JPS6141451A - インビトロ受精方法 - Google Patents

インビトロ受精方法

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JPS6141451A
JPS6141451A JP16425285A JP16425285A JPS6141451A JP S6141451 A JPS6141451 A JP S6141451A JP 16425285 A JP16425285 A JP 16425285A JP 16425285 A JP16425285 A JP 16425285A JP S6141451 A JPS6141451 A JP S6141451A
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JP
Japan
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fsh
cycle
follicles
ovulation
exogenous
Prior art date
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JP16425285A
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English (en)
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ゲイリー デイーン ホツジエン
ハワード ダブリユー ジヨーンズ ジユニア
ジヨージアンナ エス ジヨーンズ
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Serono Pharmaceutical Partners
Original Assignee
Serono Pharmaceutical Partners
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Publication date
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K38/00Medicinal preparations containing peptides
    • A61K38/16Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
    • A61K38/17Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans
    • A61K38/22Hormones
    • A61K38/24Follicle-stimulating hormone [FSH]; Chorionic gonadotropins, e.g. HCG; Luteinising hormone [LH]; Thyroid-stimulating hormone [TSH]

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、外因性卵胞刺激ホルモン(以下、FSHとい
う)を投与して、卵胞成熟を誘発する段階と、最も大き
な卵胞から卵母細胞を採集する段階と、インビトロにお
いて、卵と精子とを結合させ、次に、外因性黄体形成ホ
ルモン(以下、LHという)を欠く状態の外因性閉経婦
人尿性腺刺激ホルモン(以下、HMGという)として、
FSHを用いて改善されている子宮に、胚を移す段階と
を含むインビトロ受精方法に関する。
本発明による方法は、同じようにして、多嚢胞性卵巣障
害や、その他の排卵不調障害で病んでいる患者、つまり
、正常の内因性卵巣機能を持たず、かつ、絨毛性性腺刺
激ホルモン(以下、hCGという)に引続いて、「純粋
」なFSHを規則的に投与することによって、妊娠に至
らしめうる排卵誘発を必要としている個体に対して適用
することができる。
(従来の技術) 各月経周期ごとの単一の受精可能卵の排卵は、胎児発生
の際に始まった−通りの非形成を完了しているものであ
るという説は受入れられている。
しかし、何故、誕生時から存在する信子という卵胞の中
から、僅かだけのものが、各周期ごとに選ばれ、また同
時に、他のものをそのままの状態にさせておきながら、
選び抜かれて成長しうるのかは、分かっていない。
また、何故、各卵巣で成熟している多数の卵胞の中から
、単一の卵胞だけが閉鎖を解かれ、かつ選択されて、各
周期ごとに排卵して行くのかも分かっていない。
99%以上という大多数の卵胞は、閉鎖の犠牲になる訳
で、排卵される予定になっている卵胞の選択過程を理解
することは、優性の法則以外の稀な例外を研究しなけれ
