JPS6144899A - 含リンペプチド - Google Patents

含リンペプチド

Info

Publication number
JPS6144899A
JPS6144899A JP59167016A JP16701684A JPS6144899A JP S6144899 A JPS6144899 A JP S6144899A JP 59167016 A JP59167016 A JP 59167016A JP 16701684 A JP16701684 A JP 16701684A JP S6144899 A JPS6144899 A JP S6144899A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
formula
compound
lower alkyl
amino
hydrogen
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP59167016A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Teranishi
寺西 正行
Mitsuru Takahashi
充 高橋
Hisayo Nomoto
野本 久代
Hiroshi Kase
廣 加瀬
Kazuhiro Kubo
久保 和博
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KH Neochem Co Ltd
Original Assignee
Kyowa Hakko Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyowa Hakko Kogyo Co Ltd filed Critical Kyowa Hakko Kogyo Co Ltd
Priority to JP59167016A priority Critical patent/JPS6144899A/ja
Publication of JPS6144899A publication Critical patent/JPS6144899A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/55Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups

Landscapes

  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
  • Peptides Or Proteins (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はアンジオテンシン変換酵素阻害作用ひいては抗
高血圧作用を有する新規台リンペプチドおよびその塩に
関する。
従来の技術 これまでに、含リンペプチド系でアンジオテンシン変換
酵素阻害作用を有する化合物として、代表的には次式 で表される化合物およびその誘導体などが知られている
CB、D、Thorsett et al、、 Pro
c、Natl、 Acad。
Sci、ll5A、 79.2176(19B2>)。
さらに、強いアンジオテンシン変換酵素阻害作用ひいて
は抗高血圧作用を有する含リンペプチドに関する、本出
願人による一連の出願がある(特開昭57−15649
8 、同5B−31992、同58−85896、同5
8−85B97、同59−51294、同59−512
95 )。
発明が解決しようとする問題点 これらの知見をもとに、さらに新規な含リンペプチドの
合成について検討したところ、次項で述べる式[I)で
示される化合物が優れたアンジオテンシン変換酵素阻害
作用ひいては抗高血圧作用を示すことを見い出し、本発
明を完成するに至った。
本発明は式[1) 〔式中、R1は水素または低級アルキルである。
R2は水素、イソプロピル、2−メチルプロピル、n−
ブチル、置換低級アルキル(置換基はアミノ、メルカプ
ト、低級アルキルチオ、カルボキシル、ヒドロキシル、
グアニジノおよびイミダゾリルより選ばれる)、非置換
