JPS6146238Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6146238Y2 JPS6146238Y2 JP1980149787U JP14978780U JPS6146238Y2 JP S6146238 Y2 JPS6146238 Y2 JP S6146238Y2 JP 1980149787 U JP1980149787 U JP 1980149787U JP 14978780 U JP14978780 U JP 14978780U JP S6146238 Y2 JPS6146238 Y2 JP S6146238Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fan
- unevenness
- blades
- drive shaft
- noise
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims description 15
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 claims description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 239000004743 Polypropylene Substances 0.000 description 1
- 239000011324 bead Substances 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
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- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- -1 polypropylene Polymers 0.000 description 1
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- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D29/00—Details, component parts, or accessories
- F04D29/26—Rotors specially for elastic fluids
- F04D29/32—Rotors specially for elastic fluids for axial flow pumps
- F04D29/38—Blades
- F04D29/384—Blades characterised by form
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は内燃機関等のラジエータを冷却するた
めに使用されるクーリングフアンに関する。
めに使用されるクーリングフアンに関する。
一般の内燃機関においては、第1図および第2
図に示す如く、ラジエータ1の後方にエンジン2
により駆動されるフアン3が配置され、ラジエー
タ1の後部空間およびフアン3を囲んでフアンシ
ユランド4が設けられ、フアン3によりラジエー
タ1の前方の空気を吸引してラジエータ1を冷却
するようになつている。フアン3は駆動軸5の周
囲に複数枚のブレード6を固着して構成されてい
る。ところでフアン3を回転すると騒音を発する
が、フアン3から後方へ空気を排出するために、
フアン3等を完全に遮蔽することは出来ず、騒音
の拡散を阻止することはできない。したがつて騒
音を少なくするためには、フアン自体の騒音の発
生を低減することが良策である。そしてフアンの
騒音の発生原因は何であるか明らかではないが、
或るブレードによつて乱流や渦が生じ、これらに
後続のブレードが衝突して騒音が発生すると推定
される。
図に示す如く、ラジエータ1の後方にエンジン2
により駆動されるフアン3が配置され、ラジエー
タ1の後部空間およびフアン3を囲んでフアンシ
ユランド4が設けられ、フアン3によりラジエー
タ1の前方の空気を吸引してラジエータ1を冷却
するようになつている。フアン3は駆動軸5の周
囲に複数枚のブレード6を固着して構成されてい
る。ところでフアン3を回転すると騒音を発する
が、フアン3から後方へ空気を排出するために、
フアン3等を完全に遮蔽することは出来ず、騒音
の拡散を阻止することはできない。したがつて騒
音を少なくするためには、フアン自体の騒音の発
生を低減することが良策である。そしてフアンの
騒音の発生原因は何であるか明らかではないが、
或るブレードによつて乱流や渦が生じ、これらに
後続のブレードが衝突して騒音が発生すると推定
される。
このため従来技術としてフアンのブレードの回
転方向側前縁であるリーデイングエツジに鋸歯状
のセレーシヨンを該設して乱流や渦による騒音を
低減する手段が開発された。この従来技術により
フアンで発生する騒音は或る程度低減されるが、
ブレードによつて生ずる乱流を十分整流すること
ができず、騒音の低減も十分とは言えなかつた。
転方向側前縁であるリーデイングエツジに鋸歯状
のセレーシヨンを該設して乱流や渦による騒音を
低減する手段が開発された。この従来技術により
フアンで発生する騒音は或る程度低減されるが、
ブレードによつて生ずる乱流を十分整流すること
ができず、騒音の低減も十分とは言えなかつた。
また例えば実開昭53−95413号公報には、翼面
に末広曲線溝を設けた扇風機が記載されている。
しかしながら、自動車のクーリングフアンはその
回転数が早いために、かかる扇風機の技術を適用
