JPS6145641Y2 - - Google Patents

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JPS6145641Y2
JPS6145641Y2 JP4140979U JP4140979U JPS6145641Y2 JP S6145641 Y2 JPS6145641 Y2 JP S6145641Y2 JP 4140979 U JP4140979 U JP 4140979U JP 4140979 U JP4140979 U JP 4140979U JP S6145641 Y2 JPS6145641 Y2 JP S6145641Y2
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variable resistor
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  • Tone Control, Compression And Expansion, Limiting Amplitude (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案はステレオアンプ等に用いられる聴感
補正装置に関する。
一般にステレオアンプ等においは、再生された
音の大きさに対して聴感上の周波数特性を改善す
るために聴感補正用の音質調整器(ラウドネスコ
ントロール)からなる聴感補正装置を設けること
が行われている。従来上記の聴感補正装置として
は、例えば第1図に示すように、音量調整用の中
間タツプ付可変抵抗器1と、この可変抵抗器1と
共に高低域ブースト用の素子を構成するコンデン
サ2,3および抵抗4と、聴感補正動作/非動作
切換えを行う切換スイツチ5とからなる聴感補正
装置Aが知られている。この聴感補正装置Aは、
可変抵抗器1を調整することによつて行うもので
あり、切換スイツチ5の切換接点5aを接点5b
側に接触させたときに聴音補正のなされる音量調
整を行うことができ、前記切換接点5aを接点5
c側に接触させたときに聴音補正のなされない音
量調整を行うことができるものである。そころで
上記の聴感補正装置Aにおいては、可変抵抗器1
の調整により得られる音量レベルに対して任意の
周波数特性(高低域のブーストカーブ)が得られ
ないため聴感的に周波数特性をフラツトとするこ
とができず、したがつて個人差、音量レベルに適
した聴感補正ができない欠点があつた。ところで
この出願人は、上記の欠点を除去した聴感補正装
置として第2図に示す聴感補正装置Bを提供し
た。すなわち第2図に示す聴感補正装置Bは、増
幅器11の入力端側の信号系路に介挿された入力
レベル設定用の可変抵抗器12と、増幅器11の
出力端側の信号系路に介挿された可変抵抗器13
とコンデンサ14,15と抵抗16,17とで構
成された聴感補正回路18とからなるものであ
る。しかしてこの聴感補正装置Bは、聴感補正の
なされない音量調整を可変抵抗器12によつて行
い、聴感補正のなされる音量調整を聴感補正回路
18の可変抵抗器13によつて行い、可変抵抗器
12,13を適宜調整することにより音量レベル
に応じて任意の周波数特性を得ることができるも
のである。しかしながらこの聴感補正装置Bにお
いては、音量調整を行う場合に聴感補正を行うと
きと行わないときとで各別の操作摘子を操作しな
ければならない欠点があつた。また音量摘子は通
常使用頻度が高いためこれを大形に形成するよう
にしており、したがつて2つの大形摘子をアンプ
の前面パネルに配置した場合に意匠上の難点を生
じ、またこれらを小形に形成すれば操作性が悪く
なる等の欠点があつた。
この考案は上記従来の聴感補正装置の欠点を除
去すべくなされたもので、一つの可変抵抗器の操
作摘子により聴感補正のなされる音量調整と聴感
補正のなされない音量調整とを共に行い得、しか
も聴感補正がなされる音量調整を行う場合に希望
する音量レベルに適した聴感補正ができる聴感補
正装置を提供することを目的とするものである。
この目的を達成するためにこの考案は、入力端子
からの信号経路に介挿され、入力信号レベル設定
を行う第1の可変抵抗器と、この第1の可変抵抗
器によりレベル設定された信号が一方の固定端子
に供給され、他方の固定端子が第1のインピーダ
ンス回路を介して接地され、摺動端子が第2のイ
ンピーダンス回路を介して前記一方の固定端子に
接続された第2の可変抵抗器を有し、前記摺動端
子が出力端子に接続される聴感補正回路と、前記
第1のインピーダンス回路に並列接続される第1
のオンオフスイツチと、前記第2のインピーダン
ス回路に直列接続される第2のオンオフスイツチ
とを具備してなり、前記第1の可変抵抗器で設定
された入力信号レベルのもとで前記第1のオンオ
フスイツチをオフ、前記第2のオンオフスイツチ
をオンとし、前記第2の可変抵抗器で聴感補正の
なされる音量調整を行う状態と、前記第1の可変
抵抗器を最大レベルに設定し、前記第1のオンオ
