JPS6145244A - 拡散転写用受像シ−ト - Google Patents

拡散転写用受像シ−ト

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JPS6145244A
JPS6145244A JP16754084A JP16754084A JPS6145244A JP S6145244 A JPS6145244 A JP S6145244A JP 16754084 A JP16754084 A JP 16754084A JP 16754084 A JP16754084 A JP 16754084A JP S6145244 A JPS6145244 A JP S6145244A
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JP
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sheet
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receiving
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Application number
JP16754084A
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English (en)
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Masaru Tsuchiya
勝 土屋
Tatsuhiko Kobayashi
小林 龍彦
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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Publication of JPS6145244A publication Critical patent/JPS6145244A/ja
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C8/00Diffusion transfer processes or agents therefor; Photosensitive materials for such processes
    • G03C8/42Structural details
    • G03C8/52Bases or auxiliary layers; Substances therefor
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C1/00Photosensitive materials
    • G03C1/76Photosensitive materials characterised by the base or auxiliary layers
    • G03C1/95Photosensitive materials characterised by the base or auxiliary layers rendered opaque or writable, e.g. with inert particulate additives

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は拡散転写写真材料に関し、さらに詳しくは2シ
ート型拡散転写用受像要素に関する。
(従来技術) この2シート型拡散転写法においては画像形成物質或は
その前駆体と組み合わされた少なくとも1つのハロゲン
化銀乳剤層と該乳剤層をその上に塗設された支持体とか
ら成る感光要素(以下感光シートと称す)に、露光后活
性化剤又はアルカリ性処理組成物を適用し、現像反応を
起させ次いで受像要素(以下受像シートと称す)と重ね
合わせる。現像の結果、像様に分布した拡散性色素等の
画像素若しくはその前駆体を感光シートへ拡散転写せし
め所定の時間后、該2つのシートを分離引き剥して受像
シートの受像層に画偉を形成せしめる。
ここで用いられる受像シートは一般に、支持体の少くと
も一方の側に物理現像核或は媒染剤等を含有したゼラチ
ン等の親水性に富んだ物質をバインダーとした受像層を
設けておシ、表面の平滑性と共にその吸湿性のために、
接触した面でくっつきを起こす。特に高温、高湿条件下
においては受像シート受像層側の外表面の接着性が増大
し製造、保存過程のみならず前記2シートによる処理過
程においても、受像シート相互間での接触や受像シート
とこれく接触する例えば感光シートとの間で接着を起し
易くなる。
特に、前記2シートの浸漬、剥離処理過程を自動化した
装置で行う場合、専用カセット内に収納された受像シー
トの給紙過程で複数枚のシートが引き出されたシ、又カ
セットより引き出されなかりたシ、おるいはうまく引き
出されてもシートの搬送過程で搬送ムラを起こして装置
操作上、好ましくない事態が発生した。
これらの不都合を解決する手段としては前記シートの平
滑な外表層にマット剤と称される二酸化ケイ素、酸化マ
グネシウム、二酸化チタン、炭酸カルシウムの如き無機
物質やポリメチルメタアクリレート、セルロースアセテ
