JPS6140476Y2 - - Google Patents
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- JPS6140476Y2 JPS6140476Y2 JP12954682U JP12954682U JPS6140476Y2 JP S6140476 Y2 JPS6140476 Y2 JP S6140476Y2 JP 12954682 U JP12954682 U JP 12954682U JP 12954682 U JP12954682 U JP 12954682U JP S6140476 Y2 JPS6140476 Y2 JP S6140476Y2
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- seedling
- suction
- seedlings
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- 238000003909 pattern recognition Methods 0.000 description 3
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 2
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、苗吸着装置付フインガーハンドに係
り、さらにその目的を詳しく説明すると、長さや
太さ、曲がり、柔らかさ等にバラツキのある不規
則形状の玉葱の苗を破損することなく、苗巻込み
装置に1本ずつ確実に把持して送り込むことがで
きるようにした苗吸着装置付フインガーハンドに
関するものである。
り、さらにその目的を詳しく説明すると、長さや
太さ、曲がり、柔らかさ等にバラツキのある不規
則形状の玉葱の苗を破損することなく、苗巻込み
装置に1本ずつ確実に把持して送り込むことがで
きるようにした苗吸着装置付フインガーハンドに
関するものである。
例えば、玉葱の苗を苗植機を使用して移植する
場合、まず、苗巻込み装置によつて、保持テープ
に所定間隔ごとに苗を1本ずつ連続的に挟んで苗
をロール状に集束している。
場合、まず、苗巻込み装置によつて、保持テープ
に所定間隔ごとに苗を1本ずつ連続的に挟んで苗
をロール状に集束している。
このような場合、従来苗を苗巻込み装置に1本
ずつ送り込む手段として、吸着ハンドやフインガ
ーハンド等が知られている。
ずつ送り込む手段として、吸着ハンドやフインガ
ーハンド等が知られている。
このうち、吸着ハンドは真空を利用して苗の胴
部を吸着する構成であつて、苗の吸着方向の引張
力は大きいが、横方向のせん断力に対しては非常
に弱い欠点がある。このため急加速作業にあつて
は、苗は吸着部から放出される原因となり、作業
の能率を上げることができない。また、バラツキ
のある不規則形状の苗であると、一旦吸着して
も、根や葉が他の苗とからんでいることがあり、
折角吸着しても、把持して持上げる際に他の苗と
離れず、下に落とす原因となることもある。
部を吸着する構成であつて、苗の吸着方向の引張
力は大きいが、横方向のせん断力に対しては非常
に弱い欠点がある。このため急加速作業にあつて
は、苗は吸着部から放出される原因となり、作業
の能率を上げることができない。また、バラツキ
のある不規則形状の苗であると、一旦吸着して
も、根や葉が他の苗とからんでいることがあり、
折角吸着しても、把持して持上げる際に他の苗と
離れず、下に落とす原因となることもある。
他方、フインガーハンドで不規則な形状の苗を
把持するには、パターン認識装置等の高価な装置
を使用してから掴む必要がある。何故ならば、こ
のような不規則な形状の苗の場合、パターン認識
装置等を使用しないとフインガー部が目的とする
1本の苗だけを正しく選択できず、複数本同時に
掴むことがあるからである。
把持するには、パターン認識装置等の高価な装置
を使用してから掴む必要がある。何故ならば、こ
のような不規則な形状の苗の場合、パターン認識
装置等を使用しないとフインガー部が目的とする
1本の苗だけを正しく選択できず、複数本同時に
掴むことがあるからである。
特に、苗の移植では1カ所に1本だけ苗を植え
る必要があるから、1カ所に複数本植付けられる
と、作物の成育に悪影響が出ることもあり得る。
る必要があるから、1カ所に複数本植付けられる
と、作物の成育に悪影響が出ることもあり得る。
また、この従来装置では、フインガーで苗等の
