JPS6140150Y2 - - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は一端に所望の回転装置の回転軸に取付
けられる取付部を設け、他端に棒杆の嵌合孔を設
け、内部に切欠溝を設けた円錐状テーパー部を設
けた締止枠をねじ込み、ねじ戻し自在に構成した
事を特徴とする竹輪状焼麩生地製造具に関するも
のである。

従来竹輪状焼麩生地を造る場合には竹棒等の棒
杆に焼麩生地を手で巻き付け、板上をころがせ
て、棒杆を抜き竹輪状生地を造つていたので極め
て非能率、非生産的であつた。

本考案の目的とする処は斯る欠点を除去すると
共に一々部材を交換しなくても、大、小広範囲の
太さの棒杆を止着し得る極めて有効、適切な竹輪
状焼麩生地製造具を提供する事にある。

更に之を図面に示す実施の一例に就いて説明す
ると一端に所望の回転装置１の回転軸２に取付け
られる取付部３を設け、他端に棒杆４の嵌合孔５
を設け、内部に切欠溝６を設けた円錐状テーパー
部７を設けた締止枠８をねじ止め、ねじ戻し自在
に構成せしめて成るものである。而して、第２図
及び第３図に示す如く内部に螺子溝９を設けた締
止枠部材１０と、護謨、プラスチツクス等で形成
された内部部材１１と前記螺子溝９と螺合する螺
子溝１２を設けた本体１３とに分割形成せしめれ
ば製作が容易である。尚図中符号１４はモータ
ー、１５，１６はプーリー、１７はＶベルトであ
る。

本考案は叙上の如く構成せられているから所望
の回転装置の回転軸２に本案製造具を固着１８
し、棒杆４を嵌合孔５に嵌合して締止枠８を締め
方向に回動して止着した後回転装置を回動させる
と棒杆４も回動し、回動する棒杆４に焼麩生地１
９を巻付けて極めて迅速容易に竹輪状焼麩生地を
製造し得る上、棒杆の太さが細いものでもその分
だけ余分に締止枠８を締付け方向に回動させる事
に円錐状テーパー部７がしまり、棒杆を止着し得
るので太い棒杆から細い棒杆まで巾広く止着し、
大小の竹輪状焼麩生地を部材を交換する事なく製
造し得る等実用上幾多の且つ極めて顕著な効果を
有するものである。

【図面の簡単な説明】

図は本考案の一実施例を示すもので第１図は斜
視図、第２図は内部部材の斜視図、第３図は各部
材を分解した状態に於ける断面図、第４図は使用
状態説明図である。 １……所望の回転装置、２……回転軸、３……
取付部、５……嵌合孔、６……切欠溝、７……円
錐状テーパー部、８……締止枠。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 一端に所望の回転装置の回転軸に取付けられる
   取付部を設け、他端に棒杆の嵌合孔を設け、内部
   に切欠溝を設けた円錐状テーパー部を設けた締止
   枠をねじ込み、ねじ戻し自在に構成した事を特徴
   とする竹輪状焼麩生地製造具。