JPS6145962A - 限界電流式酸素センサ - Google Patents

限界電流式酸素センサ

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JPS6145962A
JPS6145962A JP59165644A JP16564484A JPS6145962A JP S6145962 A JPS6145962 A JP S6145962A JP 59165644 A JP59165644 A JP 59165644A JP 16564484 A JP16564484 A JP 16564484A JP S6145962 A JPS6145962 A JP S6145962A
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春義 近藤
Keiichi Saji
啓市 佐治
Hideaki Takahashi
英昭 高橋
Takashi Takeuchi
隆 武内
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    • G01N27/403Cells and electrode assemblies
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、限界電流式酸素濃度検出器(限界電流式酸素
センサ)に関し、とくに、使用温度範囲や酸素濃度測定
可能範囲の制約を取り除くと共に、耐久性を向上させた
限界電流式酸素センサに関する。ここで、限界電流式酸
素センサとは、酸素イオン伝導体(固体電解質)から成
る板あるいは円筒状のものの一面に陽極を設け、それと
対向する他の面に陰極を設け、陰極に負の、陽極に正の
電圧を印加し、被測定ガスに接触せしめ、被測定ガス中
の酸素ガスを主に陰極と固体電解質と気体の共存する点
によって還元して酸素イオンとし、該酸素イオンを酸素
イオン伝導体中を廊□動させて固体電解質と陽極の界面
に到達させ、固体電解質と陽極と気体の共存する点によ
って酸化して、再び酸素ガスにして、素子の外へ排出す
るセンサであって、陰極自体や、陰極上を被覆した小孔
を有する函体(有孔函体)や多孔質層によって、被測定
ガス雰囲気から陰極と固体電解質と気体の共存する点へ
、拡散などにより到達する単位時間当りの酸素ガス量を
制限し、陰極と固体電解質と気体の共存する点での還元
によって生成する単位時間当りの酸素イオン量を制限し
、酸素イオンによって運ばれる単位時間当りの電荷量(
電流)を制限し、ある電圧範囲(過電圧支配領域)では
電圧にかかわらず一定の電流が流れるようにした酸素セ
ンサのことである。
(従来技術) 今日の社会において火力発電所、自動車用内燃機関等の
多くの燃焼装置が実用され、様々な形で我々の生活に貢
献していることはいうまでもない。
これ等の装置は、運転条件が適切でないと多量の有害ガ
スを発生する恐れがある。又、低燃費化の要請も強い。
排気の清浄化と低燃費化を図る方法として、燃料希薄(
リーンと略す)領域での燃焼が有望である。例えば、デ
ィーゼル機関等は、本来、リーン領域で運転されるのが
常であるが、ガソリン機関においてもリーン領域での運
転が有望である。
これ等のリーン領域で運転する機関においても、空燃比
の調節が不適切なる時には、煤の発生、失火による未燃
燃料排出や、出力低下等々の不都合な問題が生じ、リー
ン領域での運転の目的にそぐわないばかりか、却って逆
効果となるような恐れすらある。それ故、空燃比の調節
は極めて重要事項である。ところで、あらゆる制御の常
として、制御対象(ここではリーン領域の空燃比)を精
密かつ高速に検出できねばならない。
従来、この分野では必ずしも適切な空燃比センサが存在
しなかった。例えば、磁気式酸素濃度検出器は、過渡応
答が遅く車載に不適切であり、気体密度式あるいは熱伝
導体座式ガスセンサは、微量の水素(H2)混入により
、測定精度に大きな影響を受ける等の問題があって、機
関の燃焼制御には適なかった。
これに対し、我々は先に限界電流を測定して酸素ガス濃
度を分析するセンサ(以下、限界電流式酸素センサと略
す)、を提案(特開昭52−72286号公報)し、ま
た陰極を多孔質層で被覆した酸素濃度センサを開発(特
開昭57−48648号公報)して対処した。
第3図(a)には限界電流式酸素センサの構造の−例を
示す。2は酸素イオン伝導体(固体電解質)から成る板
あるいは円筒である。この材質としてはジ/L/ ’:
i ニア ニYz03.yb2o3.Gd2o3 +M
gO,CaO+5c20a等を安定化剤として固溶させ
たもの、あるいはBi2O,にY、03. Er、 0
3. WO3等を安定化剤として固溶させたモ(7)、
又はHfO□、 The2等ニCaO、MgO、Y、 
03゜yb、、 o3等を安定化剤として固溶させた緻
