JPS6141656Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6141656Y2 JPS6141656Y2 JP1983065062U JP6506283U JPS6141656Y2 JP S6141656 Y2 JPS6141656 Y2 JP S6141656Y2 JP 1983065062 U JP1983065062 U JP 1983065062U JP 6506283 U JP6506283 U JP 6506283U JP S6141656 Y2 JPS6141656 Y2 JP S6141656Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drive
- wheels
- driven
- shaft
- pillow
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000003638 chemical reducing agent Substances 0.000 claims description 11
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 241000251468 Actinopterygii Species 0.000 description 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 230000000452 restraining effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Platform Screen Doors And Railroad Systems (AREA)
- Toys (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の利用分野〕
本考案は、走行する一対の軌条の中間に案内軌
条を設け、この案内軌条を曲線部で外軌側に変位
させた軌道を走行する軌道車輛の改良に関する。
条を設け、この案内軌条を曲線部で外軌側に変位
させた軌道を走行する軌道車輛の改良に関する。
このような案内軌条を有する軌道を走行する軌
道車輛の従来のものは、案内輪の位置を前軸と後
軸とで反対方向に突出するように取付けていたた
め、複数の案内軌条を必要とし、軌条間の狭い軌
道の場合、案内軌条を敷設が困難であつた。
道車輛の従来のものは、案内輪の位置を前軸と後
軸とで反対方向に突出するように取付けていたた
め、複数の案内軌条を必要とし、軌条間の狭い軌
道の場合、案内軌条を敷設が困難であつた。
また、自走式の走行装置は、デイフアレンシヤ
ルギヤを用いた差動機構のため、左右の車輪を軸
は通し軸でなく、数十トンもの重荷重を積載する
ためには機構的に大きくなり過ぎ、一般に使用さ
れている軌間を走行する車輛の車輪間に装備する
ことが困難であるという欠点があつた。
ルギヤを用いた差動機構のため、左右の車輪を軸
は通し軸でなく、数十トンもの重荷重を積載する
ためには機構的に大きくなり過ぎ、一般に使用さ
れている軌間を走行する車輛の車輪間に装備する
ことが困難であるという欠点があつた。
本考案は、前述した従来のものにおける欠点を
除去し、曲線部で外軌側に変位させた1本の案内
軌条を有効に活用し、数十トンの重荷重を積載
し、曲率の小さい曲線部を容易に走行でき、しか
も車輪の摩耗を減少せしめるようにした軌道車輛
を提供することを目的としてなされたものであ
る。
除去し、曲線部で外軌側に変位させた1本の案内
軌条を有効に活用し、数十トンの重荷重を積載
し、曲率の小さい曲線部を容易に走行でき、しか
も車輪の摩耗を減少せしめるようにした軌道車輛
を提供することを目的としてなされたものであ
る。
本考案は車体台枠の進行方向前後に夫々軸支さ
れた二つの枕梁と、各枕梁の一方に支承された駆
動軸と、前記枕梁の他方に支承された従動軸と、
前記駆動軸に固着された駆動輪と、この駆動輪と
間隔をもつて配置され前記駆動軸に回転自在に軸
支された従動輪と、前記従動輪と駆動輪と同じ間
隔で前記従動軸に嵌着された一対の従動輪と、前
記駆動輪及び従動輪と走行を案内する二条の走行
軌条と、この二条の走行軌条の間に敷設された曲
線部では外径側に変位する案内軌条と、前記二つ