ばならないという、本質的な難しさをかかえている。
関係者は、排卵に至る卵胞成長、つまり卵胞配偶子の成
長を、萎縮消失に終わるものの中から、細心の注意を払
って、識別しなければならない。
成人における非形成の後者の段階、即ち卵胞由来は、殆
んど、視床下部、下垂体、および卵巣から出されるホル
モンの複雑な相互作用に左右されていることが知られて
いる。しかし、今日、これらの内分泌の関係について多
くのことが分かっているとは云え、個々の卵胞の運命を
何が決定すけているかは、依然として不明のままである
高度に進化した霊長類の仲間では、2つの卵巣が機能し
ているので、排卵の可能性を有する単一卵胞の成熟は、
それとともに、各周期ごとに、配偶子形成に係わり、片
方の活動卵巣と片方の非活動卵巣の明白なる共動性を伴
っている。
2つの卵巣が、共通の体循環によって潅流されていると
は云え、どのように、各周期ごとに片方だけの卵巣で、
主として単一の卵胞が成熟し、排卵へ漕ぎ着けるのかに
関しては、知られていない。
3つの糖蛋白質ホルモン、即ち、黄体形成ホルモン(L
H)、卵胞刺激ホルモン(FSH)、および絨毛性性腺
刺激ホルモン(hcG)は、卵巣に作用し、ステロイド
の合成および分泌を刺激する。
−3= LHおよびF S Hは、下垂体から分泌され、卵巣の
月経周期と排卵とを調節する際、−緒になって、中心的
役割を演じる。
hCGは、妊娠初期から発育胎盤で分泌され、その役割
は、黄体によるステロイド分泌を維持することにあり、
かつ、hCGは、初期妊娠中の受胎産物を保護するのに
必要である。
通常の、即ち自然な周期では、排卵に引き続いて現われ
る血液中のL H濃度に、中間周期波がみられる。
卵巣濾胞の成熟を刺激する作用を有するLHおよびFS
Hの内分泌によってもたらされる高レベルのエストロゲ
ンが、L H波を発生させるために必要である。エスト
ロゲンは、LH分泌を増大させることになる正のフィー
ドバック機構を仲立ちする。
インビトロ受精技術において、卵母細胞を採集するため
に、排卵や卵胞吸引に対する足掛りとして、混合された
閉経婦人尿性腺刺激ホルモン、即ち、FSHおよびLH
の複合剤を投与して、外因性ホルモンによる刺激を利用
する方法は、既に公知である。
このような閉経婦人尿性腺刺激ホルモンによって処理さ
れたヒトおよび猿は、LH波に対する正のフィードバッ
クを引き出すのに、通常十分とされる濃度のエストラジ
オ・−ルが血清中にあるにも拘わらず、適時なLH波を
示さないことがよくある。
閉経婦人尿性腺刺激ホルモンは、1983年刊行の「フ
ァーテイライゼーション・アンド・ステリライゼーショ
ン(Fert、& 5teri1.)J 38巻、28
1−380ページに、ホラジエン(Hodgen)が、
また、1983年刊行の「ジャーナル・オブ・クリニカ
ル・エンドクライン・メタボリズム(J、C11n、E
ndocr、Metab、)’J 57巻、50〜55
ページに、ジエンケン(Schenken)およびホラ
ジエン(Hodgen)が、エストロゲンと性腺刺激ホ
ルモン放出ホルモン(Gn RHと略す)とに対する下
垂体のLH応答をブロックする卵巣因子の産生を刺激す
る、という結果報告を発表している。
G n RHが下垂体に対して及ぼすこのようなブロッ
ク作用は、閉経婦人尿性腺刺激ホルモンの刺激によって
、ニス1−ロゲンが仲立ちしているLH分泌の正のフィ
ードバックが阻止されるような機構であるということが
できる。
人間以外の霊長類は、それらが、女性における視床下部
−下垂体一卵巣一子宮系に関する解剖特性、機能特性、
および時間特性に関し、多くの類似性を持っている理由
から、研究の分野で利用されてきた。
これらの霊長類にみられるように、閉経婦人尿性腺刺激
ホルモンの刺激に応答する正常の内分泌個体の血清にお
けるエストロゲン濃度の個体変化は、臨床的にもよく認
められている。
これは、HMG/hCGによる排卵誘発に対し、個別化
された規則的投与の採用の結果である。
LH波は、自然に発生するが、それらの出現は、hCG
を機械的に投与して排卵を誘発させる限り、極めて稀で
ある。
排卵猿へのHMGの投与は、循環ニスI・ラジオールの
付帯的超生理充進によって、よく知られている左右の卵
巣過度刺激を生じさせる。
これらの亢進化エストロゲン濃度にも拘わらず、猿は、
通常、エストロゲンの正のフィードバックに対して、適
時な性腺刺激ホルモン応答を示すことができなかった。
つまり、これらの正常、かつ健全な周期をもつ霊長類は
、HMG療法を受けている12日間、通常400pg/
mD、を超過する濃度の血清エストラジオールを段階的
に増大させて行くにも拘わらず、LH波のような期待さ
れる中間周期を持っていない。
自然なL H波を欠いている状態は、HMGが誘発する
卵巣の過刺激が、分娩後の猿に生じている際にも、観察
