JPS6138835A - クロスレ−ル水平補正装置 - Google Patents

クロスレ−ル水平補正装置

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JPS6138835A
JPS6138835A JP16206684A JP16206684A JPS6138835A JP S6138835 A JPS6138835 A JP S6138835A JP 16206684 A JP16206684 A JP 16206684A JP 16206684 A JP16206684 A JP 16206684A JP S6138835 A JPS6138835 A JP S6138835A
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JP
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cross rail
crossrail
spindle head
lifting screw
screw rod
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Kenjirou Tainaka
多井中 謙次郎
Yasumasa Nakatani
中谷 康正
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Shin Nippon Koki KK
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Shin Nippon Koki KK
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23QDETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
    • B23Q11/00Accessories fitted to machine tools for keeping tools or parts of the machine in good working condition or for cooling work; Safety devices specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, machine tools
    • B23Q11/001Arrangements compensating weight or flexion on parts of the machine

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く技術分野〉 本発明は門形工作機械において昇降ネジ棒によって昇降
自在に装架されたクロスレールが、主軸頭の左右移動に
基づく片寄り荷重によって傾くことを補正するクロスレ
ール水平補止装置に関する。
く従来技術〉 一般に大形の門形工作機械例えば文中ぐりフライス盤等
において、左右コラムに上下方向移動自在に差し渡され
たクロスレールは、各コラムに沿って立設された昇降ネ
ジ棒によって該ネジに螺合するナツトを介して釣支され
、両コラムの」1端に横架されたクロスビームの中央位
置に固設された昇降駆動装置によってその左右に連結さ
れた駆動軸、ベベルギヤを介して左右の昇降ネジ棒を同
期回転させることによって該クロスレールが水平に昇降
するようにされている。
しかし、主軸頭部がクロスレール」二で中央位置から左
右いづれかの方向に移動すると左右の昇降ネジ棒の負担
荷重に増減が生じて各ネジの伸び駄が変り、クロスレー
ルは片寄り側が下がり反対側が上がって傾きが発生する
。これによって主軸の傾斜と主軸端の上下偏位が生じて
中ぐりの真直度その他の加工精度の低下等の不具合が発
生する。
このクロスレールの傾きの低減対策として昇降ネジ棒の
径を出来るだけ大きくして荷重による伸び量を小さくす
ることが考慮されるが機械構造上の制約やコスト面から
の限界がある。また、左右の昇降ネジ棒に掛かるクロス
レール、主軸頭部の重量による負担を吸収低減するため
に両コラムの内部または外部に立設した油圧バランスシ
リンダの左右の油圧力を主軸頭【(の片寄り量に対応し
て変化させる方法や、一方の昇降ネジ棒に螺合するりロ
スレール側の支持ナツトを回動可能とし主軸頭部の片寄
りによる左右の昇降ネジ棒の伸びの差違を消去する方法
などが公知である。しかし前者の方法ではクロスレール
の上下ストロークが大きい   ′場合油圧シリンダの
長尺化や機械の全高の過大化に因り適用が制約され、2
