JPS6139058B2 - - Google Patents

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JPS6139058B2
JPS6139058B2 JP49052948A JP5294874A JPS6139058B2 JP S6139058 B2 JPS6139058 B2 JP S6139058B2 JP 49052948 A JP49052948 A JP 49052948A JP 5294874 A JP5294874 A JP 5294874A JP S6139058 B2 JPS6139058 B2 JP S6139058B2
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JP
Japan
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fibers
nonwoven fabric
gauze
dressing
surgical
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JP49052948A
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English (en)
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JPS5031690A (ja
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Aisudoofuaa Nooman
Rezuniaku Jon
Ritsukusutein Baanaado
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Johnson and Johnson Hospital Services Inc
Original Assignee
Johnson and Johnson Products Inc
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Publication date
Application filed by Johnson and Johnson Products Inc filed Critical Johnson and Johnson Products Inc
Publication of JPS5031690A publication Critical patent/JPS5031690A/ja
Publication of JPS6139058B2 publication Critical patent/JPS6139058B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F13/00Bandages or dressings; Absorbent pads
    • A61F13/15Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators
    • A61F13/44Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators with radio-opaque material or signalling means for residual material
    • A61F13/01034
    • A61F13/01042
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F13/00Bandages or dressings; Absorbent pads
    • A61F2013/00361Plasters
    • A61F2013/00544Plasters form or structure
    • A61F2013/00604Multilayer
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F13/00Bandages or dressings; Absorbent pads
    • A61F2013/00361Plasters
    • A61F2013/00727Plasters means for wound humidity control
    • A61F2013/00731Plasters means for wound humidity control with absorbing pads