柔軟なものを選択しながら把持すると、どうして
も目的の苗や、他の苗に強い力でぶつかり合つて
苗に傷や変形等が発生し、最終的に収穫が減少す
る原因となる。
柔軟なものを選択しながら把持すると、どうして
も目的の苗や、他の苗に強い力でぶつかり合つて
苗に傷や変形等が発生し、最終的に収穫が減少す
る原因となる。
本考案は、上記従来技術がそれぞれ有する欠点
を除去したもので、苗の選択、把持が容易且つ確
実で、取扱い作業を簡易化できる苗吸着装置付フ
インガーハンドを提供することを目的とする。
を除去したもので、苗の選択、把持が容易且つ確
実で、取扱い作業を簡易化できる苗吸着装置付フ
インガーハンドを提供することを目的とする。
以下、本考案の実施例を図面を参照して説明す
る。
る。
図は本考案の苗吸着装置付フインガーハンドを
自動苗つかみ機に実施した例を示し、第1図は全
体構成を示す側面図である。
自動苗つかみ機に実施した例を示し、第1図は全
体構成を示す側面図である。
図において、自動苗つかみ機1は、正確に1本
ずつの苗を把持する本考案の要部をなす苗を吸着
する複数個の吸着装置付フインガーハンド2と、
このフインガーハンド2を一定動作させるモータ
4及びこれに連動する複数の部材からなる駆動装
置9と、多数の苗を置くワーク台3とから構成さ
れている。
ずつの苗を把持する本考案の要部をなす苗を吸着
する複数個の吸着装置付フインガーハンド2と、
このフインガーハンド2を一定動作させるモータ
4及びこれに連動する複数の部材からなる駆動装
置9と、多数の苗を置くワーク台3とから構成さ
れている。
つぎに、上記吸着装置付フインガーハンド2及
びこれに関連する構成を各図により詳しく説明す
ると、駆動装置9の一つをなすアーム5は、その
基部が支軸57により回転板6に等間隔で複数本
(図では3本)回動自在に取付けてあり、このア
ーム5き先端に吸着装置付フインガーハンド2が
取付けられている。回転板6は主軸7の先端に固
着されており、この主軸7は、フレーム8に設置
したモータ9により公知の間欠駆動装置10より
チエーン58を介して間欠回転させられる。
びこれに関連する構成を各図により詳しく説明す
ると、駆動装置9の一つをなすアーム5は、その
基部が支軸57により回転板6に等間隔で複数本
(図では3本)回動自在に取付けてあり、このア
ーム5き先端に吸着装置付フインガーハンド2が
取付けられている。回転板6は主軸7の先端に固
着されており、この主軸7は、フレーム8に設置
したモータ9により公知の間欠駆動装置10より
チエーン58を介して間欠回転させられる。
そして、第2図に示すように、アーム5の先端
に装着した吸着装置付フインガーハンド2は、上
記間欠駆動装置10により一定の位置(第2図で
上方Aの位置)で一旦停止し、ワーク台3に収納
載置した苗11を把持するための動作をしてか
ら、再び間欠回転し、下方の所定の位置(第2図
で下方Bの位置)まで苗11を移送させる。
に装着した吸着装置付フインガーハンド2は、上
記間欠駆動装置10により一定の位置(第2図で
上方Aの位置)で一旦停止し、ワーク台3に収納
載置した苗11を把持するための動作をしてか
ら、再び間欠回転し、下方の所定の位置(第2図
で下方Bの位置)まで苗11を移送させる。
苗を把持するフインガーハンド12を動作させ
るには、上記吸着装置付フインガーハンド2が上
記Aの位置にくると、支持杆59に設けたリミツ
トスイツチ13が昇降ロツド63の係止杆60に
より作動する。
るには、上記吸着装置付フインガーハンド2が上
記Aの位置にくると、支持杆59に設けたリミツ
トスイツチ13が昇降ロツド63の係止杆60に
より作動する。
この昇降ロツド63は、間欠駆動装置10と連
結した回転軸61に連結する回転ロツド62に固
着したカム49により昇降する。
結した回転軸61に連結する回転ロツド62に固
着したカム49により昇降する。
上記リミツトスイツチ13の作動により、フレ
ーム8からの起立板64に設けたモータ14を駆
動して、作動ロツド65を介して係止爪15を動
作させるものである。この係止爪15は、ばね5
5により下方に移動する弾発力を不勢した回転板
6の前面に設けてある可動ロツド54のフツク5
6に係合可能に設けてある。
ーム8からの起立板64に設けたモータ14を駆
動して、作動ロツド65を介して係止爪15を動
作させるものである。この係止爪15は、ばね5
5により下方に移動する弾発力を不勢した回転板
6の前面に設けてある可動ロツド54のフツク5
