JPS6144697Y2 - - Google Patents

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JPS6144697Y2
JPS6144697Y2 JP1983176197U JP17619783U JPS6144697Y2 JP S6144697 Y2 JPS6144697 Y2 JP S6144697Y2 JP 1983176197 U JP1983176197 U JP 1983176197U JP 17619783 U JP17619783 U JP 17619783U JP S6144697 Y2 JPS6144697 Y2 JP S6144697Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
hanger
hanging
shoulder
hanging tool
shoulder part
Prior art date
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Expired
Application number
JP1983176197U
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English (en)
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JPS6083476U (ja
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Publication date
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Priority to JP17619783U priority Critical patent/JPS6083476U/ja
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  • Holders For Apparel And Elements Relating To Apparel (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は連続懸吊用ハンガーに係り、主に被
服等を多数重ねて懸吊し、展示と即売とを兼ねて
販売する場合に用いる連続懸吊用ハンガーに関す
る。
従来より、ハンガーに他のハンガーを係止させ
る構造のものは多く知られており、例えば、実開
昭51−35334号においては、線状材から成る略鉤
状の懸吊部の下部を延長して環体状の係止部を複
数設けて、この係止部に幾つも連続してハンガー
を懸吊することのできるハンガーが開示されてい
る。
ところが、環体状の係止部を有する部分の取り
外しができないため、連続して懸吊する必要がな
い場合はその部分が極めて邪魔になり、しかも一
本の線状材の中途部分に環体状の係止部を形成す
る為に、繁雑な手間と複雑な製造工程とを要する
と共に、強度が弱く長期に渡る連続した多数のハ
ンガーの懸吊には耐えられないという欠点があつ
た。
また、実公昭48−10592号には、第1の肩掛部
と、懸吊部の下部に沿つて上下にスライドし、蝶
ネジにより止着される第2の肩掛部とから構成さ
れるハンガーが開示され、実公昭51−9386号に
は、肩掛部を有するハンガーの懸吊部に、凹溝を
設けた鉤懸部で係止できるように形成されたスカ
ート、ズボン等の被吊持物を吊持せしめる衣服掛
が開示され、これらは比較的堅牢ではあるがいず
れも構成が複雑で製造コストが高い上に、複数連
続してハンガーを懸吊することはできなかつた。
そこで、この考案は上述の欠点を解消すべく案
出されたものであり、ハンガー体を多数重ねて懸
吊し得る着脱自在な吊具を有すると共に、構成が
極めて簡単で、丈夫なハンガーを提供することを
目的とする。
このためこの考案の要旨は、肩掛部と該肩掛部
の中央上端に設けられた略鉤状の懸吊部とから成
るハンガー体において、金属製の線状材を二つに
屈曲し、その中央部分を適度に撚り合せることに
よつて他のハンガー体を係止せしめる略環体状の
係止部を上下方向に複数個連設した吊具を設ける
と共に、肩掛部の中央正面に略V字形状の嵌合溝
を形成し、肩掛部の中央上端には一対の挿入穴を
穿設する一方、吊具上部を延長して先端部を左右
に開いて前記嵌合溝に嵌合する略V字形状と成
し、且つその先端を鉛直下方に屈曲して前記挿入
穴に挿入される挿入部と成して止着部を形成する
ことにより、吊具を肩掛部に着脱自在に止着せし
めたことに存するものである。
以下、図面を参照してこの考案の実施例を詳細
に説明する。
図において1は被服を掛ける肩掛部を示し、プ
ラスチツク等の熱可塑性樹脂から成る。また2は
肩掛部1の中央上端に設けられた略鉤形状の懸吊
部を示し、鉄材等の金属にクロムメツキを施して
ある。更に3は吊具であり、クロムメツキを施し
た金属製の線状材から成り、他のハンガー体を係
止せしめる係止部4を上下方向に複数個連設する
ことで形成してある。そして、この吊具3を肩掛
部1の中央適位置に着脱自在に止着せしめる止着
部5を吊具3の上部に設けてある。
止着部5は、吊具3上部を延長して先端部が左
右に開いた略V字形状に形成してあり、この止着
部5の両先端には鉛直下方に向けて屈曲した挿入
部6を設けてある。一方、肩掛部1の中央正面部
には止着部5の側部を嵌合せしめる略V字形状の
嵌合溝7を形成すると共に、肩掛部1の上端部か
ら鉛直下方に一対の挿入穴8を穿設してある。
そして、係止部4は、金属製線状材を二つに屈
曲した自身の中央部分を撚つて環体状に複数個形
成されて成る。したがつて、線状材の長さを延長
するだけで係止部4の数を任意に増やすことが可
能になる。
この考案は上述の如く構成したことによつて、
他のハンガー体を係止せしめる吊具3を着脱自在
に装着することが可能になり、更にこの吊具3に
は、第3図に示す如く多数のハンガー体を連続し
て係止することができ、しかも連続したハンガー
体の夫々に他のハンガー体を極めて容易に着脱す
ることが可能になると共に、構成が極めて簡単
で、堅牢に形成することができる。
すなわち、肩掛部1と該肩掛部1の中央上端に
設けられた略鉤形状の懸吊部2とから成るハンガ
ー体において、吊具3は、金属製の線状材を二つ
に屈曲し、その中央部分を適度に撚り合せること
によつて他のハンガー体を係止せしめる略環体状
の係止部4を上下方向に複数個連設して設けてあ
るので、構成が極めて簡単で安価にて量産するこ
とができ、且つ、一つの吊具3に複数のハンガー
体を係止するのに充分な強度を保有することがで
きる。また、係止部4は上下方向に連設してある
から、吊具3に係止した商品の位置が上下に離れ
