード53を介してPNP形ト
ランジスタ54のエミツタが接続され、このトラ
ンジスタ54のコレクタはK8列ラインに接続さ
れている。そして、上記トランジスタ54のベー
スは、NPN形トランジスタ55を介して前記巻
戻しスイツチ18cの一端に接続され、このスイ
ツチ18cの他端には電源スイツチ18aを介し
て前記電圧+Vが供給される。また、D7行ライ
ンには、逆流防止用ダイオード56を介してPNP
形トランジスタ57のエミツタが接続され、この
トランジスタ57のコレクタはK8列ラインに接
続されている。そして、上記トランジスタ57の
ベースは、NPN形トランジスタ58を介して前
記電源スイツチ18aの一端に接続されている。
また、D8行ラインには、逆流防止用ダイオード
59を介して前記録音再生切換スイツチ30の一
端が接続され、このスイツチ30の他端はK8
ラインに接続されている。さらに、D9行ライン
とK8列ラインとの間には、逆流防止用ダイオー
ド60が接続されている。なお、図示61〜64
は逆流防止用ダイオードである。 次に、このように構成されたキー入力部39に
ついて詳細に説明する。すなわち、このキー入力
部39は、デジツト信号D1〜D9に同期させたキ
ー信号として演算制御部36の入力端K1,K2
K4,K8のいずれかに出力する時分割方式をとつ
ている。しかして、切換スイツチ3を計算機モー
ドCAL側にすると、そのスイツチ3aがオン
し、よつてキー入力部39からのキー信号が演算
制御部36の入力端K1,K2,K4のいずれかに出
力されるようになり、これにより計算機モードと
なる。たとえば今、数字キー□5を押すとそのスイ
ツチ65がオンし、デジツト信号D6がオン(+
D)のとき演算制御部36の入力端K1に電圧+
Dが入力され、これにより演算制御部36は、
この入力端K1の入力信号(キー信号)と上記デ
ジツト信号D6に基き数値“5”にデコードし、
数値“5”の処理を実行することになる。一方、
切換スイツチ3をテープカウントモードTAPE側
にすると、そのスイツチ3bがオンし、よつてキ
ー入力部39からのキー信号が演算制御部36の
入力端K1,K2,K8のいずれかに出力されるよう
になり、これによりテープカウントモードとな
る。そして、このテープカウントモードの場合、
演算制御部36の入力端K8には以下に述べる信
号が入力されるようになつている。 すなわち、上記切換スイツチ3をテープカウン
トモードにすると、デジツト信号D9が直接入力
されるので、演算制御部36はこのデジツト信号
D9が入力されたか否かにより計算機モードかテ
ープカウントモードかを判定するようになつてい
る。また、前記録音釦10を押したときには、録
音再生切換スイツチ30がオンし、デジツト信号
D5が入力されるようになつている。次に、操作
ノブ9が図示A位置(停止時)以外のときは、電
流スイツチ18aがオンとなり、これによりトラ
ンジスタ58がオンし、デジツト信号D7
“1”(+VD)のときトランジスタ57がオン
し、D7信号が入力される。また、操作ノブ9が
図示D方向(巻戻し時)のときは、巻戻しスイツ
チ18cがオンとなり、これによりトランジスタ
55がオンし、デジツト信号D6が入力される。
ここで、上記演算制御部36は、デジツト信号
D7が入力されたことにより記録再生操作中であ
ること、またデジツト信号D6が入力されたこと
によりテープカウント処理が減算計数処理である
ことを認識するようになつている。また、デジツ
ト信号D7が入力され、デジツト信号D6が入力さ
れない場合(操作ノブ9が図示B位置またはC方
向)には、演算制御部36はテープカウント処理
が加算計数処理であることを認識することになつ
ている。なお、デジツト信号D6が入力端K8に入
力されるのは、電源スイツチ18aおよび巻戻し
スイツチ18cがともにオンのときであるが、こ
れは後述するようにデジツト信号D6およびD7
入力させるタイミングを1周期以上遅らせないた
めである。したがつてこの実施例では、第2図に
示すように操作ノブ9を図示D方向にスライドし
た場合、巻戻しスイツチ18cが電源スイツチ1
8aよりも早くもしくは同時にオンするような構
成となつている。次に、前記リードスイツチ34
がオンしたときは、デジツト信号D5が入力さ
れ、このデジツト信号D5に基き演算制御部36
はテープ走行量の計数処理を行うようになつてい
る。また、前記小数点キー(一時停止キー)4q
が押されたときは、そのスイツチ45がオンする
のでデジツト信号D1が入力端K8に入力され、こ
れにより演算制御部36は制御信号MSを出力MS
―ONしてモータ19を一時停止するようになつ
ている。 なお、上記小数点キー(一時停止キー)4q
は、切換スイツチ3を計数機モードCAL側にす
ると、そのスイツチ3aがオンするのでデジツト
信号D1が入力端K4に入力されるようになり、計
算機モードの小数点キーとして処理されるように
なつている。また、キーボード4の演算制御部3
6の入力端K1,K2に接続されるキーは、計算機
モードおよびテープカウントモードの両方に用い
られるが、そのうちメモリキー4a〜4dはモー
ドによつて異なる機能いわゆるダブルフアンクシ
ヨン機能を有する。すなわち、計算機モードのと
きは、それぞれクリアメモリ機能、リコールメモ
リ機能、メモリマイナス機能およびメモリプラス
機能を有し、テープカウントモードのときは、後
述するようにそれぞれ設定解除機能R、テープカ
ウント値設定機能S、再生位置設定機能および
停止位置設定機能□を有する。ここでテープカウ
ントモードにおけるメモリキー4a〜4dを以後
それぞれ“R”キー4a、“S”キー4b、
“ST”キー4cおよび“STOP”キー4dと称す
る。しかして、上記した各種信号が演算制御部3
6の入力端K1,K2,K4,K8に入力され、こられ
の信号に応じて演算制御部36が処理した結果を
前記表示部5に表示する方法について第6図〜第
8図を参照して説明する。すなわち、第6図は4
ビツト9桁からなる表示レジスタ66の各桁の記
憶内容およびその各桁に対応する演算制御部36
の入力端K8の状態フラグを示すもので、この表
示レジスタ66およびフラグは演算制御部36内
に設けられている。第7図は上記表示レジスタ6
6の記憶内容をセグメント信号に変換する表示変
換部および上記セグメント信号と表示部5の各セ
グメントとの対応を示すものであり、この表示変
換部は演算制御部36内に設けられている。すな
わち、表示レジスタ66の4ビツトR8,R4
R2,R1の記憶内容をANDマトリクス67にてデ
コードし、このデコード内容をORマトリクス6
8にて7個のセグメント信号Sa,Sb,Sc,Sd,
Se,Sf,Sgにエンコードするようになつてい
る。第8図は表示レジスタ66の記憶内容
(ANDマトリクス67の4ビツト入力内容)とセ
グメント信号との対応を示すもので、たとえば
ANDマトリクス67に“1011”を入力すると、
セグメント信号Sa,Sfが出力され、“「”が表示
されることを意味する。また、フラグ〔S〕がセ
ツトしているとき、ANDマトリクス67に入力
するとセグメント信号Sdpが出力され、小数点
“・”が表示されるようになつている。 次に、上記した構成において、この発明の一実
施例である電子計算機付磁気記録再生装置を更に
詳細に説明する。まず、テープカウントモードで
たとえば表示レジスタ66の記憶内容が
【式】である場合、演算制御部3 6が上記表示レジスタ66の記憶内容をデジツト
信号に同期させてそのままANDマトリクス67
に入力させると、表示部5には不要な“0”もそ
のまま表示されることになる。そこで、この実施
例では、表示サイクルに入る前に不要の“0”を
プランキングするように、上記表示レジスタ66
の内容を変更させている。すなわち、たとえば2
進4ビツト“0000”(0)を“1111”(15)に変換
すると、第8図に示されるように不要の“0”が
ブランクされ、これにより表示サイクルのとき第
9図に示すような表示内容となる。(以下上記し
た処理内容をゼロサプレスを称す) 第10図は演算制御部36における上記したゼ
ロサプレス処理のフローチヤートを示すもので、
表示レジスタ66の上位桁(9桁目)より順次ゼ
ロサプレスを行い、数値〔1〜9〕が検出された
ときゼロサプレス処理を終了するようになつて
る。すなわち演算制御部36は、まずフロー70
で9桁目を指定〔9→DIGIT〕し、フロー71で
表示レジスタ66の指定桁の記憶内容
“R8R4R2R1”が“0000”であるかどうかをチエツ
ク〔R=0〕する。ここで、R=8R8+4R4+2R2
+R1である。“0000”の場合はフロー72に進
み、表示レジスタ66の指定桁の記憶内容を
“1111”に変換〔15→R〕しフロー73に進む。
一方、“0000”でない場合はフロー74に進み、
表示レジスタ66の指定桁の記憶内容が数値であ
るかどうかチエツク〔R≧1.0〕し、数値(R<
10)であればゼロサプレス処理を終え、符号(R
≧10)であれば上記フロー73に進む。このフロ
ー73では指定桁を“−1”することにより、次
にチエツクする桁を新たに指定〔DIGIT―1→
DIGIT〕してフロー75に進む。このフロー75
では、上記フロー73で新たに指定された桁が1
桁目であるかどうかをチエツク〔DIGIT=1〕
し、1桁目であればゼロサプレス処理を終え、1
桁目でなければ再びフロー71に進み、上記した
ゼロサプレス処理を繰り返し実行する。たとえば
前記した例のごとく、表示レジスタ66の記憶内
容が
【式】である場合、まずフロ ー70,71,72,73の順に処理され、表示
レジスタ66の記憶内容は
【式】となり、次にフロー7 5,71,74,73の順の処理で
【式】続いてフロー70,7 1,72,73の順の処理が4回繰り返され
【式】となる。さらに、フ ロー75,71,74の順に処理され、R=1で
あるかゼロサプレス処理は終了し、表示サイクル
に進むことになる。 なお、この実施例では、表示サイクル中に演算
制御部36の入力端K1,K2,K4,K8のいずれか
にキー入力部39からキー信号が出力されると、
演算制御部36はデジツト信号の出力を停止して
表示を消し、上記キー信号に対応した処理を行う
ため、次のゼロサプレス解除処理を行うようにな
つている。すなわち、第11図は演算制御部36
におけるゼロサプレス解除処理のフローチヤート
を示すもので、まずフロー76で9桁目を指定
〔9→DIGIT〕し、フロー77で表示レジスタ6
6の指定桁の記憶内容“R8R4R2R1”が“1111”
であるかどうかをチエツク〔R=15〕する。
“1111”の場合はフロー78に進み、表示レジス
タ66の記憶内容を“0000”に変換〔0→R〕
し、フロー79に進む。一方、“1111”でない場
合は直接フロー79に進む。このフロー79では
指定桁を“−1”することにより、次にチエツク
する桁を新たに指定〔DIGIT―1→DIGIT〕して
フロー80に進む。このフロー80では、上記フ
ロー79で新たに指定された桁が“0”であるか
をチエツク〔DIGIT=0〕し、“0”であればゼ
ロサプレス解除処理を終え、“0”でなければ再
びフロー77に進み上記したゼロサプレス処理を
繰り返し実行する。 次に、演算制御部36の前記したテープカウン
トモードにおける種々の演算、計数および制御処
理の内容について、第12図a〜jに示すフロー
チヤートを参照して詳細に説明する。すなわち、
演算用電源スイツチ2がオンされると、電圧+V
Dが演算制御部36に供給され、これにより演算
制御部36が動作する。まずフロー100では、
すべてレジスタの記憶内容およびK8入力状態フ
ラグなどをクリアし、フロー101に進む。この
フロー101では、前述したフローによりゼロサ
プレス処理を行い、フロー102に進む。このフ
ロー102では、9桁目を指定〔9→DIGIT〕し
てフロー103に進む。フロー103では、指定
桁を“+1”することによりその1つ前の桁を指
定〔DIGIT+1→DIGIT〕してフロー104に進
み、フロー107では新たに指定して桁に対応す
るデジツト信号をオフして電力消費を抑制してい
る。次にフロー105に進み、指定桁を“−1”
することにより新たに桁を指定〔DIGIT―1→
DIGIT〕してフロー106に進む。フロー106
では、表示レジスタ66の指定桁の記憶内容
“R8,R4,R2,R1”とフラグ〔S〕の内容を
ANDマトリクス67およびORマトリクス68に
よつてセグメント信号Sa〜Sg,Sdpに変換し
て、表示部5に出力〔SEGME―NT(DIGIT)
ON,SEGMENT(DIGIT+1)OFF〕し、フロ
ー107に進む。フロー107では、指定桁に対