6に係合可能に設けてある。
そして、一端を上記可動ロツド54の上端に連
結し、他端を吸着装置付フインガーハンド2に連
結してあるワイヤ又はロープ16で、引張力をこ
のフインガーハンド2に伝え苗11を把持するも
のである(詳細は後述する)。
結し、他端を吸着装置付フインガーハンド2に連
結してあるワイヤ又はロープ16で、引張力をこ
のフインガーハンド2に伝え苗11を把持するも
のである(詳細は後述する)。
しかして、吸着装置付フインガーハンド2の詳
細は、第3図、第4図、第5図に示されている。
細は、第3図、第4図、第5図に示されている。
各図において、各フインガーハンド2の本体で
ある中空軸20は、第1図に示すようにホース4
7を介して主軸7の側に接続している(その詳細
は第6図〜第8図について後述する)。この中空
軸20の先端にゴム、スポンジ等の弾性体から形
成された吸盤21が取付けてあり、その中間部に
は吸引口22が形成してある。
ある中空軸20は、第1図に示すようにホース4
7を介して主軸7の側に接続している(その詳細
は第6図〜第8図について後述する)。この中空
軸20の先端にゴム、スポンジ等の弾性体から形
成された吸盤21が取付けてあり、その中間部に
は吸引口22が形成してある。
この吸引口22は、苗11の吸着方向の引張力
を大きくするための長孔状の小さな孔であり、中
空軸20の内部の空気通路に貫通しており、苗1
1を1本ずつ確実に吸着することができる。
を大きくするための長孔状の小さな孔であり、中
空軸20の内部の空気通路に貫通しており、苗1
1を1本ずつ確実に吸着することができる。
一方、フインガー12は、中空軸20の先端部
で、吸盤21の近くに設けたピン23により、こ
れを支点として回動するように軸支してある。ま
た、フインガー12の先端側面には吸盤21と同
じ弾性体で爪24を取付けてある。
で、吸盤21の近くに設けたピン23により、こ
れを支点として回動するように軸支してある。ま
た、フインガー12の先端側面には吸盤21と同
じ弾性体で爪24を取付けてある。
さらに、このフインガー12の先端後側にピン
27でリンク25とロツド26を連結し、ロツド
26は、中空軸20に固着している支持金具29
とハンドホルダー30に固着している。
27でリンク25とロツド26を連結し、ロツド
26は、中空軸20に固着している支持金具29
とハンドホルダー30に固着している。
このハンドホルダー30は、中空軸20の外周
にスライドベヤリング32を介して軸承してあ
り、また、プラケツト68を介してアーム5の先
端で支持している。さらに、中空軸20の上端部
とハンドホルダー30に取付穴33及び34をそ
れぞれ設け、これに引張スプリング35の両端を
張設して中空軸20を弾性的に吊り下げ支持して
いる。
にスライドベヤリング32を介して軸承してあ
り、また、プラケツト68を介してアーム5の先
端で支持している。さらに、中空軸20の上端部
とハンドホルダー30に取付穴33及び34をそ
れぞれ設け、これに引張スプリング35の両端を
張設して中空軸20を弾性的に吊り下げ支持して
いる。
中空軸20には、取付穴36を設けてあつて、
これに前記のワイヤー16の先端を係止してい
る。
これに前記のワイヤー16の先端を係止してい
る。
そして、ワイヤー16は取付穴36に致る手前
において、ハンドホルダー30と一体に設けた支
持金具37の先端にローラ69を介して係合して
いる。
において、ハンドホルダー30と一体に設けた支
持金具37の先端にローラ69を介して係合して
いる。
したがつて、第1図に示すモータ14が回転
し、その作動ロツド65が昇降して、これの係止
爪15が可動ロツド54のフツク56を引掛け
て、これを押下げるときワイヤー16が引かれ、
これが係合している支持金具37が移動し、スト
ツパー28を介してロツド26、リンク25が可
動し、フインガー12は吸盤21の吸引口22に
吸着されている苗11をソフトに把持するもので
ある。
し、その作動ロツド65が昇降して、これの係止
爪15が可動ロツド54のフツク56を引掛け
て、これを押下げるときワイヤー16が引かれ、
これが係合している支持金具37が移動し、スト
ツパー28を介してロツド26、リンク25が可
動し、フインガー12は吸盤21の吸引口22に
吸着されている苗11をソフトに把持するもので
ある。
図中17はロツク装置で、苗の保持状態を維持
するためにワイヤー16に設置し、所定の位置で
フインガー12が開いて苗をはなすときに、この