    • A61F2013/00744Plasters means for wound humidity control with absorbing pads containing non-woven

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は手当材料(dressing)、包帯、月経用
衛生ナプキン、タンポン、大小便用パツド、及び
アンダーパツドのような吸収組織物に関し、より
具体的には外科的処理に使用されるような吸収性
手当材料に関する。 吸収性手当材料は手術室において、たとえば、
出血を止める、薬物を塗る、器官を隔てる、組織
を分離乾燥するというような種々の機能を果すた
めに使用されている。このような目的のどれに使
用される手当材料も、体液を吸収すると共にその
構造的一体性を維持することができるということ
が基本となる。残念ながら、吸収性の高い材料は
構造的な安定性に乏しい傾向があるために、上記
の基準はある程度互いに相いれない。たとえば、
木綿わた、木材パルプ等は吸収性が非常に高い
が、それ自体ではその構造的一体性を維持しな
い。したがつて、当該技術ではあらく織られた材
料(通常は綿ガーゼが選ばれる)を使用すること
によつて妥協しなければならないことが見い出さ
れている。 綿ガーゼの使用にはいくつかの欠点がある。ま
ず、ガーゼの一重または二重の層だけでは比較的
小さな吸収力しか示さないので、ガーゼ製の外科
用手当材料は必要な吸収能を得るためにガーゼを
何層にも(たとえば16枚)重ねることが必要であ
つた。ガーゼの層の増大するにつれて合計吸収能
は増大するが、手当材料の単位重量当りの吸収能
は減少することが見い出されたので、上記の方法
は吸収能を増大させる手段として不経済な方法で
あることがわかつている。換言すると、ガーゼの
層を増していつても、得られる吸収能の増加量は
だんだん少なくなるのである。さらに、ガーゼ製
手当材料は望ましくない量のリントを生ずる傾向
があるために、多くの用途にとつて不満足である
ことが判明している。ここに言及したリントと
は、使用中に手当材料から離脱しやすい微細な物
質である。リントが傷口に残つたままになると、
炎症、ゆ着及び肉芽腫の生成を引き起すことがあ
る。このリントの危険性は気管切開及び心臓血管
系の処置のような外科的処置に見られるいわゆる
“非常に深き切開”の場合に最も起りやすい。そ
の場合、リントが血栓の成長活動の中心点を形成
することがあり、これがその後栓子の生成を引き
起すかもしれない。また開腹手術及び開胸手術の
ような深い切開ではその後ゆ着並びに恐らくは肉
芽腫の生成をも引き起すであろう。 ガーゼのこの欠点のために、適当な代替物を見
つける努力がなされてきた。たとえば、米国特許
第3081515号(1963)には、多孔性不織布を外科
用手当材料においてガーゼの代替物として使用す
ることが記載されている。このような不織布は非
接着状態(すなわち、接着性結合剤物質を何も添
加しない状態)で非常に吸収性が高いことが判明
している。しかし、これを手当材料の中に入れる
と、この不織布はその構造的一体性を維持する能
力を本質的に持たず、したがつて、この用途には
まつたく不向きであることが見い出された。この
固有の弱さを補うため、該特許にはこの材料を接
着性結合剤で補強することが示唆されている。こ
うすると使用可能な外科用手当材料ができ上る
が、結合剤物質はこのスポンジの吸収能を大きく
そこなうので、この手当材料の製法も綿ガーゼに
付随する欠点を矯正するものではないことが見い
出された。 したがつて、従来のガーゼ製手当材料に付随す
る非効率的な吸収性と望ましくないリントの生成
という欠点を克服し、同時に応力下でその構造的
一体性を維持することのできる手当材料というも
のはこれまで入手できなかつた。 ところが、綿ガーゼの手当材料に従来付随して
いた欠点を克服する吸収性手当材料が得られるこ
とがここに見い出された。この手当材料は、繊維
が局部的にからみあつている各区域が、隣接する
からみあい区域の間に張りめぐらされている繊維
によつて相互につながつている模様をなすよう
に、繊維を接着しないで互いに機械的にランダム
にからませてなる織物様の不織布の複数の重ね層
でできている。この不織布及びその製造法は米国
特許第3485706号(1969)に記載されている。こ
の不織布がタテ目とヨコ目の両方向に少なくとも
1.0フイート・ポンド/平方フイート(1.49m・
Kg/m2)の引張りエネルギー吸収値を持つように
