JPS6145885B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6145885B2 JPS6145885B2 JP53077753A JP7775378A JPS6145885B2 JP S6145885 B2 JPS6145885 B2 JP S6145885B2 JP 53077753 A JP53077753 A JP 53077753A JP 7775378 A JP7775378 A JP 7775378A JP S6145885 B2 JPS6145885 B2 JP S6145885B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power amplifier
- phase
- response characteristic
- frequency
- nonlinearity
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000003321 amplification Effects 0.000 claims description 5
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 claims description 5
- 230000010363 phase shift Effects 0.000 claims description 3
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 claims 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 4
- 238000001228 spectrum Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03F—AMPLIFIERS
- H03F3/00—Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements
- H03F3/20—Power amplifiers, e.g. Class B amplifiers, Class C amplifiers
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Amplifiers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は非直線性補償器を有する広帯域電力増
幅装置に関するものである。
幅装置に関するものである。
衛星通信地球局等に用いられる広帯域電力増幅
装置あるいはAM分を含む変調信号を伝送するた
めの電力増幅装置に於て、増幅器の非直線性に基
く、混変調歪の発生率は電力増幅装置の性能を評
価する尺度の1つである。従来、この混変調歪の
発生率を低減するために、電力増幅器の入力側に
非直線性補償器を接続する方法がとられていた。
(特開昭51−83758号公報参照)。これは電力増幅
器の振幅及び位相の非直線性と逆の非直線性を持
つ補償器を入力側に付加することにより全体とし
て直線性を改善することにより混変調歪の低減を
はかるものである。
装置あるいはAM分を含む変調信号を伝送するた
めの電力増幅装置に於て、増幅器の非直線性に基
く、混変調歪の発生率は電力増幅装置の性能を評
価する尺度の1つである。従来、この混変調歪の
発生率を低減するために、電力増幅器の入力側に
非直線性補償器を接続する方法がとられていた。
(特開昭51−83758号公報参照)。これは電力増幅
器の振幅及び位相の非直線性と逆の非直線性を持
つ補償器を入力側に付加することにより全体とし
て直線性を改善することにより混変調歪の低減を
はかるものである。
しかるに、電力増幅器の広周波数帯域(例え
ば、500MHz)に亘る振幅特性及び遅延時間特性
は平担でない場合が多く、非直線性補償器を用い
ても、広周波数帯域に於て、十分な改善を得るこ
とが困難であつた。これを改善するため非直線性
補償器と電力増幅器の間に振幅特性補償器を挿入
すれば改善効果が上ることも既に知られる。(実
開昭52−109434号公報)。しかしながら、このよ
うな構成においては遅延時間特性或は位相の周波
数に対する非直線性により非直線性補償器の効果
が削減されてしまう。
ば、500MHz)に亘る振幅特性及び遅延時間特性
は平担でない場合が多く、非直線性補償器を用い
ても、広周波数帯域に於て、十分な改善を得るこ
とが困難であつた。これを改善するため非直線性
補償器と電力増幅器の間に振幅特性補償器を挿入
すれば改善効果が上ることも既に知られる。(実
開昭52−109434号公報)。しかしながら、このよ
うな構成においては遅延時間特性或は位相の周波
数に対する非直線性により非直線性補償器の効果
が削減されてしまう。
このことを第1図により説明する。この図は電
力増幅装置の非直線性により2波共通増幅時に発
生する3次の混変調歪のスペクトラムを示すもの
である。通常、5次以上の混変調歪も伝送帯域内
に生ずるが、ここでは説明を簡単にするため3次
までにしている。一方、電力増幅装置の位相周波
数特性が周波数に対し位相が直線的に変化する系
との相対位相が第2図の如くであるとする。
力増幅装置の非直線性により2波共通増幅時に発
生する3次の混変調歪のスペクトラムを示すもの
