JPS6140378A - 防錆効果の高いボデ−シ−ラ− - Google Patents

防錆効果の高いボデ−シ−ラ−

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Publication number
JPS6140378A
JPS6140378A JP16243384A JP16243384A JPS6140378A JP S6140378 A JPS6140378 A JP S6140378A JP 16243384 A JP16243384 A JP 16243384A JP 16243384 A JP16243384 A JP 16243384A JP S6140378 A JPS6140378 A JP S6140378A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
calcium carbonate
rust
body sealer
rust preventing
vinyl chloride
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16243384A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadayoshi Nakamura
忠義 中村
Satoru Tosaka
東坂 悟
Takeo Miyoshi
三好 武夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daihatsu Motor Co Ltd
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Daihatsu Motor Co Ltd filed Critical Daihatsu Motor Co Ltd
Priority to JP16243384A priority Critical patent/JPS6140378A/ja
Publication of JPS6140378A publication Critical patent/JPS6140378A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は防錆効果の高いボデーシーラーに閃する。
【従来の技術J 自動車ポデー、家庭電気製品などは、鋼板などをスポッ
トt#接して組立てられるが、このような鋼板の合せ部
には発錆を防止する目的でボデーシーラーが塗布される
通常被塗物を一般に用いちれている電着塗料や中塗り、
上塗り塗料で1111するばあい、自然乾燥あるいは強
制乾燥、焼付による硬化時に塗膜が被塗物の中央部方向
に収縮する効果、被塗物のjIsには防錆に必要なmt
膜厚さが確保できないという問題がある。とくに被塗物
の端面は鋭利であるため!に膜厚さを確保するのが困難
である。このような理由から、鋼板の合せ部にはボデー
シー2−が塗布される。
[発明が解決しようとする間WIJ:1.lポデーシー
フーを塗布するばあい防錆上からは厚塗りするのが好ま
しい。
しかし、部位によっては、たとえば自動車の外板の合せ
部位、たとえばリャクオーターパネルとホイールアウタ
ーパネルとの合せ部やロッカーパネルとフロントピラー
との合せ部などにおいては、ボデーシーラーを厚塗りす
ると外観品質を損ねたり、経年と共にワレを生じたりす
るので厚塗りすることができない。
このような理由から薄塗りしかできないばあいは、従来
のボデーシーラーでは防錆性を確保できないという重大
な問題がある。
本発明は前記の点に鐙み、薄塗りのばあいでも防錆性を
確保しうるような防錆効果の高いボデーシーラーをうろ
ことを目的とする。
[問題点を”解決するための手段1 本発明は、塩化ビニル系樹脂のプラスチゾルを主要樹脂
成分とするボデーシーラーにおいて、炭酸カルシウムの
含有量を25%(重量%、以下同様)以下にしたことを
特徴とする防錆効果の高いボデーシーラーに閃する。
[作用1 従来のボデーシーラーにおいては一般的な体質顔料とし
て炭酸カルシウムが多量に、たとえば40%以上も含有
されている。本発明においては、この炭酸カルシウムが
意外にも防錆力を低下させていることを見出した。この
知見にもとづいて、炭酸カルシウムの含有量を25%以
下にすることによって防錆性を向上したものである。
[効果] この゛ように本発明のボデーシーラーは防錆効果が高い
ので、薄塗りしても防錆性を確保でき、外観不良、経時
的なワレなどの不具合を招来することがない。
[実施態様1 本発明においては炭酸カルシウムの含有量を25%以下
、好ましくは20%以下、なかんづ<10%以下にする
のが好ましい。炭酸カルシウムの含有量が25%を超え
ると防錆性が着しくわるくなる。
炭酸カルシウムには主として3種類のものがあり、一つ
は天然品を粒径0.3〜8μ程度に粉砕した重質炭酸カ
ルシウムであり、他のものは天然品の粉砕物を化学的に
精製した粒径1〜6μ程度の軽質炭酸カルシウムであり
、さらに他のものは合成品である超微粒子炭酸カルシウ
ムである。本発明にいう炭酸カルシウムは前記のすべて
を含む概念であるが、前2者の方が後者より防錆性に悪
い影響を与える度合が大さい。この観点から、前2者の
ものは前記含有量の範囲内でで゛きるだけ少なくするの
が好ましい。
前記粒径の大きな炭酸カルシウムの含有量を低下するに
つれてボデーシーラーのチクソトロビック性が低下し、
とくに5%程度になるとチクソトロピック性がなくなり
、塗布したばあいにタレが発生する。かかるばあいはチ
クソトロビック剤を添加する必要がある。チクソトロビ
ック剤としては超微粒子炭酸カルシウムやシリカ系のも
のがあげられ、作業性が良好になるように0.5〜10
%の範囲で適宜添加される。
本発明のボデーシーラーにはさらに防錆顔料を含有せし
めるが好ましい。炭酸カルシウムの含有量を前記のごと
く低くし、かつ゛防錆顔料を配合することにより着しく
防錆性が向上される。
防錆顔料としては木耳溶分として防錆上主効果のある鉛
やクロム系化合物からなる防錆顔料が用いられ、これら
の具体例としてはシアナミド鉛、クロム酸ストロンチウ
ム、ジンククロメート、鉛丹などがあげられる。防錆顔
料の含有量はその種類によってやや差はあるが、通常5
%以下で充分な効果を発揮する。その下限は0.5%程
度である。