の枕梁の進行方向前側に夫々位置し先端部に前記
案内軌条と係合して転動する案内輪を有して前記
各枕梁の向きを変える操舵アームと、減速機と駆
動用電動機とよりなり前記駆動輪を駆動する駆動
装置とを備えてなる軌道車輛において、前記駆動
装置を前記駆動軸側の操舵アームと一体に形成す
ると共に、前記減速機の出力側を前記駆動軸に釣
掛けるようにしたのである。
れた二つの枕梁と、各枕梁の一方に支承された駆
動軸と、前記枕梁の他方に支承された従動軸と、
前記駆動軸に固着された駆動輪と、この駆動輪と
間隔をもつて配置され前記駆動軸に回転自在に軸
支された従動輪と、前記従動輪と駆動輪と同じ間
隔で前記従動軸に嵌着された一対の従動輪と、前
記駆動輪及び従動輪と走行を案内する二条の走行
軌条と、この二条の走行軌条の間に敷設された曲
線部では外径側に変位する案内軌条と、前記二つ
の枕梁の進行方向前側に夫々位置し先端部に前記
案内軌条と係合して転動する案内輪を有して前記
各枕梁の向きを変える操舵アームと、減速機と駆
動用電動機とよりなり前記駆動輪を駆動する駆動
装置とを備えてなる軌道車輛において、前記駆動
装置を前記駆動軸側の操舵アームと一体に形成す
ると共に、前記減速機の出力側を前記駆動軸に釣
掛けるようにしたのである。
以下、本考案を図面に示す実施例により説明す
る。
る。
本考案に係る軌道車輛の車体台枠1の下部には
旋回軸受2A,2Bの外輪3がボルト5により固
定されており、この旋回軸受2A,2Bの内輪4
には、それぞれ枕梁6A,6Bがボルト7により
固定されている。前記枕梁6A,6Bは、第4図
および第6図に示すように、それぞれ間隙gをも
つて左右一対の軸箱8A,8Bに係合しており、
これらの枕梁6および軸箱8間にはコイルばね9
が介装されている。前記枕梁6A側の前記左右一
対の軸箱8A,8B間にはスペーサ10を介して
減速機11が配設されており、この減速機11の
出力側である最終段歯車12は前記軸箱8A,8
Bの軸受13に支持されている駆動軸14に嵌着
されて釣掛けられている。前記駆動軸14の一端
部には駆動輪15が嵌着され、他端部には軸受1
6を介して従動輪17が嵌着され、車輪15,1
7間の間隔は走行軌条18A,18B間の間隔と
等しくされている。なお、減速機11の両側にも
軸受19が配設されており、また、軸受13と駆
動輪15、軸受13と軸受16の間にもスペーサ
10が介装され、かつ従動輪17の軸受16の抜
け止め用の抑え板20が駆動軸14の端面に固着
されている。
旋回軸受2A,2Bの外輪3がボルト5により固
定されており、この旋回軸受2A,2Bの内輪4
には、それぞれ枕梁6A,6Bがボルト7により
固定されている。前記枕梁6A,6Bは、第4図
および第6図に示すように、それぞれ間隙gをも
つて左右一対の軸箱8A,8Bに係合しており、
これらの枕梁6および軸箱8間にはコイルばね9
が介装されている。前記枕梁6A側の前記左右一
対の軸箱8A,8B間にはスペーサ10を介して
減速機11が配設されており、この減速機11の
出力側である最終段歯車12は前記軸箱8A,8
Bの軸受13に支持されている駆動軸14に嵌着
されて釣掛けられている。前記駆動軸14の一端
部には駆動輪15が嵌着され、他端部には軸受1
6を介して従動輪17が嵌着され、車輪15,1
7間の間隔は走行軌条18A,18B間の間隔と
等しくされている。なお、減速機11の両側にも
軸受19が配設されており、また、軸受13と駆
動輪15、軸受13と軸受16の間にもスペーサ
10が介装され、かつ従動輪17の軸受16の抜
け止め用の抑え板20が駆動軸14の端面に固着
されている。
減速機11には走行装置の操舵アーム21が突
設されており、このアーム21には案内軌条22
の両側に当接する一対の案内輪23A,23B
と、案内軌条22の上面に当接し、減速機11の
荷重を一部負坦する案内輪24がそれぞれ転動自
在に取付けられている。すなわち、第5図に詳示
するように、案内輪23A,23B,24はそれ
ぞれアーム21に固定した軸25に金属スリーブ
26を介して転動自在に装着されている。また、
減速機11には駆動用電動機27と、停止時のド
ラムブレーキ装置28とが一体に接続されてお
り、走行駆動装置を構成している。
設されており、このアーム21には案内軌条22
の両側に当接する一対の案内輪23A,23B
と、案内軌条22の上面に当接し、減速機11の