密な焼結体である。3は陽極であり、イオン伝導体の一
面に設け、それと対向するだの面に陰極4を設ける。
陰陽両極はPt、Ag、Rh、Ir、Pd等もしくはこ
れ等の混合剤からなる対熱性の電子伝導体であり、これ
等の素材を用いれば、酸素イオン伝導体と電極の界面抵
抗を実用上は小さくすることが可能である。
陰極4は小孔を有する函体(有孔函体)や多孔質層で被
覆されている。第3図(、)にはその−例として多孔質
層5で被覆する構造例を示す。これは陰極4へ拡散等に
より流入する酸素流量を制限する機能を有する。また、
陽極3が付着物等によって劣化するのを防止する目的で
多孔質の保護層6で陽極を被覆する。多孔質層5および
6はアルミナ、マグネシャ、ケイ石質、スピネル、ムラ
イト等の対熱性無機物質から成る。多孔質層6は多孔質
層5と比較してガス透過性を同等が、もしくは、大きく
される場合が多い。その理由は、動作時において多孔質
層5では、外界から陰極4を経由して酸素イオン伝導体
2へ吸い込む酸素透過量を、律速する働きをさせるのに
対し、多孔質層6は酸素イオン伝導体2から陽極3を経
由して、外界へ酸素を抵抗少なく排出するためである。
陰陽両極からはそれぞれリード線7,8を出す。リード
線の材質としては、電極と同様にPt r Ag + 
Rh 、 Ir 、 Pd等、もしくは、それ等の混合
材料から成る対熱性の電子伝導体である。
上記構成の限界電流式酸素センサの陰極に負の、陽極に
正の電圧を印加するとともに、該素子全体を被測定ガス
に接触せしめると、被測定ガス中の酸素ガスは主に陰極
と固体電解質と気体が共存する点にて還元せられて酸素
イオンとなり、該酸素イオンは、酸素イオン伝導体中を
移動して固体電解質と陽極の界面に達し、主に陽極と固
体電解質と気体が共存する点にて酸化されて再び酸素ガ
スになって、素子の外へ排出される。何等かの手法によ
り、陰極と固体電解質と気体が共存する点へ到達する単
位時間当りの酸素ガス量を制限したとすると、陰極と固
体電解質と気体が共存する点での還元によって生成する
単位時間当りの酸素イオン量が制限を受け、酸素イオン
によって運ばれる単位時間当りの電荷量(電流)が制限
を受けるため、電圧にかかわらず一定の電流しか流れな
らなくなり、第3図(b)に示したような限界電流特性
を生ずるようになる。このため、酸素センサの限界電流
特性においては、陰陽両電極に印加する電圧を零から徐
々に増加していくと、第3図(b)に示すように、電圧
が低い間は陰陽両電極間に流れる電流は電圧に略々比例
的に増加する(この電圧領域を抵抗支配領域と称する)
が、ある電圧範囲では電流は電圧によらず略々一定とな
る(この電圧領域を過電圧支配領域と称する)。過電圧
支配領域での電流を限界電流と言っており、該制限体の
内側の酸素濃度が零に近くなって、内外の酸素濃度差が
、該制限体の外側の酸素濃度と殆ど等しくなるので、限
界電流は酸素濃度に比例する。
又、過電圧支配領域より電圧電流の高い領域では、少し
の電圧上昇に対して急に電流の増す部分がある(この領
域を過剰電流領域と称する)。これは排気中に多量に含
まれている二酸化炭素(CO□)や水蒸気(H2O)が
ある限界値を超えた大きな印加電圧により、一部分解さ
れて酸素濃度が増加したように見えるためである。上記
の如く、印加電圧が低いと抵抗支配領域になり、逆に印
加電圧が高いと過剰電流領域になるので、限界電流の検
出は面領域にはさまれた部分で行なわねばならない。こ
の範囲は1〔v〕程度である。
前述の如く、本例は該制限体(即ち、酸素イオン伝導体
へ吸い込む酸素透過量を律速する手段)として多孔質層
を用いる方式の限界電流式酸素センサについて説明した
ものである。この他に陰極自体を該制限体として利用す
る方式のものもあるが高温度では特性変化を起こしやす
く、耐久性のあるものは得難い。
(従来技術の問題点) この限界電流式酸素センサは、従来の酸素センサの持つ
種々の困難を解決するものであった。この方式は、非常
に有効なものではあるが、なお、若干の問題点があるこ
とは否めない。すなわち、自動車用機関等の燃焼装置で
は、運転状態によって排気の温度が変動するのが常であ
る。それ故、排気センサである限界電流式酸素(濃度)
センサも、低温から高温までの広い温度領域での作動を
要求されている。ところで、限界電流式酸素センサは、
温度が低下すると内部抵抗が増大し、また酸素濃度対電
流の比例係数が若干変わる。
この内部抵抗の増大は次の2つの問題を生ずる。
即ち、限界電流式酸素センサの出力電流を得るためには
内部抵抗による電圧降下の最大値をO,’5(V)程度
に限定して、印加電圧としては1〔v〕と0.5(V)
の中間の0.75 〔V)程度に設定する必要がある。
しかしながら、この条件は温度が低くなると内部抵抗が
増大するため、種々の制約を受ける5第1は酸素濃度対
