JPS6141252Y2 - - Google Patents

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JPS6141252Y2
JPS6141252Y2 JP15902477U JP15902477U JPS6141252Y2 JP S6141252 Y2 JPS6141252 Y2 JP S6141252Y2 JP 15902477 U JP15902477 U JP 15902477U JP 15902477 U JP15902477 U JP 15902477U JP S6141252 Y2 JPS6141252 Y2 JP S6141252Y2
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silicon diaphragm
pressure
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silicone rubber
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、改良された半導体圧力変換器に関す
るものである。
感圧用のシリコンダイアフラムは、一般にシリ
コン単結晶からなる弾性基板の裏面中央部にエツ
チング等により凹部を設けて起歪部とし、この起
歪部上の表面に拡散等の手法によつて複数個のピ
エゾ抵抗素子を形成し、この抵抗素子間をAlの
蒸着膜などで配線してプリツジを構成し、また前
記シリコン単結晶からなる弾性基板の周辺部表面
にリード線接続用の電極部を形成して構成される
ものである。
このようなシリコンダイアフラムを用いて圧力
変換器を組立てる場合、被測定圧力流体は、この
シリコンダイアフラムの裏面の凹部側に導入し、
ピエゾ抵抗素子やAlの配線部及び電極部を形成
した表面側に真空室を設けたり(絶対圧型)、表
面を半導体用コーテイング剤等でコーテイングし
て大気圧を導入する(ゲージ型の場合)ように構
成し、ピエゾ抵抗素子、Al配線、電極部を湿
気、油、薬品等から保護するように組立てること
が多い。一方、圧力変換器の組立が非常に簡単に
なり、シリコンダイアフラムが破壊する最大圧力
が高くなり、出力特性の非直線性が良くなる等の
理由で、シリコンダイアフラムの表面側に被側定
流体を導入するように圧力変換器を組立てる場合
がある。このような圧力変換器では、シリコンダ
イアフラムの表面のピエゾ抵抗素子、Al配線、
電極部、及びこの電極部からのリード線をリード
ピン等に接続するリード線配線部を被側定流体か
ら保護する必要がある。このような圧力変換器
は、第1図に示したように構成されている。即
ち、第1図bにおいて、シリコンダイアフラム1
の裏面中央部に起歪部2が設けられ、この起歪部
2の表面に拡散型ピエゾ抵抗素子3が形成されて
いる。Al蒸着膜からなる電極4はシリコンダイ
アフラムの周辺に形成されており、この電極4、
ピエゾ抵抗素子3は低抵抗の拡散抵抗5で接続さ
れており、この拡散抵抗5及びピエゾ抵抗素子3
は薄いSiO2膜6で覆われている。
このように構成されたシリコンダイアフラム1
は、基板7を介して基台8に固着されているが、
この基板7は基台8からシリコンダイアフラム1
に加わる熱を吸収するために設けられたもので、
シリコンとほぼ同じ線膨脹係数の結晶化ガラス基
板からなり、またシリコンダイアフラム1と基板
7は低融点ガラス9で接合されている。基台8は
シリコンに近い線膨脹係数のセラミツクであるコ
ージライトからなり、またシリコンダイアフラム
1の周辺部でこの基台8を貫通するようにリード
ピン10が設けられ、基板7と基台8は軟かい接
着剤のシリコンゴム接着剤で接着されている。な
お、この従来の圧力変換器は、大気圧を基準にし
て被測定圧力を測定するゲージ圧型の圧力変換器
であるために、基板7、基台8の中央部には背圧
口11が設けられており、シリコンダイアフラム
の起歪部裏面に大気圧が通じるようになつてい
る。
また基台8に強固に接着された電極保護部材1
