JPS6138772Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6138772Y2
JPS6138772Y2 JP1982040672U JP4067282U JPS6138772Y2 JP S6138772 Y2 JPS6138772 Y2 JP S6138772Y2 JP 1982040672 U JP1982040672 U JP 1982040672U JP 4067282 U JP4067282 U JP 4067282U JP S6138772 Y2 JPS6138772 Y2 JP S6138772Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
laser
laser beam
bracket
intensity distribution
protection tube
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1982040672U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58143082U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1982040672U priority Critical patent/JPS58143082U/ja
Publication of JPS58143082U publication Critical patent/JPS58143082U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6138772Y2 publication Critical patent/JPS6138772Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、レーザ光線を利用して溶断、溶接ま
たは熱処理等を行うレーザ加工装置に関する。
レーザ加工装置は、レーザ発振器において発生
したレーザ光を被加工物に照射し、被加工物を溶
断、溶接または熱処理等の加工をするものであ
る。そして、レーザ光による加工は、一般的にレ
ーザ光と被加工物とを相対的に移動させるように
して行なつている。このレーザ光と被加工物との
相対的な移動は、第1の方法としてレーザ光を一
定加工において固定し、被加工物が載つている加
工テーブルをx,y,z方向に移動させる方法が
ある。他の方法としては、被加工物を固定しレー
ザ光を移動させる方式がある。即ち、レーザ発振
器において発生したレーザ光を被加工物に折り曲
げて照射するためのビームベンダーを動かす方法
である。このレーザ光が移動可能になつているレ
ーザ加工装置の一例を第1図において説明する。
第1図においてレーザ発振器10において発生
したレーザ光12は、ほぼ平行光線であつてその
光路が保護管14によつて覆われている。この保
護管14は、一端がレーザ発振器10に結合した
外筒16と、その外筒内を摺動する内筒18とか
ら構成されている。そして保護管14は、外筒1
6の先端付近(第1図において右側)が、支柱2
0によつて支持されている。さらに、保護管14
には、内筒18の先端にレーザトーチ22が固着
されている。
レーザトーチ22は、レーザ光12の光路上に
ビームベンダー24を有し、レーザ光12を下方
に折り曲げるとともに、集光レンズ26により集
光できるようになつている。そしてレーザトーチ
22は、集光レンズ26が先端に取り付けられて
いる内筒28を外筒30内において摺動させ、被
加工物32に対し集光レンズ26を適正な焦点位
置高さに保持できるようになつている。さらに、
レーザトーチ22は、トーチ台車34に固定され
ており、第1図において被加工物32上を左右の
方向に被加工物を加工しつつ移動できるようにな
つている。即ち、第1図においてトーチ台車34
が被加工物の左側端から右側端に移動するにつ
れ、保護管14の内筒18が外筒16内を摺動し
内筒18の露出部が次第に大きくなり、レーザト
ーチ22がトーチ台車と一体的に移動する。そし
て、レーザ光12が外部に露出しないようになつ
ている。
このようなレーザ加工装置のレーザ発振器は、
一般的に出力的には比較的安定しており、また、
レーザ光の光路を完全に被つていてもレーザ光の
出力をメーター等の機器により外部に表示できる
ようになつている。しかし、レーザ光の強度分布
(ビームモード)の測定またはレーザ光の光軸の
調整は、一般的に保護管14を取りはずして行わ
れている。
即ち、レーザ光が例えば中心付近に極端に強い
強度を有する強度分布であるときは、集光レンズ
26が破損し、また、被加工物32の表面処理に
利用するような均一な強度分布が欲しいとき等
は、時々レーザ光の強度分布を測定し、強度分布
をチエツクしておく必要がある。さらに、レーザ
発振器10内の共振ミラー等を交換したときに、
光軸が若干ずれる。そのため、例えばレーザ光が
溶接機用の熱源として使用される場合には、集光
レンズ26において集合したレーザ光のスポツト
が溶接位置と若干ずれることもあり、光軸の調整
が必要となる。そこで、レーザ光の強度分布の測
