JPS6146256B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6146256B2
JPS6146256B2 JP56049292A JP4929281A JPS6146256B2 JP S6146256 B2 JPS6146256 B2 JP S6146256B2 JP 56049292 A JP56049292 A JP 56049292A JP 4929281 A JP4929281 A JP 4929281A JP S6146256 B2 JPS6146256 B2 JP S6146256B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
bridge
air
cell
machine tool
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP56049292A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57184643A (en
Inventor
Tadashi Rotsukaku
Hiroaki Shimazutsu
Teruyuki Matsumoto
Takeo Furukawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP4929281A priority Critical patent/JPS57184643A/ja
Publication of JPS57184643A publication Critical patent/JPS57184643A/ja
Publication of JPS6146256B2 publication Critical patent/JPS6146256B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23QDETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
    • B23Q11/00Accessories fitted to machine tools for keeping tools or parts of the machine in good working condition or for cooling work; Safety devices specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, machine tools
    • B23Q11/14Methods or arrangements for maintaining a constant temperature in parts of machine tools
    • B23Q11/148Methods or arrangements for maintaining a constant temperature in parts of machine tools by controlling the air temperature

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Machine Tool Units (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は工作機械構造物の熱変形を防止する方
法に関する。
<従来の技術> 工作機械の熱変形の要因としては、モータ、油
圧ユニツト、スピンドル、ギヤボツクス、摺動面
の発熱及び切削熱などの内部発熱などの内的要因
と、室温変化による外的要因とが考えられる。こ
のうち内部発熱要因に対しては、従来より、モー
タ取付部を断熱すること、熱源に外周空気を通風
して温度上昇を抑えること、ヒートパイプにより
発熱部の熱を奪い取ることなどの対策が採られて
いる。又、室温変化に対しては、機械を恒温室に
設置する方法、一定温度のオイルシヤワーで機械
温度を一定にする方法などの対策が講じられてい
る。
<発明が解決しようとする問題点> しかしながら、中型、大型工作機械の場合、機
械にオイルシヤワーを施すことは困難であり、又
恒温室にもある程度の温度変化があり、特に大型
工作機械にあつてはその温度変化が工作機械構造
物に無視できない変形を惹起する。
このわずかな室温変化により生じる工作機械構
造物の変形を第1図に示すカントリー型プラノミ
ラーについて説明する。サドル1はブリツジ2の
摺動面3a,3bで案内されて左右方向(y軸方
向)に駆動位置決めされる。ブリツジ2は左右の
コラム4a,4bに両端を固定され、コラム4
a,4bはそれぞれベツド5a,5bで案内され
て前後方向(x軸方向)に駆動位置決めされる。
ラム6はサドル1に案内されて上下方向(z軸方
向)に駆動位置決めされる。ラム6の内部にはス
ピンドルが組込まれ、ラム6下端のスピンドル端
面にカツターが取付けられ、テーブル7上のワー
クを加工する構造となつている。
今、恒温室内で±1.5℃、即ち3℃の室温変化
が生じ、ブリツジ2に遅れをもつて最大3℃の温
度変化が生じたとする。ブリツジ2のy軸方向の
長さを5mとすると、このとき、最大Δy=L・
β・Δt=5×103×11.5×10-6×3=0.1725mmの
長さ変化に相当する変形及び熱ひずみがブリツジ
2に生じる。ただし、前記式においてβは鋼の線
膨張係数である。その結果、ブリツジ2及びコラ
ム4a,4b、ベツド5a,5bには、第2図中
破線で示すような変形が生じ、ラム6のz軸方向
変位及び真直度不良となつて加工精度劣化を引き
起こす。尚、コラム4a,4bがx軸方向に移動
する構造のものを示したが、コラム4a,4bが
フロアに固定され、テーブル7がx軸方向に駆動
位置決めされるプラノミラータイプの構造に関し
ても同様である。
本発明は工作機械の精度を向上させるため、工
作機械構造物の内部熱源及び室温変化による熱変
形を防止することを目的とする。
<問題点を解決するための手段> 上記目的を達成する本発明の構成は、工作機械
構造物の内部を仕切り板によつて複数のセルに分
割し、各セルに通ずるようにダクトを設け、温度
制御された空気を前記ダクトを通して各セルに同
一温度で通風循環させると共に、前記構造物の外
