JPS6142048Y2 - - Google Patents

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JPS6142048Y2
JPS6142048Y2 JP14614283U JP14614283U JPS6142048Y2 JP S6142048 Y2 JPS6142048 Y2 JP S6142048Y2 JP 14614283 U JP14614283 U JP 14614283U JP 14614283 U JP14614283 U JP 14614283U JP S6142048 Y2 JPS6142048 Y2 JP S6142048Y2
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JP
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cam
arm
ice
arms
water tray
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JP14614283U
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JPS6054067U (ja
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  • Production, Working, Storing, Or Distribution Of Ice (AREA)
  • Dry Shavers And Clippers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は下向きに開口した多数の製氷室を水皿
が閉塞した状態で、各製氷室に噴水して製氷を行
ない、製氷終了後に水皿を傾動して製氷室を開放
し該製氷室に凍結した氷を離脱せしめ、脱氷終了
後に水皿を製氷室の閉塞位置に復動せしめる所謂
逆セル型製氷機に関し、特に、水皿を傾復動させ
る駆動装置の一部を構成する駆動用カムの改良に
関するものである。
(ロ) 従来技術 一般に、この種の製氷機において、水皿を傾復
動させるための駆動装置は、水皿の両側に相対向
して位置した駆動カム及び従動カムと、両カムを
連結する連結シヤフトと、駆動カムに連結した出
力軸を有する正逆回転可能な駆動モータと、一端
を駆動カムに接続し他端を水皿に接続した第1の
コイル発条と、一端を従動カムに接続し他端を水
皿に接続した第2のコイル発条等によつて主構成
され、駆動モータの正逆回転に追随する前記両カ
ムの正逆回転に基づき水皿を傾復動する様にして
いる。
斯かる構造において、特に駆動カムには駆動モ
ータの出力軸、連結シヤフト、第1のコイル発条
が連結されており、更に水皿の傾動時に該水皿と
氷との剥り付きを解除するための剥離助成部が形
成されている等、駆動装置の中で最も重要な構成
要素であり、それ故に、駆動カムは水皿の傾復動
に際し、各連結部品及び水皿から方向が異なるさ
まざまな外力が作用する部品でもある。
従来の駆動カムは樹脂による一体成型ものが多
く、水皿の傾復動時にかかる外力に十分耐える事
ができず、各部品と連結部分に亀裂を生じ、遂に
は破損するに至る致命的な欠点を奏していた。ま
た、駆動カムが金属による成形品であると連結部
分の強度は増加する反面、カム自体が重量化し駆
動モータのトルクが増加して悪影響となるばかり
か、駆動カムによるスイツチ作動が円滑に行なわ
れない等の欠点を奏するものであつた。
(ハ) 考案の目的 本考案は駆動モータ等の連結部分及びスイツチ
等の被作動部品に悪影響を与える事なく円滑に動
作し、外力に十分耐える強度を持つた駆動用カム
を提供するものである。
(ニ) 考案の構成 本考案は基部に水皿と氷との剥離助成部を形成
し、水皿の所定の復動位置にて駆動モータ停止用
スイツチを作動する樹脂製の第1アームと、該ア
ームと逆方向に延出し水皿の所定の傾動位置にて
前記スイツチを作動する樹脂製の第2のアーム
と、前記第1及び第2のアームの樹脂成型時に両
アームの中間部分に一体化され、両アームと直交
状に駆動モータの出力軸用挿入穴及びこれと同軸
上に連結シヤフト用挿入穴を形成し、周囲に両ア
ームとの位置ずれ防止部を形成した硬質金属製の
ボス部によつて構成した逆セル型製氷機の駆動用
カム構造である。
(ホ) 実施例 第1図は本考案の逆セル型製氷機の一部を省略
した正面図、第2図は同じく一部を破断した側面
図、第3図は本考案の駆動用カムの斜視図、第4
図は同じく側面図、第5図は同じく一部を断面し
た正面図を示しており、1は下向きに開口した複
数の製氷室2を有し、上壁外面に冷凍系の蒸発パ
イプ3を接続した冷却器で、取付け具4を介して
平行した2本のアングル5A及び5Bに吊下支持
している。6は各製氷室2を下方から十分余裕を
もつて塞ぎ、表面には各製氷室2に対応する噴水
孔7及び戻り穴8を形成した水皿で、前方を除く
周壁6Aを表面より突出形成し、その後壁をアン
グル5A及び5Bに固定した一対の保持板9に渡
された回動軸10に取り付けられている。11は
水皿6の下部に固定された水タンク、12は水タ
ンク11内の水を送水管13、更に分配管14を
