JPS6111739B2 - - Google Patents
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- JPS6111739B2 JPS6111739B2 JP690181A JP690181A JPS6111739B2 JP S6111739 B2 JPS6111739 B2 JP S6111739B2 JP 690181 A JP690181 A JP 690181A JP 690181 A JP690181 A JP 690181A JP S6111739 B2 JPS6111739 B2 JP S6111739B2
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- Japan
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- correction
- pair
- cross rail
- vertical position
- nuts
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 27
- 230000008859 change Effects 0.000 claims description 3
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 3
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 2
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 2
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000009977 dual effect Effects 0.000 description 2
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 description 2
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 2
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23Q—DETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
- B23Q11/00—Accessories fitted to machine tools for keeping tools or parts of the machine in good working condition or for cooling work; Safety devices specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, machine tools
- B23Q11/001—Arrangements compensating weight or flexion on parts of the machine
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Machine Tool Sensing Apparatuses (AREA)
- Machine Tool Units (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、門型工作機械におけるクロスレール
が、主軸頭の移動や昇降ネジ杆の熱変位に基因し
て水平姿勢に変化を生じたときにこれを補正する
水平補正装置に関するものである。
が、主軸頭の移動や昇降ネジ杆の熱変位に基因し
て水平姿勢に変化を生じたときにこれを補正する
水平補正装置に関するものである。
前記クロスレールは、左右コラム間に差渡さ
れ、両コラムの前面に摺動部に案内され昇降ネジ
杆の回転により昇降するように装架されている。
またこのクロスレールには、その前面摺動部に主
軸頭が左右動可能に案内装架されている。そして
主軸頭を左右に移動した場合、その重量移動によ
りクロスレールの水平姿勢に変化が、また負荷の
かかる昇降ネジ杆等の熱変位によつても変化が生
じ、これが加工不良を起こす要因にもなる。
れ、両コラムの前面に摺動部に案内され昇降ネジ
杆の回転により昇降するように装架されている。
またこのクロスレールには、その前面摺動部に主
軸頭が左右動可能に案内装架されている。そして
主軸頭を左右に移動した場合、その重量移動によ
りクロスレールの水平姿勢に変化が、また負荷の
かかる昇降ネジ杆等の熱変位によつても変化が生
じ、これが加工不良を起こす要因にもなる。
そこで、本発明は、立設された検出器に係合す
る検出子を有する左右一対の位置検出装置をクロ
スレールの両端部に配設し、その各検出信号に基
いた補正駆動装置の駆動により、クロスレールの
昇降中及び停止時においてもクロスレール水平姿
勢を補正し常に良好な水平精度を維持できるよう
にしている。そして、本発明によると、従来の油