限界電流の直線性が悪くなることであり、第2は酸素濃
度測定範囲の上限が押えられて、測定範囲が狭くなるこ
とである。
また、酸素濃度対限界電流の比例係数が温度によって変
化することは、精度低下の原因になる。
これ等の問題に対する対策として、これまでに下記のも
のを示した。
先ず内部抵抗の増大による問題に対しては、内部抵抗が
充分低くなるような高温の一定温度に保持して、直線性
と測定範囲の障害を解決する方法が考えられる。そのた
めには、温度検出と加熱制御が必要である。温度検出に
は種々の方法があり、熱電対や感温抵抗体(サーミスタ
)等の感温ヤンマを、限界電流センサの近傍に設置する
ことが考えられる。しかしながら、そのような方法では
、センサの構成が複雑で高価になるという障害がある。
又、感温センサと限界電流センサの温度差による誤差も
問題になる。その他に、酸素イオン伝導体の内部抵抗を
測定して温度検出をする方法もあるが回路が複雑になる
又、他の方法として、内部抵抗を測定して、電圧降下分
を推定して、適正な限界電流検出用電圧を印加する方法
もあるが回路が複雑になる。
次に、温度によって比例係数が変化して精度が低下する
問題に対しても、上記の高温の一定温度に保持する方法
は適用できる。又、この温度変化による出力変化の問題
に対する他の対策としては、温度も検出し、比例係数の
変化を推定して補償する方法も考えられる。しかし、従
来品はいずれにしても低温度では働かないため高温で作
動させる必要があり、次のような問題点があった。
(a)  高温に維持するため耐久性に限りがある。
(b)  加熱に多大な電力を要する。
(c)  設定温度に到達するのに時間がかかる。
(d)  温度依存性が大きい。
(e)  測定可能酸素濃度範囲が狭い。“(f)  
過渡応答性が悪い。
(発明の目的) 本発明は限界電流式酸素センサにおける、前記、従来技
術の問題点を解決し、酸素濃度測定範囲が広く、出力の
直線性が良く比較的低温度でも良好な特性が得られ、過
渡応答性が優れ、安定性が良く、特性のばらつきが小さ
く、耐久性に富み、製造が容易で安価な限界電流式酸素
センサを提供することを目的とする。
(発明の構成) 本発明は前記の目的を達成するため、陰極被覆層に特徴
を有する。すなわち、本発明の限界電流式酸素センサは
、酸素イオン伝導体(固体電解質)から成る板あるいは
円筒状のものの一面に陽極を設け、それと対向する他の
面に陰極を設け、陰極上に第1層として気孔率8〜16
%、厚さ3〜30μmの多孔質層を設け、第2層として
、気孔率4〜7%、厚さ2〜50μmの緻密に近い層を
設けたことを特徴とする。以下、さらに詳細に説明する
本発明は一端封じの円筒状のセンサ、両端の開いた円筒
状のセンサ、ペレット状のセンサその他形状の異なるい
ずれのセンサに対しても適用できる。また、陰極側に被
測定ガスを専き、陽極側に基準ガスを導く方式のセンサ
にも、陰陽両極側に被測定ガスを導く方式のセンサにも
適用できる。
また、固体電解質を基体としたセンサにも、他の基体上
に薄膜固体電解質を構成したセンサにも適用できる。そ
れ故、ここでは−例として、固体電解質を基体として一
端封じの円筒状を形成し、陰極側に被測定ガスを導き、
陽極側に基準ガスとしての空気を導入する方式のセンサ
を例に採り上げて説明を行う。
第1図は本発明の限界電流式酸素センサの要部(作動領
域)の拡大断面図であり、第2図はそのセンサの全体を
示す図である。第1図および第2図において、本センサ
は、固体電解質2を先端対じの円筒形に形成し、その中
はどに作動領域20が設定されている。作動領域の範囲
内では固体電解質2の両面に、内側には多孔質な陽極3
を密着させ、外側には多孔質の陰極4を密着させである
作動領域の範囲外では固体電解質の外側には電気絶縁層
13を密着させてあり、その外に陰極の続きのリード線
として作用させる部分が設けである。
さて1作動領域内の陰極上には第1層として気孔率8〜
16%、厚さ3〜30μmの多孔質層10を設け、更に
第2層として気孔率4〜7%、厚さ2〜50μmの緻密
に近い層が設けである。そして作動領域外から、作動領
域の端部にかけて陰極およびリード部保護用の層12が
設けである。
1層を設ける理由および根拠 先に被測定ガス中の酸素ガスが陰極と固体電解質と気体
が共存する点(三重点)で酸素イオンに変換されること
を述べた。
陰極には陰極と固体電解質と気体が共存する点(三重点
)が無数に存在する。過電圧支配領域における電圧に対
する電流の勾配が小さい程、良好な限界電流特性である
。良好な限界電流特性を得るためには、無数に存在する
陰極と固体電解質と気体が共存する点(三重点)相互上
の酸素ガス濃度のバラツキが小さくなければならない。
そのためには、陰極と固体電解質と気体が共存する点(
三重点)相互間のガスの拡散が活発に起こる必要がある
前述の有孔函体タイプの場合には、陰極上に小孔を有す
