JPS6139837A

JPS6139837A - 誘導子形交流発電機

Info

Publication number: JPS6139837A
Application number: JP15826384A
Authority: JP
Inventors: Mitsuo Odajima; 小田嶋　光夫; Masaki Okamura; 正毅岡村
Original assignee: Hitachi Ltd
Current assignee: Hitachi Ltd
Priority date: 1984-07-27
Filing date: 1984-07-27
Publication date: 1986-02-26

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の利用分野〕本発明は二輪車用内燃機関に装着する誘導子形交流発電
機に係り、特に耐環境性、冷却性に好適な誘導子形交流
発電機に関する。

【発明の背景〕

この種の誘導子形交流発電機は、特開昭５６−９８３５
８号に示されるように、四軸車用として広く使用されて
いる。二輪車、特に大形二軸車も近年。

エンジンの後に誘導子形交流発電機を配置し、チェ」硲
、動ｔ６方式、採、ｌＩｔ、、ｔ：’い、。、ヵ１．ユ
輪車の発電機の装着位置は第４図に示す如く四輪用とし
てのそれとは異なり、直接外面が露出している。すなわ
ち、交流発電機２００は二輪車１００の燃料タンク１１
０の下方に外部が露出して設けられている。そのため泥
水、塩水又洗車時の水、雨水等が直接発電機にふりかか
る。したがって四軸車用の発電機は、ボンネット内に装
着されるため発電機カバーに冷却風を導入する風穴がお
いているが、二軸車用の発電機にも四軸車用と同様に風
穴を設けるとそこから泥水、塩水等が内部に浸入し１発
電機に内蔵された整流器や電圧調整器等、　　′のショ
ートや電食をまねくため、通常整流器や電圧調整器は発
電機を別体にし、防水手段を施し別の部分に取付けてい
る。しかしこの方法では発電機と整流器、電圧調整器（
通常整流器と電圧調整器は一体に構成されている）間の
接続のためのリードワイヤーが必要となり、このリード
ワイヤーによって引きまわさなければならないため、取
付性、取扱い性が悪くコスト高の欠点を有していた。

電機カバーの風穴を少なくしたり、風穴を迷路構造にす
る方法もあるが、この方法では冷却性能が極めて悪くな
り、発電機に内蔵された発電コイル、整流器、電圧調整
−の温度上昇を招き１発電出方を大きくとれないといっ
た欠点を有している。

（発明の目的〕本発明の目的は、冷却性を損なうことなく耐環境性を向
上することのできる二軸車等に装着される誘導子形交流
発電機を提供することにある。

〔発明の概要〕本発明は、電圧調整器、整流器を樹脂でモールドして密
封構造とすると共に、発電機カバー、電圧調整器・整流
器カバーに冷却風取入れ口を形成することにより、冷却
性を損なうことなく耐環境性を向上しようとするもので
ある。

〔発明の実施例〕

以下、本発明の実施例について説明する。

第１図には、本発明の一実施例が示されている。

図において、交流発電機の発電機カバー３には整流器と
電圧調整器を収納する整流器、電圧調整収納カバー１１
が取付脚部１４の部分でネジ１５によって固着されてい
る。この整流器、電圧調整収納カバー１１には空気吸込
み路１６が設けられている。

第２図には第１図図示実施例の断面図が示されている。

図において、１は発電機カバー２，３に軸受けを介して
支承された回転軸で、該回転軸１には、一対の爪磁極５
をもつ回転子鉄心６が圧入保持されている。

次にアルミ材等の非磁性金属からなる椀状の発電機カバ
ー２，３の内周面には、発電コイル７を巻装した固定子
鉄心８が同心的に嵌合され、ボルトにより発電機カバー
２，３に締付は固定されている。該固定子鉄心の内周部
には界磁コイル９が吊り下げ固定されている。１０は発
電機外部から空気を強制的に吸い込み、更に吐出する為
のファンであり、回転子鉄心６の側面に固定されている
。