系統化される可変油圧系の構成や制御の複雑化、応答精
度の維持、保守性など実用上の困難さもあり、後者のナ
ツト回動方式ではクロスレールの荷重保持部に動力回動
機構を内股するために狭隘場所の構造複雑化や主軸横移
動との干渉その他の理由で適用が制約される。
〈  目  的  〉 本発明は上記に鑑み、クロスビーム中央部に設けられた
左右昇降ネジ棒用連動駆動装置の回転伝達部に差動歯車
装置を介装し、片側の昇降ネジ棒を補正回動させること
によって主軸頭の偏位による昇降ネジ棒の伸びの差違を
消去するようにして適用範囲が広く構造が簡易で効果が
確実なりロスレール水平補正装置を提供するものである
〈実施例〉 以下、本発明の詳細な説明する。まず、その第一実施例
について説明する。第1.5,6.7図の門形工作機械
において、テーブルBを有するベッドAの左右の1対の
立コラムD、Fの上端間にクロスビームEが横架され、
各コラムD、Fに沿って立設された1対の昇降ネジ棒5
,6の回動によって上下動可能に差し渡されたクロスレ
ールCに主軸頭Hが横移動可能に設けられている。
そして、前記両昇降ネジ棒の連動駆動装置1の駆動軸1
1部に差動歯車装置3を介装し、該差動歯車装置3の差
動軸12側の昇降ネジ棒6の単独補正回動を可能とする
補正モータ4を設け、左右の昇降ネジ棒5,6の上端と
連動駆動装置1用回動伝動軸13.14とを連結する左
右の連結装置である両ベベルギヤ装置17.18を設け
、左右の連結装置の連動比を互に変えて昇降ネジ棒5゜
6の連動駆動装置1の作動時には両昇降ネジ棒が同期回
転をするようにし、昇降ネジ棒の連動駆動装置1部にク
ロスレールC位置検出器21を、また主軸頭H横送りネ
ジ棒7の駆動部に主軸頭H位置検出器9を夫々設け、該
両位置検出器からの両検出信号によって差動歯車装置3
を作動して差動軸12側昇降ネジ棒6を回動することに
よって主軸頭HがクロスレールC中央から左右方向への
移動によるクロスレールCの傾鰺を補止するよう構成し
ている。
そして前記クロスレールCを昇降する場合には、クロス
ビームEの中央部に固設した連動駆動装置1の駆動用サ
ーボモータ2が作動すると第6図の様に該モータ軸2a
に嵌着されたピニオン22、中間ギヤ23〜25を介し
て駆動ギヤ26と一体的にされた駆動軸11が回転しで
、第7図の様に該駆動軸11右端の第1太陽ギヤ27が
差動歯11装置3の内部で第1遊星ギヤ28と該ギヤに
一体的に連結された第2i星ギヤ29を回転し、駆動軸
11と同心に配設された差動軸12が該軸左端の第2太
陽ギヤ30と共に減速回転される。このためにギヤ27
.28と30.29の歯車比が変えられている。また上
記において差動歯車装置3を駆動する補正モータ4が静
止しサーボロックされているため、複遊星ギヤ28.2
9の公転アーム33.34は固定状態にある。ついで第
5図の様に駆動軸11および差動軸12の回転は伝導軸
13.14、ベベルギヤ装置17.18を介して左右の
昇降ネジ棒5,6を回転させてクロスレールCを昇降す
るが補正モータ4停止のとト昇降ネジ棒が同期回転をす
るように左右のベベルギヤ装置17.18の回転比は駆
動軸11と差動軸12の回転比と逆比に設定されている
次に第1,7図の様に、主軸頭HがクロスレールCの中
央位置より左または右方向へ片寄ったときにクロスレー
ルCの傾きを補正する差動歯車装置3の機能について説
明する。主軸頭■]が中央位置から左または右方向へ横
移動をするとき、その方向と量を検出するために主軸頭
I]横送りネジ部に連設した主軸噴Hの位置検出器9の
出力信号と、後述するクロスレールCの位置検出器21
の出力信号とに基づいて補正モータ4が駆動され正また
は負の方向に回動し差動歯車装置3のピニオン32を回
動させる。第7図の様に、駆動軸11と該軸に同心の差
動軸12とに跨って旋回可能に外嵌された1対の公転ア
ーム33.34の先端部間に挟着された扇形状のセグメ
ントギヤ35が前記のピニオン32によって回動される
と、1対のアーム33.34も公転回動し、アームの内
側に嵌着された軸34aに回動自在に軸着された一体的
な遊星ギヤ28.29が駆動軸11のt51太陽ギヤ2
7および差動軸12の第2太陽ギヤ30とそれぞれ噛合
って公転しながら自転する。クロスレールCが昇降停止
中は昇降ネジ棒5,6の連動駆動装置1の駆動用サーボ
モータ2はサーボロックされて回転せず、これにより駆
動軸11および第1太陽ギヤ27もロックされて回動し
ない。2組のギヤ27.28と30.29のギヤ比が変
えであるので差動軸12のみが該軸と一体の第2太陽ギ
ヤ30と共に差動回転をし、右側の昇降ネジ棒6のみが
