JPS6141209Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6141209Y2 JPS6141209Y2 JP19694681U JP19694681U JPS6141209Y2 JP S6141209 Y2 JPS6141209 Y2 JP S6141209Y2 JP 19694681 U JP19694681 U JP 19694681U JP 19694681 U JP19694681 U JP 19694681U JP S6141209 Y2 JPS6141209 Y2 JP S6141209Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slider
- substrate
- hole
- board
- center
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 15
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 2
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 claims description 2
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 2
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 2
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 229910000679 solder Inorganic materials 0.000 description 1
Landscapes
- Adjustable Resistors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、小形可変抵抗器の摺動子の構造に係
わるもので、部品点数の削減及び組立工数を少く
することでコストの低減化を図り、安価な小形可
変抵抗器をユーザーへ提供することを目的とする
ものである。
わるもので、部品点数の削減及び組立工数を少く
することでコストの低減化を図り、安価な小形可
変抵抗器をユーザーへ提供することを目的とする
ものである。
従来、この種の小形可変抵抗器における摺動子
の取付けは第1図に示すように構成されている。
すなわち、従来は回転自在に摺動子1が取付けら
れるように、摺動子1が摺接する側の基板2の裏
面より取付金具3を入れ、摺動子1をかしめてい
た。
の取付けは第1図に示すように構成されている。
すなわち、従来は回転自在に摺動子1が取付けら
れるように、摺動子1が摺接する側の基板2の裏
面より取付金具3を入れ、摺動子1をかしめてい
た。
この構成では、部品点数がアツプし、コストの
低減化をはかりにくいものであつた。第1図で4
は中端子、5は外端子、6は抵抗体皮膜、7は導
電部、8は座板である。
低減化をはかりにくいものであつた。第1図で4
は中端子、5は外端子、6は抵抗体皮膜、7は導
電部、8は座板である。
一方、実公昭35−32058号公報に示されている
ように、摺動子と取付金具とを一体とし、部品点
数の削減を図つたものがあるが、この従来の構成
の場合、回転子の基板の裏面側に突出した部分に
爪を設けて取付けているため、爪の強度によつ
て、回転子が基板から外れてしまつたり、回転ト
ルクが不安定になつてしまうという問題が生じて
いた。
ように、摺動子と取付金具とを一体とし、部品点
数の削減を図つたものがあるが、この従来の構成
の場合、回転子の基板の裏面側に突出した部分に
爪を設けて取付けているため、爪の強度によつ
て、回転子が基板から外れてしまつたり、回転ト
ルクが不安定になつてしまうという問題が生じて
いた。
本考案は上記のような欠点を除去するもので、
摺動子を基板に摺接するように取付ける際に、部
品点数を低減し、作業性を良好なものにするとと
もに、常に安定した回転トルクが行なわれるよう
にすることを目的としている。
摺動子を基板に摺接するように取付ける際に、部
品点数を低減し、作業性を良好なものにするとと
もに、常に安定した回転トルクが行なわれるよう
にすることを目的としている。
この目的を達成するために、本考案では摺動子
と一体にその中央部に円筒状のしぼり部を設け、
このしぼり部を基板の中央の穴に挿入し、基板の
裏面側に突出した先端にカシメ加工作業による膨
大部により、摺動子を回転自在に基板に取付ける
ことを特徴としている。
と一体にその中央部に円筒状のしぼり部を設け、
このしぼり部を基板の中央の穴に挿入し、基板の
裏面側に突出した先端にカシメ加工作業による膨
大部により、摺動子を回転自在に基板に取付ける
ことを特徴としている。
以下、本考案の一実施例を第2図と第3図の図
面を用いて説明する。
面を用いて説明する。
図において、9は絶縁材料からなる中央部に孔
9aを有する基板で、穴9aの周囲表面には抵抗
体皮膜10とその抵抗体皮膜10の両端には導電
部11が形成されている。
9aを有する基板で、穴9aの周囲表面には抵抗
体皮膜10とその抵抗体皮膜10の両端には導電
部11が形成されている。
また、導電部11の中央部に端子挿入用穴11
aがあり、ここへ端子12の挿入部12aを挿入
し、半田等の導電材13をもつて基板9に取付け
ている。摺動子14の中央部にはしぼり部14a
が一体に設けられており、この摺動子14のしぼ
り部14aの基板9の中心穴9aへ座板15を介
して挿入し、しぼり部14aの先端を基板9の裏
面側に突出させる。一方、中端子16には中央部
に穴16aを有している。そして、この中端子1
6を基板9の摺動面との反対面につけ、摺動子1
4のしぼり部14aをこの穴16aに入れ、突出
している先端にカシメ加工により膨大部14cを
設けて摺動子14を回転自在に基板9に装着して
いる。また、摺動子14のしぼり部14aの先端
には、ドライバー等により調整可能なように切り
かき14bが形成されている。
aがあり、ここへ端子12の挿入部12aを挿入
し、半田等の導電材13をもつて基板9に取付け
ている。摺動子14の中央部にはしぼり部14a
が一体に設けられており、この摺動子14のしぼ
り部14aの基板9の中心穴9aへ座板15を介
