JPS6141478B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6141478B2
JPS6141478B2 JP52038737A JP3873777A JPS6141478B2 JP S6141478 B2 JPS6141478 B2 JP S6141478B2 JP 52038737 A JP52038737 A JP 52038737A JP 3873777 A JP3873777 A JP 3873777A JP S6141478 B2 JPS6141478 B2 JP S6141478B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
shift register
optical
electrode
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP52038737A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS53124028A (en
Inventor
Naryuki Ochi
Eiji Hayashi
Yasuo Nakada
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP3873777A priority Critical patent/JPS53124028A/ja
Publication of JPS53124028A publication Critical patent/JPS53124028A/ja
Publication of JPS6141478B2 publication Critical patent/JPS6141478B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、電荷転送素子構成による固体撮像装
置特にカラー固体撮像装置に適用して好適な固体
撮像装置に係わる。
カラー固体撮像装置において、各色信号、及び
輝度信号を1つの撮像素子によつて撮像するいわ
ゆる1チツプ方式による固体撮像装置がある。こ
のような1チツプ方式による固体撮像装置は、そ
の1つのチツプ内、即ち、1つの撮像素子内の絵
素、即ち、受光部を、2種以上の色の信号或いは
これらの輝度信号を得るための絵素として分担す
るので、各色の信号或いはこれらと輝度信号の絵
素数は必然的に小となつて解像度が低下する。
そこで、その解像度を上げるために、2チツプ
方式、或いは3チツプ方式がとられる。ところが
このような2チツプ方式、或いは3チツプ方式に
よる場合、被撮像光学像を2種以上の光学像に分
解する色分解光学系を必要とする。
第1図は、2チツプ方式のカラー固体撮像装置
の原理的構成を示すもので、この場合、被撮像光
学像1を例えばテーキングレンズ2を通じて1つ
の反射面(ミラー3a)を有するダイクロイツク
ミラー又は、ハーフミラーのような分解光学系3
によつて、2つの光学像4A及び4Bに分解す
る。例えば、ミラー3aとして緑の波長の光を透
過し、赤及び青の波長の光を反射するダイクロイ
ツクミラーを用いて、光学像4Aが緑の光学像、
光学像4Bが赤及び青の波長の光からなる光学像
となるようにする。そして、これら光学像4A及
び4Bを、夫々別体の固体撮像素子5A及び5B
によつて撮像する。ここに、一方の撮像素子5A
は、単色即ち緑の光学像を各受光部において受光
してこの光学パターンに応じた電気信号を得るよ
うにし、他方の撮像素子5Bは、例えば1つ置き
の受光部に青及び赤のフイルタを介して各色に関
する受光をなし、同一素子5B即ち1チツプで順
次青及び赤の光学パターンに応じた電気信号を得
るようになされる。
ところがこの場合、一方の光学像4Aは、分解
光学系3のミラー3aを透過した像(本明細書で
は、これを正像という)であるに比し、他方の光
学像4Aはミラー3aによつて1回、即ち奇数回
反射して得られた鏡像となる。即ち、今像4Aに
対し像4Bを垂直方向(例えば上下方向)に関し
て一致させれば、像4Bは像4Aに対し水平方向
(左右方向)に関して互に逆関係となる。或い
は、像4Aに対し像4Bを水平方向に対し一致さ
せれば、垂直方向に関して互に逆関係となつてし
まう。そこで、これら各像4A及び4Bが互に一
致する像となすには、一方の像4A又は4Bをミ
ラーでもう一度反転させるか、或いは、これら像
4A及び4Bを撮像する各撮像素子5A又は5B
の何れかを光学パターンを上下又は左右反転して
電気信号に変換してとり出す構造のものを用いる
必要がある。ところがこのように、一方の光学像
を更に光学的に反転させることは、装置の光学系
が増加し、装置の大型化と重量の増大化を招き、
更に光量の損失を招く。また、撮像体5A又は5
Bの何れかによつてその反転を行うようにする場
合は従来、一般の撮像素子では、その像の反転機
能を有していないので2種の撮像素子を製造する
必要が生じ、煩雑な撮像素子の製造工程が更に倍
加することになり、コスト高を招く。
第2図は3チツプ方式のカラー固体撮像装置の
原理的構成を示すもので、この場合においても、
被撮像光学像1を、例えばテーキングレンズ2を
通じて分解光学系3に導くが、この場合、この分
解光学系3は、2つのダイクロツクミラー或いは
ハーフミラーより成る反射面(ミラー)3a及び
3bを有し、これらミラー3a及び3bによつて
3つの光学像、例えば赤、緑及び青の各光学像4
A,4B及び4Cに分解して、各光学像4A,4
B及び4Cを夫々別体の撮像素子5A,5B及び
5Cによつて撮像する。即ち各光学像4A,4B
及び4Cの光学パターンを電気信号に変換する。
このような3つの撮像素子5A,5B及び5Cを
用いる3チツプ方式のカラー固体撮像装置におい
ても、その3つの光学像4A,4B及び4Cの何