る函体に覆われた小部M(陰極室と略称する)があるの
で、その中でのガス拡散は自由に行われるため、陰極室
内では均一なガス濃度が得られる。そして、陰極自体も
多孔質なものを用いるため、陰極室から陰極と固′体電
解質と気体が共存する点(三重点)へのガス拡散も自由
に行われるため、陰極室のガス濃度と陰極と固体電解質
と気体が共存する点(三重点)上のガス濃度は近い値に
なる。それ故、陰極と固体電解質と気体が共存する点(
三重点)上のガス濃度もやはり均一に近くなる。この方
式では非常に良好な限界電流特性が得られることは前掲
の特許公開公報内の図に示した通りである。しかし、こ
の方式には過渡応答性が緩慢であるという問題点があっ
た。
一方、陰極室を持たない方式は過渡応答性に優れるとい
う利点を有する。しかし、その反面で、陰極室内でのガ
ス濃度の均一化という機能を持たないので、陰極と固体
電解質と気体が共存する点(三重点)上の酸素濃度が不
均一になりやすいという問題点を持っている。対策とし
ては、陰極層やその上に設けた多孔質内での平面方向の
ガス拡散が起こりやすくすることが必要である。その内
で、陰極層は通常0.5〜2μm位と薄いこと、多孔質
化にも限りがあるので、大きな寄与を期待できない。
一方、多孔質層内での平面方向でのガス拡散を起こりや
すくするには多孔質層の気孔率が大きい程、厚さが厚い
程、有効とも考えられるが、そのようにすると過渡応答
性が悪化するという障害が生ずる。前述の如く、センサ
には高速な応答が望まれており、緩慢に応答するセンサ
では良好な制御結果を得難い。遅くとも時定数1秒以内
、通常は 100〜300m5程度が好ましい。そのための第1層
の最高限界の気孔率と厚さは16%と30μmであるこ
とを見出した。
逆に気孔率と厚さが小さい場合には前記三重点間のガス
濃度のバラツキを充分に緩和することが難かしくなり、
限界電流特性が悪化し、直線性が悪く、温度依存性が大
きくなる。そのため、良好な限界電流特性を得るには第
1層の最低限界の気孔率と厚さは8%と2μmであるこ
とを見出した。
第2層をうける理 およびその 拠 第2層を設ける目的は外界から三重点へ到達する酸素の
量を適正な値に制限するためである。
第2Mの気孔率が高い程、厚さが薄い程、多量の酸素が
三重点に到達する。そうすると、酸素濃度当りの電流は
大きくなる。電流が大きければ大きい程、電気的雑音の
影響を受けにくくなって、その意味では好都合である。
しかし、低温度になって、固体電解質の抵抗、固体電解
質と電極界面の抵抗が大きくなると、抵抗支配領域にお
ける電圧降下が測定上の障害になってくる。その場合、
電流が大きい程、障害も大きくなる。従って、低温作動
性に優れ、測定範囲が広く、直線性の良いものを得るに
は適正な電流密度に抑制する必要が有る。
我々は種々検討の結果、0.005〜0.5mA/+n
m2程度にすると良好な特性が得られることを見出した
そのためには気孔率4〜7%、厚さ2〜50μmの第2
層を設けると適合することを見出した。
11  2    の   ヲ径」央1史前記の従来技
術の問題点の項で述べた如く、温度変化(低下)により
酸sa度対電流の比例係数が若干変化するという問題点
があり、精度低下の原因になっていた。
我々はこの問題の原因と対策を種々検討した結果、ガス
の拡散係数の温度依存性が原因になっていることをつき
とめた。その対策としては拡散律速体の細孔径に適切な
値を用いることにより、細孔内の拡散係数の温度依存性
を極小に抑えることができるのではないかという見通し
を得るに到った。
上記予測に基づいて、多孔質層を1層だけ有する限界電
流式酸素濃度センサを試作し、その細孔径を200Å〜
2μmの範囲で変化させた。
それらの限界電流式酸素センサの一定酸素濃度(10%
)における温度と限界電流の関係を測定し、700℃に
おける電流との比率でまとめたものを第3図に示す。図
より明らかなように、細孔径によっているいろな温度依
存性になっていることがわかる。その内でも2000Å
〜1μmのものの温度係数が低い。なお、3000Å〜
4000人のものが500〜700℃〜1000℃にお
けて低い温度係数を示すことがわかった。
〔実施例1〕 実施例1は第1図および第2図に示す構成において、酸
素イオン伝導体2としてZnO□85〜95モル2に安
定化剤としてY2O3またはYb2O3を5〜15モル
%を固溶させた安定化ジルコニアの緻密な焼結体の固体
電解質を用いたものである。
安定化剤濃度の検討 第4図には固体電解質(Zn02)に対する安定化剤(
Y2O−)の濃度と抵抗率の関係を示す。試験条件は8
00℃である。前述の如く、本センサではなるべく抵抗
率の低いことが望ましい。図より明らかなように、6〜
10モル%程度の安定化剤濃度の内で約8%のときに最
も低い抵抗率が得られた。
陰極4と陽極3は多孔質な白金電極であり、厚さは0.
