JPS6143965Y2 - - Google Patents

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JPS6143965Y2
JPS6143965Y2 JP6902282U JP6902282U JPS6143965Y2 JP S6143965 Y2 JPS6143965 Y2 JP S6143965Y2 JP 6902282 U JP6902282 U JP 6902282U JP 6902282 U JP6902282 U JP 6902282U JP S6143965 Y2 JPS6143965 Y2 JP S6143965Y2
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JP
Japan
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throttle valve
valve lever
throttle
negative pressure
shaft
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JP6902282U
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JPS58186149U (ja
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  • Safety Valves (AREA)
  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は可変ベンチユリ型気化器に係わり、更
に詳しくは吸気道を流れる空気流量に応じてベン
チユリ面積を可変制御する負圧摺動絞り弁を有す
ると共に、該負圧摺動絞り弁の作動ストロークを
負圧室内に設けた絞り弁レバーで制御するように
した可変ベンチユリ型気化器の改良に関する。
従来、上記の如き可変ベンチユリ型気化器にお
いて、急加速時、負圧摺動絞り弁の開動作を緩徐
にさせる為に、第6図に示したように、絞り弁レ
バー14′の基部に設けた筒状の軸受17′をスロ
ツトルシヤフト13′に回動自在に嵌装し、該絞
り弁レバー14′をタンパースプリング21′で閉
方向に付勢すると共に、絞り弁レバー14′の開
方向の回動をスロツトルシヤフト13′に突設し
たノツクピン19′で規制するようにし、スロツ
トルシヤフト13′には復帰スプリング16′を装
着した気化器が提案されている。然し乍らこのよ
うな構造の気化器においては、絞り弁レバー1
4′をスロツトルシヤフト13′に対して回動自在
に装着している構造上、絞り弁レバー14′がス
ロツトルシヤフト13′の軸方向へ不側に移動す
るのを避けられなかつた。この結果、絞り弁レバ
ー14′を介して負圧摺動絞り弁に加えられる押
下力が正しく伝達されない問題があつた。
本考案は上記のような問題点に鑑みてなされた
もので、前記の如く可変ベンチユリ型気化器にお
いて、絞り弁レバーを取付けるスロツトルシヤフ
トが、その復帰スプリングで軸方向に付勢されて
いると共に、このスロツトルシヤフトに絞り弁レ
バーが回動自在に取付けられ、絞り弁レバーを閉
方向に付勢する為のダンパースプリングが絞り弁
レバーをスロツトルシヤフトの軸方向に付勢して
いることを特徴とした可変ベンチユリ型気化器で
あつて、その目的とする所は、絞り弁レバーがス
ロツトルシヤフトの軸上で不側に動くのを防止
し、絞り弁レバーを介して負圧摺動絞り弁、に加
える押下力が正しく伝達されるようにすることに
ある。
以下、添付図面を参照して本考案の実施例につ
いて説明する。第1図〜第4図は本考案の第1実
施例を示しており、図中1は内部に吸気道2を貫
通させた気化器本体であり、吸気道2の上側に案
内筒3が形成され、その案内筒3内に負圧摺動絞
り弁4が摺動自在に配設されている。そして負圧
摺動絞り弁4の下部にはジエツトニードル5が支
持され、このジエツトニードル5がニードルジエ
ツト6内に挿入配置されて燃料の吐出間隙を形成
している。他方負圧摺動絞り弁4の上部にはダイ
ヤフラム7が取着しており、このダイヤフラム7
の上下に負圧室8と大気室9が区分形成され、前
記負圧室には吸気道2内の負圧が、負圧摺動絞り
弁4に形成した負圧導入路10を介して導入され
るものであると共に、大気室9には大気導入路1
1を介して大気が導入されるようになつている。
本考案は上記のようなものにおいて、負圧室8
を形成したトツプケーシング12にスロツトルシ
ヤフト13を回転自在に架設し、このスロツトル
シヤフト13に、前記負圧摺動絞り弁4の作動ス
トロークを制御する絞り弁レバー14の基部を回
動自在に取付けてある。スロツトルシヤフト13
の一端部はトツプケーシング12の外部に突出し
ており、この端部に操作レバー15を固着してあ
ると共、復帰スプリング16が嵌装してあり、ア
クセル機構(図示していない)から操作レバー1
5にけん引力が伝達されるとスロツトルシヤフト
13が操作レバー15の回動と共に回転し、回動
力が解除されると復帰スプリング16の復帰力で
