JPS6138772A - 鉛蓄電池用格子体鋳造金型 - Google Patents

鉛蓄電池用格子体鋳造金型

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JPS6138772A
JPS6138772A JP16103084A JP16103084A JPS6138772A JP S6138772 A JPS6138772 A JP S6138772A JP 16103084 A JP16103084 A JP 16103084A JP 16103084 A JP16103084 A JP 16103084A JP S6138772 A JPS6138772 A JP S6138772A
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JP
Japan
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mold
molding
lead
lattice
ceramic layer
Prior art date
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Pending
Application number
JP16103084A
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English (en)
Inventor
Kazuhisa Goto
和久 後藤
Yuzo Sakata
坂田 有三
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Resonac Corp
Original Assignee
Shin Kobe Electric Machinery Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、鉛蓄電池用格子体を鋳造するために用いる金
型に関Jるものである。
[従来の技術] 蓄電池用格子体を鋳造するために用いる金型は固定型と
可動型とからなり、該固定型に可動型を突き合せた際に
両型の間に、格子体の耳部及び足部を含む外骨部(外枠
部)を成形する外骨部成形用型部と、格子体の細骨部を
成形する細骨部成形型部とが形成されるJ:うになって
いる。
従来のこの種の金型においては、抽出鋳物の離型を良く
し、また鋳物成形時の湯の温度を適度に保持するために
、コルクを分散させた水溶液にケイ酸ソーダを添加した
塗布剤を外骨部成形用型部と細骨部成形用型部とに塗布
していた。
[発明が解決しようどする問題点1 しかしこの従来の鉛蓄電池用格子体鋳造金型では、外骨
成形用型面に塗布された塗型剤層が先ず高熱に晒される
ため、該塗型剤層が劣化剥離して塗型剤層が薄くなると
いう問題があり、外骨成形用型面に塗布された塗型剤層
が薄くなると、格子体の外骨部の厚さが厚くなるため、
型を交換しなければならなかった。従来の格子体鋳造金
型では比較的短時間で鋳造される格子体の外骨部の厚み
が0.05〜0.1mmも厚くなるようになり、細骨成
形用型面に塗布された塗型剤層が未だ十分に使用できる
状態であっても型として使用できなくなることがあった
。そこで、型面をセラミックで]−ティングした金型が
考えられたが、金型に適正な保温性を持たせるためには
型の表面にコーティングするセラミック層の厚みを4−
8 mm程度に厚くしなければならず、セラミックの使
用量が多くなって型の価格が高くなる欠貞があった。
しかも表面をセラミックで]−ティングした金型では、
潟の温度の]ントロールが極めて面倒になり、実用化が
テ([かつIζ。
本発明の目的は、寿命を大幅に延ばすことができるJ:
うにした鉛蓄電池用格子体鋳造金型を1足部することに
ある。
[問題点を解決するための手段1 本発明は、鉛蓄電池用格子体の耳部及び足部を含む外骨
部を成形する外骨部成形用型面と前記格子体の細骨部を
成形する細骨成形用型面とを固定型及び可動型に形成し
てなる鉛蓄電池用格子体鋳造金型を改良したものであっ
て、本発明においては、前記外骨部成形用型面がセラミ
ック層で覆われ、前記細骨部成形用型面が塗型剤層で覆
われている。
「作 用] 上記のように、高い温度の湯が接触する外骨部成形用型