2は、この基台8と同じコージライトから成り、
シリコンダイアフラム1の電極4と、リードピン
10とこれらを接続するリード線13からなるリ
ード線配線部を囲うようにされ、またシリコンダ
イアフラム1の上の電極4より内周側の厚肉固定
部上に軟かい接着材のシリコンゴム接着剤14に
よつて接着され、シールされている。この軟かい
接着材を用いたのは、この接着材の影響がピエゾ
素子に及ばないようするためである。このように
構成された圧力変換器本体は、シリコンダイアフ
ラム1の表面に被測定圧力が作用するように、圧
力導入口15を有するアダプタ16内に挿入さ
れ、このアダプタ16の内壁と電極保護部材12
に接するゴム製Oリング17を介して締付ネジ1
8で固持されている。
このように構成された従来の圧力変換器は、シ
リコンダイアフラム1の表面のピエゾ抵抗素子3
および拡散抵抗5はSiO2膜6で覆われて被測定
圧力流体から保護されており、リード線配線部は
電極保護部材12とシリコンゴム接着剤14で隔
壁保護されているが、腐蝕液の被測定圧力流体に
対しては、耐蝕性が完全であるとは云えない。例
えば、ピエゾ抵抗素子及び配線部を覆うSiO2
6は非常に薄く、またピンホールもあつて耐蝕性
に限度があるという欠点がある。
この欠点を解消するために、このSiO2膜6の
上に更にガラス質膜を生成して耐蝕性を増す方法
も考えられるが、シリコンダイヤフラム1への影
響が複雑になり、またガラス質の膜が厚くなれ
ば、出力低下等の特性劣化を生じることになる。
また電極保護部材12を接着しているシリコンゴ
ム接着剤14は、短期間であれば、一般に良好な
耐薬品性を示すが、長期間薬品にさらされた場合
には徐々に分解、変質する惧れがあり、耐薬品性
に問題がある。またこのシリコンゴム接着剤14
は、被測定圧力流体がガソリンやトルエン、ベン
ゼン等であれば、膨潤して接着力が低下し、その
結果、リード配線部にこの被測定圧力流体が侵入
してAl電極を腐蝕してしまう欠点がある。この
欠点を除去するために、この被測定圧力流体を遮
断する接着剤として、起歪部上のピエゾ抵抗素子
に熱応力等の影響を与えない程度に充分軟かく、
かつ圧力変換器に要求される使用温度条件のもと
で十分に耐蝕性を有するような他の接着剤を選ぶ
ことは非常に難かしいものである。
一方、シリコンダイアフラムを完全に保護し、
耐蝕性の被測定圧力流体に使用できる変換器とし
て、第2図に示したように周知のシールダイアフ
ラム式圧力変換器がある。この変換器はシリコン
ダイアフラム1の被測定圧力流体が接する側にシ
リコンオイル等の非圧縮性流体を封入した油室1
9が設けられ、この油室19は被測定圧力流体に
対して、ステンレス等のように耐蝕性を有するシ
ールダイアフラム20で隔壁されている。
このように構成された圧力変換器は、このシー
ルダイアフラム20の材質を耐蝕性被測定圧力定
流体に応じて選択すれば、各種の耐蝕性被測定圧
力流体に対して使用可能な圧力変換器を製作する
ことができるが、この油室のシリコンオイル中に
気泡が発生すると特性が劣化するので、このシリ
コンオイルの封入時に十分な脱泡処理を行なう必
要があり、またこのシールダイアフラムの製作や
その溶接作業は簡単ではなく、更に構造が大型
で、複雑になり、高価になるという欠点があつ
た。
本考案は、上記従来例の欠点を解消するため
に、シリコンダイアフラムの周囲をシリコンゴム
で被覆し、被測定圧力流体が接する面に耐蝕性を
有する樹脂性の薄い膜で覆つたもので、非常にす
ぐれた耐蝕性を有し、小型で、安価な半導体圧力
変換器を提供するものである。本考案の構成は、
シリコン単結晶からなる弾性体基板の裏面中央部
に窪みを設けて起歪部とし、この起歪部の表面に
ピエゾ抵抗素子を形成してなるシリコンダイアフ
ラムを用いた半導体圧力変換器において、シリコ
ンに近い線膨脹係数を有する基台の中央部に、前
記シリコンダイアフラムまたはこのシリコンダイ
アフラムを接合した基板を、前記シリコンダイア
フラムが外側になるように接着し、前記シリコン
ダイアフラムの周囲または前記シリコンダイアフ
