JPS6144243A - 空調機の吹出方向偏向用装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は車両特に乗用自動車に装架される空調装置の空
気吹出口グリルの遠隔操作装置に関する。

［従来の技術］ 乗用自動中に装架されている車室内空調８ｉｄの空気吹
き出し口重よ一般にｔ１器パネル面に集中して取（＝ｌ
　ｉＪられており、吹出口グリルの偏向用ツマミは−と
して巾の運転者が操作するようにｌｆｆ１されでいるが
、運転者も自席の反対側にＨｉ置づるツマミまでは手が
とどかず、運転中の偏向操作は不可能であった。もらろ
／υ後席の乗員は特にベント吹出口を操作したいときに
も自身ｒは行なえず不自＋１１７を思いをしくｒ　ＬＪ
ればならなかった。

（￥ｅ明が解決しようどする問題点１ 従来技術の項で述べたように従来は車室内空調機の空気
吹田「］のグリル偏向操作は、後席１ハ乗者には行なλ
７ず、また前席の運転者の自席の反対側に位繭づるグリ
ルの偏向操作は行ない難かった不具合を解Ｈ’ｌりるこ
とか本発明の課題である。

Ｕ問題点を解決りるための手ｇｌｌ 本発明の空調機の吹出方向偏向用装侃は、空気調和装買
の吹田［１グリルの左右方向および）下方向偏向用のイ
れぞれの回転軸を回動さＵるＩこめの、１つのモータを
動力源として」（有りる２つの一方向回転力伝導用クラ
ッチと、該２つのクラッチの出力軸をイれぞれ前記両回
転軸に連＃Ｊｔさゼるための手段と、前記１つの七−夕
の回転力を前記２つのクラッチの入力軸にイム尋さ口る
手段と、前記モータの正逆回転手段とを相合ｌで構成さ
れる。

［作用および発明の効果１ 本発明になる空調機の吹出方向偏向用菰ＩＲは、一方向
の回転力のみを伝達することのできる２つの一方面クラ
ッチの内、片方のクラッチに加えられたモータ回転力を
、２枚の平歯車のごどき、逆回転手段を介して他方のク
ラッチに伝えるＪ、う構成し、モータの正回転用スイッ
チを投入した時には、片方のクラッチの出力軸のみを回
転させ、逆回転用スイッチを投入した時には他方のクラ
ッチの出力軸のみを回転させ、口つこの両クラッチの出
力軸を回転力の遠隔伝導手段を介して空ｗ４装買の吹出
口グリルの左右偏向回転軸と上下偏向回転軸に連結さＵ
ることによって、運転卑前面に股部された吹出口グリル
の偏向操作を、後席の乗員がスイッチの断続Ａン〜オフ
の動作だｔ）で自由自在に行なうことが可能と＜【す、
また運転者が助手席側のグリルを労Ｉ！ずに偏向させる
ことも可能どな一ンＩ、：ａ また本発明ｋ　ｔｆｆｉは、１ｌｆｔ１個のモータにグ
リルのＩＦ右と］−下の両偏向作動の（Ｑ目を兼務され
ているのＣ，個別の七−タを必要とせず、製作費を低く
押えることと形状コンバク１〜化の両面から右利どなる
。

Ｅ本発明の好ましい実施Ｂ様］ 前記１つのモータの回転力を前記２つのクラッチの入力
軸に伝導、ｔじる手段が、モータ出力軸と一方のクラッ
チの入力軸とを結ぶ歯車列ないしブーりとベルトの相み
合せと、２つのクラッチの各入力軸を結ぶ逆回転力伝導
用歯車との組み合せからなり、ｎつ前記２つのクラッチ
はともに左（右）回転伝導用一方向クラッチであるか、
または両端−５＝ 部にそれぞね前記１つのモータの回転力を前記２つのク
ラッチの人力軸に伝導させる手段が、両端部にそれぞれ
１つのクラッチを取イ・口Ｊ’Ｃ１ｃる前記２つのクラ
ッチの共有人力軸と前記モータの出力軸とを結ぶ歯巾＜
、いしプーリとベル１〜の類Ｃあり、目つ前記２つのク
ラッチはそれぞれ回転力伝導方向の相異する一方面クラ
ッチからなる。

［実施例１ 本発明装買の〜実施例の全体構成を説明した外観斜視図
とじての第１図に８３いて、 １ａと１１）は左回転力のみを伝達できる一方向りラッ
ヂ１のセットであり、２ａと２ｂも左回転力のみを伝達
できる一方面クラッチ２のセラであり、３と５はクラッ
チ１の入力軸と出ノ〕軸、４と６はクラッチ２の入力軸
３と出力軸、７と８は入力軸の回転方向逆転用平歯車の
セット、９はモータ、１０はモータ９の回転減速用ギア
ボックスである。