れか2つが正像と鏡像の関係を有することになる
ので、前述した2チツプ方式による固体撮像装置
におけると同様の欠点を招来する。
更にその理解を容易にするため従来の固体撮像
素子の基本構成について説明する。この固体撮像
素子には、一般にインターライントランスフア方
式によるものとフレームトランスフア方式による
ものがある。
インターライントランスフア方式による固体撮
像装置は、第3図に示すように、共通の半導体基
体例えばシリコン基体上に夫々絵素となる複数の
受光部11が水平(行)方向及び垂直(列)方向
に配列され、各列の受光部11の1側には、電荷
転送素子、例えばCCD(チヤージカプルドデバ
イス:電荷結合素子)構成を有する垂直シフトレ
ジスタ12が配置され、各シフトレジスタ12の
一端には同様にCCD構成を有する共通の水平シ
フトレジスタ13が設けられて成る。垂直シフト
レジスタ12は、これに隣り合う各受光部11に
対応して設けられた転送部を有し、各受光部11
にその受光量に応じて生じた少数キヤリアを、
夫々各垂直ライン毎に、対応する垂直シフトレジ
スタ12の対応する転送部に転送し、そしてこれ
ら各シフトレジスタ12において各転送部の電荷
を順次隣り合う他の転送部へと転送することによ
つて順次水平シフトレジスタ13へと転送(シフ
ト)し、この水平シフトレジスタの出力端子tよ
り1水平ライン毎に順次その信号をとり出すよう
になされている。尚、この場合、夫々CCD構成
を有するシフトレジスタ12及び13において、
その表面準位やトラツプによる転送効率の低下を
防止するために夫々これらに対して少数キヤリア
を供給するキヤリア供給源14及び15を設け、
これらによりバツクグランドとしての電荷を供給
し、いわゆるフアツトゼロ(fat zero)モードを
得ている。16はシフトレジスタ13の信号電荷
の検出回路即ち出力回路である。
一方、フレームトランスフア方式による固体撮
像装置は第4図に示すように、撮像パターンに応
じた即ち受光量に応じた電荷パターンを得るイメ
ージ部21と、このイメージ部21よりの電荷パ
ターンを一旦蓄積する蓄積部22と、この蓄積部
22よりの信号を順次出力端子tに転送する
CCD構成によるシフトレジスタ23とより成
る。イメージ部21は、比処において受光をなす
と共に、この受光量に応じて生じた電荷(キヤリ
ア)を垂直方向にシフトし、蓄積部22へと転送
するCCD構成を有する垂直シフトレジスタ24
が配列されて成る。蓄積部22は、夫々CCD構
成を有し、イメージ部21のシフトレジスタ24
に対応して設けられた垂直シフトレジスタ25を
有し、イメージ部21と、蓄積部22とは、殆ん
ど同一の構成となされるが、蓄積部22は、その
表面を遮光体によつて覆われる。そして、この場
合においても、イメージ部21の各シフトレジス
タ24に少数キヤリアを供給するフアツトゼロ用
のキヤリア供給源26が設けられ、水平シフトレ
ジスタ23の一端には同様にフアツトゼロ用の少
数キヤリア供給源27が設けられる。28はシフ
トレジスタ23の出力側に設けられた信号電荷に
よる出力の検出回路である。
尚、フアツトゼロ用の少数キヤリア供給源15
又は27としては、種々の構成のものが提案され
ている。第5図、第6図及び第7図は夫々3相ク
ロツク型のCCDより成る水平シフトレジスタ1
3又は23に対して設けられたフアツトゼロ用の
少数キヤリア供給源の各例を示す。図示の例では
P型の半導体基体30上にSiO2等より成る絶縁
層31を介して3相のクロツクφ,φ,φ
が印加される3組の転送電極32A,32B,3
2Cが順次配列されて成る構成を有する。第5図
に示す例においては、シフトレジスタ13又は2
3の第1の電極32Aと所要の間隔を保持して基
体30の表面に臨んでN型の高濃度の少数キヤリ
アの注入源となる領域33が例えば選択的拡散に
よつて形成され、これの上に電極34がオーミツ
クに被着されている。そしてこの領域33と電極
32A間に絶縁層31を介してゲート電極35が
被着されている。この構成において、注入領域3
3より少数キヤリアをシフトレジスタ13又は2
3に送に込むには、電極34に所要の電圧Vinを
与え、一方第1の電極32Aに正の電圧例えば+
15Vを与える。このようにすると電極32A下に
は少数キヤリア(電子)に対してのポテンシヤル
の井戸が形成される。この状態で、ゲート電極3
5に対して所要の電圧φIを与える例えば今これ
に+15Vを与えるときを考えると、第5図中鎖線
36に示すように、そのポテンシヤルを下げると
領域33よりこのゲート電極35からの領域を通
じて電極32A下のポテンシヤルの井戸に少数キ
ヤリアが注入される。その後、電極35に対する
電圧を例えば零Vにすると同図中実線37に示す
ように電極35下のポテンシヤルが上り領域33
より注入された少数キヤリアは電極32A下のポ
テンシヤルの井戸に蓄えられてここに保持され
る。この状態で電極32A,32B,32Cに3
相のクロツク電圧を与えれば、シフトレジスタ1
3又は23の各転送領域に順次この少数キヤリア
を送り込むことができる。このようにしてシフト
レジスタ13又は23に送り込まれる少数キヤリ
アの量は、領域33の電極34に対する印加電圧
Vin、即ち入力電圧によつて規定される。
これに比し、第6図に示す例においては、ゲー
ト電極35とシフトレジスタ13又は23の第1
の電極32Aとの間に少数キヤリアの注入量を規
定する入力電圧Vinを与えるようになし、注入領
域33上の電極34に所定の電圧VSL,VSHを与
えることによつてシフトレジスタ13又は23へ
と少数キヤリアを送り込むようにした場合であ
る。又、第7図に示す例においては、ゲート電極
35に少数キヤリアの注入量を規定する電圧Vin
を与え、電極34に所要の固定電圧を与えて領域
33と第1の電極32A下における部分との間の
電位勾配即ちゲート電極35下の電位勾配によつ