もしくは置換アリール(置換基はアミノ、ヒドロキシル
、低級アルコキシ、アラルキルオキシ、低級アルキル、
ハロゲンおよびシアノより選ばれる)、または非置換も
しくは置換アラルキル(置換基はヒドロキシル、アミノ
、低級アルキル、ハロゲンおよびシアノより選ばれる)
である。R3は水素または低級アルキルである。R2と
R3とは結合して−(CH2)n−(nは2−5の整数
を示す)を形成してもよい。〕で表される含リンペプチ
ド(以下、化合物〔I〕という。他の式番号の化合物に
ついても同様)およびその塩に関する。
次に本発明をさらに詳しく説明する。
まず、式〔1〕に含まれる化合物の範囲を明示する。
式〔■〕のR1の定義中、低級アルキルは炭素数1〜6
の直鎮もしくは分岐鎖のものを意味し、たとえばメチル
、エチル、n−プロピル、1−プロピル、n−ブチル、
l−ブチル、t−ブチル、n−ペンチル、n−ヘキシル
等があげられる。好適にはメチル、エチル、n−プロピ
ル、1−プロピル等があげられる。
R2の定義中、置換低級アルキルにいう“低級アルキル
”も炭素数1〜6の直鎮もしくは分岐鎖のものを意味し
、上記と同様のものが例示される。
置換基の列挙中、低級アルキルチオは炭素数1〜3のも
のを意味する。R2の定義中、非置換もしくは置換アリ
ールにいう“アリール”はフェニル、ナフチル、ビフェ
ニル等を包含する。置換基の列挙中、低級アルコキシは
炭素数1〜3のもの、アラルキルオキシはアリール部が
フェニル、ナフチル、ビフェニル等でアルキル部が炭素
数1〜3のもの、低級アルキルは炭素数1〜3のもの、
ハロゲンはクロル、ブロム等を意味する。R2の定義中
、非置換もしくは置換アラルキルにいう“アラルキル”
はアリール部がフェニル、ナフチル、ビフェニル等でア
ルキル部が炭素数1〜3のものを意味する。置換基の列
挙中、低級アルキルは炭素数1〜3のもの、ハロゲンは
クロル、ブロム等を意味する。R2は一般的なアミノ酸
残基に相当する部分であり、好適なものとして、水素(
グリシン)、メチル(アラニン)、1−プロピル(バリ
ン)、2−メチルプロピル(ロイシン)、n−ブチル(
ノルロイシン)、3−アミノプロピル(オルニチン)、
4−アミノブチル(リジン)、ヒドロキシメチル(セリ
ン)、■−ヒドロキシエチル(トレオニン)、2−ヒド
ロキシル(ホモセリン)、メルカプトメチル(システィ
ン)、2−メチルチオエチル(メチオニン)、カルボキ
シメチル(アスパラギン酸)、2−カルボキシエチル(
グルタミン酸)、ベンジル(フェニルアラニン)等があ
げられる。特に好適なものとして、1−プロピル、2−
メチルプロピル、4−アミノブチル。
1−ヒドロキシエチルがあげられる。R3の定義中、低
級アルキルは炭素数1−4の直鎖もしくは分岐鎖のもの
を意味する。R3として好適なものとしては水素、およ
びR2と結合して−(CL)a−である場合である。
化合物〔I〕が酸性化合物である場合には塩基付加塩、
塩基性化合物である場合には酸付加塩を形成させること
ができる。このような塩としては、アンモニウム塩、リ
チウム、ナトリウム、カリウム塩のようなアルカリ金属
塩、カルシウム、マグネシウム塩のようなアルカリ土類
金属塩、トリエチルアミン、モルホリン、ピペリジン、
ジシクロヘキシルアミン等の有、機塩基との塩およびア
ルギニン、リジン等のアミノ酸との塩等が含まれる。
さらに無機および有機酸との塩、たとえば塩酸塩。
臭化水素酸塩、硫酸塩、硝酸塩、ギ酸塩、酢酸塩。
安息香酸塩、マレイン酸塩、フマル酸塩、コハク酸塩、
酒石酸塩、クエン酸塩、シュウ酸塩、メタンスルホン酸
塩、トルエンスルホン酸塩、アスパラギン酸塩、グルタ
ミン酸塩等の塩も作ることができる。上記例示のごとき
非毒性の薬理的に許容可能な塩が好ましいが、生成物の
単離、精製にあたってはその他の塩もまた有用である。
これらの塩は常法によって作ることができる。たとえば
化合物[I]と化合物[1)に対し1当量以上の適当な
塩基または酸とを水またはメタノール、エタノールのよ
うなアルコール類などの溶媒中で反応させて、溶媒を真
空あるいは凍結乾燥により除去するか、あるいは適当な
