JPS6145617B2 - - Google Patents

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JPS6145617B2
JPS6145617B2 JP53002055A JP205578A JPS6145617B2 JP S6145617 B2 JPS6145617 B2 JP S6145617B2 JP 53002055 A JP53002055 A JP 53002055A JP 205578 A JP205578 A JP 205578A JP S6145617 B2 JPS6145617 B2 JP S6145617B2
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JP
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compound
reaction
trimethyl
cyclohex
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JP53002055A
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Roozenbaagaa Maikeru
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F Hoffmann La Roche AG
Original Assignee
F Hoffmann La Roche AG
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Publication date
Application filed by F Hoffmann La Roche AG filed Critical F Hoffmann La Roche AG
Publication of JPS53111044A publication Critical patent/JPS53111044A/ja
Publication of JPS6145617B2 publication Critical patent/JPS6145617B2/ja
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    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C403/00Derivatives of cyclohexane or of a cyclohexene or of cyclohexadiene, having a side-chain containing an acyclic unsaturated part of at least four carbon atoms, this part being directly attached to the cyclohexane or cyclohexene or cyclohexadiene rings, e.g. vitamin A, beta-carotene, beta-ionone
    • C07C403/24Derivatives of cyclohexane or of a cyclohexene or of cyclohexadiene, having a side-chain containing an acyclic unsaturated part of at least four carbon atoms, this part being directly attached to the cyclohexane or cyclohexene or cyclohexadiene rings, e.g. vitamin A, beta-carotene, beta-ionone having side-chains substituted by six-membered non-aromatic rings, e.g. beta-carotene