すると、その末広曲線溝の後端のひろがつている
部分に乱気流が発生し、冷却効果が低下すると共
に騒音が発生する。
に末広曲線溝を設けた扇風機が記載されている。
しかしながら、自動車のクーリングフアンはその
回転数が早いために、かかる扇風機の技術を適用
すると、その末広曲線溝の後端のひろがつている
部分に乱気流が発生し、冷却効果が低下すると共
に騒音が発生する。
したがつて本考案の目的は、乱流や渦流が生じ
にくく、そのために騒音が発生せず、冷却効果を
向上することのできる内燃機関用クーリングフア
ンを提供するにある。
にくく、そのために騒音が発生せず、冷却効果を
向上することのできる内燃機関用クーリングフア
ンを提供するにある。
本考案によれば、駆動軸に放射状に複数のブレ
ードが設けられた内燃機関用クーリングフアンに
おいて、ブレードは板体からなり、この板体の中
央部に波形の凹凸が設けられ、各凹凸の稜線は駆
動軸を中心とする同心の円弧とされており、かつ
その凹凸の両端がとがつた三ヶ月形に形成されて
いる。
ードが設けられた内燃機関用クーリングフアンに
おいて、ブレードは板体からなり、この板体の中
央部に波形の凹凸が設けられ、各凹凸の稜線は駆
動軸を中心とする同心の円弧とされており、かつ
その凹凸の両端がとがつた三ヶ月形に形成されて
いる。
したがつてフアンの回転に際し、後続するブレ
ードが先行するブレードで生じた空気の流れを切
るが、そのときに生じた乱流や渦流は凹凸によつ
て整流される。特に凹凸は両端がとがつている
三ヶ月形であるので、フアンの回転により、その
後方において、滑かな流れが生ずるので、渦流や
乱流の発生が少なくなる。
ードが先行するブレードで生じた空気の流れを切
るが、そのときに生じた乱流や渦流は凹凸によつ
て整流される。特に凹凸は両端がとがつている
三ヶ月形であるので、フアンの回転により、その
後方において、滑かな流れが生ずるので、渦流や
乱流の発生が少なくなる。
このように、比較的に早い速度で回転するクー
リングフアンが渦流や乱流を発生させにくい構成
であり、かつ発生しても後続するブレードで整流
化できるので、その結果、渦流や乱流によるフア
ン効率の低下が防止され、また騒音も低減でき
る。
リングフアンが渦流や乱流を発生させにくい構成
であり、かつ発生しても後続するブレードで整流
化できるので、その結果、渦流や乱流によるフア
ン効率の低下が防止され、また騒音も低減でき
る。
以下本考案の一実施例を第3図乃至第5図につ
いて説明する。図において、駆動軸10に複数の
ブレード11が第2図と同様に設けられてクーリ
ングフアンが構成されている。而して本考案にお
いては、ブレード11は金属板等の板体12から
なり、板体12には、回転方向に見た前縁13お
よび後縁14を除いた中央部に、第5図に明瞭な
如く断面が波形の凹凸即ちビード15が形成され
ている。各凹凸は放射方向に一定間隔tを有し、
各凹凸の稜線16は駆動軸10を中心とする同心
円弧をなしている。即ち駆動軸10に最も近い凸
部の稜線16は駆動軸10を中心とし、半径Rと
した円弧であり、次の稜線16は半径R+tとし
た円弧であり、その次の稜線は半径R+2tと順次
半径が増大して、各稜線は同心の円弧となつてい
る。そして第4図に示す如くこの凹凸すなわちビ
ートは両端がとがつた三ヶ月形に形成されてい
る。又凹凸15は第5図に示される如く、板体1
2の表面側のみに突出するように形成されている
が、第6図に示される如く、板体12の表面およ
び裏面側に出るように形成してもよい。又上記実
施例においては、金属製の板体12について説明
したが、ポリプロピレン等の合成樹脂で板体を作
つてもよい。
いて説明する。図において、駆動軸10に複数の
ブレード11が第2図と同様に設けられてクーリ
ングフアンが構成されている。而して本考案にお
いては、ブレード11は金属板等の板体12から
なり、板体12には、回転方向に見た前縁13お
よび後縁14を除いた中央部に、第5図に明瞭な
如く断面が波形の凹凸即ちビード15が形成され
ている。各凹凸は放射方向に一定間隔tを有し、
各凹凸の稜線16は駆動軸10を中心とする同心
円弧をなしている。即ち駆動軸10に最も近い凸
部の稜線16は駆動軸10を中心とし、半径Rと
した円弧であり、次の稜線16は半径R+tとし
た円弧であり、その次の稜線は半径R+2tと順次
半径が増大して、各稜線は同心の円弧となつてい
る。そして第4図に示す如くこの凹凸すなわちビ
ートは両端がとがつた三ヶ月形に形成されてい
る。又凹凸15は第5図に示される如く、板体1
2の表面側のみに突出するように形成されている
が、第6図に示される如く、板体12の表面およ
び裏面側に出るように形成してもよい。又上記実
施例においては、金属製の板体12について説明
したが、ポリプロピレン等の合成樹脂で板体を作
つてもよい。
本考案によるクーリングフアンの一実施例は上
記の如く形成されており、駆動軸10によりブレ
ード11を回転すると、ブレード11は第1図に
示される従来のブレードと同様に空気流を生じラ
ジエータを冷却する。而して本考案においては、
ブレードに同心の円弧をなす凹凸が形成されてい
るので、この凹凸により空気流を整流して乱流や
渦流の発生を可及的に小ならしめ、騒音の発生が
低減されると共に整流作用の為に逆流が減少し風
量が増加する。又ブレードの中央部のみに凹凸が
形成され、前縁および後縁は平面になつているの
で、凹凸と平面の両者によりブレードの曲げに対
する抗力が増大する。又ブレードを金属板とする
ことにより、プレス成形が可能となつて製作コス
トが安価となるとともに、異物が衝突しても損傷
することが少ない。
記の如く形成されており、駆動軸10によりブレ
ード11を回転すると、ブレード11は第1図に