応するデジツト信号(この場合はD9)を表示部5
に出力〔DIGIT―ON〕し、表示部5の指定桁に
上記記憶内容を表示する。次にフロー108に進
み指定桁が“0”であるかどうかチエツク
〔DIGIT=0〕し、“0”でなければフロー109
に進む。フロー109では表示レジスタ66の記
憶内容“R8R4R2R1”が“1111”すなわちR=15
であるかどうかをチエツク〔R=15〕して、R=
15の場合はフロー110に進む。フロー110で
はキー入力部39からのキー信号を演算制御部3
6に記憶〔K8,K4,K2,K1→K〕し、フロー1
11に進む。フロー111では指定桁に対応する
デジツト信号(この場合はD9)をオフ〔DIGIT
OFF〕し、フロー112に進む。これは、表示
9桁目がブランキングされているので、デジツト
信号D9のオフによつて節電をするためである。
一方、R≠15の場合はフロー113に進み、フロ
ー110と同様の処理を行い上記フロー112に
進む。このフロー112ではフロー110または
フロー113で記憶したキー信号入力端K8
K4,K2,K1の入力内容がK≠0であるかどうか
をチエツク〔K≠0〕する。ここでK=8K8
4K4+2K2+K1であり、キー信号オンのときK≠
0、オフのときK=0である。いま、指定桁は9
桁であるから切換スイツチ3が計算機モード側で
あるかテープカウントモード側であるかのチエツ
クをしている。 しかして、K=0(計算機モード側)の場合に
はフロー114に進み、指定桁を“−1”するこ
とにより新たに桁を指定〔DIGIT―1→DIGIT〕
してフロー115に進む。フロー115では、新
たな指定桁に小数点があるかどうかをチエツク
〔DIGIT=PCY〕して、小数点がある場合はフロ
ー116に進み、フラグ〔S〕をセツト〔〔S〕
set〕し、小数点がない場合はフロー117に進
みフラグ〔S〕をリセツト〔〔S〕reset〕する。
しかして、前記フロー103に戻り、キー入力部
39からのキー信号の入力がない(K=0)場合
は上記したフロー103から始まり、フロー10
3に戻る手順で処理が繰り返される。このような
繰り返しの結果、フロー105で指定桁が“0”
となると、フロー108のチエツク〔DIGIT=
0〕によりフロー118に進み、指定桁“9”か
ら“0”までの繰り返しが4回なされた(以後簡
単にカウント“4”と称す)かどうかをチエツク
〔CRUNT=4〕する。カウント“4”の場合に
はそのままフロー102に戻り、カウント“4”
でない場合にはフロー119に進み、カウント数
を“+1”することにより新たなカウント数を指
定〔COUNT+1→COUNT〕してフロー102
に戻る。しかして、これらの繰り返しによりデジ
ツト信号D1〜D9が順次オンし、これらデジツト
信号に同期したセグメント信号が出力される表示
部5に表示される。この場合、フロー100で表
示レジスタ66の記憶内容がクリアされ、フロー
101でゼロサプレス処理が行われているので、
表示部5の表示内容は〔0.〕となる。 次に、キー操作を行うと、前記フロー110ま
たは113でキー入力部39からのキー信号を演
算制御部36に記憶してフロー112に進む。フ
ロー112では前記したようにキー信号の内容が
K≠0であるかどうかチエツク〔K≠0〕して、
K≠0の場合にはフロー120に進む。フロー1
20ではキー信号の内容がK≧8であるかどうか
チエツク〔K≧8〕して、K≧8でない場合には
フロー400に進む。フロー400ではカウント
“4”であるかどうかをチエツク〔COUNT=
4〕して、カウント“4”の場合にはフロー40
1に進む。フロー401では指定桁に対応するデ
ジツト信号をオフしてフロー402に進む。フロ
ー402ではゼロサプレス解除処理を行いフロー
403に進む。フロー403ではどのデジツト信
号のオンの時どのキー信号入力端にキー信号が入
力されたかを判別して、これによりどのキーが押
されたのか、いわゆるキー選別を行いフロー40
4に進む。フロー404では上記フロー403で
キー選別した結果に基いて計算処理を実行し、カ
ウント数をクリア〔0→COUNT〕して前記フロ
ー101に戻るようになつている。上記した内容
を更に詳細に説明する。すなわち例えば、数字キ
ー□5を押すとそのスイツチ65がオンして、いま
フロー105で指定桁が6桁となつたとする。こ
のとき前記フロー106,107,108,10
9,110,111の順に処理が行われ、演算制
御部36のキー信号入力端K1にデジツト信号D6
が入力される(K=1)。しかして前記フロー1
12,120,400,401,402,40
3,404の順に計算機モードにおける数値
“5”の処理が行われる。この処理が終るとフロ
ー101に戻りゼロサプレス処理が行われ、数字
キー□5が押されている間次のような表示サイクル
にて処理が行われる。すなわち指定桁が6桁でな
いときは、前記した表示部5に〔0.〕が表示され
る場合と同じ表示サイクルにて処理が繰り返され
る。また指定桁が6桁のときは、前記フロー40
0でカウント“4”であるかどうかチエツク
〔COUNT=4〕して、カウント“4”でない場
合(フロー404でカウント数を“0”としてい
る)にはフロー405に進む。フロー405では
カウント数をクリア〔0→COUNT〕してフロー
114に進み、以下前記した表示部5に〔0.〕が
表示される場合と同じ表示サイクルにて処理が繰
り返される。次に数字キー□5を離すと〔0.〕が表
示される場合と同じ表示サイクルにて処理が繰り
返され、前記フロー119にてカウント数が
“1”ずつ増えていく。これはキーが離されたこ
とを示すもので、カウント“4”になると(この
実施例では約20ms)次のキー操作の内容を受け
入れるようになつている。 一方、切換スイツチ3をテープカウントモード
側にすると、前記フロー110またはフロー11
3でキー入力部39からのキー信号(入力端K8
の入力)が演算制御部36に記憶されフロー11
2に進む。フロー112では前記したようにキー
信号の内容がK≠0であるかどうかをチエツク
〔K≠0〕し、K≠0の場合(指定桁が9桁のと
きこの例ではK=8)にはフロー120に進む。
フロー120ではキー信号の内容がK≧8である
かどうかチエツク〔K≧8〕し、K≧8の場合に
はフロー121に進む。この例ではK=8である
のでフロー121に進み、フラグ〔TAPE〕をセ
ツトしてテープカウントモードであることを認識
する。しかしてフロー122に進み、テープカウ
ント値記憶レジスタ(以後簡単にTREGと称す)
の内容が表示レジスタ66(以後簡単にDISPREG
と称す)に転送〔TREG→DISPREG〕され、次に
述べるように計算機表示からテープカウント表示
に切換わり、テープカウントモード表示サイクル
に入る。ここに上記TREGは、テープカウント値
が記憶される5桁のレジスタ(符号1桁+設定値
4桁)である。すなわち、上記フロー122から
フロー123に進むと、ゼロサプレス処理が行わ
れ、フロー124に進む。フロー124では後述
するポーズカウンタの内容(以後簡単にPCOUNT
と称す)を“0”に設定〔0→PCOUNT〕し、つ
いでフロー125では9桁目を指定〔9→DIGIT
してフロー126に進む。フロー126では、前
記フロー106と同様な処理〔SEGMENT
(DIGIT)ON,SEGMENT(DIGIT+1)
OFF〕を行い、ついでフロー127では、前記
フロー107と同様な処理〔DIGIT ON〕を行
い、これにより表示レジスタ66の内容が表示部
5の指定桁に表示される。次に、フロー128に
進み〔DIGIT=0〕がチエツクされ“0”でない
場合にはフロー129に進む。フロー129では
〔R=15〕がチエツクされ、R=15の場合にはフ
ロー130、フロー131ついでフロー132に
進み、R=15でない場合にはフロー133につい
で上記フロー132に進む。ここで、フロー13
0およびフロー133では〔K8,K4,K2,K1
K〕処理を行い、フロー131では〔DIGIT
OFF〕処理を行う。 しかして上記フロー132では、第6図で示さ
れる指定桁のK8入力状態フラグがセツトされて
いるかどうかをチエツク〔PRE(DIGIT)set〕
している。この状態フラグがセツトされている場
合(この例では上記したように指定桁9桁のとき
フラグ〔TAPE〕がセツト)にはフロー134に
進み、キー信号の内容KがK≧8であるかどう
か、すなわちすくなくとも入力端K8の入力がオ
ンであるかどうかをチエツク〔K≧8〕する。こ
の例ではK=8であるのでフロー135に進み、
次の桁を指定〔DIGIT―1→DIGIT〕してフロー
136に進む。フロー136ではDISPREGの記憶
内容が“1010”すなわちR=10であるかどうかを
チエツク〔R=10〕し、R=10のときはフロー1
37でフラグ〔S〕をセツト〔〔S〕set〕し、R
=10でないときはフロー138でフラグ〔S〕を
リセツト〔〔S〕reset〕して、ともにフロー13
9に進む。フロー139で前の桁を指定〔DIGIT
+1→DIGIT〕し、ついでフロー140で
〔DIGIT OFF〕処理を行いフロー141に進
む。フロー141では次の桁を指定〔DIGIT―1
→DIGIT〕(この例では8桁となる)してフロー
126に戻る。フロー126からフロー132ま
では前記した順で処理が行われ、指定桁8桁のと
きは状態フラグがリセツトされているためフロー
132からフロー142に進む。フロー142で
は前記フロー134と同様にK≧8かどうかをチ
エツク〔K≧8.〕し、この例のようにK<8の場
合には前記フロー135に進み以下同様の処理を
繰り返す。 このようにして、上記した処理が繰り返された
のち、フロー141で“0”桁が指定され前記フ
ロー128まで進むと〔DIGIT=0〕チエツクが
行われ、“0”であるのでフロー143に進む。
フロー143ではDISPREGに停止“P”を示す内
容“1010”がセツトされているかどうかをチエツ
ク〔Pset〕し、リセツトされている場合にはフロ
ー144に進む。フロー144ではフラグ
〔PLAY〕がセツトされているかどうかをチエツ
ク〔〔PLAY〕set〕し、リセツトされている場合
にはフロー145に進む。フロー145で〔9→
DIGIT〕処理を行い、ついでフロー146で
〔SEGMENT(DIGIT)ON,SEGMENT
(DIGIT+1)OFF〕処理、フロー147で
〔DIGIT ON〕処理を行つてフロー148に進
む。フロー148では〔DIGIT=0〕チエツクを
行い“0”でない場合にはフロー149に進み
〔R=15〕チエツクを行う。R=15の場合にはフ
ロー150、フロー151ついでフロー152に
進み、R=15でない場合にはフロー153ついで
上記フロー153に進む。ここでフロー150お
よび153では〔K8,K4,K2,K1→K〕処理を
行い、フロー151では〔DIGIT OFF〕処理を
行う。しかして、上記フロー152ではキー信号
の内容Kが1≦K<3であるかどうか、すなわち
入力端K1またはK2の入力のみがオンであるかど
うかをチエツク〔1≦K<3〕し、1≦K<3で
ない場合はフロー154に進む。フロー154で
は〔DIGIT―1→DIGIT〕処理しフロー155に
進む。フロー155では〔R=10〕チエツクを
し、R=10の場合にはフロー156に進んで
〔〔S〕set〕処理を行いフロー157に進む。R
=10でない場合にはフロー158に進んで
〔〔S〕reset〕処理を行い上記フロー157に進
む。フロー157では〔DIGIT+1→DIGIT〕処
理を行いフロー159,160に進む。フロー1
59,160ではそれぞれ〔DIGIT OFF〕処
理、〔DIGIT―1→DIGIT〕処理を行い前記フロ
ー146に戻る。 このようにして、上記して処理が繰り返された
のち、フロー160で“0”桁が指定され前記フ
ロー148まで進むと〔DIGIT=0〕チエツクが
行われ、“0”であるのでフロー161に進む。
フロー161では〔COUNT=2〕チエツクを行
い、カウント“2”の場合は前記フロー125に
戻り、カウント“2”でない場合にはフロー16
2に進み〔COUNT+1→COUNT〕処理を行つ
てやはりフロー125に戻る。しかして、前記フ
ロー132,134,142を中心とする入力端
K8の入力チエツクルーチンと前記フロー152
を中心とする入力端K1,K2の入力チエツクルー
チンとが交互に繰り返され、表示部5に表示がな
される。ここで、テープカウントモードにおいて
表示部5に表示されるテープカウント値は、上記
したように整数表示である。したがつて、演算用
電源スイツチ2をオンしたとき、計算機モードで