イオン交換樹脂上で化合物[I]の塩のカチオンを他の
カチオンで交換することによっても形成させることがで
きる。
が結合している炭素原子は不斉炭素である。本発明によ
れば、用いる出発原料、中間体を選ぶことにより、う七
ミ体、エナンチオマー、ジアステレオマー生成物を得る
ことができる。また、ジアステレオマー混合物が得られ
る場合には通常のクロマトグラフィーまたは分別結晶化
方法によって分離することができる。本発明において不
斉炭素の立体配置はR,Sいずれの場合も薬理活性を有
するが、より好ましくは、式[T)において、リン原子
にも結合している炭素がR−立体配置、もう一方のリン
原子に結合していない炭素がS−立体配置、さらにR2
が結合している炭素がS−立体配置をもつ化合物が選ば
れる。
次に化合物〔I〕の製造方法について説明する。
化合物〔I〕は次の工程によって合成される。
Y−N−CH−CO211+H2N−CII−CD−N
II−CH−P(OR’)2[1111 [’l ] (上記各式中、Yはアミノ基の保護基である。 。
R2′はR2と同義か、R2がアミノ、メルカプト、カ
ルボキシル、ヒドロキシル、グアニジノまたはイミダゾ
リル基を含む場合には、これらの基が一般にペプチド化
学の分野で使用される保護基で保護されたR2を意味す
る。Zはフェノール性水酸基の保護基、R4は低級アル
キルである。R’およびR3は前記と同義である。) 〔工程−1〕 本発明の出発化合物である化合物〔■〕は、本出願人に
よる特開昭59−51294に記載されている。化合物
[11]は、一般にペプチド合成化学の分野で使用され
る保護アミノ酸あるいはその誘導体である。
化合物〔■〕と〔■〕の縮合は、一般にペプチド合成で
用いられる縮合剤により行うことができる。たとえば、
N、N’−ジシクロへキシルカルボジイミド(以下DC
Cと略す)およびDCCと1−ヒドロキシベンゾトリア
ゾールまたはD’CCとN−ヒドロキシスクシンイミド
のような組み合わせでも用いられる。さらにクロル炭酸
エチル。
クロル炭酸イソブチル等を用いる混合酸無水物法および
p−ニトロフェニルエステル等を経由する活性エステル
化法も適用できる。反応溶媒は通常ペプチド合成に用い
られる溶液たとえばテトラヒドロフラン、ジオキサン、
クロロホルム、ジクロルメタン、酢酸エチル、N、N−
ジメチルホルムアミド等あるいはこれらの混合溶媒が用
いられる。
反応は通常−30〜+30℃の範囲内で行われる。
化合物〔■〕と[In]を縮合させた後、アミノ基の保
護基Yを通常ペプチド合成で用いられている方法により
除去して、化合物[IVaへ導くことができる。たとえ
ば、Yがt−ブトキシカルボニル基の場合には、塩化水
素あるいはトリフルオロ酢酸のよう、な酸による処理で
、またベンジルオキシカルボニル基の場合は接触還元に
よって化合物[IVEを得ることができる。また、化合
物[IVaは塩酸塩、臭化水素酸塩、トリフルオロ酢酸
塩などの酸付加塩として単離することもでき、その場合
、〔工程−2〕の原料としてそのまま使用することも可
能である。
〔工程−2〕 化合物〔■〕は、化合物〔■〕とR’−CO□Hで表さ
れるカルボン酸の反応性誘導体とを反応させることによ
り得ることができる。反応性誘導体としては酸ハロゲン
化物(たとえば酸クロリド、酸プロミド)、酸無水物(
R’−C口、HとDCCとから生ずるものを含む)、混
合酸無水物(たとえばクロル炭酸アルキルとの混合酸無
水物)、活性エステル(p−ニトロフェニルエステル等
)などが単体としであるいは反応液中で生成させること
によって用いられる。反応により酸が生成する場合、あ
るいは化合物(IVaを酸塩として用いる場合にはそれ
らを中和するのに必要な塩基を加える必要があす、トリ
エチルアミン、ピリジン、4−ジメチルアミノピリジン
、N−メチルモルホリン、水酸化ナトリウム、炭酸水素
ナトリウム等が使用される。反応溶媒はクロロホルム、
ジクロルメタン。
酢酸エチル、テトラヒドロフラン、ピリジン。
N、N−ジメチルホルムアミドまたは水等が単独もしく
は組合わせて使用される。反応は0℃〜室温で実施され
、通常15分〜15時間で終了する。