5〜20μmである。多孔質な白金電極の調整方法とし
ては真空蒸着、スパッタリング、イオンブレーティング
、化学メッキ、ペースト印刷等の方法が適する。
電極厚さの検討 第5図にはメッキ法で調整した白金電極厚さと耐久時間
の関係を示す。耐久試験の方法としては、N2中10石
0□で700℃に保持し、出力電流が初期値   ′の
90%に低下するまでの時間を調べた。図より明らかな
ように、0.5μm以下では急激に耐久時間が短くなる
ことがわかる。
第6図には過渡応答時間と白金電極の厚さの関係を示す
。試験の方法としては酸素濃度を1%から5%に急変し
たときの出力電流が50%変化するまでの時間を調べた
試験条件は700℃、流量は5N/minである。図よ
り明らかなように20μm以上では急激に応答時間が長
くなることがわかる。
上記の2つのデータから、耐久性と応答時間の両面で良
好な特性が得られるのは0.5〜20μmの範囲である
ことがわかった。
多孔質層10(第1層)の素材検−肚 この層は前述の特性面での機能の他に、白金電極への密
着性を確保し、耐久によって剥離したリヒビ割れしたり
、焼結が進行して緻密化したりしないことも必要である
。また、製造時に困難な条件を要求するものでないこと
も必要である。
また、酸素センサの使用雰囲気は、酸化性なので、耐酸
化性を有することが必要である。
また、自動車用センサなどでは、往々にして還元雰囲気
にもさらされるので、その場合には耐還元性を有するこ
とも必要である。
さらに、放射性を有するものや、毒性の強いものはあま
り好ましくない。
その他に、熱膨張係数が固体電解質や電極のそれと違い
すぎるものは不適当であり、使用温度における蒸気圧が
高すぎるものも適さない。
我々は種々の耐熱材料について実験的に検討を行った。
試作の方法はプラズマスプレー法によった。
先ず第1に初期の密着性について試験した。
密着性については、熱衝撃試験を行った後で顕微鏡によ
り、多孔質層のヒビ割れおよび剥離の有無を観察した。
全くヒビ割れのないもの二〇 少しヒビ割れのあるもの:△ ヒビ割れの多いもの  :× 全く剥離の無いもの  二〇 少し剥離のあるもの  :△ 剥離の多いもの    :X 藍Ii抜亀叫友族 セラミックコーティングの評価方法としては、900℃
にした炉内でサンプルを加熱しておき、急に炉内から取
り出して、常温の空気50ρ/minを吹き付けて急冷
した。このサイクルを10サイクル加えた。
第2に耐久性の評価方法としては、常温と900℃の温
度サイクル試験(第7図参照)を100サイクル行って
剥離およびヒビ割れの有無を観察した。
なお、初期に良好なものについてだけ温度サイクル試験
を実施した。固体電解質として安定化ジルコニアを用い
た場合の結果を第1表に示した。表より明らかなように
、総合評価として優れている素材は安定化ジルコニア、
アルミナ、スピネル、ステアタイト、シャモット、ラン
タニア、イツトリア、ジルコン酸カルシウム、SiO□
・A#20.、ガドリニア、サマリア、イットリビア、
スカンジマ、エルビア、ハフニア、ジルコン酸バリウム
5アルミン酸バリウム、珪酸マグネシウム、ジルコン酸
マグネシウム、珪酸マグネシウムジルコニムであり、そ
れに次ぐものはフォルステライト、カルシア、HfO2
・CaOである。
多孔質層11(第2層)の素材検討 この層は主に拡散によるガスの移動量を律速する働きを
する部分なので、この層の変質は直ちに特性変化につな
がる。それゆえ、多孔質層10で行った試験で好結果が
得られてものの内で、更に高温耐久試験を行って、適す
る素材を吟味した。
高温耐久試験方法 多孔質層は高温度では焼結が進み気孔率が低下し、ガス
の拡散が起こりにくくなる恐れがある。
この傾向の有無とその程度について、限界電流式酸素セ
ンサの出力を用いて評価した。
この試験は限界電流の初期値と200時間耐久後の値を
測定し、その変化率を調べることによって行った。
耐久試験の雰囲気は空気中であり、保持温度は900℃
である。
その結果を第2表に示す。
第2表より明らかなように、耐久性に優れた素材は安定
化ジルコニア、アルミナ、スピネル、ハフニア、ランタ
ニア、イツトリア、ジルコン酸バリウム、ジルコン酸カ
ルシウム、ガドリニア、サマリア、イットリビア、スカ
ンジア、エルビア、アルミン酸バリウム、ジルコン酸マ
グネシウムであり、それに次ぐものは、カルシア、Hf
 O、・CaO1珪酸マグネシウム、珪酸マグネシウム
ジルコニウムである。
電気1縁 13の  検討 この層は動作領域外では固体電解質と陰極を接触させな
いようにするために設けるものであり、多孔質層10で
行った試験で好結果が得られたものの内で、更に高温度
(900℃)における電流のリーク量を調べた。