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    • C07C403/08Derivatives of cyclohexane or of a cyclohexene or of cyclohexadiene, having a side-chain containing an acyclic unsaturated part of at least four carbon atoms, this part being directly attached to the cyclohexane or cyclohexene or cyclohexadiene rings, e.g. vitamin A, beta-carotene, beta-ionone having side-chains substituted by singly-bound oxygen atoms by hydroxy groups
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    • C07D303/00Compounds containing three-membered rings having one oxygen atom as the only ring hetero atom
    • C07D303/02Compounds containing oxirane rings
    • C07D303/12Compounds containing oxirane rings with hydrocarbon radicals, substituted by singly or doubly bound oxygen atoms
    • C07D303/32Compounds containing oxirane rings with hydrocarbon radicals, substituted by singly or doubly bound oxygen atoms by aldehydo- or ketonic radicals
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07FACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
    • C07F9/00Compounds containing elements of Groups 5 or 15 of the Periodic System
    • C07F9/02Phosphorus compounds
    • C07F9/28Phosphorus compounds with one or more P—C bonds
    • C07F9/54Quaternary phosphonium compounds
    • C07F9/5435Cycloaliphatic phosphonium compounds
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C2601/00Systems containing only non-condensed rings
    • C07C2601/12Systems containing only non-condensed rings with a six-membered ring
    • C07C2601/16Systems containing only non-condensed rings with a six-membered ring the ring being unsaturated

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はポリエン化合物に関する。更に詳細に
は、本発明はカンタキサンチンを製造するための
新規な重要な物質に関する。
ポリエン化合物を製造するための本発明によつ
て提供される方法は、式 のジオールを式 のヒドロキシケトンに酸化し、必要に応じて、式
のヒドロキシケトンを式 式中、Xはアリールまたは低級アルキル基を表
わし、そして Yはハロゲン原子である、 のホスホニウム塩に変え、そして生ずるホスホニ
ウム塩を式 のジアルデヒドと縮合させ、これによつて式 のカンタキサンチンを得ることを特徴とする。
本明細書において用いる「ハロゲン」なる語に
は4種のすべてのハロゲン、即ち塩素、フツ素、
臭素及びヨウ素が含まれる。「低級アルキル」な
る語は炭素原子1〜7個を含む飽和脂肪族の直鎖
状または分枝鎖状の炭化水素、例えばエチル、メ
チル、イソプロピル等を示す。「低級アルコキ
シ」なる語は炭素原子1〜7個を含む低級アルコ
キシ基、例えばメトキシ、エトキシ、イソプロポ
キシ等を表わす。
本明細書において用いる「アリール」なる語
は、未置換であるかまたは一つもしくはそれ以上
