JPS6143030Y2 - - Google Patents

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JPS6143030Y2
JPS6143030Y2 JP9508583U JP9508583U JPS6143030Y2 JP S6143030 Y2 JPS6143030 Y2 JP S6143030Y2 JP 9508583 U JP9508583 U JP 9508583U JP 9508583 U JP9508583 U JP 9508583U JP S6143030 Y2 JPS6143030 Y2 JP S6143030Y2
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JP
Japan
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hot water
water
pipe
flow path
water supply
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JP9508583U
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JPS603369U (ja
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  • Multiple-Way Valves (AREA)
  • Control Of Temperature (AREA)
  • Temperature-Responsive Valves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、衛生機器のうちサーモスタツト方
式弁構造体を備えた湯水混合栓と、2室を仕切る
壁に共通の湯水の配管が埋設され、この湯水の配
管が通常でなく左右入り違つている室の配管に関
するものである。
(従来技術) 従来、ホテル、マンシヨン、アパートなどのよ
うに同一規模の室が併設されているような場合
に、共通の壁で仕切られた2室に浴室とか洗面所
など共通の設備を設けるに当つては給湯管と給水
管を、室ごとを仕切る共通の壁内に予じめ埋設す
ることは通常行なわれており、この場合湯側及び
水側の配置関係は第6図に示す配管により施工さ
れていた。
上記第6図に就いて説明すると、給湯管40は
分岐管41を室42から室42′側に延長し、枝
管43によつて室42の混合栓44の給湯栓部4
5に通じ、枝管43′を以つて室42′の混合栓4
4′の給湯栓部45′に通じさせ、給水管46の分
岐管41′と枝管47を経て通じる室42′の混合
栓44′の給水栓部48に通じさせ、枝管47′を
室42の混度栓44の給水栓部48′に通じるよ
うに給湯管40、給水管46及び分岐管41,4
1′を室42,42′共通の壁Hに予じめ埋設配管
したものである。
上記の配管にあつては、湯及び水の分岐管が入
り組んでいたり、更に枝管が複雑に交叉している
ので、施工に手数が掛るばかりでなく枝管の付け
間違いなどが極めて多かつた。従つて配管後の通
水試験に水側から湯が出ることもあつて配管の手
直しをするような不都合の生じることもしばしば
であつた。
(考案が解決しようとする問題点) この考案は、単一の壁で仕切られると共にこの
壁に共通の給湯管と給水管が埋設されている2室
であつて、その1室で湯と水の配管が左右に入り
違つている場合に、この配管と左側に湯、右側に
水の正常な湯水混合栓との間に管継ぎ手を介在さ
せることにより、左側(湯)、右側(水)の配管
基準に従つた正常な配管をすることである。
(問題を解決するための技術的手段) 上記問題点を解決するために本考案が講じた技
術的手段は、湯水混合栓と湯水の供給源とを繋ぐ
連結管との間に、内部に複数の流路及びこの流路
両端に、湯の入口と水の出口及び水の出口と湯の
入口を有する管継ぎ手を介在させ、この管継ぎ手
の湯水の出口と通じさせる湯水混合栓の内部に、
湯流路及び水流路と平行する混合室並びに複数の
環状のリブにより形成されるケーシングの挿口を
連通して設けると共に、各リブの間の給湯室及び
給水室を区画して設け、前記挿口に、湯温に感応
して湯水の混合水の温度調節を自動的に行なうサ
ーモスタツトによる弁構造体を配したケーシング
を内装し、この湯水混合栓を、前記管継ぎ手を介
して取付ける給湯管及び給水管は、浴室又は洗面
所を隣り合せに設けた室同志の共通の壁に予じめ
埋設されており、この給湯管及び給水管には、両
開口端を室ごとに臨ませるようにした枝管を単に
T字形に取付けるようにしたものである。
(作 用) 単一の壁によつて仕切られた2室であつて、そ
の壁に埋設された2室共通の給湯管及び給水管
と、湯左側、水右側の通常の湯水混合栓とを接続
させる際に、湯と水の左右関係が逆になつている
室のみに管継ぎ手を用いて正常な配管を行なう。
