JPS6139267Y2 - - Google Patents

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JPS6139267Y2
JPS6139267Y2 JP4494481U JP4494481U JPS6139267Y2 JP S6139267 Y2 JPS6139267 Y2 JP S6139267Y2 JP 4494481 U JP4494481 U JP 4494481U JP 4494481 U JP4494481 U JP 4494481U JP S6139267 Y2 JPS6139267 Y2 JP S6139267Y2
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JP
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cooler
air
ventilation passage
refrigerator compartment
damper
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JP4494481U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は冷凍室と冷蔵室の空気をフアンにより
循環させて貯蔵物の冷却を行う冷蔵庫に関する。
従来のこの種の冷蔵庫では、冷凍室と冷蔵室の
双方の空気が通る共通の通風路を設け、この通風
路中に冷却器を配置して、この1個の冷却器で冷
却された空気を冷凍室と冷蔵室とに吹き出すよう
にしている。この方式では、特に比較的多湿な冷
蔵室の空気が冷却されるときに空気中に含まれる
水分が凝結し冷却器表面に着霜する。この着霜が
生ずると、冷却器の冷却効率が著るしく低下する
ため、冷却器をヒータによつて頻繁に除霜してや
る必要があるが、これでは消費電力量が多くなる
という問題がある。そこで最近、共通の通風路に
配置した主冷却器とは別に、冷蔵室の空気のみを
通す通風路中に主冷却器よりも高温の補助冷却器
を配置して、冷蔵室の空気を補助冷却器により除
湿した後、主冷却器により更に低温度に冷却する
ことが考えられている。そして補助冷却器に付着
した霜は、冷却運転の停止時に自然融解によつて
除去するようにしているが、冷却運転の停止時間
は7分程度で、自然除霜させせるには短か過ぎる
ため、補助冷却器に霜が残る虞れがある。
本考案は上記の事情に鑑みてなされたもので、
その目的は、比較的温度の高い冷蔵室の空気を対
流させることによつて、除湿用冷却器をより完全
に除霜することができる冷蔵庫を提供するにあ
る。
以下本考案の一実施例を第1図乃至第6図に基
づいて説明する。
第1図において、1は冷蔵庫本体で、その内部
は仕切壁2によつて冷凍室3と冷蔵室4とに左右
に区分されている。冷凍室3の背面側には第2図
に示すように第一の通風路5が形成され、また冷
蔵室4の背面側には第3図に示すように、下半部
に第二の通風路6と上部に横長の通風路7とが形
成されており、冷蔵室4側の2個の通風路6,7
は仕切壁2の下部と上部に形成した孔8,9によ
つて夫々第一の通風路5の吸入側たる下部及び吹
出側たる上部と連通している。前記第一の通風路
5内には上方に向けて送風するフアン10が配設
されていると共に、冷凍室3背面の下方及び上方
には冷凍室3と第一の通風路5の吸入側及び吹出
側とを連通する吸入口11及び吹出口12が形成
されている。一方、冷蔵室4側の第二の通風路6
は第4図の如くその内部を隔板6cにより左右二
室6a,6bに区画して両室6a,6bを上部に
おいて互に連通せしめており、右方の室6bをそ
の前面下部に形成した入口13によつて冷蔵室4
内に開放させている。また冷蔵室4側の上方の通
風路7をその前面に形成した吹出口14によつて
冷蔵室4内に開放させている。従つて、フアン1