の位置がハロゲン、ニトロ、低級アルキルまたは
低級アルコキシ置換基で置換されていてもよい、
単核の芳香族炭化水素基例えばフエニル、トリ
ル、及び未置換であるかまたは上記置換基の1個
またはそれ以上で置換されていてもよい多核のア
リール基例えばナフチル、アンスリル、フエナン
スリルを表わす。好適なアリール基は置換された
及び未置換の単核基、殊にフエニルである。「ア
ルカリ金属」なる語には全てのアルカリ金属、例
えばナトリウム、カリウム及びリチウムが含まれ
る。「低級アルカノール」なる語は炭素原子1〜
7個を含む脂肪族の飽和アルコール、例えばメタ
ノール、エタノール、イソプロパノール、n−ブ
タノール等を示す。
上記の方法において出発物質として用いる式
のジオールは次の反応式に示した如くして製造す
ることができる: 式のジオールを合成する際の第一工程におい
て、式aの化合物を過有機酸との反応によつて
式aの化合物に変える。この方法においては、
不飽和二重結合をエポキシ架橋に変える方法はい
ずれも用いることができる。好適な過有機酸の中
には過酢酸、過安息香酸、m−クロロ過安息香酸
等が含まれる。この目的に普通の過有機酸はいず
れも利用することができる。この反応に際して、
エポキシドを生成させるために用いられる普通の
反応条件はいずれも用いることができる。
式aの化合物はアルカリ金属低級アルコキシ
ドで処理して式の化合物に変えることができ
る。普通のアルカリ金属低級アルコキシドはいず
れも、例えばナトリウムまたはカリカムメトキシ
ドを用いることができる。この反応は低級アルカ
ノール溶媒中で行われる。好適な溶媒にはメタノ
ール及びエタノールがある。しかしながら、低級
アルカノールはいずれも用いることができる。必
要に応じて、不活性有機溶媒例えばベンゼン、ト
ルエン等を低級アルカノール溶媒と共に用いるこ
とができる。この点に関して、必要に応じて、普
通の不活性有機溶媒のいずれかを低級アルカノー
ル溶媒媒質に混入することができる。この反応を
行う際に、温度及び圧力は臨界的ではなく、この
反応は室温及び大気圧下で行うことができる。一
方、この反応を行う際に、10℃〜100℃の温度を
用いることができる。
一方、式の化合物はレトロイオノン(retro
−ionone)から、即ち中間体を介して式bの化
合物から製造される: 式bの化合物を、式aの化合物の式aの
化合物への反応に関して述べた方法で、過有機酸
によるエポキシド化によつて、式bの化合物に
変える。
式bの化合物を、式aの化合物の式の化
合物への転化に関して述べた同一方法で、式b
の化合物を低級アルカノール溶媒中のアルカリ金
属アルコキシドで処理した式の化合物に変え
る。
式の化合物の式の化合物への転化に際し、
式の化合物を、ケトンと有機金属ハライドとの
反応に対する普通の条件下で、ビニル金属ハライ
ド、例えばビニルマグネシウムクロライドで処理
する。この反応を行う際に、一般に式の化合物
1モル当り少なくとも2モルのビニル金属ハライ
ドを用いることが好ましい。必要に応じて、ビニ
ル金属ハライドを式の化合物の1モル当り10モ
ルまたはそれ以上の量で用いることができる。し
かしながら、このように多量のビニルマグネシウ
ムハライドを用いても有利な成果は得られない。
更にかかる多量を用いることのコストの理由によ
り、式の化合物1モル当り10モルよりも多い量
のビニル金属ハライドはめつたに用いられない。
式の化合物は式の化合物から、式の化合
物とアルカリ金属アセチリド、例えばナトリウム
アセチリドとの反応によつて製造することができ
る。ケトンとアセチリドとの反応によつて付加生
成物を生成させる際の普通の条件はいずれも本発
明に従つて利用することができる。式の化合物
はリンドラー(Lindlar)触媒を用いて水素添加
によつて式の化合物に変えることができる。こ
の反応を行う際に、三重結合を二重結合に選択的
に還元する普通の方法はいずれも用いることがで
きる。
次に式の化合物を本発明に従つて酸化剤で処
理して式の化合物に変える。この転化を行う際
に普通の酸化剤はいずれも用いることができる。
好適な酸化剤の中には二酸化マンガン及びクロム
酸塩酸化剤、例えばジヨーンズ(Jones)試薬が
含まれる。式の化合物の式の化合物への転化
に際して、これらの試薬を用いて酸化を行う普通
の条件はいずれも用いることができる。
式の化合物を式の化合物への転化を行う際
に好適な方法の中には、アルミニウムイソプロポ
キシドの存在下におけるアセトンでの酸化があ
る。この方法によつて、式の化合物が高収率で