てシフトレジスタ13又は23に送り込む電荷
(少数キヤリア)の量を規定するようにした場合
である。
又検出回路16又は28として種々のものが提
案されている。第8図ないし第11図は夫々この
検出回路16又は28の各例を示すもので、これ
ら第8図ないし第11図において第5図及び第7
図に説明した部分と対応する部分には同一符号を
付して重複説明を省略する。第8図に例において
シフトレジスタ13又は23の後端に、N型のド
レイン領域36が基体30の表面に臨んで例えば
選択的拡散等によつて形成される。37は領域3
6上にオーミツクに被着された電極で、これに抵
抗38を介して所定の正の電圧源VRが接続され
る。このようにして、シフトレジスタ13又は2
3よりドレイン領域36に送り込まれる信号電荷
に応じた電流量を抵抗38の両端電圧として出力
端子tより読み出すものである。
第9図の例においては、シフトレジスタ13又
は23の後端とドレイン領域36との間に、ドレ
イン領域36と所要の間隔を保持してN型の領域
39が設けられ、領域39に他の増幅用MOS―
FET40のゲート電極が接続され、領域39に
送り込まれる信号電荷量をこのFET40によつ
て増幅して出力検出を行なうようにした場合であ
る。41は領域39及び36間に絶縁層31を介
して被着されたゲート電極で不要の電荷がドレイ
ン領域36に取り去られるようになされる。
第10図の例においては、シフトレジスタ13
又は23の後端とドレイン領域36との間に絶縁
層31を介してフローテイングゲート電極42が
設けられ、これの上に絶縁層を介して固定電圧V
DCが印加される電極42が被着されフローテイン
グゲート電極41とドレイン領域36間上には同
様に絶縁層を介して、クロツク電圧φとφ
(即ちシフトレジスタ13又は23の第2及び第
3の電極32B及び32Cに印加されるクロツク
電圧φ,φ)が印加されるゲート電極43及
び44が被着され、フローテイングゲート電極4
1には増幅用MOS―FET45が接続され信号電
荷に応じて生ずるフローテイングゲート電極41
の電圧をMOS―FET45によつて増幅して端子
tより出力を導出するようにしたいわゆるフロー
テイングゲート・アンプリフアイヤ(以下FGA
と略称する)方式によるものである。
第11図の例は、いわゆるデイストリビユーテ
ツド・フローテイングゲート・アンプリフアイヤ
(以下DFGAと略称する)方式による出力回路
で、この場合第10図に説明したFGA47を、
シフトレジスタ13又は23のシフト方向に沿つ
て複数段順次配列し、順次シフトされる同一の信
号を各FGAによつてとり出すようになし、更に
各FGAよりの出力を、CCD構成を有する出力シ
フトレジスタ46の各段に導入し、このシフトレ
ジスタ46において順次この電荷をシフトしつゝ
累積して大なる信号電荷を得、これを出力端子t
よりとり出すようにした場合である。
上述したように従来のインターライントランス
フア方式に、或いはフレームトランスフア方式に
よる固体撮像素子のフアツトゼロ用少数キヤリア
供給源及び検出回路は種々のものが提案されてい
るが、何れの方式による固体撮像素子において
も、例えば垂直シフトレジスタの、特定された一
方に水平シフトレジスタの13及び23が設けら
れ、更にこれら水平シフトレジスタ13及び23
の特定された一端側にのみ検出回路16及び28
が設けられ、各レジスタ12,13,24,2
5,23においては、第3図及び第4図において
示された矢印の方向にのみ電荷のシフトが行なわ
れるようになされている。言い換えれば、通常の
この種撮像装置は、垂直及び水平方向に関し非対
称に構成されている。従つて、通常第1図及び第
2図に説明したような固体撮像装置を構成する場
合、鏡像関係分解光学像を前述したように光学系
によつて再び反射させて正像となしてその撮像を
行なうようにするとか、或いは互いに左右逆転し
た分解光学像を夫々撮像するに、一方の光学像、
例えば正像に対しては第3図及び第4図に示した
撮像素子を用い、他方の光学像、例えば鏡像に対
しては第3図及び4図に示した撮像素子とはその
水平シフトレジスタ13及び23が各図の矢印と
は逆方向に電荷転送するもので、且つそのフアツ
トゼロ用キヤリア供給源15及び17と検出回路
16及び28との配置関係が図示とは逆に配置さ
れた撮像素子を製造し、これを用いる必要が生ず
るのでその製造工程は倍加される。
本発明は前述したような2チツプ方式、3チツ
プ方式のような複チツプ方式による固体撮像装置
において、その製造工程数を倍加することなく、
しかも全体として小型に構成できるようにしたカ
ラー固体撮像装置を提供せんとするものである。
即ち本発明においては、第1図或いは第2図に
説明したように、被撮像光学像を複数の光学像に
分解する色分解光学系3、この色分解光学系3に
よつて分解された互いに正像と鏡像の関係にある
光学像4,4A,4B,4Cとを夫々撮像する複
数の撮像素子5,5A,5B,5Cを設けて成る
が、特に各撮像素子を互いにほぼ同一構造とな
し、上記分解光学像を正又は逆の光学像による電
気信号として可逆的にとり出し得るように水平又
は垂直方向に対称性を有する構造とする。
第12図及び第13図は夫々本発明装置を構成
する撮像素子のインターライントランスフア方式
によるものと、フレームトランスフア方式による
ものとの各一例の概略的構成を示すもので、これ
ら第12図及び第13図に於いて第3図及び第4
図と対応する部分には同一符号を付して重複説明
を省略するが、これらの例においては、水平シフ
トレジスタ13及び23として実線矢印aと破線
矢印bとに示すように水平方向に関して右又は左
の何れの方向にも選択的にその電荷転送方向を選
択できるようにすると共に、この水平シフトレジ
スタ13及び23の両端にフアツトゼロ用少数キ
ヤリアの供給源と出力検出回路との双方の機能を