クラッチ１の出力軸５とクラッチ２の出力軸６にはそれ
ぞれクランク１１と１２が固着されており各クランク１
１．１２の先端部に連接されたワイーフ１３と１４の他
端部が空調機の風向偏向式吹田「１グリルの１下偏向軸
１９どノ１右−向軸２１にそれぞれ固着さｌｌこクラン
ク２０ど２２の先端部に連接されている。、、１７は吹
出［１グリルのハウジング、１８はこのハウジング１１
内にＮＵ　１７た左右方向用風向偏向板ＢＹである。

第２図は一方向クラッチ１　（おｊ、び２）の横断面図
であって、１組の構成要素からイにるクラッチ１の一方
の構成要素１ａは入力軸３を備えた回転盤状を４【シて
おり、その外周側面には盤の方向に１組の凹み（１が、
ｉＱ　ｉＪられ、この凹みｄには回転軸ｔの周りに回動
可能なツメ状片２６が、スプリング２７によって常に凹
み（１の外にはみ出さけられるよう４ｒ力を受け（【が
ら組込まれている。またクラッチ１の他方の構成要素と
しての１ｂは一方の構成要素１８の外周面に■合させる
ことのできるキャップ状をなし、その内周面には１１）
が左方向に回転した時に限ってツメ状片２０に引ｌトリ
回転ｌ１１１動を行なうことのできるノコギリ歯状の凹
凸ｅが全周にわたつて設置ノられているとともに出力軸
５が植設されている。この実施例にＪメいてｔ、ｔクラ
ッチ１の構成要素１ａと１１１はと−ｂに合成樹脂や金
属イＴどの剛竹祠ｒ１で作られている。

また本発明装置の作動用電気回路図としての第４図およ
び操作用スイッチ盤とじての第５図にａ３いて、４０は
バッテリー？［ｌ＋、４１と４２はそれぞれグリルの左
右方向および上下方向の偏向作動用スイッチで、ボタン
が押されている間Ｉど４Ｊ　１ｆｆｉ電されるタイプの
ものを用いる。４３はスイッチ盤である。

次に第１図および第４図に基づいて本発明装置の作動の
有様を以下に説明する。

空調装置の吹出口グリルを左右に偏向させたい場合には
、左右方向偏向作動用スイッチ４１を任意の短い時間だ
け押し続１Ｊると、モータ９はこの押し時間だ１Ｊ一定
方向に回動を継続する。モータ９の回転力はクラッチ１
の入力軸３に伝えられるとともに、１組の回転方向逆転
用平山巾７および８を介してクラッチ２の入力軸４にも
伝導される。

この時を一夕９の回転にＪζつて入力軸３が左向きに回
転寸れば、クラッチ１はその出力軸５に回転力を伝える
が、同じくクラッチ２の入力軸４には逆転用平歯ＩＴの
介在によって右回転力が及ぼされることにく【す、子の
出力軸６には回転力は伝達されない。したがってこの場
合には、左右方向用風向偏向板１８だ【プがスイッチ盤
４１の押圧操作を通じて遠隔作動ざゼ１うれることにな
る。一方、上下方向の風向を偏向さＶたい時には上下偏
向作動用スイッチ４２を押せばモータ９の回転は逆転し
、入力軸３も逆転するので、上記の場合とは逆にクラッ
チ１の出力軸５には回転力が伝達されず、吹田グリルハ
ウジング１７が上下方向に回転さゼられる。

なお、モータ９の回転力を２つのクラッチ１と２の入力
軸に伝導させる手段としては、プーリとベルトの組合せ
などであっても良い。

クラッチ１または２の出力軸５または６の回転運動はこ
の軸に固着されたクランク１１または１２を回転させる
ことによって支持チコーブ１５．１６内に挿通されてい
るワイヤ１３または１４が１ｙｔ　ＩＤ動じ、吹出口グ
リルの風向偏向用軸１９または２１に固着されているク
ランク２０まｌこは２２の先端部に設けた穴に回転可能
に嵌挿されたワイヤ先端部がこのクランク２０．２２に
押引作用力を及ぼす結束としてクランク２０または２２
が回動させられることになる。したがって吹出口グリル
の７１右または上下方向の鍋向角麿の範囲はクランク１
１または１２とクランク２０または２２の長さの割合を
変えることににつて任意に選定することができる。なお
２４は左右方向への風向偏向板群１８を相方に連動させ
るための連結用バー、２３は風向偏向板群１８の回転軸
、２５は吹出口グリルハウジング１１用ブラケツトであ
る。吹出口グリルとしては、自動中、殊に乗用自動中の
センターベント吹出口グリルが本発明装置の取付対象と
して好適しているが、もちろんその他の吹出口にも適用
できる。