定は、ビームモードについて測定機器が市販され
ているが一般的に高価であるため、第2図に示す
ようにアクリル板にビームを照射し、アクリル板
のへこみを目視して判定している。
即ち、レーザ発振器10に結合している保護管
14を取りはずした後、固定台36の保持部38
に保持されたアクリル板40をレーザ光12の光
路上に直交して挿入する。そして、レーザ発振器
10においてレーザ光12を短時間発生させ、レ
ーザ光12をアクリル板に照射する。その後、ア
クリル板40のへこみを目視観察し、レーザ光1
2の強度分布をチエツクする。
ところが、このようにして行うレーザ光の強度
分布のチエツクは、保護管14の取りはずしやア
クリル板40の挿入等を全て人手によつて行うた
め手間がかかる。また、レーザ光12が外部に露
出するため安全上問題となる。
本考案は、前記従来技術の欠点を解消するため
に為されたもので、容易にレーザ光の強度分布を
チエツクすることができるレーザ加工装置を提供
することを目的とする。
本考案は、レーザ光の光路を被つている保護管
にブラケツトを設け、前記レーザ光のモード測定
用樹脂板を前記ブラケツトに保持させつつ前記レ
ーザ光の光路に挿入できるようにし、容易にレー
ザ光の強度分布をチエツクすることができるよう
に構成たものである。
本考案に係るレーザ加工装置の好ましい実施例
を添付図面に従つて詳説する。なお、前記従来技
術において説明した部分に対応する部分について
は、同一符号を付しその説明を省略する。
第3図は、本考案に係るレーザ加工装置の一実
施例の説明図である。第3図において保護管14
の内筒18の先端には、ブラケツト42が取り付
けられている。そして、レーザトーチ22は、ブ
ラケツト42に固着され、ブラケツト42を介し
て保護管14の内筒18に連結している。これら
ブラケツト42とレーザトーチ22とは、それぞ
れトーチ台車34に固定されており、トーチ台車
34の走行とともに一体的に走行する。また、ブ
ラケツト42は、内部にブロツク44を装着でき
るようになつており、このブロツク44はブラケ
ツト42から容易に着脱できるようにしてある。
上記の如く構成した実施例においては、レーザ
光12の強度分布のチエツクまたは光軸の調整を
するときは、アクリル板からなるブロツク44を
光路に直交して位置するようにブラケツト42に
装着し、このブロツク44にレーザ光12を短時
間照射する。そして、ブロツク44をブラケツト
から取りはずし、ブロツク44に生じたレーザ光
12によるへこみを目視観察する。なお、ブロツ
ク44は、目盛等が付され光軸位置や強度分布が
容易に観察できるようにすることが望ましい。そ
して、レーザ光の強度分布または光軸の調整が終
つた後は、中空のブロツク44がブラケツト42
に装着され、レーザ光12の進行を妨げないよう
にする。この場合、ブラケツト42のブロツク4
4を着脱させる開口部を塞ぐことができるような
構造にし、中空なブロツクを用いないようにする
こともできる。
このようにすることによりレーザ光の強度分布
または光軸の調整の際に、レーザ光12を被つて
いる保護管14をレーザ発振器10から取りはず
す必要がなくなり、レーザ光の強度分布の調整ま
たは光軸の調整が容易となり、しかも迅速に行う
ことができる。また、レーザ光12は、外部に露
出することがないので作業上の安全を図ることが
できる。
第4図は、ガイドの一部を取り除いた本考案に
係るレーザ加工装置の他の実施例の一部平面図で
ある。第4図において保護管14の内筒18の先
端に設けたブラケツト46は、ガイド48とこの
ガイド内を摺動する移動ブロツク50とからなつ
ている。この移動ブロツク50は、2室に区分さ
れており、一方の室は中空であつてレーザ光12
の進行を妨げないようになつている。他方、移動
ブロツク50の他室は、レーザ光12が照射され
るアクリル板52を装着できるようになつてい
る。そして、移動ブロツク50は、シリンダーの
ピストンロツド54に連結され、シリンダーを作
動させることにより、ブラケツト46内をレーザ
光の光路に直交して摺動できるようになつてい
る。
従つて、本実施例において例えばレーザ光12
の強度分布を調べたいときには、シリンダーを作
動させピストンロツド54を前進させてアクリル
板52がレーザ光12の光路上にくるようにす
る。次に第4図において図示しないレーザ発振器
10によりレーザ光12を発生させ、アクリル板
52に照射する。その後、シリンダーによりピス
トンロツド54を避退させ、第4図に示す状態に
もどした後アクリル板52を取りはずし、レーザ
光12によつて生じたへこみを目視観察する。そ
して、目射観察により得たレーザ光12の強度分
布が、被加工物32の加工に特に支障がないとき
は、そのまま加工を開始する。もし、レーザ光の
強度分布が、加工に支障があるときは、レーザ発
振器10を調節し、その後前記したと同様の操作
により強度分布を確認する。本実施例の如く移動
ブロツク50がシリンダーまたは他の駆動装置に
より操作できるようにするときは、遠隔操作によ
つて移動ブロツクを操作することができる。
なお、前記実施例においてはブラケツトが保護
管14の先端側に設けられている場合について説