式の化合物から得られる。この反応を行う際
に、アルミニウムイソプロポキシドは触媒量、即
ち式の化合物のモル数を基準にして少なくとも
0.1モル%存在することができる。必要に応じ
て、アルミニウムイソプロポキシドは式の化合
物を基準にして100モル%の量で存在することが
できる。実際に、過剰のアルミニウムイソプロポ
キシドはこの反応に悪影響を与えない。しかしな
がら、経済上からは、一般に式の化合物の重量
を基準にして0.1モル%〜100モル%の量でアルミ
ニウムイソプロポキシドを用いることが好まし
い。
一般に、アルミニウムイソプロポキシド及びア
セトンによる酸化は不活性有機溶媒、例えば塩化
メチレン、ベンゼン及びトルエンの存在下におい
て行うことができる。実際に、不活性有機溶媒は
いずれも必要に応じてアセトンとの混合物として
用いることができる。一般にこの反応は反応媒質
の環流温度で行われる。
式のヒドロキシケトンを式のカンタキサン
チンへ転化するために、式の化合物を三ハロゲ
ン化リンで処理して、該式の化合物を式 式中、Yはハロゲン原子である、 の化合物に変える。一般にこの反応は不活性有機
溶媒中で行われる。この反応を行うために普通の
不活性有機溶媒はいずれも用いることができる。
好適な溶媒の中にはエーテル溶媒例えばジエチル
エーテル、テトラヒドロフラン等がある。この反
応を行う際に温度及び圧力は臨界的ではなく、こ
の反応は室温及び大気圧下で行うことができる。
一般にこの反応を10℃〜100℃の温度で行うこと
が好ましい。
式の化合物は、該化合物を式P〔X〕(但
し、Xはアリールまたは低級アルキル基を表わ
す)のホスフインと反応させて式の化合物に変
えられる。一般にこの反応は不活性有機溶媒中で
行われる。この反応を行うために通常の不活性有
機溶媒はいずれも用いることができる。好適な溶
媒の中にはエーテル溶媒及び炭化水素溶媒例えば
ベンゼン、トルエン等がある。この反応を行う際
に、温度及び圧力は臨界的ではなく、一般にこの
反応は室温及び大気圧下で行うことができる。こ
の反応は一般に反応媒質を還流温度に加熱して行
うことが好ましい。
好ましくは、式の化合物は、式の化合物か
ら、該式の化合物を上記のホスフインのハロゲ
ン化水素酸塩で処理することにより、直接製造さ
れる。該ハロゲン化水素酸塩の中ではトリフエニ
ルホスフイン臭化水素酸塩が好ましい。一般にこ
の反応は不活性有機溶媒中で行われる。この目的
に対しては通常の不活性有機溶媒はいずれも用い
ることができる。好適な溶媒の中にはハロゲン化
炭化水素溶媒例えばジクロロメタン(塩化メチレ
ン)等が含まれる。この反応を行う際に、温度及
び圧力は臨界的ではなく、この反応は室温及び大
気圧下で行うことができる。必要に応じてこれよ
りも高温または低温を用いることができる。
式の化合物は、式の化合物から、該式の
化合物をビツテイヒ(Wittiy)反応により式 の化合物と反応させることにより生成せしめられ
る。
上記の反応はビツテイヒタイプの反応には普通
である条件を用いて行われる。この反応において
は、式の化合物1モル当り式の化合物2モル
を反応させる。
本発明は次の特定の実施例によつて更に詳細に
理解されよう。これらの実施例は本発明を説明す
るものであつて、本発明はこれらに限定されるも
のと解釈すべきではない。実施例中、温度は摂氏
度を用いた。有機液体の混合物を用いる場合に
は、実施例に示した比は特記せぬ限り容量比であ
る。
実施例 1 4−(2・6・6−トリメチル−2・3−エポ
キシ−シクロヘキシリデン)−ブタン−2−オン
(b)を得るためのレトロ−イオノン(b)
の酸化、それに次ぐ4−(2・6・6−トリメチ
ル−3−ヒドロキシ−シクロヘキシ−1−エン−
1−イル)−ブト−3−エン−2−オン()を
得るための加水分解は例えば次の如くして行なう
ことができる: レトロ−イオノン(a)(1.9g)を、ジクロ
ロメタンに溶解したm−クロロ過安息香酸(2.2
g)の溶液に加えた。これによつて発熱反応が生
じた(−40℃)。冷却後、混合物を炭酸ナトリウ
ム水溶液で洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥
し、乾固させ、エポキシド、4−(2・6・6−
トリメチル−2・3−エポキシ−シクロヘキシリ
デン)−ブタン−2−オン(b)を得た。
上記のエポキシド(b)(2g)をメタノー
ル性ナトリウムメトキシド(1.4M;20ml)溶液
に溶解し、室温で1/2時間放置した(直ちに色が
変化し、多分完全に反応した)。エーテルで希釈