荷重を一部負坦する案内輪24がそれぞれ転動自
在に取付けられている。すなわち、第5図に詳示
するように、案内輪23A,23B,24はそれ
ぞれアーム21に固定した軸25に金属スリーブ
26を介して転動自在に装着されている。また、
減速機11には駆動用電動機27と、停止時のド
ラムブレーキ装置28とが一体に接続されてお
り、走行駆動装置を構成している。
前記旋回軸受2B側の軸受8A,8Bには従動
軸29が支持されており、この従動軸29の両端
部には従動輪17,17が嵌着されている。ま
た、従動軸29の中央部には従台車枠30が位置
しており、この従台車枠30には、前記操舵アー
ム21と同方向に突出する走行装置の操舵アーム
31が突設されている。そして、この操舵アーム
31にも案内輪23A,23B,24が取付けら
れている。
軸29が支持されており、この従動軸29の両端
部には従動輪17,17が嵌着されている。ま
た、従動軸29の中央部には従台車枠30が位置
しており、この従台車枠30には、前記操舵アー
ム21と同方向に突出する走行装置の操舵アーム
31が突設されている。そして、この操舵アーム
31にも案内輪23A,23B,24が取付けら
れている。
前述した構成によれば、軌道車輛が自走する場
合、車体台枠1に設けられている集電装置(図示
せず)により地上側から給電を受け、駆動用電動
機27を駆動すると、減速機11を介して駆動軸
14が回転し、駆動輪15が回転して走行する。
合、車体台枠1に設けられている集電装置(図示
せず)により地上側から給電を受け、駆動用電動
機27を駆動すると、減速機11を介して駆動軸
14が回転し、駆動輪15が回転して走行する。
したがつて、軌道の曲線部においては、第7図
に示すように、走行軌条18A,18Bを走行す
る駆動輪15、従動輪17の軸心が常に曲率半径
の中心Oに一致するように案内軌条22を距離Δ
Rだけ外側の走行軌条18B側に変位させること
により、車輪15,17の横すべりを防止し、車
輪15,17の摩耗が少ない状態で曲率半径の小
さな曲率部を走行することができる。また、駆動
軸14の従動輪17は軸受16を介して支持され
ているので、差動歯車と同様の機能発揮し得る。
に示すように、走行軌条18A,18Bを走行す
る駆動輪15、従動輪17の軸心が常に曲率半径
の中心Oに一致するように案内軌条22を距離Δ
Rだけ外側の走行軌条18B側に変位させること
により、車輪15,17の横すべりを防止し、車
輪15,17の摩耗が少ない状態で曲率半径の小
さな曲率部を走行することができる。また、駆動
軸14の従動輪17は軸受16を介して支持され
ているので、差動歯車と同様の機能発揮し得る。
なお、前記変位距離ΔRは
ΔR=(l2+R2)1/2−R
から導かれる。ここに、lは車輪15,17と案
内輪23A,23Bとの距離、Rは曲率半径の中
心から案内軌条22までの距離である。
内輪23A,23Bとの距離、Rは曲率半径の中
心から案内軌条22までの距離である。
また、走行駆動装置を車体台枠1や枕梁6Aに
支持せずに操舵アーム21と一体に形成して減速
機11の出力側を駆動軸14に釣掛けるようにし
たので、駆動力の反力が枕梁6Aや車体台枠1を
回転させるようなことはなく、駆動軸14と従動
軸29間の軸重移動はないので安定した走行が行
え、曲率の小さい曲線部の走行を容易にすること
ができる。
支持せずに操舵アーム21と一体に形成して減速
機11の出力側を駆動軸14に釣掛けるようにし
たので、駆動力の反力が枕梁6Aや車体台枠1を
回転させるようなことはなく、駆動軸14と従動
軸29間の軸重移動はないので安定した走行が行
え、曲率の小さい曲線部の走行を容易にすること
ができる。
本考案に係る軌道車輛は、前述したように、1
個の車輪のみを駆動するようにし、駆動装置と操
舵アームとを一体に形成して減速機を駆動軸に釣
掛けたため、曲線部で変位させた案内軌条を有効
に活用して脱線することなく曲線部を容易に走行
でき、しかも車輪の摩耗を減少することができと
いう優れた効果を達成する。
個の車輪のみを駆動するようにし、駆動装置と操
舵アームとを一体に形成して減速機を駆動軸に釣
掛けたため、曲線部で変位させた案内軌条を有効
に活用して脱線することなく曲線部を容易に走行
でき、しかも車輪の摩耗を減少することができと
いう優れた効果を達成する。
第1図は本考案に係る軌道車輛の実施例を示す