選択的に選ぶと、このような不織布の複数の重ね
層からなる吸収性手当材料は、従来の吸収性手当
材料に見られたこれまでの欠点をただすことが判
明した。具体的には、まだ判明しない何らかの理
由により、本発明の手当材料が示す手当材料中の
全不織布のグラム当りの吸収能は、この不織布を
1層だけにした場合のグラム当りの吸収能と少な
くとも同等である。事実、この不織布を3層以上
重ねて使用すると、得られた手当材料のグラム当
りの吸収能は単一層の吸収能の値と対比して実際
に増大しているのである。ここの特性は、通常使
用されているガーゼの手当材料が本質的に正反対
の性質を示すという事実を考慮すると、まつたく
予期できないものと言える。さらに、上記特許に
記載された不織布が少なくとも1.0フイート・ポ
ンド/平方フイートの引張りエネルギー吸収値を
持つように選ぶと、この吸収性手当材料は少なく
ともガーゼ製手当材料に匹敵しうる程度にはその
構造的一体性を維持し、しかもリント生成の程度
では著しい減少を示す。露出面積1平方インチ当
り微細物質0.008mg以下(0.0012mg/cm2以下)とい
うリント生成しか起らないのに対し、綿ガーゼで
は普通その約2倍程度である。このリント生成量
の著しい減少は、重大な外科処置に使用される開
腹手術用パツドのような吸収性手当材料において
特に重要である。或る具体例においては、本発明
の織物様不織布の複数の重ね層の間に溶融性重合
体基布(scrim)を介在させて、大きな開腹手術
用パツドに必要な湿潤弾力性を持たせると共に、
重合体基布の融解によつて複数の重ね層をひとつ
に結合するよにした1回使用(使い捨て)の開復
手術用パツドが製作される。 総括して言えば、本発明は0.25〜1.5インチ
(6.35〜38.1mm)の長さを有する0.5〜3.0デニルの
水湿潤性繊維で構成され、繊維が比較的に密にか
らみあつた連続した一つのパターンをなす部分
と、繊維が比較的に粗にからみあつたかまたはか
らみあつていない非連続の孔状部分からなる接着
されていない不織布であつて、1平方インチ
(6.45m2)につき50〜500個の前記孔状部分を有す
るものの複数枚の重ね層からなり、各重ね層がタ
テ目およびヨコ目の両方向において少なくとも
1.0フイート・ポンド/平方フイート(1.49m・
Kg/m2)の引張りエネルギー吸収値を有し、各重
ね層の重量が0.75〜3.0オンス/平方ヤードド
(25〜102g/m2)の範囲にある外科用手当材料を
提供する。 本発明の上記の構成要件の限定理由は次の通り
である。 1 繊維長0.25〜1.5インチ(6.35〜38.1mm)はこ
の種の不織布が製造できる実際的限界値であ
る。 2 デニル値0.5〜3.0は軟らかい吸収性不織布を
生成する実際的な限界値である。 3 引張りエネルギー吸収限界値の下限は手当材
料の実際的使用において一体性を維持できる限
界値である。下限に満たないと不織布が容易に
裂けるし、繊維屑遊離の危険性が生ずる。 4 不織布の重量の限界0.75ないし3.0オンス/
平方ヤード(25〜102g/m2)は取り扱い不織布
の限界である。これより軽いと処理機械で扱い
にくく、また引張りエネルギー吸収値も好まし
い値より低くなる。上限を越えると厚くなりす
ぎて何枚も重ねるのに適さなくなる。 5 不織布の孔状部の個数の限界もこの種の不織
布における通常の限界値である。 この不織布(以下、“機械的にからませた”不
織布という)は、接着性結合剤またはフイラメン
トの溶融を必要とせずにその構造的一体性を維持
できる強力な凝集構造を形成するように繊維の相
互作用によつて繊維をその場所から動かないよう
に固定してなるものである。この不織布は、面積
密度(単位面積当りの重量)が不織布全体の平均
面積密度より高くなつている繊維からみあい区域
により形成される模様をもつており、この緻密な
からみあい区域の間にはこれらを相互に連絡しあ
つている繊維が張りめぐらされていて、これは緻
密なからみあい区域の中で互いにランダムにから
みあつている。本発明の外科用手当材料の重ね層
の素材をなす「機械的にからませた不織布」は次
のようにして製造される。 前記の不織布の、繊維が比較的粗にからみあつ
たか、またはからみあつていない非連続の孔状部
分に相当する位置に1平方インチ(6.45cm2)あた
り50〜500個の開口を有する保持部材(金網でも
よいし、開口を有する金属シートでもよい)の上
に前記の0.25〜1.5インチ(6.35〜38.1mm)の長さ
を有する0.5〜3.0デニルの水湿潤性繊維を延べ綿
状にひろげ、前記開口に相当する位置に近接して
置かれたオリフイスから、少なくとも200psi(14