あるかテープカウントモードであるかは、表示部
5に小数点が表示されているかどうかで判別でき
る。 次に、操作ノブ9を操作したときの演算制御部
36の種々の演算、計数および制御処理の内容を
詳細に説明する。まず、操作ノブ9を再生側(図
示B位置)にすると、電源スイツチ18aがオン
しキー入力部39からデジツト信号D7が演算制
御部36の入力端K8に出力される。演算制御部
36は上記入力端K8の入力内容を前記フロー1
30またはフロー133で記憶し、たとえばいま
指定桁が7桁の場合フロー132についでフロー
142に進む。フロー142では〔K≧8〕チエ
ツクを行い、K=8であるのでフロー163に進
み〔DIGIT=5〕チエツクを行う。さて、指定桁
が5桁でないこの例の場合には、フロー164に
進み〔DIGIT、OFF〕処理を行い。ついでフロ
ー165に進み〔ゼロサプレス解除〕処理を行つ
てフロー166に進む。フロー166では
〔DIGIT=5〕チエツクを行い、この例のように
指定桁か5桁でない場合にはフロー167に進
む。フロー167では指定桁のK8入力状態フラ
グをセツト〔PRE(DIGIT)set〕、すなわち指定
桁が7桁であるこの例では、フラグ〔PLAY〕を
セツトし、再生状態であることを認識する。以
下、後述するフロー168〜186まで進み前記
フロー123に戻る。しかして、前記リール回転
パルスが入力されるまで、前記したフロー13
2,134,142を中心とする入力端K8の入
力チエツクルーチンにて表示されることになる。
なお、入力端K8の入力チエツクルーチンで処理
が繰り返され、指定桁が“0”となると、フロー
128から前記フロー143に進み、〔Pset〕チ
エツクを行う。この例では“P”はリセツトされ
ているのでフロー144に進み〔〔PLAY〕set〕
チエツクを行う。前記フロー167でフラグ
〔PLAY〕がセツトされているこの場合には、後
述するフロー187ついでフロー188に進む。
しかしてフロー125に戻り、再びフロー13
2,134,142を中心とする入力端K8の入
力チエツクルーチンにて表示されることになる。 次に、操作ノブ9を早送り側(図示C方向)に
すると、前記したように早送りスイツチ18bが
オンしモータ19は高速回転するが、演算制御部
36の入出力には何ら影響なく、したがつて入力
端K8の入力チエツクルーチンにて表示を続け、
リール回転パルスの入力を待つ。また、操作ノブ
9を停止側(図示A位置)に戻すと、電源スイツ
チ18aおよび早送りスイツチ18bがオフし、
モータ19は停止するとともに、演算制御部36
は次のような処理を行う。すなわち、指定桁が7
桁のとき入力端K8の入力は“0”となり、前記
フロー132の〔PRE(DIGIT)set〕チエツク
によりフロー134に進む。これは前記フロー1
67でフラグ〔PLAY〕がセツトされているため
である。フロー134では〔K≧8〕チエツクを
行いK=0のためフロー189に進む。フロー1
89では〔DIGIT=5〕チエツクを行い、指定桁
が5桁でないこの例ではフロー190に進む。フ
ロー190では〔DIGIT=1〕チエツクを行い、
指定桁が1桁でないこの例ではフロー191に進
む。フロー191では〔DIGIT OFF〕処理が行
われフロー192に進む。フロー192では
〔PRE(DIGIT)reset〕処理を行い、すなわちこ
の例ではフラグ〔PLAY〕をリセツトしてフロー
193に進む。フロー193では〔ゼロサプレス
解除〕処理を行い、以下後述するフロー194〜
200まで進みフロー123に戻る。しかして、
テープカウントモード表示サイクルに入り、前記
したように入力端K8の入力チエツクルーチンと
入力端K1,K2の入力チエツクルーチンを交互に
繰り返しテープカウント値を表示し続ける。 次に、操作ノブ9を巻戻し側(図示D方向)に
すると、まず巻戻しスイツチ18cがオンし、つ
いで電源スイツチ18aがオンしてモータ19は
高速回転となる。ここで、演算制御部36からデ
ジツト信号D7が出力されているタイミングのと
き、上記巻戻しスイツチ18cおよび電源スイツ
チ18aがオンした場合には、次の順で処理が行
われる。すなわち、フロー132,142,16
3,164,165,166,167へと順に処
理が行われ、フロー167でフラグ〔PLAY〕を
セツトする。フロー168では〔DIGIT=8〕チ
エツクを行い、指定桁が8桁でない場合にはフロ
ー169に進む。フロー169では、DISPREG
エラー“E”を示す内容“1101”がセツトされて
いるかどうかをチエツク〔〔E〕set〕し、リセツ
トされている場合にはフロー170に進む。フロ
ー170では〔DIGIT=7〕チエツクをい、指定
桁が7桁である場合にはフロー171に進む。フ
ロー171では〔6→DIGIT〕処理を行い、つい
でフロー172,173,174へと進み、それ
ぞれ〔DIGIT ON〕,〔K8,K2,K1→K〕,
〔DIGIT OFF〕の各処理を行いフロー175に
進む。フロー175では指定桁6桁(フロー17
1による)における〔K≧8〕チエツクを行いK
≧8の場合(この例ではK=8)にはフロー20
1に進む。フロー201では〔PRE(DIGIT)
set〕処理を行い、すなわちこの例ではフラグ
〔REV〕をセツトし、巻戻し状態にあることを認
識してフロー176に進む。フロー176ではフ
ラグ〔SET〕がセツトされてるかどうか、すな
わちテープカウント値が設定されたことが認識さ
れているかどうかをチエツク〔〔SET〕set〕し、
認識されていない(リセツト)場合にはフロー1
77に進む。フロー177ではフラグ〔N〕がセ
ツトされているかどうか、すなわちキーボード4
上の数字キー□0〜□9の操作が行われたことが認識
されているかどうかをチエツク〔〔N〕set〕ち、
認識されていない(リセツト)場合にはフロー1
78に進む。フロー178ではフラグ〔ST〕が
セツトされているかどうか、すなわちテープのス
タート位置が設定されたことが認識されているか
どうかチエツク〔〔ST〕set〕し、認識されてい
ない(リセツト)場合にはフロー179に進む。
フロー179ではフラグ〔SUB〕がセツトされ
ているかどうか、すなわちテープ走行量の計数処
理が減算モードとして設定されているかどうかを
チエツク〔〔SUB〕set〕し、セツトされていない
場合にはフロー180に進む。フロー180で
は、フラグ〔REV〕がセツトされているかどう
かをチエツク〔〔REV〕set〕し、セツトされて
いる場合にはフロー202に進む。フロー202
では、後述するフラグ〔NOC〕がセツトされて
いるかどうかをチエツク〔〔NOC〕set〕し、セ
ツトされていない場合にはフロー203に進み、
セツトされている場合にはフロー203aに進
む。フロー203ではフラグ〔NOC〕をセツト
し、フロー203aではフラグ〔NOC〕をリセ
ツトして、いずれの場合もフロー204に進む。
フロー204ではフラグ〔SUB〕をセツトしフ
ロー205に進む。フロー205では、フラグ
〔CUE〕がセツトされているかどうか、すなわち
早送り状態にあることを認識しているかどうかを
チエツク〔〔CUE〕set〕し、セツトされていな
い(リセツト)場合にはフロー206に進む。フ
ロー206では〔〔ST〕set〕チエツクを行い、
リセツトされている場合にはフロー186に進み
〔〔ST〕reset〕処理を行いフロー123に戻る。
ここで上記フラグ〔SUB〕は、操作ノブ9を停
止側に戻した場合たとえば慣性によるリールの回
転が続いても、その発生するパルスを確実に計数
できる目的で設けられたものである。すなわち、
フラグ〔SUB〕は操作ノブ9を巻戻し側にした
ときセツトされ、再生側にしたときリセツトされ
る。このフラグ〔SUB〕の状態によつて演算制
御部36は前記したようにテープ走行量の計数処
理が減算モードか加算モードかを判別するように
なつている。すなわちセツト状態はたとえば減算
モード、リセツト状態はたとえば加算モードであ
る。 次に、演算制御部36デジツト信号D6が出力
されているタイミングのとき、前記巻戻しスイツ
チ18cおよび電源スイツチ18aがオンした場
合には、フロー132からフロー170までは前
記してデジツト信号D7が出力されているタイミ
ングのとしときと同じ手順で処理がなされる。フ
ロー170では〔DIGIT=7〕チエツクを行い、
この例のように指定桁が7桁でない場合にはフロ
ー207に進む。フロー207では〔DIGIT=
6〕チエツクを行い、指定桁が6桁である場合に
はフロー201からフロー123まで前記した内
容と同じ手順で処理がなされる。ただし、フロー
167ではフラグ〔REV〕をセツト(前記例で
はフラグ〔PLAY〕をセツト)し、フロー201
ではフラグ〔PLAY〕をセツト(前記例ではフラ
グ〔REV〕をセツト)している。また前記例同
様にフラグ〔NOC〕およびフラグ〔SUB〕もセ
ツトしており、いずれの場合にもリール回転パル
スが入力されるまで入力端K8の入力チエツクル
ーチンにてテープカウント値が表示される。な
お、電源スイツチ18aがオンしたとき、トラン
ジスタ55,58が同時にオンとなるようにして
いる。巻戻し操作時、巻戻しスイツチ18cが電
源スイツチ18aよりも早くあるいは同時にオン
するような構成としている)ことは前述したが、
これはタイミングがずれると、再生なのか巻戻し
なのかの正しい判別が演算制御部36で判別不可
能となり演算制御部36のもつ制御機能に支障を
きたすためである。 しかして、操作ノブ9を再び停止側にすると、
電源スイツチ18aおよび巻戻しスイツチ18c
はオフし、指定桁が7桁または6桁のタイミング
のとき入力端K8の入力が“0”となりフロー1
32,134ついでフロー189〜200へと順
に処理される。ここで、フロー194では
〔DIGIT=9〕チエツクを行い、指定桁が9桁で
ない場合にはフロー195に進む。フロー195
では〔DIGIT=8〕チエツクを行い、指定桁が8
桁でない場合にはフロー196に進む。フロー1
96ではフラグ〔PLAY〕およびフラグ〔REV〕
をリセツト〔〔PLAY〕reset,〔REV〕reset〕
し、上記したように後述するフロー197〜20
0ついでフロー123に進みテープカウントモー
ド表示サイクルに入る。しかして、入力端K8
入力チエツクルーチンと入力端K1,K2の入力チ
エツクルーチンとを交互に繰り返し処理しテープ
カウント値を表示する。 次に、テープ走行量の計数処理方法について説
明する。すなわち。前記したように巻取リール軸
24aの回転によりリードスイツチ34がオン―
オフを繰り返し、リードスイツチ34がオンした
ときキー入力部39より入力端K8にデジツト信
号D5(以後簡単にリール回転パルスと称す)が
出力され、計数処理が行われることになる。ま
ず、指定桁が5桁のタイミングのときフロー13
2,142,163へと進む。フロー163では
〔DIGIT=5〕チエツクを行い、これによりデジ
ツト信号D5が入力端K8に入力されたかどうかを
チエツクしている。指定桁が5桁の場合にはフロ
ー209に進む。フロー209では後述するよう
にフラグ〔NOC〕がセツトされているかどうか
をチエツク〔〔NOC〕set〕し、セツトされてい
ない(リセツト)場合にはフロー210に進む。
フロー210では後述するようにフラグ
〔WON〕がセツトされているかどうかをチエツク
〔〔WON〕set〕し、セツトされていない(リセツ
ト)場合にはフロー211に進む。フロー211
ではフラグ〔WON〕をセツト〔〔WON〕set〕
し、フロー212に進む。フロー212では
〔PRE(DIGIT)set〕処理。すなわちフラグ
〔REEL〕をセツトし、リードスイツチ34がオ
ンしたことを認識してフロー213に進む。フロ
ー213では〔4→DIGIT〕処理を行い、フロー
139に進み、再び入力端K8の入力チエツクル
ーチンに入り表示を続ける。このように、1回目
のリードスイツチ34のオンではフラグ
〔WON〕とフラグ〔REEL〕がセツトするのみで
表示は変化しない。 次に、リードスイツチ34がオフすると、指定
桁が5桁のとき入力端K8の入力は“0”となる
ので、フロー132,134,189へと進む。
フロー189では〔DIGIT=5〕チエツクを行
い、指定桁が5桁のときフロー214に進む。フ
ロー214では〔PRE(DIGIT)rset〕処理、す
なわちフラグ〔REEL〕をリセツトし、リードス
イツチ34がオフしたことを認識してフロー21
5に進む。フロー215では〔〔NOC〕set〕チ
エツクを行い、セツトされていない(リセツト)
場合にはフロー216に進む。フロー216では