ートグロビオネートの如き有機物質のアルカリ性処理溶
液に不溶性の微粒子を含有させて粗面化することが知ら
れている。
然しなから前記マット剤を使用した受像シートにおいて
接着性や増大による故障を防止するに充分な量を使用し
た場合、処理時に感光シート側から拡散してくる拡散性
色素等の画像未着しくはその前駆体の拡散に悪影響を及
ぼしたシ、拡散及び染着阻害により画像の鮮鋭性をも劣
化させることがある。
また他の欠点として処理后の受像シート上に残留した前
記マット剤は形成された画像の透明性を著しく低下させ
、かつ表面の光沢性に重大な悪影響を及ぼす。
又、前記2シ一トm拡散転写プロセスに使用される受像
シートにおいては、アルカリ処理液に浸漬后の感光シー
トの表面と均一に接面して一体化し、更に画像の形成に
要する所望の時間にわたってその状態を保持しうるもの
でなければならない。
更らに又、色素画像等の画像形成后の受像シートは接面
一体化した感光シートと容易に且つ受像層に歪或は感光
シートの残片を残すことなく綺麗に剥離可能でなければ
ならず、また剥離、乾燥后の受像シート表面の不透明さ
や光沢ムラは商品価値を著しく低下させることから表面
の透明度は充分に保たれねばならない。このため2シー
ト型拡散転写プロセスにおける受像シー)K用いられる
マット剤は処理前の接着防止性と共に、処理時は感光シ
ートと均一に接面し、画像の形成に要する時間にわたり
て接面状態を保持し、かつ画像の形成が完了した時感光
シートと受像シートを容易に剥離することが出来、さら
Kは剥離、乾燥後の表面が充分な透明性、光沢を有する
受像シートであることか望まれていた。
かかる要請の一部は受像シートの外表面にアルカリ可溶
性のマット剤を存在せしめることで達成されたが通常の
多分散性アルカリ可溶性マット剤を使用した場合剥離、
乾燥后の受像シートにおいて、しばしば表面の透明度の
不均一、光沢ムラが残存するという不都合が生じた。
(発明の目的) 以上述べたマット剤使用に関する種々の要請及び問題点
に基いて、本発明の目的は、第1K非接着性の優れた拡
散転写用受像シート(単に受像シートと略称する)を提
供することにある。
第2に非接着性に優れ、かつ現像処理待感光シートとの
密着性に優れた受像シートを提供するととKある。
第3に現像処理后の感光シートからの剥離性に優れ、か
つ剥離、乾燥后の受像シートの表面の透明性の良好な受
像シートを提供するととに6る〇(発明の構成) 前記した本発明の目的は、単分散性のアルカリ可溶性マ
ット剤を受像層の外表面に有することを特徴とする受像
シー)Kよりて達成される。
以下に本発明について具体的に説明する。
本発明で謂う単分散性はマット剤粒子の粒度分布に於る
変動係数が0.5以下であることである。
均粒径が1である時の標準偏差をSとすれば、Σn1 cv=、/: の関係から求められる。
すなわち粒度分布の変動係数とは大きさのふぞろいを示
す値であシ粒子直径の標準偏差Sを平均粒径iで除した
値であシこの変動係数が小さいととは同じ大きさの粒子
が多くあることを示し高い単分散性を意味する。
なお前記の粒子径は当該技術分野において一般に用いら
れる各種の方法によりてこれを測定することができる。
代表的な方法としてはラブランドの「粒子径分析法J 
A、S、T、Mシンポジウムeオン拳ライト・マイクロ
スコーピー、1955年、994〜122等に記載され
ている。
本発明で使用されるアルカリ可溶性のマット剤としては
塗布工程時溶解せず、現像処理工程時処理液によシ溶解
するマット剤であれば特に制限はなく、例えばカルボン
酸基、スルホン酸基若しくはリン酸基を有するモノマー
を含有する共重合体が使用される。
本発明において、好ましいアルカリ可溶性のマット剤と
して米国特許第2,992,101号、同第3,767
.448号、特公昭57−9054号、特開昭58−6
6937号及び特願昭58−234699号等に記載さ
れるメタクリル酸メチル(以下MMAと略す)、メタク
リル酸エチル(以下EMAと略す)およびメタクリル酸
(以下MA’Aと略す)等を共重合体組成として有する
共重合体から成るマット剤が使用される。
本発明のアルカリ可溶性のマット剤として特に好ましく
用いられる共重合体はモル組成比がMMAf L < 
ハFiMA/MAA : 515〜9/1−t’あり、
好−1くけ6/4〜9/1でありその分子量はi o、
 o o o〜1、000. OOO好ましくは50.
000〜200.000である。MMA、EMAおよび
MAAの3成分から成る共重合体の場合にはこれらのモ
ル組成比は、MMAおよびEMA/MAム= 515〜
V1が好ましく、I!#1い〜V1が好ましくかつ13
MA/MMA;9/1〜V9が好ましい。その分子量は
5.000〜1.000,000好ましくは、20,0
00〜200.000でである。
MMA若しくは/およびEMA/MAAにおいて、MA
Aが5割を越える場合には塗布工程で溶解してしまうの
で5割未満であることが好しい。
本発明の共重合体には、前述の如きHMA。
MMAおよびMAA以外の不飽和ビニル系モノマー、例
えばアクリロニトリル、酢酸ビニル、スチレン、エチル
ビニルエーテルおよヒプチルビニルエーテル等のような
上記本発明に係る3種のモノマーと共重合し得る七ツマ
−を少量(好ましくは5重tチ以下)加えることができ
る。