〔工程−3〕 化合物[1]は、Zがベンジル、トリチル、ベンジルオ
キシカルボニル、t−ブチル、t−ブトキシカルボニル
、R4がメチル、エチル等の低級アルキルである化合物
〔■〕を臭化水素の酢酸またはトリフルオロ酢酸溶液で
処理することにより得ることができる。R2がアミノ、
メルカプト。
カルボキシル、ヒドロキシル、グアニジノまたはイミダ
ゾリル基を含む場合には、工程−1,2においてこれら
の基は一般にペプチド化学の分野で使用される保護基で
保護した状態で用いられる。
これらの保護基として酸処理により脱離可能なもの(た
とえば、t−ブチル、ベンジル、t−ブトキシカルボニ
ル、ベンジルオキシカルボニル等)を選べば、上記の酸
処理により、化合物[I、]を化合物〔V〕より1段階
で得ることができる。反応は通常室温で3〜15時間で
終了する。
一方、R2に含まれる保護基が酸に安定な場合〔たとえ
ば、ニトロ基(グアニジノ基保護)、ベンジル基(イミ
ダゾリル基保護)、ニトロベンジニ基(メルカプト基保
護)〕においても、これらの保護基はパラジウム/炭素
等を触媒とする接触還元で除去することができる。また
このような場合、フェノール性水酸基の保護基Zも接触
還元で同時に除去できるものを選ぶと好都合である。反
応溶媒としては、酢酸、メタノール、エタノール。
テトラヒドロフラン、N、N−ジメチルホルムアミド、
水等が単独もしくは組み合わせて用いられる。
反応は通常室温で数時間〜1日で終了する。ついでホス
ホン酸の保護基R’  (低級アルキル)を除去するに
は、前述した酸処理を行ってもよいが、より好ましくは
トリメチルシリルプロミドを用いて行うことができる。
この際の反応溶媒としては、無水のクロロホルム、ジク
ロルメタン、アセトニトリル、N、N−ジメチルホルム
アミド等が用いられる。反応は通常室温で数時間〜1日
で終了する。
次に本発明の実施例、実験例を示す。
実施例1゜ (IVa) N−t−ブトキシカルボニル−し−バリン665mg(
3,06mmol) 、  (IR) 〜1− (0−
ベンジル−L−チロシル)アミノ−2−(4−ベンジル
オキシフェニル)エチルホスホン酸ジエチルエステル・
塩酸塩(III a ) 2000mg (3,06m
mol)、1−ヒドロ士ジベンゾトリアゾール432 
mg (3,20m mol)のテトラヒドロフラン(
30ml)溶液に、N−メチルモルホリン0.351m
1 (3,20m mol)を加え一20℃に冷却した
この溶液にN、 N’−ジシクロへキシルカルボジイミ
ド660 mg (3,20m mol)を加え攪拌し
た。約3時間かけて反応液の温度を0℃まで上昇させた
後、室温で1晩攪拌した。析出したN、N′−ジシクロ
ヘキシル尿素をろ別し、酢酸エチル(100ml)で洗
浄した。ろ液と洗液を合わせた溶液を5%炭酸水素ナト
リウム水溶液、5%クエン酸水溶液、ついで飽和食塩水
で洗浄しく30m1X3)、無水硫酸ナトリウムで乾燥
した。
溶媒を減圧下に除去して淡黄色固体2240■を得た。
この化合物1900mgの酢酸エチル(3ml)溶液に
1.6N塩化水素/酢酸工チル溶液30m1を加え室温
で1時間攪拌した。溶媒および過剰の塩化水素を減圧下
に除去して淡黄色固体状のIVa1390mgを得た。
化合物rVa 752mg (1,0m mol) 、
N−メチルモルホリン0.225ml (2,05m 
mol)の酢酸エチル(20ml)溶液を氷冷し、これ
にアセチルクロリド0.075m1(1,05m mo
l)を滴下し、1時間攪拌した。反応液に酢酸エチル2
0m1を加え、この溶液を5%炭酸水素、ナトリウム水
溶液、5%クエン酸水溶液、ついで飽和食塩水で洗浄し
く25m1x3)、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶
媒を減圧下に除去して淡黄色固体を得た。これをシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー(クロロホルム−アセト
ン4:1)で精製して、白色固体状のVa384mg(
51%)を得た。
化合物Va  332+ng、アニソール1mlの酢酸