して挿入し、しぼり部14aの先端を基板9の裏
面側に突出させる。一方、中端子16には中央部
に穴16aを有している。そして、この中端子1
6を基板9の摺動面との反対面につけ、摺動子1
4のしぼり部14aをこの穴16aに入れ、突出
している先端にカシメ加工により膨大部14cを
設けて摺動子14を回転自在に基板9に装着して
いる。また、摺動子14のしぼり部14aの先端
には、ドライバー等により調整可能なように切り
かき14bが形成されている。
以上のように本考案によれば、摺動子にしぼり
部を設け、摺動子と取付金具を一体にしているた
め、部品点数の削減をはたし、組立てを非常に簡
単にすることができ、コスト的にも安価にするこ
とができる。しかも、本考案においては、摺動子
のしぼり部の基板裏面側に突出した先端にカシメ
加工による膨大部を設けて摺動子を基板に回転自
在に取付けているため、摺動子の基板への取付け
が強固なものとなり、従来のように摺動子が基板
から外れてしまうということはない。また、従来
の可変抵抗器においては、摺動子を基板に取付け
る場合、リベツトのような金具を用い、基板の裏
面側に突出した先端を押しつぶして摺動子を固定
するということがよく行われているが、この場
合、リベツトの押しつぶされた部分全体が端子表
面に当接し、摺動子の回転によつて端子表面が削
られてしまい、摺動子の回転トルクが変化してし
まう。本考案においては、円筒状のしぼり部の先
端に膨大部を設け、この膨大部によつて摺動子を
基板に取付けており、従来のように爪による固定
やリベツトのような金具のつぶしによる固定とは
異なり、端子表面が削られてしまうということが
ないため、長期に亘つて安定した回転トルクが得
られる。
部を設け、摺動子と取付金具を一体にしているた
め、部品点数の削減をはたし、組立てを非常に簡
単にすることができ、コスト的にも安価にするこ
とができる。しかも、本考案においては、摺動子
のしぼり部の基板裏面側に突出した先端にカシメ
加工による膨大部を設けて摺動子を基板に回転自
在に取付けているため、摺動子の基板への取付け
が強固なものとなり、従来のように摺動子が基板
から外れてしまうということはない。また、従来
の可変抵抗器においては、摺動子を基板に取付け
る場合、リベツトのような金具を用い、基板の裏
面側に突出した先端を押しつぶして摺動子を固定
するということがよく行われているが、この場
合、リベツトの押しつぶされた部分全体が端子表
面に当接し、摺動子の回転によつて端子表面が削
られてしまい、摺動子の回転トルクが変化してし
まう。本考案においては、円筒状のしぼり部の先
端に膨大部を設け、この膨大部によつて摺動子を
基板に取付けており、従来のように爪による固定
やリベツトのような金具のつぶしによる固定とは
異なり、端子表面が削られてしまうということが
ないため、長期に亘つて安定した回転トルクが得
られる。
第1図は従来の可変抵抗器の摺動子取付け方を
示す分解斜視図、第2図は本考案に係る小形可変
抵抗器の一実施例を示す断面図、第3図は同分解
斜視図である。 9……基板、9a……穴、10……抵抗体皮
膜、11……導電部、14……摺動子、14a…
…しぼり部、14b……切りかき。
示す分解斜視図、第2図は本考案に係る小形可変
抵抗器の一実施例を示す断面図、第3図は同分解
斜視図である。 9……基板、9a……穴、10……抵抗体皮
膜、11……導電部、14……摺動子、14a…
…しぼり部、14b……切りかき。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 中央部に穴を有する絶縁材料からなる基板
と、この基板の中心孔を囲んでその基板上に形
成される抵抗体皮膜及び導電部と、この抵抗体
皮膜及び導電部を設けた側とは反対側の裏面に
取付けられ上記基板の穴と対応する穴を有する
中端子と、前記抵抗体皮膜及び導電部に摺接す
るバネ性を有する導電性材料よりなる摺動子と
からなり、前記摺動子の中央部に円筒状のしぼ
り部を設け、このしぼり部を前記基板及び中端
子の穴へ通し、そのしぼり部の前記基板の裏面
側に突出した先端にカシメ加工による膨大部を
設けて摺動子を上記基板に回転自在に取付けて
なる小形可変抵抗器。 (2) 摺動子の円筒状のしぼり部の先へドライバー
等による調整可能な切りかきを設けてなる実用
新案登録請求の範囲第1項記載の小形可変抵抗
器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19694681U JPS5897810U (ja) | 1981-12-25 | 1981-12-25 | 小形可変抵抗器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19694681U JPS5897810U (ja) | 1981-12-25 | 1981-12-25 | 小形可変抵抗器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5897810U JPS5897810U (ja) | 1983-07-02 |
JPS6141209Y2 true JPS6141209Y2 (ja) | 1986-11-25 |
Family
ID=30110172
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19694681U Granted JPS5897810U (ja) | 1981-12-25 | 1981-12-25 | 小形可変抵抗器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5897810U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2832421B2 (ja) * | 1995-02-06 | 1998-12-09 | ローム株式会社 | 可変式電子部品 |
-
1981
- 1981-12-25 JP JP19694681U patent/JPS5897810U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5897810U (ja) | 1983-07-02 |
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