JPS614407A - ガス絶縁開閉装置のガス監視装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明はガス絶縁開閉装置のガス監視装置に係り、特に
サージによる伝送妨害を受けることなく該ガス絶縁開閉
装置の地絡及びガス漏れ等の状態を集中監視するのに適
したガス絶縁開閉装置のガス監視装置に関する。

〔発明の背景〕

一般に、ガス絶縁開閉装置のガス監視は、各密閉容器に
各々設けられたブルドン管式のガス圧測定装置を備えた
監視箱が設置され１日常の点検時にガス圧をチェックす
る監視法が採用されていたので日常の点検時間がかかり
該ガス絶縁開閉装置全体のガス圧を短時間に把握するの
が困難であった。また、地絡故障検出には、特開昭５６
−２９４２３に示されるような閃絡光を検出する方法や
第３図に示されるようなガス圧を検出する方法があった
。

第３図は従来のガス絶縁開閉装置のガス監視装置の一実
施例を示すブロック図である。第３図において、ガス絶
縁開閉装置のガス監視装置は、密閉容器に収納され封入
されたガスにより開閉部が絶縁されるガス絶縁開閉袋Ｎ
１と、該ガス絶縁開閉装置１からパイプにより連通され
た高圧側ベローズ３と、該高圧側ベローズ３及び低圧側
ベローズ５の間に設けられ該ガス絶縁開閉装置１のガス
正変化を外部に取り出すマイクロスイッチ４と、該高圧
側ベローズ３に連接された低圧側ベローズ５と、該低圧
側ベローズ５からパイプにより連通されたデッドボリュ
ーム６と、該デッドボリューム６の他端からパイプによ
り該ガス絶縁開閉装置−１に連通される途中に設けられ
ガス流を調整するチョーク７とから構成されている。

前記構成において、該ガス絶縁開閉装置１における地絡
故障時のアーク２及び正常運転時の温度上昇におけるガ
ス圧の上昇は、該高圧側ベローズＪ　　　　　　　　３
に対しては直接に伝わるが該低圧側ベローズ５に対して
は該チョーク７によって調整されたのち伝わる。このた
め、該高圧側ベローズ３は伸長し該マイクロスイッチ４
が閉成され、表示８を出力する。したがって、一定値以
とのガス正変化が発生したことは検出できるが、そのガ
ス正変化が地絡故障によるものか正種運転時の温度上昇
によるものか判別する考慮がされていなかった。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、前記従来技術の問題点を解消し、サー
ジによる伝送妨害を受ける二となく該ガス絶縁開閉装置
のガス圧値を一定周期毎に該監視装置に取り込み、その
ガス圧値の時間的変化の違いにより該ガス絶縁開閉装置
の地絡及びガス漏れ等の状態を集中監視することのでき
るガス絶縁開閉装置のガス監視装置を提供することにあ
る。

〔発明の概要〕

本発明は、前記目的を達成するため、該ガス絶縁開閉装
置のガス圧を該ガス圧検知装置により一定周期毎にガス
圧値として検出し、かつサージ対策として光ファイバに
よる伝送とした。また、該　　　　　　７伝送路を介し
て該監視装置に取り込まれたガス圧値の時間的変化の違
いにより、正常運転時の温度変化によるガス正変化及び
ガス漏れによるガス正変化並びに地絡時におけるガス正
変化としてとらえるようにしたことを特徴とする。

〔発明の実施例〕

つぎに、本発明を図面を参照して詳しく説明する。

第１図は本発明の適用されるガス絶縁装置のガス監視装
置の一実施例を示すブロック図である。

第１図において、ガス絶縁開閉装置のガス監視装置は、
密閉容器に収納され封入されたガスにより開閉部が絶縁
されるガス絶縁開閉装置１と、該ガス絶縁開閉装置１に
封入されたガス圧を一定周期毎に検出するガス圧検知装
Ｎ９と、該ガス圧検知装置９より検出されたガス圧値を
伝送する光ファイバ１２と、該光ファイバ１２より伝送
されたガス圧値を取り込み処理することによって該ガス
絶縁開閉装置１の状態を監視する監視装置１３とから構
成されている。

そして、該ガス圧検知装置９は、ピエゾ効果を利用して
該ガス絶縁開閉袋Ｗ１に封入されたガスのガス圧を検出
する圧力センサ１０と、該圧力センサ１０より検出され
るアナログ信号とデジタル信号に変換するＡ／Ｄ変換器
１１とから構成されている。