電気絶R層す−ク量試験方法 内径6圃、外径8mnのジルコニア管の周囲に20側の
幅で電極(Pt1μm)、電気絶縁層(100μm)、
電極(Pt 1μm)と3層構造の試料を調整した。
なお電気絶縁層はプラズマ溶射によって付着させた。そ
して、空気中、900℃でのlO■印加時の抵抗を調べ
た。
抵抗が2にΩ以下では少し悪影響が現われ、200Ω以
下では顕著になる。
それ故、 2にΩ以上のものを リーク電流 大 200Ω〜2にΩ〃中 200Ω以下            小として評価し
た。その結果を第3表に示す。第3表より明らかなよう
に、電気絶縁層としてはアルミナ、スピネル、フォルス
テライト、ステアタイト、ハフニア、カルシア、ランタ
ニア、イツトリア、HfO,、・CaO、ガドリニア、
サマリア、エルビアが適し、それに次ぐものとして、シ
ャモット、SiO□・Al2O3、イットリビア、スヵ
ンジア、珪酸マグネシウムがある。
保護層12も多孔質層10と同様に白金電極との密着性
が良く、耐久によって剥離したり、ヒビ割れしたりしな
いものでなければならない。
それゆえ、多孔質層10の素材として適した素材は保護
層12の素材としても適する。
そして、白金電極の保護のためには、緻密な保護層の方
が保護力が優れているが、多孔質とすることも可能であ
る。また、保護層12を独立に設けるかわりに、多孔質
層10および多孔質層11のいずれか、または両方を作
動領域外まで延長して、保護機能を兼ねさせても良い。
〔実施例2〕 本実施例2は、第9図および第10図において、多孔質
層(第2層)11の上に更に第3層として、多孔質層1
4を設けた構成のものである。
策y反夙笈隨1ζ羨釦叫履疋灸匪 第3Jt’Jの気孔率が10%以下になると、鉛(pb
)、リン(P)等の化合物の微粒子が表面)に付着して
、比較的短い耐久時間内にて目詰まりを起こし、電流の
値が小さくなる。
また、第3層の気孔率が18%以上になると、第3層表
面での目詰まりは起こしにくくなるかわりに、pb、p
、s等の化合物が第3層を通り抜けて、第2層まで達し
やすくなる。そして、第2層の表面の目詰まりが比較的
短い耐久時間内に起こるようになる。それゆえ、第3層
の気孔率としては10〜18%が適する。
また、第3層の厚さが5μm以下では、蒸気の適正な気
孔率の場合であっても、比較的短い耐久時間内にそれ等
の化合物が第2層に達して、電流の低下をきたす。
耐久性の面だけで考えると、第3層の厚さは厚い程良い
が、その反面で、過渡応答性が緩慢になる。応答性の面
も重視する必要があるので、その上限は50μmに限ら
れる。
それゆえ、第3層の厚さは5〜50μmが適する。
第3層の気孔率は10〜18%厚さは5〜50μmの範
囲が適する。第3層の素材としては第2層の素材として
適した素材が適する。
また、本実施例においても、保護層12を独立に設ける
かわりに、多孔質[10,11および14のいずれか、
または全部を作動領域外まで延長して、保護機能を兼ね
させても良い。
第3層を設けることにより、燃焼排気中のようなpb、
p、イオウ(S)、カルシウム(Ca)、亜鉛(Zn)
、バリウム(Ba)等の化合物の微粒子が多く付着する
雰囲気で使用した場合にも第2層への目詰りが少なくな
る。第3層は気孔率が大きいから目詰りしにくい。その
ため、長期にわたって、特性変化少なく使用できる。
〔実施例 本実施例3ご 、第1および2図、または第9および1
0図において、多孔質層10.11および14のいずれ
か、または全部に触媒としてパラジウム、ロジウム、白
金のいずれか、またはそれ等の混合物を担持した。
触1」[罠14■1耽 第8図には触媒担持量と耐久時間の関係を示す。
耐久試験条件としては、リンや鉛の微粒子が最も付着し
やすい。500〜600℃に排気温を調節して、エンジ
ン実機で行なった。
センサは多孔質層14に第8図に示した触媒担持量を担
持したものを用いた。
第8図の結果から明らかなように、担持量が0、1wt
%以下になると、触媒非担持のものと比較して少ししか
耐久性改善の効果は無い。
それに対し、0.1wt%以上では顕著に耐久性改善効
果が認められた。
一方、触媒担持量が50wt%以上になると、リンや鉛
の化合物は付着しにくいかわりに、900℃程度の高温
では触媒自体の焼結が進んで、触媒担持層の内のガスの
流通が悪くなって、過渡応答性が緩慢になる。
そわゆえ、触媒の担持量としては0.1wt%〜50賛
t%が適当である。
触媒を担持することにより、酸素とH,、CO,HC等
が共存している雰囲気中においても、触媒部でそれ等の
酸化が促進され、誤差少なく、精度良く測定できるよう
になる、また、排気中に含まれるリンや鉛が付着しにく
くなる。