後述するポーズカウント値“0”に設定〔0→
PcouNT〕してフロー217に進む。フロー21
7では〔〔S〕reset〕処理を行い前記フロー21
3に進み、入力端K8の入力チエツクルーチンに
進む。 次に、再びリードスイツチ34がオンすると、
指定桁が5桁のとき入力端K8の入力は“1”す
なわちK=8となるのでフロー132,142,
163,209,210,164,165,16
6へと進む。フロー166では〔DIGIT=5〕チ
エツクを行い、指定桁が5桁の場合にはフロー2
18に進む。フロー218ではフラグ〔REEL〕
をセツト〔〔REEL〕set〕してフロー219に進
む。フロー219ではフラグ〔WON)をリセツ
ト〔〔WON〕reset〕してフロー220に進む。
フロー220ではフラグ〔SUB〕がセツトされ
ているかどうかをチエツク〔〔SUB〕set〕し、セ
ツトされている場合にはフロー221に進み、リ
セツトされてている場合にはフロー222に進
む。上記フロー221ではDISPREGの内容を“−
1”することによりテープ走行量の減算計数処理
を実行〔DISPREG―1→DISPREG〕してフロー2
23に進む。一方、フロー222ではDISPREG
内容を“+1”することにより、テープ走行量の
加算計数処理を実行〔DISPREG+1→DISPREG
して上記フロー223に進む。フロー223で
は、後述するようにフラグ〔STOP〕がセツトさ
れているかどうかチエツク〔〔STOP〕set〕し、
リセツトされている場合にはフロー224に進
む。フロー224では〔〔CUE〕set〕チエツク
を行い、リセツトされている場合にはフロー12
3に戻り、入力端K8の入力チエツクルーチンに
進む。そして、再びリードスイツチ34がオフす
ると、前回のオフのときと同様に処理が行われ
る。すなわち、前記フロー214でフラグ
〔REEL〕をリセツトして入力端K8の入力チエツ
クルーチンに入り表示が続けられる。 このように、リードスイツチ34のオン―オフ
が2回繰り返される(巻取リール台24が1回転
する)と、フラグ〔SUB〕の状態によりテープ
走行量(テープカウント値)が“+1”または
“−1”カウントされることになる。第13図は
上記した計数処理を示すタイミングチヤートであ
る。すなわち、第13図aは巻取リール台24の
回転を示し、第13図bは巻取リール台24の回
転に伴うリードスイツチ34のオン―オフ状態を
示している。また第13図cは、リードスイツチ
34のオン―オフにともなつてキー入力部39よ
り出力される。デジツト信号D5に同期した入力
端K8の入力信号を示している。第13図d,e
は、再生時(操作ノブ9が図示B位置または図示
C方向)における入力端K8の入力信号に対応し
たフラグ〔WON〕状態と、このフラグ〔WON〕
に対応したテープカウント値を示している。また
第13図f,gは巻戻し時(操作ノブ9が図示D
方向)におけるフラグ〔WON〕状態およびテー
プカウント値を示している。 ところで、この実施例では第13図に示すよう
に巻取リール台24の回転数が“N”のとき、再
生時および巻戻し時ともにテープカウント値が
“N”となるように補正を行つてテープ走行量の
計数処理を行つている。以下、その補正の方法に
ついて第14図に示す計数処理のタイミングチヤ
ートを参照して詳細に説明する。すなわち同図a
は巻取リール台24の回転数、同図bはリードス
イツチ34のオン―オフ状態を示している。ま
た、同図cは再生状態におけるフラグ〔SUB〕、
フラグ〔WON〕、フラグ〔NOC〕およびテープ
カウント状態を示すものである。さて、再生―停
止―再生―停止を頻繁に繰り返す場合、操作ノブ
9を停止位置でロツクできずに巻き戻し側まで押
し込んでしまうことがある。たとえば再生時、第
14図cにおける図示位置にて上記操作を行つ
た場合について説明する。すなわち、フラグ
〔SUB〕およびフラグ〔NOC〕がリセツト、フラ
グ〔WON〕がセツトされている状態でテープカ
ウワト値が“N”のとき(図示位置)再生から
巻戻しにすると、指定桁が6桁のときフロー13
2,142へと進みついてフロー164〜17
0、さらにフロー207,208,201,17
6〜180,202〜206の順に処理が行われ
る。このときフロー167でフラグ〔REV〕、フ
ロー201でフラグ〔PLAY〕、フロー203で
フラグ〔NOC〕、フロー204でフラグ〔SUB〕
とをそれぞれセツトしている。次にリードスイツ
チ34がオンすると、指定桁が5桁のときフロー
132,142,163,209,212,21
3の順に処理が行われる。ここでは、フロー21
2でフラグ〔REEL〕がセツトするだけで、フラ
グ〔WON〕がセツトされているにもかかわらず
計数処理は行われていない。したがつて、テープ
カウント値は“N”のままである。次に、リード
スイツチ34がオフすると、指定桁が5桁のとき
フロー132,134,189,214の順に処
理が行われる。フロー214では、〔PRE
(DIGIT)reset〕処理を行い、フラグ〔REEL〕
をリセツトしてフロー215に進む。フロー21
5では、〔(NOC)set〕チエツクを行い、フラグ
〔NOC〕がセツトされている場合にはフロー22
5に進む。フロー225では〔〔WON〕set〕チ
エツクを行い、フラグ〔WON〕がセツトされて
いる場合にはフロー226に進む。フロー226
ではフラグ〔WON〕をリセツト〔〔WON〕
reset〕してフロー216に進み、以下フロー2
16,217,213の順に処理が行われる。こ
の巻戻し操作におけるフラグ〔SUB〕、フラグ
〔WON〕、フラグ〔NOC〕およびテープカウント
状態を第14図dに示す。 さて、第14図dにおける図示J位置で、操作
ノブ9を停止側にすると、指定桁が7桁(または
6桁のとき、フロー132,134さらにフロー
189〜196の順に処理が行われる。フロー1
96では、フラグ〔PLAY〕およびフラグ
〔REV〕をリセツト〔〔PLAY〕reset,〔REV〕
reset〕して、後述するフロー197〜200へ
と順に進み、テープカウントモード表示サイクル
に進む。そして、操作ノブ9を再生側にすると、
指定桁が7桁のときフロー132,142さらに
フロー163〜179の順に処理が行われる。こ
のとき、フロー167ではフラグ〔PLAY〕をセ
ツトしている。上記フロー179では〔〔SUB〕
set〕チエツクを行いフラグ〔SUB〕がセツトさ
れている場合にはフロー227に進む。フロー2
27ではフラグ〔NOC〕がセツトされているか
どうかチエツク〔〔NOC〕set〕して、セツトさ
れている場合にはフロー227に進む。フロー2
27では、フラグ〔NOC〕をリセツト〔〔NOC〕
reset〕してフロー180に進む。フロー180
では〔〔REV〕set〕チエツクを行い、フラグ
〔REV〕がセツトされていない場合にはフロー1
81に進む。フロー181では、フラグ
〔SUB〕をリセツトして以下フロー182〜18
6の順に処理が行われる。次に、上記した状態で
リードスイツチ34がオンすると、指定桁が5桁
のときフロー132,142,163,209,
210,211,212の順に処理が行われる。
このとき、フロー211でフラグ〔WON〕、フロ
ー212でフラグ〔REEL〕をセツトしている。
そして、前記したように次のリードスイツチ34
のオンでフラグ〔WON〕をリセツトしてテープ
カウント値を“+1”する。上記した再生操作に
おけるフラグ〔SUB〕、フラグ〔WON〕、フラグ
〔NOC〕およびテープカウント状態を第14図e
に示す。 次に第14図eにおける図示K位置で、操作ノ
ブ9を巻戻し側にすると、前記巻戻し時と同じく
フラグ〔PLAY〕、フラグ〔REV〕、フラグ
〔NOC〕およびフラグ〔SUB〕がセツトする。そ
して、リードスイツチ34がオフすると、前記巻
戻し操作における1回目のリードスイツチ34の
オフのときと同様に処理が行われ、フラグ
〔REEL〕およびフラグ〔WON〕がリセツトす
る。次に、リードスイツチ34がオンすると、や
はり前記巻戻し操作における1回目のリードスイ
ツチ34のオンのときと同様に処理が行われ、フ
ラグ〔REEL〕がセツトする。さて、再びリード
スイツチ34がオフすると、指定桁が5桁のとき
フロー132,134,189,214と順に処
理される。フロー214では〔PRE(DIGIT)
reset〕処理を行い、フラグ〔REEL〕をリセツ
トしてフロー215に進む。フロー215では
〔〔NOC〕set〕チエツクを行い、フラグ〔NOC〕
がセツトされていない場合にはフロー225に進
む。フロー225では〔WON〕set〕チエツクを
行い、フラグ〔WON〕がリセツトされている場
合にはフロー229に進む。フロー229では、
フラグ〔NOC〕をリセツト〔〔NOC〕reset〕し
てついでフロー216,217の順に処理が行わ
れる。以後、リードスイツチ34のオン動作の繰
り返しによりフラグ〔WON〕セツト―リセツト
が繰り返され、フラグ〔WON〕の条件(リセツ
トされたとき)により減算計数処理が実行されて
いく。上記した巻戻し操作におけるフラグ
〔SUB〕、フラグ〔WON〕、フラグ〔NOC〕およ
びテープカウント状態を第14図fに示す。 次に、第14図fにおける図示L位置(フラグ
〔SUB〕がセツト、フラグ〔REEL〕〔WON〕
〔NOC〕がリセツト)で、巻戻し操作を停止して
再び再生操作を行うと、指定桁が7桁のときフロ
ー132,142さらにフロー163〜179の
順に処理が行われる。このとき、フロー167で
はフラグ〔PLAY〕がセツトする。上記フロー1
79では〔〔SUB〕set〕チエツクを行い、フラグ
〔SUB〕がセツトされている場合にはフロー22
7に進む。フロー227では〔〔NOC〕set〕チ
エツクを行い、フラグ〔NOC〕がリセツトされ
ている場合にはフロー228aに進む。フロー2
28aではフラグ〔NOC〕をセツト〔〔NOC〕
set〕し、フロー180に進む。フロー180で
は〔〔REV〕set〕チエツクを行い、フラグ
〔REV〕がセツトされていない場合にはフロー1
81に進み、フラグ〔SUB〕をリセツトする。
次に、リードスイツチ34がオンすると、指定桁
が5桁のときフロー132,142,163,2
09,212の順に処理が行われる。このフロー
212ではフラグ〔REEL〕がセツトする。次
に、リードスイツチ34がオフすると、指定桁が
5桁のときフロー132,134,189,21
4,215,225,229,216,217,
213の順に処理が行われ、フロー214ではフ
ラグ〔REEL〕、フロー229ではフラグ
〔NOC〕がリセツトする。以後、リードスイツチ
34のオン動作の繰り返しによりフラグ
〔WON〕のセツト―リセツトが繰り返され、フラ
グ〔WON〕の条件(リセツトされたとき)によ
り加算計数処理が実行されていく。上記した再生
操作におけるフラグ〔SUB〕、フラグ〔WON〕、
フラグ〔NOC〕およびテープカウント状態を第
14図gに示す。以上説明したようにこの実施例
では、減算計数か加算計数かを判別するための状
態フラグ(フラグ〔SUB〕)がセツトからリセツ
ト、またはリセツトからセツトするときに状態が
切換わる(セツトからリセツトまたはリセツトか
らセツトする)フラグ〔NOC〕を設け、このフ
ラグ〔NOC〕がセツトされている間はフラグ
〔WON〕がリセツトされている計数処理を行わな
いようにして、前記した従来の計数処理における
再生および巻戻し時のテープカウント値のずれを
補正するようにしている。すなわち、巻取リール
台24の回転数が“N”のとき、再生および巻変
し時ともにテープカウント値が“N”になるよう
に制御している。なお、上記フラグ〔NOC〕は
フラグ〔WON〕リセツトされているときにリー
ドスイツチ34がオフすることによりリセツトさ
れるようになつている。 次に、キー操作によるテープカウント値などの
設定方法について説明する。すなわち、テープカ
ウントモードの場合、数字キー□0,□9“R”キー
4a、“S”キー4b、“ST”キー4c、
“STOP”キー4dなどによりテープカウント
値、再生スタート位置、停止位置などの設定がで
きるようになつている。たとえば今、操作ノブ9
が停止側にあり、前記フロー152を中心とする
入力端K1,K2の入力チエツクルーチンのタイミ
ングでキーが押されると、フロー150またはフ
ロー153で入力端K1,K2の入力内容が演算制
御部36に記憶され、フロー152に進む。フロ
ー152では〔1≦K<3〕チエツクを行い、1
≦K<3の場合にはフロー230に進む。フロー
230では、指定桁“9”から“0”まで入力端
K1,K2の入力チエツクルーチンでの表示サイク