さらに、該監視装置１３は、該光ファイバ１２より伝送
された信号を取り込むとともに該ガス絶縁開閉装置１の
状態を表示する監視表示器１４と、該監視表示器１４に
取り込まれたガス圧値の時間的変化を処理する計算機１
５とから構成されている。

前記構成において、該ガス絶縁開閉装置１に封入された
ガスの圧力変化は、該圧力センサ１０によりピエゾ効果
によって外部に取り出されたのち、そのアナログ信号を
該Ａ／Ｄ変換器１１においてデジタル信号とする。そし
て、該ガス絶縁開閉装置１に発生するサージにより伝送
される信号が妨害されないよう伝送路には光ファイバ１
２が採用されている。つぎに、該光ファイバ１２より伝
送された信°号は、該監視袋Ｍ１３に取り込まれ該計算
機１５によってガス圧値の時間的変化の違いが判別され
、その結果が該監視表示ｓ１４に表示される。

第２図はガス圧値測定の一例を示すタイムチャートであ
る。第２図において、該ガス圧検知装置９により一定時
間Δを毎に検出された該ガス絶縁開閉装置１のガス圧値
は、該監視装置１３に取り込まれ時間的変化が監視され
る。

したがって、該ガス絶縁開閉装置１において地絡が発生
したときのガス正変化Δｐｉ／Δｔは、該ガス絶縁開閉
装置１における常時運転中の温度変化によるガス正変化
ΔＰ２／Δｔと判別することが可能であり、該ガス絶縁
開閉装置１におけるガス監視区分のどこに地絡が発生し
たか容易に確認することができる。また、ガス圧値の変
化を該計算機１５に記憶させておくことにより、ガス圧
値の時間的変化によって該ガス絶縁開閉装ｗ１のガス漏
れを予知することもできる。

４　　　　　　　〔発明の効果〕 本発明は、前述したところにより容易に理解さ、れるよ
うに、サージによる伝送妨害を受けることなく該ガス絶
縁開閉装置のガス圧値を一定周期毎に該監視装置に取り
込み、そのガス圧値の時間的変化の違いにより該ガス絶
縁開閉装置の地絡及びガス漏れ等の状態を検出できるよ
うにしたので、遠方において該ガス絶縁開閉装置の状態
が監視できることによって変電所の無人化が可能であり
保守性の向上及び信頼性の向上も図れるという利点があ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の適用されるガス絶縁開閉装置のガス監
視装置の一実施例を示すブロック図、第２図はガス圧値
測定の一例を示すタイムチャート、第３図は従来のガス
絶縁開閉装置のガス監視装置の一実施例を示すブロック
図である。 １・・・ガス絶縁開閉装置、２・・・アーク、３・・・
高圧側ベローズ、４・・・マイクロスイッチ、５・・・
低圧側ベローズ、６・・・デッドボリューム、７・・・
チョーク、８・・・表示、９・・・ガス圧検知装置、１
０・・・圧力セン□譬 す、１１・・・Ａ／Ｄ変換器、１２・・・光ファイバ、
１３・・・監視装置、１４・・・監視表示器、１’５・
・・計算機。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、密閉容器に収納され封入されたガスにより開閉部が
   絶縁されるガス絶縁開閉装置と、該ガス絶縁開閉装置に
   封入されたガスのガス圧を検出するガス圧検知装置と、
   該ガス圧検知装置により検出された信号を遠方に伝送す
   る伝送路と、該伝送路により送られた信号を取り込み該
   ガス絶縁開閉装置の状態を監視する監視装置とを備えた
   ガス絶縁開閉装置のガス監視装置において、前記監視装
   置は、該ガス絶縁開閉装置のガス圧を該ガス圧検知装置
   により一定周期毎にガス圧値として検出し、該伝送路を
   介して取り込んだガス圧値の時間的変化の違いによつて
   正常運転時の温度変化によるガス正変化及びガス漏れに
   よるガス正変化並びに地絡時におけるガス正変化として
   とらえることを特徴とするガス絶縁開閉装置のガス監視
   装置。 ２、特許請求の範囲第１項記載のガス絶縁開閉装置のガ
   ス監視装置において、前記伝送路に光ファイバを適用す
   ることを特徴とするガス絶縁開閉装置のガス監視装置。