である。通常、5次以上の混変調歪も伝送帯域内
に生ずるが、ここでは説明を簡単にするため3次
までにしている。一方、電力増幅装置の位相周波
数特性が周波数に対し位相が直線的に変化する系
との相対位相が第2図の如くであるとする。
第1図に示すような混変調歪を発生する電力増
幅器の非直線の補償器も、電力増幅器とは逆の非
直線性を有するために補償器を通過した入力信号
は第1図と類似の電力スペクトラムを示す。も
し、非直線性補償器から電力増幅器の混変調歪を
発生する個所までの間の伝送路の位相周波数特性
が、3次混変調歪を含む帯域まで直線的であれ
ば、非直線性補償器の3次歪の補償機能は電力増
幅器の非直線性を有する個所まで伝達されたこと
になり、混変調歪を有効に低減できる。しかし、
もし第2図に示すような位相特性をもつ伝送系を
経た後では、非直線性補償器の補償機能は電力増
幅器の混変調歪発生個所まで伝送されたことにな
らず、補償能力は低下する。
幅器の非直線の補償器も、電力増幅器とは逆の非
直線性を有するために補償器を通過した入力信号
は第1図と類似の電力スペクトラムを示す。も
し、非直線性補償器から電力増幅器の混変調歪を
発生する個所までの間の伝送路の位相周波数特性
が、3次混変調歪を含む帯域まで直線的であれ
ば、非直線性補償器の3次歪の補償機能は電力増
幅器の非直線性を有する個所まで伝達されたこと
になり、混変調歪を有効に低減できる。しかし、
もし第2図に示すような位相特性をもつ伝送系を
経た後では、非直線性補償器の補償機能は電力増
幅器の混変調歪発生個所まで伝送されたことにな
らず、補償能力は低下する。
本発明はこの欠点を除くために非直線性補償器
と電力増幅器の間に位相周波数特性等化器を挿入
することを特徴とする電力増幅装置にある。
と電力増幅器の間に位相周波数特性等化器を挿入
することを特徴とする電力増幅装置にある。
第3図に本発明による電力増幅装置の構成を示
す。1は非直線性補償器、2は振幅特性等化器、
3は位相特性等化器、4は電力増幅器である。
す。1は非直線性補償器、2は振幅特性等化器、
3は位相特性等化器、4は電力増幅器である。
非直線性補償器1と電力増幅器4の非直線歪発
生個所の間の振幅及び位相の周波数特性を所要帯
域内に於て、振幅特性等化器2、位相特性等化器
3を用いて振幅特性を平担に、位相を周波数に対
して直線的になるように補償することにより、非
直線補償器1と電力増幅器4の補償関係の対応が
良くなり混変調歪の良好な改善効果が得られる。
なお、非直線補償器1と振幅特性等化器の具体構
成は、前記出願に説明されている。
生個所の間の振幅及び位相の周波数特性を所要帯
域内に於て、振幅特性等化器2、位相特性等化器
3を用いて振幅特性を平担に、位相を周波数に対
して直線的になるように補償することにより、非
直線補償器1と電力増幅器4の補償関係の対応が
良くなり混変調歪の良好な改善効果が得られる。
なお、非直線補償器1と振幅特性等化器の具体構
成は、前記出願に説明されている。
本発明に用いる位相特性等化器3の具体例とし
ては、第4図の構成図に示すように、サーキユレ
ータ31,33にそれぞれ接続され共振周波数f
A,fBでそれぞれ共振する共振器32,34から
構成される。これら共振器の共振周波数を所定帝
域内に形成したり帯域外に形成したりして、任意
の位相遅れ回路を構成できるので、この電力増幅
装置の位相特性の逆の位相特性をもつ回路を構成
することができる。さらに、この共振器32,3
4の具体構成としては、所定共振周波数を有する
導波管に周波数調整用ビスおよび、結合度調整用
ビスを設けて、任意の位相特性をもつ共振器を構
成できる。なお、この移相補償等化器はこの位相
特性により、共振器が1個でも構成でき、また必
要に応じて3個用いることもある。
ては、第4図の構成図に示すように、サーキユレ
ータ31,33にそれぞれ接続され共振周波数f
A,fBでそれぞれ共振する共振器32,34から
構成される。これら共振器の共振周波数を所定帝
域内に形成したり帯域外に形成したりして、任意
の位相遅れ回路を構成できるので、この電力増幅
装置の位相特性の逆の位相特性をもつ回路を構成
することができる。さらに、この共振器32,3
4の具体構成としては、所定共振周波数を有する
導波管に周波数調整用ビスおよび、結合度調整用
ビスを設けて、任意の位相特性をもつ共振器を構
成できる。なお、この移相補償等化器はこの位相
特性により、共振器が1個でも構成でき、また必
要に応じて3個用いることもある。
このように本発明の電力増幅装置は位相補償回
路によつて位相のずれなしに増幅でき、広帯域幅
信号の混変調歪を低減できる。通常、電力増幅装
置は混変調歪をなくすために入力を所定レベル下
げて用いているが(入力のバツクオフ)、この発
明の電力増幅装置はこのような混変調歪をなくす
ことができるので、バツクオフを必要とせず、所
定規格までフルに用いることができる。したがつ
て、複数波共通増幅の必要な衛星通信地上局など
において、電力増幅装置を小形化できる。また、
PCM−PSK信号のようにAM成分を多く含む信号
の伝送系の電力増幅器として、非直線性によるエ
ネルギースペクトラムの広がりを低減でき、周波
数の有効利用が可能となる。
路によつて位相のずれなしに増幅でき、広帯域幅
信号の混変調歪を低減できる。通常、電力増幅装
置は混変調歪をなくすために入力を所定レベル下
げて用いているが(入力のバツクオフ)、この発