操作レバー15およびスロツトルシヤフト13は
元に復帰するようになつている。
スロツトルシヤフト13に取付けた絞り弁レバ
ー14は、該絞り弁レバー14の基部に固着した
筒状の軸受17をスロツトルシヤフト13に嵌装
して回動自在としてある。そして軸受17に隣接
させて(操作レバー側)、スロツトルシヤフト1
3に合成樹脂製のスラスト受カラー18がノツク
ピン19を介して固着してあると共に、このスラ
スト受カラー18の反対側には合成樹脂製のスプ
リング受カラー20が嵌装してあり、スプリング
受カラー20に座したダンパースプリング21が
絞り弁レバー14を閉方向に付勢し、絞り弁レバ
ー14の開方向の回動は、該絞り弁レバー14の
基端縁が前記ノツクピン19′と衝合して規制さ
れるようになつている。
前記復帰スプリング16は、軸方向に圧縮した
状態でスロツトルシヤフト13へ遊嵌されてお
り、軸方向の弾力によつて、スロツトルシヤフト
13を矢示22の方向に付勢し、スラスト受カラ
ー18をトツプケーシング12の内壁に当接させ
ていると共に、ダンパースプリング21も軸方向
に圧縮した状態で装着されており、軸方向の弾力
で軸受17を矢示22の方向に付勢し、軸受17
をスラスト受カラー18に当接させている。
次に、上記実施例の動作を説明する。機関が回
転すると吸気道2に生じた負圧が負圧導入路10
を介して負圧室8へ導かれ、負圧室8と大気圧9
に圧力差を生じる。従つて絞り弁レバー14を開
動作すれば、負圧摺動絞り弁4は上動する。この
場合、ダンパースプリング21が絞り弁レバー1
4を閉方向に付勢し、絞り弁レバー14を介して
負圧摺動絞り弁4を押下しているので、絞り弁レ
バー14の急開動作時に於いては、負圧摺動絞り
弁4の急開が防止され、徐開せしめられる。そし
て、負圧摺動絞り弁4の上昇は、下方への力と負
圧室8の負圧が均衡するまで続き、絞り弁レバー
14をこの均衡する位置以下の所に位置するよう
に開度を定めれば、その位置で停まる。そしてこ
の任意の状態から絞り弁レバー14を更に開けれ
ば負圧摺動絞り弁4は更に上昇し、ベンチユリ面
積および燃料吐出間隙が増して加速が図られる。
逆に前記の任意の状態から、絞り弁レバー14を
閉動作すれば、負圧摺動絞り弁4は強制的に降下
されて減速が図られる。
上記の動作の過程に於いて本考案は次の利点を
発揮する。即ち、スロツトルシヤフト13が復帰
スプリング16で矢示22の方向に付勢されてお
り、スロツトルシヤフト13に嵌装固着したスラ
スト受カラー18は常にトツプケーシング12の
内壁に当接した状態になつている。そしてダンパ
ースプリング21は絞り弁レバー14の基部に固
着した軸受17を矢示22の方向に付勢し、軸受
17をスラスト受カラー18に当接させている。
従つて絞り弁レバー14はスロツトルシヤフト1
3の軸上の一定の位置に保たれており、絞り弁レ
バーの不測の移動を防止している。この結果、絞
り弁レバー14による負圧摺動絞り弁4に対する
押下力も常に正した伝達できるようになつてい
る。
次に第5図は本考案の第2の実施例を示してお
り、トツプケーシング12に回転自在に架設した
スロツトルシヤフト13には操作レバー15が固
着されていると共に、操作レバー15を介して復
帰力を与える復帰スプリング16がスロツトルシ
ヤフト13に嵌装してあり、この復帰スプリング
16でスロツトルシヤフト13を矢示23の方向
に付勢している。スロツトルシヤフト13に回動
自在に取付けられる絞り弁レバー14は、その基
部に固着した軸受24をスロツトルシヤフト13
に嵌装する。この軸受24の一端部外壁には外向
環状突条25が形成してあり、該外向環状突条2
5は軸受24に隣接させて、スロツトルシヤフト
13に嵌装した合成樹脂製のスラスト受カラー2
6の一端部に形成した内向環状凹入部27内に嵌
入してある。そして絞り弁レバー14を閉方向に
付勢するダンパースプリング21は前記軸受24
に嵌装し、一端をスラスト受カラー26の端面に
弾接させて、軸受24を矢示28の方向に付勢し
ている。
この実施例においては、スロツトルシヤフト1
3が復帰スプリング16で矢示23の方向に付勢
されているので、スラスト受カラー26がトツプ
ケーシング12の内壁に常時当接した状態とな
る。一方絞り弁レバー14の軸受24はダンパー
スプリング21で矢示28の方向に付勢されてい
るので、軸受24に形成した外向環状突条25
が、スラスト受カラー26の内向環状凹入部27
の内側面(軸受24側)に常時当接した状態とな
る。従つて絞り弁レバー14はスロツトルシヤフ
ト13の軸上の一定の位置に保たれることとな
り、絞り弁レバー14の不測の移動を防止して、
負圧摺動絞り弁4に対して、押下力を常に正しく
伝達することができる。
又、この実施例では、スラスト受カラー26と
絞り弁レバー14の軸受24が、スロツトルシヤ
フト13へ嵌装する前に、内向環状凹入部27と
外向環状突条25を掛止させて、予め小組みする
ことが可能であり、両部材の組込みを容易にでき
る。
以上の通り、本考案は吸気道を流れる空気流量
に応じてベンチユリ面積を可変制御する負圧摺動
絞り弁を有すると共に、該負圧摺動絞り弁の作動
ストロークを負圧室内に設けた絞り弁レバーで制