圧方式等に比して低コストで同等以上の性能を発
揮でき、また従来のデユアルサーボ方式の同期送
り等の如き高級CNC機能も不要にできる。
る検出子を有する左右一対の位置検出装置をクロ
スレールの両端部に配設し、その各検出信号に基
いた補正駆動装置の駆動により、クロスレールの
昇降中及び停止時においてもクロスレール水平姿
勢を補正し常に良好な水平精度を維持できるよう
にしている。そして、本発明によると、従来の油
圧方式等に比して低コストで同等以上の性能を発
揮でき、また従来のデユアルサーボ方式の同期送
り等の如き高級CNC機能も不要にできる。
以下、本発明の一実施例を図面に基いて説明す
ると、本発明のクロスレール水平補正装置は、左
右一対のコラムの1R,1L上端間にクロスビー
ム2が差渡され、左右の各コラムに沿つて立設さ
れた左右一対の昇降ネジ杆3R,3Lの同時同量
回転により昇降するナツト4R,4Lを左右両端
部に有するクロスレール5が設けられ、該クロス
レールに主軸頭6が左右動可能に装着された工作
機械において、前記各コラム1R,1Lに沿つて
立設固定された昇降時に負荷のかからない左右一
対の上下位置検出用ラツク7R,7Lと、該ラツ
クと係合するピニオン8R,8Lを有し前記クロ
スレールに5装着された左右一対の上下位置検出
装置AR,ALと、前記一対の検出装置で検出した
検出信号を比較しその差分だけ補正信号として出
力する補正指令装置Bと、前記補正信号を受けて
前記クロスレール5の少なくとも一端部(本実施
例では両端部)の上下位置を変化させるでく前記
ナツト4R,4Lのみを補正回転させる(ネジ杆
は回転させない)補正駆動装置CR,CLとから構
成されている。
ると、本発明のクロスレール水平補正装置は、左
右一対のコラムの1R,1L上端間にクロスビー
ム2が差渡され、左右の各コラムに沿つて立設さ
れた左右一対の昇降ネジ杆3R,3Lの同時同量
回転により昇降するナツト4R,4Lを左右両端
部に有するクロスレール5が設けられ、該クロス
レールに主軸頭6が左右動可能に装着された工作
機械において、前記各コラム1R,1Lに沿つて
立設固定された昇降時に負荷のかからない左右一
対の上下位置検出用ラツク7R,7Lと、該ラツ
クと係合するピニオン8R,8Lを有し前記クロ
スレールに5装着された左右一対の上下位置検出
装置AR,ALと、前記一対の検出装置で検出した
検出信号を比較しその差分だけ補正信号として出
力する補正指令装置Bと、前記補正信号を受けて
前記クロスレール5の少なくとも一端部(本実施
例では両端部)の上下位置を変化させるでく前記
ナツト4R,4Lのみを補正回転させる(ネジ杆
は回転させない)補正駆動装置CR,CLとから構
成されている。
なお、本実施例では、前記ネジ杆3R,3L回
転により昇降したクロスレール5の上下絶対位置
を検出する装置Dと、該装置からの絶対位置信号
に基いて前記一対のネジ杆3R,3Lの回転を制
御する昇降制御装置Eとが付加されている。
転により昇降したクロスレール5の上下絶対位置
を検出する装置Dと、該装置からの絶対位置信号
に基いて前記一対のネジ杆3R,3Lの回転を制
御する昇降制御装置Eとが付加されている。
また前記位置検出装置AR,ALのケース9は、
第3,4図の如くクロスレール5に固定され、ピ
ニオン8R,8Lの軸10はカツプリング11を
介して検出器12R,12Lの軸13と連結さ
れ、これによりピニオン8R,8Lの回転角は常
に検出器により位相信号(または電位信号)に変
換される。そしてその一対の位相信号は第2図の
如く補正指令装置Bの位相差検出器14に入力さ
れ、その位相差(または電位差)が判定器15に
より許容値以上と判定されれば、その出力補正信
号により一対の補正駆動装置CR,CLの補正パル
スモータ16R,16Lは駆動される。そしてこ
の補正駆動装置CR,CLは、第5,6,7図の如
く構成されている。即ち、クロスレール5に固定
されたギアケース17を本体として、昇降ネジ杆
3R,3Lに螺嵌されたナツト4R,4Lに第一
ウオームホイル18がボルト19で固定され、ナ
ツト4R,4Lへボルト20で固定されたスリー
ブ21が、ケース17の軸受部17aにベアリン
グ22,22,23,23で回転自在に支承され
る。前記第一ウオームホイル18に第一ウオーム
24が係合され、これに固定の第一軸25に固定
された第二ウオームホイル26に第二ウオーム2
7が係合され、これに固定の第二軸28の一端部
にはカツプリング29を介して補正バルスモータ
16R,16Lが接続され、他端部は補正時以外
に働くブレーキ30に接続されている。また第一
ウオームホイル18には凹欠部18aが形成さ
れ、該凹欠部へ、ケース17の蓋部に固定された
ピン31が係合されることにより、ナツト4R,
4Lの回転範囲を制限し補正限界の安全をはかつ
ている。前記絶対位置検出装置Dは、第1図の如
く片側のコラム1Rに固定された基準スケール3
2と、これに書込まれた磁気信号等の位置信号を
読取るようにクロスレール5に装着された読取器
33とから成り、その出力信号はフイードバツク
して前記昇降制御装置Eへ入力される。そしてこ