本発明のアルカリ可溶性のマット剤は従来の溶液重合、
塊状重合、懸濁重合等の方法にょシ容易忙合成すること
ができる。
例えば米国特許第2,322,037号、同第2.39
1,181号、同第2,992,101号明細書等に記
載の合成法を参考にすることができる。
例えば、溶液重合でHMA、MMAおよびMAAの3成
分から成る共重合体を製造する場合には一般に適当な溶
剤(例えばエタノール、メタノール等)甲で適当な濃度
の3ai類のモノマーの混合物(通常溶剤に対して40
wt%以下、好ましくは10〜25wt%の濃度の31
種類のモノマーの混合物)を重合開始剤(例えば過酸化
ベンゾイル、アゾビスイソブチロニトリル等)の存在下
で適当な温度(例えば40〜120 ”0、好ましくは
50〜100’O)に加熱するととくよシ共重合反応が
行なわれる。
その後、例えば水の如き媒体中に反応混合物を注ぎ込み
、生成物を沈降させ、次いで乾燥することKより未反応
混合物を分離除去する。
本発明のアルカリ可溶性のマット剤の粒子サイズはその
合成過程若しく社分散過程でかなりの範囲で自由に変え
ることができるが本発明では0.1〜10μm特jc0
.5〜5μmの範囲が好ましい。
本発明に係るアルカリ可溶性マット剤は少くとも受像シ
ートの受像層外表面をマット化するように含有せしめら
れるが、該外表面がマット化されるのであれば受像シー
トの層構成は如何様な層構成を採ってもよいし、如何様
な層に該マット剤を添加してもよい。
本発明に係るマットを前記層構成の受像シートに適用す
る場合には1平方米当り好ましくは5〜600■、特に
25〜500 #含有させることが好ましい。
本発明忙於て、保護層を用いる場合にはその厚さく特に
制限はないが感光シートより拡散転写して来る色素の拡
散速度に影響を与えない範囲の厚さが好ましく、0.2
〜10μm特に0.5〜3μmであることが好ましい。
本発明において、保護層を構成するバインダーとしては
例えばゼラチン、ゼラチン誘導体(例えばアセチル化ゼ
ラチン、7タル化ゼラチン等)、の他にアルブミン、コ
ロジオン、澱粉誘導体、カルボキシメチルセルロース、
ポリビニルアルコール、ポリ−N−ピロリドン、ポリア
クリル酸共重合体、ポリアクリルアミド等の親水性コロ
イドを併用することもできるが4IKゼラチンが好まし
い。
ゼラチンとしてはいわゆるアルカリ処理ゼラチン、酸処
理ゼラチン、酵素処理ゼラチン、変性ゼラチン等いづれ
も用いることができるが、中でも酸処理ゼラチンが好ま
しく用いられる。
保護層は、一般にゼラチンを好ましくは0.5〜2.5
1/m”塗布して成る。ゼラチンに対するアルカリ可溶
性のマット剤の添加量は乾燥重量比で1〜25チである
ことが好ましく、更には5〜20%でめることが好まし
い。′ 又、本発明に於ては受像層の上に前記の如くMMA(及
びEMA)とMAAの共重合体より成るアルカリ可溶性
のマット剤を含有した保護層を配置することが好しいが
マット剤としては、この他にも必要によυ一般に尚業界
で用いられているマット剤を併用することができる。こ
の場合、二酸化硅素、ポリスチレン等の通常のマット剤
は本発明のアルカリ可溶性のマット剤と同じ層内に若し
くはアルカリ可溶性のマット剤を含有する層とは別の層
内に含有させても良い。
然しなから通常のマット剤は多くの場合、処理後も受像
層上に残存するため自らその使用量は制限を受け、好し
くけアルカリ可溶性マット剤のV3以下である。
本発明に係る保護層等に使用されるゼラチンには硬化剤
が使用されてもよい。硬化剤としてアルデヒド系化合物
類、エポキシ系化合物類、エチレンイミノ系化合物類、
活性ビニル系化合物類、活性ハロゲン系化合物類、イン
シアネート系化合物類、活性エステル系化合物類、イソ
オキサゾール系化合物類、カルボジイミド系化合物類、
メタンスルホン酸エステル系化合物類或いは無機系化合
物置等公知の硬化剤を使用できる。
更らに本発明においては、保護層等の外表層に必要によ
シ滑性剤、界面活性剤、帯電防止剤、増粘剤、及び色素
画像形成物質並びにその前駆体の拡散を阻害しない程度
にポリマーラテックス等各種添加剤を含有せしめること
ができる。
前記の界面活性剤はサポニンなどの天然界面活性剤、ア
ルキレンオキサイド系、グリセリン系、グリシドール系
などのノニオン界面活性剤、高級アルキルアミン類、第
4級アンモニウム塩類、ピリジン、その他のへテロ類、
ホスホニウム、又はスルホニウム類などのカチオン界面
活性剤、カルボン酸、スルホン酸、燐酸、 酸エステル
基、燐酸エステル基などの酸性基を含むアニオン界面活
性剤、アミノ酸類、アミノスルホン酸類、アミノアルコ
ールの 酸または燐酸エステル類等の両性活性剤にわけ
られる。これら使用し得る界面活性剤化合物例の一部は
、米国特許第2,271,623号、同第2.240,
472号、同!2,288,226号、同第2,739
.891号、同第3,068,101号、同第3,15
8,484号、同第3,201,253号、同第3.2
10,191号、同第3,294.540号、同!3,
441,413号、同第3,442,654号、同*a
、47s、x74号、同第3,545,974号、西ド
イツ特許公報(OLS) 1.’94.2.665号、
英国特許第1,077゜317号、同第1,198,4
50号等に記載されている。
また、フッ素系界面活性剤の例は英国特許1,330.