(実施例) 以下、この考案の実施例を図に基づいて詳細に
説明する。
この考案の実施例は、第1図乃至第3図イ、ロ
に示すように管継ぎ手1は横長にした両端に湯水
の供給源に通じる連結管2,2′と結合させる共
通の雄ねじ部3,3及び湯水混合栓4の雄ねじ部
3′,3′と結合させるパツキング押え5,5を設
け、この管継ぎ手1は、内部に横長で上下平行に
分離した流路6,6′を設け、両流路6,6′の各
端には前記連結管2,2′に通じる湯水の入口
7,7及び前記湯水混合栓4の湯流路8並びに水
流路9と通じる出口10,10を設ける。前記湯
流路8及び水流路9は前記湯水混合栓4の一側に
横長に配して各内端を湯流路8が上位になるよう
に入り違わせると共に、湯流路8及び水流路9の
出口側を後記の給湯室11並びに給水室12にそ
れぞれ通じており、この給湯室11及び給水室1
2は、前記湯水混合栓4の内壁に設けた環状のリ
ブ13,13a,13bを以つて間隔的に配置さ
れ、そのリブ13aと同13cの間に混合室14
を設けると共に、各リブ13,13a,13b,
13cに同心にした挿口15を貫通して設ける。
別に設けたケーシング16は直線的な外形を呈
し、周面には前記給湯室11に通じる湯入口17
及び給水室12に通じる水入口18並びに混合室
14と通じる混合水出口19を備え、このケーシ
ング16を前記挿口15に挿入することにより、
周面の複数個所に設けたシール部材Cによつて前
記給湯室11、給水室12及び混合室14などを
水密的にそれぞれ遮断するように配置する。別に
設けた給湯管28及び給水管29は、第4図に示
すように室A及び同Bを仕切つてある共通の壁D
に予じめ埋設するもので、給湯管28及び給水管
29には直角方向に分岐管30,30aを取付け
た単純な構造で、分岐管30,30aの両端の螺
合部31はそれぞれ室A及び同Bに開口してい
る。前記室Aに臨ませてある分岐管30,30a
の螺合部31には、前記湯水混合栓4に直接連結
管2,2′を取付ける通常の接続によつて連通さ
せる。
次に、室Bに臨ませた分岐管30,30aの場
合は、予じめ前記管継ぎ手1を第1図に示すよう
に湯水混合栓4と連結管2,2′との間に介在さ
せて結合すると、流路6の入口7が給湯源に通じ
る連結管2に通じ、流路6′の入口7が給水源に
通じる連結管2′に通じる。従つて流路6の出口
10が前記湯流路8に、流路6′の出口10を水
流路9にそれぞれ通じるので、室Bの分岐管3
0,30aに取付ける湯水混合栓4は、室Aと同
様のものをそのまま取付けられるように構成す
る。
前記ケーシング16に内装されている弁構造体
20は、前記湯入口17から湯弁座21及び弁体
22を経て導入された熱湯が感温体ケース23内
を通つて前記混合水出口19から混合室14に流
動する間に、その湯温に感応した感温体24が作
動して前記弁体22を湯弁座21側へ変位させ、
この動作によつて湯入口17の流入量を減じるの
と同時に、水弁座25を開放し該水弁座25に通
じる前記水入口18から冷水を導入し、この冷水
を前記熱湯と感温体ケース23の内部で合流して
適宜に混合させながら、混合室14へ流出して熱
湯との比率による適温に調節された混合水を吐出
管26又はシヤワーヘツド(図示省略)に通じる
管継ぎ手27に交互に供給するように構成されて
いる。
上記のように湯と水の配管が入り違つている場
合にのみ管継ぎ手1を使用すると、流路6は、給
湯源と湯水混合栓4の給流路8に、流路6′は、
給水源と湯水混合栓4の水流路9にそれぞれ連通
するので、前記室Bに取付ける湯水混合栓4の場
合にのみ管継ぎ手1を取付けることより、サーモ
スタツト方式の弁構造体20による制約された配
管の位置関係に拘束されることなく、湯水混合栓
を簡単に取付けて室A及び室B共通の給湯管28
及び給水管29から自動的に調節された適温の混
合水を同時に供給できる。
(効 果) この考案は、上記のように構成したので、次に
利点を有する。
(1) サーモスタツト方式の弁構造体を内装した湯
水混合栓と給湯源及び給水源に通じる配管が左
右入り違つている場合に管継ぎ手により連通さ
せるようにしたので、ホテル、マンシヨン又は
アパートなどのように隣接する室同志を仕切つ
た単一の壁に、室ごとの湯水の配管が共通に埋
設されていて、湯と水の配管が左右入り違つて
いる室又は単独の室で逆配管されている場合に
も湯水混合栓を配管の向きに関わりなく容易に
取付けることができる。
(2) 長手方向を上下に分離して湯流路と水流路に
なすと共に、両流路の反対側の端部に共通の入
口を設けたので、隣接する室同志を仕切つた壁
に埋設された共通の給湯管及び給水管に、同一
の構造及び同じ使い勝手にしたハンドルを有す
る湯水混合栓を取付ける際に、配管が左右入り
違つている場合のみ、管継ぎ手を介在させる簡
単な操作で両室に同一の湯水混合栓を取付けら
れるので、配管の向きによる付け間違いを確実
に防止できる。
(3) 従来のものと比較して、簡略な構造の管継ぎ