ラムの起歪部の周囲を囲むように凹部を形成する
リング部材を前記基台に接着し、前記凹部に室温
硬化型で、硬化後の弾性定数が5〜50Kg/cm2のシ
リコンゴムを前記リング部材と同一平面になるま
で充填し、前記リング部材及び前記シリコンゴム
の表面上に耐蝕性を有する樹脂性の薄い膜を密着
して、前記シリコンゴムの硬化と同時に接着し、
圧力導入口を有するアダプタ内のOリングに前記
リング部材上の樹脂性膜を押圧するように前記基
台を前記アダプタ内に挿入固定したことを特徴と
するものである。以下、図面により実施例を詳細
に説明する。
第3図は、本考案の第1実施例を示したもの
で、第1図と同一符号のものは同一のものを示し
ているが、本実施例では電極保護部材12の代り
に、シリコンダイアフラム1及びリードピン10
を囲んで凹部を形成するようにした円筒状リング
部材21が基台8の周辺部に設けられている。こ
のリング部材21の基台8との接着面の反対側の
上面22はシリコンダイアフラム1の上面より
0.1〜2mm程度高くなつており、このリング部材
21の内側にシリコンダイアフラム1、基板8、
リードピン10を埋め込むようにシリコンゴム2
3が充填され、このシリコンゴム23の上面24
はリング部材の上面22と1つの平面になつてい
る。従つて、シリコンダイアフラム上のシリコン
ゴム23の厚みは0.1〜2mm程度になる。このシ
リコンゴム23は室温硬化型のもので、比較的接
着性に富み、硬化後の弾性定数が5〜50Kg/cm2
のものが適している。またこのシリコンゴム23
とリング部材21の上面には、耐蝕性の高分子膜
として厚みが10〜100μmのフツ素樹脂膜24を
接着する。このフツソ樹脂の接着は次の手順で行
なう。
(1) リング部材21の内側にシリコンゴム23を
充填する。その時にリング部材21の上面にも
薄く塗る。
(2) 真空容器に入れ、シリコンゴム23から気泡
の発生がなくなるまで真空引きする。
(3) フツ素樹脂膜24の片面に公知の活性化表面
処理を施こして、接着性が得られるようにす
る。
(4) 表面処理を施こしたフツソ樹脂24の処理面
側をシリコンゴム23、リング部材21の上面
に密着する。この時、膜24の内側に気泡が入
らないようにする。
(5) この状態で、約10日以上室温の雰囲気中に放
置してシリコンゴムを硬化(加流)する。
このようにフツ素樹脂膜24を接着した圧力変
換器本体は、ステンレス製のアダプタ16内に挿
入され、フツ素ゴム製のシール用Oリング17が
リング部材21の上面のフツ素樹脂膜24とアダ
プタ16の内壁に挿入され、締付ねじ18で固持
される。
次に、本実施例の動作を説明する。まず、圧力
導入口15から被測圧力が加わると、フツ素樹脂
膜24、シリコンゴム23を介してシリコンダイ
ヤフラム1に作用し、背圧口11からの大気圧と
の差圧に応じて起歪部2を変形し、ピエゾ抵抗素
子3に抵抗変化を生ぜしめ、その結果、大気圧を
基準にして被測定圧力に対応した出力信号がリー
ドピン10を介して出力される。フツ素樹脂膜2
4は10〜100μmと薄くて軟かいものであり、ま
たシリコンゴム23のヤング率は5〜50Kg/cm2
度の値で、シリコンダイアフラム1のヤング率
(約2×106Kg/cm2)に比べて非常に小さくなつて
いるので、シリコンゴム23のシリコンダイアフ
ラム上の厚みが0.1〜2mmであれば、被側定圧力
によるシリコンダイアフラム1の起歪部2の変形
量は、フツソ樹脂膜24、シリコンゴム23が無
い場合と殆んど同じになる。従つて、本実施例の
圧力変換器の被測定圧力に応じた出力信号は、フ
ツ素樹脂膜24やシリコンゴム23の受圧部保護
の影響を殆んど受けることなく、シリコンダイア
フラム1を基板7にガラス接合してなる圧力変換
素子の良好な特性をそのまま再現するものであ
る。またシリコンゴム23は脱泡処理(接着手順
(2)参照)によつて、硬化後はゴム内部に気泡が残
ることなく、緻密な弾性体になつているので、本
実施例の圧力変換器を広範囲にわたつて温度変化
しても、また被測定圧力を大気圧よりも低い負圧
