JPS6146398Y2 - - Google Patents

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JPS6146398Y2
JPS6146398Y2 JP1983151144U JP15114483U JPS6146398Y2 JP S6146398 Y2 JPS6146398 Y2 JP S6146398Y2 JP 1983151144 U JP1983151144 U JP 1983151144U JP 15114483 U JP15114483 U JP 15114483U JP S6146398 Y2 JPS6146398 Y2 JP S6146398Y2
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pipe
holding cylinder
thermal spray
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roller device
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JP1983151144U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は転炉、取鍋等の溶湯容器を補修する溶
射補修装置のガイドローラ装置の改良に関する。
〔従来技術〕
従来、補修方法としては、水とエアを使用する
吹付け方法と溶射による吹付け方法がある。かか
る補修方法にはライニング装置が用いられるが、
溶射補修の場合、溶射パイプのパイプ径が太くか
つ重量物であるので、以下の問題を有していた。
イ 操業時に溶射パイプを炉内に挿入する必要が
あるが、ガイドローラは炉からの放射熱によつ
て変形、損傷し、溶射パイプの繰出しが不可能
となる。
ロ ガイドローラはパイプ保持筒に剛性的に取付
けられているので、取付け、取外しが困難であ
る。
〔考案の目的〕
本考案は、このような従来技術が有する問題点
を解消しようとするものであり、その目的は、熱
によるガイドローラの変形、損傷を可及的に防止
して溶射パイプを円滑に進退でき、さらに取付、
取外しも容易に行うことができる溶射補修装置に
おけるパイプ送出用ガイドローラ装置を提供する
ことにある。
〔考案の構成〕
上記目的を達成するため、本考案にかかる溶射
補修装置のガイドローラ装置は、保持筒の先端に
ガイドローラ装置を着脱自在に取付け、同ガイド
ローラ装置を、 イ 合体することによつて内部に溶射パイプを挿
通するとともにローラ取付空間を有する環状ロ
ーラ取付機枠を形成する2半割体、 ロ 両半割体の少なくとも前面に形成し、両半割
体の各々に冷却水の流入口と流出口を設けた水
冷ジヤケツト、 ハ 両半割体の端壁に溶射パイプが伸びる方向と
平行に形成した複数のガイドローラ、 ニ 保持筒に設けた冷却水供給管、排水函に接続
するとともに、水冷ジヤケツトの流入口、流出
口とに接続する着脱自在な連絡ホース とにより構成したものである。
〔実施例〕
以下、添付図に示す実施例に基づいて、本考案
を具体的に説明する。
第1図および第2図において、1は車輪2,3
によつて走行自在な台車であり、同台車1はその
後方に台車1の走行、その他油圧装置を作動する
ためのエンジン4を搭載している。かかる台車構
造において、5はエンジン4の上部に跨設状態に
配設する固定枠であり、同固定枠5はその上位部
材6に旋回軸7を回転自在に枢支している。また
8は台車1上に旋回自在に配設するターンテーブ
ルであり、同ターンテーブル8は実質的にエンジ
ン4の上方に位置し、旋回軸7に固着される後方
枢支部8aと、同後方枢支部8aから前方に延設
し、かつ台車1の床面1a上に位置する前方旋回
部8bとより段差を有して構成される。ターンテ
ーブル8の旋回はターンテーブル旋回用シリンダ
8cによつて行なわれ、同シリンダ8cは基端を
台車1の床面1a上のブラケツト1bに枢支する
とともに、伸縮ロツド端を前方旋回部8bの一側
に枢支している。なお台車1はターンテーブル8
を旋回軸7のみによつて片持状態に支持するのを
防止するため、床面1a上に前方旋回部8bを転
動自在に支持するターンテーブル受けローラ9,
10を取付けている。また11はターンテーブル
8の後方枢支部8a上に取付けられる溶射装置で
あり、同溶射装置は、本実施例では、前方旋回部
8b上に門型取付機枠12を固定し、同取付機枠
12の上面両側に軸受13を取付け、同軸受13
によつて、第1保持筒支持リング14の枢軸14