(発明の効果) 第11図(a)には従来技術によって製作した限界電流
式酸素濃度センサの電圧(Va)対電流(I)特性を酸
素濃度をパラメータにして示す。試験条件はCO210
%、8208%残りはN、で温度は750℃である。
同図(b)は(a)の特性の0.7V印加時の電流と酸
素濃度(0,)の関係を示すものである。
第12図(a)、(b)は第11図と同様の条件で測定
した本発明品の特性を示す。第12図のものの方が抵抗
支配領域での電圧降下が小さく優れた特性である。
第13図には従来品の575℃での特性を示す。第11
図の場合よりも温度が低くなったため、内部抵抗が高く
なり、抵抗支配領域での電圧降下が大きくなり、限界電
流特性が得られなくなっている。
そのため、酸素濃度が高くなっても電流が比例的に大き
くならず、飽和傾向になっている。
それに対し、本発明品の特性を第14図に示すが、第1
2図と比べれば抵抗支配領域での電圧降下が大きくなっ
てはいるが、それでも酸素濃度10%での電圧降下は約
0.6vであり、比較的小さいから酸素濃度測定の目的
には支障ない。また、抵抗支配領域と、過電圧支配領域
との境界が明確であり、良好な限界電流特性になってい
る。そのため、酸素濃度に比例した電流が得られている
第15図には従来品の温度と印加電圧0.7vにおける
電流の関係を示す。図より明らかなように700℃以下
では温度依存性が大きく、精度の良い測定を望むのであ
れば700℃以上の高温で使用しなければならない。
それに対し、第16図に示した本発明品の場合には酸素
濃度10%では575℃迄、8%では550℃迄は温度
依存性が小さく、従来品と比べて低温作動性に優れ、し
かも高温でも使用でき、使用温度範囲が広い良い特性で
あることがわかる。
なお、酸素濃度が低い場合には675℃以上で温度依存
性が大きくなる傾向を有するが、これは印加電圧0.7
■では過剰電流領域に入ってくるためであり、適正な印
加電圧(0,5V以下)にすれば過剰電流領域に入らな
いので、この問題は解消できる。
第17図には従来品の高酸素濃度領域における特性を示
す。試験条件は温度700°c、c6□10%残りはN
2である。図より明らかなように酸素濃度10%以下で
は抵抗支配領域での電圧降下が0.6V程度以下であり
、印加電圧0.7Vで限界電流を正しく検出することが
可能であるが、それ以上の酸素濃度では電圧降下が大き
くなって、限界電流を検出することができなくなる。そ
のため、第17図(b)に示した如く、酸素濃度が高く
なっても、それに比例した電流が得られなくなり、飽和
傾向になるので、高酸素濃度領域では使用できない。
一方、第18図に示した本発明品の場合には同一の条件
で、酸素濃度50%における抵抗支配領域の電圧降下が
0.4Vと小さく、抵抗支配領域と過電圧支配領域との
境界が明確であり、良好な限界電流特性になってし)る
。そのため、酸素濃度しこ比例した電流が得られてし)
る。
第17図と第18図を比較すると明ら力兎なようしこ、
従来品に比べて本発明品15倍以上もの高酸素濃度迄測
定範囲が拡大されてb)る。
□□1懸 O良 Δ 一部不良 X 不可 第2表 900℃200時間耐久
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の要部を示す断面図で、第2
図の部分断面拡大図、 第2図は本発明の限界電流式酸素センサの一実施例の構
造図である。 第3図は平均細孔径と温度依存性の関係を示す図、 第4図は固体電解質の抵抗率を示す図、第5図は白金電
極厚さと耐久性の関係を示す図、第6図は白金電極厚さ
と過渡応答時間の関係を示す図、 第7図は温度サイクルパターンを示す図、第8図は触媒
担持量と耐久性の関係を示す図、゛第9図は本発明の他
の実施例の構造垣、第10図は第9図の部分断面拡大図
、 第11図(a)は従来品の電圧対電流特性図、第11図
(b)は第11図(a)の0.7v印加時の電流と酸素
濃度の関係を示す図、 第12図(a)は本発明品の電圧対電流特性図、第12
図(b)は第12図(a)の0.5v印加時の電流と酸
素濃度の関係を示す図、 第13図(a)、(b)は従来品の575℃での特性図
、第14図(a)、(b)は本発明品の575℃での特
性図、第15図は従来品の電流の温度依存性を示す図。 第16図は本発明品の電流の温度依存性示す図、第17
図(aL(b)は従来品の高酸素濃度領域での特性を示
す図、 第18図(a)、(b)は本発明品の高酸素濃度領域で
の特性である。 第19図は従来の限界電流式酸素センサの構造図、第2
0図は従来の限界電流式酸素センサの特性図である。 1 ・・ 限界電流式酸素濃度センサ、 2 ・酸素イ
オン伝4体、 3 ・・陽極、 4 ・・ 陰極、5.