側面に供給される潤滑油の温度を前記空気の温度
に同調させるようにすることを特徴とする。
<実施例> 次に、本発明をプラノミラーのブリツジに適用
した一実施例を図面を参照して説明する。
第3図は本発明を実施できる構造としたブリツ
ジ2′を斜め後方から見た様子を示し、第4図は
ブリツジ2′の断面を示し、又第5図はプラノミ
ラー全体を斜め後方から見た様子を示す。
ブリツジ2′内は仕切板8によつていくつかの
セル(小室)9に分割されている。各セル9に温
度制御された空気を循環供給させるため、ブリツ
ジ2′の上面には各セル9につながる入口穴10
が開口してあり、又、ブリツジ2′の背面には各
セル9につながる出口穴11が設けてある。前記
入口穴10はセル9内に突出するパイプ12によ
つて形成されている。尚、13,14は補強のた
めのリブであり、それぞれ通風穴をあけてある。
ブリツジ2′の上面にはすべての入口穴10に通
じる入口ダクト15が設けてあり、又ブリツジ
2′の背面にはすべての出口穴11に通じる出口
ダクト16が設けてある。ブリツジ2′の一側面
には、支持台17が設けてあり、その上に空調機
18を載せてある。この空調機18はクーラー、
ヒータ及びフアンを内蔵し、空気を所要の精度で
一定に制御するようになつている。空調機18の
出口と前記入口ダクト15とはパイプ19で接続
してあり、又空調機18の入口と前記出口ダクト
16とはパイプ20でつないである。又、ブリツ
ジ2′の前面2aの下部には摺動部等に供給され
る潤滑油を回収するためのオイルパン21が設け
てある。更に又、摺動面3a,3b及びブリツジ
前面2aを除いたブリツジ2′の外表面及びダク
ト15,16の外表面は断熱材22(又は断熱塗
料、断熱カバー及びそれらに類するもの)で被わ
れ、室温変化によるブリツジ部材に対する影響を
小さくするようにしてある。
前記空調機18により所定の精度で一定に温度
制御された空気は、パイプ19を通り、入口ダク
ト15を経、入口穴10、パイプ12を通してす
べてのセル9に供給される。つまり、各セルに同
一温度の空気が供給されるのである。そして、各
セル9から出口穴11を通つて出口ダクト16に
排出し、パイプ20を通つて空調機18に戻る。
以上の通風過程が循環されるのである。一方、摺
動面3a,3b及びブリツジ前面2aはブリツジ
2′内部の空気温度若しくは通風空気の温度に同
調された潤滑油が流れ、この部分には局部的に小
規模なオイルシヤワーが施されるのである。オイ
ルシヤワーとして使用された潤滑油はブリツジ
2′下部のオイルパン21により回収される。
尚、工作機械構造物の内部を上記の如く複数の
セル9に分割しないで、温度制御用の流体を循環
供給した場合には、構造物内部のリブ部やコーナ
ー部などによつてよどみが生じて流速が不安定と
なり、構造物内部を均一に温度制御することが困
難となる。又、流体は構造物内部を環流する過程
で、構造物から熱を奪つていくので、流体の供給
口側と排出口側とでは流体の温度が異なり、従つ
て、構造物内部を均一に温度制御することが困難
となる。
本発明の如く、工作機械構造物(上記実施例で
はブリツジ2′)の内部を複数のセル9に分割
し、温度制御された空気を各セル9ごとに供給、
排出するようにすれば、各セル9内での空気のよ
どみは小さく、又各セル9には等しい温度の空気
を供給できるので、ブリツジ2′全体を均一に温
度制御することができるのである。更に、潤滑油
で被われる面については、潤滑油の温度をブリツ
ジ2′内に供給される空気の温度と同調させるの
で、ブリツジ2′表裏の温度差が小さくなり、ブ
リツジ2′全体に亘つての温度の均一化の効果が
高められるのである。
本発明による方法を第1図に示したプラノミラ
ーに適用したところ、従来では室温変化によつて
ラム6先端部で70〜100μmの変形が生じていた
のに対し、ブリツジ2′の部材温度変化は±0.8℃
以下、ブリツジ2′各部の温度差は0.5℃以下とな
り、ラム6先端部の変位は40μm以下となつて、
加工精度の向上が実現された。
<発明の効果> 以上の如く本発明によれば、工作機械構造物の
内部を複数のセルに分割し、各セルごとに温度制
御された空気を供給するようにすると共に、潤滑
部には前記空気と同調して温度制御された潤滑油
を供給するようにしたので、空気がよどみなく工
作機械構造物全体に各部ごとにゆき渡り、しかも
潤滑部等に関しては表裏から温度制御がなされ、
その結果、工作機械構造物全体に亘つての温度の
均一化が図れ、よつて工作機械構造物の熱変形を
防止することができ、工作機械の加工精度の向上
が達成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はプラノミラーの斜視図、第2図はプラ
ノミラーの熱変形の様子を示す説明図、第3図は
本発明を適用し得る構造のブリツジの背面斜視
図、第4図はブリツジの断面図、第5図は本発明
を適用したプラノミラーの背面斜視図である。 図面中、2′はブリツジ、3a,3bは摺動
面、8は仕切板、9はセル、10は入口穴、11
は出口穴、18は空調機、21はオイルパン、2
2は断熱材である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 工作機械構造物の内部を仕切り板によつて複
    数のセルに分割し、各セルに通ずるようにダクト
    を設け、温度制御された空気を前記ダクトを通し
    て各セルに同一温度で通風循環させると共に、前
    記構造物の外面に供給される潤滑油の温度を前記
    空気の温度に同調させるようにすることを特徴と
    する工作機械構造物の熱変形防止方法。
JP4929281A 1981-04-03 1981-04-03 Preventive method for thermal deformation in the structure of a machine tool Granted JPS57184643A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4929281A JPS57184643A (en) 1981-04-03 1981-04-03 Preventive method for thermal deformation in the structure of a machine tool

