JPS6141974Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6141974Y2 JPS6141974Y2 JP1981135965U JP13596581U JPS6141974Y2 JP S6141974 Y2 JPS6141974 Y2 JP S6141974Y2 JP 1981135965 U JP1981135965 U JP 1981135965U JP 13596581 U JP13596581 U JP 13596581U JP S6141974 Y2 JPS6141974 Y2 JP S6141974Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuel
- passage
- slow speed
- decompression chamber
- throttle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000446 fuel Substances 0.000 claims description 38
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 claims description 17
- 230000006837 decompression Effects 0.000 claims description 12
- 239000006200 vaporizer Substances 0.000 claims description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 241000234435 Lilium Species 0.000 description 1
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 1
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 1
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、LPG気化装置における緩速用燃料供
給装置に関する。
給装置に関する。
従来、この種の装置としては実開昭54−25915
号公報にみられるような装置がある。今これを本
考案の実施例である第１図をかりて説明する。１
次減圧室１と２次減圧室２を有し、２次減圧室２
に主燃料路３を設け、１次減圧室１に緩速用燃料
路９を設け、前記主燃料路３に主燃料絞り４を設
けると共に該燃料絞り４の上流側及び下流側に緩
速用燃料の噴出口１１ａ，１２ａを設け、前記緩
速用燃料路９よりの燃料を、切替バルブ１０を介
して前記燃料絞り４の上流側及び下流側の噴出口
１１ａ，１２ａに各通路１１，１２を通じて分岐
供給するように形成し、スロツトルバルブ７の開
作動により、切替バルブ１０を、上流側の噴出口
１２ａよりの燃料流出量を漸次増大させると共に
下流側の噴出口１１ａよりも燃料流出量を漸次減
少させるように作動させるものがある。この装置
は第２図に示す如く、緩速用燃料を主燃料絞り４
の下流側から上流側にスムーズに切替えるため、
アイドル時スロツトルに連動した切替バルブを一
定量上流側に流れるようにセツトしていたが、ス
ロツトル全閉よりわずかな開度内での切替バルブ
を介しての流量制御のため、走行距離とともにス
ロツトル連結部等の摩耗により初期流量セツト値
がずれ、設定特性が変化する場合がある。そのた
め切替のバランスがくずれ、緩加速時、燃料の応
答遅れとなり適正な空燃比が得られない欠点があ
つた。
号公報にみられるような装置がある。今これを本
考案の実施例である第１図をかりて説明する。１
次減圧室１と２次減圧室２を有し、２次減圧室２
に主燃料路３を設け、１次減圧室１に緩速用燃料
路９を設け、前記主燃料路３に主燃料絞り４を設
けると共に該燃料絞り４の上流側及び下流側に緩
速用燃料の噴出口１１ａ，１２ａを設け、前記緩
速用燃料路９よりの燃料を、切替バルブ１０を介
して前記燃料絞り４の上流側及び下流側の噴出口
１１ａ，１２ａに各通路１１，１２を通じて分岐
供給するように形成し、スロツトルバルブ７の開
作動により、切替バルブ１０を、上流側の噴出口
１２ａよりの燃料流出量を漸次増大させると共に
下流側の噴出口１１ａよりも燃料流出量を漸次減
少させるように作動させるものがある。この装置
は第２図に示す如く、緩速用燃料を主燃料絞り４
の下流側から上流側にスムーズに切替えるため、
アイドル時スロツトルに連動した切替バルブを一
定量上流側に流れるようにセツトしていたが、ス
ロツトル全閉よりわずかな開度内での切替バルブ
を介しての流量制御のため、走行距離とともにス
ロツトル連結部等の摩耗により初期流量セツト値
がずれ、設定特性が変化する場合がある。そのた
め切替のバランスがくずれ、緩加速時、燃料の応
答遅れとなり適正な空燃比が得られない欠点があ
つた。
本考案は前記の欠点を解消することを目的とす
るもので、すなわち、第１図に示すように前記従
来装置に加えて、切替え装置１４内に、前記緩速
用燃料路９と上流側噴出口１２ａの通路１２のみ
を連通するバイパス通路１３を切換バルブ１０に
干渉されない位置に設けたものである。図中５は
ベンチユリ部、６は混合器を示す。
るもので、すなわち、第１図に示すように前記従
来装置に加えて、切替え装置１４内に、前記緩速
用燃料路９と上流側噴出口１２ａの通路１２のみ
を連通するバイパス通路１３を切換バルブ１０に
干渉されない位置に設けたものである。図中５は
ベンチユリ部、６は混合器を示す。
以上のようであるから、アイドル時等のスロツ
トル開度が微少開度時には、切替バルブ１０が、
図示の如く、下流側の通路１１の開口部１１ｂを
大きく開口し、上流側の通路１２の開口部１２ｂ
を小さく開口するので、１次減圧室１から絞り８
を通り調量された緩速用燃料の大部分は下流側の
通路１１を通り下流側の噴出口１１ａより噴出さ
れる。また同時に緩速用燃料の一部は、バイパス
通路１３より通路１２に流入し、該通路１２を通
つて上流側噴出口１２ａより噴出する。
トル開度が微少開度時には、切替バルブ１０が、
図示の如く、下流側の通路１１の開口部１１ｂを
大きく開口し、上流側の通路１２の開口部１２ｂ
を小さく開口するので、１次減圧室１から絞り８
を通り調量された緩速用燃料の大部分は下流側の
通路１１を通り下流側の噴出口１１ａより噴出さ
れる。また同時に緩速用燃料の一部は、バイパス
通路１３より通路１２に流入し、該通路１２を通
つて上流側噴出口１２ａより噴出する。
次にスロツトルバルブ７を順次開放していく
と、切替バルブ１０は。図示において上動し、下