し、次に塩水で洗浄し、シリカゲル上でクロマト
グラフイーにかけると、4−(2・6・6−トリ
メチル−3−ヒドロキシ−シクロヘキシ−1−エ
ン−1−イル)−ブト−3−エン−2−オン
()が得られた。
生じたヒドロキシケトン()は、それ自体公
知の方法においてアルカリ金属アセチリドと縮合
させることにより、例えば以下に述べるようにし
て、アセチレン性ジオール()を得ることがで
きる。
ガス入口管、ガス出口を備えたコンデンサー
(ドライアイス/アセトン)、温度計及び機械的撹
拌機を装備した1の三ツ口フラスコに、窒素中
で無水の液体アンモニア440mlを仕込んだ。42%
(wt/wt)水酸化カリウム水溶液1.0mlを激しく撹

した、還流しているアンモニアに滴加した。次い
でアセチレンガスを2.6/分の速度で反応器に
通じた。25分後、無水エーテル5ml中の4−
(2・6・6−トリメチル−3−ヒドロキシ−シ
クロヘキシ−1−エン−1−イル)−ブト−3−
エン−2−オン()5.80g(27.8mmol)の溶
液を該混合物に添加した。同じ速度で反応器にア
セチレンを通じながら、反応混合物を6時間激し
く撹拌した。次いで無水エーテル150mlを加え、
一夜アンモニアを蒸発させた。塩水50mlを加え、
エーテル相を塩水100mlで3回洗浄した。水性洗
液をエーテル100mlで再抽出し、一緒にした有機
相を硫酸マグネシウム上で乾燥し、回転蒸発器上
で濃縮したところ、粗製の5−(3−ヒドロキシ
−2・6・6−トリメチル−1−シクロヘキセン
−1−イル)−3−メチル−4−ペンテン−1−
イン−3−オール()が淡褐色粘稠油として
7.00g得られた。クロロホルムと酢酸エチルの
4:1混合物を用いて測定した上記化合物()
へRf値は0.17であつた。
この化合物は部分的に水素添加することによ
り、容易にエチレン性ジオール()にすること
ができる。
上記において出発物質として用いたヒドロキシ
ケトン()はまた以下の如くして製造すること
もできる: 4−(2・6・6−トリメチル−2・3−エポキ
シ−シクロヘキシル)−ブト−3−エン−2−オ
ン(a)の製造 (a) m−クロロ過安息香酸によるα−イオノン
(a)の酸化による: ジクロロメタン(200ml)中のm−クロロ過
安息香酸(23g)の溶液を10゜に冷却し、冷却
しながらα−イオノン(20.8g;92%純度)で
処理した。添加終了後、混合物を更に20分間室
温で撹拌し、次に10゜に冷却した(薄層クロマ
トグラフイー分折はα−イオノンを示さなかつ
た;3:1ベンゼン/酢酸エチル系)。
冷却した溶液に水酸化ナトリウム水溶液
(100ml;2N)を加え、相を分離し、有機層を
更に塩基(100ml;2N)、塩水で洗浄し、硫酸
マグネシウム上で乾燥した。
固体分を除去し、液を蒸留し、純粋な4−
(2・6・6−トリメチル−2・3−エポキシ
−シクロヘキシル)−ブト−3−エン−オン、
沸点113〜120゜/0.5mmHg、を得た。
(b) 過酢酸によるα−イオノン(a)の酸化に
よる: 過酢酸(40%:54g)、無水酢酸ナトリウム
(10g)及びジクロロメタン(200ml)の混合物
を室温にてα−イオノン(30g:94%純度)で
処理し、温度を氷冷によつて室温に保持した。
発熱が終つた後、反応混合物を更に2時間撹拌
し、ベンゼン(300ml)で処理し、重炭酸ナト
リウム水溶液(飽和)、水性メタ重亜硫酸カリ
ウムで洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥し
た。
固体分を除去し、濃縮乾固して、100%物質
収支で優れた品質の4−(2・6・6−トリメ
チル−2・3−エポキシ−シクロヘキシル)−
ブト−3−エン−2−オンを得た(NMR分析
による)。
(bb) 過酢酸によるα−イオノン(a)の酸化
による: 無水酢酸ナトリウム(50g)を含むジクロロ
メタン(1100ml)中のα−イオノン(202.5
g;薄層クロマトグラフイーによれば94%)の
溶液を15゜に冷却し、30分間にわたり過酢酸
(250ml;酢酸中40%)で処理した。
2 1/2時間撹拌した後、反応はもはや発熱的
ではなくなり、この反応混合物を更に3時間室
温で撹拌し、次に水(2×500ml)、メタ重亜硫
酸カリウム水溶液(2M:400ml)及び水(400
ml)で洗浄した。溶媒を除去し、蒸留試料と実
際に同一のNMRスペクトルを有する4−(2・
6・6−トリメチル−2・3−エポキシ−シク
ロヘキシル)ブト−3−エン−2−オンを得
た。
4−(2・6・6−トリメチル−3−ヒドロキシ