0をモータ15によつて駆動すると、冷蔵室4内
の空気が入口13から第二の通風路6の右方の室
6b内に流入し、左方の室6a及び孔8を介して
第一の通風路5内に吸入される。第一の通風路5
内に吸入された冷蔵室4からの空気は、吸入口1
1から直接第一の通風路5内に吸入される冷凍室
3内の空気と合流し、その合流した空気の一部は
吹出口12から直接冷凍室3内に吹出され、残り
は孔9及び通風路7を介して吹出口14から冷蔵
室4内に吹出されるというような循環路が形成さ
れる。そして、冷凍室3からの空気と冷蔵室4か
らの空気の双方が流れる共通の通風路即ち第一の
通風路5中には第一の冷却器16を配置し、冷蔵
室4内の空気のみが流れる第二の通風路6の右方
の室6b中には第二の冷却器17を配置してい
る。これら両冷却器16,17は、第一の通風路
5中の第一の冷却器16よりも第二の通風路6中
の第二の冷却器17の方が温度が高くなるように
設定されている。即ち、冷凍サイクルは第5図に
示すように、コンプレツサ18、コンデンサ1
9、キヤピラリチユーブ20、弁21及び前記第
一の冷却器16を直列に接続して成る回路と、上
記弁21に対し上記第二の冷却器17及びキヤピ
ラリチユーブ22を並列に接続して成る回路とか
ら構成されている。この冷凍サイクルにおいて、
第一の冷却器16は−25℃付近に設定し、第二の
冷却器17は0℃付近に設定してある。ところ
で、両冷却器16,17は共に蛇行状に曲成され
た蒸発管16a,17aに多数の伝熱フイン11
6b,17bを並設して成る周知構成のものであ
るが、特に第二の冷却器17は第3図及び第4図
に示すように全体的に左下りとなるように配設
し、そして伝熱フイン17bの下部を略V字状に
形成すると共にそのV字状縁部に沿つて折曲片1
7cを形成し、以て除霜時に伝熱フイン17bに
沿つて流下してくる水を折曲片17cによりV字
状下部の中央尖端に案内してここから滴下させる
ように構成している。そして伝熱フイン17bの
中央尖端から滴下する水を樋23により受けるよ
うにしている。樋23は左下りに配置され、且つ
その左端は第一の通風路5内にまで延長されてい
て、受けた除霜水を第一の通風路5の内底部に配
置した受皿24に排出するようにしている。尚、
樋23は断面略V字状に形成して、冷却運転時に
第二の通風路6内を下方から上方に向つて流れる
空気の抵抗となることを極力防止するようにして
いる。而して、第二の通風路6の上面右側には対
流用開口部25を形成し、第二の冷却器17の除
霜時に冷蔵室4内の空気が対流用開口部25から
第二の通風路6の右方の室6b内に流入し、入口
13から流出する対流が生ずるようにしている。
そして、第一の通風路5からの冷気を冷蔵室4内
に供給する通風路7の孔9部分には図示しない電
磁石装置を駆動源とする第一のダンパ26を枢設
すると共に、対流用開口部25部分には図示しな
い電磁石装置を駆動源とする第二のダンパ27を
枢設している。そして、常には第一のダンパ26
を開状態にして孔9を開放すると共に、第二のダ
ンパ27を閉状態にして対流用開口部25を閉鎖
し、第二の冷却器17の除霜時に第一のダンパ2
6を閉じて孔9を閉鎖すると共に、第二のダンパ
27を開いて対流用開口部25を開放するように
している。尚、第2図中28は冷凍室用扉、第3
図中29は冷蔵室用扉である。
次に上記構成の作用を説明する。コンプレツサ
18が起動して冷却運転が開始されると同時にモ
ータ15が通電されてフアン10を回転駆動す
る。この冷却運転はまず弁21が閉じた状態で行
われるため、コンデンサ19により液化された冷
媒は第二の冷却器17及び第一の冷却器16の順
に流通し、冷却作用を生ずる。一方、フアン10
の駆動により、冷凍室3内の空気が吸入口11か
ら第一の通風路5内に流入して第一の冷却器16
により冷却され、また冷蔵室4内の空気は入口1
3から第二の通風路6内に流入し(このとき対流
用開口部25は第二のダンパ27により閉鎖され
