JPS6146361Y2 - - Google Patents

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JPS6146361Y2
JPS6146361Y2 JP1979164583U JP16458379U JPS6146361Y2 JP S6146361 Y2 JPS6146361 Y2 JP S6146361Y2 JP 1979164583 U JP1979164583 U JP 1979164583U JP 16458379 U JP16458379 U JP 16458379U JP S6146361 Y2 JPS6146361 Y2 JP S6146361Y2
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furnace
flame
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shielding member
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JP1979164583U
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  • Control Of Combustion (AREA)
  • Direct Air Heating By Heater Or Combustion Gas (AREA)
  • Drying Of Solid Materials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、穀粒通風乾燥機において、それの機
内に設けられている穀槽(乾燥室)に対し送給す
る乾燥風を加熱するよう、該乾燥機の機体に装設
してある火炉についての安全装置に関するもので
ある。
上述の如く乾燥機の機体に設けられている火炉
には、乾燥風を送給する送風機の作動が停まる
か、または、送風機の回転軸と原動機軸とを伝導
する伝導ベルトの緩みなどで回転が落ちて送風量
が低下したときに、引き続いて燃焼作動を続けて
いることにより、該火炉の周辺を異常に昇温さ
せ、火災事故を起こすようになる問題があり、ま
た、火炉の燃焼装置を絞つた際、風により火が消
える場合があり、その場合に燃料油が引き続いて
供給されることで、火炉から周辺に燃料油が溢れ
て、再び点火始動さすときにその始動を不能の状
態とするだけでなく始動したときに溢流した燃料
に引火し大きな事故を起す問題がある。
ところで、火炉(バーナー装置)と送風機とを
組合わせた熱風生成装置には、送風機の作動が停
止したときにバーナー装置への燃料の供給を遮断
さす手段として、実公昭47−27228号公報にある
ように、送風機の整流翼の一つを可動翼にしてお
いて、それが送風機の風圧で動く作動を用いて、
燃料供給用の送油管に設けた電磁弁のスイツチを
制御せしめる手段があり、また、特公昭40−
26118号公報にあるように、送風機の作動の際に
生ずる風圧で動く風向板を設けて、その風向板に
水銀スイツチを取付け、その水銀スイツチの作動
で燃料の供給をオン・オフする電磁弁を制御さす
手段があるが、これらの手段は、火炉の火が消え
ても、送風機が正常に作動さえしていれば、引き
続いて燃料を供給するようになつて、火炉の燃焼
作動に不調をきたしたときに対処し得ない問題が
あり、しかも、風圧の変化によりスイツチをオ
ン・オフに制御する作動が、送風機のベルトのゆ
るみなどによる僅かの送風量の低下で行なわれる
ように設定しなければならないので、精妙に調整
した組付けが必要となつて、組立てがすこぶる面
倒になる問題がある。
本考案は、これら問題を解消するためになされ
たものであつて、火炉の火が消えたときの燃料の
遮断が適確に行なえるようにするとともに、送風
機の送風量の変化により作動する風向板の動作に
連動せしめて、火炉に対する燃料の供給をオン・
オフするスイツチを制御するのが、面倒な配線お
よび組付けを要することなく行なえ、しかも、送
風機の送風量の僅かな低下で火炉が過熱してくる
ときにも確実に燃料の供給をオフとする作動が行
なわれるようにする新たな手段を提供することを
目的とする。
そして本考案においては、この目的を達成する
ための手段として、乾燥機の機体に装設せる火炉
の周辺に、その火炉で燃焼する燃料の炎から出る
赤外線を検出するよう形成せる炎センサを配設し
て、該炎センサが炎を感知しているときに火炉に
対し燃料が供給されるよう燃料の供給を該炎セン
サにより制御せしめ、その炎センサと火炉の燃焼
部との間に、火炉で燃焼する炎より出る赤外線か
ら炎センサを遮断する遮閉部材を、遮閉位置と非
遮閉位置とに移動自在で、かつ、常態において遮
閉位置に復帰するようバネまたは重錘を作用させ
て装設し、その遮閉部材に、火炉を設けた送風路
を流れる送風機の風圧により該遮閉部材を非遮閉
位置に移動せしめる風圧板を連繋して構成したこ
とを特徴とする穀粒通風乾燥機における火炉の安
全装置を提起するものである。
次に実施例を図面に従い詳述する。
第1図において、1は穀粒通風乾燥機Aの機体