356号、同1,524,631号、米国特許3,66
6.478号、同3,589,906号、特公昭52−
26687号、特開昭49−46733号、同51−3
2322号、等に記載されている。
代表的化合物、例をあげるならば、例えばN−パーフル
オロオクチルスルホニル−N−プロピルクリジンカリウ
ム塩、2−(N−パーフルオロオクチルスルホニル−N
−エチルアミノ)エチルホスフェ−1−1N−(4−(
パーフルオロノネニルオキシ)ベンジル)−NUN−ジ
メチルアンモニオアセテート、N −(3−N’、 N
’、 N’ −トリメチルアンモニオ)フロビル〕ハー
フルオロオクチルスルホンアミドアイオダイド、N−(
ポリオキシエテレニル)−N−プロピルパーフルオロオ
クチルスルホアミド(0aPzrf302N)(03H
7) (OHzCHzO)nH。
及び、含フツ素コハク酸系化合物などがあげられる。
本発明に係る受像シートに使用される支持体は、重合体
フィルム、例えば紙のよ5を木繊維、金属のシート及び
箔、ガラス、そしてセラミックの支持体を包含しており
、そして支持体表面の粘着力、帯電防止性、寸法安定性
、耐剥離性、硬さ、摩擦特性及び(又は)その他の性質
を高めるため、1層もしくはそれ以上の下塗シ屑を有し
ている。
有用な重合体フィルム支持体の一般的なものは硝酸セル
ロース及びセレロースエステルのフィルム、例えばセル
ロースtlアセテート及びジアセテート、ポリスチレン
、ポリアミド、・塩化ピニルン  の単独−及び共重合
体、ポリ(ビニルアセタール)、ポリカーボネート、オ
レフィンの単独及び共重合体、例えばポリエチレン及び
ボリグロビレン、そして二塩基性の芳香族カルボ/酸と
2価アルコールとのポリエステル、例えばポリ(エチレ
ンテレフタレート)である。
有用な紙の支持体の一般的なものは、部分的にアセチル
化されているかもしく鉱バリタ及び(又は)ポリオレフ
ィン、特に2〜10個の炭素原子を有しているα−オレ
フィンの重合体、例えばポリエチレンポリフロピレン、
エチレン及ヒプロピレンの共重合体などで被覆されたも
のから成る。特に好ましいポリオレフィンは、高密度ポ
リエチレン及びそれらの混合物である。使用されるポリ
オレフィンの分子量K特に制限はないが通常は分子量2
0,000〜200.00の範囲のポリオレフィンが用
いられる。
受像シートを溝底している支持体として特に有用なもの
は転写画像の良好な背景を与えるものが好ましく、約8
0チ以上の反射率を有するものが好ましい。
特に1例えば二酸化チタン、カオリン、雲母、硫酸バリ
ウム、酸化亜鉛などの白色顔料が前記重合体フィルム若
しくは紙支持体上に被覆されたポリオレフィン樹脂層中
に加えられる。更に感光シートの感光層が光によシかぶ
らない様に例えば特開昭56−161540号、リサー
チディスクは一ジャー18336号(1979年)等に
記載されているように不透明化加工を支持体に施すこと
もできる。
この場合、支持体に加えられる不透明化層は透過濃度が
6以上あることが望ましい。
白色顔料含有ポリオレフィン樹脂層の厚さは通常10〜
100ミクロン、好ましくは15〜50ミクロン、そし
て不透明化層の厚さは通常5〜50ミクロン、好ましく
は10〜30ミクロン範囲から各々選ばれる。
上記各ポリオレフィン樹脂には白色顔料若しくは遮光剤
と共に着色顔料あるいは螢光増白剤、酸化防止剤などの
各種の添加剤を添加できる。
受像層及び必要によシ裏面層をオレフィン樹脂層上に塗
設する場合オレフィン層の表面を公知の方法により活性
化処理を行う事が望ましい0活性化処理の方法としては
、酸によるエツチング処理、ガスバーナによる火焔処理
、或はコロナ処理、グロー放電処理等が用いられるがコ
ストの面或は簡便さの点よシ米国特許第2,715,0
75、同第2.846.727号、同$3.549,4
06号、同第3,590,107号等に記載されたコロ
ナ放電処理の使用が好ましい0 本発明の受像シートは感光シート力島らの画像形成特質
を受容する機能を有する受像層を含有している。更I/
c該受像層は力2−画像を形成する場合には色素画像形
成物質、若しくはその前駆体を媒染固定する媒染剤を含
有する。本発明には種々の媒染剤を用いることが可能で
、色素画像形成物質の物性、転写条件、写真材料に含ま
れる他の成分などKより有用な媒染剤を選択できる。
媒染剤の具体的な例としては、含窒素二級、三級アミ7
類、含窒素複素環化合物、これらの四級カチオン性化合
物が広く知られている。米国特許第2,548,564
号、同第2,484,430号、同第3.148.06
1号、同第3,756,814号には、ビニルピリジン
ポリマーおよびビニルピリジニウムカチオンポリマーが
開示されている。米国特許第3.9.58.99 s号
、同第2.721,852号、同第2,798,063
号には水性ゾル型媒染剤が開示されている。また、特開
昭50−6’1228号には水不溶性媒染剤が開示され
ている。その他、米国特許f43.709,690号、
同第3.788,855号、西独特許出願(OL S)
 2,843,320号、特開昭53−30328号、
同52−155528号、同53−125号、同53−
1024号、同54−74430号、同54−1247
26号、同55−22766号、米国特許第3,642
,482号、同第3.488,706号、同第3,55
7,066号、同第3,271,147号、同第3,2