ている。)そして第二の冷却器17を通つて第一
の通風路5内に吸引され、第一の冷却器16によ
り冷却される。そして、第一の冷却器16により
冷却された冷気の一部は吹出口12から冷凍室3
内に吹出し、残りは孔9から通風路7内に流入し
て吹出口14から冷蔵室4内に吹出す。
以上の空気の流れを矢印A乃至Dで示す。この
場合、冷蔵室空気はまず第二の冷却器17で0℃
付近まで冷却され、ここで水分の一部が凝縮して
露として分離される。そしてこの除湿された空気
が第一の冷却器16により冷却されるようになる
ため、第一の冷却器16への着霜量は少なくな
り、その除霜を頻繁に行う必要がなく省電力とな
る。
さて、冷蔵室4内が所定の温度(2℃〜5℃程
度)まで冷却されると、冷蔵室温を検知して作動
する冷蔵室側温度スイツチ(図示せず)が作動し
て、弁21を開き、これにより第二の冷却器17
への冷媒供給が断たれて、液媒は第一の冷却器1
6のみに供給される。また冷蔵室側温度スイツチ
(図示せず)の作動により、第一のダンパ26が
閉じて孔9を閉鎖すると共に、第二のダンパ27
が開いて対流用開口部25を開放する(第6図参
照)。従つて、冷蔵室4への冷気供給が止まり、
これに伴つて冷蔵室空気の循環も停止する。する
と、第二の通風路6の右方の室6b内の空気は第
二の冷却器17に付着している霜により0℃付近
に冷却されて自然降下し、入口13から冷蔵室4
内に流出し(第6図矢印E参照)、代わりに冷蔵
室4内の比較的暖かい空気(2℃〜5℃程度)が
対流用開口部25から第二の通風路6の右方の室
6b内に流入(第6図矢印F参照)するようにな
る。このような冷蔵室4内の空気の自然対流によ
り、第二の冷却器17に付着している霜が解かさ
れる。従つて、冷蔵室側温度スイツチは、第一の
ダンパ26を閉鎖すると共に、第二のダンパ27
を開放させて、冷蔵室空気の対流により第二の冷
却器17の除霜を行わしめる除霜制御装置として
機能する。而して、冷凍室3が所定の温度にまで
冷却されると、これを冷凍室側温度制御スイツチ
(図示せず)が検知して作動して、コンプレツサ
18及びフアン10用のモータ15を断電し、冷
却運転を停止する。この冷却運転の停止中も、冷
蔵室4内の空気は第二の通風路6の右方の室6b
を介する自然対流を継続し、第二の冷却器17は
完全除霜される。そして、冷凍室3内が所定温度
にまで上昇すると、第一のダンパ26が開いて孔
9を開放すると共に、第二のダンパ27が閉じて
対流用開口部25を閉鎖し、この状態でコンプレ
ツサ18及びフアン10用のモータ15が起動し
て上述したような冷却運転が再開される。冷却運
転が何回も繰返えし行われると、第一の冷却器1
6の着霜量が増加し、除霜する必要が生ずるが、
この場合には、第一の冷却器16に付設されたヒ
ータ(図示せず)に通電して強制的に除霜してや
ればよい。
尚、上記実施例では第二の冷却器17の伝熱フ
イン17bの下縁部を略V字状に形成し、除霜水
が中央尖端部から滴下するようにしたが、第7図
に示すように、伝熱フイン17bの下縁部を後方
に向けて下降傾斜するように形成して、除霜水が
後部尖端部から滴下するようにしてもよく、この
ようにした場合には樋23を第二の通風路6の背
面部に添設して伝熱フイン17bの後部尖端部か
ら滴下する除霜水を受け得るようにすればよい。
また上記実施例では第二の冷却器17への冷媒の
供給及び供給停止を弁21にて行うようにした
が、第8図に示すように気泡ポンプ30にて行う
ようにしてもよい。即ち第8図において、31は
液溜器で、上記気泡ポンプ30は液溜器31と第
一及び第二の各冷却器16,17との間の連結管
32,33の立上部32a,33aをヒータ3
4,35により選択的加熱する構成のものであつ
て、ヒータ35に通電すると、立上部33a内の
液冷媒が加熱されて気泡を生じ、その気泡により
立上部33a内の液冷媒が押上げられるようにな
つて、液溜器31内の液冷媒が第二の冷却器17
及び第一の冷却器16に順に連続供給され、ヒー