Kg/cm2)ゲージ圧の圧力で噴出するジエツト液流
(水流)を適用することによつて製造される。通
常、保持部材をベルトまたはドラム状にし、該ベ
ルトまたはドラムを横切つて配列されたジエツト
液流を噴出させ、延び綿とベルトまたはドラムを
移動させつつ連続的に行なう。本発明の手当材料
に使用される繊維の種類は、一般に湿潤性繊維
か、または湿潤性となるようにあらかじめ処理し
た繊維でなければならない。場合によつては、湿
潤性繊維を少量の非湿潤性繊維と配合した混合物
も使用できる。木綿、レーヨン、ポリエチレンテ
レフタレート、ポリアミド、アセチルセルロー
ス、ポリアクリロニトリル、アクリルニトリル−
塩化ビニル共重合体、再生タンパク、ポリオレフ
イン及びこれらの混合物からなる繊維はいずれも
使用可能な繊維系である。このグループに入るも
のに、親水性を付与する処理をあらかじめほどこ
した疎水性繊維がある。このような処理の例とし
ては、放射線、遊離基開始剤及びその他の当業界
で公知の重合法によつて繊維表面上に重合体物質
をグラフト重合させる方法がある。このような処
理の別の例としては、湿潤剤及び再湿潤剤の使
用、並びに木綿のマーセル化及びポリエチレンテ
レフタレートの苛性処理のように化学反応による
表面の変性処理の使用がある。これに関しては、
外科処置における繊維の最終的な使用状況と適合
しないような変性法の使用(たとえば該手当材料
から身体の傷の中へ浸み出てしまう恐れのある残
留化学薬品が残つてしまう方法の使用)は避ける
ということはもちろん重要である。 繊維は、所望の強度を達成すると共に上記のよ
うな微細物質(リント)の付着量を減少させるこ
とと矛盾しないステープル長さ及びデニールのも
のであるべきである。一般に、デニールは約0.5
ないし約3.0の範囲でよく、約1.0ないし約2.0の範
囲が好ましい。繊維のステープル長さは約0.25な
いし約1.5インチ(6.35−38.1mm)でよく、約0.5
ないし約1.25インチ(12.7−31.8mm)の長さが好
ましい。単位面積当りの布重量は、最終製品に望
まれるカサの程度に応じて変るが、約0.5ないし
約3.0オンス/平方ヤード(17−102g/m2)の範
囲でよい。好ましくは単位面積当りの重量は約
0.75ないし約2.0オンス/平方ヤード(25−68g/
m2)がよい。 多くの手当材料使用時において、不織布は多数
の小孔を設けたものであるのが望ましい。小孔
は、別の繊維の追加を必要とせずに手当材料に望
ましいカサの増大を付与することができる。小孔
をあけた布は、すべりにくくなり、濡れたときに
あまり塊りにならず、また手当材料に若干の摩耗
特性が要求される組織の分離のような外科的処置
にもより有用である。美的観点からも、小孔をあ
けた不織布は見慣れたガーゼ製手当材料によりよ
く似ている。小孔は、当業界で今や周知の方法、
たとえばニードルパンチ法または模様を付した基
体上に支持した布に流体噴射を衝突させる方法に
よつて不織布に形成することができる。小孔の開
口面積の程度は、その製品の望ましい最終的用途
にしたがつて違うが、一般に1平方インチ(6.45
cm2)につき穴が約50ないし500個という開口度が
適当であり、1平方インチにつき穴が約100ない
し400個という開口面積が好ましい。 外科用手当材料として有用であるためには、こ
の不織布は得られた製品が使用条件下でその構造
的一体性を維持するようにするのに充分な程度の
機械的からみあいを保持していなければならな
い。具体的にいうと、不織布はタテ目及びヨコ目
の両方向に少なくとも約1.0t・lb/t2(1.49m・
Kg/m2)、好ましくは少なくとも約2.0t・lb/t2
(2.98m・Kg/m2)の引張りエネルギー吸収値を有
しているべきであることが判明した。引張りエネ
ルギー吸収値は、Technical Association of the
Pulp and Paper Institute(TAPPI)により1964
年に教示されたT494 SU−64試験に記載された
方法にしたがつて不織布を引張り応力下に置くこ
とによつて発現される応力−ひずみ曲線の曲線下
の面積であると規定されれる。 本発明の吸収性外科用手当材料の素材層をなす
不織布の引張りエネルギー吸収値は、破断強度の
指標であるが、繊維の長さ、太さ(デニル値)、
捲縮度、形成された不織布の表面の摩擦特性、繊
維のからみ合いの程度、重量等に依存するので、
この製造条件は試行錯誤的に決定される。 本発明においては、上記の最小引張り強度が接
着性結合剤の使用によるのではなく、充分な機械
的からみあいによつて本質的に達成されているこ