71,148号、特公昭55−29418号、同56−
36414号、同57−12139号、リサーチ−ディ
スクロージャー、412045 (1974年)に各種
媒染剤が開示されている。
これらの媒染剤の内、受像層から他の層に移動し難いも
のが好ましく、例えばゼラチン等のマトリックスと架橋
反応するもの、水不溶性の媒染剤及び水分散性ラテック
ス型媒染剤が好ましく用いられる。
特に、転写した色素画像の光に対する安定性の面ですぐ
れるN−ビニルイミダゾールを含有する重合体より成る
媒染剤が好ましい。
本発明の受像層は、上記媒染剤単独より成る皮膜であっ
ても良いが好ましくはゼラチン、ポリビニルアルコール
、ポリアクリルアミド、ヒドロキシエチルセルローズ、
ポリビニルメチルエーテル、N−メトキシメチルポリヘ
キシルメチt/ンアジプアミド、ポリビニルピロリドン
、セルロースアセテートハイドロジエンフタレートの如
き親水性バインダー中に分散せしめられているのが好ま
しい。
受像層に使用するゼラチンは前記保護層に使用されるの
と同様に公知の各種のゼラチンが用いられるが通常酸処
理ゼラチンが使用される。
媒染剤とゼラチンの混合比および媒染剤の塗布量は媒染
固定されるべき色素画像形成物質の量、媒染剤の種類や
組成、更に用いられる画像形成過程に応じて当業者が容
易に定めることかで角るが、媒染剤/ゼラチン比が20
/80〜80/20 (重量比)媒染剤塗布量は0.5
〜817m’で使用するのが好ましい。
本発明の受像層には媒染された色素画像が紫外線により
退色しないようKするために紫外線吸収剤を含んでいて
も良く、さらにスチルベン、クマリン、トリアジン、オ
中すゾールのような螢光増白剤及び光退色防止剤、例え
ばクロマノールやアルキルフェノールを含有させてもよ
い。
更に又、例えば米国特許第3,260,597号、同第
3,575,699号、同第3,649,267号、英
国特許第2,035,589号に記載されている現像抑
制剤若しくは阻止剤及びその前駆体を含有させることが
できる。
媒染剤以外の上記化合物を受像層に隣接する別層中に含
有せしめることもできる。
−力感光層からの画像形成物質が銀錯塩物質であり受像
層に黒白画像を形成する場合には、受像層は物理現像核
とも呼ばれる金、銀、白金、パラジウム等の重金属、水
に難溶性の亜鉛、水銀、鉛、クロム、ニッケル、銅、銀
、金等の硫化物或は該セシン化物等の銀沈殿核を含んで
いる。
本発明の受像シート若しくは感光シートには処理剤から
持ち込まれるアルカリを中和し転写像の安定性を高める
ために中和層を配置することができる。中和層は転写像
の形成が実質的に終了した後には受像層のpH値を約1
4から最低11好ましくは10以下に中和してそれ以上
の像形成過程を事実上停止させるため酸物質を含有する
。好ましい酸物質としてはpKa 9以下の酸性基、特
にカルボキシル基若しくはスルホン酸基、若しくは加水
分解によってそのような酸性基を与える前駆体基を含む
物質であり、好ましくは例えば、アクリル酸、エチレン
と無水マレイン酸との共重合体及びそのn−ブチル半エ
ステル、アクリル酸とアクリル酸ブチルの共重合体等の
酸ポリマーである。その他の酸物質及びそれらの機能は
例えば、リサーチディスクロージャー12331 (1
974) 、同13525(1975)K開示されてい
る。
上記中和層の上または下に(直接または間接K)重ね合
わせて配置されている1つ若しくはそれ以上のタイミン
グ層または不活性スペーサ層を使用することができる。
この層は、アルカリ土類金属が不活性なスペーサ層内を
拡散する速度の関数としてpH値以下の“タイミング″
またはコントロール機能を有している。このようなタイ
ミング層およびそれらの機能の例は、特開昭56−69
629号、同57−6842号、同57−6843号、
同52−145217号、同55−54341号、同5
7−60332号に開示されている。
特に本発明において好適に使用されるタイミング層は、
特開昭55−54341号および同57−179841
号に記載されるカルボキシ−ニスデル−ラクトンから成
る。
上記中和層及びタイミング層は一緒になりて感光シート
若しくは受像シートに配置される。
前記の「ニシート型」拡散転写材料を利用して色素画像
等を形成する方法は露光後の感光シートに処理組成物を
適用して現像反応を起させ、次に41   この感光シ
ートと本発明の受像シートとを重ね合せることから成っ
ている。
例えば露光済感光シートの現像を行うため、感光シート
を処理組成物中に15〜33°0の温度で5〜30秒間
にわたって浸漬される。次に感光シートと受像層とを感
光シートの感光層側と受像シートの受像層側とが密着す
るように一対のニップローラーの間を通して接面させる
。これらの処理は処理組成物を保持したタンク又は浅い
トレー型の装置を使用して手動若しくは自動的に行なわ
れるが特に米国特許第4,223,991号、特開昭5
8−4143号等に開示される偉転写プロセッサーを使
用するのが好ましい。
゛接面された感光シートと受像シートの一体シートは接
面されたtま1〜15分間にわたって保持される。保持
されている間に現像の結果、感光層で生成した画像形成
物質の像様分布の少く共1部が受像層に拡散し転写画像
を形成する。その後、感光シートと受像シートを剥離す
る。受像層に形成される転写画像は感光層に用いられる