具備させた入力兼出力回路50L及び50Rを設
け、これら回路50L及び50Rの何れの出力端
子tよりも選択的にその出力をとり出し得るよう
にする。
例えば、第14図に示すように、シフトレジス
タ13又は23として、半導体基体30上に絶縁
層31を介して複数組の第1、第2、及び第3の
電極32A,32B,32Cを順次配列し、各電
極32A,32B及び32Cに夫々3相のクロツ
クφ,φ,φを与えるようにした3相クロ
ツク型構成となし、その両端に設ける回路50L
及び50Rとして第5図に説明した入力回路と、
第9図に説明した出力検出回路との組合せ構造と
なすことができる。即ちこの場合においては、シ
フトレジスタ13又は23の両端に絶縁層31を
介してゲート電極51L及び51Rを設ける。そ
して、その外側に所要の間隔を保持して、基体3
0の導電型とは異なる導電型例えばN型の、例え
ば選択的拡散によつて形成した対の領域52L1
及び52L2と、52R1及び52R2とを配置し、
一方の対の領域52L1及び52L2間上に絶縁層
31を介してゲート電極53Lを被着し、他方の
対の領域52R1及び52R2間上に絶縁層31を
介してゲート電極53Rを被着し、夫々MOS―
FETを形成する。そして各領域52L2及び52
R2と、第9図に説明したMOS―FET40L及び
40Rを接続して夫々出力端子tL及びtRを導出
するようになす。
このような構成において、今、電荷を矢印aに
示すように左側から右側に転送させて右側の出力
端子tRより出力を導出するようになす場合に
は、左側の回路50Lのゲート電極53Lに両領
域52L1及び52L2間を導通する所定の電圧VD
を印加し、領域52L1上にオーミツクに被着さ
れた電極54Lに入力電圧Vinを与えゲート電極
51Lに電圧φIを与えれば所要のフアツトゼロ
用の少数キヤリアの注入を行うことができる。一
方右側の回路50Rに関しては、電極51Rにシ
フトレジスタ13又は23の最右側の転送電極3
2C下と、領域R2間を導通状態とする所要の電
圧VDGを与え、電極53Rに第9図に説明した電
極41としての機能を持たしめる。このようにし
て端子tRより出力の導出を行う。
次に、この第14図の構造において、破線矢印
bに示すように、シフトレジスタ13又は23に
おける電荷シフト方向を図において右側から左側
に行い、左側の出力端子tLよりその出力導出を
行う場合、即ち前述したとは左右を反転させた撮
像信号を得るには、第14図中に、各端子に対応
する位置に括弧を付して各電圧関係を記したよう
に、第3ないし第1の電極32C,32B及び3
2Aに、3相のクロツクφ,φ及びφを与
えると共に、回路50Rを先に説明した回路50
Lのおけるように、また回路50Lを先に説明し
た回路50Rにおけるように動作させることによ
つて右側の回路50Rによつてフアツトゼロ用の
少数キヤリアの注入を行い、左側の回路50Lの
端子tLより出力の導出がなされる。
第15図は、シフトレジスタ13,23が、4
相クロツク型構成となされ、その両端に、第6図
に示した入力回路と、第9図に説明した出力回路
との組合せによる入力兼出力回路50R及び50
Lを設けた場合で、この場合絶縁層31上に、例
えば不純物がドープされた低比抵抗の多結晶シリ
コン層より成る電極70を所要の間隔をもつて被
着し、例えばその表面を、熱酸化することによつ
て形成したSiO2より成る絶縁層31′によつて覆
い、各電極60間上に他の電極71を配置した構
造となし、順次隣合う電極71及び70を、シフ
トレジスタ13又は23の第1、第2、第3及び
第4の各転送電極32A,32B,32C及び3
2Dとするが、特に左右両側に第4の電極32D
が位置するようになす。
尚、この例において、回路50L及び50Rの
構造は第14図に説明したと殆んど同様の構成を
とるので、第15図において第14図と対応する
部分には同一符号を付して重複説明を省略する。
この第15図の構成において、矢印aに示す方
向にその電荷を転送させるには、第1ないし第4
の電極32A,32B,32C,32Dに4相の
クロツクφ,φ,φ,φを与えるが、特
に最左端の第4の電極32Dに入力電圧Vinを与
える。また、電極54Lには、固定電圧Vsを与
える。そして、他の電圧関係は、第14図につい
て説明したと同様とする。かくすると、左側の回
路50Lにおいて、第6図で説明したと同様の動
作がなされ、右側の回路50Rにおいては、第1
4図で説明したと同様、即ち第9図の構成と同様
の動作がなされ、右側の出力端子tRから出力の
導出がなされる。
次に、この構成において、第15図中破線矢印
bの方向に電荷のシフトを行い、左側より出力の
導出を行わんとする場合には、第3、第2、第
1、第4の転送電極32C,32B,32A,3
2Dにクロツクφ,φ,φ,φを与える
と共に、各回路50L及び50Rの動作を前述と
は逆に行わせる。かくすれば、矢印bの方向に電
荷の転送を行い左側の端子tLより出力をとり出
すことができる。
尚、第15図と同様の構造をとつて、そのシフ
トレジスタ13又は23を2相クロツク型のシフ
トレジスタとして動作させることもできる。この
場合においては、矢印a方向への転送を行うに際
しては、隣合う第1及び第2の転送電極32A及
び32Bを相互に接続し、同様に隣合う第3及び
第4の電極32C及び32Dを相互に接続し、相
互に接続された2組の電極に2相のクロツクφ
,φを印加する。しかしながら矢印b方向へ
の転送を行うに当つては、その接続態様を変え、
隣合う電極32Cと32Bとを、32Aと32D
とを接続して、2相のクロツクを与える。
また第16図は本発明の他の例を示し、この例
ではシフトレジスタ13又は23が3相クロツク
型構成を有し、第14図について説明したと同様
に、基体30上の絶縁層31上に、例えば図にお
いて左側かな第1、第2及び第3の転送電極32