流側の通路１１の開口部１１ｂの開口量を減少さ
せると同時に上流側の通路１２の開口部１２ｂの
開口量を増大させる。これにより下流側の噴出口
１１ａよりも噴出量は減少され、上流側の噴出口
１２ａよりの噴出量は増大させられる。さらにス
ロツトツバルブ７を開放していくと、切替バルブ
１０はさらに上動し、下流側の通路１１の開口部
１１ｂは開口して噴出口１１ａよりも燃料噴出は
遮断され、上流側の通路１２の開口部１２ｂは全
開して、緩速用燃料は全て上流側の噴出口１２ａ
より噴出する。このような緩速用燃料の噴出流量
特性は第３図に示すようになる。
と、切替バルブ１０は。図示において上動し、下
流側の通路１１の開口部１１ｂの開口量を減少さ
せると同時に上流側の通路１２の開口部１２ｂの
開口量を増大させる。これにより下流側の噴出口
１１ａよりも噴出量は減少され、上流側の噴出口
１２ａよりの噴出量は増大させられる。さらにス
ロツトツバルブ７を開放していくと、切替バルブ
１０はさらに上動し、下流側の通路１１の開口部
１１ｂは開口して噴出口１１ａよりも燃料噴出は
遮断され、上流側の通路１２の開口部１２ｂは全
開して、緩速用燃料は全て上流側の噴出口１２ａ
より噴出する。このような緩速用燃料の噴出流量
特性は第３図に示すようになる。
以上のように本考案にあつては、バイパス通路
１３を設けたことにより、経年による部品の摩耗
等によりスロツトルバルブ７と切替バルブ１０の
セツト位置にわずかの変動があつても、アイドル
時等の緩速時における緩速用燃料の上流側への供
給量を一定に保持して流量変化を少なくすること
ができ、燃料の応答遅れを防止して適正な空燃比
を保持できる特長がある。
１３を設けたことにより、経年による部品の摩耗
等によりスロツトルバルブ７と切替バルブ１０の
セツト位置にわずかの変動があつても、アイドル
時等の緩速時における緩速用燃料の上流側への供
給量を一定に保持して流量変化を少なくすること
ができ、燃料の応答遅れを防止して適正な空燃比
を保持できる特長がある。
その上バイパス通路は切替装置内に設けられて
いるから、別に配管を必要としない利点がある。
いるから、別に配管を必要としない利点がある。
第１図は本考案の実施例を示す断面図、第２図
は従来構造による緩速用燃料量の特性図、第３図
は本考案による緩速用燃料量の特性図を示す。 １……１次減圧室、２……２次減圧室、３……
主燃料路、４……主燃料絞り、７……スロツトル
バルブ、９……緩速用燃料路、１０……切替バル
ブ、１１……下流側の通路、１１ａ……下流側の
噴出口、１１ｂ……開口部、１２……上流側の通
路、１２ａ……上流側の噴出口、１２ｂ……開口
部、１３……バイパス通路。
は従来構造による緩速用燃料量の特性図、第３図
は本考案による緩速用燃料量の特性図を示す。 １……１次減圧室、２……２次減圧室、３……
主燃料路、４……主燃料絞り、７……スロツトル
バルブ、９……緩速用燃料路、１０……切替バル
ブ、１１……下流側の通路、１１ａ……下流側の
噴出口、１１ｂ……開口部、１２……上流側の通
路、１２ａ……上流側の噴出口、１２ｂ……開口
部、１３……バイパス通路。
Claims (1)
- １次減圧室１と２次減圧室２を有し、２次減圧
室２とベンチユリー部５とをつないだ主燃料路３
の中途に主燃料絞り４を設け、１次減圧室１から
の緩速用燃料を、緩速用燃料路９によりスロツト
ルバルブ７に連動させた切替バルブの内蔵した切
替え装置を介して上記主燃料絞り４の上流側と下
流側に分岐供給するようにしたものにおいて、上
記切替え装置１４には、上流側通路１２の開口部
１２ｂと下流側通路１１の開口部１１ｂを有する
上に、切換バルブ１０に干渉されない上記両開口
部１１ｂ，１２ｂの中間位置に開口して前記上流
側通路１２にのみ連通するバイパス通路１３を設
けたことを特徴とするLPG気化装置における緩速
用燃料供給装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13596581U JPS5840546U (ja) | 1981-09-11 | 1981-09-11 | Ｌｐｇ気化装置における緩速用燃料供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13596581U JPS5840546U (ja) | 1981-09-11 | 1981-09-11 | Ｌｐｇ気化装置における緩速用燃料供給装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5840546U JPS5840546U (ja) | 1983-03-17 |
| JPS6141974Y2 true JPS6141974Y2 (ja) | 1986-11-28 |
Family
ID=29929311
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13596581U Granted JPS5840546U (ja) | 1981-09-11 | 1981-09-11 | Ｌｐｇ気化装置における緩速用燃料供給装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5840546U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0422551Y2 (ja) * | 1987-09-30 | 1992-05-22 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5425915B2 (ja) * | 1975-04-15 | 1979-08-31 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS608135Y2 (ja) * | 1977-07-22 | 1985-03-20 | 愛三工業株式会社 | Ｌｐｇ気化装置における緩速用燃料供給機構 |
| JPS5583243U (ja) * | 1978-11-30 | 1980-06-09 |
-
1981
- 1981-09-11 JP JP13596581U patent/JPS5840546U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5425915B2 (ja) * | 1975-04-15 | 1979-08-31 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5840546U (ja) | 1983-03-17 |
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