フスイツチをオン、前記第2のオンオフスイツチ
をオフとし、前記第2の可変抵抗器で聴感補正の
なされない音量調整を行う状態とを選択的に切換
えるようにしたものである。
以下、この考案の一実施例を第3図,第4図を
参照して説明する。
第3図はこの考案を適用した聴感補正装置Cの
回路図であり、この図において符号21で示す入
力端子は増幅器22を介して第1の可変抵抗器2
3の固定端子23aに接続されている。第1の可
変抵抗器23は入力レベル設定用の可変抵抗器を
構成しており、その固定端子23bが接地され、
摺動端子23cが増幅器24を介して聴感補正回
路25の入力端子26に接続されている。聴感補
正回路25において入力端子26は、第2の可変
抵抗器27の固定端子27aに接続されると共に
順次直列接続されたコンデンサ28(第2のイン
ピーダンス回路)、抵抗29(第2のインピーダ
ンス回路)、スイツチ30(第2のオンオフスイ
ツチ)を介してこの聴感補正回路25の出力端子
31に接続されている。第2の可変抵抗器27
は、聴感補正回路25の動作時の音量調整用可変
抵抗器を構成すると共に前記スイツチ30および
後述する他のスイツチの切換えにより聴感補正回
路25が非動作時の信号系路の音量調整用可変抵
抗器を構成するもので、その固定端子27bが各
並列接続された抵抗32(第1のインピーダンス
回路)、コンデンサ33(第1のインピーダンス
回路)およびスイツチ34,35(第1のオンオ
フスイツチ)を介して接地されている。そして聴
感補正回路25の出力端子31は増幅器36を介
して出力端子37に接続されている。上記の構成
において、スイツチ30および34は第1の可変
抵抗器23の調整操作に連動するようになつてお
り、第1の可変抵抗器23の摺動端子23cが固
定接点23a,23b間の抵抗体に接触している
ときにスイツチ30が閉、スイツチ34が開、ま
た前記摺動端子23cが固定端子23aに接触し
たときにスイツチ30が開、スイツチ34が閉と
なるように構成されている。またスイツチ35は
第2の可変抵抗器27の調整操作に連動するよう
になつており、第2の可変抵抗器27の摺動端子
27cが固定接点27a,27b間の抵抗体に接
触しているときに開、前記摺動端子27cが固定
接点27aに接触したときに閉となるように構成
されている。
上記の聴感補正装置Cにおいて第1,第2の可
変抵抗器23,27の操作摘子は、例えば第4図
に示すように設けられるものである。すなわち第
4図において、符号40はこの聴感補正装置Cの
設けられたアンプの前面パネルを示し、41は第
1の可変抵抗器23を操作する小形の操作摘子、
42は第2の可変抵抗器27を操作する操作摘子
を示す。操作摘子41,42には各々指示マーク
43,44が刻設されており、前面パネル40に
は操作摘子41,42の回動始端を示すマーク4
5a,46aと同回動終端を示すマーク45b,
46bとが刻設されている。しかして操作摘子4
1,42は、指示マーク43,44がマーク45
a,46aからマーク45b,46bに移動する
範囲(矢印で示す範囲)で回動操作されるもので
ある。この場合操作摘子41は、指示マーク43
をマーク45bに位置させたときに第1の可変抵
抗器23の摺動端子23cを固定端子23aに接
触させ、スイツチ30を開、スイツチ34を閉と
する。また操作摘子42は、指示マーク44をマ
ーク46bに位置させたときに第2の可変抵抗器
27の摺動端子27cを固定端子27aに接触さ
せ、スイツチ35を閉とする。
次に、上記の構成からなる聴感補正装置Cの調
整操作について説明する。いま聴感補正のなされ
る音量調整を行う場合には、まず操作摘子42を
回動操作して指示マーク44をマーク46bに合
わせ、第2の可変抵抗器27の摺動端子27cを
固定端子27aに接触させる。この状態において
聴感補正回路25は、スイツチ35が閉となる結
果非動動作状態におかれ、増幅器24の出力をそ
のまま増幅器34に供給する。次いで操作摘子4
1を回動操作し、第1の可変抵抗器23を調整し
て聴感補正回路25の入力レベルを適宜調整す
る。この際スイツチ30,34は、第1の可変抵
抗器23の摺動端子23cが固定接点23aから
離れるため、スイツチ30が閉、スイツチ34が
開となる。このように入力レベルを調整したの
ち、操作摘子42を回動操作して第2の可変抵抗
器27を調整する。このとき聴感補正回路25
は、第2の可変抵抗器27の摺動端子27cが固
定端子27aから離れるため、スイツチ35が開
となつて動作状態におかれる(第2の可変抵抗器
27が聴感補正回路25の動作時の音量調整用可
変抵抗器を構成する)。したがつて第2の可変抵
抗器27を調整した場合に、第1の可変抵抗器2
3により設定された入力レベルのもとで聴感補正
のなされる音量調整を行うことができる。この場
合第1の可変抵抗器23によつて聴感上フラツト
に聴える入力レベルを設定し次に第2の可変抵抗
器27によつて所望の聴きたいレベルまでレベル
を下げる。このとき、聴感補正(高低域ブース