で、箱状に形成してあり、内部には乾燥すべき穀
粒を張込む穀槽(または乾燥槽)が、その内腔に
張込まれる穀粒の層を風が透過していくように、
左右の側壁を網体等で形成して装設してある。
2は前記穀槽内に穀粒を張込むよう機体1に並
設せる揚穀機で、頂部に設けてある吐出筒部20
から突出する張込用のコンベアを前記穀槽の内腔
上部に連通させ、下部に設けた受入口を、機体1
内腔の前記穀槽の下位に装架せる穀粒搬出コンベ
ア10の終端と連通樋11を介して連通させてあ
る。
30は前記穀槽内に張込んだ穀粒に対し乾燥風
を送給する導風路3の入口で、機体1の前壁下部
に装設してある。
4は前記乾燥風を加熱するよう前記導風路3の
入口30部に装設せる火炉で、灯油を燃料とする
従来公知のバーナー装置であり、第4図に示して
いる如く、始動点火用のヒーター(電熱ヒータ
ー)40が付設してある点火皿41と、その上方
に装架した上下に貫通する多数の透孔42…を具
備する燃焼皿43・43と、その燃焼皿43の上
方に載架せる加熱体44と、それらを囲う燃焼筒
45と、前記燃焼皿43・43の軸心部位の上面
に燃料を噴出せしめる本燃焼用のノズル46およ
びそれに連通する本燃焼用の燃料パイプ47と、
始動時に点火皿41内に始動用の燃料を供給する
始動用のノズル48およびそれに連通する始動用
の燃料パイプ49とを具備する。そして、それの
始動用の燃料パイプ49は始動時に一定量の燃料
を吐出せしめて作動を停止する電磁ポンプ(図示
していない)に連通し、本燃焼用の燃料パイプ4
7は、連続して作動する電磁ポンプ(図示してい
ない)に連通していて、始動用の燃料パイプ49
から点火皿41内に供給された一定量の燃料が始
動用のヒーター40で燃焼して燃焼皿43の上面
および加熱体44を加熱した状態となつたところ
に、本燃焼用のノズル46に燃料パイプ47から
燃料が引き続いて送給されて、その燃料が燃焼す
るようになつている。
5は、火炉4が上述の如く始動して、本燃焼用
のノズル46に燃料が連続して供給され、その燃
料が燃焼する状態となつたときに、その燃焼する
燃料の炎から出る波長の赤外線を検出するように
形成して、火炉4の近傍に臨ませた炎センサ(赤
外線感知器)で、火炉4の燃焼筒45に検出用の
窓穴6を設けて、その窓穴6の外方にステー50
により支持せしめることにより、前記加熱体44
および燃焼皿43の周辺に生ずる炎から出て該窓
穴6を介して外部に放射される赤外線を検知する
ように設けてある。そして、該炎センサ5は、炎
を検知作動しているときに、前述の本燃焼用の燃
料パイプ47に設けてある電磁ポンプ(または電
磁弁)の回路をオンにして、ノズル46に燃料を
連続供給する状態とし、炎を検出しないときに
は、前記電磁ポンプの作動を停止せしめて(電磁
弁の場合には閉鎖作動)燃料の供給を遮断する状
態とする制御作用をするようにしてある。
7は、前記炎センサ5と窓穴6との間に配設せ
る遮閉部材で、火炉4の燃焼筒45の外面に設け
た支軸70に、前後に(第4図において左右)自
在に回動するよう軸支してあつて、第4図で鎖線
に示している如く、炎センサ5と窓穴6との間に
入り込んで窓穴6から炎センサ5を遮閉する位置
と、第4図で実線に示している如く、前記炎セン
サ5と窓穴6との間から離れて窓穴6を炎センサ
5に対し開放せしめる非遮閉位置とに切り換わる
ようにしてあり、かつ、常態において該遮閉部材
7自体の重量によつて遮閉位置に復帰しているよ
うにしてある。
8は、火炉4を設置せる前述の導風路3内に、
送風機が所定の作動を行なうことで、導風路入口
30側から所定の風圧の風が流れているときに、
その風を受けて、前記遮閉部材7を非遮閉位置に
動かすように遮閉部材7に連繋せる風圧板で、第
2図に示している如く、導風路3を横切る方向に
広い板に形成されて、遮閉部材7の前記支軸70
より上方部位から上方に突出するよう該遮閉部材
7に一体に連続せしめてあつて、導風路入口30
から導風路3内に第3図で矢印Wに示している如
く風が流れると、その風により前方に押されるこ
とで、同第3図で実線に示している如く、遮閉部
材7をストツパー71に当るまで後方に動かし
て、非遮閉位置に押し出すようにしてある。
このように構成せる実施例装置は次のように作
用する。
火炉(バーナー装置)4が所定の燃焼作動を行
ない、また送風装置が所定の送風作動を行なつて
いるときは、風圧板8が導風路3内を流れる所定
の風圧の風を受けて前方に押出されることで、該
風圧板8と一体の遮閉部材7から上昇して炎セン
サ5と窓穴6との間から上方に退避した位置にあ
ることから、炎センサ5は炎を検出する感知作動
を行ない、これにより燃料の供給をオンとする制
御状態を続ける。
次に、この状態で風などで火炉4の燃焼が消え
れば、前記炎センサ5が炎を検出しない作動を行
なうことで、燃料の供給がオフとなる。
次に送風装置が停止しているか、または、所定
の作動を行なつていないことで、導風路3内に所
定の風圧の風が流れていないときには、その風を
受けて前方に押出される風圧板8の作動が弱まる
ことで該風圧板8に一体に連続する遮閉部材7が
下降してきて、窓穴6と炎センサ5との間に位置