ロツク装置17はガイド52にあたり作動する。
するためにワイヤー16に設置し、所定の位置で
フインガー12が開いて苗をはなすときに、この
ロツク装置17はガイド52にあたり作動する。
つぎに、吸盤21は間欠的に吸引動作して中空
軸20が下動したときにだけ強い吸引力で苗を吸
着するもので、それは第6図に示す吸引制御装置
19により行われるもので、この制御装置19は
次の構成からなる。
軸20が下動したときにだけ強い吸引力で苗を吸
着するもので、それは第6図に示す吸引制御装置
19により行われるもので、この制御装置19は
次の構成からなる。
すなわち、回転板6を固着した中空状の主軸7
にボツクス38を取付けてあり、パイプ70を介
して主軸7とボツクス38内を空気通路として連
通している。
にボツクス38を取付けてあり、パイプ70を介
して主軸7とボツクス38内を空気通路として連
通している。
ボツクス38には、フインガーハンド2と同数
(図では3個)の弁ケース71を設け、各弁ケー
ス71内に、空気穴40を開閉できる弁部材39
を設け、弁部材39が開いたとき、ボツクス38
から主軸7内に空気が流れるように設ける。
(図では3個)の弁ケース71を設け、各弁ケー
ス71内に、空気穴40を開閉できる弁部材39
を設け、弁部材39が開いたとき、ボツクス38
から主軸7内に空気が流れるように設ける。
主軸7の他端は、第1図示の通り、フレーム8
に取付けたバキユーム装置18とパイプ72を介
して連通している。また、弁ケース71からはホ
ース47が伸びていて、連結部46を介して中空
軸20と連結している。
に取付けたバキユーム装置18とパイプ72を介
して連通している。また、弁ケース71からはホ
ース47が伸びていて、連結部46を介して中空
軸20と連結している。
弁部材39は、弁ケース71にピン41で枢支
され、Vばね42で弁部材39が空気穴40を閉
じる方向に回動力を付勢し、他端にはコロ43を
有し、このコロ43は、ボツクス38の側部に取
付けた環状の固定カム44の凸部45と凹部51
に接触して回動する。
され、Vばね42で弁部材39が空気穴40を閉
じる方向に回動力を付勢し、他端にはコロ43を
有し、このコロ43は、ボツクス38の側部に取
付けた環状の固定カム44の凸部45と凹部51
に接触して回動する。
この凹凸部45,51はフインガーハンド2が
ワーク台3に苗11を吸着させるために必要なも
のである。すなわち、第7図に示すようにローラ
43がカム凸部45に当たつているとき、弁部材
39が空気穴40を開いており、このときフイン
ガーハンド2が下降していて吸盤21に苗11を
吸着させるのである。
ワーク台3に苗11を吸着させるために必要なも
のである。すなわち、第7図に示すようにローラ
43がカム凸部45に当たつているとき、弁部材
39が空気穴40を開いており、このときフイン
ガーハンド2が下降していて吸盤21に苗11を
吸着させるのである。
また、第8図に示すようにローラ43が固定カ
ム44の凹部51と接触しているときは、弁部材
39はVばね42の力によつて空気穴40を閉じ
るもので、これはフインガー12が苗11をすで
に把持しているときである。
ム44の凹部51と接触しているときは、弁部材
39はVばね42の力によつて空気穴40を閉じ
るもので、これはフインガー12が苗11をすで
に把持しているときである。
以上のように構成された吸着装置付フインガー
ハンド2が苗11を把持する動作を第9図イ,
ロ,ハによつて説明する。
ハンド2が苗11を把持する動作を第9図イ,
ロ,ハによつて説明する。
まず、第1図に示すアーム5に接触している昇
降ロツド63が間欠駆動装置10の回転軸61に
連結している回転ロツド62に取付けたカム49
によんて下がるとき、フインガーハンド2の吸盤
21が第9図イのようにワーク台3の上の不規則
に置かれている苗11に接近する(第2図Aの位
置)。
降ロツド63が間欠駆動装置10の回転軸61に
連結している回転ロツド62に取付けたカム49
によんて下がるとき、フインガーハンド2の吸盤
21が第9図イのようにワーク台3の上の不規則
に置かれている苗11に接近する(第2図Aの位
置)。
このとき、主軸7は間欠駆動装置10によつて
回転停止して、且つ吸引制御装置19の弁部材3
9は固定カム44によつて空気穴40を開いてい
るので、バキユーム装置18により苗11を吸引
する動作が始動する。それにより、第9図ロのよ
うに苗11が1本だけ吸盤21の吸引口22によ
つて吸引される。
