JP2016144323A - 直流電源装置およびこれを用いた空気調和機 - Google Patents

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Atsushi Okuyama
奥山  敦
正博 田村
Masahiro Tamura
正博 田村
田村 建司
Kenji Tamura
建司 田村
上田 和弘
Kazuhiro Ueda
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Abstract

【課題】
大幅な力率改善あるいは大幅な高調波低減が可能な直流電源装置およびこれを用いた空気調和機を提供する。
【解決手段】
直流電源装置11Aは、交流電源13からの交流電力を直流電力に変換する整流回路17aと、整流回路17aと交流電源13の間に接続されたリアクタ15と、整流回路17aの直流出力に接続される平滑コンデンサC1と、交流電源13を、リアクタ15を介して短絡するスイッチング回路部17b,19と、スイッチング回路部を短絡および開放させる制御回路部33と、を備え、制御回路部33は、交流電源13の半周期にスイッチング回路部を短絡および開放する周期を交流電源13の電圧位相に応じて変化させる。また、本直流電源装置11Aは、回転速度制御型の圧縮機を搭載する空気調和機において、圧縮機の電動機を駆動するインバータ回路の直流電源装置として適用される。
【選択図】図1

Description

本発明は、交流電源からの交流電力を直流電力に変換する直流電源装置およびこれを用いた空気調和機に関する。
家庭用などの空気調和機には、地球環境保全の要請から、省資源、省エネルギーを強く求められるようになってきた。加えて、電子制御機器の急増に伴い、電源の品質に悪影響を与える高調波電流の規制に適合する製品が求められている。
こうした要求を満たすために、特許文献1に記載の電力供給装置が知られている。この電力供給装置においては、交流電源にその一端が接続されたリアクトルと、リアクトルを介して交流電源を短絡/開放する双方向通電性の短絡素子とが設けられる。短絡素子は、負荷量に応じて、短絡動作を行わない力率改善無しモード、短絡動作を電源電圧半周期に1回もしくは複数回行う部分スイッチングモード、または、短絡動作を電流フィードバック制御にて高周波で行う高周波スイッチングモードのいずれかのモードによって制御される。
特許文献1に記載される電力供給装置によれば、部分スイッチングモードにおいて、短絡素子の短絡開始時間(タイミング)、短絡時間幅、および短絡回数を制御することで、リアクトルに蓄積するエネルギーを制御することができる。その結果、効率向上および力率改善がなされると共に、高調波の問題の解消を図ることができる。
特開2003−153543号公報
しかしながら、特許文献1の電力供給装置では、短絡素子の短絡時間幅の制御など、具体的な制御手段については考慮されていない。このため、大幅な力率改善や大幅な高調波の低減は難しい。
そこで、本発明は、大幅な力率改善あるいは大幅な高調波低減が可能な直流電源装置およびこれを用いた空気調和機を提供する。
上記課題を解決するために、本発明による直流電源装置は、交流電源からの交流電力を直流電力に変換する整流回路と、整流回路と交流電源の間に接続されたリアクタと、整流回路の直流出力に接続される平滑コンデンサと、交流電源を、リアクタを介して短絡するスイッチング回路部と、スイッチング回路部を短絡および開放させる制御回路部と、を備え、制御回路部は、交流電源の半周期にスイッチング部を短絡および開放する周期を、交流電源の電圧位相に応じて変化させる。
また、本発明による空気調和機は、回転速度制御型の圧縮機を搭載し、圧縮機の電動機と、直流電力を交流電力に変換し、交流電力により電動機を駆動するインバータ回路と、直流電力を出力する直流電源装置と、を備え、直流電源装置を上記本発明による直流電源装置とする。
本発明によれば、大幅な力率改善あるいは大幅な高調波低減が可能な直流電源装置並びにそれを用いる空気調和機を実現することができる。