経て噴水孔8から各製氷室2へ循環せしめる循環
ポンプ、15は給水弁16を開いて水皿6の表面
に散水し、主に戻り穴8を介して水タンク11に
給水する散水器、17は正逆回転可能な駆動モー
タ18、駆動カム及び従動カム19及び20、第
1及び第2のコイル発条21及び22、そして連
結シヤフト23等によつて構成され、水皿6、水
タンク11及び循環ポンプ12等を含む傾復動部
材を傾動及び復動せしめる駆動装置である。
而して、前記駆動カム19は第3図、第4図及
び第5図に詳図する如く、基部に円弧状の水皿剥
離助成部24Aを形成し、端部に第1のコイル発
条21の係止突部24Bを形成した樹脂製の第1
のアーム24と、該アーム24と逆方向に延出し
た樹脂製の第2のアーム25と、駆動モータ18
の出力軸18Aの挿入用円穴26A、これと同軸
上に形成した連結シヤフト23の挿入用角穴26
B、そして円穴26Aと直交状に交差する2本の
平行した連結穴26Cを形成し、更に断面が楕円
形状で、周囲を凹溝と成した位置ずれ防止部26
Dを中間部分の外面に形成したステンレス等の硬
質金属製ボス部26より成り、ボス部26は第1
及び第2のアーム24及び25の樹脂成型時に両
アーム24及び25の中間部分にインサート成形
され、この際、ボス部26の各挿入穴26A及び
26Bは両アーム24及び25と直交状を成し、
連結穴26Cを形成した部分は露出するように考
慮される。また、従動カム20は駆動カム19の
第2のアーム25及び出力軸18Aの挿入用円穴
26Aに相当する構成を備えない形状を成す。
次に、以上の様に構成された駆動装置17の各
部品の取付けを以下に詳述すると、駆動カム19
が水皿6の前部側方に位置づけられるように、取
付け板27を介してアングル5Aに固定した駆動
モータ18の出力軸18Aをボス部26に形成し
た挿入用円穴26Aに挿入し、連結穴26Cから
スプリングピン(図示せず)を強挿してボス部2
6に出力軸18Aを連結する。前記連結シヤフト
23は両端部を角状に形成し、一端をボス部26
に形成した挿入用円穴26Bに挿嵌し、他端を駆
動カム19に対向し水皿6の他側方に位置づけら
れる前記従動カム20に連結され、更に中間部分
を前記各アングル5A及び5Bから吊下した支持
部材28A及び28Bに回転自在に支持されてい
る。また、前記第1のコイル発条21は第1のア
ーム24の係止部24Bに連結するとともに他端
を水皿6の側壁に連結しており、第2のコイル発
条22は一端を従動カム20のアーム20A端部
に連結するとともに他端を水皿6の他側壁に連結
している。また、アングル5Aには第1及び第2
のアーム24及び25の回動軌跡上にシーソー動
作するスイツチ片29Aを臨ませた駆動モータ1
8の停止用スイツチ29が取付けられている。
而して、水皿6が製氷室2を閉塞している停止
位置にあるとき、駆動カム19の第1のアーム2
4及び従動カム20のアーム20Aは上向きに位
置し、駆動カム19の第2のアーム25は下向き
に位置し、更に第1のアーム24の基部に形成し
た剥離助成部24Aは水皿6の周壁6A上面に接
触して位置している。この状態において製氷運転
を行ない各製氷室2に所定の氷が凍結して製氷運
転を終了すると、駆動モータ18に通電され該モ
ータ18は正回転し、駆動カム19は出力軸18
Aを介して反時計方向Aに回転し、この回転は連
結シヤフト23を介して従動カム20にも伝達さ
れる。これによつて駆動カム19の第1のアーム
24及び従動カム20のアーム20Aは徐々に下
向き方向に回動し、この回動初期において第1の
アーム24の基部に形成した剥離助成部24Aは
水皿6に下向きの力を加え、水皿6と氷との密着
を速やかに解除させ、水皿6の傾動を開始する。
そして、駆動カム19の第2のアーム25が上向
き位置まで回動し、この回動軌跡上に臨んだモー
タ停止用スイツチ29のスイツチ弁29Aを第2
のアーム25が作動すると、駆動モータ18は停
止され水皿6を第2図の二点鎖線で示す如く製氷
室2を開放した所定の傾動位置に停止せしめる。
この状態において、脱氷運転を行ない各製氷室2
から氷が離脱して脱氷運転を終了すると、再び駆
動モータ18に通電され該モータ18は今度は逆
回転し、駆動カム19は出力軸18Aを介して時
計方向Bに回転し、この回転は連結シヤフト23
を介して従動カム20に伝達される。これによつ
て駆動カム19の第1のアーム24及び従動カム
20は徐々に上向き方向に回動して水皿6の復動
を開始する。そして、駆動カム19の第1のアー
ム24が上向きの位置まで回動し、この回動軌跡
上に臨んだモータ停止用スイツチ29のスイツチ
片29Aを第1のアーム24が作動すると、駆動
モータ18は停止され水皿6を製氷室2を閉塞し
た所定の復動位置に停止せしめる。
以上説明した水皿6の傾復動動作において、駆
動カム19には連結シヤフト23を介して従動カ
ム20に回転を伝達するときの荷重、水皿剥離助
成部24Aが水皿6と氷との密着を解除するとき
の荷重等、その回転方向とは異方向の外力が加わ
り、この外力は出力軸18Aとボス部26、連結
シヤフト23とボス部26の連結部分に集中する
ものの硬質金属製のボス部26はこの外力に十分
耐え得ることができ、またスイツチ片29Aの作
動を行なう第1及び第2のアーム24及び25は
