JPS6143532A - 射出成形機のベント装置 - Google Patents
射出成形機のベント装置Info
- Publication number
- JPS6143532A JPS6143532A JP16604084A JP16604084A JPS6143532A JP S6143532 A JPS6143532 A JP S6143532A JP 16604084 A JP16604084 A JP 16604084A JP 16604084 A JP16604084 A JP 16604084A JP S6143532 A JPS6143532 A JP S6143532A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- vent hole
- filter
- heating cylinder
- injection molding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/46—Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it into the mould
- B29C45/58—Details
- B29C45/63—Venting or degassing means
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は射出成形機のベント装置に関するものであり
、特に、加熱筒に穿設されたベント孔にフィルターを備
えたベント装置に係わるものである。
、特に、加熱筒に穿設されたベント孔にフィルターを備
えたベント装置に係わるものである。
一般に、加熱箇内にスクリューが挿入されて成るインラ
インスクリュ一式射出成形機においては、加熱筒内に供
給されたペレットが加熱されて溶融する際に、ペレット
間の間隙に存在する空気を包み込んで気泡を作り、更に
は、材料の加熱により溶融樹脂から不所望のガスが発生
するが、これらの気泡やガスがそのまま金型内に溶融樹
脂と共に射出されると、成形品にムラができるので、そ
の機械的強度等に悪影響を与えるものである。
インスクリュ一式射出成形機においては、加熱筒内に供
給されたペレットが加熱されて溶融する際に、ペレット
間の間隙に存在する空気を包み込んで気泡を作り、更に
は、材料の加熱により溶融樹脂から不所望のガスが発生
するが、これらの気泡やガスがそのまま金型内に溶融樹
脂と共に射出されると、成形品にムラができるので、そ
の機械的強度等に悪影響を与えるものである。
かかる悪影響を防止するためには、従来から、加熱筒に
ベント孔を設け、溶融混線中の樹脂からガス抜きをする
ことが行われており、第１図にその従来例が示されてい
る。
ベント孔を設け、溶融混線中の樹脂からガス抜きをする
ことが行われており、第１図にその従来例が示されてい
る。
図において、加熱筒１には、スクリュー２が挿入されて
いて、該スクリュー２は部分的に谷径Ｄが小さく形成さ
れている。そして、該スクリュー２の小径部分の領域に
おいて、加熱筒１には、ベント孔３が穿設されている。
いて、該スクリュー２は部分的に谷径Ｄが小さく形成さ
れている。そして、該スクリュー２の小径部分の領域に
おいて、加熱筒１には、ベント孔３が穿設されている。
そして、加熱筒１内の樹脂Ｍはスクリュー２によって混
練・移送されつつ溶融し、小径部分に至ってその圧力が
低下して膨張し、樹脂中のカスカヘント孔３を径で脱出
するものである。
練・移送されつつ溶融し、小径部分に至ってその圧力が
低下して膨張し、樹脂中のカスカヘント孔３を径で脱出
するものである。
このようなベント装置にあっては、ベント孔３内に溶融
樹脂が濡出し、やがてこれがベント孔３を目詰りさせて
しまうので、その清掃作業がたびたび必要であるという
欠点があり、又、樹脂材料を替えて射出作業を行うとき
に、前記ベント孔内に残留する樹脂が樹脂替え後の溶融
樹脂材料中に混入してしまうという難点があった。
樹脂が濡出し、やがてこれがベント孔３を目詰りさせて
しまうので、その清掃作業がたびたび必要であるという
欠点があり、又、樹脂材料を替えて射出作業を行うとき
に、前記ベント孔内に残留する樹脂が樹脂替え後の溶融
樹脂材料中に混入してしまうという難点があった。
この発明の目的は上記従来技術に基づ（射出成形様のベ
ント装置の構造上の制約によるベント孔への樹脂の濡出
等の問題点に鑑み、前記゛ベント孔にフィルターを備え
る構成とすることにより、上記欠点を除去し、難点を解
消して効率的な射出作業が行える優れたベント装置を提
供せんとするものである。
ント装置の構造上の制約によるベント孔への樹脂の濡出
等の問題点に鑑み、前記゛ベント孔にフィルターを備え
る構成とすることにより、上記欠点を除去し、難点を解
消して効率的な射出作業が行える優れたベント装置を提
供せんとするものである。
上記目的に沿うこの発明の構成は、部分的に谷径が小さ
く形成されたスクリューが内装されている加熱筒に穿設
されたベント孔を有する射出成形機のベント装置におい
て、前記ベント孔内に、樹脂の通過を阻止して、気体の