ルが2回繰り返されたかどうかをチエツク
〔COUNT=2〕し、カウント“2”の場合には
フロー231に進む。フロー231で〔DIGIT
OFF〕処理を行い、ついでフロー232で〔ゼ
ロサプレス解除〕を行つてフロー233に進む。
フロー233ではフラグ〔AFT〕がセツトされ
ているかどうか、すなわち操作ノブ9を停止側に
した直後であることが認識されているかどうかを
チエツク〔〔AFT〕set〕する。フラグ〔AFT〕
がセツトされていない場合にはフロー234に進
む。フロー234では“R”キー4aが押された
かどうかチエツク〔“R”キー〕し、押されてい
ない場合にはフロー235に進む。フロー235
ではエラー表示されているかどうかをチエツク
〔Eset〕し、エラー表示されていない場合にはフ
ロー236に進む。フロー236では入力端
K1,K2の入力内容および指定桁(デジツト信
号)との内容により何のキーが押されたのかを選
別〔キー選別〕する。なお、カウント“2”でな
い場合にはフロー406に進み、カウント数をク
リア〔0→COUNT〕して前記フロー154に進
み入力端K1,K2の入力チエツクルーチンと入力
端H8の入力チエツクルーチンとが交互に繰り返
される。そして、キーが離されると1≦K<3で
なくなり、したがつてフロー152からフロー1
54に進み、入力端K1,K2の入力チエツクルー
チンと入力端K3の入力チエツクルーチンとが交
互に繰り返される。しかして前記フロー162に
てカウント数が“1”ずつ増えていき、カウント
“2”になると次のキー操作の内容を受け入れる
ようになつている。 まずはじめに、テープカウント値の設定につい
て説明する。たとえばテープカウント値“50”で
録音をいつたん停止し、演算用電源スイツチ2を
オフしたとする。この状態で、再びたとえばメモ
がわりに録音しようとする場合、演算用電源スイ
ツチ2をオンして次のような操作をすることにな
り、テープカウント値“50”を設定して録音する
ことができる。すなわち、数字キー□5を押すと前
記したようにフロー236で〔キー選別〕処理が
行われ、フロー237に進む。フロー237では
フラグ〔SET〕がセツトされているかどうか、
すなわちテープカウント値が設定されたことが認
識されているかどうかをチエツク〔〔SET〕set〕
して、認識されていない(リセツト)場合にはフ
ロー238に進む。 フロー238ではフラグ〔N〕がセツトされて
いるかどうか、すなわち数字キーが押されたこと
が認識されていなるかどうかをチエツク〔〔N〕
set〕するが、この時点ではまだフラグ〔N〕が
セツトされていないのでこの場合にはフロー23
9に進む。フロー239では〔0→DISPREG〕処
理、すなわちDISPREGの内容をクリアしてフロー
240に進む。フロー240では〔N→DISPREG
処理、すなわち数値“5”をDISPREGに記憶して
フロー241に進む。フロー241ではフラグ
〔N〕をセツト〔〔N〕set〕して表示サイクルに
進み、数値“5”が表示される。次に、数字キー
□0を押すと、上記フロー236,237,238
の順に処理が行なわれる。フロー238では
〔〔N〕set〕チエツクが行われ、このときにはフ
ラグ〔N〕がセツトされているので上記フロー2
39を飛ばしてフロー240に進む。ついでフロ
ー241へと進み、数値“50”がDISPREGに記憶
され、表示サイクルにて数値“50”が表示され
る。次に、“S”キー4bを押すと、上記フロー
236からフロー242に進む。フロー242で
は〔〔N〕reset〕処理を行い、フラグ〔N〕をリ
セツトしてフロー243に進む。フロー243で
は〔〔COE〕set〕チエツクを行い、フラグ
〔CUE〕がセツトされていない場合にはフロー2
44に進む。フロー244ではフラグ〔STOP〕
セツトされているかどうか、すなわち停止位置が
設定されたことが認識されているかどうかをチエ
ツク〔〔STOP〕set〕した、認識されていない
(リセツト)場合にはフロー245に進む。フロ
ー245では〔〔SET〕set〕処理を行つてフラグ
〔SET〕をセツトする。すなわち、演算制御部3
6はテープカウント値が設定されたことを認識す
る。なお、上記表示サイクルが2周目のときフロ
ー237で〔〔SET〕set〕チエツクが行われ、フ
ラグ〔SET〕がセツトしてるのでフロー237
aに進む。このフロー237aでテープカウント
設定値がTREGに記憶〔DISPREG→TREG〕され
る。 ところで、“S”キー4bを押してからテープ
カウント値の設定ミスに気がついたときには、あ
らためて上記した操作をやり直すことにより、正
しいテープカウント設定値に訂正することができ
る。すなわち、あらためて正しい数字キー操作を
行い“S”キー4bの押せばよい。これは、はじ
めての数字キー操作によつてセツト(フロー24
1)されたフラグ〔N〕が、次の“S”キー4b
の操作によつてリセツト(フロー242)される
ためである。すなわち、あらためて数字キー操作
を行うと、フロー238,239,240の順に
処理が行われ、ミスした数値をクリアし、正しい
数値を置数するためである。また、テープカウン
ト値を設定する必要のないときに“S”キー4b
を誤つて押してしまつた場合、そのまま操作を続
けると大切なテープカウント値が消滅してしま
う。このときには、“R”キー4aを押すことに
より、フラグ〔SET〕をリセツトしてテープカ
ウント値を保護することができる。すなわち、フ
ロー234で〔“R”キー〕チエツクを行い、
“R”キー4aが押された場合にはフロー246
に進む。フロー246で〔Ereset〕処理を行
い、フロー247に進む。フロー247では
〔〔SET〕set〕チエツクを行い、フラグ
〔SET〕がセツトされている場合にはフロー24
8に進む。フロー248ではフラグ〔N〕および
フラグ〔SET〕をリセツトしてフロー122に
進む。しかして、フロー122で〔TREG
DISPREG〕処理を行うことにより、“S”キー4
bを押した時点のテープカウント値が表示される
ことになる。なお、数字キーを押してからテープ
カウント値の設定ミスに気がついたときには、ク
リアキー4eを押してからあらためて正しい数字
キー操作を行い、“S”キー4bを押すことによ
り正しいテープカウント設定値に訂正することが
できる。すなわち、クリアキー4eを押すとフロ
ー407に進み〔〔N〕set〕チエツクを行い、フ
ラグ〔N〕がセツトされている場合にはフロー4
08に進む。フロー408では〔0→DISPREG
処理を行い、ミスした数値をクリアする。これに
よりあらためて正しい数字キー操作を行うと、フ
ロー238,240の順に処理が行われ正しい数
値に置数されるためである。 次に、停止位置の設定について説明する。すな
わち再生、早送りおよび巻戻し時の停止位置の設
定は“STOP”キー4dを押すことにより行われ
る。たとえば、前記した如く任意の数字キーを押
して置数したのち“STOP”キー4dを押すと、
フロー236からフロー249に進む。フロー2
49では〔〔SET〕set〕チエツクが行われ、フラ
グ〔SET〕がセツトされていない場合にはフロ
ー250に進み、セツトされている場合にはフロ
ー249aで〔〔SET〕reset,〔WON〕reset,
DISPREG→TREG〕処理を行つた後フロー250
に進む。そしてこのフロー250ではフラグ
〔N〕およびフラグ〔SET〕がリセツトされ、フ
ロー251に進む。フロー251ではフラグ
〔ST〕をセツト〔〔ST〕set〕してフロー252
に進む。フロー252では“ST”キー4cかど
うかのチエツク〔“ST”キー〕をし、“SPOP”キ
ー4dが押された場合にはフロー253に進む。
フロー253では〔〔CUE〕set〕チエツクを行
い、フラグ〔CUE〕がリセツトされている場合
にはフロー254に進む。フロー254では
DISPREGの値とTREGの値との大小の比較
〔DISPREG<TREG〕がなされ、DISPREGの値がT
REGの値よりも小さい場合には、フロー255に
進んでフラグ〔BACK〕をセツト〔〔BACK〕
set〕し、巻戻し時の停止位置の設定であること
を認識してフロー256に進む。一方、DISPREG
の値がTREGの値より大きいか等しい場合にはフ
ロー257に進み、フラグ〔BACK〕をリセツト
〔〔BACK〕reset〕してフロー258に進む。フ
ロー258では〔DISPREG=TREG〕チエツクを
行い、DISPREGの値がTREGの値と同じである場
合にはフロー259に進む。フロー259ではフ
ラグ〔STO〕をセツト〔〔STO〕set〕し、スタ
ート位置と停止位置とが等しいことを認識して上
記フロー256に進む。一方、DISPREGの値がT
REGの値に等しくない場合にはフロー260に進
み、フラグ〔STO〕をリセツト〔〔STO〕
reset〕し、スタート位置と停止位置とが異なる
(スタート位置<停止位置)ことを認識して上記
フロー256に進む。フロー256ではDISPREG
の停止位置を示す記憶内容を後述するSTOPREG
に転送〔DISPREG→STOPREG〕し、DISPREGの7
桁目に“1110”を記憶〔」set〕し、フラグ
〔STOP〕をセツト〔〔STOP〕set〕して停止位置
が設定されたことを認識する。しかして、フロー
123に進みテープカウントモードの表示サイク
ルに入り、停止位置の設定値および停止位置を示
す記号たとえばかぎかつこ“」”が表示される。
なお、STOPREGは、停止位置が記憶される5桁
(符号1桁+設定値4桁)のレジスタである。 次に、再生スタート位置の設定について説明す
る。すなわち、再生時のスタート位置の設定は
“ST”キー4cを押すことにより行われる。たと
えば、前記した如く任意の数字キーを押して置数
したのち“ST”キー4cを押すと、フロー23
6,249,250,251の順に処理が行わ
れ、上記フロー251ではフラグ〔ST〕がセツ
トされフロー252に進む。フロー252では
〔“ST”キー〕チエツクが行われ、“ST”キー4
cが押された場合にはフロー261に進む。フロ
ー261では〔DISPREG<TREG〕チエツクを行
い、DISPREGの値がTREGの値より小さい場合に
はフロー262に進み、DISPREGの9桁目に
“1101”を記憶〔Eset〕してエラーとするととも
に〔MS ON〕処理を行つて、たとえエラーに気
がつかずに操作ノブ9の操作を行つてもモータ1
9が回転しないようにする。この場合、エラーと
するのは操作ノブ9を再生側にした場合、スター
ト位置からの再生が不可能なことを意味し、巻戻
しが必要であることを示唆するためである。一
方、DISPREGの値がTREGの値より小さい場合に
は、フロー263に進み〔DISPREG=TREG〕チ
エツクを行う。DISPREGの値がTREGの値に等し
い場合にはフロー264に進み〔〔STOP〕set〕
チエツクを行う。フラグ〔STOP〕がセツトされ
ている場合にはフロー265に進み、フラグ
〔STO〕をセツトしてフロー266に進む。ま
た、ワラダ〔STOP〕がリセツトされている場合
にはフロー265aに進み、フラグ〔STO〕を
リセツトして上記フロー266に進む。フロー2
66ではフラグ〔NCUE〕をセツト〔NCUE〕
set〕し、再生時においてTREGに記憶されている
テープカウント値と再生スタート位置とが等しい
ことを認識してフロー267に進む。また、上記
フロー263においてDISPREGの値がTREGより
大きい場合にはフロー266aに進み、フラグ
〔NCUE〕をリセツトして上記フロー267に進
む。フロー267では〔〔REC〕set〕チエツク
を行い、フラグ〔REC〕がセツトされていない
場合にはフロー268に進む。フロー268で
は、DISPREGのスタート位置を示す記憶内容を
STARTREGに転送〔DISPREG→STARTREG
し、DISPREGの8桁目に“1011”を記憶〔「set〕
し、フラグ〔CUE〕をセツト〔〔CUE〕set〕し
てフロー269に進む。ここで、STARTREG
再生スタート位置が記憶される5桁(符号1桁+
設定値4桁)レジスタである。フロー269では
〔〔STOP〕set〕チエツクが行われ、フラグ
〔STOP〕がリセツトされている場合にはフロー
132に進みテープカウントモードの表示サイク
ルに入り、再生スタート位置の設定値およびスタ
ート位置を示す記号たとえばかぎかつこ“「”が
表示される。 なお、再生時における停止位置がすでに設定さ
れている場合にはフラグ〔STOP〕はセツト(フ
ロー256)されており、したがつてフロー26
9における〔〔STOP〕set〕チエツクの結果フロ