にしても、フツ素樹脂膜の内側に気泡が発生する
ことなく、安定に動作する。
一方、シリコンゴム23及びフツ素樹脂膜24
はシリコンダイアフラム1、電極4、リードピン
10、リード線13から成るリード線配線部を被
測定圧力流体から完全に遮断し、保護する。また
シール用Oリング17はフツ素樹脂膜23とアダ
プタ16の内壁に接しているので、被測定圧力流
体がフツ素樹脂膜の接着端から内部へ侵入するの
を防ぎ、腐蝕性の被測定圧力流体によつて内部の
測定部がが腐蝕したり、フツ素樹脂膜24の接着
部がおかされて、接着力が低下したりすることは
ない。この結果、本実施例では、被測定流体に接
する部分はアダプタ16、シール用Oリング1
7、フツ素樹脂膜24になるが、このフツ素樹脂
膜24は周知の如く化学的に最も安定な高分子材
であつて耐薬品性に優れており、また特に予め膜
状に形成されたフツ素樹脂膜を接着使用している
ので、ピンホールが無く、また部分的にはがれた
りすることもなく、殆んどの腐蝕性流体に対して
すぐれた耐蝕性を示すものである。またフツ素ゴ
ム製のシール用Oリング17やステンレス製のア
ダプタ16も一般にすぐれた耐蝕性を持つている
ので、本実施例の圧力変換器はすぐれた耐蝕性を
持ち、各種の腐蝕性圧力流体に対して使用するこ
とができる。またシリコンゴム23、フツ素樹脂
膜24は絶縁体であるので、本実施例の圧力変換
器は被測定流体に対して完全な電気的絶縁性を有
し、更にシリコンゴム23やフツ素樹脂膜24は
いずれも広い温度範囲にわたつてその性質が安定
しているので、本実施例の圧力変換器もまた広い
温度範囲にわたつて使用できるものである。な
お、本実施例では基台8にリング部材21を接着
して構成したが、他の方法としてはリング部材2
1を基台8と同じ材質で一体的に形成してもよい
ことは云うまでもない。
次に、第4図は、本考案の他の実施例を示した
もので、第1図に示した従来例の本体をそのまま
使用し、これにシリコンゴム23、フツ素樹脂膜
24を施こしたものであり、前記実施例のリング
部材21を変形した例に相当する。即ち第1図の
電極保護部材12はそのままで本実施例のシリコ
ンダイアフラム1の起歪部2の周囲を囲んで凹部
を形成するリング部材21になつており、またそ
の上面22はシリコンダイアフラム1の上面より
1〜2mm程度高くなつている。この凹部にリング
部材21の上面22に連なつて1つ平面になるよ
うにシリコンゴム23が充填され、更にリング部
材21の上面22にも浅く塗布され、この平面上
でリング部材21の最外周部まで、前記実施例と
同様の方法でフツ素樹脂膜24が接着される。従
つてシリコンダイアフラム1上のシリコンゴム2
3の厚みは約1〜2mmになる。
以上のように構成された本実施例の圧力変換器
本体は、ステンレス製のアダプタ16内に挿入さ
れ、リング部材21の上面22のフツ素樹脂膜2
4の周辺部とアダプタ16の内壁の間にフツ素ゴ
ム製のシール用Oリング17が挿入され、締付ね
じ18によつて固持される。
このように、本実施例ではシリコンダイアフラ
ム1の電極4、リードピン10、リード線13か
らなるリード線配線がリング部材21で一旦保護
された後、更にシリコンダイアフラム1とリング
部材21の表面部がシリコンゴム23とフツ素樹
脂24で保護されており、これによつて、シリコ
ンダイアフラム型半導体圧力変換器の腐蝕に対し
て最も弱い部分であるリード接続部の保護がより
完全になり、前記実施例と全く同様の作用効果を
奏するものである。
以上2つの実施例をもとに本考案を詳細に説明
したが、本考案はこれらの実施例に限定されるも
のではなく、例えば前記の説明では、いずれも背
圧口に大気圧を導入し、大気圧を基準にして被測
定圧力を測定するいわゆるゲージ圧力型の圧力変
換器であるが、これを変形して、背圧口に適当な
圧力導入パイプを接続し、このパイプを介して第
2の被測定圧力流体を導入し、第1と第2の被測
定圧力の差を検出するいわゆる差圧型の圧力変換
器を構成することも可能であり、この場合には、