上記した以外の課題、構成および効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明の第1実施形態に係る直流電源装置の回路構成を表すブロック図である。 第1実施形態における、ゼロクロス信号からの時間経緯と短絡・開放周期との関係を示す。 第1実施形態における入力電流の波形例である。 スイッチング部および全波整流回路からなる回路部の変形例を示す。 本発明の第2実施形態である空気調和機の概略構成図である。 本発明の第2実施形態である空気調和機の室外機の内部構造を示す斜視図である。 本発明の第2実施形態である空気調和機の室外機の天板を外した状態を示す平面図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
[第1実施形態]
(直流電源装置の全体構成)
はじめに、本発明の第1実施形態に係る直流電源装置(11A)の全体構成について説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る直流電源装置の回路構成を表すブロック図である。なお、直流電源装置11Aの負荷として、電動機23を駆動する三相インバータ回路21を例示して説明する。
図1に示すように、直流電源装置11Aは、交流電源13と、リアクタ15と、第1および第2の全波整流回路17aおよび17bと、スイッチング部19と、平滑コンデンサC1と、入力電圧取得部25と、入力電流取得部27と、ゼロクロス検出部29と、直流出力電圧取得部31と、制御回路33とを備えている。
交流電源13は、例えば単相交流電源である。ただし、交流電源13として三相交流電源を採用してもよい。交流電源13の一方の配線L1には、リアクタ15が接続されている。リアクタ15は、交流電源13の力率を改善する。
第1の全波整流回路17aは、図1に示すように、リアクタ15を介して交流電源13に接続され、相互にブリッジ接続された第1〜第4の整流ダイオードD1〜D4を有する。第1の全波整流回路17aは、これら第1〜第4の整流ダイオードD1〜D4を用いて交流電源13の交流電圧波形を全波整流する。
第1〜第4の整流ダイオードD1〜D4は、図1に示すように、D1,D3のカソード側が正の直流母線PLに接続され、D2,D4のアノード側が負の直流母線NLに接続される。第1および第2の整流ダイオードD1,D2の間に位置する第1の接続点Nd1と、第3および第4の整流ダイオードD3,D4の間に位置する第2の接続点Nd2との間には、交流電源13が、リアクタ15および電流センサ27aを介して接続されている。
第2の全波整流回路17bは、第1の全波整流回路17aと同様の構成を備える。すなわち、第2の全波整流回路17bは、図1に示すように、リアクタ15を介して交流電源13に接続され、相互にブリッジ接続された第5〜第8の整流ダイオードD5〜D8を有する。第2の全波整流回路17bは、これら第5〜第8の整流ダイオードD5〜D8を用いて交流電源13の交流電圧波形を全波整流する。
第5および第6の整流ダイオードD5,D6の間に位置する第3の接続点Nd3と、第7および第8の整流ダイオードD7,D8の間に位置する第4の接続点Nd4との間には、交流電源13が、リアクタ15および電流センサ27aを介して接続されている。
半導体スイッチング素子からなるスイッチング部19は、第5〜第8の整流ダイオードD5〜D8における、D6,D8のアノード側とD5,D7のカソード側との間、すなわち全波整流回路17bの直流出力に接続されている。半導体スイッチング素子としては、例えば、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)や、MOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)や、SiC素子やGaN素子などを適宜用いればよい。スイッチング部19は、交流電源13を、リアクタ15を介して短絡する機能を有する。ここで、スイッチング部19は、交流電源電圧の正負の半サイクルで短絡動作を行うが、全波整流回路17bを介することにより一個の半導体スイッチング素子によって構成できる。すなわち、本実施形態では、一個のスイッチング部19と全波整流回路17b]によって、交流電源電圧の正負の半サイクルの両方に対して短絡動作が可能な、短絡用のスイッチング回路部が構成されている。