通過のみを許すフィルターを設け、溶融樹脂がスクリュ
ーの小径部分で膨張して発生する気体を、該フィルター
を通じて脱出させることにより、該溶融樹脂を脱気し、
樹脂がベント孔内に濡出残留することかないようにした
ことを要旨とするものである。
く形成されたスクリューが内装されている加熱筒に穿設
されたベント孔を有する射出成形機のベント装置におい
て、前記ベント孔内に、樹脂の通過を阻止して、気体の
通過のみを許すフィルターを設け、溶融樹脂がスクリュ
ーの小径部分で膨張して発生する気体を、該フィルター
を通じて脱出させることにより、該溶融樹脂を脱気し、
樹脂がベント孔内に濡出残留することかないようにした
ことを要旨とするものである。
次に、この発明の実施例を第２図および第３図に基づい
て説明すれば以下の通りである。
て説明すれば以下の通りである。
加熱筒１のベント孔３は、内装されたスクリュー２の谷
径りが小さく形成されている領域に穿設されており、該
ベント孔３には、焼結金属等から成るフィルター４が装
填されている。そして、前記ベント孔３は、第３図に示
されるように、円周上の複数個所（図示の例では４個所
）に穿設されている。そして、該領域には、加熱筒１の
外周に吸引カバー５が設けられていて、加熱筒１との間
に吸引間隙６が形成されている。
径りが小さく形成されている領域に穿設されており、該
ベント孔３には、焼結金属等から成るフィルター４が装
填されている。そして、前記ベント孔３は、第３図に示
されるように、円周上の複数個所（図示の例では４個所
）に穿設されている。そして、該領域には、加熱筒１の
外周に吸引カバー５が設けられていて、加熱筒１との間
に吸引間隙６が形成されている。
又、吸引間隙６は吸引ロアを介して真空ポンプＰと連通
しているものである。
しているものである。
上記構成において、加熱箇１内の溶融樹脂Ｍ中の気体は
、真空ポンプＰより吸引カバー５内の間隙６およびベン
ト孔３内のフィルター４を経て作用する真空圧によって
吸引されて該ポンプＰ側に脱出し、該樹脂Ｍが脱気され
る。このとき、該樹脂Ｍはフィルター４によってその通
過が阻止されて、ベント孔３内に流入することはない。
、真空ポンプＰより吸引カバー５内の間隙６およびベン
ト孔３内のフィルター４を経て作用する真空圧によって
吸引されて該ポンプＰ側に脱出し、該樹脂Ｍが脱気され
る。このとき、該樹脂Ｍはフィルター４によってその通
過が阻止されて、ベント孔３内に流入することはない。
なお、上記実施例におけるフィルター４の材料としては
、前記焼結金属の外に、セラミックス等適宜の材料の採
用が可能である。又、ベント孔３の配設個所は、４個所
に限られるものではなく、円周上、等間隔位置の複数個
所であればよいことは勿論である。
、前記焼結金属の外に、セラミックス等適宜の材料の採
用が可能である。又、ベント孔３の配設個所は、４個所
に限られるものではなく、円周上、等間隔位置の複数個
所であればよいことは勿論である。
、 上記のように、この発明によれば、加熱筒内に挿入
されたスクリューの谷径が小さく形成された領域におい
て前記加熱筒に穿設されたベント孔を含む射出成形機の
ベント装置において、前記ベント孔にフィルターを備え
ることにより、加熱筒内の樹脂内に含まれる気体が該フ
ィルターを経て排気されるにも係わらず、樹脂は、フィ
ルター（こよってその通過が阻止されてベント孔内に濡
出してくることがないので、ベント孔及びその周辺の清
掃作業が不要となり、又、樹脂替え時に残留樹脂が樹脂
替え後の溶融樹脂中に混入することがないという優れた
効果が奏される。
されたスクリューの谷径が小さく形成された領域におい
て前記加熱筒に穿設されたベント孔を含む射出成形機の
ベント装置において、前記ベント孔にフィルターを備え
ることにより、加熱筒内の樹脂内に含まれる気体が該フ
ィルターを経て排気されるにも係わらず、樹脂は、フィ
ルター（こよってその通過が阻止されてベント孔内に濡
出してくることがないので、ベント孔及びその周辺の清
掃作業が不要となり、又、樹脂替え時に残留樹脂が樹脂
替え後の溶融樹脂中に混入することがないという優れた
効果が奏される。
そして、フィルターを装填することに起因する通気性の
減少に関しては、該フィルターを備えたベント孔を、加
熱筒円周上の複数個所に設けて、充分な通気性を確保す
ることにより対処できるものであり、しかも、こうする
ことによって、樹脂に対して均等に脱気作用を施すこと
ができるという効果も奏される。
減少に関しては、該フィルターを備えたベント孔を、加
熱筒円周上の複数個所に設けて、充分な通気性を確保す
ることにより対処できるものであり、しかも、こうする
ことによって、樹脂に対して均等に脱気作用を施すこと
ができるという効果も奏される。
更には、吸引カバーの採用によって、樹脂に対してより
確実で効果的な吸引圧を、フィルターを通じて作用させ
ることができる。
確実で効果的な吸引圧を、フィルターを通じて作用させ
ることができる。
第１図は従来のベント装置の断面図、第２図および第３
図はこの発明の実施例を示すものであり、第２図は縦断