１１は前記発電機カバー３の側面外側に別体に配置した
整流器、電圧調整器収納カバーで、整流器、電圧調整器
１２は、収納カバー′１１に形成された碗部に配置され
、樹脂１３を注入し、密封されている。収納カバー１１
には取付脚部１４が一体に形成されていて、該取付脚部
１４を発電機カバー３に密着させ、ネジ１５で締付は固
定される。収納カバー１１には空気吸い込み路１ｇが形
成されており、該空気吸込み路１６と発電機カバー３の
空気吸い込み窓１７を一致させている為、空気の流れは
１８のようになる。また発電機カバー３１、　収納カバ
ー１１には、各々放熱用フィン１９゜′２０が各々一体
に形成されてい、る。発電機カバー３と収納カバー１１
との間には隙間２１が設けられており、この隙間２１を
通り、外気２２が流入する。この時隙間２１に収納カバ
ー１１がら突出する放熱フィンをもうけることもできる
。又発電機カバー３の空気幌い込み窓１７の径を、適当
に選択することにより１発電機カバー３の側壁３ａがフ
ァンガイドの役目を成し、更に冷却性を向上させること
ができる。又図示していないが、発電機カバー３と収納
カバー１１とを別体にすることで、発熱コイル７と整流
器、電圧調整器１２との接続は、発電機カバー３に発電
コイル７の口出し線を接続した防水カプラーを取付け、
電圧調整器、整流器１２を接続した防水カプラーを収納
カバー１１に取付け、収納カバ−１１取付時、同時にカ
プラーの接続を行なう。又カプラーの代りにリード線を
用いても良い、前記実施例では整流器、電圧調整器１２
を樹脂１３にて密閉したが、耐環境性を多少緩和する場
合、整流器、電圧調整器１２の１部に防水手段を施こし
樹脂１３をやめることもできる。

したがって、本実施例によれば、従来の誘導子形交流発
電機と比較し整流器、電圧調整器が密封されているため
、外部からの泥水や塩水等の浸入に対しての電食やレヤ
ーショート等の心配がなく、耐環境性に優れている。

また、本実施例によれば１発電機カバーに積極的に風穴
をもうけることができ１発電コイル、整流器、電圧調整
器に対しての冷却性に優れている。

さらに、本実施例によれば、整流器、電圧調整器に発生
した熱を収納部カバーを通し発電機カバーに積極的に放
熱させることができ、冷却性に優れている。

また、本実施例によれば、ユーザへのパーツ補給、パー
ツ交換等サービス性に優れている。

また、本実施例によれば、発電部分と電圧調整器、整流
器組立工程を独立させ並行して作業できる為、作業性が
良い。

さらにまた、本実施例によれ□ば、発電機カバーと整流
器、電圧調整器収納カバーとの間に隙間をもうけること
により、外気導入がはかれ、発電機カバーの側壁をファ
ンガイドに利用できる。又隙間部に、整流器、電圧調整
器収納カバーから突出する放熱フィンを設け、更に冷却
性の向上がはかれる。

また、さらに本実施例によれば電圧調整器、整流器が発
生コイルから離れている為、発電コイルの熱の影響を受
けない、又整流器電圧調整器収納カバーと発電機カバー
との密着部分を介し、電圧調整器、整流器の熱を積極的
に発電機カバーに放熱させることができる。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明によれば、冷却性を損なう
ことなく耐環境性を向上することができる。

【図面の簡単な説明】

第１ＷＪは本発明の実施例を示す斜視図、第２図は第１
図図示実施例の誘導子形交流発電機の縦断面図、第３図
は実施例の側面図、第４図は二輪車に交流発電機を取り
つけた図である。１・・・回転軸、２，３・・・発電機カバー、４・・・
軸受、５・・・爪磁極、６・・・回転子鉄心、７・・・
発電コイル、８・・・固定子鉄心、９・・・界磁コイル
、１０・・・ファン、１１・・・整流器、電圧調整器収
納カバー、１２・・・整流器、電圧調整器、１３・・・
樹脂、１４・・・取付脚部、１５・・・ネジ、１６・・
・空気吸い込み路、１７・・・空気吸い込み窓、１８・
・・空気の流れ、１９・・・放熱用ファン、２０・・・
放熱用フィン、２１・・・隙間、２２“。外気、１００・・・二軸車、２００・・・交流発電機、
３ａ・・・側壁。

Claims

【特許請求の範囲】

１、一対の発電機カバーに挾持され、該発電機カバー固
定された発電コイルを巻装した環状の固定子鉄心と、該
固定子鉄心の内径に小空隙をもつて対向し、かつ先端同
志が空隙をもつて対向した一対の爪磁極を有する回転子
鉄心と、該回転子鉄心を固着し、前記発電機カバーに軸
受で支承された回転軸と、上記爪磁極間に形成された空
間内に配置した界磁コイルから成る誘導子形交流発電機
において、上記発電機カバー側面に複数個の慣通窓を形
成し、該発電機カバーに、前記複数個の慣通穴を有し電
圧調整器、整流器等の電子部品を樹脂密封収納したカバ
ーを設けたことを特徴とする誘導子形交流発電機。