スイッチング部19は、後述する制御回路33に含まれるスイッチング制御部43の駆動制御信号に従って、短絡に係るタイミング、継続時間、および、回数が制御されるように構成されている。
平滑コンデンサC1は、第1の全波整流回路17aで全波整流された直流電圧を平滑化する。一対の端子を有する平滑コンデンサC1において、図1に示すように、一方の端子が正の直流母線PLに接続され、他方の端子が負の直流母線NLに接続される。平滑コンデンサC1の両端子から、三相インバータ回路21を介して電動機23を駆動するための直流電力が出力される。
直流電源装置11Aに対する負荷である三相インバータ回路21は、第1の全波整流回路17aで整流され平滑コンデンサC1で平滑化された直流電力を、u相、v相およびw相の擬似的な三相交流電力に変換し、変換後の三相交流電力を電動機23に供給する。
入力電流取得部27は、交流電源13から供給される電流の大きさを取得する機能を有する。ゼロクロス検出部29は、交流電源13の交流電圧波形のうちゼロクロス点(交流電圧波形がゼロ電位の時間軸上を通過する地点の時間情報)を取得する。直流出力電圧取得部31は、第1の全波整流回路17aの出力である直流電圧を取得する。これら各取得部27,31における取得値、および、ゼロクロス検出部29の検出値は、制御回路33へと送られ、制御回路33による制御に用いられる。
制御回路33は、前記した各取得部27,31における取得値、および、ゼロクロス検出部29の検出値に基づいて、スイッチング部19の短絡に係るタイミング、継続時間、および、回数を制御する。このような機能を実現するために、制御回路33は、コンバータ制御部35と、短絡・開放周期算出部39と、周波数算出部41と、スイッチング制御部43と、インバータ制御部45と、PWM出力部47とを備えている。
コンバータ制御部35は、交流電源13の交流電力を直流電力に変換するという直流電源装置11Aの機能を統括的に制御している。
短絡・開放周期算出部39は、スイッチング部19の短絡時間と開放時間の和を短絡・開放周期としたとき、電圧位相に応じて短絡・開放周期を算出する。なお、短絡・開放周期算出部39の算出手段は、負荷、電源電圧、出力電圧、電動機回転数等に変化があり、短絡・開放周期の調整を要する場合に、その要求に応じて変更可能に構成されていても良い。
周波数算出部41は、ゼロクロス検出部29のゼロクロス取得値に基づいて、交流電源13の周波数を算出する。具体的には、周波数算出部41は、ゼロクロス信号の時間的間隔を求め、求めた間隔が例えば9msよりも長ければ50Hzであり、9msよりも短ければ60Hzであるというように、交流電源13の周波数を算出する。
スイッチング制御部43は、短絡・開放周期算出部39で算出された短絡・開放周期と、入力電流取得部27で取得された入力電流、および、直流出力電圧取得部31で取得された出力電圧、周波数算出部41で算出される周波数の情報に基づいて、スイッチング部19の短絡に係る継続時間を演算すると共に、この演算結果に従って、スイッチング部19の短絡または開放動作を制御する。
インバータ制御部45は、第1の全波整流回路17aで整流され平滑コンデンサC1で平滑化された直流電力を、u相、v相およびw相の擬似的な三相交流電力に変換するという三相インバータ回路21の機能を統括的に制御する。
PWM出力部47は、電動機23の駆動を制御するためのPWM(Pulse Width Modulation)信号を出力し、出力したPWM信号を、インバータドライバ49を介して三相インバータ回路21に供給する。
制御回路33は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などを備えたマイクロコンピュータ(以下「マイコン」と記す)を有する。このマイコンは、ROMに記憶されているプログラムを読み出して実行し、制御回路33におけるスイッチング制御部43などの各種機能部の実行制御を行う。
図4は、スイッチング部19および全波整流回路17bからなる短絡用のスイッチング回路部の変形例を示す。本変形例においては、半導体スイッチング素子としてIGBT90,100が、電流が流れる方向が逆方向になる様に直列接続される。IGBT90,100には、それぞれ、ダイオードD9,D10が逆並列接続される。本変形例においては、交流電源電圧の正負の半サイクルごとに、オンして短絡動作させる半導体スイッチング素子を切り替える。なお、正負の一方の半サイクルにおいては、IGBT90およびダイオードD10からなる経路で短絡され、他方の半サイクルにおいては、IGBT100およびダイオードD9からなる経路で短絡される。