されている。これらの観察は、しばしばみられる臨床的
発見、つまり、インビトロ受精や胚移転療法に利用でき
る卵胞/卵の数を増やすため、内分泌学的に正常な患者
にHMGを与える際、これらの卵胞を最終的に成熟させ
るのに、通常、hCGが必要であることと、一致してい
る。
混合型外因性性腺刺激ホルモンの適切な使用法が、排卵
誘発や、女性におけるインビトロ受精法法の際の多罪回
復に対して効果的であることは、はっきり立証されてい
る。
このようなインビトロ受精療法は、外因性HMGを投与
して受精を誘発する段階と、排卵された卵胞を採集する
段階と、インビトロ的に、卵と精子を結合させる段階と
、胚を子宮に移す段階とからなっている。
しかし、インド1−ロ受精療法に用いられる外因性性腺
刺激ホルモンによる卵巣の刺激は、非常に取扱いが難か
しく、また、FSHとLHとをほぼ等量に含んでいる従
来のHMG投薬法を使用して、安定した成功例を得たこ
とはないことが、広く認識されている。
HMGに対する個体の応答は著しく異なるので、例えば
、1984年発行の「ファ・−ティライゼーション・ア
ンド・ステリライゼーション」において、ケーニヒスバ
ーグ(kenigsberg)、リットマン(Litt
+++an)およびホラジエン(Hodgen)等が報
告しているように、最も幅のあるそ処方を適用する場合
でさえ、患者の取扱いが厄介である。
(本発明の目的) 本発明の目的は、インビトロ受精の際に、卵胞の漸増(
recruitment)、および選択の同時性を高め
る外因性F S Hだけを投与することによって、卵胞
の成熟、即ち排卵を誘発させる優れた方法を提供するこ
とである。
1984年発刊の「ファーティライゼーション°アンド
・ステリライゼーション」41巻、629〜634ペー
ジに、ジエンケン(Schenken)、ウィリアムス
(Wj、lliams)、およびホラジエン(Hodg
en)等が実験報告を行なっているように、hCGは、
これらの卵胞の排卵を生じさせる(第1図参照)。
(実 施 例) 当業者であれば、以下の詳細な説明により、上述の目的
およびそれ以外の目的について、よく理解できることと
思う。
外因性LHを欠いている状態の外因性FSHを投与する
と、排卵のためのインビトロ受精療法に用いられるhC
Gに応答する多くの卵胞の発生を誘発することができる
−験猿による実施例 規則的な月経周期を示す記録に基づいて行なう実験用に
、1984年発刊の「ファーティライゼーション・アン
ド・ステリライゼーション」41巻、629〜634ペ
ージに報告されている通り、ジエンケン(Schenk
en)およびホラジエン(Hodgen)は、11匹の
成熟した雌のマカク猿〔マカカ属ファスキキュラリス(
Macaca fascicularis))を選んだ
。これらの猿の平均体重は、4.79±0.86kgで
あった。
自然月経の初日を、周期日第1日として数え、3通りの
規定投与により、日に2回、25 IU(im)のFS
Hを猿に投与した。
グループ1には、周期日第1日乃至第11日にかけ、プ
ループ2には、周期日第1日乃至第4日にかけ、プルー
プ3には、周期日第8日乃至第11日にかけて注射を行
なった。
すべての猿について、卵巣の卵胞の発生状態を調べるた
め、FSH処置を施した最初の日を皮切りに、それから
、3乃至5日目ごとに順次、ケタミン麻酔をかけて、腹
腔鏡検査を行なった。
FSHで促進されたこれらの卵胞が、排卵されたかどう
かを調べるため、グループ1の猿に限って、第12日日
に、1,000 I U (j、m) (1) h C
Gを投与し、かつ、排卵が実際に起こっていたがどうか
を調べるため、hCG処置を行なって72時間後に、卵
採取のため、ファロピオ管の逆洗浄を行なった。
周期日第1日から始めて、40日間が、若しくは次の月
経日まで、毎日、大腿部から血液試料の採取を続けた。
血清は、LH,FSH、エストラジオール−17β、お
よびプロゲステロンをラジオイムノアッセイにかけるま
で、凍結しておいた。
周期日第1日乃至第11日にかけてFSHを注射したも
のには、劇的誘発が行なわれ、がっ、血清中に、約15
 ttg/rnQ (7) F S Hト、約500 
p g/mQのエストラジオールが存在するという状態
を保ち続けた。
同時に、卵巣の過刺激によって、明らかに、多卵胞の成
長が見られた(周期日第8日乃至第11=11− 日のグループの場合、10乃至15個の隆起卵胞)。
hCG処置を行なう前において、血清のLHおよびプロ
ゲステロンは、基礎レベルのままであった。hCG処置
後48時間以内に、各卵巣には、l乃至3個の排卵斑点
が観察された。
プロゲステロン、およびエストラジオールの平均血清濃
度は、それぞれ、中間黄体相において、多黄体の集団分
泌作用を示しうる15βg/mQ。