タ35を断電してヒータ34を通電すると、立上
部33a内での気泡発生が停止して第二の冷却器
17への液冷媒の供給が止められ、その代りに立
上部32a内で気泡が発生して液溜器31内の液
冷媒が第一の冷却器16にのみに供給されるよう
になるもので、このような気泡ポンプ30を用い
ても上記実施例と同様の効果を奏する。
本考案は以上の説明から明らかなように、次の
ような優れた作用効果を奏する。
(1) 冷凍室及び冷蔵室の双方の空気が通る第一の
通風路に第一の冷却器を配置すると共に、冷蔵
室の空気のみが通る第二の通風路に上記第一の
冷却器よりも高温の第二の冷却器を配置したの
で、比較的多湿な冷蔵室空気を第二の冷却器で
除湿した後に第一の冷却器で冷却でき、従つて
第一の冷却器の着霜進行が非常に緩やかとなる
ので、ヒータによる第一の冷却器の除霜をそれ
程頻繁に行わずとも済み、省電力化を図ること
ができる。
(2) 除霜制御装置により、第一のダンパを閉じて
冷蔵室内への冷気供給を停止させると共に、第
二のダンパを開いて対流用開口部を開放する構
成であるから、第二の冷却器の除霜を比較的温
度の高い冷蔵室内の空気を対流させて行うこと
ができるため、冷却運転の停止時間が短かくと
も第二の冷却器をより完全に除霜できる。
(3) 第一の通風路を冷凍室側に設け、第二の通風
路を冷蔵室側に設けたので、第二の冷却器を第
一の冷却器から離して配置でき、従つて第二の
冷却器は第一の冷却器の冷却作用を受ける虞れ
がないため、その自然除霜がより確実になる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第6図は本考案の一実施例を示すも
ので、第1図は扉を除去して示す正面図、第2図
及び第3図は夫々冷凍室側及び冷蔵室側の縦断側
面図、第4図は第3図中−線に沿う縦断正面
図、第5図は冷凍サイクル図、第6図は除霜時の
状態を示す第3図相当図であり、第7図及び第8
図は夫々他の実施例を示第二の冷却器配置部の縦
断側面図及び冷凍サイクル図である。 図中、3は冷凍室、4は冷蔵室、5は第一の通
風路、6は第二の通風路、8,9は孔、10はフ
アン、11は吸入口、12は吹出口、13は入
口、14は吹出口、16,17は第一、第二の冷
却器、25は対流用開口部、26,27は第一、
第二のダンパ、30は気泡ポンプである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 吸入側および吹出側が冷凍室および冷蔵室に
    各々連通した第一の通風路と、この通風路中に配
    設した第一の冷却器と、冷蔵室側に形成し冷蔵室
    からの空気を前記第一の通風路の吸入側に案内す
    る第二の通風路と、この第二の通風路に配設した
    前記第一の冷却器よりも高温でなる第二の冷却器
    と、前記第一の通風路からの空気を冷蔵室内に供
    給する通風路に構成し冷蔵室内への冷気の供給を
    制御する第一のダンパと、前記第二の通風路に形
    成し冷蔵室内の空気を前記第二の通風路の入口と
    協働してこの第二の通風路と冷蔵室とを連通させ
    て対流作用を行なわせる対流用開口部と、この対
    流用開口部を開閉制御する第二のダンパと、上記
    第一のダンパを閉路すると共に第二のダンパを開
    路させ第二の冷却器の除霜を冷蔵室空気の対流作
    用で行なわせる第二の冷却器の除霜制御装置とを
    具備してなる冷蔵庫。
JP4494481U 1981-03-30 1981-03-30 Expired JPS6139267Y2 (ja)

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JPS57157886U JPS57157886U (ja) 1982-10-04
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