ー270に進む。フロー270では〔STOPREG
<STARTREG〕チエツクを行い、停止位置の値
より再生スタート位置の値の方が大きい場合に
は、再生は不可能なためフロー262に進みエラ
ー〔Eset〕となる。一方、停止位置の値が再生
スタート位置の値よりも大きいか等しい場合には
フロー271に進む。フロー271では
〔STOPREG=STARTREG〕チエツクが行われ、停
止位置の値と再生スタート位置の値とが等しい場
合にはフロー272に進みフラグ〔STO〕をセ
ツトし、等しくない場合にはフロー273に進み
フラグ〔STO〕をリセツトして、いずれの場合
にもフロー123に進む。 また、停止位置の設定と再生スタート位置との
設定の順序はどちら先でもよい。すなわち、再生
スタート位置が設定されてから停止位置を設定す
ると、フロー236,249,250,251,
252,253の順に進み、フロー253では
〔〔CUE〕set〕チエツクが行われ、フラグ
〔CUE〕がセツト(フロー268)している場合
にはフロー274に進む。フロー274では
〔DISPREG<STARTREG〕チエツクを行う。これ
は、再生スタート位置が設定されたということ
が、DISPREGの値がTREGの値より大きいか、あ
るいは等しいことを示すものであるから、
DISPREGの値とSTARTREGとの比較をすればよい
ことによる。すなわち、DISPREGの値が
STARTREGの値より小さい場合には再生が不可
能となり、フロー262に進んでエラー
〔Eset〕となる。一方、DISPREGの値が
STARTREGの値よりきいか等しい場合にはフロ
ー275に進み、〔DISPREG=STARTREG〕チエ
ツクを行う。DISPREGの値とSTARTREGの値とが
等しい場合にはフロー259の進み、フラグ
〔STO〕をセツトし、等しくない場合にはフロー
276に進み、フラグ〔STO〕をリセツトし
て、いずれの場合にもフロー256に進む。フロ
ー256では、前記同様〔DISPREG
STOPREG〕、〔」set〕および〔〔STOP〕set〕の
各処理を行い、表示サイクルに進む。 以上説明したようにこの実施例では、“ST”キ
ー4cまたは“STOP”キー4dが押されるとフ
ラグ〔ST〕がセツトし、それぞれかぎかつこ
“「”,“」”表示の準備がなされ、しかしてそれぞ
れSTARTREG、STOPREGに記憶され、テープカ
ウントモード表示サイクルにて表示されるように
なつている。この時、再生スタート位置または停
止位置を示す設定値も上記表示内容に対応して表
示されることは勿論である。 次に、再生スタート位置および停止位置の設定
値の解除やエラーの解除は、“R”キー4aを用
いて行うことができる。まず、再生スタート位置
および停止位置が設定されている場合に“R”キ
ー4aを押すと、前記フロー234,246,2
47の順に処理が行われ、フロー277に進む。
フロー277では〔〔CUE〕set〕チエツクが行
われ、フラグ〔CUE〕がセツトされている(フ
ロー268、場合にはフロー278に進む。フロ
ー278では〔MF OFF「reset,〔NCUE〕
〔CUE〕〔STO〕reset,STOPREG
STARTREG〕処理を行いフロー279に進む。
フロー279では〔〔ST〕set〕チエツクを行
い、フラグ〔ST〕がセツトされている(フロー
251)場合にはフロー280に進む。フロー2
80では〔0→STOPREG,」reset,〔BACK〕
〔STOP〕reset〕処理を行いフロー281に進
む。フロー281では〔〔NCUE〕〔CUE〕
〔STO〕reset,「reset,STOPREG
STARTREG,MF OFF〕処理を行い、フロー2
48に進む。フロー248では〔〔N〕〔SET〕
〔ST〕reset,Preset,MS OFF〕処理が行わ
れ、前記フロー122に進んで表示サイクルに入
る。すなわち、“R”キー4aを押すと、
DISPREGの8桁目および7桁目に“0000”が記憶
されて(“「”“」”がリセツト)、STOPREGおよび
STARTREGの記憶内容がクリアされ、フラグ
〔CUE〕、フラグ〔STOP〕、フラグ〔BACK〕、フ
ラグ〔STO〕、フラグ〔NCUE〕およびフラグ
〔ST〕がリセツトされ設定値が解除される。しか
して、TREGの記憶内容がDISPREGに転送され
(フロー122)、テープカウント値が表示される
ことになる。次に、エラーの場合に“R”キー4
aを押すと、前記フロー251で〔Ereset〕処
理を行い、DISPREGの9桁目に“0000”が記憶さ
れ、しかしてエラー表示および設定値は解除され
る。ここで、エラーの場合のキー操作は“R”キ
ー4aのみ受付け可能で、他のキー操作の場合に
はエラー表示の消去はなされない。これはフロー
234で〔“R”キー〕チエツクを行い、“R”キ
ーでない場合にはフロー235に進んで
〔Eset〕チエツクを行い、しかしてエラー表示さ
れている場合にはフロー123に進んでエラー表
示を続けるためである。 次に、前記したテープカウント値、再生スター
ト位置および停止位置設定後の操作ノブ9の操作
について説明する。たとえばテープカウント値設
定後に操作ノブ9を動かして再生(録音)操作や
巻戻し操作などを行うと、前記フロー176で
〔〔SET〕set〕チエツクを行い、フラグ〔SET〕
がセツトされている(フロー245)場合にはフ
ロー282に進む。フロー282では〔〔SET〕
〔WON〕reset〕処理を行い、フラグ〔SET〕お
よびフラグ〔WON〕をリセツトしてフロー17
7に進む。フロー177では〔〔N〕set〕チエツ
クを行い、フラグ〔N〕がセツトされている(フ
ロー241)場合にはフロー283に進む。フロ
ー283では、フラグ〔N〕をリセツト〔〔N〕
reset〕してフロー284に進む。フロー284
では〔TREG→DISPREG〕処理を行い、TREGに記
憶されたテープカウント値がDISPREGに転送され
る。しかして、リール回転パルスが入力される
と、テープカウント設定値(DISPREG)に対して
前記フロー221またはフロー222で計数処理
が実行されていく。 次に、再生スタート位置設定後に再生操作した
場合について詳細に説明する。すなわち、再生操
作を行うと、フロー182,183の順に処理が
進む。このフロー183では〔〔CUE〕set〕チ
エツクが行われ、フラグ〔CUE〕がセツトされ
ている(フロー268)場合にはフロー285に
進む。フロー285では〔〔NCUE〕set〕チエツ
クが行われ、フラグ〔NCUE〕がセツトされてい
ない場合にはフロー286に進む。フロー286
では〔MF ON〕処理を行いモータ19を高速回
転させ、フロー186に進む。フロー186では
〔〔ST〕reset〕処理を行い、フラグ〔ST〕をリ
セツトする。そして、リール回転パルスが入力す
ると加算計数処理が行われ、フロー223,22
4の順に処理が進む。このフロー224では
〔〔CUE〕set〕チエツクが行われ、フラグ
〔CUE〕がセツトされている(フロー268)場
合にはフロー287に進む。フロー287では
〔STARTREG=DISPREG〕チエツクを行い、テー
プカウント値が再生スタート位置に一致しない間
は加算計数処理が続けられ、新たなテープカウン
ト値が表示されていく。しかして、テープカウン
ト値が再生スタート位置の設定置に一致すると、
フロー288に進み〔〔CUE〕set〕チエツクを
行い、フラグ〔CUE〕がセツトされている(フ
ロー268)場合にはフロー289に進む。フロ
ー289では〔〔STO〕set〕チエツクを行い、
フラグ〔STO〕がセツトされていない場合には
フロー290に進み〔「reset,MF OFF,
〔CUE〕〔STO〕reset〕処理が行われ、モータ1
9は定速回転となり、スタート位置設定表示
“「”が消え、フラグ〔CUE〕がリセツトしてフ
ロー291,123に進む。フロー291では
〔STOPREG→STARTREG〕処理が行われ、
STOPREGの記憶内容がSTARTREGに転送され、
しかして再生スタート位置の設定値より再生が開
始される。 また、再生スタート位置の設定値がテープカウ
ント値に等しい(フラグ〔NCUE〕セツト)とき
に、再生操作を行うと、まずフロー183,28
5の順に処理が進む。フロー285では
〔〔NCUE〕set〕チエツクが行われ、フラグ
〔NCUE〕がセツトしている場合にはフロー29
2に進む。フロー292では〔〔CUE〕
〔NCUE〕reset,「reset〕処理が行われ、フラグ
〔CUE〕およびフラグ〔NCUE〕はリセツトし、
スタート位置設定表示“「”が消えてフロー18
4に進む。ついでフロー185,186,123
の順に処理が行われ、フロー185でSTOPREG
の記憶内容がSTARTREGに転送され、しかして
再生タート位置の設定値より再生が開始される。 一方、巻戻し操作を行うと、フロー205に進
み〔〔CUE〕set〕チエツクが行われ、フラグ
〔CUE〕がセツトしている(フロー268)場合
にはフロー262に進む。フロー262では
〔MS ON,Eset〕処理を行い、フロー293に
進む。フロー293では〔〔PLAY〕set〕チエツ
クを行い、フラグ〔PLAY〕がセツトされている
(フロー167)場合にはフロー294に進む。
フロー294では〔MS ON,Pset〕処理を行
い、フロー295に進む。フロー295では〔0
→STOPREG〕処理を行い、フロー296に進
む。フロー296では〔」reset,〔BACK〕
〔STOP〕reset〕処理を行い、以下前記フロー2
90,291,123の順に処理を行う。これに
より設定値は解除され、モータ16は停止し、
DISPREGの9桁目に“1101”(“E”)が、6桁目
に“1010”(“P”)が記憶され、表示サイクルに
入る。しかして、表示部5の9桁目にエラーを示
す文字“E”が、6桁目にたとえば文字“P”が
表示される。この場合、エラー表示をしているの
は、巻戻し操作を続けてもスタート位置からの再
生が不可能なことを示すためである。また、上記
文字“P.”表示は、操作ノブ9の操作にもかかわ
らず(この例では巻戻し操作)モータ19が停止
していることを知らせるためである。また、この
“P”表示は、“P”がセツトしている(P=10)
ときフロー137またはフロー156にてフラグ
〔S〕をセツトさせることによつて行われるよう
になつている。なお、“P.”表示が点灯している
場合のエラー解除は、操作ノブ9を停止側にする
ことにより行える。すなわち、操作ノブ9を停止
側に戻すと、前記フロー198にて〔Ereset,
Preset,MS OFF〕処理が行われ、“E”および
“P”がリセツトされMS OFFとなる。 次に、停止位置設定後に操作ノブ9を操作した
場合について説明する。すなわち、操作ノブ9を
動かして再生(録音)操作や巻戻し操作などを行
うと、前記フロー284で〔TREG→DISPREG
処理を行う。そして、テープカウント値(TREG
の内容)がDISPREGに転送され、またフロー18
5にてSTOPREGの記憶内容がSTARTREGに転送
〔STOPREG→STARTREG〕され、ついでフロー1
86にてフラグ〔ST〕がリセツト〔〔ST〕
reset〕される。ここでリール回転パルスが入力
されると、フロー221またはフロー222で計
数処理を行い、フロー223に進む。フロー22
3では〔STOP〕set〕チエツクを行い、フラグ
〔STOP〕がセツトされている(フロー256)
場合にはフロー287に進む。フロー287では
〔STARTREG=DISPREG〕チエツクを行い、
STARTREGの値すなわち停止位置設定値(フロ
ー291による)とDISPREGの値すなわちテープ
カウント値とが一致するとフロー288に進む。
フロー288では〔〔CUE〕set〕チエツクを行
い、フラグ〔CUE〕がセツトされていない場合
にはフロー297に進む。フロー297では
〔〔ST〕reset〕処理を行い、以下前記フロー2
97,295,296,290,291,123
の順に処理を行う。これによりモータ19が停止
し、“P.”が表示され、設定値が解除され、“」”
表示が消えることになる。 また、停止位置の設定値がテープカウント値に
等しい(フラグ〔STO〕セツト)ときに、操作
ノブ9を操作すると、まず前記フロー184また
はフロー184aで〔〔STO〕set〕チエツクを
行い、フラグ〔STO〕がセツトされている場合
にはフロー298に進む。フロー298では
〔〔ST〕reset〕処理を行い、以下前記フロー2
94,295,296,290,291,123