−シクロヘキシ−1−エン−1−イル)−ブト−
3−エン−2−オン()の製造 (a) 生じた4−(2・6・6−トリメチル−2・
3−エポキシ−シクロヘキシル)−ブト−3−
エン−2−オン(a)をメタノール(800
ml)に溶解し、ナトリウムメトキシドのメタノ
ール性溶液(100ml:1.4M)で処理し、3時間
還流下に加熱した(薄層クロマトグラフ;1:
1ベンゼン/酢酸エチル)。室温に冷却後、酢
酸(9ml)を加え、次いで水(180ml)を加
え、この混合物を80%メタノール/水混合物で
飽和したヘキサン(2×250ml)で抽出した。
ヘキサン抽出液を80%メタノール/水混合物
(ヘキサンで飽和した)で逆抽出し、合液した
メタノール性抽出液を濃縮し、エーテル中に再
抽出した。エーテルを除去し、油として所望の
ヒドロキシケトン、4−(2・6・6−トリメ
チル−3−ヒドロキシ−シクロヘキシ−1−エ
ン−1−イル)−ブト−3−エン−2−オンを
得た。
(b) 4−(2・6・6−トリメチル−2・3−エ
ポキシ−シクロヘキシル)−ブト−3−エン−
2−オン(a)(10g)をメタノールに溶解
し、メタノール中のナトリウムメトキシド溶液
(1.41M;5ml)で処理し、2時間還流しなが
ら加熱した(薄層クロマトグラフイー、3:1
ベンゼン/酢酸エチル、は事実上完全に生成物
に転化したことを示した)。室温に冷却後、ジ
エチルエーテル(300ml)を加え、この混合物
を水で洗浄し、濃縮乾固させ、粗製の生成物
(9g)を得た。この物質を短いビグロー
(vigreaux)カラム(3cm)を介して蒸留し、
沸点130〜140゜/0.2〜0.5mmHgの純粋は4−
(2・6・6−トリメチル−3−ヒドロキシ−
シクロヘキシ−1−エン−1−イル)−ブト−
3−エン−2−オンを得た。
参考例 1 5−(2・6・6−トリメチル−3−ヒドロキ
シ−シクロヘキシ−1−エン−1−イル)−3
−メチル−ペンタ−1・4−ジエン−3−オー
ル()の製造 (a) 粗製の4−(2・6・6−トリメチル−3−
ヒドロキシ−シクロヘキシ−1−エン−1−イ
ル)−ブト−3−エン−2−オン()(204
g)を−30゜に冷却したテトラヒドロフラン
(THF;1000ml)に溶解し、新らたに製造した
THF中のビニルマグネシウムクロライド溶液
(680ml;33M)で処理した。最初の部分(350
ml)を−30゜乃至−10゜間で、残りを−10゜〜
0゜で加えた。この段階で混合物は撹拌困難で
あり、10゜でさらに30分後、ジエチルエーテル
(1000ml)を加え(撹拌を容易にするため)、次
に飽和塩化アンモニウム溶液(250ml)を加え
た。固体分を別し、更にエーテルで十分に洗
浄し、合液した液を濃縮し、ジオール、5−
(2・6・6−トリメチル−3−ヒドロキシ−
シクロヘキシ−1−エン−1−イル)−3−メ
チル−ペンタ−1・4−ジエン−3−オールを
得た。
(b) テトラヒドロフラン(THF;190ml;2.3M)
中のビニルマグネシウムクロライド溶液を0゜
に冷却し、TEF(150ml)に溶解したヒドロキ
シケトン、4−(2・6・6−トリメチル−3
−ヒドロキシ−1−エン−1−イル)−ブト−
3−エン−2−オン()(17g;蒸留した物
質)の溶液で処理した。添加終了後、反応混合
物を室温で更に1時間撹拌し、塩化アンモニウ
ムの水溶液(1.0重量%;200ml)で反応を止め
た。
ジエチルエーテルで抽出し、そして濃縮し、
濃い油として粗製のジオール、5−(2・6・
6−トリメチル−3−ヒドロキシ−シクロヘキ
シ−1−エン−1−イル)−3−メチル−ペン
タ−1・4−ジエン−3−オールを得た。
上記物質の試料(1g)をシリカゲル(100
g)でクロマトグラフイーにかけ、酢酸エチル
−ベンゼン混合物(1:1)で溶離した際、分
析的に純粋な5−(2・6・6−トリメチル−
3−ヒドロキシ−シクロヘキシ−1−エン−1
−イル)−3−メチル−ペンタ−1・4−ジエ
ン−3−オールを得た。
5−(2・6・6−トリメチル−3−オキソ−シ
クロヘキシ−1−エン−1−イル)−3−メチル
−ペンタ−1・4−ジエン−3−オール()の
製造 (A) 粗製のジオール、5−(2・6・6−トリメ
チル−3−ヒドロキシ−シクロヘキシ−1−エ
ン−1−イル)−3−メチル−ペンタ−1・4
−ジエン−3−オール()(25g)をジクロ
ロメタン(250ml)及びアセトン(250ml)の混
合物に溶解し、アルミニウムイソプロポキシド
(50g)と共に16時間還流下に加熱した。
室温に冷却した後、その混合物を希硫酸