とが重要である。このような結合剤は一般に繊維
の弱いウエブにエマルジヨンの形で適用されるラ
テツクスであるか、或いは架橋した樹脂系のどち
らかであるが、これらは得られた手当材料の吸収
性をそこなう傾向があるという点で望ましくな
い。この点に対する理由は完全にはわからない
が、結合剤が存在すると繊維質布はくの毛細管状
空間の間の連絡が妨げられる(この連絡は良い吸
収性材料にとつて必須条件であると考えられる)
ということは充分にありうる。さらに別の可能性
は、普通使用されている結合剤は繊維より親水性
が小さいために吸収性が全体として低下するとい
うことである。本発明の本質的に結合剤を含有し
ない手当材料を使用することの多分さらにより重
要な理由は、この手当材料は身体の傷に関して使
用しようとするものであるから、結合剤が本質的
に存在しないということは、何らかの物質が浸出
または一次接触のいずれかによつて身体の中に入
る可能性(これは、たとえば毒性またはアレルゲ
ン性反応のような有害な組織反応の誘因または原
因となることがある)が排除されるということで
ある。 機械的にからませた不織布は、本発明にしたが
つて、複数の重ね層を使用して外科用スポンジと
して具体化された。第1図を参照すると、上述し
たような機械的にからませた不織布からなる一重
の矩形シート10が図示されている。こはを折り
たたむと、たとえば第2図に示したような8枚重
ねのスポンジ12のような多数の重ね層からなる
外科用スポンジを形成することができる。それに
は、シート10をまずA−A線に沿つて折りたた
み、次にB−B線に沿つて折りたたむとC−C線
とC′−C′線が合致して重なりあう。最終製品の
スポンジ12は、重なりあつているC−C及び
C′−C′線に沿つてさらにもう1度折りたたむこ
とによつて得られる。シート10に取りつけてあ
るのは、X線で検出できる要素13である。この
要素は、たとえば硫酸バリウムまたは別の適当な
X線不透過物質が中に埋めこまれているポリオレ
フインのフイラメントのようなものでよい。第1
図に示したように、この要素13は最終製品の中
心に位置するようにA−A線の近くに置くのが好
ましい。 第3図及び第4図は本発明のまた別の具体例を
例示するものであつて、ここでは上記のような機
械的にからませた不織布が開腹手術用のパツドと
して具体化されている。このようなパツドは一般
に大きな外科的処置中に身体の空胴部の内部で使
用されるものであり、これは吸収性を発揮すると
同時に、器管をさえぎる壁としての機能及び切開
部の外周部をおおう機能も発揮しなければならな
い。したがつて、開腹手術用パツドは、このよう
な非吸収的機能を果す場合にそのカサ高の特徴を
維持するためにある程度の湿潤弾力性をも必要と
する。第3図に示されている本発明の具体例は、
上記の機械的にからませた不織布の重ね層18,
19及び20の間に層状にはさまれた薄い熱可塑
性プラスチツクの格子16及び17をも含んでい
る。好ましい格子物質は、たとえば約20ないし約
70グレーン/平方ヤード(1.5−5.4g/m2)の重
量があるポリプロピレンのようなポリオレフイン
製のものでよい。格子の開口度は、パツドの吸収
性及び可撓性をそこなうことのないように充分に
大きいものでなければならない。3×5、5×
5、9×9または12×12穴/インチのような穴模
様が好ましい。熱可塑性プラスチツクの格子層を
介在させた不織布重ね層からなる積層体全体を、
第4図によく示されているように、少なくとも
パッド14のへり部分18において、格子16及
び17を融解して不織布重ね層との一体的結合を
形成するようにヒートシールによつていつしよに
結合してもよい。この積層体の構造のさらに大き
な一体性を確保するために、第4図の十字形状の
模様で示されるような別のヒートシール点20が
へり18の内側に設けてある。これに関連して、
熱可塑性プラスチツクの格子の代りに、熱可塑性
プラスチツク繊維を不織布の中に混入してもよ
い。たとえば、ポリエチレンテレフタレートのよ
うな繊維が使用でき、これは結合のための融解性
物質となることができる。ヒートシール点のこれ
以外の模様及び配列も使用できることは当業者に
は理解されよう。パツドの重ね層はヒートシール
以外の手段(例、超音波シールまたは縫いつけ)
によつて一体的に結合してもよいこともまた当業
者には理解されよう。開腹手術用パツド14には
取つ手22がついており、これは同様にパツドに
ヒートシールされていてもよいし、或いは縫いつ
けてあつてもよい。前出の具体例と同様に、開腹
手術用スポンジにもX線で検出できる要素26を