示される従来のブレードと同様に空気流を生じラ
ジエータを冷却する。而して本考案においては、
ブレードに同心の円弧をなす凹凸が形成されてい
るので、この凹凸により空気流を整流して乱流や
渦流の発生を可及的に小ならしめ、騒音の発生が
低減されると共に整流作用の為に逆流が減少し風
量が増加する。又ブレードの中央部のみに凹凸が
形成され、前縁および後縁は平面になつているの
で、凹凸と平面の両者によりブレードの曲げに対
する抗力が増大する。又ブレードを金属板とする
ことにより、プレス成形が可能となつて製作コス
トが安価となるとともに、異物が衝突しても損傷
することが少ない。
以上説明したように本考案によるクーリングフ
アンは、ブレードに同心円弧の凹凸が形成されて
いるので、空気流の整流がなされ、フアンから発
生する騒音を可及的小ならしめることができる。
アンは、ブレードに同心円弧の凹凸が形成されて
いるので、空気流の整流がなされ、フアンから発
生する騒音を可及的小ならしめることができる。
第7図に示される本考案の他の実施例において
は、クーリングフアンのブレード17は、金属又
は合成樹脂製の板体18からなり、この板体18
には前記実施例と同様の凹凸19が形成され、板
体18の少なくとも前縁に鋸歯状のセレーシヨン
20が刻設されている。
は、クーリングフアンのブレード17は、金属又
は合成樹脂製の板体18からなり、この板体18
には前記実施例と同様の凹凸19が形成され、板
体18の少なくとも前縁に鋸歯状のセレーシヨン
20が刻設されている。
当該実施例においては、先行するブレードによ
り発生する乱流や渦は、後続のブレードの前縁の
セレーシヨンに衝突して整流されやすい状態とな
り、このような空気流を後続のブレードの凹凸に
より整流するので、騒音はより一層低減される。
り発生する乱流や渦は、後続のブレードの前縁の
セレーシヨンに衝突して整流されやすい状態とな
り、このような空気流を後続のブレードの凹凸に
より整流するので、騒音はより一層低減される。
第1図は従来のクーリングフアンの一例を示す
側面図、第2図は第1図の正面図、第3図は本考
案により内燃機関用クーリングフアンの一実施例
を示す正面図、第4図は第3図の上面図、第5図
は第3図のA−A断面図、第6図は第3図のフア
ンの変形例を示す図、第7図は本考案の他の実施
例を示す図である。 10……駆動軸、11……ブレード、12……
板体、15……凹凸、16……稜線。
側面図、第2図は第1図の正面図、第3図は本考
案により内燃機関用クーリングフアンの一実施例
を示す正面図、第4図は第3図の上面図、第5図
は第3図のA−A断面図、第6図は第3図のフア
ンの変形例を示す図、第7図は本考案の他の実施
例を示す図である。 10……駆動軸、11……ブレード、12……
板体、15……凹凸、16……稜線。
Claims (1)
- 駆動軸に放射状に複数のブレードが設けられた
内燃機関用クーリングフアンにおいて、ブレード
は板体からなり、この板体の中央部に波形の凹凸
が設けられ、各凹凸の稜線は駆動軸を中心とする
同心の円弧とされており、かつその凹凸の両端が
とがつた三ケ月形に形成されていることを特徴と
する内燃機関用クーリングフアン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980149787U JPS6146238Y2 (ja) | 1980-10-22 | 1980-10-22 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980149787U JPS6146238Y2 (ja) | 1980-10-22 | 1980-10-22 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5773400U JPS5773400U (ja) | 1982-05-06 |
JPS6146238Y2 true JPS6146238Y2 (ja) | 1986-12-25 |
Family
ID=29509163
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1980149787U Expired JPS6146238Y2 (ja) | 1980-10-22 | 1980-10-22 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6146238Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AU2008222708B2 (en) * | 2007-03-06 | 2012-12-20 | Saint Louis University | Hubless windmill |
US9249666B2 (en) * | 2011-12-22 | 2016-02-02 | General Electric Company | Airfoils for wake desensitization and method for fabricating same |
JP2016166558A (ja) * | 2015-03-09 | 2016-09-15 | 株式会社デンソー | 送風機 |
-
1980
- 1980-10-22 JP JP1980149787U patent/JPS6146238Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5773400U (ja) | 1982-05-06 |
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