JPS6139530Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6139530Y2 JPS6139530Y2 JP14480178U JP14480178U JPS6139530Y2 JP S6139530 Y2 JPS6139530 Y2 JP S6139530Y2 JP 14480178 U JP14480178 U JP 14480178U JP 14480178 U JP14480178 U JP 14480178U JP S6139530 Y2 JPS6139530 Y2 JP S6139530Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- insert
- mold
- protrusion
- molding
- sandwiched
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
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Landscapes
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は射出成形用金型、特にインサート物
を雄型、雌型間に挟着しうるようにした金型の構
造に関する。
を雄型、雌型間に挟着しうるようにした金型の構
造に関する。
近来、例えば自動車用のバンパとしてプラスチ
ツクス又はゴム等の弾性体を使用したものが用い
られるようになつてきたが、これらの弾性体から
なるバンパにあつてはその耐候性等を考慮して黒
色に着色されているものがほとんどであつて、外
観に変化がとぼしい嫌いがあつた。そこで、該バ
ンパに、アルミニウム箔又はステンレススチール
箔等の金属光沢面を有する金属箔を貼着又は埋設
した合成樹脂モールを装着することが試みられて
おり、本願考案者らも数件のインサート成形法を
考案しているのであるが、この考案は主としてこ
れらの成形法に使用される射出成形用金型を提供
しようとするものである。
ツクス又はゴム等の弾性体を使用したものが用い
られるようになつてきたが、これらの弾性体から
なるバンパにあつてはその耐候性等を考慮して黒
色に着色されているものがほとんどであつて、外
観に変化がとぼしい嫌いがあつた。そこで、該バ
ンパに、アルミニウム箔又はステンレススチール
箔等の金属光沢面を有する金属箔を貼着又は埋設
した合成樹脂モールを装着することが試みられて
おり、本願考案者らも数件のインサート成形法を
考案しているのであるが、この考案は主としてこ
れらの成形法に使用される射出成形用金型を提供
しようとするものである。
この考案の目的とするところは、例えば自動車
用バンパ等の成形品本体に合成樹脂モール等のイ
ンサート物を一体に装着するにあたり、該インサ
ート物の装着位置を適宜選択し変更しうるように
することによつて、一つの金型でもつてデザイン
の異なつた成形品を得ることができるようにする
ことにある。すなわち、この考案の要旨とすると
ころは、一方の金型のキヤビテイ内に複数のイン
サート物収納凹部を設け、他方の金型のキヤビテ
イ内には前記インサート物収納凹部に対応する位
置にインサート物装着用の溝または突部を設け
て、前記インサート物収納凹部とインサート物装
着用の溝または突部との間にインサート物を挟着
しうるようにし、かつ前記キヤビテイは挟着され
たインサート物と連通構造に構成されていること
を特徴とする射出成形用金型に係る。以下添付の
図面に従つてこの考案の詳細を説明する。
用バンパ等の成形品本体に合成樹脂モール等のイ
ンサート物を一体に装着するにあたり、該インサ
ート物の装着位置を適宜選択し変更しうるように
することによつて、一つの金型でもつてデザイン
の異なつた成形品を得ることができるようにする
ことにある。すなわち、この考案の要旨とすると
ころは、一方の金型のキヤビテイ内に複数のイン
サート物収納凹部を設け、他方の金型のキヤビテ
イ内には前記インサート物収納凹部に対応する位
置にインサート物装着用の溝または突部を設け
て、前記インサート物収納凹部とインサート物装
着用の溝または突部との間にインサート物を挟着
しうるようにし、かつ前記キヤビテイは挟着され
たインサート物と連通構造に構成されていること
を特徴とする射出成形用金型に係る。以下添付の
図面に従つてこの考案の詳細を説明する。
第１図はこの考案によつて製造された自動車用
弾性バンパＭの全体斜視図であり、第２図は該バ
ンパ成形用の射出成形金型１０の要部断面図であ
る。すなわち、この考案に係る射出成形金型１０
の一方の金型−雌型１１キヤビテイ内面には合成
樹脂モール等の複数のインサート物２０を収納す
る凹部１５，１５が設けられている。他方の金型
−雄型１２のキヤビテイ面の前記インサート物収
納凹部１５，１５に対応する部位には前記インサ
ート物２０を装着係止するための溝１７又は突部
１６が設けられる。このインサート物を装着係止
するための溝１７又は突部１６は必ずしも図示の
形状に限るものではなく、インサート物２０の形
状によつて決定されるものである。またこのイン
サート物の係止溝１７もしくは突部１６は、前記
雌型の突部１５に対応する全ての箇所に設ける必
要はなく、例えば合成樹脂モールのようにインサ
ート物が長尺に亘る場合は、該インサート物の係
止に必要かつ十分な部位にのみ形成してもよい。
さらに、この雄型１２における溝１７又は突部１
６部分を第３図に示すように、入子１２ａ，１２
ｂ，１２ｃとしておけばインサート物２０の係止
に適当な入子と交換して使用することができ、又
はインサート物を装着しない場合においても便宜
である。
弾性バンパＭの全体斜視図であり、第２図は該バ
ンパ成形用の射出成形金型１０の要部断面図であ
る。すなわち、この考案に係る射出成形金型１０
の一方の金型−雌型１１キヤビテイ内面には合成
樹脂モール等の複数のインサート物２０を収納す
る凹部１５，１５が設けられている。他方の金型
−雄型１２のキヤビテイ面の前記インサート物収