(直流電源装置の動作)
次に、第1実施形態に係る直流電源装置11Aの動作について説明する。
直流電源装置11Aの動作説明に先立って、まず、高調波電流の指標とする高調波の余裕度について説明する。電源周波数のn次の高調波電流の限度値は、JIS C61000−3−2「電磁両立性−第3−2部:限度値−高調波電流発生限度値」に規定されている。この限度値Isnに対して高調波電流をInとするとき、n次の余裕度を(1−In/Isn)と定義する。
この定義から明らかなように、n次の余裕度が0より小さい場合、限度値Isn以上のn次の高調波電流が流れていることになり、規定不適合となる。一方、n次の余裕度が0より大きい場合、限度値以下のn次の高調波電流が流れていることになり、規定適合となる。n次の余裕度が1に近い場合、n次の高調波電流は0に近づく。これは、電源に悪影響を与えるn次の高調波電流がほとんどなく、非常に良好な状態である。前述したn次の余裕度を2次から40次まで求め、最も小さいものを高調波の余裕度として定義する。なお、空気調和機調和機については、入力電力によって限度値が変わる。
直流電源装置11Aは、図1に示すように、交流電源13の交流電圧を第1の全波整流回路17aで整流し、平滑コンデンサC1で平滑化して直流電圧に変換し、変換後の直流電圧を、負荷としての三相インバータ回路21および電動機23に供給する。
直流電源装置11Aにおける直流電圧の供給源は、平滑コンデンサC1に蓄えられた電荷である。このため、交流電源13の交流電圧が、平滑コンデンサC1の両端に現れる直流電圧を超えた場合に、交流電源13から平滑コンデンサC1へ電流が流れる。その結果、通電区間が短く、電流波形は鋭く尖って力率が低くなってしまう。そこで、力率を改善するためにリアクタ15を設ける。これにより、電流波形の波高値が低くなり、通電区間は電流立ち上がり以降に伸びるので、力率が改善される。
さらに、ゼロクロス検出部29で検出されたゼロクロス点に同期させてスイッチング部19を短絡または開放させる制御を行うスイッチング制御部43を設け、このスイッチング制御部43によって、交流電源13のゼロクロス点を基準とした適宜の時期に適宜の時間幅だけスイッチング部19を短絡させ、力率の改善を図る。
なお、力率の改善がなされると、交流電源13の供給者における設備負担の軽減に寄与することに加えて、直流電源装置11Aが接続されるブレーカ、または、コンセントの容量を上限まで活用して直流電源装置11Aの能力を最大限に発揮させて、利用者のコストパフォーマンスを実質的に向上することができる。また力率の改善に加えて電動機23の効率を上げるために直流電圧の上昇(以後昇圧と呼ぶ)を行うことが有効であり、スイッチング部19の短絡・開放制御を適切に行うことで昇圧できる。
しかし、本発明者の検討によれば、短絡の仕方や負荷の状況によっては、短絡により高調波電流が却って増加する場合がある。これに対し、本発明者の検討によれば、力率の向上および高調波電流の減少を図りながら、直流電圧を21/2×Vs(Vs:交流入力電圧の実効値)を超えた値に上昇させるには、スイッチング部19を電源電圧半周期の期間内に4回以上40回以下短絡させることが効果的である。また、直流電源装置11Aの効率を考慮すると、短絡回数は少ないほどよい。従って、このような短絡回数の制約条件を考慮して、短絡タイミング(短絡開始時刻)および短絡時間幅を設定することが好ましい。
しかし、従来技術では、短絡タイミング(短絡開始時刻)および短絡時間幅については考慮されていないため、本発明者は、短絡・開放周期、短絡時間幅、短絡タイミング(短絡開始時刻)を如何様にして設定するか検討した。その結果に基づき、本実施形態においては、スイッチング部19の短絡・開放により発生する高調波を低減するため、次に説明するように、電圧位相に応じて短絡・開放周期を変化させる。