ハロゲン化銀乳剤がネガ型乳剤又は直接ポジ型乳剤かに
より更に色素画像の場合にはハロゲン化銀乳剤と組合わ
して用いられる色素画像形成物質がネガ型か若しくはポ
ジ型かによりネガ画像又はボデ画像のいずれか一方にす
ることができる。
本発明において用いられるアルカリ性の処理又は活性化
組成物はノ・ロゲン化銀乳剤の現像と拡散転写画像の形
成とに必要なる処理成分を含有し是液状組成物であって
、溶媒の主体は水であり他にメタノール、メチルセロソ
ルブの如き親水性溶媒を含むこともある。
処理組成物は、乳剤層の現像が起きるに必要なpHを維
持し、更に色素画像の場合には現像と色素画像形成の諸
過程中に生成する酸を中和するに足りる量のアルカリを
含有している。アルカリとしては水酸化ナトリウム、水
酸化カリウム、水酸化セシウムなどのアルカリ金属水酸
化物あるいはジエチルアミンの如きアミン類が用いられ
、約12以上のpHをもつことが好ましい。又このよう
な処理組成物が現像剤を含有していても良い。
本発明においてはいろいろなノーロゲン化銀現像剤が有
用である。例えば米国特許第3,039,869号に開
示されているような異なる現像剤の組み合わせもまた使
用することができる。
このような揖像剤を処理組成物に含有させて使用しても
良いがアルカリ性処理組成物によって活性化せしめられ
るべき感光層例えばノ・ロゲン化銀乳剤層中色素画像形
成物質層中、中間層中若しくは受像層中に含有せしめた
場合に良好な結果が得られる。
本発明において使用しうる現像剤の例を挙げると次の通
りである。
ハイドロキノン、アミノフェノール、例えばN−メチル
アミンフェノール、1−フェニル−3−ピラゾリドン、
1−7エニルー4.゛4−ジメチルー3−ピラゾリジノ
ン、1−フェニル−4−メチル−4−ヒドロキシメチル
−3−ピラゾリジノン、1−p−トリル−3−ピラゾリ
ジノン、p−)ジル−4−メチル−4−ヒドロキシメチ
ル−3−ビラソリジノン、N、N−ジエチル−p−7二
二レンジアミン、3−メチル−N、N−ジエチル−p−
7二二レンジアミン、3−メトキシ−N−エトキシ−p
7zニレンジアミンなど。
上記現像剤を時間を置いて放出する必要がある場合には
特開昭55−53330号に記載されるブロッキング基
に結合した現像剤前駆体を使用することが好ましい。
処理組成物は、この他に処理中に感光層が外部光により
カブるのを防止するためにカーボンブラックやpH指示
薬のような吸光性物質や米国特許第3,579,333
号に記載されないような 感剤を含有していることが場
合によって有利である。更に処理液組成物中にはベンゾ
トリアゾールの如き現像抑制剤を添加することができる
又、処理組成物中には現像促進若しくは色素の拡散を促
進するような例えばベンジルアルコール特開昭52−1
27233号に記載されるグVコール類及び/又はアミ
ノアルコール類、特開昭55−74541号に記載され
る飽和脂肪族アルコール又は飽和脂環式アルコールなど
の化合物を含ませても良い。特に特開昭53−8111
9号に記載される11−アミノウンデカン酸及び/若し
くは6−アミノヘキサン酸などの脂肪族及び脂肪族第1
アミンを含むのが好ましい。
又、処理剤成分の浸透性を向上させるため例えば、リサ
ーチディスクロージャー19565 、19566に記
載される緩衝剤或いは各種の界面活性剤が加えられても
良い。
本発明に係わる有用な感光シートは、支持体とその上方
に塗設された少なく共1つの感光性7%ロゲ/化銀乳剤
層とから成シ転写色素画像の場合にはこのハロゲン化銀
乳剤層にはそれと発色特性が組み合わされた色素画像形
成物質が適用される。
本発明に使用される画像形成物質としては、カラー写真
画像を作成する場合には色素画像形成物質であり、白黒
画像を形成する場合には、銀錯塩化合物である。特開昭
47−3479号に記述されているように2種類以上の
色素画像形成物質を同時に使用して黒白画像を作成する
ことも可能である0 本発明において使用される色素画像形成物質は、ポジま
たはネガに発現し、そしてアルカリ性組成物で処理する
間初め移動性または不動性である。
本発明において有用な、初°め移動性のポジに発現する
色素画像形成物質は、米国特許第2,983,606号
、同第3,536,739号、同第2,756,142
号、同第3,705,184号、同第3,482,97
2号、同第3.880.658号および同第3,854
,985号に記載されている。本発明において有用なネ
ガに発現する色素画像形成物質の例は酸化された芳香族
第1級アミン発色現像剤と反応して色素を生成または放
出する普通のカプラー、たとえば米国特許第3,227
,550号およびカナダ国特許第602,607号に記
載されているものである。
本発明の好ましい実施態様において色素画像形成物質は
色素放出性レドックス化合物(DRR)である。
このような化合物は、この分野においてよく知られてお
り、そして酸化された、または酸化されない現像剤また
は電子移動剤と反応して、色素を放出する。このような
非拡散性DRRの例は、ネガに発現する化合物、たとえ
ば、米国特許第3.728.113号、同第3,725
,062号、同第3,698,897号、同第3,62
8,952号、同第3,443,939号、同第3,4
43,940号、同第4,053,312号、同第4,
076.529号および特開昭51−104343号、
