JPS6138896Y2 - - Google Patents

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JPS6138896Y2
JPS6138896Y2 JP19419982U JP19419982U JPS6138896Y2 JP S6138896 Y2 JPS6138896 Y2 JP S6138896Y2 JP 19419982 U JP19419982 U JP 19419982U JP 19419982 U JP19419982 U JP 19419982U JP S6138896 Y2 JPS6138896 Y2 JP S6138896Y2
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JP
Japan
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painting
mounting plate
plate
stopper
elevating body
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JP19419982U
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JPS59100829U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は陶磁製素地の曲面部へ絵付けを施す絵
付け装置に関し、素地の曲面部に接合させるため
絵付け版を撓曲できるように成したものを提供す
ることを目的とするものである。
以下、本考案の詳細を図示実施例で説明する。
第1図及び第2図に示す本例において、1は筒状
の昇降体であり、上下に配した支持筒2によつて
昇降可能に支持されると共に一側に形成したラツ
ク1aをモータ(図示せず)に連繋したピニオン
3に噛合させて成る昇降機構により昇降できる構
成としている。昇降機1の下端には下面を開口さ
せた盤状の連結部材4が固定され、連結部材4の
下面開口部には絵付け版を装着するゴム製の可撓
取付板5が配置してある。該取付板5はその周縁
部を連結部材4の周端に固定することにより取付
板5と連結部材4とで密閉室Kを形成している。
6は昇降体1に嵌合固定した内筒であつて昇降体
1と同時に昇降する。7は内筒6内に嵌挿した取
付ピンであり、その下端に盤状のストツパ8を固
定してストツパ8を密閉室K内に配置すると共に
ピン7の上端につまみ7aを固着している。該ピ
ン7は内筒6の上端に固着した結合材6aの雌ネ
ジ部と螺合することにより内筒6と同時に昇降す
るのであり、つまみ7aを回すことによりピン7
が上下動するためストツパ8の位置を上下に変化
できるのである。そして密閉室K内を真空状態に
できるよう真空ポンプ9に接続した可撓管10を
密閉室K内に連通した連結部材4の取付孔と接続
している。
次に本例装置の作動を説明する。まず取付板5
の下面に適宜な絵付け版Sを取付ける。ついでピ
ニオン3を回転させて昇降体1を降下させること
により絵付け版Sの絵付け面である下面部を絵具
容器におろして絵具を付ける。そして昇降体1を
上昇させると共に絵具容器を移動させて絵付け版
Sの下方に素焼き品Eを位置させる。素焼き品E
を配置した後、再び昇降体1を降下させながら真
空ポンプ9を作動させて密閉室Kを脱気し真空状
態に近づける。これにより取付板5の中央部が吸
引された状態に撓んでストツパ8に当接するため
絵付け版Sも撓曲し下面の絵付け面Saが曲面状
となるのである(第3図参照)。この状態でさら
に昇降体1が降下し素焼き品Eの曲面部に絵付け
版Sが押し付けられて絵付けが施されるのであ
る。絵付け後、昇降体1を上昇させると共に密閉
室Kに空気を流入させて取付板5を水平状態に戻
し絵付け版Sを復位させる。
このように本例によると、真空を利用して取付
板5をダイヤフラムのように変位させて絵付け版
Sを撓曲させることができるため成型素地品の曲
面部に絵付けを施すことができるのである。ま
た、つまみ7aを回すことによりピン7を上下動
させてストツパ8の位置を上下方向に移動させる
ことにより(第2図仮想線参照)取付板5の撓曲
状態を変化できるのである。このため絵付け版S
を種々存する素地品の曲面部に合致できるよう撓
曲させることができるのである。なお、本例にお
いて昇降体1の昇降及び真空ポンプ9の作動につ
いてはリミツトスイツチ等により容易にシーケン
ス制御できるものである。
本例は上記のように構成したが本考案において
はこれに限定されない。例えば、昇降体、取付板
及びストツパの形状は問わず、それらの取付け構
成も限定されない。また、昇降体の昇降機構も適
宜であつて油圧シリンダ等の手段によつてもよ
い。さらに取付板の中央部を上方に移動させる上
動機構も任意であり、第4図のようにストツパ1
1を電磁石体と成し、励磁によつて取付板12の
中央部に埋設した磁石や金属片13を吸着させ取
付板12の中央部を上動させる構成、或いは第5
図で示すように取付板14に固定した操作杆15
を適宜な昇降機構で引き上げて取付板14の中央
部を上動させる構成等でもよい。なお、絵付けを
施す素地としては、生素地成型品、素焼き品等で
種類を選ばない。また、ストツパを上下動させる
調整機構も種々の構成が採用できるもので本例に
限定されない。要するに本考案は昇降機構により
昇降可能な昇降体の下端に絵付け版を取付け、絵
具を付けた該絵付け版の下面を素地に押し当てて
絵付けを施す装置において、昇降体の下端に配置
し且つ周縁部を固定した絵付け版の取付板をゴム
等の可撓材で形成すると共に該取付板の上方にス
トツパを配し、該取付板の中央部をストツパに当
接するまで上方に移動させる上動機構を備えたこ
とを特徴とする陶磁製素地における曲面部への絵
付け装置である。
したがつて本考案によると、上動機構により取
付板の中央部を上動させて絵付け版を撓曲できる
ため素地の曲面部に絵付けを施すことが簡単にで
きる効果があり、絵具を付ける時には絵付け版を
水平にできるため絵具を付ける作業に支障がない
ことの利点もあり、実用的な考案である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す正面図、第2
図はその要部拡大縦断面図、第3図はその取付板
を撓曲した状態の要部拡大断面図、第4図及び第
5図は夫々取付板の中央部を上方に移動させる上
動機構の別例を示す要部断面図である。 1……昇降体、5,12,14……取付板、
8,11……ストツパ、9……真空ポンプ、S…
…絵付け版、K……密閉室。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 昇降機構により昇降可能な昇降体の下端に絵
    付け板を取付け、絵具を付けた該絵付け版の下
    面を素地に押し当てて絵付けを施す装置におい
    て、昇降体の下端に配置し且つ周縁部を固定し
    た絵付け版の取付板をゴム等の可撓材で形成す
    ると共に該取付板の上方にストツパを配み、該
    取付板の中央部をストツパに当接するまで上方
    に移動させる上動機構を備えたことを特徴とす
    る陶磁製素地における曲面部への絵付け装置。 (2) ストツパを上下動できるようにした実用新案
    登録請求の範囲第1項記載の絵付け装置。
JP19419982U 1982-12-22 1982-12-22 陶磁製素地における曲面部への絵付け装置 Granted JPS59100829U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19419982U JPS59100829U (ja) 1982-12-22 1982-12-22 陶磁製素地における曲面部への絵付け装置

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JP19419982U JPS59100829U (ja) 1982-12-22 1982-12-22 陶磁製素地における曲面部への絵付け装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59100829U JPS59100829U (ja) 1984-07-07
JPS6138896Y2 true JPS6138896Y2 (ja) 1986-11-08

Family

ID=30417488

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JP19419982U Granted JPS59100829U (ja) 1982-12-22 1982-12-22 陶磁製素地における曲面部への絵付け装置

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JPS59100829U (ja) 1984-07-07

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