高調波電流は、スイッチング部19の短絡・開放が切り替わることにより発生する。このため、入力電圧波形が大きいときは高調波電流も大きい。したがって、入力電圧が大きいときは短絡・開放周期を短くすることが好ましい。そこで、本実施形態においては、図2に示すように、短絡・開放周期を交流電源電圧の半周期内で変化させる。すなわち、短絡・開放周期は、交流電源電圧の半周期において、電圧位相0度から90度へ進むにしたがって長くし、電圧位相90度から180度へ進むにしたがって短くする。ここで、短絡・開放周期は、交流電源電圧の半周期において、短絡回数で分割される各時間幅に対して設定される。
図2は、本実施形態における、ゼロクロス信号からの時間経緯と短絡・開放周期との関係を示す。図2に示すように、交流電源13の半周期において、電圧波形の頂点付近(電圧位相90度)で短絡・開放周期を最も短くし、電圧が低下するにつれて単調に短絡・開放周期を長くすることが高調波低減に有効である。なお、交流電源13の半周期を、予め設定された短絡回数(例えば、上述したような4〜40回から選択される)に応じて半周期を複数の時間幅に区分して、各時間幅に対し、図2のように短絡・開放周期が設定される。なお、本発明者の検討によれば、図2に示すように、短絡・開放周期は、各時間幅に対して互いに異なる値が設定されることが、力率改善のためには好ましい。
図2に示すような短絡・開放周期は、短絡・開放周期算出部39によって、設定される。より具体な手段例として、予め設定された短絡回数応じて設定される、短絡・開放回数交流電圧の半周期内における位相と短絡・開放周期の関係を示す所定の関数あるいはテーブルを用いて、ゼロクロス信号からの時間経緯に対応する位相に応じて短絡・開放周期が設定される。
図3は、本実施形態による入力電流の波形例である。本波形例においては、スイッチング部19を交流電源の半周期内で8回短絡させる。なお、本波形例は、リアクトル15のL値を8mH、交流電源13の入力電圧実効値を200V、周波数を50Hz,入力電流実効値を18Aとし、出力直流電圧平均値を300Vとして、本発明者がシミュレーションにより検討した結果である。
本図3の波形例について、入力電流の10周期分をFFT(高速フーリエ変換)にかけると、最も余裕度が小さい次数は23次、その余裕度は15.1%であり、規格による限度値を満足している。
上記のような短絡・開放周期ごとに、スイッチング部19をオン駆動する制御信号のパルス幅、すなわち短絡時間が設定される。以下、短絡時間を設定する手段の一例を説明する。ここで、スイッチング制御部43が出力するスイッチング部19の制御信号であるパルス毎の短絡タイミング(短絡開始時刻:電源電圧半周期のゼロクロス(始点)を原点として短絡が開始されるまでの時間軸上の時刻情報)をtd、短絡時間幅(パルスのオン時間)をton、短絡終了から次パルスの短絡までの開放時間幅(パルスのオフ時間)をtoffと定義する。tonとtoffの和が短絡・開放周期である。
まず、次のようにしてデューティDを算出する。
入力電流をis、交流入力電圧をvs、リアクタ15のインダクタンス値をL、直流出力電圧をVdとすると、スイッチング部19を短絡(オン)したときの入力電流の微分ion’は、式(1)のように表わすことができる。また、スイッチング部19をオフしたときの入力電流の微分ioff’は、式(2)のように表わすことができる。
ion’=dis/dt=vs/L ・・・(1)
ioff’=dis/dt=(vs−Vd)/L ・・・(2)
スイッチング部19を短絡(オン)する時間幅をton、開放(オフ)する時間幅をtoffとした場合、そのデューティDは、式(3)のように表わすことができる。
D=ton/(ton+toff) ・・・(3)
スイッチング部19を短絡(オン)したときの入力電流の微分ion’と、スイッチング部19を開放(オフ)したときの入力電流の微分ioff’のデューティDを加味した値が、入力電流の微分is’に等しくなると仮定すると、式(4)が成り立つ。この式(4)からデューティDを求めると、式(5)になる。
is’=D・ion’+(1−D)・ioff’ ・・・(4)
D=(is’−ioff’)/(ion’−ioff’) ・・・(5)