て重なるので、後側に重なつた商品でも外から確
認することができ、展示効果を損なわずに済む。
更に、肩掛部1の中央正面に略V字形状の嵌合
溝7を形成し、肩掛部1の中央上端には一対の挿
入穴8を穿設する一方、吊具3上部を延長して先
端部を左右に開き、嵌合溝7に嵌合する略V字形
状と成し、且つその先端を鉛直下方に屈曲して挿
入穴8に挿入される挿入部6と成して止着部5を
形成したことにより、吊具3の止着部5を嵌合溝
7と挿入穴8とに着脱自在に止着できるので、吊
具3の装着が極めて容易になる。しかも、止着部
5のほぼ全体が嵌合溝7によつて固定されるので
安定した装着が可能になると共に、肩掛部1の面
と止着部5の面が略同一となり、止着部5が邪魔
になることもない。また、ハンガー体を使用して
いる場合であつても吊具3の着脱を行なうことが
できる。
更に、止着部5は、吊具3を肩掛部1の中央正
面の嵌合溝7と上端の挿入穴8に着脱自在に止着
せしめてあるので、必要の場合にのみ吊具3を装
着でき、ハンガー体を用途に応じて使い分けるこ
とが可能になる。その上止着部5は吊具3の上部
に設けてあり、肩掛部1の中央正面に吊具3を止
着せしめてあるので、吊具3をバランス良く装置
することがてだき、吊具3に多数のハンガー体を
係止してもハンガー体が左右に傾むかずに済む。
このような構成から、第3図に示す如く多数の
ハンガー体を上下に連続させると共に、連続した
夫々のハンガー体から別のハンガー体を幾つも連
続させることが可能になる。したがつて、例えば
上下に連続したハンガー体には夫々識別の商品を
懸架し、その色と同色でサイズ違いの商品を夫々
のハンガー体から別に懸架することも可能にな
り、空間をフルに利用した合理的な展示をするこ
とができる。また、上下に連続したハンガー体の
夫々に、別に懸架したハンガー体は何れも容易に
取りはずすことができることから、連続したハン
ガー体のどの位置に係止しても商品の脱着が極め
て容易であり、展示した状態から即売することも
可能である。勿論、本考案に係るハンガー体を独
立して使用できることは云うまでもなく、この場
合、ひとつのハンガー体に他のハンガー体を複数
個係止してもハンガー体に装着した商品全体の上
下方向の長さはあまり長くならずに済み、コンパ
クトな使用ができる。また、吊具3は着脱自在で
あることから、普通のハンガー体としても使用す
ることが可能になる上に、吊具3を自在に交換し
て使用状況に応じた使用ができるものである。
このようにこの考案によれば、多数のハンガー
体を極めて容易に連続して係止できる上に、この
連続したハンガー体に着脱容易な他のハンガー体
を係止することが可能になり、より多くの商品を
懸吊し、商品の展示と即売とを兼ねることも可能
であり、しかも使用状況に応じた使用ができる
上、構成が簡単で且つ係止部を堅牢に形成するこ
とができるなど、実用上有益な種々の効果を奏す
るものである。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示すもので、第1図
は正面図、第2図は要部断面図、第3図は使用状
態を示す説明図である。 1……肩掛部、2……懸吊部、3……吊具、4
……係止部、5……止着部、6……挿入部、7…
…嵌合溝、8……挿入穴。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 肩掛部と該肩掛部の中央上端に設けられた略鉤
    状の懸吊部とから成るハンガー体において、金属
    製の線状材を二つに屈曲し、その中央部分を適度
    に撚り合せることによつて他のハンガー体を係止
    せしめる略環体状の係止部を上下方向に複数個連
    設した吊具を設けると共に、肩掛部の中央正面に
    略V字形状の嵌合溝を形成し、肩掛部の中央上端
    には一対の挿入穴を穿設する一方、吊具上部を延
    長して先端部を左右に開いて前記嵌合溝に嵌合す
    る略V字形状と成し、且つその先端を鉛直下方に
    屈曲して前記挿入穴に挿入される挿入部と成して
    止着部を形成することにより、吊具を肩掛部に着
    脱自在に止着せしめたことを特徴とする連続懸吊
    用ハンガー。
JP17619783U 1983-11-15 1983-11-15 連続懸吊用ハンガ− Granted JPS6083476U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17619783U JPS6083476U (ja) 1983-11-15 1983-11-15 連続懸吊用ハンガ−

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17619783U JPS6083476U (ja) 1983-11-15 1983-11-15 連続懸吊用ハンガ−

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6083476U JPS6083476U (ja) 1985-06-08
JPS6144697Y2 true JPS6144697Y2 (ja) 1986-12-16

Family

ID=30383137

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17619783U Granted JPS6083476U (ja) 1983-11-15 1983-11-15 連続懸吊用ハンガ−

Country Status (1)

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JP (1) JPS6083476U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4810592U (ja) * 1971-06-08 1973-02-06
JPS519386U (ja) * 1974-07-08 1976-01-23

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5135334U (ja) * 1974-09-07 1976-03-16

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4810592U (ja) * 1971-06-08 1973-02-06
JPS519386U (ja) * 1974-07-08 1976-01-23

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6083476U (ja) 1985-06-08

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