ト)されているためレベルを下げても聴感上フラ
ツトに聴える。
また聴感補正のなされない音量調整を行う場合
には、操作摘子41を回動操作して指示マーク4
3をマーク45bに合わせ、第1の可変抵抗器2
3の摺動端子23cを固定端子23aに接触させ
る。この状態において聴感補正回路25は、スイ
ツチ30が開、スイツチ34が閉となる結果非動
作状態におかれる。また第2の可変抵抗器27
は、固定端子27a,27b間の抵抗体が増幅器
24の出力端と接地点との間に介挿されることに
なり、聴感補正回路25から分離されて増幅器2
4,36間の信号系路中の音量調整用可変抵抗器
となる。したがつてここで第2の可変抵抗器27
を調整すれば、聴感補正のなされない音量調整を
行うことができる。このように上記の聴感補正装
置Cは、聴感補正のなされる音量調整となされな
い音量調整とを一つの操作摘子42を操作するこ
とによつてなし得るものである。
なお上記の実施例においては、スイツチ30,
34が第1の可変抵抗器23に、スイツチ35が
第2の可変抵抗器27にそれぞれ連動して開閉さ
れるように構成したが、これらの各スイツチ3
0,34,35は上記各可変抵抗器に連動させる
ことなく単独に操作されるように構成してもよ
い。(この場合スイツチ34,35のいずれか一
方は不要となる。) 以上の説明から明らかなように、この考案によ
れば、入力端子からの信号経路に介挿され、入力
信号レベル設定を行う第1の可変抵抗器と、この
第1の可変抵抗器によりレベル設定された信号が
一方の固定端子に供給され、他方の固定端子が第
1のインピーダンス回路を介して接地され、摺動
端子が第2のインピーダンス回路を介して前記一
方の固定端子に接続された第2の可変抵抗器を有
し、前記摺動端子が出力端子に接続される聴感補
正回路と、前記第1のインピーダンス回路に並列
接続される第1のオンオフスイツチと、前記第2
のインピーダンス回路に直列接続される第2のオ
ンオフスイツチとを具備してなり、前記第1の可
変抵抗器で設定された入力信号レベルのもとで前
記第1のオンオフスイツチをオフ、前記第2のオ
ンオフスイツチをオンとし、前記第2の可変抵抗
器で聴感補正のなされる音量調整を行う状態と、
前記第1の可変抵抗器を最大レベルに設定し、前
記第1のオンオフスイツチをオン、前記第2のオ
ンオフスイツチをオフとし、前記第2の可変抵抗
器で聴感補正のなされない音量調整を行う状態と
を選択的に切換えるように構成したから、聴感補
正のなされる音量調整となされない音量調整とを
一つの可変抵抗器(第2の可変抵抗器)で行うこ
とができ、しかも聴感補正のなされる音量調整を
行う場合に前記第1,第2の可変抵抗器の設定位
置を適宜組み合わせることによつて希望の音量の
もとで聴感上フラツトの周波数特性が正確に得ら
れる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の聴感補正装置Aの回路図、第2
図はこの出願人が提供した従来の聴感補正装置B
の回路図、第3図はこの考案による聴感補正装置
Cの回路図、第4図は同聴感補正装置Cの調整操
作を行うための操作摘子を示す図である。 23……第1の可変抵抗器、25……聴感補正
回路、27……第2の可変抵抗器、30,34,
35……スイツチ、C……聴感補正装置。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 入力端子からの信号経路に介挿され、入力信号
    レベル設定を行う第1の可変抵抗器と、 この第1の可変抵抗器によりレベル設定された
    信号が一方の固定端子に供給され、他方の固定端
    子が第1のインピーダンス回路を介して接地さ
    れ、摺動端子が第2のインピーダンス回路を介し
    て前記一方の固定端子に接続された第2の可変抵
    抗器を有し、前記摺動端子が出力端子に接続され
    る聴感補正回路と、 前記第1のインピーダンス回路に並列接続され
    る第1のオンオフスイツチと、 前記第2のインピーダンス回路に直列接続され
    る第2のオンオフスイツチと、 を具備してなり、 前記第1の可変抵抗器で設定された入力信号レ
    ベルのもとで前記第1のオンオフスイツチをオ
    フ、前記第2のオンオフスイツチをオンとし、前
    記第2の可変抵抗器で聴感補正のなされる音量調
    整を行う状態と、 前記第1の可変抵抗器を最大レベルに設定し、
    前記第1のオンオフスイツチをオン、前記第2の
    オンオフスイツチをオフとし、前記第2の可変抵
    抗器で聴感補正のなされない音量調整を行う状態
    とを選択的に切換えるようにしてなる聴感補正装
    置。
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JPS55142022U JPS55142022U (ja) 1980-10-11
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