単独回転されて、クロスレールCの右側部が昇降し領外
が補正される。
第1図の5a、6aは、昇降ネジ5.6と螺合されてク
ロスレールCに支持されたナツト、7aは横=8− 送りネジ棒と螺合されて主軸頭Hに支持されたナツトで
ある。また、第7図において、Pはギヤ軸32のモータ
軸4aとの間に介装された減速機、51.52.53は
モータ軸4aと検出器10の紬10aとの連動用ギヤで
ある。
次にクロスに一ルCの水平補正の指令、制御について説
明をする。第2図は昇降ネジ棒5,6に対するクロスレ
ールCの上下位置およびクロスレールC中央から主軸頭
Hの左右への片寄りに関連するクロスレールCの領外を
示すものであるが、本図によって明らかなように、主軸
頭Hの片寄りによる昇降ネジ棒5,6の伸びの増減△h
2とクロスレールCおよび主軸Sの傾きθは、同一機械
においては、クロスレールCの上下位置に関連する昇降
ネジ棒5,6の負荷長さhと主軸頭H部のクロスレール
C中央から左右への片寄りLの積に比例して変化する。
しかしクロスレールC中央部の上下高さは主軸頭Hが左
右へ片寄っても変化しない。
なお本図では昇降ネジ棒に掛かる重量負荷の支持部が上
端部においてに、l−の各1個所の場合を示してあり、
この支持方式ではクロスレールCが上昇すると主軸頭H
の片寄りによるクロスレールCの領外は減少し、下降す
るに従って傾きが増大するので、主軸頭Hの片寄り量が
同じでもクロスレールCの上下方向の位置で補正量が変
わる。
なお、図示していないがガ4降ネジ棒に重量負荷支持部
が上端部と下端部の2個所に設けられている場合には、
クロスレールCの傾きは昇降ネジ棒5.6の中央部で最
大となり両支持部に近づくに従って減少する。
従って、第2図において、次式が成立する。
h :昇降ネジ棒の負荷長さ Δh1:主軸頭Hが中央のときの左右昇降ネジ棒の伸び Δh2:主軸頭Hの片寄りによる左右昇降ネジ棒の伸び
の増減 Δh:主軸主軸頭片寄り時の昇降ネジ棒の全伸び θ:主軸頭Hの片寄りによるクロスレールC主軸Sの傾
き 1 :クロスレールCの中央から主軸頭11までの距離 L:クロスレールCの中央から昇降ネジ棒までの距離 W:クロスレールCの重量(バランス′ンエイト分は差
し引く) W :主軸頭Hの重量 k :常数 第3図において、主軸頭Hの横送り指令によって駆動モ
ータ8が送りネジ7を回動し主軸頭HがクロスレールC
の中央から左または右方向に移動すると、送りネジ駆動
部に連設された主軸頭Hの位置検出器9、例えばレゾル
バまたはエンコーグ等によって主軸頭Hのクロスレール
C中央からの片寄りの方向と量(±1)に対応する信号
が演算器37へ出力され、またクロスレールCの上下方
向送り指令によって昇降ネジ5,6の連動駆動装置1の
駆動用サーボモータ2が作動してクロスレールCが移動
されると、該駆動装置部に連設されたクロスレールCの
位置検出器21、例えばレゾルバまたはエンコーグ等に
よって前記の昇降ネジ棒の上端支持点(クロスビーム部
)からクロスレールC支持点までの荷重負担部の長さ(
h)に対応する信号が、演算器37へ出力され、両アン
プからの出力信号(±1)と(h)に基づいて演算器3
7でクロスレールCを水平にするために必要な右側昇降
ネジ棒6の補正回動量(±2・Δh2)が算出され、補
正モータ4駆動アンプ38から補正指示信号が差動歯車
装置3の補正モータ4へ出力されて該モータの回転によ
って右側昇降ネジ棒6が単独回動され、クロスレールC
右側が上昇または下降してクロスレールCは左側基準で
その傾トが補正される。
前記によって明らかなように、クロスレールCの水平補
正は主軸頭HのクロスレールC中央から左右方向への片
寄りまたはその増減に対して行なわれるが、主軸頭Hが
片寄った位置にあるときは主軸頭Hが同じ位置に止まっ
ていてもクロスレールC単独の上下移動によって左右昇
降ネジ棒6゜7の伸びの増減量Δh2が変化するのでこ
れに対応して水平補正が行なわれる。
なお、主軸頭Hに大形のアタッチメント等を取付けて使
用する機械において、主軸頭H部重量が大きく増加する
場合にはその片寄りによるクロスレールCの傾きが増大
するため、アタッチメント取付は確認信号により主軸頭
H重量増加分を加算演算した補正指令信号を補正モータ
4へ出力するようにする機能を追加することも可能であ
る。
以上によって主軸頭Hの片寄りによるクロスレールCの
傾きの水平補正はクロスレールC左側の昇降ネジ棒支持
部を基準として差動歯−11装置3による右側昇降ネジ
枠の補正回動によるクロスレールC右側の昇降によって
達成される。
前記の様に、差動歯車装置3によって主軸頭Hの片寄り
によるクロスレールCの傾きは水平に補正されるが、そ
