JPS6144771A - 高炉出銑樋用耐火物 - Google Patents
高炉出銑樋用耐火物Info
- Publication number
- JPS6144771A JPS6144771A JP59167112A JP16711284A JPS6144771A JP S6144771 A JPS6144771 A JP S6144771A JP 59167112 A JP59167112 A JP 59167112A JP 16711284 A JP16711284 A JP 16711284A JP S6144771 A JPS6144771 A JP S6144771A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- parts
- refractory
- powdered
- strength
- Prior art date
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- Granted
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- Ceramic Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、高炉出銑樋の内張り用耐火物に関する。
従来の技術及び問題点
高炉出銑樋等の内張シ材としては、スタンプ材、流し込
み材、振動鋳込み材等が使用されている。
み材、振動鋳込み材等が使用されている。
しかし、これらの材料はいずれも水を用いて混練して使
用するために乾燥が必要であり、この乾燥に長時間を要
すること、及び乾燥時に爆裂等のトラブルが発生し易い
ことなどの欠点がある。
用するために乾燥が必要であり、この乾燥に長時間を要
すること、及び乾燥時に爆裂等のトラブルが発生し易い
ことなどの欠点がある。
問題点を解決するための手段
本発明者は、上記した点に鑑みて種々研究を重ねた結果
、各温度域で有効な粉末の強度発現剤を添加すること忙
よシ、乾燥工程を必要としなく、かつ１００〜１４００
°Ｃという広範囲の温度域で高強度を有する高炉出銑樋
用耐火物を見出し、ここに本発明を完成した。
、各温度域で有効な粉末の強度発現剤を添加すること忙
よシ、乾燥工程を必要としなく、かつ１００〜１４００
°Ｃという広範囲の温度域で高強度を有する高炉出銑樋
用耐火物を見出し、ここに本発明を完成した。
即ち本発明は、耐火性骨材１００重量部、熱硬化性粉末
フェノール樹脂１〜８重量部、粉末硼酸１〜８重量部、
粉末珪酸ソーダ１〜８重量部、硬ピッチ２〜５重量部、
マグネシア微粉２〜５重量部及び金属シリコン微粉３〜
６重量部から成る高炉出銑樋用耐火物に係る。
フェノール樹脂１〜８重量部、粉末硼酸１〜８重量部、
粉末珪酸ソーダ１〜８重量部、硬ピッチ２〜５重量部、
マグネシア微粉２〜５重量部及び金属シリコン微粉３〜
６重量部から成る高炉出銑樋用耐火物に係る。
本発明耐火物は、耐火性骨材、熱硬化性粉末フェノール
樹脂、粉末硼酸、粉末珪酸ソーダ、硬ピッチ、マグネシ
ア微粉及び金属シリコン微粉から成り、水及びその他の
液状バインダーを含まない。
樹脂、粉末硼酸、粉末珪酸ソーダ、硬ピッチ、マグネシ
ア微粉及び金属シリコン微粉から成り、水及びその他の
液状バインダーを含まない。
このため乾燥工程が不要であり、爆裂等のトラブルの発
生がない。
生がない。
本発明耐火物は、粒度７４μｍ程度以下の熱硬化性粉末
フェノール樹脂を含有するため、約１００°Ｃで加熱養
生することにより硬化し高強度を有する施工体が得られ
る。フェノール樹脂の使用量は、耐火性骨材１００重量
部に対して１〜８重量部とする。１重量部未満では、施
工体の強度が不足し、８重量部をこえると、熱間施工時
において材料投入中や振動充填中に部分的に熱硬化して
施工体に気孔が生じる。
フェノール樹脂を含有するため、約１００°Ｃで加熱養
生することにより硬化し高強度を有する施工体が得られ
る。フェノール樹脂の使用量は、耐火性骨材１００重量
部に対して１〜８重量部とする。１重量部未満では、施
工体の強度が不足し、８重量部をこえると、熱間施工時
において材料投入中や振動充填中に部分的に熱硬化して
施工体に気孔が生じる。
フェノール樹脂は、８００〜４００℃で熱分解を受けて