するようになつて、炎センサ5を炎から遮断し、
該炎センサ5に炎を検出しない作動を行なわせ、
これにより燃料の供給をオフとする制御作動が行
なわれるようになる。このため、始動スイツチを
操作して、火炉4を始動せしめても、始動用の一
定量の燃料が点火皿41内に供給されてその始動
用の燃料が燃え尽きる間だけしか火炉4は作動し
ない。また、火炉4が作動しているときに導風路
3内の風圧が低下するか、導風路3内の風の流れ
が停れば、それにより直ちに遮閉部材7が窓穴6
から炎センサ5を遮閉する状態となつて、火炉4
に対する燃料の供給を遮断するようになる。
以上説明したように、本考案による穀粒通風乾
燥機における安全装置は、乾燥機の機体に装設せ
る火炉の周辺に、その火炉で燃焼する燃料の炎か
ら出る赤外線を検出するよう形成せる炎センサを
配設して、該炎センサが炎を感知しているときに
火炉に対し燃料が供給されるよう燃料の供給を該
炎センサにより制御せしめ、その炎センサと火炉
の燃焼部との間に、火炉で燃焼する炎より出る赤
外線から炎センサを遮断する遮閉部材を、遮閉位
置と非遮閉位置とに移動自在で、かつ、常態にお
いて遮閉位置に復帰するようバネまたは重錘を作
用させて装設し、その遮閉部材に、火炉を設けた
送風路を流れる送風機の風圧により該遮閉部材を
非遮閉位置に移動せしめる風圧板を連繋して構成
してあるのだから、火炉の火が消えれば送風機が
正常に作動していても直ちに燃料の供給を停止す
るようになり、また、送風量の低下で風圧が低下
したときに確実に燃料の供給を遮断するようにな
る。そして、その風圧の変化により燃料の供給を
オン・オフ制御する作動が、炎センサを遮閉する
遮閉部材が風圧により遮閉位置と非遮閉位置とに
動く作動で行なわれることから、遮閉部材の動き
自体をスイツチに連繋する必要がなくなつて、電
気回路を故障のない簡単なものとし、かつ、制御
作動を行なわす風向板の組付を容易にして、バー
ナー装置の過熱を確実に防止し得るようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を実施せる穀粒通風乾燥機の全
体概要斜視図、第2図は同上機の要部の縦断正面
図、第3図は同上要部の縦断側面図、第4図は同
上要部の部分の一部破断した側面図である。 図面符号の説明、A……穀粒通風乾燥機、1…
…機体、10……搬出コンベア、11……連通
樋、2……揚穀機、20……吐出筒部、3……導
風路、30……導風路入口、4……火炉(バナー
装置)、40……ヒーター、41……点火皿、4
2……透孔、43……燃焼皿、44……加熱体、
45……燃焼筒、46……本燃焼用のノズル、4
7……本燃焼用の燃料パイプ、48……始動用の
ノズル、49……始動用の燃料パイプ、5……炎
センサ、50……ステー、6……窓穴、7……遮
閉部材、70……支軸、71……ストツパー、8
……風圧板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 乾燥機の機体に装設せる火炉の周辺に、その火
    炉で燃焼する燃料の炎から出る赤外線を検出する
    よう形成せる炎センサを配設して、該炎センサが
    炎を感知しているときに火炉に対し燃料が供給さ
    れるよう燃料の供給を該炎センサにより制御せし
    め、その炎センサと火炉の燃焼部との間に、火炉
    で燃焼する炎より出る赤外線から炎センサを遮断
    する遮閉部材を、遮閉位置と非遮閉位置とに移動
    自在で、かつ、常態において遮閉位置に復帰する
    ようバネまたは重錘を作用させて装設し、その遮
    閉部材に、火炉を設けた送風路を流れる送風機の
    風圧により該遮閉部材を非遮閉位置に移動せしめ
    る風圧板を連繋して構成したことを特徴とする穀
    粒通風乾燥機における火炉の安全装置。
JP1979164583U 1979-11-28 1979-11-28 Expired JPS6146361Y2 (ja)

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JP1979164583U JPS6146361Y2 (ja) 1979-11-28 1979-11-28

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JPS5681342U JPS5681342U (ja) 1981-07-01
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4727228U (ja) * 1971-04-10 1972-11-28

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4727228U (ja) * 1971-04-10 1972-11-28

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JPS5681342U (ja) 1981-07-01

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