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4929281A JPS57184643A (en) 1981-04-03 1981-04-03 Preventive method for thermal deformation in the structure of a machine tool

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57184643A JPS57184643A (en) 1982-11-13
JPS6146256B2 true JPS6146256B2 (ja) 1986-10-13

Family

ID=12826827

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4929281A Granted JPS57184643A (en) 1981-04-03 1981-04-03 Preventive method for thermal deformation in the structure of a machine tool

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS57184643A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0544802Y2 (ja) * 1989-01-24 1993-11-15
JP3023648U (ja) * 1995-10-09 1996-04-23 律夫 峯岸 自動車のドーナツ面アンダーミラー

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60114431A (ja) * 1983-11-21 1985-06-20 Agency Of Ind Science & Technol 工作機械用フレ−ム
JPS61297020A (ja) * 1985-06-26 1986-12-27 Mitsubishi Electric Corp ワイヤ放電加工装置
US20090298414A1 (en) * 2004-12-21 2009-12-03 Koninklijke Philips Electronics, N.V. Precision apparatus having a movable member, an air slit and a vacuum duct
JP5013569B2 (ja) * 2005-08-08 2012-08-29 株式会社ソディック 形彫放電加工装置
KR100956126B1 (ko) 2009-08-25 2010-05-06 주식회사 한스머신 공작기계용 주축장치의 지지장치 및 공작기계
JP5964161B2 (ja) * 2012-07-05 2016-08-03 東芝機械株式会社 精密工作機械
JP5964159B2 (ja) * 2012-07-05 2016-08-03 東芝機械株式会社 精密工作機械
JP6473415B2 (ja) * 2013-05-09 2019-02-20 株式会社Fuji 工作機械

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4869184A (ja) * 1971-12-23 1973-09-20

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4869184A (ja) * 1971-12-23 1973-09-20

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0544802Y2 (ja) * 1989-01-24 1993-11-15
JP3023648U (ja) * 1995-10-09 1996-04-23 律夫 峯岸 自動車のドーナツ面アンダーミラー

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57184643A (en) 1982-11-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6675549B1 (en) Processing machine installation
JPS6146256B2 (ja)
TWI566878B (zh) Precision working machinery
JP4342511B2 (ja) 加工機械設備
US6923603B2 (en) Machine tool with a feature for preventing a thermal deformation
JP5201502B2 (ja) 工作機械の温度調節装置
JPH06205575A (ja) リニアモーターシステムのステータ
JP4596480B2 (ja) 工作機械および同工作機械における熱伝導緩衝体の厚み設定方法
JP2007185770A (ja) 加工機械の温度制御装置
JP5484934B2 (ja) 精密加工機の温調装置
JP2003291050A (ja) 加工機械の温度制御方法及び装置
DE102019005057B4 (de) Spindelvorrichtung
US4698477A (en) Electrical discharge machining apparatus with forced cooling system
JP2009248219A (ja) 温調器を備えた加工装置
JPH0350661B2 (ja)
JP6834377B2 (ja) 多軸工作機械
JPS5997823A (ja) 工作機械ベツドの熱変形防止装置
US5213019A (en) Headstock cooling system for a machine tool
CN114643495A (zh) 数控机床冷却循环结构及数控机床
SU1553252A1 (ru) Шпиндельна бабка
KR102218302B1 (ko) 수치제어 공작기계
KR102039333B1 (ko) 온도제어장치를 포함하는 공작기계
JP2005262379A (ja) 工作機械
US5820098A (en) Structural frame for slant-bed machine tool
WO2008015786A1 (fr) Machine à décharge électrique et procédé de correction de déplacement thermique de la machine à décharge électrique