(2ml )溶液に25%臭化水素/酢酸溶液10m1
を加え、室温で5時間攪拌した。揮発性物質を減圧下に
除去した残渣にメタノール2mlを加え、5℃で一晩放
置した。析出した結晶をろ過し、メタノール、エチルエ
ーテルで洗浄し、白色結晶状のIa  69mg(30
%)を得た。
融点 231〜234℃ ’ H−NMR(0,0+Na0D、 DSS)  δ
6.9−6.4 (m、 8H) 。
4.6−4.4(m、 Ift)、 4.00(d、 
LH,J=7.3Hz)、 3.1−2.1(m、48
)、 2.00(s、3H)、 0.74(d、3H,
J=6.8Hz)。
0、71 (d、 31−1. J=6.5Hz)〔α
〕:”−−75’、oo (c=0.51.メタノール
)実施例2゜ ドロキシフェニル)エチルホスホン酸(Ib)実施例1
と同様の方法で、N−t−ブトキシカルボニル−L−ロ
イシンと化合物■aから、淡黄色結晶状(メタノール−
クロロホルムより再結晶)のIbを得た。
融点 189.8〜191.5℃ ’H−NMR(CD、、00)  67、1−6.5(
m、 8H)、 3.1−2.5(m、 4H)。
1.91(s、3H)、 1.7−0.6(m、9H)
〔α〕。−−68,1° (c=0.23.メタノール
)実施例3゜ 実施例1と同様の方法で、N−t−ブトキシカルボニル
−し−ノルロイシンと化合物111aから、淡黄色結晶
状(メタノール−クロロホルムより再結晶)のIcを得
た。
融点 248〜251℃ ’ )I−NMR(CD30D)  67.2−6.5
(m、 811)、 4.6−4. Hm、 2H) 
3.3−2.5(m、4H)、 1.93(s、3H)
、 1.7−0.7(m、9H)。
〔α〕。= −79,9° (c=0.20.メタノー
ル)実施例4゜ (IR)−1−[N−(N−アセチル−グリシル)−L
−チロシルコアミノ−2−(4−ヒドロキシフェニル)
エチルホスホン酸(Id)実施例1と同様の方法で、N
−t−ブトキシカルボニルグリシンと化合物l11aか
ら、淡黄色結晶状(メタノール−クロロホルムより再結
晶)のIdを得た。
融点 224〜226℃ ’ H−NMR(CD3DD)  67.3−6.6 
(m、 8H) 、 3.72 (m、 2H) 。
3.3−2.5(m、4H)、 1.98(s、3H)
〔α〕。−−50,3° (c=0.50.メタノール
)実施例5゜ 実施例1と同様の方法で、N−t−ブトキシカルボニル
−し−フェニルアラニンと化合物111aから、白色結
晶状(メタノールより再結晶)のIeを得た。
融点 249〜250℃ ’ HNMR(DJ−Na00. DSS)  δ 7
,3−6.4(m、13H)、 4.6−4.3(m、
LH)、 4J−4,0(m、IH)、 3.3−2.
3(m、6H)。
1、76 (s、 311) 実施例6゜ スパルチル)−L−チロシルコアミノ−2−(4実施例
1と同様の方法で、N−t−ブトキシカルボニル−し−
アスパラギン酸β−ベンジルエステルと化合物■aから
、淡黄色粉末状(N、N−ジメチルホルムアミド−酢酸
エチルより再沈殿)のIfを得た。
’ H−NMR(CD30D)  δ 7.3−6.5
(m、 8)1)、 4.8−3.8(m、 3H) 
3、2−2.5 (m、 6H) 、 1.96 (s
、 3tl)実施例7゜ 実施例1と同様の方法で、N−t−ブトキシカルボニル
−し−プロリンと化合物maから、白色結晶状(メタノ
ール−水より再結晶)の1gを得た。
融点 258〜260℃ ’ H−NMR((:D300)  67.3−6.6
(m、 8N)、 3.7−2.5(m、 6B) 。
2、09 (s、 3H) 、 2.0−1.5 (m
、 4fl)〔α〕。−−71,1’  (c =0.
56.メタノール)実施例8゜ (IR)−1−CN−(N−アセチル−し−セリル)−
L−チロシルコアミノ−2−(4−ヒドロキシフェニル
)エチルホスホン酸(Ih)実施例1と同様の方法で、
N−t−ブトキシカルボニル−L−セリンと化合物ma
より、白色粉末状のIhを得た。
融点 230〜240℃ ’H−NMR(DMSO−d6)  δ 7.2−6.