御するようにした可変ベンチユリ型気化器におい
て、前記絞り弁レバーを取付けるスロツトルシヤ
フトが、その復帰スプリングで幅方向に付勢され
ていると共に、このスロツトルシヤフトに絞り弁
レバーが回動自在に取付けられ、絞り弁レバーを
閉方向に付勢する為のダンパースプリングが絞り
弁レバーをスロツトルシヤフトの軸方向に付勢し
ているものであるから、絞り弁レバーをスロツト
ルシヤフトの軸上の一定の位置に保持することが
でき、絞り弁レバーの不測の移動を防止できると
共に絞り弁レバーを介して負圧摺動絞り弁に加え
る押下力を正しく伝達できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例の縦断正面図、第
2図は同じく側面図、第3図は同じく平面図、第
4図は第3図中−線における拡大断面図、第
5図は本考案の第2実施例の要部拡大断面図、第
6図従来例の要部斜視図である。 2……吸気道、4……負圧摺動絞り弁、8……
負圧室、12……トツプケーシング、13……ス
ロツトルシヤフト、14……絞り弁レバー、15
……操作レバー、16……復帰スプリング、1
7,24……軸受、18,26……スラスト受カ
ラー、20……スプリング受カラー、21……ダ
ンパースプリング、25……外向環状突条、27
……内向環状凹入部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 吸気道2を流れる空気流量に応じてベンチユ
    リ面積を可変制御する負圧摺動絞り弁4を有す
    ると共に、該負圧摺動絞り弁4の作動ストロー
    クを負圧室8内に設けた絞り弁レバー14で制
    御するようにした可変ベンチユリ型気化器にお
    いて、前記絞り弁レバー14を取付けるスロツ
    トルシヤフト13が、その復帰スプリング16
    で軸方向に付勢されていると共に、このスロツ
    トルシヤフト13に絞り弁レバー14が回動自
    在に取付けられ、絞り弁レバー14を閉方向に
    付勢する為のダンパースプリング21が絞り弁
    レバー14をスロツトルシヤフト13の軸方向
    に付勢していることを特徴とした可変ベンチユ
    リ型気化器。 (2) スロツトルシヤフト13の復帰スプリング1
    6は、スロツトルシヤフト13に嵌着したスラ
    スト受カラー18をトツプケーシング12内壁
    に当接するべく付勢しており、絞り弁レバー1
    4のタンパースプリング21は、スロツトルシ
    ヤフト13に嵌着したスプリング受カラー20
    に座しており、かつ絞り弁レバー14の基部の
    軸受17を前記スラスト受カラー18に当接す
    るべく付勢している実用新案登録請求の範囲第
    1項記載の可変ベンチユリ型気化器。 (3) スロツトルシヤフト13の復帰スプリング1
    6はスロツトルシヤフト13に嵌着したスラス
    ト受カラー26をトツプケーシング12内壁に
    当接するべく付勢しており、前記スラスト受カ
    ラー26に形成した内向環状凹入部27に、絞
    り弁レバー14の基部の軸受24に形成した外
    向環状突条25が嵌入しており、絞り弁レバー
    14のダンパースプリング21が前記内向環状
    凹入部27と外向環状突条25を摺接させるべ
    く付勢している実用新案登録請求の範囲第1項
    記載の可変ベンチユリ型気化器。
JP6902282U 1982-05-12 1982-05-12 可変ベンチユリ型気化器 Granted JPS58186149U (ja)

Priority Applications (1)

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JP6902282U JPS58186149U (ja) 1982-05-12 1982-05-12 可変ベンチユリ型気化器

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JP6902282U JPS58186149U (ja) 1982-05-12 1982-05-12 可変ベンチユリ型気化器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58186149U JPS58186149U (ja) 1983-12-10
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ID=30078766

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JP6902282U Granted JPS58186149U (ja) 1982-05-12 1982-05-12 可変ベンチユリ型気化器

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JPS58186149U (ja) 1983-12-10

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