交流入力電圧vsが与えられれば、式(1)、式(2)を用いて、ion’およびioff’を求めることができる。ここで、交流入力電圧vs(瞬時値)は、周波数算出部41より取得した電源周波数fと、交流電圧実効値Vsとを用いて、式(6)のように表わすことができる。
vs=21/2・Vs・sin(2πft) ・・・(6)
また、瞬時入力電流isは、交流入力電圧vsと同周波数および同位相であるとすると、入力電流取得部27より取得した入力電流実効値Isを用いて、式(7)のように表わすことができる。その微分をとると式(8)となる。
is =21/2・Is・sin(2πft) ・・・(7)
is’=2・21/2・πf・Is・cos(2πft) ・・・(8)
したがって、式(1)、式(2)、式(8)の解を式(5)に代入することによって、入力電流isを正弦波に近づけるためのデューティDを算出することができる。さらに、上述したようにして設定された短絡・開放周期毎に、対応する位相の値(例えば、該当する周期中における代表値や平均値など)を用いて算出されたデューティDを乗算して短絡(オン)時間幅tonを設定すれば、力率が向上するような入力電流isにすることができる。
なお、短絡タイミング(短絡開始時刻)tdについては、力率の向上、高調波電流の抑制を考慮し、これらが適切な値をとるように調整することが好ましい。
以上説明したように、本実施形態によれば、4パルス〜40パルスの範囲内において、電源周波数fに関わらず(例えば、50Hzまたは60Hzのいずれであっても)、大幅な効率向上および力率改善、並びに大幅な高調波低減が可能となる。すなわち、直流電源装置の効率向上、力率改善、および、高周波問題の解消を高い水準で実現することができる。
本実施形態おける直流電源装置11Aの制御方式は、従来のコンバータ制御と組み合わせて直流出力電圧が21/2Vs以上となる場合に用いても、同様に有効である。
[第2実施形態]
以下、本発明の第2実施形態である空気調和機について図5〜7を参照して説明する。なお、本第2実施形態である空気調和機は、前述した第1実施形態の直流電源装置を搭載する。
図5は、本発明の第2実施形態である空気調和機51の概略構成図である。図6は、同空気調和機51の室外機55の内部構造を示す斜視図である。図7は、同室外機55の天板を外した状態を示す平面図である。
第1実施形態に係る直流電源装置11Aを搭載した空気調和機51は、図5に示すように、室内機53と室外機55とを、接続配管57を介して接続して構成されている。
室内機53は、図5に示すように、筐体59に対し、図示しない室内熱交換器、室内送風機、露受皿などを取付けて、これらを化粧枠61で覆い、化粧枠61の前側に前面パネル63を取付けて構成されている。化粧枠61には、室内空気を吸い込む空気吸込み口65と、温湿度が調和された空気を室内へ吹き出す空気吸込み口67とが、上下にそれぞれ設けられている。
室内機53は、図示しない電装品ボックスに制御基板を備え、この制御基板にマイコンが設けられる。マイコンは、図示しない室内温度センサ、室内湿度センサなどの各種のセンサからの信号を受け、リモコン69からの操作信号を受光部71で受けると共に、室内送風機などを制御し、かつ、室外機55との通信を制御するなど、室内機53を統括して制御する。
室外機55は、ベース部73に対し、図6に示す室外熱交換器79、圧縮機85、室外送風機(図示せず)を搭載し、図5に示すようにこれらを外筐75で覆い、配管接続バルブ77に室内機53からの接続配管57を接続して構成されている。
室外機55の外筐75は、図5に示すように、前面板75a、側面板75b、および、天板75cからなる。室外機55には、室外熱交換器79(図6参照)に対向する外面側に、室外空気の吸込み部が、室外ファン81(図6参照)に対向する前面板75a(図5参照)の側に、空気の流通を許すファングリル83(図5および図7参照)が、それぞれ設けられている。
室外ファン81は、図6および図7に示すように、室外熱交換器79が上流側に、ファングリル83が下流側に位置する空気の流れをつくりだすように回転駆動される。これにより、室外ファン81は、室外空気を室外熱交換器79へと強制的に導くように動作する。