6 ・・・多孔質層、 7,8 ・・ リート線、10
・・・第1層、11・・・第2[、12・ 保護層、1
3・・ 絶縁層、14・・・第3層。 第1図 第2図 第3図 臥&(℃) 第4図 Y2O3(moL%) 第5図 第6図 り、tt廼序之(μm) 第7図 (C) 一ツキr5 (hr、1 第8図 □筬嫌憇片1(w、i%) 第9図 第10図 第11図 (a)                      
   (bltえ(Vl       籾奔4度(%)
41、 煮(A)   xlO−3 Jt&  (A)   xlO−3 電 点(A)  xlO2 轟     速成(A)  XK)−2(−1電1雀点
TAI     X 1o−3 第15図 0r八 電 洪(A)   X to−2 t 歳(A)  Xl0−2蜀 を戒(A)Klσ3

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)酸素イオン伝導体から成る板あるいは円筒状のも
    のの一面に陽極を設け、それと対向する他の面に陰極を
    設け、陰極上に第1層として気孔率8〜16%、厚さ3
    〜30μmの多孔質層を設け、第2層として、気孔率4
    〜7%、厚さ2〜50μmの緻密に近い層を設けたこと
    を特徴とする限界電流式酸素センサ。
  2. (2)第2層の細孔径が2000Å〜1μmであること
    を特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載の限界電流
    式酸素センサ。
  3. (3)第1層が安定化ジルコニア、アルミナ、スピネル
    、ステアタイト、シャモット、ハフニア、ジルコン酸バ
    リウム、ランタニア、イットリア、ジルコン酸カルシウ
    ム、SiO_2・Al_2O_3、ガドリニア、サマリ
    ア、イットリビア、スカンジア、エルビア、アルミン酸
    バリウム、珪酸マグネシウム、珪酸マグネシウムジルコ
    ニウムのいずれかまたはフォルステライト、カルシア、
    HfO_2・CaOのいずれかまたはそれ等の混合物か
    ら成ることを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載
    の限界電流式酸素センサ。
  4. (4)第2層が安定化ジルコニア、アルミナ、スピネル
    、ハフニア、ランタニア、イットリア、ジルコン酸バリ
    ウム、ジルコン酸カルシウム、ガドリニア、サマリア、
    イットリビア、スカンジア、エルビア、アルミン酸バリ
    ウム、ジルコン酸マグネシウムのいずれか、またはカル
    シア、HfO_2・CaO、珪酸マグネシウム、珪酸マ
    グネシウムジルコニウムのいずれか、またはそれ等の混
    合物から成ることを特徴とする特許請求の範囲第(1)
    項または第(2)項記載の限界電流式酸素センサ。
  5. (5)第2層上に第3層として、気孔率10〜18%、
    厚さ5〜50μmの多孔質層を設けたことを特徴とする
    特許請求の範囲第(1)項または第(4)項記載の限界
    電流式酸素センサ。
  6. (6)第3層が安定化ジルコニア、アルミナ、スピネル
    、ハフニア、ランタニア、イットリア、ジルコン酸バリ
    ウム、ジルコン酸カリシウム、ガドリニア、サマリア、
    イットリビア、スカンジア、エルビア、アルミン酸バリ
    ウム、ジルコン酸マグネシウムのいずれか、またはカル
    シア、HfO_2・CaO、珪酸マグネシウム、珪酸マ
    グネシウムジルコニウムのいずれか、またはそれ等の混
    合物から成ることを特徴とする特許請求の範囲第(5)
    項記載の限界電流式酸素センサ。
  7. (7)第1層〜第3層のいずれか、または全部に触媒を
    担持したことを特徴とする特許請求の範囲第(1)項〜
    第(5)項のいずれか1項記載の限界電流式酸素センサ
  8. (8)触媒としてパラジウム、ロジウム、白金のいずれ
    か、またはそれ等の混合物を0.1wt%ないし50w
    t%担持したことを特徴とする特許請求の範囲第(7)
    項記載の限界電流式酸素センサ。
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