(1N)で洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥し
た。
固体分及び溶媒を除去し、粗製の生成物とし
て、5−(2・6・6−トリメチル−3−オキ
ソ−シクロヘキシ−1−エン−1−イル)−3
−メチル−ペンタ−1・4−ジエン−3−オー
ルが得られた。
シリカゲル上で(400gにつき生成物27g)
クロマトグラフイーにかけ、エーテル/ヘキサ
ン混合物(80%)で溶離し、ケトアルコール、
5−(2・6・6−トリメチル−3−オキソ−
シクロヘキシ−1−エン−1−イル)−3−メ
チル−ペンタ−1・4−ジエン−3−オール
(9.8g)を得た。
同じヒドロキシケトン()は次の如くして
製造することができる: (B) アルミニウムイソプロポキシド(400g)を
含むアセトン及びジクロロメタンの混合物
(1:1;2000ml)中の粗製のジオール、5−
(2・6・6−トリメチル−3−ヒドロキシ−
シクロヘキシ−1−エン−1−イル)−3−メ
チル−ペンタ−1・4−ジエン−3−オール
()(216.9g)を5時間還流しながら加熱し
(薄層クロマトグラフイー;1:1ベンゼン/
酢酸エチル)、冷却し、更にジクロロメタン
(1000ml)で処理し、次に氷冷しながら水性硫
酸(2N;2000ml)で酸性にした。水層を更に
ジクロロメタン(4×500ml)で逆洗浄し、合
液した抽出液を約600mlに濃縮し、硫酸マグネ
シウム上で乾燥し、次に乾固させ、粗製のヒド
ロキシケトン、5−(2・6・6−トリメチル
−3−オキソ−シクロヘキシ−1−エン−1−
イル)−3−メチル−ペンタ−1・4−ジエン
−3−オールを得た。
式のヒドロキシケトンは、それ自体公知の方
法において、次の如くカンタキサンチンに転化す
ることができた: 参考例 2 カンタキサンチンの製造 A 5−(2・6・6−トリメチル−3−オキソ
−シクロヘキシ−1−エン−1−イル)−1−
ブロモ−3−メチル−ペンタ−2・4−ジエン
()の製造 ジエチルエーテル(40ml)に溶解したヒドロ
キシケトン、5−(2・6・6−トリメチル−
3−オキソ−シクロヘキシ−1−エン−1−イ
ル)−3−メチル−ペンタ−1・4−ジエン−
3−オール()(4g)を−20゜に冷却し、
ジエチルエーテル中の三臭化リン溶液(PBr31
モル当量;80ml)で処理し、次に室温で加温し
た。更に1時間室温で撹拌した後(薄層クロマ
トグラフイーは出発物質の速かな消失を示す
が、反応を早くやり過ぎると、ブロマイドの収
率が低下する)、その混合物を5゜に冷却し、
注意して水(100ml)で反応を止め、更にエー
テルで抽出した。
合液したエーテル抽出液を飽和重炭酸ナトリ
ウム水溶液、塩水で洗浄し、硫酸マグネシウム
上で乾燥した。固体分を除去し、真空下で濃縮
し、5−(2・6・6−トリメチル−3−オキ
ソ−シクロヘキシ−1−エン−1−イル)−1
−ブロモ−3−メチル−ペンタ−2・4−ジエ
ンを得た。
B 5−(2・6・6−トリメチル−3−オキシ
−シクロヘキシ−1−エン−1−イル)−3−
メチル−ペンタ−2・4−ジエン−1−トリフ
エニルホスホニウムブロマイド()の製造 (a) 5−(2・6・6−トリメチル−3−オキ
ソ−シクロヘキシ−1−エン−1−イル)−
1−ブロモ−3−メチル−ペンタ−2・4−
ジエン()(4.15g)をベンゼン(30ml)
中のトリフエニルホスフイン(4.4g)に加
え、1時間還流しながら加熱した。この混合
物を室温に冷却し、ジエチルエーテル(50
ml)で処理し、過し、白色粉末として5−
(2・6・6−トリメチル−3−オキソ−シ
クロヘキシ−1−エン−1−イル)−3−メ
チル−ペンタ−2・4−ジエン−1−トリフ
エニルホスホニウムブロマイドを得た。
(b) ヒドロキシケトン、5−(2・6・6−ト
リメチル−3−オキソ−シクロヘキシ−1−
エン−1−イル)−3−メチル−ペンタ−
1・4−ジエン−3−オール()(136.6
g)を−2.0゜に冷却したジエチルエーテル
(1000ml)に溶解し、エーテル(250ml)中の
三臭化リン(50ml)の溶液と合わせ、次に室
温で1時間撹拌した。この期間後、混合物を
5゜に冷却し、水(500ml;注意して)で処
理し、エーテル層を飽和重炭酸ナトリウム水
溶液、塩水で十分に洗浄し、次に無水硫酸マ
グネシウム上で乾燥した。(全ての水性抽出
液を更にジエチルエーテルで逆洗浄した)。
溶媒を除去して得られた粗製のブロマイ
ド、5−(2・6・6−トリメチル−3−オ
キソ−シクロヘキシ−1−エン−1−イル)
−1−ブロモ−3−メチル−ペンタ−2・4