の順に処理を行う。これによりモータ19は回転
せず(停止したまま)、“P.”が表示される。ま
た、再生スタート位置の設定値がテープカウント
値より大きいとき(フロー268によりフラグ
〔CUE〕セツト)に、巻戻し操作を行うと、前記
フロー205に進み、以下フロー262,29
3,294,295,296,290,291,
123の順に処理が行われる。これにより表示部
5の9桁目および6桁目にそれぞれ“E”および
“P”が表示され、モータ19は停止したままと
なる。また、停止位置の設定値がテープカウント
値より小さいときに再生操作を行うと、前記フロ
ー182に進み〔〔BACK〕set〕チエツクが行わ
れ、フラグ〔BACK〕がセツトされている(フロ
ー255)場合にはフロー262に進む。以下、
フロー293,294,295,296,29
0,291,123の順に処理が行われ、上記同
様“E”および“P”が表示され、モータ19は
停止したままとなる。また、停止位置の設定値が
テープカウント値より大きいとき(フロー257
によりフラグ〔BACK〕がリセツト)に巻戻し操
作を行うと、前記フロー205,206,184
aの順に処理が行われ、フロー409に進む。フ
ロー409では〔〔BACK〕set〕チエツクが行わ
れ、フラグ〔BACK〕がリセツトされているので
フロー262に進む。以下フロー293,29
4,295,296,290,291,123の
順に処理が行われ、上記同様“E”および“P”
が表示されモータ19は停止したままとなる。 次に、キー操作による設定時のエラーに気づか
ずに操作ノブ9を操作した場合について説明す
る。まず、フロー169にて〔Eset〕チエツク
が行われ、エラーの場合にはフロー299に進
む。フロー299ではTREG→DISPREG〕処理が
行われ、以下前記フロー294,295,29
6,290,291,123の順に処理が行われ
る。これによりテープカウント値がDISPREGに転
送され、モータ19は停止したままとなり、
“E”および“P.”が表示される。そして、操作
ノブ9を停止側に戻すと、前記フロー198にて
“E”,“P”がリセツトされMS OFFとなる。な
お、この実施例では、“P.”が表示している場合
のエラー解除は操作ノブ9を停止側にすることに
より行い、“P.”が表示していない場合のエラー
解除は前記したように“R”キー4aを押すこと
により行つている。 次に、操作ノブ9の操作後における再生スター
ト位置の設定解除について説明する。この実施例
では、上記したように再生スタート位置までは再
生早送りを行い、再生スタート位置から再生を開
始するようになつている。ところが、再生早送り
中に聞きたい内容がでてくることがあり、この場
合には操作ノブ9を停止側にして“R”キー4a
を押すことにより、停止位置の設定値を解除する
ことなく再生スタート位置を解除することができ
るようになつている。すなわち“R”キー4aを
押すと、前記フロー246では〔Ereset〕処理
を行い、フロー247に進む。フロー247では
〔〔SET〕set〕チエツクを行い、フラグ〔SET〕
がセツトされていない場合にはフロー277に進
む。フロー277では〔〔CUE〕set〕チエツク
を行い、フラグ〔CUE〕がセツトされている
(フロー268)場合にはフロー278に進む。
フロー278では〔MF OFF,「reset,
〔NCUE〕〔CUE〕〔STO〕reset,STOPREG
STARTREG〕処理を行い、フロー279に進
む。フロー279では〔〔ST〕set〕チエツクを
行い、フラグ〔ST〕がリセツトされている(フ
ロー136)場合にはフロー248に進む。フロ
ー248では〔〔N〕〔SET〕〔ST〕reset,
Preset,MS OFF〕処理を行い、フロー122
に進む。これにより、STOPREGの記憶内容は
STARTREGに転送され、再生スタート位置の設
定値は解除されるが、停止位置の設定値は
STARTREGに記憶され保護される。また、“「”
表示は消えることになる。なお、操作ノブ9を再
生側にすると、フロー287にて〔STARTREG
=DISPREG〕チエツクが行われ、停止位置まで再
生が行われる。 次に、操作ノブ9の操作後における停止位置設
定値の保護について説明する。たとえば、再生操
作中に内容を聞き漏らし、もう一度聞き直してみ
たいということはままある。このような場合、巻
戻し操作をすることにエラーとなり、あらためて
停止位置を設定することは非常に不便である。こ
の実施例では、キー操作による設定後に操作ノブ
9の操作を行う段階では、テープカウント値と設
定値との比較を行い、エラー検出をするが、操作
ノブ9の操作後は設定値が保護されるようになつ
ている。すなわち、停止位置設定後に再生操作を
行ない、停止位置になる前に一度操作ノブ9を停
止側にすると、前記フロー199では〔DISPREG
→TREG〕処理を行い、テープカウント値
(DISPREGの内容)がTREGに転送される。そし
て、操作ノブ9を巻戻し側にして、聞き漏らした
ところまで巻戻そうとすると、フロー206にて
〔〔ST〕set〕チエツクを行い、フラグ〔ST〕が
リセツトされている(フロー186)場合にはフ
ロー123に進み表示サイクルに入り、設定値は
保護される。このとき、計数処理を制御するフラ
グ〔NOC〕およびフラグ〔SUB〕がそれぞれフ
ロー203およびフロー204でセツトされる。
なお、上記フロー206におけるチエツク時、フ
ラグ〔ST〕がセツトされている場合にはフロー
262に進みエラーとなる。このようにフラグ
〔ST〕の状態により、エラー検出する必要がある
かどうかを判定している。ただし、上記したよう
に停止位置設定後の再生操作中における操作ノブ
9の操作では、フロー186にて必らずフラグ
〔ST〕がリセツトされるため、エラーとなること
はない。 次に、操作ノブ9を停止側にするとセツトする
フラグ〔AFT〕について説明する。一般に巻取
リール台24は、操作ノブ9を停止側にしたあと
も慣性により若干回転するため、リードスイツチ
34がオンする直前で停止側にした場合には、フ
ロー199にて記憶〔DISPREG→TREG〕したTR
EGの内容とテープカウント値(DISPREGの内容)
とが一致しなくなる。これは、演算制御部36が
停止を認識(フロー200)したあとも、慣性に
より巻取リール台24が回転し、リール回転パル
スが入力され、フラグ〔SUB〕の条件により計
数処理が続けられるためである。そこで、キー操
作をした場合には、前記フロー233でフラグ
〔AFT〕がセツトされているかどうかをチエツク
〔〔AFT〕set〕して、フラグ〔AFT〕がセツトさ
れている(フロー200)場合にはフロー300
に進み、次の処理を行う。すなわち、フロー30
0では〔〔AFT〕reset,DISPREG→TREG〕処理
を行い、フラグ〔AFT〕をリセツトするととも
に、巻取リール台24の回転が完全に停止した時
点における正しいテープカウント値(DISPREG
内容)をTREGに転送し、これに記憶するように
している。 次に、録音操作時におけるエラー表示について
説明する。この実施例の録音操作は録音釦10を
押圧し、操作ノブ9を再生側にすることにより可
能であり、停止位置に対する制御は再生操作の場
合と同一になつている。ところが、再生スタート
位置に対する制御を再生操作の場合と同一にする
と、再生スタート位置まではモータ19が高速回
転をする(フロー286)ため、正常な録音が不
可能である。そこで、この実施例では、再生スタ
ート位置が設定されているときに録音釦10の操
作が行われた場合にはエラーとして、すでに録音
されている内容を保護している。すなわち、録音
釦10を押圧すると、指定桁が8桁のときに入力
端K8の入力が“1”(K=8)となり、フロー1
32,142,163,164,165,16
6,167の順に処理を行う。このフロー167
では〔PRE〔DIGIT〕set〕処理を行い、フラグ
〔REC〕をセツトしてフロー168に進む。フロ
ー168では〔DIGIT=8〕チエツクを行い、指
定桁が8桁の場合にはフロー301に進む。フロ
ー301では〔〔CUE〕set〕チエツクを行い、
フラグ〔CUE〕がセツトされていない(再生ス
タート位置が設定されていない)場合にはフロー
123に進み、以下前記したように録音が行われ
る。一方、フラグ〔CUE〕がセツトされている
(再生スタート位置が設定されている)場合に
は、上記フロー301からフロー262へと進
み、以下フロー293,295,296,29
0,291,123の順に処理を行う。これによ
り“E”が表示され、たとえ操作ノブ9を再生側
にしても、前記したキー操作による設定時のエラ
ーに気づかずにノブ操作を行つた場合と同様に処
理が行われる。すなわち、モータ19は回転せず
停止したままとなる。 次に、録音操作後の再生スタート位置設定時の
エラーについて説明する。これまでは、キー操作
による設定後に録音釦10を操作した場合につい
て説明したが、録音釦10を操作してからキー操
作による設定をすることもできる。しかし、再生
スタート位置を設定すると前記した問題が生じる
ため、この場合に限りエラーとなるようになつて
いる。すなわち、録音釦10を押圧してから再生
スタート位置を設定すると、前記フロー267で
〔〔REC〕set〕チエツクを行い、フラグ〔REC〕
がセツトされている(フロー167)場合にはフ
ロー262に進んでエラーとなる。また、再生操
作によつて再生スタート位置まで早送りが行われ
ている(フラツト〔CUE〕がセツト)ときに、
録音釦10を押圧すると次のように処理される。
すなわち、前記フロー301で〔〔CUE〕set〕
チエツクが行われ、フラグ〔CUE〕がセツトさ
れている(フロー268)場合にはフロー26
2,293,294,295,296,290,
291,123の順に処理が行われる。しかし
て、モータ19は回転を停止し、“E”,“P.”が
表示される。 次に、一時停止(小数点)キー4qによる一時
停止操作について説明する。すなわち、再生操作
中に一時停止キー7qを押すことにより一時停止
が可能である。たとえばいま、一時停止キー4q
を押すと、指定桁が1桁のとき入力端K8の入力
が“1”(K=8)となりフロー132,14
2,163,164,165,166,167,
168,169,170,207の順に処理を行
う。上記フロー167では〔PRE(DIGIT)
set〕処理を行い、フラグ〔POINT〕をセツトす
る。また、フロー207では〔DIGIT=6〕チエ
ツクを行い、指定桁が1桁であるこの例の場合に
はフロー302に進む。フロー302では
〔〔PLAY〕set〕チエツクを行い、フラグ
〔PLAY〕がセツトされている(フロー167)
場合にはフロー303に進む。フロー303では
〔Pset〕チエツクを行い、“P”がリセツトしてい
る場合にはフロー304に進む。フロー304で
は〔Pset,MS ON〕処理を行い、フロー123
へと進む。これにより“P.”が表示され、モータ
19の回転は停止する。次に、一時停止キー4q
を離すと、指定桁が1桁のとき入力端K8の入力
が“0”(K=0)となり、フロー132,13
4,189,190の順に処理を行う。このフロ
ー190では〔DIGIT=1〕チエツクが行われ、
指定桁が1桁であるこの例の場合にはフロー30
5に進む。フロー305では〔PRE(DIGIT)
reset〕処理を行い、フラグ〔POINT〕をリセツ
トしてフロー139に進み、しかして“P.”の表
示が続けられる。そして、再び一時停止キー4q
を押すと、指定桁が1桁のとき入力端K8の入力
は“1”(K=8)となりフロー132,14
2,163,164,165,166,167,
168,169,170,207,302,30
3の順に処理を行う。上記フロー167では
〔PRE(DIGIT)set〕処理を行い、フラグ
〔POINT〕を再びセツトする。またフロー303
では〔Pset〕チエツクを行い、“P”がセツトさ
れている(フロー304)場合にはフロー306
に進む。フロー306では〔Preset,MS
OFF〕処理を行い、フロー123へと進む。こ
れにより“P.”表示は消え、モータ19が回転を
開始して再生が行われる。以上説明したように、
一時停止(小数点)キー4qを繰り返し押すこと
により、一時停止→再生→一時停止→再生…を行
うことができる。 次に、テープエンドオートストツプ機能につい
て説明する。すなわち、この実施例では、テープ
の始端まで巻戻された場合やテープ終端まで再生
された場合に、巻取リール台24の回転がないこ
とを検知して、モータ19の回転を停止して“P.