5(m、8H)、 3.57(m、2H)。
3.3−2.6(m、4H)、 1.80(s、3H)
[α〕n −55,4° (c=0.50.N、N−ジ
メチルホルムアミド) 実施例9゜ 実施例1と同様の方法で、N’−t−ブトキシカルボニ
ル−N −ベンジルオキシカルボニル−し−リジンと化
合物l11aより、Vli・臭化水素酸塩を得た。これ
をメタノールに溶解し、プロピレンオキシドを滴下して
生じたゲル状白色沈殿物をろ別し、メタノール、エチル
エーテルで洗浄後、減圧下に乾燥して、白色粉末状の1
1を得た。
融点 300℃以上(分解) ’H−NMR(D=O+Na口り、DSS)   δ 
 7.1−6.3(m、8tl)、  4.7−4.4
(m、1tl)、 4.4−4.0(m、21()、 
3.6−2.9(m、2)1)。
2、97;、 l (m、 4H)、 1.97(s、
 3H)、 1.8−1.1 (m、 6H)〔α)”
−一70.Oo (c=0.50.メタノール)実施例
10゜ 実施例1 〔工程−1,2〕と同様の方法で、N−t−
ブトキシカルボニル−O〜ベンジル−L−トレオニンと
化合物II[aより、(IR)−1−[(N−アセチル
−0−ベンジル−L−)レオニル)−〇−ベンジルーL
−チロシル〕アミノ−2−(4−ペン芝ルオキシフェニ
ル)エチルホスホン酸ジエチルエステル(■」)を得た
。化合物Vj400mg、10%パラジウム/炭素10
0■の酢酸(10ml)溶液を水素気流下、室温で24
時間攪拌した。不溶物をろ別後、ろ液中の溶媒を留去し
て得た半固体状残渣にクロロホルムを加えて、白色固体
218mgを得た。この化合物120mgの無水クロロ
ホルム(6ml)懸濁液に、トリメチルシリルプロミド
0.84n+1を加え、室温で24時間攪拌した。溶媒
を減圧下に除去した後、残渣に水0.1ml、メタノー
ル1mlを加え、放置すると結晶が析出した。この結晶
をろ別し、メタノール、エチルエーテルで洗浄後、減圧
下に乾燥して、白色結晶状のIj45mgを得た。
融点 172〜174℃ It−NMR([120,DSS)  δ 7.3−6
.7 (m、 8)1) 、  4.7−3.9(++
+、4H)、  3.3−2.5(m、4ft)、  
1.99(s、3t()、  0.98(d、 3H,
J=6.4Hz) CaL  −−4’t、5° (c=0.23. H2
O)実験例 本発明により得られた化合物のアンジオテンシン変換酵
素阻害活性を、D、 W、 Cushman らの方法
CBioche+n、 Phar+naco1.、20
.1637(1971) l)に準じて測定した。すな
わち、ウサギ肺アンジオテンシン変換酵素による、合成
基質N−ベンゾイル−グリシル−L−ヒスチジル−L−
ロイシンの加水分解過程における、試験化合物の阻害作
用を測定した。一定量の酵素、基質および試験化合物を
含む水溶液を37℃、30分間振盪し、生成するN−ベ
ンゾイル−グリシンを吸光度測定(228nm)により
定量した。試験化合物の濃度を変え、酵素活性を50%
阻害する化合物濃度(I C6゜)を求めた。結果を第
1表に示す。
第   1   表 化合物Iのアンジオテンシン変換酵素阻害活性発明の効
果 化合物〔1〕およびその塩はアンジオテンシン変換酵素
阻害作用ひいては抗高血圧作用を有する。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)式〔 I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔 I 〕 〔式中、R^1は水素または低級アルキルである。 R^2は水素、イソプロピル、2−メチルプロピル、n
    −ブチル、置換低級アルキル(置換基はアミノ、メルカ
    プト、低級アルキルチオ、カルボキシル、ヒドロキシル
    、グアニジノおよびイミダゾリルより選ばれる)、非置
    換もしくは置換アリール(置換基はアミノ、ヒドロキシ
    ル、低級アルコキシ、アラルキルオキシ、低級アルキル
    、ハロゲンおよびシアノより選ばれる)、または非置換
    もしくは置換アラルキル(置換基はヒドロキシル、アミ
    ノ、低級アルキル、ハロゲンおよびシアノより選ばれる
    )である。R^3は水素または低級アルキルである。R
    ^2とR^3とは結合して−(CH_2)n−(nは2
    −5の整数を示す)を形成してもよい。〕で表される含
    リンペプチドおよびその塩。
  2. (2)式〔 I 〕において、R^1がメチルである特許
    請求の範囲第1項記載の含リンペプチドおよびその塩。
  3. (3)式〔 I 〕において、R^2が水素、イソプロピ
    ル、2−メチルプロピル、n−ブチル、置換低級アルキ
    ル、非置換アラルキル、R^3が水素またはR^2と結
    合して−(CH_2)_3−である特許請求の範囲第1
    項記載の含リンペプチドおよびその塩。
  4. (4)式〔 I 〕において、R^2および▲数式、化学
    式、表等があります▼が結合している炭素が光学活性な
    特許請求の範囲第1項記載の含リンペプチド及びその塩
  5. (5)式〔 I 〕において、▲数式、化学式、表等があ
    ります▼が結合 している2つの炭素のうち、リン原子にも結合している