aを傾動自在に軸支し、同支持リング14内に保
持筒15を回動自在に支持し、さらに同支持リン
グ14から前方に離隔した位置において、第2保
持筒支持リング16によつて、保持筒15を同様
に回動自在に支持し、両支持リング14,16を
サイドアーム17で連結するとともに、第2支持
リング16の下端に、基端をターンテーブル8の
前方旋回部8b上に枢支するパイプ俯仰用シリン
ダ18の伸縮ロツド端を連結し、さらに第1保持
筒支持リング14上に保持筒回転用モータ19を
取付け、同回転用モータ19の出力軸に取付けた
ギア20を保持筒15の周面に固設したギア21
と噛合し、さらに保持筒15の後端に保持筒15
内に進退自在に取付けられる溶射パイプ22を進
退するパイプ送り装置23を取付けるとともに、
保持筒15の先端に溶射パイプ22の進退を円滑
にするガイドローラ装置24を取付け、さらに溶
射パイプ22の先端にバーナヘツド25を連結す
るとともに、その後端をスイベルジヨイント26
を介して各種の供給管、例えば燃料供給管、材料
供給管、酸素供給管等と連結することによつて構
成している。
かかるライニング装置構成において、保持筒1
5の先端に設けたガイドローラ装置24の詳細な
構造が第3図から第5図に示されている。
図中30は保持筒15の先端に着脱自在に取付
けられる環状ローラ取付機枠であり、同機枠30
は、半円形状を有し、かつ2重壁構造を有する半
割体31,32のフランジ33,34を連結する
ことによつて形成する。これによつて、2重壁間
には環状の水冷ジヤケツト35が形成される。か
かる水冷ジヤケツト35への冷却水の給排水は、
本実施例では各半割体31,32に排水口37と
給水口36を設け、これらを保持筒12のまわり
に同心円的に設けた排水函39と、排水函39の
外周面に軸線方向に延設した冷却水供給管38と
連絡ホース39a,38aを介して連結すること
によつて行つている。さらに環状ローラ取付機枠
30はその円板状の後壁40に放射状に複数のガ
イドローラ41をブラケツト42および枢軸43
を介して回動自在に取付けている。また44は後
壁40の裏面に設けた環状フランジ45を保持筒
15に連結する連結ボルトであり、これによつて
ガイドローラ装置24は保持筒15に着脱自在に
連結される。また第3図において46は溶射パイ
プ22の周面に設けたパイプ廻り止めであり、保
持筒15と溶射パイプ22を一体回転するために
設けられる。
なお、図示の実施例におけるその他の構成要素
について述べれば、50は溶射パイプ22進出時
の同パイプによる転倒モーメントから台車1の転
倒を防止するためのアウトリガーであり、51,
52は溶射時の飛散物や高熱から前方旋回部8b
上の作業員を保護するための前面カバーおよび防
熱板、53はサイドローラである。
ついで上記構成を有する溶射補修装置における
補修作業について述べれば、パイプ送り装置2
3、パイプ俯仰用シリンダ18、保持筒回転用モ
ータ19を駆動して溶射パイプ22を進退、俯
仰、回転させることによつて溶射パイプ22のバ
ーナヘツド25を的確に溶湯容器の被施工壁面に
向けて対峙させ、その後各種供給管を介して溶射
パイプ22内に燃焼ガス、材料、酸素等を給送
し、その後バーナヘツド25において点火後、被
施工壁面に材料を噴射する。
かかる溶射作業において、保持筒15の一端に
取付けたガイドローラ装置24も溶射パイプ22
の炉内への進入によつて高熱にさらされることに
なるが、同装置は水冷ジヤケツト構造を有するの
で、内部のガイドローラ41の熱による変形、損
傷を可及的に防止でき、溶射パイプ22を円滑か
つ確実に進退し、回転することができる。
〔考案の効果〕
以上述べてきた如く、本考案は下記の効果を奏
する。
イ 環状ローラ取付機枠の少なくとも前面が冷却
されている為、内部ガイドローラへの熱影響が
少く、同ローラの回転が円滑である。この為溶
射パイプを支持する保持筒も炉内に十分挿入し
てかつ長時間ライニング作業を行うことができ
る。
ロ ガイドローラ装置は2分割され、而も組合わ
される他の半割体と冷却用通路を連結すること
もないので、装置的に簡単で、保持筒への取付
けも簡単となり、又その補修も容易である。
ハ ガイドローラ装置は分割されているため、溶
射パイプのセツトが容易である。
ニ ローラ部および保持筒の製作が容易である。
ホ 両半割体の各々に各々冷却水の流入口と流出
口を設けた各自独立した水冷ジヤケツトを形成
しているので、冷却効果が高い。
ヘ パイプ送出用ガイドローラ装置と保持筒との
冷却水の供給管、排出函とが着脱自在な連絡ホ