室外熱交換器79は、図6および図7に示すように、室外機55の側面から背面にかけて略L字状に配設されている。これにより、空気との接触面積を大きく確保し、熱交換能力を高めている。室外ファン81も、できるだけ大口径のものが使用される。室外ファン81と圧縮機85との間には、仕切板87が設けられている。この仕切板87は、送風機室89と機械室91との間を仕切っている。
送風機室89には、室外熱交換器79、および、室外ファン81がそれぞれ設けられている。機械室91には、圧縮機85、アキュムレータ93、冷媒送り管(図示せず)などがそれぞれ設けられている。
第1実施形態に係る直流電源装置11A、圧縮機85の電動機23を駆動する三相インバータ回路21、送風モータ95などの各種電装品97は、図6に示すように、電装箱98内に収容した状態で蓋99をかぶせて収納されている。これにより、各種電装品97のメンテナンス性を担保している。
このように構成された空気調和機51を運転する場合、利用者はリモコン69を操作することによって、冷房、除湿、暖房のうちいずれかの空気調和モードを選択的に設定する。例えば、空気調和モードとして、冷房の自動運転を選択的に設定した場合、これを受けてマイコンは、温度センサや湿度センサなどの各種センサからの情報に基づく冷房自動運転を行わせる制御指令を行う。
マイコンからの制御指令を受けた室外機55の制御部(図示せず)は、制御指令に従って室内送風機を駆動し、空気吸込み口65から室内熱交換器へと室内空気を流通させる。また、室外機55の制御部は、室内機53のマイコンからの制御指令に従って、圧縮機85、送風モータ、制御弁などを制御し、圧縮機85からの冷媒を冷凍サイクルに循環させると共に、室外熱交換器79へと室外空気を流通させるように動作する。
以上説明したように、回転速度制御型の圧縮機85を搭載した空気調和機51において、第1実施形態に係る直流電源装置11Aを、圧縮機85を回転駆動する電動機23の電源として用いる。
これにより、空気調和機51は、運転開始直後では、高能力で室内を空気調和して使用者の快適性への要求に素早く対応し、設定温度付近まで空気調和が進んだ段階では、空調運転が断続すると利用者に不快感を与えるため、低能力での連続運転に切り換えることが求められている。このため、空気調和機51では、圧縮機85の回転速度を可変にして、高能力から低能力までの広範な負荷変動に対処可能なことが強く求められている。
この点に関し、第1実施形態の直流電源装置11Aを、空気調和機51に適用した場合、運転開始直後では、高能力で室内を空気調和して使用者の快適性への要求に素早く対応し、設定温度付近まで空気調和が進んだ段階では、圧縮機85の回転速度が低い、低能力での連続運転へと円滑に切り換えることができる。
具体的には、運転開始直後などの高負荷時では、スイッチング部19の短絡回数を増やす。この場合、高能力(圧縮機85の電動機23が誘起電圧に打勝って高速回転する)を発揮できるように、直流出力電圧Vsを昇圧して、圧縮機85を駆動する。これと同時に、高力率を確保し、空気調和機51を接続したブレーカ、または、コンセントの容量を目いっぱいに活用して空気調和機51の能力を最大限に発揮させ、室内を素早く快適温度にすることができる。
なお、一般的な空気調和機51では、設定温度付近での運転時間が長くなる。このため、スイッチング損失が小さい、効率の良い運転が長く続いて、全体としての消費電力量を抑制することができる。その結果、安価で、電源高調波電流規制を満足し、電源容量を最大限に活用した高能力で、効率の良い空気調和機51を提供することができる。また、本実施形態2によれば、電源力率を向上可能で、かつ高調波発生が低減可能な、空気調和機を実現できる。
なお、本発明は前述した実施形態に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、前述した実施形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、各実施形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置き換えをすることが可能である。
例えば整流回路17bとスイッチング部19は適切な両方向スイッチがあれば置き換えてもよい。また、例えば、リアクタ15と整流回路17bとスイッチング部19を交流電源13と整流回路17aの間に配置しているが、整流回路17aと平滑キャパシタC1の間に適切に配置してもよい。なお、第1実施形態の直流電源装置は、回転速度制御型の圧縮機85を搭載した空気調和機51に限らず、広範な電子機器に適用することができる。