同53−46730号、同53−50736号、同51
−113624号、同53−3819号、同54−54
021号、同56−16131号、同57−85055
号およびリサーチ・ディスクロージャー (Resea
rch Disclosure)15157 (197
6) 、15654 (1977)に記載されているも
のである。
本発明の好ましい実施態様において、前述の特開昭51
−104343号および同67−85055号に記載さ
れているような色素放出剤を使用する。このような化合
物は、酸化のときアルカリ開裂して拡散性色素を放出で
きる安定化スルホンアミド化合物である。
本発明の他の好ましい実施態様においては、ポジに発現
する化合物、例えば米国特許第3,980,479号、
同第4,139,379号、同第4,139,389号
、同第4,199,354号、同第4,199.355
号、同第4,232.107号、特開昭56−1425
30号および同57−105738号に開示されている
型の非拡散性DR,R化合物を用いることができる。
色素画像形成物質は、乳剤層自身の層中に、或いは乳剤
層に隣接した層中に含有される。通常、色素画像形成物
質を含む層は露光方向に対して乳剤層の下側に別の層と
して塗設される。
本発明に使用されるハロゲン化銀乳剤は、塩化銀、臭化
銀、塩臭化銀、沃臭化銀、塩沃臭化銀もしくはこれらの
混合物の親水性コロイド状分散物であって、ハロゲン組
成は転写材料の使用目的と処理条件に応じて選択される
用いるハロゲン化銀の粒子サイズは通常粒子サイズでも
微粒子サイズでもよいが、平均粒子径が約0.1ミクロ
ンから約2ミクロンの範囲にあるものが好ましい。更に
転写材料の使用目的によりて粒子径が均一なものである
ことが望ましい。用いる粒子の晶形は立方晶形でも、八
面体或いは混合3: 晶形であってもよい。
本発明では粒子表面に主に潜像を形成する“表面潜像“
型ハロゲン化銀乳剤、いわゆるネガ型ハロゲン化銀乳剤
も使用できるし、また粒子内部に主に潜像を形成する“
内部潜像゛型ハロゲン化銀乳剤も使用できる。前記表面
潜像型の乳剤は、リサーチ・ディスクロージャー、17
643 (1978)に詳しく記載されている。
大発明において有利に使用される内部潜像型ハロゲン化
銀乳剤としては、米国特許第2,592,250号、同
第3,206,313号、同第3,447,927号、
同第3,761,276号および同第3,935,01
4号等に記載があるコンバージョン型乳剤、コア/シェ
ル型乳剤、異種金属を内蔵させた乳剤等を挙げることが
できる。
この型の乳剤は露光後、造核剤の存在下に現像処理して
直接ポジ像を得るのに好適である。造核剤としては、米
国特許第2,588,982号、同第2,563.78
5号に記載されたヒドラジン類;同第3,227.55
2号に記載されたヒドラジド類とヒドラゾン類;英国特
許!1,283,835号、特公昭49−38164号
、米国特許第3,734,738号、同第3,719,
494号、同! 3,615,615号に記載された四
級塩化合物;米国特許第3,718,470号に記載さ
れた、がぶらせ作用のめる(nucleating)置
換基を色素分子中に有する増感色素;米国特許第4,0
30,925号、同第4,031,127号に記載され
たアシルヒドラジノフェニルチオ尿素系化合物が代表的
なものである。
本発明に使用されるハロゲン化銀乳剤は、所望に応じて
分光増感色素によって拡大された感色性をもち得る。分
光増感色素としては、シアニン色素やメ目シアニン色素
等を適宜使用できる。
本発明において使用する感光シートの種々のハロゲン化
銀乳剤層は、普通の順序で即ち露光側から先ず青感性ハ
ロゲン化銀乳剤層、次いで緑感性ハロゲン化銀乳、剤層
及び赤感性ハロゲン化銀乳剤層の順に配置されるが、目
的に応じて任意に変更できる。青感性ハロゲン化銀乳剤
層と緑感性ハロゲン化銀乳剤層との間にイエローフィル
タ一層を配置できる。
本発明において、使用することのできる拡散転写写真材
料としては、前記の如く、現、像剤の存在下、アルカリ
性処理液を使用して力2−画像を形成せしめる湿式プロ
セスよ9成る写真材料以外に例えば、特開昭57−17
9840号、同57−186744号および特願昭57
−122596号に記載される如く、熱現像によってカ
ラー画像を形成せしめる乾式プロセスより成る拡散転写
型熱現像カラー写真材料も好適に利用できる。かかる熱
現像カラー写真材料において、熱現像写真材料を露光後
、媒染剤を含む受像シートと重ね合わせ、熱板、アイロ
ン、熱ローラ等の加熱手段を使用して例えば約80℃〜
250℃で約0.5秒から約120秒、適度に上昇した
温度で均一に加熱現像を行なうことによりその受像シー
トの受像層に画像を形成することができる。
更に、本発明に係る感光層、受像層或はその他の層の塗
布液は一般によく知られた塗布方法、例えばディップコ
ート法、エアーナイフコート法、カーテンコート法、ロ
ーラーコート法、ドクターコート法、ワイヤーバー;−
ト法、スライドロー    ゛ト法、グラビアコート法
、或いは米国特許第2,681.294号明細−1i1
’VC記載のホッパーを使用するエクストル−°ジョン
コート法等によシ塗布することが出来る。必要に応じて
、米国特許第2,761,791号、同3,508,9
47号、同2,941,898号、及び同3,526.