手により、共通の壁によつて仕切られた2室の
壁内に埋設された湯水の配管のうち、湯側と水
側が左右入り違つている場合のみ取付ければよ
いので、誤つた配管により施工のやり直しと
か、水側から熱湯の放出する危険を確実に防止
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、湯側及び水側が左右入り違つている
場合の管継ぎ手の取付け要領を示した湯水混合栓
の平断面図、第2図イは、本案管継ぎ手の平面
図、ロは、イに於けるX−X線の正断面図、第3
図イは、第2図イに於けるY−Y線の側断面図、
ロは、同じくZ−Z線の側断面図、第4図は、隣
接する室同志を仕切つた共有の壁内に埋設された
配管の側面斜視図、第5図は、第1図に於ける
Z′−Z′線の正断面図、第6図は、従来技術の説明
図である。 主要部分の符号の説明、1……管継ぎ手、2,
2′……連結管、4……湯水混合栓、6,6′……
流路、7……入口、8……湯流路、9……水流
路、10……出口、20……弁構造体、24……
感温体、28……給湯管、29……給水管、A,
B……室、D……壁。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 湯温に感応する感温体によつて混合水の温度
    を自動調整できるサーモスタツト方式の弁構造
    体を内装する湯水混合栓に於いて、該湯水混合
    栓の一側に前記弁構造体と平行し、かつ互いの
    端末を上下に喰違わせた湯流路及び水流路を設
    けると共に、湯流路と給湯源及び水流路と給水
    源を結ぶ間を管継ぎ手により接続し、該管継ぎ
    手の入口側を給湯源及び給水源に通じさせると
    共に、出口側を湯水混合栓の前記湯流路及び水
    流路に取付けることにより、共通の給湯管と給
    水管を埋設した壁をもつて仕切られた2室であ
    つて、その1室の左湯側、右水側の通常配管で
    ない右湯側、左水側の逆配管の地室の場合の
    み、前記管継ぎ手を湯水混合栓と連結管との間
    に介在させて正常に配管することを特徴とする
    サーモスタツト式混合水栓用管継ぎ手の構造。 (2) 中空で所要断面形状の流路を長手方向に併行
    に設けると共に両流路は、一端に湯の入口と水
    の出口を、他端に水の入口と湯の出口をそれぞ
    れ設けて給湯管と給水管が逆に配置されている
    配管の場合であつて、この逆の配管に、湯側、
    水側が通常にされている湯水混合栓を接続する
    ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1
    項記載の管継ぎ手。
JP9508583U 1983-06-20 1983-06-20 サ−モスタツト式混合水栓用管継ぎ手の構造 Granted JPS603369U (ja)

Priority Applications (1)

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JP9508583U JPS603369U (ja) 1983-06-20 1983-06-20 サ−モスタツト式混合水栓用管継ぎ手の構造

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JP9508583U JPS603369U (ja) 1983-06-20 1983-06-20 サ−モスタツト式混合水栓用管継ぎ手の構造

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Publication Number Publication Date
JPS603369U JPS603369U (ja) 1985-01-11
JPS6143030Y2 true JPS6143030Y2 (ja) 1986-12-05

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ID=30227248

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JP9508583U Granted JPS603369U (ja) 1983-06-20 1983-06-20 サ−モスタツト式混合水栓用管継ぎ手の構造

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2506662B2 (ja) * 1986-05-08 1996-06-12 松下電器産業株式会社 湯水混合装置

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JPS603369U (ja) 1985-01-11

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