本発明の目的を達成するために必要なりラッチ１および
２は、ともに左または右向きの一方向回転力のみを伝導
することのできるいわゆる一方向りラッヂとしての機能
を尚えていれば足りるので、第２図に示された形状１ズ
外にも例えばクラッチ構成要素１ｂの全体またはノコギ
リ歯状凹凸ｅをゴム弾性体で作成し、また歯先により鋭
角的な形状を与えるとともに、構成要素１ａはゴム弾性
体あるいは酋通の割竹月利で作成し、構成要素１ｂの歯
先部を内周面とする内径よりも幾分外径の大ぎい単イ【
る円盤体とし、１ａの回転に伴なってゴム弾性体からな
る歯先部分は左向回転に対しては大きな摩擦係１１ニカ
を呈するが右向回転力に対してはほとんど摩擦力を及は
さ１．にいように構成させれば、ノコギリ歯状部の歯の
傾き方向を右廻りまたは左廻り方向に変えることにＪ：
って、左回転または右回転のみを伝達する機能を１藉え
た一方向クラッチを得ることができる。また第１図に示
された実施例の装置は１組のクラッチ１および２が並列
的に設置さｊ　　　　　　　　　れているが、必要に応
じて両クラッチを同軸的に組付【プて＠藺の形状コンパ
クト化を図ることもできる。

例えば、１絹のクラッチ１と２の人出カ軸を同軸化して
１本の入力軸にまとめ、この軸の両端部にクラッチ１と
２をそれぞれ取付け、モータ９の回転力は１本の」先有
人カ軸に伝達されるように構成さゼてｂよい。この場合
には両クラッチ１．２の回転力伝導方向は前記実施例と
は異って同じではなくＨに相異させることによって吹出
口グリルの左右および上下方向のそれぞれの偏向１１作
を１組の押しボタンスイッチの使い分１ノによって行な
うことが可能となる。

第３図に示された実施例においては、吹出口グリルのハ
ウジング２８はその取付用ビス穴ｇにより車体にビス止
め固定されており、ハウジング２８内に設けられた上下
方向用用向偏向板２９の回転軸３゜の回動用クランク３
１をワイヤを介してクラッチの出力軸のクランクに連接
させる方法がとられている。

本発明装置の操作用スイッチ盤４３のｉｉ、Ｑ置場所Ｉ
Ｊ例えば車室内天ハ面とか羨席のドアパネル、あるいは
前席の前面、あるいは前席シート間のアームレス１〜侵
端百など適宜に選定することができる。

またこの装置は既設の空調装置の吹出口グリルの回転軸
に多少の工作を施Ｊだ【プで筒中に組付けることもでき
る。

４図面のｌ１１１１な説明 第１図は本発明狂Ｗの全体構成を説明した外観斜視図、
第２図はクラッチの横断面図、第３図は吹き出しログリ
ルの栴造の別の実施態様を示した透視図、第４図は装置
の作動用電気回路図、そして第５図は回路のスイッチ操
作盤である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）空気調和装置の吹出口グリルと、 該グリルの左右方向および上下方向偏向用のそれぞれの
   回転軸を回動させるための１つのモータと、 該１つのモータを動力源として共有する２つの一方向回
   転力伝導用クラッチと、 該２つのクラッチの出力軸をそれぞれ前記両回転軸に連
   結させるための手段と、 前記１つのモータの回転力を前記２つのクラッチの入力
   軸に伝導させる手段と、 前記モータの正逆回転手段とを組合せてなる空調機の吹
   出方向偏向用装置。 ２）前記１つのモータの回転力を前記２つのクラツチの
   入力軸に伝導させる手段が、モータ出力軸と一方のクラ
   ツチの入力軸とを結ぶ歯車列と、２つのクラッチの各入
   力軸を結ぶ逆回転力伝導用歯車との組み合せからなり、
   且つ前記２つのクラッチはともに左（右）回転伝導用一
   方向クラッチであることを特徴とする特許請求の範囲第
   １項記載の空調機の吹出方向偏向用装置。 ３）前記１つのモータの回転力を前記２つのクラッチの
   入力軸に伝導させる手段が、両端部にそれぞれ１つのク
   ラツチを取付けてなる前記２つのクラッチの共有入力軸
   と前記モータの出力軸とを結ぶ歯車であり、且つ前記２
   つのクラッチはそれぞれ回転力伝導方向の相異する一方
   向クラッチであることを特徴とする特許請求の範囲第１
   項記載の空調機の吹出方向偏向用装置。