樹脂製であることから円滑なスイツチ作動を行な
うことができる。更に、両アーム24及び25と
ボス部26を別体部品で一体化するもボス部26
に形成した位置ずれ防止部26Dが効果的に作用
して、両アーム24及び25とボス部26との抜
け方向及び回り方向の位置ずれを確実に防止する
ことができる。
(ハ) 考案の効果 本考案の駆動モータの出力軸、連結シヤフトを
連結する硬質金属製のボス部と、駆動モータ停止
用スイツチを作動する樹脂製の第1及び第2のア
ームを一体化して成る駆動カムであるため、カム
の回動方向と異方向の外力に考案の効果は十分耐
え得ることができ、カムの強度が著しく向上し、
第1及び第2のアームによるスイツチ作動も円滑
に行なわれる利点を奏し、更に、両アームとボス
部を別体部品で構成してカム強度を向上させるも
ボス部に形成した位置ずれ防止部によつて両アー
ムとボス部との相対的位置ずれもなく高品質を維
持できる利点を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の逆セル型製氷機の一部を省略
した正面図、第2図は同じく一部を破断した側面
図、第3図は本考案の駆動用カムの斜視図、第4
図は同じく側面図、第5図は同じく一部を断面し
た正面図である。 19……駆動カム、24……第1のアーム、2
4A……水皿剥離助成部、25……第2のアー
ム、26……ボス部、26A……出力軸用挿入
穴、26B……連結シヤフト用挿入穴、26D…
…位置ずれ防止部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 下向きに開口した多数の製氷室を有する冷却器
    と、各製氷室を下方から閉塞する水皿を含んだ傾
    復動部材と、該傾復動部材の両側に相対向して位
    置した駆動カム及び従動カムと、該両カムを連結
    する連結シヤフトと、前記駆動カムに連結せる出
    力軸を有する正逆回転可能な駆動モータと、一端
    を前記閉塞に接続し他端を前記傾復動部材に接続
    した第1のコイル発条と、一端を前記従動カムに
    接続し他端を前記傾復動部材に接続した第2のコ
    イル発条を設けて成に、前記駆動モータの正逆回
    転に追随する前記両カムの正逆回転に基づき前記
    傾復動部材を傾復動する様にした逆セル型製氷機
    において、前記駆動カムは、前記第1の発条を端
    部に接続するとともに前記傾復動部材の所定の復
    動位置にて前記駆動モータを停止させるスイツチ
    を作動し、更に基部に前記水皿と氷との剥離助成
    部を形成した樹脂製の第1アームと、該アームと
    逆方向に延出し前記傾復動部材の所定の傾動位置
    にて前記スイツチを作動せしめる樹脂製の第2ア
    ームと、前記第1及び第2のアームの樹脂成型時
    に両アームの中間部分に一体化され、一側に両ア
    ームと直交状に前記出力軸挿入穴を形成し、他側
    に前記挿入穴と同軸上に前記連結シヤフト用挿入
    穴を形成し、周囲に両アームとの位置ずれ防止部
    を形成した硬質金属製のボス部によつて構成した
    事を特徴とする逆セル型製氷機の駆動用カム構
    造。
JP14614283U 1983-09-20 1983-09-20 逆セル型製氷機の駆動用カム構造 Granted JPS6054067U (ja)

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JP14614283U JPS6054067U (ja) 1983-09-20 1983-09-20 逆セル型製氷機の駆動用カム構造

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JP14614283U JPS6054067U (ja) 1983-09-20 1983-09-20 逆セル型製氷機の駆動用カム構造

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Publication Number Publication Date
JPS6054067U JPS6054067U (ja) 1985-04-16
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ID=30325387

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JP14614283U Granted JPS6054067U (ja) 1983-09-20 1983-09-20 逆セル型製氷機の駆動用カム構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100347023B1 (ko) * 1998-10-21 2002-11-18 엘지전자주식회사 냉장고의 얼음취출구 개폐장치

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JPS6054067U (ja) 1985-04-16

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