    炭素がR−立体配置、もう一方のリン原子に結合してい
    ない炭素がS−立体配置、さらにR^2が結合している
    炭素がS−立体配置である特許請求の範囲第4項記載の
    含リンペプチドおよびその塩。
JP59167016A 1984-08-09 1984-08-09 含リンペプチド Pending JPS6144899A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59167016A JPS6144899A (ja) 1984-08-09 1984-08-09 含リンペプチド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59167016A JPS6144899A (ja) 1984-08-09 1984-08-09 含リンペプチド

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6144899A true JPS6144899A (ja) 1986-03-04

Family

ID=15841821

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59167016A Pending JPS6144899A (ja) 1984-08-09 1984-08-09 含リンペプチド

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6144899A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
SK64993A3 (en) Hydroxamic acid derivatives, method of their preparation and medicaments with their content
JPH0471920B2 (ja)
GB2086393A (en) Bicyclic compounds
AU2009208107A1 (en) A process for resolving, optionally substituted, mandelic acids by salt formation with a chiral base cyclic amide
JP4171423B2 (ja) 高純度ペリンドプリルの調製方法および合成に有用な中間体
JPH07304770A (ja) 新規ベンゾアゼピノン誘導体
Galéotti et al. A straightforward synthesis of α-amino phosphonate monoesters using BroP or TPyClU
EP0950664B1 (en) Process for producing N-glycyltyrosine
JP3247696B2 (ja) 〔1s−(1r*,2s*,3r*)〕−n−(4−モルホリニルスルホニル)−l−フェニルアラニル−3−(2−アミノ−4−チアゾリル)−n−〔(1−シクロヘキシルメチル)−2,3−ジヒドロキシ−5−メチルヘキシル〕−l−アラニンアミドの改良された製法
IE42785B1 (en) L-3-(3,4-dihydroxyphenyl)-2-methyl-alanine peptides
US4490386A (en) Phosphate salts of 1-[2-[(1-alkoxycarbonyl-3-aralkyl)-amino]-1-oxoalkyl]octahydro-1H-indole-2-carboxylic acids, preparation of, and medical compositions thereof
JP4331207B2 (ja) ペリンドプリルおよびその薬学的に許容され得る塩の、新規な合成方法
JPH06145148A (ja) 新規ベンズアゼピノン誘導体
JP2659990B2 (ja) 結晶性キナプリルおよびその製法
CA2032900C (en) The diastereoselective preparation of phosphinate esters
JPS6144899A (ja) 含リンペプチド
JPS5833877B2 (ja) ユウキカゴウブツニカンスルカイリヨウ
CA1175424A (en) Method for preparing n-¬4-¬¬(2,4-diamino-6- pteridinyl)- methyl|methylamino|benzoyl|glutamic acid and analogues thereto
EP0281393B1 (en) Method for producing indan derivatives
JPH0339077B2 (ja)
JP5230609B2 (ja) Ace阻害薬の合成における新規な医薬中間体及びその使用
JP3994171B2 (ja) 新規ビス(アミノメチル)ホスフィン酸誘導体およびビス(アミノメチル)ホスフィン酸誘導体の製法
JP3089996B2 (ja) 光学活性ピペラジン誘導体の製造方法および製造の中間体
JPS6137790A (ja) 含リンペプチド誘導体
JPH0339078B2 (ja)