JPS6140474Y2 - - Google Patents

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JPS6140474Y2
JPS6140474Y2 JP17188483U JP17188483U JPS6140474Y2 JP S6140474 Y2 JPS6140474 Y2 JP S6140474Y2 JP 17188483 U JP17188483 U JP 17188483U JP 17188483 U JP17188483 U JP 17188483U JP S6140474 Y2 JPS6140474 Y2 JP S6140474Y2
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JP
Japan
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sprocket
fixed
weight
pedestal
rail
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JP17188483U
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JPS6080887U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (技術分野〕 本考案は搬送機用の上下機構例えばロボツトの
アームを上下に動かすための上下機構に関するも
のである。
(従来技術の問題点) 始めにゆつくり持ち上げ、次に速度を早め、降
ろす時は再びゆつくりして、搬送物や搬送機に不
要の衝撃を加えないようにスロースタート、そし
てスローダウンするために用いられている従来の
機構は、主にクランクとかモータの回転を変速し
て駆動するものであるため、搬送機全体の大きさ
が制限され小型化できなかつた。
(考案の目的) 構造が簡単で小型な機構のもので、スロースタ
ートとスローダウンするようにする。
(構成と作用) 第1図は実施例の斜視図、第2図は運動に関す
る説明図である。
第1図はロボツトのアームを上下する場合に適
用する上下機構の例を示してあり、1は駆動用モ
ータ、2は連結用歯車箱、3は駆動軸、4と5は
スプロケツト、6はスプロケツトに張架されたチ
エーン、7は重り、8は重り7が上下動するレー
ル、9はロボツト用アーム、10はロボツト用つ
まみ、11は台座で矢印Xの如くレール12の上
を滑動できる。
前記のモータ1が回転すると、駆動軸3はスプ
ロケツト4の中心位置からはづれて偏心して取り
つけられているから、重り7したがつてロボツト
用つまみ10は次に説明する通り、矢印Yの如く
始めにスロースタートして終りにスローダウンす
る。
すなわち第2図は運動に関する説明図で、第1
図において運動に関連する部分を抽出して示した
ものであり、20は矢印方向に回転する回転駆動
部(第1図の駆動用モータ1と歯車箱2に対
応)、21は偏心円板(第1図のスプロケツト4
に対応)、22は支点(第1図のスプロケツト5
に対応)、23はチエーン又はワイヤ、24は重
りを示す。
ここでM点は偏心円板21の中心からはづれて
偏心した点で、回転駆動部20はM点を駆動して
偏心円板21を回転させるものである。
そして偏心円板21の外周辺において、前記の
駆動位置に設定した偏心したM点と近い位置に前
記のチエーン23の一端を固定し、他の一端はス
プロケツト5(図の支点22)を介して延長し、
重り7(図の重り24)に固定してある。
したがつて第2図1に示す状態で下死点のD点
にある品物を上昇させる場合をみると、チエーン
23の偏心量これを換言すれば引張られている方
向に対するM点からの垂直距離Aが短いから、ス
タートの時点ではチエーン23の巻取量が少なく
スロースタートする。
次にE点に近づくに従つて第2図2に示す通り
偏心量がAからBの如く大きくなるので、巻取量
が大きくなり除々に速度を増してゆく。
そのあと上死点のF点に近づく(第2図3を参
照)に従つて偏心量がBからC(このCは前段の
Aとほゞ等しい)の如く短かくなるので巻取量も
スローダウンする。
以上で明らかな通り、重り7はスロースタート
で引き上げられ、次に速度を早め、降ろすときは
スローダウンとなる。したがつて重り7に取り付
けられている例えばロボツトのアームの上下運動
はスロースタートかつスローダウンとなる。
運用面では下死点から上死点までを一つのスト
ロークとし、F点でリミツトスイツチを作動させ
て運動を停止し、次の信号でモータを逆点するよ
うに制御する。
(効果) 以上の説明で明らかな通り次の効果が得られ
る。
(イ) 従来のクランク機構と比べて小型化すること
ができる。
(ロ) 構造が簡単で、極めて単純な構造であるから
組立が容易で、操作と点検が楽。
(ハ) 下降の際にスローダウンであり、従来の如く
モータによる力で品物が押しつぶされることが
ない。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例の斜視図。第2図は運動に関す
る説明図。 1……モータ、2……歯車箱、3……駆動軸、
4,5……スプロケツト、6……チエーン、7…
…重り、8……レール、9……アーム、10……
つまみ、11……台座、12……レール、20…
…回転駆動部、21……偏心円板、22……支
点、23……チエーン、24……重り。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 台座に固定された回転駆動源と、該回転駆動源
    の駆動軸に対し、中心から偏心した位置を固定さ
    れた第一のスプロケツトと、該第一のスプロケツ
    トを含む平面上であつて、前記回転駆動源の駆動
    軸から前記台座に沿つて所定の距離だけ離れた上
    方の所定位置に固定された第二のスプロケツト
    と、前記第一のスプロケツトの周辺において、回
    転駆動を受ける偏心点と近接して設定された位置
    に一端が固定され、他の一端は前記第二のスプロ
    ケツトを介して延長され、重りに固定されたチエ
    ーンとを具備し、該重りは前記第二のスプロケツ
    トをはさんで前記台座に固定されたレールに上下
    動可能に装着されており、重りには搬送用部材が
    固定された構成であることを特徴とする搬送機に
    用いる上下機構。
JP17188483U 1983-11-08 1983-11-08 搬送機に用いる上下機構 Granted JPS6080887U (ja)

Priority Applications (1)

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JP17188483U JPS6080887U (ja) 1983-11-08 1983-11-08 搬送機に用いる上下機構

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17188483U JPS6080887U (ja) 1983-11-08 1983-11-08 搬送機に用いる上下機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6080887U JPS6080887U (ja) 1985-06-05
JPS6140474Y2 true JPS6140474Y2 (ja) 1986-11-18

Family

ID=30374828

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17188483U Granted JPS6080887U (ja) 1983-11-08 1983-11-08 搬送機に用いる上下機構

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Publication number Publication date
JPS6080887U (ja) 1985-06-05

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