本発明のボデーシーラーにおいて、前記防錆顔料を添加
したことによる防錆のメカニズムは防錆塗料におけるも
のと意外にも異なることを見出した。すなわち、防錆塗
料においては防錆性の高いといわれている亜鉛末を配合
したジンクリッチペイントが知られているが、ボデーシ
ーラーにこめ亜鉛末を配合しても防錆性はまったく向上
されなかった。
本発明のボデーシーラーにおける塩化ビニル系樹脂のプ
ラスチゾル、その他の添加剤についてはと(に制限はな
く通常のものがいずれも使用できる。
塩化ビニル系樹脂のプラスチゾルは塩化ビニル系樹脂と
可塑剤とからなるものである。
塩化ビニルPS樹脂としては塩化ビニルのホモポリマー
、コポリマー、これらのブレンド物などがいずれも使用
される。これら樹脂は粒径0.5〜40μ程度の粉末と
して用いられる。
可塑剤としではジオクチル7タレー) (DOP)、ジ
ブチルツクレート(DBP)、ジオクチル7タレート(
DI(P)、ジインデシル7タレート(DIDP)、ジ
ノニル7タレート(DNP)、ジオクチルアジベ−1−
(Do八)、ジイソデシルアジベート(DID八)、ジ
/ニルアジペー) (DNA)、ジオクチルセバケート
(DO3)、ジブチルセバケート(D13S)、アジピ
ン酸系ポリエステル可塑剤、セバシン酸系ポリエステル
可塑剤、トリメトキ酸エステル系可塑剤などが使用され
る。
塩化ビニル系樹脂および可塑剤は通常ボデーシーラーに
それぞれ15〜60%および15〜50%程度含有され
る。
本発明のボデーシーラーにおいては前記プラスチゾルに
加えて体質顔料を70%以下で含有させてもよく、常温
で流動性のあるゾル状物とされる。体質顔料としては炭
酸カルシウムのほかにシリカ、タルク、クレーなどを併
用してもよい。炭酸カルシツムの含有量は前述のごとり
25%以下とされる。
さらに本発明のボデーシーラーには熱安定剤、着色剤、
接着付与剤、耐熱われ性向、ヒ剤なとのその他の配合剤
を適宜添加してもよい。
[実施例1 つぎに実施例をあげて本発明を説明する。
実施例1〜4および比較例1〜2 第1表に示される組成のボデーシーラーを調製した。
100a++++X 300mmX 0.8mmのSP
C鋼板に脱脂処理を施したものを試験片として用いた。
この試験片に前記各ボデーシーラーをドクターナイフで
25μの厚さに塗布し、140℃X20分で硬化せしめ
た。ついで塩水噴霧テストを48時間行ない、錆の発生
を調べた6結果を第1表に示す。
錆の発生はつぎの基準によってすり定した。
◎・・・・・・錆発生なし ×・・・・・・錆発土着しい [以下余白] 実施例5〜12および比較例3〜7 実施例1、実施例3、比較例2のボデーシーラーを基本
配合とし、これに第2表に示されるごとき防錆顔料を含
有せしめてボデーシーラーを謂製した。なお他の成分の
含有量を11整して炭酸カルシウムの含有量は変動しな
いようにした。
これらボデーシーラーを実施例1〜4と同様現 に鋼板試験片に塗布し、塩水噴霧テストを行なった。結
果を第2表に示す。            “[以下
余白1            □注:全面に微細なブ
リスターが発生し、塗膜を除去すると、ブリスター発生
部位に錆が発生していた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 塩化ビニル系樹脂のプラスチゾルを主要樹脂成分と
    するボデーシーラーにおいて、炭酸カルシウムの含有量
    を25重量%以下にしたことを特徴とする防錆効果の高
    いボデーシーラ 2 塩化ビニル系樹脂のプラシチゾルを主要樹脂成分と
    するボデーシーラーにおいて、炭酸カルシウムの含有量
    を25重量%以下にし、かつ防錆顔料を配合したことを
    特徴とする防錆効果の高いボデーシーラー。
JP16243384A 1984-07-31 1984-07-31 防錆効果の高いボデ−シ−ラ− Pending JPS6140378A (ja)

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JP16243384A JPS6140378A (ja) 1984-07-31 1984-07-31 防錆効果の高いボデ−シ−ラ−

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JP16243384A JPS6140378A (ja) 1984-07-31 1984-07-31 防錆効果の高いボデ−シ−ラ−

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JPS6140378A true JPS6140378A (ja) 1986-02-26

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ID=15754517

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JP16243384A Pending JPS6140378A (ja) 1984-07-31 1984-07-31 防錆効果の高いボデ−シ−ラ−

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1077453A (ja) * 1996-07-23 1998-03-24 Elf Atochem Sa 改良された耐浸透性を有する金属基材被覆用自己接着性組成物

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4926430A (ja) * 1972-07-08 1974-03-08
JPS5020110A (ja) * 1973-06-22 1975-03-03

Patent Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4926430A (ja) * 1972-07-08 1974-03-08
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1077453A (ja) * 1996-07-23 1998-03-24 Elf Atochem Sa 改良された耐浸透性を有する金属基材被覆用自己接着性組成物

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