JPS614495A - 周波数制御式空気調和機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、圧縮機の運転周波数を可変することにより能
力制御を行なう周波数制御式空気調和機に関するもので
ある。

従来例の構成とその問題点 圧縮機の運転周波数を可変することにより能力制御を行
なう周波数制御式空気調和機は、平滑用キャパシタ、倍
電圧用キャパシタと大きな容量のキャパシタを使用する
ため力率が低下する。このため、力率改善用としてリア
クトルが必要となるが、十分な改善を行なうためには、
容量の大きなりアクドルが必要となる。この容量の大き
なりアクドルは銅線の巻数を多くすれば可能であるが、
巻数を多くすると、直流抵抗が太き（なり発熱として損
失が増すこととなる。この損失を少なくするため、銅線
の線径を大きくして同様のりアクドルの効界を期待する
と、形状が大きくなるものである。

以上のように、十分な力率改善を行ない、損失を少なく
するためには、大きな形状のりアクドルが必要となる。

従来はこの大きな形状のりアクドルを使用していたが、
空気調和機の小型化をめざすためには、リアクトルも小
型にする必要があり、リアクトルを小型にすることは、
力率改善効果が少なくなったり、損失が増大して発熱に
よる温度上昇が大きくなるような不都合が生じることと
なる。

発明の目的 本発明は、上記問題点を解消し、十分な力率□改善と、
空気調和機の小型化を同時に行なうものである。

発明の構成 この目的を達成するために本発明は、圧縮機の運転周波
数を可変して能力制御を行なう空気調和機の力率改善用
リアクトルを複数個に分割し、空気調和機の空きスペー
スに設置するものである。

上記構成により、力率改善用リアクトルの効果を減する
ことなく、空気調和機の小型化が可能となるものである
。

実施例の説明 以下、本発明の一実施例について第１図および第２図を
参考に説明する。

第１図は周波数制御式空気調和機の圧縮機駆動回路を示
し、同図において、１はノイズフィルタ、２ａ１２ｂは
本発明による分割設置された力率改善用リアクトル、３
は整流用ダイオードブリッジ、４は倍電圧用キャパシタ
、５は平滑用キャパシタ、６は直流電圧を切換えるスイ
ッチ部、７はスイッー　　　　　ヵう。’＆ヨツ、。−
７いオ６つよ／　）　ＣＩ　−ｙｌ［Ｌ　８１よ冷凍サ
イクル内の冷媒を圧縮するａ相誘導電動機第２図は一体
型空気調和機の横断面図を示し、第１図と同一のものは
同じ番号を付けて説明を省略する。同図において、９は
空気調和機の外箱、１０は室外側熱交換器、１１は室内
側熱交換器、１２は室外側送風用ファン、１３は室内側
送風用ファン、１４は送風用ファンを駆動する）７ンモ
ータである。

上記構成により、３相誘導電動機８に与える電圧の周波
数をコントロール部７とスイッチ部６により可変するこ
とにより、３相誘導電動機８の回転数を可変し、空気調
和機の能力制御が可能となるものである。力率改善用リ
アクトル２ａ、２ｂは、従来１個であったものを分割し
て２個としたものであり、第２図のように空気調和機の
空きスペースに分割して設置することが可能となり、従
来のように力率改善用リアクトルが大形化することもな
くなり、空気調和機本体を大きくする必要　　　　　　
　　１・： かない。

発明の効果 上記実施例より明らかなように本発明は、周波数制御式
空気調和機の力率改善用リアクトルを複数個に分割設置
することにより、力率改善効果を減することなく、空気
調和機の小型化が可能となるものである。また、力率改
善用リアクトルを分割することにより、必然的に力率改
善用リアクトルの外郭表面積が大きくなるすなわち放熱
面積が増大し、放熱量も増すこととなり、巻線の温度上
昇も低くおさえられ、放熱のスペースも少なくなる効果
が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本説明の力率改善用リアクトルを分割した周波
数制御式空気調和機の圧縮機駆動回路図、第２図は同力
率改善用リアクトルを２分割して具備した一体型空気調
和機の横断面図である。 ２ａ、２ｂ・・力率改善用リアクトル、８・・・圧縮機
、１０・・・室外側熱交換器、１１・・・室内側熱交換
器。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 圧縮機、室内側熱交換器、減圧器、室外側熱交換器等を
   環状に連結して冷凍サイクルを構成し、圧縮機の運転周
   波数を可変して能力制御を行なう力率改善用リアクトル
   を複数個に分割した周波数制御式空気調和機。