明したが、ブラケツト42,46が保護管の後端
側、即ち、レーザ発振器側に設けてもよいことは
勿論である。
以上説明したように本考案によれば、レーザ光
のモード測定用樹脂板を保持するブラケツトをレ
ーザ光の保護管に設けたことにより、レーザ光の
強度分布または光軸の調整を容易に行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のレーザ加工装置の説明図、第2
図は従来のレーザ加工装置における強度分布測定
の方法を示す斜射図、第3図は本考案に係るレー
ザ加工装置の実施例の説明図、第4図は本考案に
係るレーザ加工装置の他の実施例のガイドの一部
を取り除いた一部平面図である。 10……レーザ発振器、12……レーザ光、1
4……保護管、22……レーザトーチ、26……
集光レンズ、42,46……ブラケツト、44…
…ブロツク、52……アクリル板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 平行なレーザ光を発生するレーザ発振器と、前
    記レーザ光の光路に沿つて設けられ前記レーザ光
    を被う保護管と、この保護管の先端に結合し前記
    レーザ光を集光するレンズを備えたレーザトーチ
    とを有するレーザ加工装置において、前記レーザ
    光の光路上に挿入する前記レーザ光のモード測定
    用樹脂板を保持するブラケツトを前記保護管に設
    けたことを特徴とするレーザ加工装置。
JP1982040672U 1982-03-23 1982-03-23 レ−ザ加工装置 Granted JPS58143082U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1982040672U JPS58143082U (ja) 1982-03-23 1982-03-23 レ−ザ加工装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1982040672U JPS58143082U (ja) 1982-03-23 1982-03-23 レ−ザ加工装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58143082U JPS58143082U (ja) 1983-09-27
JPS6138772Y2 true JPS6138772Y2 (ja) 1986-11-07

Family

ID=30051883

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1982040672U Granted JPS58143082U (ja) 1982-03-23 1982-03-23 レ−ザ加工装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58143082U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58143082U (ja) 1983-09-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH10274518A (ja) 蛍光x線によって薄い層の厚さを測定するための方法および装置
TW201429598A (zh) 三維雷射加工機
JPH06246472A (ja) レーザ加工装置
JP2000042775A (ja) レーザ加工方法およびその装置
JPS60203366A (ja) ア−ク溶接方法における溶接工程の監視制御方法および装置
JP2005334928A (ja) レーザ加工機における焦点調整装置
JPH06328283A (ja) レーザ加工装置
JPS6138772Y2 (ja)
JP2002321080A (ja) レーザ微細加工用オートフォーカス装置
JP2004243383A (ja) レーザ加工装置及びレーザ加工方法
US4728770A (en) Dual axis optical system
JP3210227B2 (ja) レーザアブレーション分析装置
JP3381885B2 (ja) レーザー加工方法およびレーザー加工装置
US4178513A (en) Art object analyzer
EP1467832B1 (en) Means for visualizing the laser beam in a laser machining system
JPH10258382A (ja) レーザ加工機における焦点位置の調整方法および補正方法並びにレーザ加工機
JPH1147970A (ja) 自動焦点調節機構付きレーザ溶接装置
JP3808128B2 (ja) レーザ加工機
JP2677856B2 (ja) レーザ加工方法
JP2001516647A (ja) レーザ加工装置
JP3457436B2 (ja) 手持ち用yagレーザー加工ヘッド
JP2627205B2 (ja) 焦点距離自動補正装置付レーザ加工機
JPH07132391A (ja) レーザ加工機における焦点位置の自動把握方法
JPH022559Y2 (ja)
JPS6213117B2 (ja)