A,32B及び32Cを配置形成し、その左右両
側の基体30の表面に臨んで基体30と異る導電
型、この例ではN型の高不純物濃度領域55L及
び55Rを、選択的拡散等によつて形成する。5
6L及び56Rは、各領域55L及び55R上に
オーミツクに被着された電極である。そしてこれ
ら領域55L及び55R上と、シフトレジスタ1
3又は23の左右両端の転送電極32A及び32
Cとの間に、順次3つのゲート電極57L,57
R,58L,58R,59L,59Rと、フロー
テイングゲート電極60L,60Rを被着形成す
る。フローテイングゲート電極60L及び60R
上には絶縁層31′を介して、これら電極60L
及び60Rと隣合う両側の電極間上、即ち電極5
9L及び32A間上と、電極59R及び32C間
上に電極61L及び61Rを被着する。各フロー
テイングゲート電極60L及び60Rは、MOS
―FET45L及び45Rのゲートに接続され
る。
この構成において電荷のシフト方向を矢印aで
示す方向に選定するときは、転送電極32A,3
2B,32Cに3相のクロツクφ,φ,φ
を印加すると共に、左側の回路50Lをフアツト
ゼロ用のキヤリア注入源(入力回路)とするよう
に、右側の回路50Rを出力回路として用いるに
は、領域55Lが第5図に説明した領域33に、
また電極57Lが第5図の電極35に対応するよ
うに、領域55Lの電極56Lに入力電圧Vinを
与える。この時、電極57Lには第5図に説明し
た電圧φIを与える。そして、電極58Lには、
第1の転送電極32Aと同じクロツクφを、電
極59Lには、第2の転送電極32Bと同じクロ
ツクφを、電極61Lには、第3の転送電極3
2Cと同じクロツクφを与える。一方、右側の
回路50Rを第10図に説明した出力回路として
動作させるように、電極61Rに所要の固定電圧
DCを与え、シフトレジスタ13又は23から到
来する信号電荷に応じたフローテイングゲート電
極60Rの電圧を、FET45Rによつて増巾
し、その出力端子tRより、出力として導出す
る。この場合、領域55Rは電荷を捨て去るため
のドレイン領域、即ち第10図の領域36として
の動作を行わしめるものとする。
そして、この構成において第16図中破線矢印
bの方向に電荷のシフトを行い、左側より出力の
導出を行わんとする場合には、同中の各端子に括
弧を付してその電圧関係を記したように第3、第
2、第1の電極32C,32B,32Aに、クロ
ツクφ,φ,φを与え、回路50L及び5
0Rに前述したとは逆の動作をなさしめる。
また、第17図は、シフトレジスタ13又は2
3の両端に設ける回路50L及び50Rを、第5
図に示した入力回路と第11図に示した出力回路
との組合せによつて形成した場合の例を模式的に
示したものである。この場合においても、シフト
レジスタ13又は23の両側の回路50R及び5
0Lに、例えば選択的拡散によつて、基体30と
は異る導電型の高濃度領域、即ち或る場合はこれ
に入力電圧Vinを与えることによつて少数キヤリ
アの注入源となり、或る場合は所定の電圧VO
与えることによつてドレイン領域となる領域62
R及び62Lを設けると共に、第11図と対応す
る部分に同一符号にR及びLを付して示すよう
に、夫々FGA、DFGAを設けて構成する。
そしてこの構成においてそのシフト方向を矢印
aに示すように、第17図において左側から右側
へと選び右側の出力端子tRより出力の導出を行
う場合には、領域62Lをキヤリア注入源とし、
FGA47L、DFGAは、これを動作させないよ
うにし、回路50Rにおいて第11図に説明した
と同様の動作を行わしめる。そして、そのシフト
方向を矢印bの方向となさんとする場合には、領
域62Rをキヤリア注入源となし、回路50Rに
代えて回路50Lにおいて第11図に説明した動
作を行わしめる。
上述した構成による水平シフトレジスタ13及
び23を有する固体撮像素子は、先に説明した、
例えば第1図或いは第2図に説明した撮像装置に
おいて、分解光学像4A及び4B、又は4A,4
B,4Cを撮像素子5A,5B又は5A,5B,
5Cとして用いるものであり、この構成によれ
ば、その像4B、又は4B及び4Cに対する撮像
素子5B、又は5B及び5Cにおいて、夫々素子
5Aとは左右逆の出力導出を行なうようにすれ
ば、左右反転した像の信号として出力をとり出す
ことができるので、同一構造を有する撮像素子を
用いて左右反転した像即ち例えば鏡像を正像とし
てとり出すことができる。
尚、上述した例においては左右が反転し得る撮
像素子を構成する場合について説明したが、上下
即ち垂直方向に関して反転し得る構成となすこと
もできる。第18図は、この場合の、インターラ
イントランスフア方式による撮像素子の1例の構
成図である。
第18図に示すインターライントランスフア方
式による場合、第3図に説明した従来のものと同
様に、受光部11と、垂直シフトレジスタ12と
が配列されて成るが、特に、本発明においては、
その垂直シフトレジスタ12として垂直方向に関
して、そのシフト方向を上下可逆に選定できる構
成とする。即ち、各垂直シフトレジスタ12は、
第14図ないし第16図において、その水平シフ
トレジスタ13又は23として説明したように、
例えば、3相クロツク型、或いは4相クロツク型
CCD構造とすることによつて、第18図におい
て、下から上、或いは上から下へとそのシフト方
向を選択できるようにする。
そして、各垂直シフトレジスタ12の上下に
夫々対称的にCCD構成の水平シフトレジスタ1
31及び132を配置する。これら水平シフトレ
ジスタ131及び132は、夫々同一の一方向、
例えば第18図において左から右へと電荷をシフ
トするようにし、各右端に設けられた通常の出力
回路、即ち例えば第8図ないし第11図に説明し
た出力回路と同様の構成を採り得る出力回路16
1及び162を有する。また、各水平シフトレジ