納凹部１５，１５に対応する部位には前記インサ
ート物２０を装着係止するための溝１７又は突部
１６が設けられる。このインサート物を装着係止
するための溝１７又は突部１６は必ずしも図示の
形状に限るものではなく、インサート物２０の形
状によつて決定されるものである。またこのイン
サート物の係止溝１７もしくは突部１６は、前記
雌型の突部１５に対応する全ての箇所に設ける必
要はなく、例えば合成樹脂モールのようにインサ
ート物が長尺に亘る場合は、該インサート物の係
止に必要かつ十分な部位にのみ形成してもよい。
さらに、この雄型１２における溝１７又は突部１
６部分を第３図に示すように、入子１２ａ，１２
ｂ，１２ｃとしておけばインサート物２０の係止
に適当な入子と交換して使用することができ、又
はインサート物を装着しない場合においても便宜
である。
上記の実施例では、インサート物２０として合
成樹脂モールを２本装着しうる場合について述べ
たが、成形品本体の種類、インサート物の種類に
よつてインサート挟着部位は３ケ所、４ケ所・・
等適宜増加することは随意である。
成樹脂モールを２本装着しうる場合について述べ
たが、成形品本体の種類、インサート物の種類に
よつてインサート挟着部位は３ケ所、４ケ所・・
等適宜増加することは随意である。
上述の構成に係るこの考案にあつては、一方の
金型内面に複数のインサート物収納凹部を設け、
他方の金型には該突部の対応する部位にインサー
ト装着用の溝又はかつキヤビテイは挟着されたイ
ンサート物と連通構造となるように構成したもの
であるから、これらの複数のインサート装着部位
に適宜インサート物を装着しあるいは装着しない
で、もしくは装着部位を変更して本体の成形を行
うことにより、一つの成形型でもつて多種のデサ
インを有する製品を得ることができる。これを前
記の自動車用バンパを例にとれば、同一の車種に
おいて車格の高いものには添着する合成樹脂モー
ルの本数を多く、順次本数を減らし、モール体を
装着しない箇所には本体樹脂によつて成形をする
ということが可能になるのである。
金型内面に複数のインサート物収納凹部を設け、
他方の金型には該突部の対応する部位にインサー
ト装着用の溝又はかつキヤビテイは挟着されたイ
ンサート物と連通構造となるように構成したもの
であるから、これらの複数のインサート装着部位
に適宜インサート物を装着しあるいは装着しない
で、もしくは装着部位を変更して本体の成形を行
うことにより、一つの成形型でもつて多種のデサ
インを有する製品を得ることができる。これを前
記の自動車用バンパを例にとれば、同一の車種に
おいて車格の高いものには添着する合成樹脂モー
ルの本数を多く、順次本数を減らし、モール体を
装着しない箇所には本体樹脂によつて成形をする
ということが可能になるのである。
第１図は自動車用バンパの全体斜視図、第２図
は該バンパの成形用金型でこの考案の一実施例を
示す金型の要部断面図、第３図各図は、第２図の
雄型における要部拡大図である。 １０……成形用金型、１１……金型（雌型）、
１２……金型（雄型）、１２ａ，１２ｂ，１２ｃ
……入子、１３……ランナ、１５……突部、１６
……インサート物収納凹部、１７……溝、２０…
…インサート物。
は該バンパの成形用金型でこの考案の一実施例を
示す金型の要部断面図、第３図各図は、第２図の
雄型における要部拡大図である。 １０……成形用金型、１１……金型（雌型）、
１２……金型（雄型）、１２ａ，１２ｂ，１２ｃ
……入子、１３……ランナ、１５……突部、１６
……インサート物収納凹部、１７……溝、２０…
…インサート物。
Claims (1)
- 一方の金型１１のキヤビテイ内に複数のインサ
ート物収納凹部１５，１５…を設け、他方の金型
１２のキヤビテイ内には前記インサート物収納凹
部に対応する位置にインサート物装着用の溝１７
または突部１６を設けて、前記インサート物収納
凹部とインサート物装着用の溝または突部との間
にインサート物２０を挟着しうるようにし、かつ
前記キヤビテイは挟着されたインサート物と連通
構造となるように構成されていることを特徴とす
る射出成形用金型。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14480178U JPS6139530Y2 (ja) | 1978-10-20 | 1978-10-20 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14480178U JPS6139530Y2 (ja) | 1978-10-20 | 1978-10-20 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5560324U JPS5560324U (ja) | 1980-04-24 |
| JPS6139530Y2 true JPS6139530Y2 (ja) | 1986-11-13 |
Family
ID=29123759
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14480178U Expired JPS6139530Y2 (ja) | 1978-10-20 | 1978-10-20 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6139530Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5863372B2 (ja) * | 2011-10-06 | 2016-02-16 | 株式会社ファルテック | 車両用装飾成形品の製造方法 |
-
1978
- 1978-10-20 JP JP14480178U patent/JPS6139530Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5560324U (ja) | 1980-04-24 |
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