強度劣化を生じるため、この温度域での強度発現剤とし
て、粒度５００μｍｓ度以下の粉末硼酸と粒度５００μ
ｍ程度以下の粉末珪酸ソーダを加える。粉末硼酸と粉末
珪酸ソーダの添加量は、それぞれ耐火性骨材１００重量
部に対して１〜８重量部とする。１重量部未満では、強
度劣化を防止できず、８重量部をこえると耐火性が低下
する。
強度劣化を生じるため、この温度域での強度発現剤とし
て、粒度５００μｍｓ度以下の粉末硼酸と粒度５００μ
ｍ程度以下の粉末珪酸ソーダを加える。粉末硼酸と粉末
珪酸ソーダの添加量は、それぞれ耐火性骨材１００重量
部に対して１〜８重量部とする。１重量部未満では、強
度劣化を防止できず、８重量部をこえると耐火性が低下
する。
粉末硼酸と粉末珪酸ソーダは、等量ずつ使用するのが好
ましく、等量使用した場合に強度発現効果が最も大きい
。
ましく、等量使用した場合に強度発現効果が最も大きい
。
中間温度領域（６００〜１０００°Ｃ）での強度発現剤
として、粒度１０００〜７４μｍ程度で、軟化点（環球
法）１２６°Ｃ以上の硬ピッチ粉末と粒度１００μｍｓ
度以Ｆのマグネシア微粉を添加する。
として、粒度１０００〜７４μｍ程度で、軟化点（環球
法）１２６°Ｃ以上の硬ピッチ粉末と粒度１００μｍｓ
度以Ｆのマグネシア微粉を添加する。
硬ピッチ粉末の添加量は、耐火性骨材１００重量部に対
して２〜５重量部とする。２重量部未満では、強度向上
の効果がなく、５重量部をこえると施工体の軟化、変形
を起こす。マグネシア微粉の添加量は、耐火性骨材１０
０重量部に対して２〜５重量部とする。２重量部未満で
は、強度向上の効果がなく、５重量部をこえると耐スポ
ーリング性が低下する。
して２〜５重量部とする。２重量部未満では、強度向上
の効果がなく、５重量部をこえると施工体の軟化、変形
を起こす。マグネシア微粉の添加量は、耐火性骨材１０
０重量部に対して２〜５重量部とする。２重量部未満で
は、強度向上の効果がなく、５重量部をこえると耐スポ
ーリング性が低下する。
高温度領域（１０００〜１４００℃）での強度発現剤と
して、粒度７４μｍ程度以下の金属シリコン微粉を耐火
性骨材１００重量部に対して３〜６重量部添加する。８
重量部未満では、強度発現効果がなく、６゛重量部をこ
えると耐火性が低下する。
して、粒度７４μｍ程度以下の金属シリコン微粉を耐火
性骨材１００重量部に対して３〜６重量部添加する。８
重量部未満では、強度発現効果がなく、６゛重量部をこ
えると耐火性が低下する。
本発明耐火物に使用される耐火性骨材としては、アルミ
ナ、ムライト、シャモット、シリカ、ロー石、珪石、ジ
ルコン、ボーキサイト、ばんＡ、炭化珪素、炭素等が例
示でき、密充填できるように常法に従って適宜粒度調整
して用いる。
ナ、ムライト、シャモット、シリカ、ロー石、珪石、ジ
ルコン、ボーキサイト、ばんＡ、炭化珪素、炭素等が例
示でき、密充填できるように常法に従って適宜粒度調整
して用いる。
本発明耐火物の組成の例を第１表に示す。
本発明耐火物は、各成分を所定量配合し、これを高炉出
銑樋の施工枠中に振動充填することにより施工される。
銑樋の施工枠中に振動充填することにより施工される。
本発明耐火物は、水分を添加していないので、乾燥工程
が不要であり、約ｉｏｏ’ｃで加熱養生することによシ
硬化し、直ちに使用することができる。
が不要であり、約ｉｏｏ’ｃで加熱養生することによシ
硬化し、直ちに使用することができる。
発明の効果
本発明耐火物は、水分を含有しないために、乾燥工程が
必要なく、爆裂などのトラブルの発生がない。また、本
発明耐火物は、各温度域で有効な強度発現剤を含有する
ことにより、１００〜１４００°Ｃの広範囲の温度域で
高強度を発揮する。
必要なく、爆裂などのトラブルの発生がない。また、本
発明耐火物は、各温度域で有効な強度発現剤を含有する
ことにより、１００〜１４００°Ｃの広範囲の温度域で
高強度を発揮する。
次に実施例を示して本発明の詳細な説明する。
実施例１及び比較例１
第２表に示す組成の耐火物を振動充填施工し、実施例１
は１１０℃で２時間、比較例１は１１０゛Ｃで２４時間
加熱養生し九後、８００℃または１４００°Ｃで焼成し
た。この耐火物について第８表に示す各種試験を行なっ
た。
は１１０℃で２時間、比較例１は１１０゛Ｃで２４時間
加熱養生し九後、８００℃または１４００°Ｃで焼成し
た。この耐火物について第８表に示す各種試験を行なっ