スタ131及び132の他端には例えば第5図な
いし第7図に説明した回路と同様の回路構成を有
する入力回路即ち、フアツトゼロ用のキヤリアの
注入源を設ける。
71及び72は、夫々各垂直シフトレジスタ1
2の上下両端と、上下水平シフトレジスタ131
及び132の各転送部との間に設けられたゲート
部で、各CCD構成を有するシフトレジスタの転
送電極と同様に半導体基体上に絶縁層を介してゲ
ート電極が被着されて成る。
このような撮像素子において、例えば正像を撮
像する場合には、通常のように、各受光部11に
おいて受光量に応じて生じた電荷を、これと隣合
う垂直シフトレジスタ12に転送し、各シフトレ
ジスタ12において、図において下から上へと転
送すると同時にゲート71をオンにして上方の水
平シフトレジスタ131へと各水平ライン毎に転
送し、この水平シフトレジスタ131において各
垂直ライン毎の信号電荷を図において右方へとシ
フトし、出力回路161の出力端子t1より信号を
読み出す。この場合、水平レジスタ131におい
て、フアツトゼロモードを得るには、入力回路1
51即ち、フアツトゼロ用キヤリア供給源よりレ
ジスタ131にキヤリアを注入する。また各垂直
シフトレジスタ12に関し、フアツトゼロモード
とするには、下方の水平シフトレジスタ132を
フアツトゼロ用の水平レジスタとし、これにその
入力回路152よりフアツトゼロ用のキヤリアを
注入して順次垂直ラインに対応する転送部へと持
ち来すようにシフトし、これを、ゲート部72を
オンにして各垂直シフトレジスタへと導入するこ
とによつて行う。
このようにして端子t1より正像の撮像信号をと
り出すことができるが、この構成による撮像素子
によつて例えば、正像に対して上下反転した鏡像
による光学像を、正像の撮像信号としてとり出す
ことができる。即ち、この場合には、受光部11
において光学像に応じた、即ち受光量に応じて生
じた電荷を前述したと同様に垂直シフトレジスタ
12へと転送するが、この場合、各垂直シフトレ
ジスタ12において、前述したとは逆に上方から
下方へとその電荷を転送すると同時にゲート部7
2をオンにして下方の水平シフトレジスタ132
へと転送し、この水平シフトレジスタ132にお
いて左から右へと転送をなし、出力端子t2より信
号をとり出す。このようにすれば、読み出された
信号は実際の撮像光学像とは上下反転した電気信
号として読み出される。即ち撮像光学像が正像に
対し上下反転の鏡像であつても電気的には正像に
変換されてとり出されることになる。
そして、この場合においても、水平シフトレジ
スタ132及び垂直シフトレジスタ12をフアツ
トゼロモードとすることができる。即ち、この場
合水平シフトレジスタ132に関しては、その入
力回路152よりフアツトゼロ用のキヤリアを送
り込み、垂直シフトレジスタ12に関しては、水
平シフトレジスタ131とその入力回路を用い
る。
第19図の例は、フレームトランスフア方式を
採る場合の例で、この場合においても各垂直シフ
トレジスタ24及び25は、下から上、上から下
へとその転送を行うことができるように、前述の
第18図の例の垂直レジスタ12におけると同様
に例えば3相クロツク型、4相クロツク型構成と
なす。そして、この場合、垂直シフトレジスタ2
4より成る部分をイメージ部21とし、垂直レジ
スタ25より成る部分を蓄積部22とする第1の
態様と、これとは逆に垂直シフトレジスタ24よ
り成る部分を蓄積部22とし、垂直シフトレジス
タ25より成る部分をイメージ部21とする第2
の態様との2態様を採り得るようにする。尚、こ
の場合、各態様において、イメージ部21となる
部分は、外光を遮断することがないように光学的
に露呈し、蓄積部22となる部分は遮光体を被覆
して外光を遮断する。
そして、各垂直シフトレジスタ24及び25の
各外端即ち、第19図において夫々同一の方向、
例えば図において左から右へと電荷をシフトする
CCD構成の水平シフトレジスタ231及び23
2を配置する。これら水平シフトレジスタにおい
ても、一端(右端)に、前述したと同様に例えば
第8図ないし第11図に説明した出力回路と同様
の構成を採り得る出力回路281及び282が設
けられ、他端(左端)には、例えば第5図ないし
第7図に説明した回路と同様の回路構成を有する
入力回路271及び272が設けられる。81及
び82は例えば第18図に説明したゲート部71
及び72と同様の構成を採るゲート部である。
このような撮像素子において、例えば正像を撮
像する場合には、通常のように垂直シフトレジス
タ24を有する部分をイメージ部21とする前述
の第1の態様をとる。即ち、垂直シフトレジスタ
24を有する部分をイメージ部21として垂直シ
フトレジスタ25を有する部分を遮光体によつて
覆う。そして、イメージ部21の各部において撮
像光学に応じて生じた電荷パターンを下方から上
方へと転送し一旦上方の蓄積部22にて蓄積す
る。そして、この蓄積部22における各水平ライ
ン毎の信号電荷をゲート部81との共働により上
方の水平シフトレジスタ231へと転送し、この
レジスタ231において右方へとシフトしその出
力端子t2より出力を読み出す。この場合上方のシ
フトレジスタ232は第18図の例で説明したと
同様に垂直レジスタに対するフアセツトゼロ用の
シフトレジスタとして必要に応じて用いる。
そして、例えば正像に対して上下反転した鏡像
による光学像を撮像する撮像素子として用いる場
合、第2の態様を採る即ち垂直シフトレジスタ2
5を有する部分をイメージ部21として用い垂直
シフトレジスタ24を有する部分を遮光体によつ
て覆う。そして、イメージ部21の各部において
撮像光学像に応じて生じた電荷パターンを上方か
ら下方へと転送し一旦下方の蓄積部22にて蓄積
する。そして、この蓄積部22における各水平ラ
イン毎の信号電荷をゲート82との共働により下
方の水平シフトレジスタ232へと転送し、この