第1の被測定圧力流体に対してピエゾ抵抗素子、
電極とリード接続部は完全に保護されており、第
2の被測定圧力流体に対してはピエゾ抵抗素子、
電極等が露出することがないので、従来の圧力変
換器よりも幅広い種々の被測定圧力流体に対して
使用できる特徴を持つものである。またシリコン
ダイアフラムを中央が穴の無い基板に真空中でガ
ラス接合し、シリコンダイアフラムの起歪部の凹
部の真空の基準圧とし、この真空を基準に被測定
圧力を測定するいわゆる絶対圧型の圧力変換器に
することもできる。この場合には、本考案による
シリコンダイアフラムの表面、電極等を保護する
構成は極めて有効である。
以上説明したように、本考案は、シリコンダイ
アフラムの周辺にリング部材を設けてダイアフラ
ムの周囲を囲む凹部を形成し、この凹部にシリコ
ンゴムを充填し、このシリコンゴムとリング部材
の上面に、ゴム硬化と同時に耐蝕性の高分子を接
着し、この高分子の周辺で被測定流体をシールす
るように本体をアダプタ内に固定し、高分子膜と
シリコンゴムを介して被測定圧力がシリコンダイ
アフラムのピエゾ抵抗素子や電極等を形成した主
面側から作用するように構成したものであり、本
考案によれば、非常に簡単な構成でありながら、
腐蝕性の圧力流体に対してすぐれた耐蝕性と電気
絶縁性を持ち、広い温度範囲にわたつて動作し、
小型で安価な半導体圧力変換器を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は、従来の圧力変換器の断面図
であり、第3図、第4図は、本考案の実施例の断
面図である。 1……シリコンダイアフラム、2……起歪部、
7……基板、8……基台、16……アダプタ、1
7……Oリング、21……リング部材、23……
シリコンゴム、24……耐蝕性樹脂膜。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シリコン単結晶からなる弾性体基板の裏面中央
    部に窪みを設けて起歪部とし、この起歪部の表面
    にピエゾ抵抗素子を形成してなるシリコンダイア
    フラムを用いた半導体圧力変換器において、シリ
    コンに近い線膨脹係数を有する基台の中央部に、
    前記シリコンダイアフラムまたはこのシリコンダ
    イアフラムを接合した基板を、前記シリコンダイ
    アフラムが外側になるように接着し、前記シリコ
    ンダイアフラムの周囲または前記シリコンダイア
    フラムの起歪部の周囲を囲むように凹部を形成す
    るリング部材を前記基台に接着し、前記凹部に室
    温硬化型で、硬化後の弾性定数が5〜50Kg/cm2
    シリコンゴムを前記リング部材と同一平面になる
    まで充填し、前記リング部材及び前記シリコンゴ
    ムの表面上に耐蝕性を有する樹脂性の薄い膜を密
    着して、前記シリコンゴムの硬化と同時に接着
    し、圧力導入口を有するアダプタ内のOリングに
    前記リング部材上の樹脂性膜を押圧するように前
    記基台を前記アダプタ内に挿入固持したことを特
    徴とする半導体圧力変換器。
JP15902477U 1977-11-26 1977-11-26 Expired JPS6141252Y2 (ja)

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JPH04143629A (ja) * 1990-04-03 1992-05-18 Hitachi Constr Mach Co Ltd 差圧センサ及びその製造方法
RU2649042C1 (ru) * 2014-04-25 2018-03-29 Роузмаунт Инк. Коррозионностойкий модуль давления для измерительного преобразователя давления технологической текучей среды

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