設けてもよい。 本発明の手当材料は、従来の多層状手当材料と
対比した場合にまつたく予測できない性質を示
す。具体的にいうと、多層組織物の吸収性とリン
ト生成度が共に著しく改善されることが判明し
た。 吸収性に関しては、重ね層の枚数が単一層から
増えていつても、手当材料の単位重量当りの平均
液体総吸収能の低下は起らないことが判明した。
事実、重ね層の枚数を3枚以上にふやすと、1グ
ラム当りの吸収能の増加が実際に起る。この結果
は、普通に使用される綿ガーゼ製手当材料ではま
つたく正反対の結果(すなわち、重ね層の枚数が
増すにつれて、ガーゼ手当材料の単位重量当りの
平均液体総吸収は減少する)を示すということと
対比した場合に特に驚くべきことである。従来技
術のガーゼ手当材料の吸収能のこのような減少の
程度は、かなりのものであつて、たとえば単一層
の値の10%程度の減少であることもあり、極端な
場合には単一層の値の25%程度まで減少すること
もある。これとは対照的に、本発明の手当材料で
は吸収能のこのような減少は認められない。事
実、5枚重ねのスポンジでは少なくともほぼ約3
%の吸収能増加が認められ、10枚重ねの手当材料
では一層大きな増加が認められる。これは、必要
な吸収能を得るのに使用すべき材料が少なくてす
む点で有利である。この利点に付随するのは、よ
り少ない材料の使用、すなわち換言すれば、不織
布のより少ない重ね層の使用は、各々のスポンジ
に混入される不織布の表面が少なくなることを意
味するという事実である。リント生成(すなわち
微細物質の沈積)の程度はほとんど使用材料の面
積の関数であるので、より少しの面積しか使用し
ないですむという事実は、ここに記した手当材料
の他の要件といつしよになつて、リント生成量の
かなりの減少をもたらす。すなわち、たとえば本
発明の教示によつて製作したスポンジは、多層状
の構造で使用した場合に露出面積1平方インチ当
り微細物質が約0.008mg以下というリント生成量
を示すだろう。これに比べて、綿ガーゼのスポン
ジは露出面積1平方インチ当り微細物質約0.012
mgというリント生成を示すだろう。この比較は、
ガーゼの手当材料のリント生成を抑制するように
通常の予防措置を講じてから行なつたものであ
る。すなわち、具体的にいうと、裁断したガーゼ
本来の性質のために、多量の微細物質が裁断した
ふちから放出されるので、このふちを一般に内側
に折りこんで、折りたたんだ手当材料の内部に隠
しておくという措置をとる。さらに、折りたたむ
前のガーゼの実際の裁断はクラツシユ・カツテイ
ングという特殊な技法によつて行なう必要があ
る。この技法では、ガーゼ糸の裁断端部はクラツ
シングによつて楕円形の縮れた形状に閉じこめら
れるので、ちぎれた繊維が自由にバラバラになる
ことが防げる。これらの全部の予防措置が試験す
べきガーゼの手当材料に対してはとられるが、本
発明の機械的にからませた不織布に対してはどれ
も必要ない。仮にガーゼの手当材料にこのような
予防措置を講じないとしたら、リント生成量の差
異は著しく大きなものとなろう。 本発明の利点をさらに具体的に例示するために
以下に実施例を挙げる。 実施例 1 3種類の布から種々の枚数の重ね層を有する手
当材料の試料を調製する。1番目のものは、糸の
打込数がタテ糸20本×横糸12本で目方が0.6オン
ス/平方ヤード(20g/m2)である漂白及び精練
処理した医療級綿ガーゼ(米国薬局方第種)か
らなる。2番目のものは、糸の打込数がタテ糸28
本×横糸24本で目方が1.0オンス/平方ヤード
(34g/m2)である漂白及び精練処理した医療級綿
ガーゼ(米国薬局方第種)からなる。3番目の
ものは本発明の教示によるもので、ステープル長
さが3/4インチ(1.9cm)で1.5デニールの100%医
療級レーヨン繊維から作製した機械的にからませ
た布はくからなる。この機械的にからませた布は
くは目方が1.0オンス/平方ヤード(34g/m2)で
あつて、約300穴/平方インチの開口面積で穴が
あけてある。 これらの試料は直径68.5mmの円形に調製する。
直径3ミル(0.076mm)の穴が1個だけあけてあ
るテフロン被覆平滑板からなる装置を使用し、各
試料に対して蒸留水についての総合吸収能の測定
試験をする。この穴は蒸留水の貯槽と流体連通関
係にあり、また平滑板の上面と本質的に等しい水
位にある穴の中の液体の水圧頭が試験中に終始本
質的に0となるようにする手段が設けられる。こ
の水圧頭の関係を確保する手段は、Journal of
Chemical Education、47、p841−842(1970)に
記載されているような定流量ビユレツトに関する