レジスタ232において右方へとシフトしその出
力端子t2より出力を読み出す。この場合上方のシ
フトレジスタ231はフアツトゼロ用のシフトレ
ジスタとして必要に応じて用いる。このようにす
れば、端子t2から正像に対して上下反転した光学
像を更に上下反転した信号として、したがつて正
像の信号としてとり出すことになる。
そして、これら第18図又は第19図の撮像素
子を、第1図或いは第2図に説明した撮像装置に
おいて、分解光学像4A,4B或いは4A,4
B,4Cとして用いる。そして、その像4B、又
は4B及び4Cに対する撮像素子5B、又は5B
及び5Cにおいて夫々素子5Aとは左右逆の出力
導出を行うようにすれば、左右反転した像の信号
として出力をとり出すことができるので同一構造
を有する撮像素子(第19図の例では、遮光体の
被覆位置は変更する)を用いて左右反転した像即
ち例えば鏡像を正像としてとり出すことができ
る。
尚、上述の各例において各水平シフトレジスタ
を、輪廓補正などの1水平遅延ラインとして用い
る場合のように水平絵素数(垂直ライン数)より
そのビツト数を多く必要とする場合は、入力回路
側に不足分のビツト数を付加し置く。
上述した各例においては、CCD構成を有する
固体撮像素子を用いた場合であるが、CID(チヤ
ージ・インジエクシヨン・デバイス)による固体
撮像素子を用いて撮像装置を構成することもでき
る。
第20図は、CID構成による固体撮像素子の構
成を示すもので、この場合、各絵素93に関して
第21図に示すように一の導電型半導体基体、例
えばP型の半導体基体90上に、他の導電型、例
えばN型の受光領域96が設けられると共に第1
及び第2の電極91及び92が設けられて成り、
両電極91及び92に同様に零電圧が与えられた
ときにのみ、基体90の出力端子toutから出力が
受光量に応じた電気量としてとり出されるように
なされている。94及び95は各絵素93の電極
91及び92に順次所要の電位を与える水平及び
垂直走査用レジスタで、このレジスタ94及び9
5は例えば遅延フリツプフロツプ回路構成を採
る。本発明においては、これら水平又は垂直レジ
スタ94又は95の走査方向を左右又は上下に可
逆的に動作できるようにする。第22図はその構
成の一例を示すもので同図において矢印aにその
走査方向を得んとする場合は制御端子t〓Bにオ
フの電圧(OV)を、矢印bに走査方向を得んと
する場合は制御端子t〓Aにオフの電圧(OV)を
与える。
上述したように、本発明による撮像装置によれ
ば、同一撮像素子によつて、正像と鏡像とを撮像
して、例えば鏡像を正像に変換した信号としてと
り出すようにしたので、冒頭に述べたように、正
像又は鏡像の何れかを光学的に反転させるための
光学系を付加する場合のように装置が大型大重量
化されるを回避できる。また撮像素子として同一
構成のものを用いるので、製造が容易となり、同
一構成のものを量産することになるので、更にコ
ストの低廉化をはかることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は夫々本発明を適用する撮像
装置の構成図、第3図及び第4図は夫々従来の撮
像素子の構成図、第5図ないし第7図は夫々従来
の入力回路の各例を示す略線的断面図、第8図な
いし第10図は従来の出力回路の各例を示す略線
的断面図、第11図は同様の出力回路の他の例の
構成図、第12図及び第13図は夫々本発明装置
の撮像素子の各例を示す構成図、第14図ないし
第17図は夫々その水平シフトレジスタの例を示
す略線的断面図、第18図及び第19図は夫々本
発明装置に適用する撮像素子の他の例の構成図、
第20図は撮像素子の他の例を示す構成図、第2
1図はその1絵素部の断面図、第22図は第20
図の要部の構成図である。 1は被撮像光学像、2はテーキングレンズ、3
は分解光学系、4A,4B,4Cは分解光学像、
5A,5B,5Cは撮像素子である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 被撮像光学像を複数の光学像に分解する分解
    光学系と、該分解光学系によつて分解された互に
    正像と鏡像の関係にある光学像を夫々撮像する複
    数の撮像素子とを具備し、該各撮像素子は、ほぼ
    同一構造となされ、上記分解光学像を正又は逆の
    光学像による電気信号として可逆的にとり出し得
    るように水平又は垂直方向に対称性を有する構造
    となされたカラー固体撮像装置。
JP3873777A 1977-04-05 1977-04-05 Solid state image pickup device Granted JPS53124028A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3873777A JPS53124028A (en) 1977-04-05 1977-04-05 Solid state image pickup device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3873777A JPS53124028A (en) 1977-04-05 1977-04-05 Solid state image pickup device

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS53124028A JPS53124028A (en) 1978-10-30
JPS6141478B2 true JPS6141478B2 (ja) 1986-09-16

Family

ID=12533627

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3873777A Granted JPS53124028A (en) 1977-04-05 1977-04-05 Solid state image pickup device