面図、第３図は第２図のＡ−入断面図である。 １・・・・・・加熱筒 ２・・・・・・スクリュ
ー３・・・・・・ベント孔 ４・・・・・・フィル
ター５・・・・・・吸引カバー 特許出願人 株式会社 山域精機製作所箪１図 第２図 第ａ図
図はこの発明の実施例を示すものであり、第２図は縦断
面図、第３図は第２図のＡ−入断面図である。 １・・・・・・加熱筒 ２・・・・・・スクリュ
ー３・・・・・・ベント孔 ４・・・・・・フィル
ター５・・・・・・吸引カバー 特許出願人 株式会社 山域精機製作所箪１図 第２図 第ａ図
Claims (2)
- （１）加熱筒１内に挿入されたスクリュー２の谷径が部
分的に小さく形成された領域において前記加熱筒１に穿
設されたベント孔３を有する射出成形機のベント装置に
おいて、前記ベント孔３にフィルター４を備えたことを
特徴とする射出成形機のベント装置。 - （２）前記フィルター４が焼結金属から成ることを特徴
とする上記特許請求の範囲第１項記載の射出成形機のベ
ント装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16604084A JPS6143532A (ja) | 1984-08-08 | 1984-08-08 | 射出成形機のベント装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16604084A JPS6143532A (ja) | 1984-08-08 | 1984-08-08 | 射出成形機のベント装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6143532A true JPS6143532A (ja) | 1986-03-03 |
Family
ID=15823834
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16604084A Pending JPS6143532A (ja) | 1984-08-08 | 1984-08-08 | 射出成形機のベント装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6143532A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4944906A (en) * | 1988-10-11 | 1990-07-31 | Spirex Corporation | Methods of injection molding and extruding wet hygroscopic ionomers |
| CN104015320A (zh) * | 2014-05-27 | 2014-09-03 | 乐清市联盛电子有限公司 | 一种真空排气式螺杆料筒 |
| CN105922502A (zh) * | 2016-05-04 | 2016-09-07 | 浙江海洋大学 | 一种衬胶螺杆的制备方法 |
| WO2017151903A3 (en) * | 2016-03-03 | 2017-09-28 | iMFLUX Inc. | Porous insert for nozzle of an injection molding system |
-
1984
- 1984-08-08 JP JP16604084A patent/JPS6143532A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4944906A (en) * | 1988-10-11 | 1990-07-31 | Spirex Corporation | Methods of injection molding and extruding wet hygroscopic ionomers |
| CN104015320A (zh) * | 2014-05-27 | 2014-09-03 | 乐清市联盛电子有限公司 | 一种真空排气式螺杆料筒 |
| WO2017151903A3 (en) * | 2016-03-03 | 2017-09-28 | iMFLUX Inc. | Porous insert for nozzle of an injection molding system |
| US10226885B2 (en) | 2016-03-03 | 2019-03-12 | Imflux, Inc. | Porous insert for nozzle of an injection molding system |
| US10737420B2 (en) | 2016-03-03 | 2020-08-11 | iMFLUX Inc. | Porous insert for nozzle of an injection molding system |
| CN105922502A (zh) * | 2016-05-04 | 2016-09-07 | 浙江海洋大学 | 一种衬胶螺杆的制备方法 |
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