11A 直流電源装置
13 交流電源
15 リアクタ
17a,17b 全波整流回路
19 スイッチング部
21 三相インバータ回路
23 電動機
27 入力電流取得部
27a 入力電流取得部
29 ゼロクロス検出部
31 直流出力電圧取得部
33 制御回路
35 コンバータ制御部
39 短絡・開放周期算出部
41 周波数算出部
43 スイッチング制御部
45 インバータ制御部
47 PWM出力部
49 インバータドライバ
51 空気調和機
53 室内機
55 室外機
57 接続配管
85 圧縮機
90,100 IGBT
C1 平滑コンデンサ
D1〜D4 第1〜第4の整流ダイオード
D5〜D8 第5〜第8の整流ダイオード
D9,D10 ダイオード
Nd1〜Nd4 第1〜第4の接続点
PL 正の直流母線
NL 負の直流母線

Claims (8)

  1. 交流電源からの交流電力を直流電力に変換する整流回路と、
    前記整流回路と前記交流電源の間に接続されたリアクタと、
    前記整流回路の直流出力に接続される平滑コンデンサと、
    前記交流電源を、前記リアクタを介して短絡するスイッチング回路部と、
    前記スイッチング回路部を短絡および開放させる制御回路と、
    を備え、
    前記制御回路は、前記交流電源の半周期に前記スイッチング回路部を短絡および開放する周期を、前記交流電源の電圧位相に応じて変化させることを特徴とする直流電源装置。
  2. 請求項1に記載の直流電源装置において、
    前記制御回路は、前記周期を、前記交流電源の半周期において、電圧位相0度から90度へ進むにしたがって長くし、電圧位相90度から180度へ進むにしたがって短くすることを特徴とする直流電源装置
  3. 請求項2に記載の直流電源装置において、
    前記周期は、前記交流電源の半周期において、短絡回数で分割される各区分に対して設定されることを特徴とする直流電源装置。
  4. 請求項3に記載の直流電源装置において、
    前記周期は、前記各区分に対して互いに異なる値が設定されることを特徴とする直流電源装置。
  5. 請求項3に記載の直流電源装置において、
    前記短絡回数は4回以上40回以下であることを特徴とする直流電源装置。
  6. 請求項1に記載の直流電源装置において、
    さらに、
    前記交流電源からの電流を取得する入力電流取得部と、
    前記交流電源の周波数を算出する周波数算出部と、
    前記整流回路の直流出力電圧を取得する直流出力電圧取得部と、
    を備え、
    前記制御回路は、
    取得された、前記電流と前記周波数および前記直流電圧並びに前記周期に基づいて、短絡時間幅を設定することを特徴とする直流電源装置。
  7. 請求項1に記載の直流電源装置において、
    前記スイッチング回路部は、前記リアクタを介して前記交流電源に接続される全波整流回路と、前記全波整流回路の直流出力に接続されるスイッチング部とから構成されることを特徴とする直流電源装置。
  8. 回転速度制御型の圧縮機を搭載した空気調和機において、
    前記圧縮機の電動機と、
    直流電力を交流電力に変換し、前記交流電力により前記電動機を駆動するインバータ回路と、
    前記直流電力を出力する直流電源装置と、
    を備え、
    前記直流電源装置は、
    交流電源からの交流電力を前記直流電力に変換する整流回路と、
    前記整流回路と前記交流電源の間に接続されたリアクタと、
    前記整流回路の直流出力に接続される平滑コンデンサと、
    前記交流電源を、前記リアクタを介して短絡するスイッチング回路部と、
    前記スイッチング回路部を短絡および開放させる制御回路と、
    を備え、
    前記制御回路は、前記交流電源の半周期に前記スイッチング回路部を短絡および開放する周期を、前記交流電源の電圧位相に応じて変化させることを特徴とする空気調和機。
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