ースにより接続されるので、ガイドローラ装置
本体の着脱を非常に簡単に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかる溶射補修装置の正面
図、第2図は同平面図、第3図はパイプ送出用ガ
イドローラ装置の取付状態説明図、第4図は第1
図−線による断面図、第5図は第4図−
線による断面図である。 図中、1;台車、1a;床面、1b;ブラケツ
ト、2;車輪、3;車輪、4;エンジン、5;固
定枠、6;上位部材、7;旋回軸、8;ターンテ
ーブル、8a;後方枢支部、8b;前方旋回部、
8c;ターンテーブル旋回用シリンダ、9;ター
ンテーブル受けローラ、10;ターンテーブル受
けローラ、11;溶射装置、12;門型取付機
枠、13;軸受、14;第1保持筒支持リング、
14a;枢軸、15;保持筒、16;第2保持筒
支持リング、17;サイドアーム、18;パイプ
俯仰用シリンダ、19;保持筒回転用モータ、2
0;ギア、21;ギア、22;溶射パイプ、2
3;パイプ送り装置、24;ガイドローラ装置、
25;バーナヘツド、26;スイベルジヨイン
ト、30;環状ローラ取付機枠、31;半割体、
32;半割体、33;フランジ、34;フラン
ジ、35;水冷ジヤケツト、36;給水口、3
7;排水口、38;冷却水供給管、38a;連絡
ホース、39;排水函、39a;連絡ホース、4
0;後壁、41;ガイドローラ、42;ブラケツ
ト、43;枢軸、44;連結ボルト、45;環状
フランジ、46;パイプ廻り止め、50;アウト
リガー、51;前面カバー、52;防熱板、5
3;サイドローラ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 保持筒によつて溶射パイプを進退自在に保持す
    るライニング装置において、保持筒の先端にガイ
    ドローラ装置を着脱自在に取付け、同ガイドロー
    ラ装置を、 イ 合体することによつて内部に溶射パイプを挿
    通するとともにローラ取付空間を有する環状ロ
    ーラ取付機枠を形成する2半割体、 ロ 両半割体の少なくとも前面に形成し、両半割
    体の各々に冷却水の流入口と流出口を設けた水
    冷ジヤケツト、 ハ 両半割体の端壁に溶射パイプが伸びる方向と
    平行に形成した複数のガイドローラ、 ニ 保持筒に設けた冷却水供給管、排水函に接続
    するとともに、水冷ジヤケツトの流入口、流出
    口とに接続する着脱自在な連絡ホース とにより構成したことを特徴とする溶射補修装置
    におけるパイプ送出用ガイドローラ装置。
JP15114483U 1983-09-28 1983-09-28 溶射補修装置におけるパイプ送出用ガイドロ−ラ装置 Granted JPS6059098U (ja)

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JP15114483U JPS6059098U (ja) 1983-09-28 1983-09-28 溶射補修装置におけるパイプ送出用ガイドロ−ラ装置

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JPS6059098U JPS6059098U (ja) 1985-04-24
JPS6146398Y2 true JPS6146398Y2 (ja) 1986-12-26

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JP15114483U Granted JPS6059098U (ja) 1983-09-28 1983-09-28 溶射補修装置におけるパイプ送出用ガイドロ−ラ装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS583039U (ja) * 1981-06-29 1983-01-10 富士通株式会社 半導体回路装置の評価部構造

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS583039U (ja) * 1981-06-29 1983-01-10 富士通株式会社 半導体回路装置の評価部構造

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JPS6059098U (ja) 1985-04-24

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