の装置Eの出力信号により昇降モータ34は駆動
され、その回転はクロスレール2に支持された横
杆35と、その左右端のウオーム36R,36L
と、これと係合するウオームホイル27R,37
Lとにより前記ネジ杆3R,3Lは同時同量だけ
回転する。38はテーブル、39はベツトであ
る。
第3,4図の如くクロスレール5に固定され、ピ
ニオン8R,8Lの軸10はカツプリング11を
介して検出器12R,12Lの軸13と連結さ
れ、これによりピニオン8R,8Lの回転角は常
に検出器により位相信号(または電位信号)に変
換される。そしてその一対の位相信号は第2図の
如く補正指令装置Bの位相差検出器14に入力さ
れ、その位相差(または電位差)が判定器15に
より許容値以上と判定されれば、その出力補正信
号により一対の補正駆動装置CR,CLの補正パル
スモータ16R,16Lは駆動される。そしてこ
の補正駆動装置CR,CLは、第5,6,7図の如
く構成されている。即ち、クロスレール5に固定
されたギアケース17を本体として、昇降ネジ杆
3R,3Lに螺嵌されたナツト4R,4Lに第一
ウオームホイル18がボルト19で固定され、ナ
ツト4R,4Lへボルト20で固定されたスリー
ブ21が、ケース17の軸受部17aにベアリン
グ22,22,23,23で回転自在に支承され
る。前記第一ウオームホイル18に第一ウオーム
24が係合され、これに固定の第一軸25に固定
された第二ウオームホイル26に第二ウオーム2
7が係合され、これに固定の第二軸28の一端部
にはカツプリング29を介して補正バルスモータ
16R,16Lが接続され、他端部は補正時以外
に働くブレーキ30に接続されている。また第一
ウオームホイル18には凹欠部18aが形成さ
れ、該凹欠部へ、ケース17の蓋部に固定された
ピン31が係合されることにより、ナツト4R,
4Lの回転範囲を制限し補正限界の安全をはかつ
ている。前記絶対位置検出装置Dは、第1図の如
く片側のコラム1Rに固定された基準スケール3
2と、これに書込まれた磁気信号等の位置信号を
読取るようにクロスレール5に装着された読取器
33とから成り、その出力信号はフイードバツク
して前記昇降制御装置Eへ入力される。そしてこ
の装置Eの出力信号により昇降モータ34は駆動
され、その回転はクロスレール2に支持された横
杆35と、その左右端のウオーム36R,36L
と、これと係合するウオームホイル27R,37
Lとにより前記ネジ杆3R,3Lは同時同量だけ
回転する。38はテーブル、39はベツトであ
る。
次に作用を説明すると、NC制御により位置指
令信号Fが昇降制御装置Eへ入力され、その出力
により昇降モータ34が駆動し、左右一対の昇降
ネジ杆3R,3Lが負荷に抗して回転し、クロス
レール5が昇降し、その絶対位置は絶対位置検出
装置Dにより検出され、その信号がフイードバツ
クして昇降制御装置Eへ入力されて指令位置でク
ロスレール5、昇降モータ34は停止する。この
クロスレール昇降時に左右一対のピニオン8R,
8Lは常に回転しており、その検出器12R,1
2Lからの位相差信号は判定器15で判定され、
その位相差が一定値を越えた場合は、その出力の
補正値は左右の符号+,−を反転され、左右の補
正駆動装置CR,CLのモータ16R,16Lは同
時に逆方向同量だけ駆動される。この回転は第二
ウオーム27、第二ウオームホイル26、第一ウ
オーム24、第一ウオームホイル18、ナツト4
R,4Lへ伝わり、ナツトは補正回転しながら僅
かに昇降しクロスレール5の両端は互に逆側へ昇
降し、その水平姿勢は補正される。このときクロ
スレール5の絶対位置が許容量以上に変化する
と、そのことは絶対位置検出装置Dの働きにより
検出され、再び昇降モータ34が駆動するので、
クロスレール5はNC指令の絶対位置にて水平姿
勢で停止する。
令信号Fが昇降制御装置Eへ入力され、その出力
により昇降モータ34が駆動し、左右一対の昇降
ネジ杆3R,3Lが負荷に抗して回転し、クロス
レール5が昇降し、その絶対位置は絶対位置検出
装置Dにより検出され、その信号がフイードバツ
クして昇降制御装置Eへ入力されて指令位置でク
ロスレール5、昇降モータ34は停止する。この
クロスレール昇降時に左右一対のピニオン8R,
8Lは常に回転しており、その検出器12R,1
2Lからの位相差信号は判定器15で判定され、
その位相差が一定値を越えた場合は、その出力の
補正値は左右の符号+,−を反転され、左右の補
正駆動装置CR,CLのモータ16R,16Lは同
時に逆方向同量だけ駆動される。この回転は第二
ウオーム27、第二ウオームホイル26、第一ウ
オーム24、第一ウオームホイル18、ナツト4
R,4Lへ伝わり、ナツトは補正回転しながら僅
かに昇降しクロスレール5の両端は互に逆側へ昇
降し、その水平姿勢は補正される。このときクロ
スレール5の絶対位置が許容量以上に変化する
と、そのことは絶対位置検出装置Dの働きにより
検出され、再び昇降モータ34が駆動するので、
クロスレール5はNC指令の絶対位置にて水平姿
勢で停止する。
以上の説明から明らかな通り、本発明は、左右
一対のコラムの上端間にクロスビームが差渡さ