明の電力増幅装置はこのような混変調歪をなくす
ことができるので、バツクオフを必要とせず、所
定規格までフルに用いることができる。したがつ
て、複数波共通増幅の必要な衛星通信地上局など
において、電力増幅装置を小形化できる。また、
PCM−PSK信号のようにAM成分を多く含む信号
の伝送系の電力増幅器として、非直線性によるエ
ネルギースペクトラムの広がりを低減でき、周波
数の有効利用が可能となる。
第1図および第2図は本発明の原理を説明する
ためのエネルギースペクトラム図および位相周波
数特性図、第3図は本発明による電力増幅器の実
施例の構成図、第4図は第3図の位相補償等化器
の具体例の構成図である。図において 1……非直線性補償器、2……振幅特性等化
器、3……位相特性等化器、4……電力増幅器、
31,33……サーキユレータ、32,34……
共振器、である。
ためのエネルギースペクトラム図および位相周波
数特性図、第3図は本発明による電力増幅器の実
施例の構成図、第4図は第3図の位相補償等化器
の具体例の構成図である。図において 1……非直線性補償器、2……振幅特性等化
器、3……位相特性等化器、4……電力増幅器、
31,33……サーキユレータ、32,34……
共振器、である。
Claims (1)
- 1 非直線的な振幅応答特性を有する広帯域電力
増幅器と、この電力増幅器の入力側に接続され前
記非直線振幅応答特性を補償する非直線性補償手
段と、前記電力増幅器の周波数応答特性と逆の特
性を有しかつ前記電力増幅器の前段に接続される
周波数応答特性補償手段とを有する広帯域電力増
幅装置において、前記非直線性補償手段と前記電
力増幅器との間に接続されかつ前記電力増幅装置
の周波数帯域全域について信号の各周波数成分の
位相を等化する位相偏移補償手段を備えることを
特徴とする広帯域電力増幅装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7775378A JPS554186A (en) | 1978-06-26 | 1978-06-26 | Broad-band power amplifier |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7775378A JPS554186A (en) | 1978-06-26 | 1978-06-26 | Broad-band power amplifier |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS554186A JPS554186A (en) | 1980-01-12 |
JPS6145885B2 true JPS6145885B2 (ja) | 1986-10-11 |
Family
ID=13642680
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7775378A Granted JPS554186A (en) | 1978-06-26 | 1978-06-26 | Broad-band power amplifier |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS554186A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0657292U (ja) * | 1993-01-27 | 1994-08-09 | 株式会社ダイヤコーポレーション | 軸の取付構造およびその取付構造を用いたタオル掛け |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6041554A (ja) * | 1984-07-14 | 1985-03-05 | セイレイ工業株式会社 | 籾すり機における籾の自動供給制御装置 |
JP2983160B2 (ja) * | 1995-10-06 | 1999-11-29 | 八木アンテナ株式会社 | 高周波増幅装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5312347A (en) * | 1976-07-20 | 1978-02-03 | Nec Corp | Liquid crystal display panel |
-
1978
- 1978-06-26 JP JP7775378A patent/JPS554186A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5312347A (en) * | 1976-07-20 | 1978-02-03 | Nec Corp | Liquid crystal display panel |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0657292U (ja) * | 1993-01-27 | 1994-08-09 | 株式会社ダイヤコーポレーション | 軸の取付構造およびその取付構造を用いたタオル掛け |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS554186A (en) | 1980-01-12 |
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