および400pg/+++flを超えていた。
排卵が実際に起きていたことは、各雌猿のファロピオ管
から一つ以上の卵を回収できたことで確認された。
月経周期の初期卵胞相の間だけFSHによって処置され
た猿は、第4日日に、平均濃度がほぼ15βg/mQと
いう、血清におけるFS’H濃度(殆んど外因性)にな
るという急激な増加を示した。
FSH注射を断つと、周期日第8日乃至第11日のもの
において、周期性FSH濃度は、ラジオイムノアッセイ
法にかかる検出限界以下に急激に下がった。エストラジ
オールの血清濃度は、周期性FSHにおける初期増加と
並行して増大し、かたわら、平均ピーク値は、周期日第
4日乃至第6日において、300pg/mQを超えてい
たが、LH波は、観察されなかった。
プロゲステロンの血清濃度は、引き続いて起こる自然排
卵周期(24日±2.4日)における黄体相の開始まで
、基底状態のままであった。
FSH処置前の腹腔鏡検査では、進行性卵胞発生を認め
ることができず、また、周期日第5日には、両方の卵巣
が、多血管卵胞によって肥大していた。
FSH処置の中止に伴い、卵巣は、次の週にがけて、徐
々に正常な大きさに復元した。排卵斑点は現われなかっ
た。
周期日第8日乃至第11日に対して行なったFSHの短
期間投与は、グループ1およびグループ2にみられた濃
度と同様に、FSHの血清濃度を高めた。
エストラジオールの平均血清濃度は、急激に増大したが
、自然LH波は、4匹の猿のうち、1匹だけに現われた
。独居性雌猿に対する卵胞相の血清ホルモン・プロフィ
ールは、未処置の排卵周期のものと区別できなかった。
前述の動物による実施例は、F S Hが、自然の卵巣
周期を早めることのみに投与できることを示している。
不妊患者による実施例 インビトロ受精のため、「周期A」に基づくHMG刺激
を受けた患者が、受胎産物移転はあったが、妊娠に至ら
ず、「周期B」に基づく純粋FSH刺激による実験的プ
ロトコルに同意した。この患者は、年齢が35〜40才
で、かつ正常な月経層を持っていた。
最初に行なわれた「周期A」による刺激は、ガルシア(
Garcia)等、「卵母細胞吸引のためのHMG/h
CG卵胞成熟:フェイズ T(HMG/hCGFoll
icular Maturation for 0oc
yte Aspiration: Phase T )
 J (1981年)、「ファーテイライゼーション・
アンド・ステリライゼーション」39巻、167ページ
、およびガルシア(Garcia)等、「卵母細胞吸引
のためのHMG/hCG卵胞成熟:フェイズII (H
M G / h CG Follicular Mat
urationfor 0ocyte Aspirat
ion : Phase U ) J (1981年)
、「ファーティライゼーション・アンド・ステリライゼ
ーション」39巻、174ページに記載されている要領
で実施した。
最大量の性腺刺激ホルモンを、最初の2日間、即ち、正
常の28日の月経周期の第3日および第4日に投与し、
次に、それを減量し、かつ前述のガルシア等による文献
に記載されているようにして、中止した。
患者は、初期の刺激周期の最初の2日間、I(MGとと
もに、補充的FSHを受けていた。「周期A」および「
周期B」を実施する際、FSHの投与量を一定に保つ努
力をした。
1日ごとの血清エストラジオール(E2)の分析と、吸
引に適する程度に成長した卵胞の数とをベースにして、
卵胞の刺激およびその成熟の評価を行なった。
卵成熟を、卵母細胞の外観、即ち、丘や、吸引の際の放
射冠によって判断した。
卵母細胞の常態を、受精、および卯割時間によって判断
し、かつ、妊娠の誘発によって、確証した。移転した受
胎産物の数を、受精および卵割時間の基準として使用す
る。
血清のE2値を、周期口笛6日、または第7日のものと
比較してみると、刺激の第3日、または第4日のものは
、「周期A」と「周期B」とにおいて、よく似ている。
未熟な卵母細胞というよりは、大半が排卵前記の卵母細
胞であることによって判断しうるように、患者は、十分
なFSH刺激を受け、かつ、「周期B」において、一様
に増大する血清のE2値を示した。
患者は、多数の卵胞、吸引される多数の卵母細胞、およ
び移転される多くの受胎産物を呈した。
妊娠は、首尾よく達成された。
処置と結果につき、次の表Iで詳しく示す。
表  I (ある患者の場合) 6721,50/150   150/−176243
J7    96   1.50/150   150
/−278370*8   120     hCG 
     −424523*9           
      hCG   (632)   522卵 
 胞        #511 卵母細胞        #510 排卵前記の卵母細胞    #35 未熟な卵母細胞     #24 閉鎖性卵母細胞       01 移転   45 *印は、周期Aの値に比べ差の大きいものを示す。