れ、左右の各コラムに沿つて左右一対の昇降ネジ
杆が立設され、共通の昇降モータによる前記一対
の昇降ネジ杆の同時同量回転により昇降するナツ
トを左右両端部に有するクロスレールが設けら
れ、該クロスレールの上下絶対位置を検出する上
下絶対位置検出装置と、該装置からの絶対位置信
号に基いて前記一対のネジ杆の回転を制御する昇
降制御装置とが設けられ、該クロスレールに主軸
頭が左右動可能に装着された工作機械において、
前記各コラムに沿つて立設された左右一対の上下
位置検出用検出器と、該検出器と係合する検出子
を有し前記クロスレールに装着された左右一対の
上下位置検出装置と、前記一対の検出装置で検出
した検出信号を比較しその差分だけ補正信号とし
て出力する補正指令装置と、前記補正信号を受け
て前記クロスレールの上下位置を変化させるべく
前記左右のナツトのみを補正回転させる左右一対
の補正駆動装置とから構成され、前記補正指令装
置は、前記左右一対の補正駆動装置に前記左右の
ナツトを同時に逆方向へ回転させる補正信号を出
力する機能を有せしめられたことを特徴とするク
ロスレール水平補正装置に関するものである。
一対のコラムの上端間にクロスビームが差渡さ
れ、左右の各コラムに沿つて左右一対の昇降ネジ
杆が立設され、共通の昇降モータによる前記一対
の昇降ネジ杆の同時同量回転により昇降するナツ
トを左右両端部に有するクロスレールが設けら
れ、該クロスレールの上下絶対位置を検出する上
下絶対位置検出装置と、該装置からの絶対位置信
号に基いて前記一対のネジ杆の回転を制御する昇
降制御装置とが設けられ、該クロスレールに主軸
頭が左右動可能に装着された工作機械において、
前記各コラムに沿つて立設された左右一対の上下
位置検出用検出器と、該検出器と係合する検出子
を有し前記クロスレールに装着された左右一対の
上下位置検出装置と、前記一対の検出装置で検出
した検出信号を比較しその差分だけ補正信号とし
て出力する補正指令装置と、前記補正信号を受け
て前記クロスレールの上下位置を変化させるべく
前記左右のナツトのみを補正回転させる左右一対
の補正駆動装置とから構成され、前記補正指令装
置は、前記左右一対の補正駆動装置に前記左右の
ナツトを同時に逆方向へ回転させる補正信号を出
力する機能を有せしめられたことを特徴とするク
ロスレール水平補正装置に関するものである。
したがつて、本発明によると、従来の油圧方式
に比して低コストで同等以上の性能を発揮でき、
また従来のデユアルサーボ方式の同期送り等の如
き高級CNC機能も不要にできる。しかも、本発
明では、上下位置検出用検出器は、大強度のコラ
ムに沿つて立設されているので負荷がかからず、
主軸頭の移動、昇降ネジ杆の熱変位によつてもほ
とんど変化しないため、クロスレールの水平補正
を良好に行える。
に比して低コストで同等以上の性能を発揮でき、
また従来のデユアルサーボ方式の同期送り等の如
き高級CNC機能も不要にできる。しかも、本発
明では、上下位置検出用検出器は、大強度のコラ
ムに沿つて立設されているので負荷がかからず、
主軸頭の移動、昇降ネジ杆の熱変位によつてもほ
とんど変化しないため、クロスレールの水平補正
を良好に行える。
更に、本発明によると、上下絶対位置検出装置
と上下位置検出装置とを別々に設け、絶対位置検
出装置の絶対位置信号により昇降モータを、上下
位置検出装置の検出信号により補正駆動装置を
夫々制御しているため、その制御機構も簡略化で
き、さらに絶対位置検出装置による昇降モータの
制御方式を採用している現存の工作機械に、本発
明に係る水平補正装置を付設することが容易に行
い得る。
と上下位置検出装置とを別々に設け、絶対位置検
出装置の絶対位置信号により昇降モータを、上下
位置検出装置の検出信号により補正駆動装置を
夫々制御しているため、その制御機構も簡略化で
き、さらに絶対位置検出装置による昇降モータの
制御方式を採用している現存の工作機械に、本発
明に係る水平補正装置を付設することが容易に行
い得る。
しかも、補正指令装置は、前記左右一対の補正
駆動装置に前記左右のナツトを同時に逆方向へ回
転させる補正信号を出力する機能を有せしめられ
ているので、補正時の昇降ナツトの回転量も片側
の昇降ナツトの回転による補正の場合に比して小
にでき(約1/2)、補正も迅速に行い得るといつた
効果がある。
駆動装置に前記左右のナツトを同時に逆方向へ回
転させる補正信号を出力する機能を有せしめられ
ているので、補正時の昇降ナツトの回転量も片側
の昇降ナツトの回転による補正の場合に比して小
にでき(約1/2)、補正も迅速に行い得るといつた
効果がある。
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図
は全体の略式構成図、第2図は補正指令装置部の
構成図、第3図はクロスレールの要部平面図、第
4図は上下位置検出装置の一部切欠側面図、第5
図は補正駆動装置部の一部切欠側面図、第6図は
第5図のX−X断面図、第7図は第5図のY−Y
断面図である。 1R,1L:コラム、2:クロスビーム、3
R,3L:昇降ネジ杆、4R,4L:ナツト、
5:クロスレール、6:主軸頭、7R,7L:上