”を表示するようになつている。たとえば、操作
ノブ9の操作によつて巻戻しや再生を行つた場
合、フロー221またはフロー222にて計数処
理が行われ、フロー123に進んで入力端K8
入力チエツクルーチンによる表示サイクルが指定
桁が9桁から1桁まで繰り返し実行され、しかし
てDISPREGの内容が表示部5に表示される。そし
て、指定桁が“0”となるとフロー143に進ん
で〔Pset〕チエツクを行い、“P”がリセツトさ
れている場合にはフロー144に進む。フロー1
44では〔〔PLAY〕set〕チエツクを行い、フラ
グ〔PLAY〕がセツトされている場合にはフロー
187に進む。フロー187では〔PcpUNT+1
→PcpUNT〕処理を行い、PcpUNTの内容を“+
1”させてフロー188に進む。フロー188で
は〔PcpUNT=200〕チエツクを行い、PcpUNT
内容が“200”にならないうちはフロー125に
進み、再び入力端K8の入力チエツクルーチンに
よる表示サイクルが行われる。そして、巻取リー
ル台24の回転が停止して入力端K8に新たな信
号が入力されなければ、上記フロー187にてP
cpUNTの内容を“+1”させていく。すなわち、
リール回転パルスが入力されないと、PcpUNT
内容は増え続けることになる。しかして、PcpUN
の内容が“200”になるとフロー188からフロ
ー307に進み、〔〔REV〕set〕チエツクを行
う。フラグ〔REV〕がセツトされている場合、
すなわち巻戻しの場合にはフロー308に進み、
後述するフラグ〔FO〕をセツト〔〔FO〕set〕し
てフロー309に進む。一方、フラグ〔REV〕
がリセツトされている場合、すなわち再生の場合
には上記フロー308を飛ばしてフロー309に
進む。フロー309では〔MS ON,Pset〕処理
を行ない、これによりモータ19は停止し、
“P”が表示される さて、この実施例では入力端K8の入力チエツ
クルーチンとPCOUNTを“+1”させるルーチン
を処理するのに約6msの時間を要するため、PCO
UNTの内容が“200”になるということは、最後の
リール回転パルスが入力されてから約1.2秒経過
したことを意味する。ここで、巻取リール台24
が1回転するのに要する時間は通常1.6秒であ
り、巻取リール台24が回転を続けている限りに
おいて、リール回転パルスは0.8秒間隔で演算制
御部36に入力される。したがつて、上記PCOUN
の内容が“200”になるということは、明らかに
テープエンドであることを示すものである。な
お、磁気テープを装着せずに巻戻し操作をした場
合にも巻取リール台24が回転しないため、上記
した場合と同様にモータ19が停止し、磁気テー
プが装着されていないことを知らせることができ
る。 一方、巻取リール台24が回転している(テー
プエンドでない)場合には、リードスイツチ34
がオフしたときにフロー216にて〔0→PCOUN
〕処理を行い、PCOUNTの内容をクリアするよう
になつている。したがつて、リール回転パルスが
通常0.8秒間隔で入力されていれば、PCOUNTの内
容が“200”の状態になることはなく、モータ1
9は停止しない。なおこの実施例では、操作ノブ
9の操作時、電源スイツチ18aがオンするタイ
ミングで、キー入力部39から演算制御部36に
操作ノブ9の操作内容を認識させる信号が入力さ
れるようになつている。これは電源スイツチ18
aのオンするタイミングが遅れた場合、モータ1
9の回転開始が遅れ、前記した機能が働いてモー
タ19が停止する現象を生じさせないためであ
る。 次に、オートエンドストツプ時におけるフラツ
グ〔FO〕の役割について説明する。すなわち、
テープ始端まで巻戻し操作が行われるとテープエ
ンドストツプ機能が働き、フラグ〔FO〕がセツ
トすることは前述したが、このフラグ〔FO〕が
セツトしているときに、操作ノブ9を停止側に戻
すとDISPREGの内容がクリアされ、テープカウン
ト値が自動的に“0”となるようになつている。
これは、録音と再生の場合基準となるテープカウ
ント位置がないと、これまで述べてきた制御の意
味がなく、この実施例ではテープ始端のテープカ
ウント値を“0”として、テープ始端まで巻戻し
た後、つねにテープカウント値“0”から次の操
作ノブ9の操作を可能とせしめるためである。す
なわち、操作ノブ9を停止側にすると、フロー1
32,134,189,190,191・19
2,193,194,195,196の順に処理
を行い、フロー197に進む。フロー197では
〔〔FO〕set〕チエツクを行い、フラグ〔FO〕が
セツトされている(フロー308)場合にはフロ
ー310に進む。 フロー310では〔〔FO〕〔WON〕reset〕処
理を行ない、フラグ〔FO〕およびフラグ
〔WON〕をリセツトしてフロー311に進む。フ
ロー311では〔0→DISPREG〕処理を行い、こ
れによりDISPREGの内容がクリアされる。なお、
テープ終端まで再生操作する場合と、テープ始端
まで巻戻し操作をても“P”表示されない(PCO
UNTの内容が“200”となる前の段階)場合には、
フラグ〔FO〕がセツトしないので、操作ノブ9
を停止側にしてもテープカウント値は“0”とな
らない。 次に、切換スイツチ3によるモード切換につい
て説明する。すなわち、切換スイツチ3を計算機
モード側にする(スイツチ3aオン、スイツチ3
bオフ)と指定桁が9桁のとき入力端K8の入力
が“0”となり、フロー132,134,18
9,190,191,192,193,194の
順に処理を行い、フロー312に進む。フロー3
12では〔Ereset〕処理を行い、フロー313
に進む。フロー313では〔〔N〕set〕チエツク
を行い、フラグ〔N〕がセツトされていない場合
にはフロー314に進む。フロー314では
〔〔SET〕set〕チエツクを行い、フラグ
〔SET〕がセツトされていない場合にはフロー3
15に進む。フロー315では〔〔ST〕set〕チ
エツクを行行い、フラグ〔ST〕がセツトされて
いない場合にはフロー316に進む。フロー31
6では〔DISPREG→TREG〕処理を行い、これに
よりテープカウント値(DISPREGの内容)がTRE
に転送され、以下後述するフロー317からフ
ロー101に進んで計算機モードとなる。そし
て、再び切換スイツチ3をテープカウントモード
側にする(スイツチ3aオフ,スイツチ3bオ
ン)と、入力端K8にデジツト信号D9が出力さ
れ、フロー112,120,121の順に処理を
行い、フラグ〔TAPE〕をセツトしてフロー12
2に進む。フロー122では〔TREG
DISPREG〕処理を行い、これによりテープカウン
ト値(TREGの内容)がDISPREGに転送され、続
けてテープカウント操作を行うことが可能とな
る。 上記したモード切換についてさらに詳細に説明
する。すなわち、この実施例では、再生途中でた
とえば計算すべき記録内容が再生され、その内容
について切換スイツチ3を計算機モード側(スイ
ツチ3aオン、スイツチ3bオフ)にして計算機
モードとすることにより、計算処理を行つている
あいだは、いかなるノブ操作を行つても磁気記録
再生装置としてはロツク状態が保たれるようにな
つている。まず、再生途中で一時停止キー4qを
押して一時停止させ、ついで切換スイツチ3を計
算機モード側にすると、前記したようにフロー1
32,134,189,190,191,19
2,193,194,312,313,314,
315,316,317,101の順に処理を行
い、これにより計算機モードとなるとともにMS
―ON(フロー304)が続く。このとき、たと
えば操作ノブ9を操作しても、スイツチ3bはオ
フしているのでキー入力部39から入力端K8
キー信号は出力されない。したがつて、演算制御
部36は上記操作内容を認識せず、一方MS―ON
が続きモータ19は回転しないため、磁気記録再
生装置としてはロツク状態となる。 次に、操作ノブ9を再生側にしたまま再び切換
スイツチ3をテープカウントモード側に戻すと、
フロー112,120,121,122,123
の順に処理が行われ、テープカウントモードとな
り、テープカウント値(TREGの内容)が
DISPREGに転送され(フロー122)、入力端子
K8の入力チエツクルーチンにて表示される。前
記ロツク状態は操作ノブ9を停止側にするまで続
くようになつている。これは、フロー317にお
ける〔TREG,PRE(DIGIT),MS以外すべてク
リア〕処理ではフラグ〔PLAY〕はクリアされ
ず、したがつて指定桁が7桁以外においては入力
端K8の入力チエツクルーチンにて処理が繰り返
されることはもちろん、指定桁が7桁のときもフ
ロー132,134,135の順に処理が行わ
れ、これにより入力端K8の入力チエツクルーチ
ンにて処理が繰り返されるためである。また、キ
ー(数学キー,“S”キー4b,“ST”キー4
c,“STOP”キー4d)操作による設定中に切
換スイツチ3を計算機モード側にすると、フロー
313〜315のいずれかでそれぞれ〔〔N〕
set〕チエツク、〔〔SET〕set〕チエツクおよび
〔〔ST〕set〕チエツクが行われ、フロー316を
飛ばしてフロー317に進む。したがつて
〔DISPREG→TREG〕処理が行われないため、TRE
の内容すなわちテープカウント値は保護され
る。 以上詳述したようにこの発明によれば、テープ
の走行量を計数する計数手段と、テープの再生ス
タート位置または停止位置を数字キーによつて設
定する第1設定手段と、この第1設定手段により
再生スタート位置または停止位置が設定されたこ
とを表示する表示手段と、上記第1設定手段によ
る設定値と上記計数手段による計数値とが一致し
たことによりテープの走行または停止の制御を行
なう走行制御手段と、数字キーおよび設定キーに
よりテープの現在位置を数値で設定する第2設定
手段と、この第2設定手段による設定値を上記計
数手段に記憶させる記憶制御手段とを設けること
により、テープの再生スタート位置や停止位置の
制御を自動的に行なえるとともに、たとえば録音
後、電源を一旦オフしたのち、後日継続して録音
を行なおうとして電源を再度オンしたとき、電源
オフ時のテープカウン値(テープの現在位置)を
上記設定手段により設定できるので、テープ位置
とテープカウント値との対応が確実に再現でき、
録音後その録音内容と例えばメモしてあるテープ
カウント値との対応がとれ、これにより所望の再
生スタート位置、停止位置を速やかに、かつ正確
に探索でき、さらに再生スタート位置または停止
位置が設定されたことを表示することができるな
ど、非常に便利で操作能率が著しく向上する磁気
記録再生装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第14図はこの発明の一実施例を示す
もので、第1図は全体の外観を示す斜視図、第2
図は内部機構の詳細図、第3図a,bはパルス発
生手段の詳細図、第4図は要部の回路構成図、第
5図はキー入力部の回路構成図、第6図はテープ
カウントモード時における表示レジスタの内容を
示す図、第7図は表示変換部の概略構成図、第8
図は表示変換部の入出力内容を示す図、第9図は
テープカウントモード時におけるゼロサプレス表
示状態の一例を示す図、第10図および第11図
はテープカウントモード時におけるゼロサプレス
フローチヤート、第12図a〜jは制御動作を説
明するためのフローチヤート、第13図は計数処
理を説明するためのタイミングチヤート、第14
図は計数処理を詳細に説明するためのタイミング
チヤートである。 1…筐体、3…切換スイツチ、4…キーボー
ド、5…表示部、9…操作ノブ、10…録音釦、
19…モータ、24…巻取リール台、25…巻戻
しリール台、26…磁気ヘツド、33…マグネツ
ト、34…リードスイツチ、36…演算制御部、
37…駆動制御部、39…キー入力部、122…
テープカウントモード切換時テープカウント値表
示転送フロー、316…計算機モード切換時テー
プカウント値記憶フロー。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 走行する磁気テープに対して情報の記録ある
    いは再生を行なう磁気記録再生装置において; 前記テープの走行量を計数する計数手段と; 前記テープの再生スタート位置または停止位置
    を数字キーによつて設定する第1設定手段と; 前記第1設定手段により再生スタート位置また
    は停止位置が設定されたことを表示する表示手段
    と; 前記第1設定手段による設定値と前記計数手段
    による計数値とが一致したことにより前記テープ
    の走行または停止の制御を行なう走行制御手段
    と; 数字キーおよび設定キーにより前記テープの現
    在位置を数値で設定する第2設定手段と; 前記第2設定手段による設定値を前記計数手段
    に記憶させる記憶制御手段と を具備したことを特徴とする磁気記録再生装
    置。
JP12077178A 1978-09-30 1978-09-30 Magnetic recording and reproducing unit with electronic calculator Granted JPS5548889A (en)

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JPS5436707A (en) * 1977-08-26 1979-03-17 Sharp Corp Tape counter devce for tape recorder

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