()内は、hCG投与後16時間の値を示す。
付加的LHを欠いた状態で、正常の女性におけるF S
 H療法は、多くの生育しうる卵胞を維持するのに効果
的であった。これは多分、成熟後の卵母細胞の増加に関
連しそいる未成熟卵胞閉鎖を阻止することで達成される
大多数の生育しうる卵母細胞は、(1)腹腔鏡による回
収後の形態学的様子、(2)受精し、かつ卯割しうる能
力、および、(3)妊娠を起こしうる能力などによって
判断しうるような状態を維持している。
HMGとFSHとの刺激周期が、卵胞成熟の拡張を示し
続けたことは、興味のあることである。
刺激された卵胞、および回収された卵母細胞の数がひど
く増加していたとは云え、移転した受胎産物の数は同じ
であった。これは、卵胞が、[性腺刺激ホルモン応答」
の成熟段階に規則正しく進行していることを表わしてい
るということができる。
性腺刺激ホルモンによる刺激が、LHを欠いた状態のF
SHによって行なわれていた10人の女性に対し適用し
たインビトロ受精療法において、6人が妊娠した。
これは、刺激が、HMG、つまりFSHとLHの組合せ
によって行なわれている場合の療法に比べ、妊娠の成功
数において、頗る高いことを表わしている。
従来の外因性FSH/LHの組合せにおいて使われてい
る量と同じ量のF S Hを使用できる。処置を受けて
いる婦人に対して投与されるFSHの1、日の分量は、
約75〜225IUの範囲とされるが、約3〜10 I
 U/kg7日の範囲が好ましい。
注射は、筋肉内注射゛を用いることができる。
本発明による方法は、その精神と範囲に反することなく
、種々に変更することができる。本明細書で説明したい
ろいろな実施例は、本発明を説明するためのものであっ
て、本発明を制約するものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、LH,FSH、エストラジオール、およびプ
ロゲステロンの濃度の変化を示すグラフである。 第2図は、LHを欠いているヒトのF S H製剤の投
与の関数としてのエストラジオールの血清濃度を示すグ
ラフである。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)最初の段階として、外因性閉経婦人尿性腺刺激ホ
    ルモンを雌に投与して、排卵を誘発する段階と、大量の
    卵巣濾胞から卵を採集する段階と、インビトロで各卵を
    精子と結合させる段階と、受胎産物を子宮へ移転させる
    段階とを含むインビトロ受精方法において、 前記外因性閉経婦人尿性腺刺激ホルモンが、外因性黄体
    形成ホルモン(LH)を欠いている際に、卵胞刺激ホル
    モン(FSH)だけを使用することを特徴とするインビ
    トロ受精方法。
  2. (2)FSHの1日量が、約5〜10IU/kgである
    ことを特徴とする特許請求の範囲第(1)項に記載のイ
    ンビトロ受精方法。
  3. (3)絨毛性性腺刺激ホルモン(hCG)の排卵誘発量
    を投与することを特徴とする特許請求の範囲第(1)項
    に記載のインビトロ受精方法。
JP16425285A 1984-07-26 1985-07-26 インビトロ受精方法 Pending JPS6141451A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

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US06/634,697 US4589402A (en) 1984-07-26 1984-07-26 Method of in vitro fertilization
US634697 1984-07-26

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JPS6141451A true JPS6141451A (ja) 1986-02-27

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Application Number Title Priority Date Filing Date
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US (1) US4589402A (ja)
EP (1) EP0170502B1 (ja)
JP (1) JPS6141451A (ja)
AT (1) ATE64099T1 (ja)
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