の補正はクロスレールCの片側(左側)基準で実施され
るため水平補正後のクロスレールCの−に下位置は、主
軸頭Hの片寄り位置によって若干量の差違が生ずる。す
なわち主軸頭HがクロスレールCの中央より左側に片寄
った場合の水平補正後のクロスレールCの高さは、主軸
頭I(が中央にあるときのクロスレールCの高さより1
氏い位置に補正され、主軸頭■■が中央より右側に片寄
った場合には逆に高い位置に補正されて、主軸DfiH
が中央にあるときのクロスレールCの高さとは若干の差
違ができる。
よって本実施例においでは、左側コラムDに沿って立設
したリニヤスケール15とクロスレールC左側の対応個
所に連結した位置検出器16とによってクロスレールC
の左側の上下位置の実際値を検出し、その出力信号を比
較器39にフィトバックしてクロスレールC上下位置の
設定置と対比してその差違を消去するように両昇降ネジ
棒の駆動モータ2を補正回転させることによって、クロ
スレールCの左端部は主軸頭Hの片寄り位置にかかわら
ず正確な上下位置に補正位置決めされ、この左端支持部
を基準として前記の第1発明によるクロスレールCの傾
きを補正する右側昇降ネジ棒の回動による水平補正が行
われる。これによってクロスレールCは、昇降ネジ棒に
掛かるクロスレールCと主軸頭■1の重量負荷による伸
びによる下方向の位置誤差と、主軸頭Hのクロスレール
C中央がら左右方向への片寄りによる傾斜と上下方向の
位置誤差とが、併せて補正されjE確な上下方向の位置
で水平補正が達成される。
通常、この種の中太形の門形文中ぐりフライス盤等にお
いては主軸Sに工具を装架しての切削送りに対して、主
軸をタイル送り、または主軸頭I−(をラム送りで上下
送りする方式が多用され、この場合クロスレールCは主
軸頭Hの上下位置を天外く変更調整するために利用され
、切削中はクランプされることが多い。
また、クロスレールCの上下送りがNC化されていない
場合や、あるいは門形倣いフライス盤のように主軸頭H
と倣い装置部が同一クロスレールC上に配列されて横移
動しかつクロスレールCがプルーブの倣いに従って上下
する方式の場合等では、クロスレールCの傾きを水平に
補正することでも大きな効果を収めることができる。
さらlこ、上下方向の切削送りにクロスレールCのNC
送りが多用され、その主軸位置と真直度の精度要求が酷
しい場合においてはクロスレールCの傾きと上下位置の
補正を併せて行う水平補正によって高精度の加工が達成
される。
また本実施例の説明においでは、傾きの補正のための主
軸頭Hの左右片寄りとクロスレールCの上下方向の位置
検出にゾルバ等を使用するセミクローズド方式とし、ク
ロスレールCの上下位置の補正のための位置検出にリニ
ヤスケールを使用するクローズド方式としたハイブリッ
ド制御方式としているが第4図の第二実施例に示すよう
に主軸頭Hの左右方向の位置検出ちリニヤスケール40
を使用しクロスレールCの上下位置検出用のリニヤスケ
ール15と合せてクローズトループ制御方式で傾きと上
下位置の補正を行なうことも当然fir能である。
〈効果〉 以上の説明によって明らかなように、本発明は、左右の
1対の立コラムの上端間にクロスビームが横架され、各
コラムに沿って立設された1対の昇降ネジ棒の回動によ
って上下動可能に差し渡されたクロスレールに主軸頭が
横移動可能に設けられた門形工作機械において、前記両
月降ネジ棒の連動駆動装置の駆動軸部に差動歯車装置を
介装し、該差動歯車装置の差動軸側の昇降ネジ棒の単独
補正回動を可能とする補正モータを設け、左右の昇降ネ
ジ棒の上端と連動駆動装置用回動伝動軸とを連結する左
右の連結装置を設け、左右の連結装置の連動比を互に変
えて昇降ネジ棒の連!!!JJ駆動装置の作動時には両
昇降ネジ棒が同期回転をするようにし、クロスレール位
置検出器と主軸頭位置検出器とを夫々設け、該面位置検
出器からの両検出信号によって差動歯車装置を作動しで
差動軸側昇降ネジ棒を回動することによって主軸頭のク
ロスレール中火から左右方向への移動によるクロスレー
ルの傾きを補正するよう構成したものである。
従って本発明によると、クロスレールの上下送りがNC
化されていない場合や、あるいは門形倣いフライス盤の
ように主軸頭と倣い装置部が同一クロスレール上に配列
されて横移動しかつクロスレールがプループの倣いに従
って」1下する方式の場合等では、クロスレールの傾き
のみを水平に補正することで大きな効果を収めることが
できる。
すなわち、本発明は大形の門形工作機械においてクロス
レールに沿って主軸頭が左右移動をするときに発生する
クロスレールと主軸の傾きを昇降ネジ棒差動磯構により
常時補正する装置に係るものであって、機械本体の構造