記載に例示されている。各試料を穴の上にくるよ
うに平滑板の上面に置き、液体を吸収させると液
体貯槽の水位が低下する。これは貯槽において水
位の変化がもはや認められなくなるまで続ける。
各試料が吸収した液体の体積を記録する。 次の第1表はこれらの試験結果をまためたもの
であつて、各試料に使用した重ね層の枚数、各試
料に使用した吸収剤の種類、並びに各試料の吸収
能(これは、手当材料1g当りに吸収された液体
の容量(c.c.)について、単一層のときの容量を
100としたときの重ね層からなる各試料の総合、
容量で表わしてある)を示している。
【表】 第5図はこのデータをグラフで表示したもので
あつて、横座標は重ね層の枚数であり、タテ座標
は単一層のg当りの吸収能を100としたときのg
当りの総合吸収能である。20×12ガーゼの試料、
28×24ガーゼの試料及び機械的にからませた試料
に対するデータの箇所は、それぞれ×、△及び〇
でプロツトしてある。第5図及び第1表から明ら
かなように、両ガーゼ共、重ね層の数がふえるに
つれてg当りの総合吸収力は低下し、この傾向は
4枚重ね層を越えると非常に顕著になるという特
徴を示す。これとはまつたく対照的に、本発明の
新規な機械的にからませた試料はまつたく逆の関
係を示し、g当りの吸収力は重ね層の枚数と共に
増大し、この増え方は2枚重ねを越えると顕著で
あり、4枚重ね層ではより一層明らかである。 実施例 2 各種種類の外科用スポンジ試料を8個調製す
る。1番目と2番目のものは、実施例1に記載さ
れた、それぞれ打込数20×12と28×24のガーゼか
らなる慣用の綿ガーゼスポンジである。残りは本
発明にしたがつて製造したものであつて、下記の
第2表に記載したように種々の単位面積当りの重
量を有する機械的にからませた各種の繊維からな
る不織布である。8個の各試料を、ビーカーの中
に入つている1000mlの蒸留水の中へ漬けることに
より遊離した微細物質について試験する。試料の
端をルツボバサミではさんだまま、水中に完全に
沈むように浸してから引き上げることを5回くり
返す。各回とも、試料を水中に浸したら、これを
前後に5回撹拌する。その後この溶液をガラスロ
過器(多孔性フリツトガラス底を有する)によつ
て真空フラスコの中にロ過する。このロ過器はあ
らかじめ蒸留水で洗浄してから、105℃の乾燥器
で3時間乾燥し、その後デシケーター中で1時間
冷却したものである。冷却乾燥したロ過器の重量
もあらかじめ記録しておく。ロ液の方はビーカー
に戻し、同じ種類の手当材料の残りの各試料に対
しても上記の浸漬、撹拌、引き上げ及びロ過処理
をくり返す。これが済んだら、ロ過器を105℃の
乾燥器で一定重量になるまで乾燥し、再び秤量
し、重量の差を記録する。この重量差を全スポン
ジ試料の露出面積の合計で割り算した値が、次の
第2表にスポンジの単位露出面積当りの微細物質
発生重量として報告されている。
【表】 ポリエチレンテレフタレート
第2表が示すように、本発明の機械的にからま
せたスポンジはいずれも慣用のガーゼ・スポンジ
に比べて著しく少ない微細物質沈着量を示す。一
般に、微細物質沈着量は半分以下に減少する。ガ
ーゼのスポンジから沈着した微細物質の様子は本
発明の機械的にからませたスポンジのそれとは異
なることにもさらに注目すべきである。ガーゼの
スポンジから発生したリントは本質的に直径が約
0.13−0.32mmの糸の断片からなり、その大部分は
長さが約1mmであるが、長さが約6−7mmに達す
る断片も稀ではない。これらの糸の断片の間に
は、この糸の構成成分である粗い短繊維並びに綿
のから、葉及び茎のかけらのような不純物が混じ
つている。これとは対照的に、機械的にからませ
たスポンジは、粉末管のずつと小さいリント粒子
を沈着させる。 実施例 3 本実施例は、従来の不織布製外科用スポンジを
製造する試みと比較した場合の本発明の利点を例
示するものである。ステープル長さが3/4インチ
(1.9cm)で1.5デニールのレーヨン100%の繊維を
使用して、米国特許第3081515号(1963)に記載
の方法にしたがつて、単一層からなる不織布試料
を2個作製する。最初の試料はカードにかけて得
たウエブから造つたもので、未接着の状態にして
おく。2番目の試料も同様に単一層からなるカー
ド・ウエブから造られるが、これにその後架橋性
アクリルエマルジヨン重合体を含浸させたもので
ある。重合体の使用量は未接着ウエブの重量の約
30%に等しい。両試料を実施例1に記載した吸収
能について試験する。また、両試料を前出
TAPPIに記載されている方法を使用して引張り
エネルギー吸収値についても試験する。実施例1