回転停止して、且つ吸引制御装置19の弁部材3
9は固定カム44によつて空気穴40を開いてい
るので、バキユーム装置18により苗11を吸引
する動作が始動する。それにより、第9図ロのよ
うに苗11が1本だけ吸盤21の吸引口22によ
つて吸引される。
つぎに、第9図ハのようにフインガー12の先
端の弾性体で形成した爪24により、フインガー
ハンド2が持上がりながら苗11が把持される。
端の弾性体で形成した爪24により、フインガー
ハンド2が持上がりながら苗11が把持される。
これは、モータ14が駆動され、係止爪15が
可動ロツドのフツク56に係合して、ワイヤー1
6が引かれることにより、フインガー12は作動
して苗11を把持する。このとき、ワイヤー16
に連結されているロツド74に設けた爪75は、
ロツド支持具76の長孔77に係止する。
可動ロツドのフツク56に係合して、ワイヤー1
6が引かれることにより、フインガー12は作動
して苗11を把持する。このとき、ワイヤー16
に連結されているロツド74に設けた爪75は、
ロツド支持具76の長孔77に係止する。
そして、この把持された状態でロツド63がカ
ム49によつて上がり、アーム5が上方の位置ま
で復帰すると間欠駆動装置10が作動して主軸7
が回転し、下方位置まで回転すると(第2図Bの
位置)と、空気穴40を弁部材39が閉じて、吸
引は停止される。そして、この位置まで苗11は
把持して移送され、第9図ニのように、例えば苗
巻取装置におけるコンベヤー50の上で吸盤21
から離されて、適当間隔に配したブロツク67間
に1本ずつ並べられる。
ム49によつて上がり、アーム5が上方の位置ま
で復帰すると間欠駆動装置10が作動して主軸7
が回転し、下方位置まで回転すると(第2図Bの
位置)と、空気穴40を弁部材39が閉じて、吸
引は停止される。そして、この位置まで苗11は
把持して移送され、第9図ニのように、例えば苗
巻取装置におけるコンベヤー50の上で吸盤21
から離されて、適当間隔に配したブロツク67間
に1本ずつ並べられる。
つまり、苗11を把持した状態で、アーム5が
第2図Bの位置まで移動すると、このアーム5に
固着してある支持具77の支点78を中心に回動
する離脱臭79が、ガイド52に設けてあるスト
ツパー53にあたり、ロツド73を押上げる。
第2図Bの位置まで移動すると、このアーム5に
固着してある支持具77の支点78を中心に回動
する離脱臭79が、ガイド52に設けてあるスト
ツパー53にあたり、ロツド73を押上げる。
また、ワイヤー16に連結したばね55の力に
よつて、フインガーハンド2のフインガー12は
開いて苗11は離脱し、離脱した苗11はコンベ
ヤー50に落下して、ブロツク67間に1本ずつ
並べるものである。
よつて、フインガーハンド2のフインガー12は
開いて苗11は離脱し、離脱した苗11はコンベ
ヤー50に落下して、ブロツク67間に1本ずつ
並べるものである。
本考案は上記の構成からなり、次の効果を奏す
るものである。
るものである。
すなわち、本考案によると、従来のフインガー
ハンドにおけるようにパターン認識装置等の高価
な装置を使用することがなくてすみ、構造が簡単
で安価な吸盤21からなる吸着バンドで確実に1
本ずつ複雑な形状をした玉葱の苗を吸着すること
ができる。
ハンドにおけるようにパターン認識装置等の高価
な装置を使用することがなくてすみ、構造が簡単
で安価な吸盤21からなる吸着バンドで確実に1
本ずつ複雑な形状をした玉葱の苗を吸着すること
ができる。
しかも、それだけであると苗が横方向にずれ動
きやすいので、先端に爪を固着したフインガーハ
ンドでソフトに苗を把持するもので、それにより
急速作業しても苗は放出させないで移送できるも
のである。
きやすいので、先端に爪を固着したフインガーハ
ンドでソフトに苗を把持するもので、それにより
急速作業しても苗は放出させないで移送できるも
のである。
この吸着装置付フインガーハンドは、上述のよ
うに確実に苗を把持、移送できるので、玉葱の苗
等の移送手段として自動苗つかみ機に使用すると
きは、苗巻込み装置のコンベヤー等に1本ずつ並
べる作業を機械化、自動化でき、さらに無人化す
ることも容易となる等実用的効果大なるものがあ
る。
うに確実に苗を把持、移送できるので、玉葱の苗
等の移送手段として自動苗つかみ機に使用すると
きは、苗巻込み装置のコンベヤー等に1本ずつ並
べる作業を機械化、自動化でき、さらに無人化す
ることも容易となる等実用的効果大なるものがあ
る。