528号明細書、原崎勇次著「コーティング工学」25
3頁(1973年朝倉書店発行)などに記載された方法
によ92層以上に分けて、同時に塗布することも可能で
あシ、塗布量、塗布速度等に応じて適切な方法を選ぶこ
とができる。
(発明の効果) 本発明による受像シートは前記のように構成したので処
理后の受像シートの透明度が向上し、さらに非接着性、
処理ラミネータ1フ時の密着性、色素画像形成後の剥離
性も良好な性能を示した。
(実施例) 以下、実施例により本発明の受像シートを具体的忙記載
するが、本発明がこれらKより限定されることはない。
実施例1 ポリエチレンで被覆された不透明紙支持体をコロナ放電
処理した後、その上に下記の層を記載の順序で塗布する
ことにより受像シートを作成した。
ゼラチン             2−7 /i/m
’スチレントN、N’−ジメチル−N′−ベンジル−N
”−p−(メタクロイルアミノフェニル)メチルアンモ
ニウムクロリドトシビニルベンゼンの三元共重合体  
        2.7 g/m’4−ヒドロキシメチ
ル−4−メチル−3−ピラゾリジノン        
   0.6.9/m’を含む受像層。
上記受像層上に下記第1表に示した処方に従い下記マッ
ト剤に違を有する保護層を塗設した。
受像シート/I62〜/166は受像シート/161の
処方に更に第1表の如きマット剤を加えた。
(比較−1)マット剤なし く比較−2)ポリメチルメタアクリレートi(平均粒子
サイズ)=2.5μ (比較−3)MMA/MAA:50150の共重合体(
F=a、oμ、SΔ= 1.0 )をゼラチン中に分散
したもの(本発明−1)MMA/MAA=50150の
共重合体(F=3.0μ、 S/r=0.1) (本発明−2)I (F=3.0μ、 s、/i’ :l:0.2 )(本
発明−3) (F == 3.Ott 、 s/r=0.5)このよ
うにして得られた受像シー) +1) −(6)につh
て23°Q、 50チR,H,の雰囲気下で1日間光分
調湿した后、各試料を13 CIrLX 18 cmの
大きさに裁断し20枚重ねとし、上からIKIの荷重を
かけたまt23°080%R,、H,条件下で3日間放
置した。
放置後、上から10枚目の試料の上下との接着を観察し
実用上問題なく全く接着していないものをA1若干接着
傾向が与られ、自動給紙装置において1枚以上の受像シ
ートがカセットより引き出される可能性のあるものをB
、著しい接着が発生したものをCの3ランクに分類した
。結果を第2表に示す。
第  2  表 上表の結果よシ、積重ねられた状部で収納された受像シ
ートを1枚毎に引き出すには本発明に係、  る単分散
性のアルカリ可溶性マット剤を含有させた場合に効果が
あることがわかる。
実施例2 特願昭57−179237号明細書実施例3に記載され
た処方を用いて作成した感光シートを下記組成のアクチ
ベーターを収容した一対のローラーを備えた浅いトレー
型処理装置に25℃の温度で20秒間浸漬し、次に上記
ローラー間を前記実施例1で示した受像シートを感光シ
ートと一緒に通して受像シートと感光シートを重ね合わ
せた。
アクチペーターの組成 苛  性  カ   リ              
56  .9ベンゾトリアゾール     10 .9
臭  化  カ   リ   ・          
 2II水を加えて仕上げ    1000  cc1
0分後感先後感光シートシートを引き剥した。
この時の引き剥す剥離力を市販の引張り試験機を使用し
て測定した。又処理前後の受像シート表面の光沢度につ
いて市販の変角光度計を使用して測定した。結果を第3
表に示す。光沢度は試料へのある所定の角度からの入射
光IoK対する反射光を測定し1/Io×100なる計
算をした結果の値であシこの値が大きい程試料の表面光
沢度が高いことを示す。
第3表 第3表の結果から明らかな如く、本発明に係る単分散性
のアルカリ可溶性のマット剤を受像シートに用いると、
感光シートからの色素画像の転写性に影響を与えること
なく感光シートから引き剥す際の剥離力を軽減でき、多
分散性のアルカリ可溶性のマット剤を含む他のマット剤
に較べて処理層の受像部表面の光沢度に優れていること
がわかる。
多分散性のアルカリ可溶性マット剤を含む受像シートで
は、均一な剥離力を得に<<、剥離、乾燥后の受像部表
面は光沢ムラが観察、された。
代理人 弁理士 野 1)義 親 手続補正書

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 単分散性のアルカリ可溶性マット剤を受像層の外表面に
    有することを特徴とする拡散転写用受像シート。
JP16754084A 1984-08-09 1984-08-09 拡散転写用受像シ−ト Pending JPS6145244A (ja)

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