側面図、第2図は第1図の一部破断平面図、第3
図は第1図の−線による断面図、第4図は第
3図の−線による相当部分の断面図、第5図
は第4図の矢印による矢視図、第6図は第2図
の−線による断面図、第7図は第1図の車輛
の曲線部走行時の略図である。 14……駆動軸、15……駆動輪、17……従
動輪、18A,18B……走行軌条、22……案
内軌条、23A,23B,24……案内輪、29
……従動軸。
側面図、第2図は第1図の一部破断平面図、第3
図は第1図の−線による断面図、第4図は第
3図の−線による相当部分の断面図、第5図
は第4図の矢印による矢視図、第6図は第2図
の−線による断面図、第7図は第1図の車輛
の曲線部走行時の略図である。 14……駆動軸、15……駆動輪、17……従
動輪、18A,18B……走行軌条、22……案
内軌条、23A,23B,24……案内輪、29
……従動軸。
Claims (1)
- 車体台枠の進行方向前後に夫々軸支された二つ
の枕梁と、各枕梁の一方に支承された駆動軸と、
前記枕梁の他方に支承された従動軸と、前記駆動
軸に固着された駆動輪と、この駆動輪と間隔をも
つて配置され前記駆動輪に回転自在に軸支された
従動輪と、前記従動輪と駆動輪と同じ間隔で前記
従動輪に嵌着された一対の従動輪と、前記駆動輪
及び従動輪の走行を案内する二条の走行軌条と、
この二条の走行軌条の間に敷設され曲線部では外
径側に変位する案内軌条と、前記二つの枕梁の進
行方向前側に夫々位置し先端部に前記案内軌条と
係合して転動する案内輪を有して前記各枕梁の向
きを変える操舵アームと、減速機と駆動用電動機
とよりなり前記駆動輪を駆動する駆動装置とを備
えてなる軌道車輛において、前記駆動装置を前記
駆動軸側の操舵アームと一体に形成すると共に、
前記減速機の出力側を前記駆動軸に釣掛けるよう
に構成したことを特徴とする軌道車輛。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6506283U JPS59184265U (ja) | 1983-05-02 | 1983-05-02 | 軌道車輛 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6506283U JPS59184265U (ja) | 1983-05-02 | 1983-05-02 | 軌道車輛 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59184265U JPS59184265U (ja) | 1984-12-07 |
JPS6141656Y2 true JPS6141656Y2 (ja) | 1986-11-27 |
Family
ID=30195255
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6506283U Granted JPS59184265U (ja) | 1983-05-02 | 1983-05-02 | 軌道車輛 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59184265U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53142715A (en) * | 1977-05-16 | 1978-12-12 | Toshiba Corp | Carrying car |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5111175Y2 (ja) * | 1971-06-16 | 1976-03-25 |
-
1983
- 1983-05-02 JP JP6506283U patent/JPS59184265U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53142715A (en) * | 1977-05-16 | 1978-12-12 | Toshiba Corp | Carrying car |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59184265U (ja) | 1984-12-07 |
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