第1図は本考案に係る装置を実施した自動苗つ
かみ機の側面図、第2図は吸着装置付フインガー
ハンドの正面図、第3図は同じくフインガーハン
ドの一部切断正面図、第4図は第3図の側面図、
第5図は吸盤の吸着面の図、第6図は吸引制御装
置の斜視図、第7図と第8図は弁部材が空気穴を
開いている状態と閉じている状態を示す拡大詳細
図、第9図イ,ロ,ハ,ニは苗にハンドが接近す
る状態と、苗を離す状態をそれぞれ示す動作順序
説明図、第10図イ,ロはロツク装置の詳細図で
ある。 2……フインガーハンド、11……苗、12…
…フインガー、18……バキユーム装置、20…
…中空軸、21……吸盤、22……吸引口、25
……リンク、26……ロツド、27……ピン、3
9……弁部材、40……空気穴、44……固定カ
ム。
かみ機の側面図、第2図は吸着装置付フインガー
ハンドの正面図、第3図は同じくフインガーハン
ドの一部切断正面図、第4図は第3図の側面図、
第5図は吸盤の吸着面の図、第6図は吸引制御装
置の斜視図、第7図と第8図は弁部材が空気穴を
開いている状態と閉じている状態を示す拡大詳細
図、第9図イ,ロ,ハ,ニは苗にハンドが接近す
る状態と、苗を離す状態をそれぞれ示す動作順序
説明図、第10図イ,ロはロツク装置の詳細図で
ある。 2……フインガーハンド、11……苗、12…
…フインガー、18……バキユーム装置、20…
…中空軸、21……吸盤、22……吸引口、25
……リンク、26……ロツド、27……ピン、3
9……弁部材、40……空気穴、44……固定カ
ム。
Claims (1)
- ワーク台に載置した複数の玉葱の苗を1本ずつ
把持して苗巻込み装置に移送する間欠回転可能な
回転板に複数個設けたフインガーハンドにおい
て、この各フインガーハンドに内部をバキユーム
装置に連動する空気通路に形成し、且つ玉葱の苗
に対して接近、離間する方向に移動可能に設けた
中空軸の先端に吸引口を設けた中空軸の先端に吸
引口を設けた弾性体の吸盤を設けると共に、この
中空軸に設けたピンを介して把持用の弾性体で形
成した爪を有するフインガーを取付け、このフイ
ンガーには上記ピンを介してこれが開閉する方向
に回動するようロツド、リンク等を介して中空軸
の移動に連動して開閉可能に構成し、さらに上記
吸盤の吸引口からバキユーム装置に至る空気通路
の途中に弁部材と、これを動作させるカムとから
なる吸引制御装置を設けたことを特徴とする苗吸
着装置付フインガーハンド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12954682U JPS5934992U (ja) | 1982-08-27 | 1982-08-27 | 苗吸着装置付フィンガ−ハンド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12954682U JPS5934992U (ja) | 1982-08-27 | 1982-08-27 | 苗吸着装置付フィンガ−ハンド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5934992U JPS5934992U (ja) | 1984-03-05 |
JPS6140476Y2 true JPS6140476Y2 (ja) | 1986-11-18 |
Family
ID=30293496
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12954682U Granted JPS5934992U (ja) | 1982-08-27 | 1982-08-27 | 苗吸着装置付フィンガ−ハンド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5934992U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4708464B2 (ja) * | 2008-09-30 | 2011-06-22 | ファナック株式会社 | ワーク把持装置 |
-
1982
- 1982-08-27 JP JP12954682U patent/JPS5934992U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5934992U (ja) | 1984-03-05 |
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