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS53124028A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0282488U (ja) * 1988-12-07 1990-06-26
JPH0454822U (ja) * 1990-09-14 1992-05-11

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58195371A (ja) * 1982-05-10 1983-11-14 Nec Corp 固体撮像装置
JPH0744662B2 (ja) * 1983-04-22 1995-05-15 株式会社日立製作所 固体撮像装置
US4598321A (en) * 1983-12-19 1986-07-01 Rca Corporation CCD imagers with registers partitioned for simultaneous charge transfers in opposing directions
JPS60142683A (ja) * 1983-12-28 1985-07-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd 固体撮像装置
JPS6170869A (ja) * 1984-09-14 1986-04-11 Fuji Photo Film Co Ltd 固体撮像装置および固体光センサ装置
JPS63310283A (ja) * 1987-06-11 1988-12-19 Nec Corp 固体撮像素子
JPH03108884A (ja) * 1989-09-21 1991-05-09 Sony Corp Ccd撮像装置
JPH04219084A (ja) * 1991-04-19 1992-08-10 Toshiba Corp 監視装置
JP5631299B2 (ja) * 2008-03-28 2014-11-26 コントラスト オプティカル デザイン アンド エンジニアリング,インク. 全ビーム画像スプリッタシステム
US10264196B2 (en) 2016-02-12 2019-04-16 Contrast, Inc. Systems and methods for HDR video capture with a mobile device
US10257394B2 (en) 2016-02-12 2019-04-09 Contrast, Inc. Combined HDR/LDR video streaming
WO2018031441A1 (en) 2016-08-09 2018-02-15 Contrast, Inc. Real-time hdr video for vehicle control
US11265530B2 (en) 2017-07-10 2022-03-01 Contrast, Inc. Stereoscopic camera
US10951888B2 (en) 2018-06-04 2021-03-16 Contrast, Inc. Compressed high dynamic range video

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0282488U (ja) * 1988-12-07 1990-06-26
JPH0454822U (ja) * 1990-09-14 1992-05-11

Also Published As

Publication number Publication date
JPS53124028A (en) 1978-10-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10685993B2 (en) Imaging device and imaging system
US4330796A (en) Block readable charge coupled device
JPS6141478B2 (ja)
CN102005461A (zh) 固体摄像器件、固体摄像器件制造方法和电子装置
EP1172857A2 (en) Charge transfer apparatus
JPH04262679A (ja) 固体撮像素子の駆動方法
JPH11205532A (ja) 固体撮像装置
US5990503A (en) Selectable resolution CCD sensor
JP2504845B2 (ja) 固体撮像装置
US20060214194A1 (en) Charge coupled device having diverged channel
JPH0666344B2 (ja) 電荷結合素子
JP2545801B2 (ja) 固体撮像素子
JP3214428B2 (ja) カラーリニアイメージセンサおよびその駆動方法
JPS6210469B2 (ja)
JPH10189925A (ja) 固体撮像装置
JPS60174583A (ja) 固体撮像素子の駆動方法
KR19980047694A (ko) 고체 촬상 소자
JPH06104418A (ja) 固体撮像素子
JPH0574992B2 (ja)
JP2853779B2 (ja) 固体撮像装置
JPS62206878A (ja) 固体撮像素子
JPH05190828A (ja) 固体撮像素子
JP2713674B2 (ja) 固体撮像素子の製造方法
JPH05300435A (ja) 固体撮像装置
KR940003601B1 (ko) 전하결합 소자형 이미지 센서