−ジエン()(147g)を、トリフエニルホ
スフイン(144g)を含むベンゼン(1000
ml)中に溶解し、1 1/2時間還流しながら加
熱した。次にこの混合物を室温に冷却し、ジ
エチルエーテル(1000ml)で処理し、約1時
間撹拌した(濃いシロツプは徐々に粒状生成
物を生じた)。
固体分を別し、更にジエチルエーテルで
洗浄し、乾燥し、粗製の塩(296.7g)が得
られ、このものは少なくとも2種の塩の混合
物であつた(薄層クロマトグラフイー;酢酸
n−ブチル/ギ酸/水;80:18:2)。この
物質(269.3g)をジクロロメタン(2500
ml)中に溶解し、ジエチルエーテルで処理
し、そして過した。液を濃縮乾固し、融
点261〜263゜の5−(2・6・6−トリメチ
ル−3−オキソ−シクロヘキシ−1−エン−
1−イル)−3−メチル−ペンタ−2・4−
ジエン−1−トリフエニルホスホニウムブロ
マイドを得た。
(c) ジクロロメタン(25ml)中に溶解したヒド
ロキシケトン、5−(2・6・6−トリメチ
ル−3−ヒドロキシ−シクロヘキシ−1−エ
ン−1−イル)−3−メチル−ペンタ−1・
4−ジエン−3−オール()(10.7g)を
更にジクロロメタン(50ml)中のトリフエニ
ルホスフイン臭化水素酸塩(14.4g;9モル
相当)で処理し、室温に一夜放置した(この
反応は発熱的であり、約1時間で終了し
た)。次にほとんどの溶媒を蒸発させ、濃い
シロツプ状の残渣をジエチルエーテルと共に
砕解し、そして過した。酸渣を乾燥し、固
体として5−(2・6・6−トリメチル−3
−オキソ−シクロヘキシ−1−エン−1−イ
ル)−3−メチル−ペンタ−2・4−ジエン
−1−トリフエニルホスホニウムブロマイド
(23.5g)が得られ、このものはNMR分析に
より分析して純度84%であつた。
C ホスホニウム塩()とジアルデヒド()
との縮合 ジクロロメタン(50ml)中の純粋なトランス
ジアルデヒド、2・7−ジメチル−オクタ−
2・4・6−トリエン−1・8−ジアール
()(1.64g)及びホスホニウム塩、5−
(2・6・6−トリメチル−3−オキソ−シク
ロヘキシ−1−エン−1−イル)−3−メチル
ペンタ−2・4−ジエン−1−トリフエニルホ
スホニウムブロマイド()(14.6g)の溶液
を−10゜に冷却し、15分間にわたりナトリウム
メトキシドのメタノール性溶液(3.6M:6.7
ml)で処理し、次に−10゜〜−5゜で更に30分
間撹拌した。
この期間後、混合物を水で洗浄し、溶媒を除
去し、粗製の生成物及びトリフエニルホスフイ
ン(14.5g)を得た。この物質をシリカゲル
(200g)上でクロマトグラフイーにかけ、ベン
ゼン/酢酸エチル混合物で溶離すると(薄層ク
ロマトグラフイー;10%エーテル/ジクロロメ
タン)、カロチノイドフラクシヨン(6.47g)
が得られた。ジクロロメタン/メタノールから
結晶化させることにより、カンタキサンチン
(2.76g)を得た。母液を濃縮乾固させ、熱イ
ソプロパノールに溶解し、そして室温に冷却し
た。溶媒を過し、更にカンタキサンチン
(0.91g)を得た。この結晶化による液を濃
縮し、次に残渣を水(100ml)中にて18時間還
流しながら加熱した。ジクロロメタン/メタノ
ール混合物から残渣を結晶化させ、更にカンタ
キサンチン(1.02g)を得た。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 式 の化合物。
JP205578A 1977-01-17 1978-01-13 Polyene compound Granted JPS53111044A (en)

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Publication Number Publication Date
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JPS6145617B2 true JPS6145617B2 (ja) 1986-10-08

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JP (1) JPS53111044A (ja)
AT (1) AT367746B (ja)
BE (1) BE862939A (ja)
CH (1) CH641446A5 (ja)
DE (1) DE2801908A1 (ja)
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