た。
比較例として第２表に示すアル定ナセメント、水を添加
した流し込み用耐火物について、同様の試験を行なった
。結果を第８表に示す。
した流し込み用耐火物について、同様の試験を行なった
。結果を第８表に示す。
第 ２ 表
単位：重量部
第 ８ 表
螢 スラグ試験は、回転式スラグ試験機を使用して、高
炉スラグ：銑鉄＝１＝１のスラグ２ｋｆを用いて、１６
００℃で５時間行なった。
炉スラグ：銑鉄＝１＝１のスラグ２ｋｆを用いて、１６
００℃で５時間行なった。
試験前後の試料寸法を測定して、溶損Ｒ（ｍｍ ）を求
め、比較例の溶損量を１００とした場合の指数で示した
。
め、比較例の溶損量を１００とした場合の指数で示した
。
第３表から本発明耐火物は、１００″Ｃから１４００°
Ｃの広範囲の温度域で高強度を発揮することが明らかで
ある。これに対して従来品では、充分な強度を発揮する
ためには、１４００″Ｃで焼成することが必要であった
。また、スラタ試験結果から、本発明品の溶損量は、従
来品と比べて少ないことが明らかである。
Ｃの広範囲の温度域で高強度を発揮することが明らかで
ある。これに対して従来品では、充分な強度を発揮する
ためには、１４００″Ｃで焼成することが必要であった
。また、スラタ試験結果から、本発明品の溶損量は、従
来品と比べて少ないことが明らかである。
（以 上）
Claims (1)
- （１）耐火性骨材１００重量部、熱硬化性粉末フェノー
ル樹脂１〜３重量部、粉末硼酸１〜３重量部、粉末珪酸
ソーダ１〜３重量部、硬ピッチ２〜５重量部、マグネシ
ア微粉２〜５重量部及び金属シリコン微粉３〜６重量部
から成る高炉出銑樋用耐火物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59167112A JPS6144771A (ja) | 1984-08-09 | 1984-08-09 | 高炉出銑樋用耐火物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59167112A JPS6144771A (ja) | 1984-08-09 | 1984-08-09 | 高炉出銑樋用耐火物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6144771A true JPS6144771A (ja) | 1986-03-04 |
| JPH0469115B2 JPH0469115B2 (ja) | 1992-11-05 |
Family
ID=15843653
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59167112A Granted JPS6144771A (ja) | 1984-08-09 | 1984-08-09 | 高炉出銑樋用耐火物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6144771A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7182891B2 (en) * | 2002-11-25 | 2007-02-27 | Refractory Intellectual Property Gmbh & Co. Kg | Non-basic refractory compound as well as its uses |
-
1984
- 1984-08-09 JP JP59167112A patent/JPS6144771A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7182891B2 (en) * | 2002-11-25 | 2007-02-27 | Refractory Intellectual Property Gmbh & Co. Kg | Non-basic refractory compound as well as its uses |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0469115B2 (ja) | 1992-11-05 |
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