、機能を大きく改変または制約することなく組入れが容
易な構造としているので、同種機械に広汎かつ経済的に
適用でき、これによってクロスレール昇降式門形工作機
械における主軸頭Hの片寄り時にクロスレールや主軸の
傾きによるポーリングその他の加工精度低下の解消に優
れた効果が得られる。
また、本発明は、更に、前記差動軸の反対側のコラムに
沿ってリニヤスケールを立設し、クロスレールのリニヤ
スケール対応位置に位置検出器を連結し、該位置検出器
がらの検出信号によってりOX L/ −ルの上下位置
をリニヤスケール側基準で補正するよう構成したもので
ある。
従って、本発明によると、上下方向の切削送りにクロス
レールのNC送りが多用され、その上下位置の精度要求
が酷しい場合においではクロスレールの傾きと上下位置
の補正を併せて行う水平補正によって高精度の加工が達
成される効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第一実施例を具えた門形工作機械の全
体正面図、第2図はそのクロスレール水平補正装置の作
用説明用正面図、第3図は同じくクロスレール水平補正
装置のブロック線図、第4図は本発明の第二実施例のブ
ロック線図、第5図は本発明の第一実施例の門形工作機
械の上部正面図、第6図は同じ(連動駆動装置部の断面
図、第7図は同じく差動歯車装置部の断面図である。 B:テーブル、C:クロスレール、D、F:立コラム、
E:クロスビーム、I−f :主軸頭、1:連動駆動装
置、X):差動歯ill装置、4:補正モータ、5,6
:列降ネジ棒、7:主軸頭横送りネジ棒、9:主軸頭位
置検出器、11:駆動軸、12:差動軸、13゜14:
回動伝動軸、15:リニヤスケール、16:位置検出器
、17.18:ベベルキ′ヤ装置、21:クロスレール
位置検出器。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)左右の1対の立コラムの上端間にクロスビームが
    横架され、各コラムに沿つて立設された1対の昇降ネジ
    棒の回動によつて上下動可能に差し渡されたクロスレー
    ルに主軸頭が横移動可能に設けられた門形工作機械にお
    いて、前記両昇降ネジ棒の連動駆動装置の駆動軸部に差
    動歯車装置を介装し、該差動歯車装置の差動軸側の昇降
    ネジ棒の単独補正回動を可能とする補正モータを設け、
    左右の昇降ネジ棒の上端と連動駆動装置用回動伝動軸と
    を連結する左右の連結装置を設け、左右の連結装置の連
    動比を互に変えて昇降ネジ棒の連動駆動装置の作動時に
    は両昇降ネジ棒が同期回転をするようにし、クロスレー
    ル位置検出器と主軸頭位置検出器とを夫々設け、該両位
    置検出器からの両検出信号によつて差動歯車装置を作動
    して差動軸側昇降ネジ棒を回動することによつて主軸頭
    のクロスレール中央から左右方向への移動によるクロス
    レールの傾きを補正するよう構成したことを特徴とする
    クロスレール水平補正装置。
  2. (2)左右の1対の立コラムの上端間にクロスビームが
    横架され、各コラムに沿つて立設された1対の昇降ネジ
    棒の回動によつて上下動可能に差し渡されたクロスレー
    ルに主軸頭が横移動可能に設けられた門形工作機械にお
    いて、前記両昇降ネジ棒の連動駆動装置の駆動軸部に差
    動歯車装置を介装し、該差動歯車装置の差動軸側の昇降
    ネジ棒の単独補正回動を可能とする補正モータを設け、
    左右の昇降ネジ棒の上端と連動駆動装置用回動伝動軸と
    を連結する左右の連結装置を設け、左右の連結装置の連
    動比を互に変えて昇降ネジ棒の連動駆動装置の作動時に
    は両昇降ネジ棒が同期回転をするようにし、クロスレー
    ル位置検出器と主軸頭位置検出器とを夫々設け、該両位
    置検出器からの両検出信号によつて差動歯車装置を作動
    して差動軸側昇降ネジ棒を回動することによつて主軸頭
    のクロスレール中央から左右方向への移動によるクロス
    レールの傾きを補正するよう構成し、さらに前記差動軸
    の反対側のコラムに沿つてリニヤスケールを立設し、ク
    ロスレールのリニヤスケール対応位置に位置検出器を連
    結し、該位置検出器からの検出信号によつてクロスレー
    ルの上下位置をリニヤスケール側基準で補正するよう構
    成したことを特徴とするクロスレール水平補正装置。
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