下位置検出用ラツク、8R,8L:ピニオン、
AR,AL:上下位置検出装置、B:補正指令装
置、CR,CL:補正駆動装置、D:上下絶対位置
検出装置、E:昇降制御装置、12R,12L:
検出器、14:位相差検出器、15:判定器、1
6R,16L:補正パルスモータ、34:昇降モ
ータ。
は全体の略式構成図、第2図は補正指令装置部の
構成図、第3図はクロスレールの要部平面図、第
4図は上下位置検出装置の一部切欠側面図、第5
図は補正駆動装置部の一部切欠側面図、第6図は
第5図のX−X断面図、第7図は第5図のY−Y
断面図である。 1R,1L:コラム、2:クロスビーム、3
R,3L:昇降ネジ杆、4R,4L:ナツト、
5:クロスレール、6:主軸頭、7R,7L:上
下位置検出用ラツク、8R,8L:ピニオン、
AR,AL:上下位置検出装置、B:補正指令装
置、CR,CL:補正駆動装置、D:上下絶対位置
検出装置、E:昇降制御装置、12R,12L:
検出器、14:位相差検出器、15:判定器、1
6R,16L:補正パルスモータ、34:昇降モ
ータ。
Claims (1)
- 1 左右一対のコラムの上端間にクロスビームが
差渡され、左右の各コラムに沿つて左右一対の昇
降ネジ杆が立設され、共通の昇降モータによる前
記一対の昇降ネジ杆の同時同量回転により昇降す
るナツトを左右両端部に有するクロスレールが設
けられ、該クロスレールの上下絶対位置を検出す
る上下絶対位置検出装置と、該装置からの絶対位
置信号に基いて前記一対のネジ杆の回転を制御す
る昇降制御装置とが設けられ、該クロスレールに
主軸頭が左右動可能に装着された工作機械におい
て、前記各コラムに沿つて立設された左右一対の
上下位置検出用検出器と、該検出器と係合する検
出子を有し前記クロスレールに装着された左右一
対の上下位置検出装置と、前記一対の検出装置で
検出した検出信号を比較しその差分だけ補正信号
として出力する補正指令装置と、前記補正信号を
受けて前記クロスレールの上下位置を変化させる
べく前記左右のナツトのみを補正回転させる左右
一対の補正駆動装置とから構成され、前記補正指
令装置は、前記左右一対の補正駆動装置に前記左
右のナツトを同時に逆方向へ回転させる補正信号
を出力する機能を有せしめられたことを特徴とす
るクロスレール水平補正装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP690181A JPS57132934A (en) | 1981-01-19 | 1981-01-19 | Cross rail horizontal correcting device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP690181A JPS57132934A (en) | 1981-01-19 | 1981-01-19 | Cross rail horizontal correcting device |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57132934A JPS57132934A (en) | 1982-08-17 |
JPS6111739B2 true JPS6111739B2 (ja) | 1986-04-04 |
Family
ID=11651125
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP690181A Granted JPS57132934A (en) | 1981-01-19 | 1981-01-19 | Cross rail horizontal correcting device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS57132934A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62153024U (ja) * | 1987-02-24 | 1987-09-28 | ||
EP1259760A1 (en) * | 2000-02-28 | 2002-11-27 | Nederlandse Organisatie voor toegepast-natuurwetenschappelijk Onderzoek TNO | System for continuous thermal combustion of matter, such as waste matter |
JP5117030B2 (ja) * | 2006-10-19 | 2013-01-09 | 新日本工機株式会社 | 工作機械 |
-
1981
- 1981-01-19 JP JP690181A patent/JPS57132934A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57132934A (en) | 1982-08-17 |
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