と同一の本発明による機械的にからませた単一層
からなる不織布の試料も同様に試験する。これら
の結果を次の第3表に報告する。
【表】 ードウエブ
機械的にか 1.0 8.3 4.54 2.88
らませた布
*結合剤は除外して
上の表からわかるように、未接着の試料は良好
な吸収力を示すが、外科用スポンジの構成材料と
して満足できる程の引張り応力に対する抵抗性に
欠けている。実際に、この不織布から製造したス
ポンジにより沈着する微細物質の量を実施例2の
方法にしたがつて測定しようとしたら、この材料
の強度が非常に弱いために、スポンジはその製造
的一体性を失なつてしまつた。米国特許第
3081515号も示唆されているようにして、この未
接着の材料に結合剤を含浸させて強化した。しか
し、上の表にもはつきり示されるように、この接
着形態では吸収能が著しく減少する。これらの2
種の試料とは対照的に、本発明の教示による材料
は、満足すべき強度と満足すべき吸収能を同時に
示す。 以上に本発明を説明したが、本発明の範囲内で
その変更修正が可能であることは当業者には明ら
かであろう。 なお、本発明の態様を列挙すれば次の通りであ
る。 (1) 繊維が局部的にからみあつている各区域が、
隣接するからみあい区域の間に張りめぐらされ
ている繊維によつて相互につながつている模様
をなすように、互いにランダムに機械的にから
ませた本質的に接着されていない繊維からなる
織物様の不織布の複数の重ね層からなる外科用
手当材料であつて、該不織布はタテ目及びヨコ
目の両方向において少なくとも1.0フイート・
ポンド/平方フイート(1.49m・Kg/m2)の引張
りエネルギー吸収値を有するものであり、該手
当材料が示す不織布全体のグラム当りの吸収能
は該不織布の一重層のグラム当りの吸収能と少
なくとも同等であることを特徴とする外科用手
当材料。 (2) リントの生成程度が露出面積1平方インチ当
り微細物質0.008mg以下の量である上記第1項
の外科用手当材料。 (3) 各重ね層の重量が約0.75ないし約3.0オン
ス/平方ヤード(25−102g/m2)の範囲内であ
る上記第1項の外科用手当材料。 (4) 引張りエネルギー吸収値がタテ目及びヨコ目
の両方向において少なくとも約2.0t・lb/t2
(2.98m・Kg/m2)である上記第1項の外科用手
当材料。 (5) 該不織布の複数の重ね層の間に別の複数の熱
可塑性プラスチツクの格子を介在させて該手当
材料に湿潤弾力性を不与するようにした上記第
1項の外科用手当材料。 (6) 該格子がポリオレフインからなる上記第5項
の外科用手当材料。 (7) 該中間介在層がそのへりの部分で一体的にヒ
ートシールされている上記第5項の外科用手当
材料。 (8) 該中間介在層がへりの部分より内側の地点で
一体的にさらにヒートシールされれている上記
第7項の外科用手当材料。
【図面の簡単な説明】
第1図は、折りたたんで本発明の手当材料の具
体例にする前の本発明による不織布のシートの透
視図である。第2図は、本発明の手当材料の透視
図である。第3図は、本発明の手当材料の別の具
体例の部分断面透視図である。第4図は、第3図
に示した構成物を利用した開復手術用パツドの透
視図である。第5図は、本発明の手当材料の有利
な吸収特性を示すグラフである。 10……一重シート、13……X線検出可能要
素、16及び17……熱可塑性プラスチツク格
子、18,19及び20……不織布重ね層、18
及び20……ヒートシール箇所、22……取つ
手、24……X線検出可能要素。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 0.25〜1.5インチ(6.35〜38.1mm)の長さを有
    する0.5〜3.0デニルの水湿潤性繊維で構成され、
    繊維が比較的に密にからみあつた連続した一つの
    パターンをなす部分と、繊維が比較的に粗にから
    みあつたかまたはからみあつていない非連続の孔
    状部分からなる、接着されていない不繊布であつ
    て、1平方インチ(6.45cm2)につき50〜500個の
    前記孔状部分を有するものの複数枚の重ね層から
    なり、各重ね層がタテ目およびヨコ目の両方向に
    おいて少なくとも1.0フイード・ポンド/平方フ
    イート(1.49m・Kg/m2)の引張りエネルギー吸収
    値を有し、各重ね層の重量が0.75〜3.0オオン
    ス/平方ヤード(25〜102g/m2)の範囲にある外
    科用手当材料。
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