面をセラミック層で覆い、比較的温度が低下した潟が接
触する細骨部成形用型面を塗型剤層で覆うと、塗型剤層
が学期に劣化して剥離するのを防ぐことができ、型の寿
命を大幅に延長することができる。また従来のものに比
べてセラミック層の厚みを薄くすることができるので、
セラミックの使用量を少なくすることができ、型の価格
を安くすることができる。
[実施例] 以下本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明する。
第1図及び第2図を参照して本発明の第1の実施例につ
いて述べる。同図において、1は鋳鉄等により成形され
た固定型で、この固定型1は格子体製造ラインの所定位
置に適宜な手段により位置決め固定されている。2は固
定型と同様に鋳鉄等により成形された可動型で、この可
動型2は固定型1に整合し得るように配置されていて固
定型1に当接したり固定型1から離反したりするように
設けられている。固定型1には、可動型2に向かって2
本の合わせピン3が植設され、可動型2にはそれぞれの
合わせビン3を貫通させる貫通孔4゜4が形成されてい
る。これにより固定型1に対して可動型2が常に一定の
位置関係を保持できるJ:うになっており、固定型1に
可動型2が当接した際に可v1型2の凹形面2aが固定
へ1!1の凹形面1aに整合するようになっている。固
定へ!1及び可動ハ112の対向面1h及び2hにはそ
れぞれ湯口を形成する凹形の湯口形成面1C及び2Cと
鉛蓄電池用格子体を成形する型穴を形成する凹形の型面
1d及び2dとが形成されている。型面1d及び2dは
格子体の耳部及び足部を含む外骨部を成形する外骨成形
用型面1e及び2eと格子体の細骨部を成形する細骨成
形用型面1f及び2fとからなっており、可動型2を固
定型1に当接させた状態で湯口形成面1C及び2cによ
り湯口が形成され、型面1d及び2dにより格子体成形
用の型穴が形成されるようになっている。尚第1図にお
いで斜線を施した部分は両型1,2の外骨部成形用型面
1e及び2eを示したものであり、断面を表示するもの
ではない。両型1.2の外骨部成形用型面1e及び2o
はセラミック層により覆われ、細骨部成形用型面1f、
2fは塗型剤層により覆われている。
本出願人は先に、湯口形成面をセラミック層で被覆し、
他の型面を塗型剤層で被覆することにより寿命の延長を
図った鉛蓄電池用格子体製造金型を提案したが、本発明
においても湯口形成面をセラミック層で]−ティングす
ることができ、湯口形成面と外骨成形用型面との双方を
セラミック層でコーティングし、細骨成形用型面を塗型
剤で]−ティングした構造にすると金型の寿命を一層長
くすることができる。
次に本発明の金型と従来の金型について行った寿命試験
の結果を説明する。この試験では、外骨成形用型面をセ
ラミック層で覆い、湯口形成面及び細骨成形用型面を塗
型剤層で覆った本発明の実施例の金型■と、湯口形成面
及び外骨成形用型面をセラミック層で覆い細骨成形用型
面を塗型剤層で覆った本発明の実施例の金型■と、揚口
面のみをセラミック層で覆い型面は塗型剤層で覆った既
提案の金型■と、湯口形成面、外骨成形用型面及び細骨
成形型面を全て塗型剤層で覆った従来例の金型■とを用
意した。また塗型剤としては、コルクを水に分散さけた
ものに、ピロリン酸が過剰なピロリン酸アルミニウム水
溶液30m!!、/ρとベントナイト5g/βとケイ酸
ソーダ20mQ/βとを添加した塗型剤Aと、コルクを
水に分散させたものにケイ酸ソーダを添加した塗型剤B
とを用意してそれぞれを用いた場合について試験を行っ
た。
尚ここで塗型剤層は本出願人が先に提案したものであり
、塗型剤Bは従来から用いられていたものである。更に
セラミック層は、アルミナ或いはジルコニアを溶((4
することにより0.5〜3.Ommの厚さに形成した。
この試験の結果を示すと表1の通りである。
表1 上記表の結末より、本発明のように外骨成形用へ1!面
をセラミック層で覆うことにより型の寿命を延ばすこと
ができることが分る。
第3図は、゛金型の使用回数に対する格子体の外骨部の
厚みの変化を本発明に係る金型を使用した場今イと従来
の金型を使用した場合口とについて比較したグラフで、
同図から明らかなように、本発明に係る金型を使用した
場合には、1000シヨツトまでは外骨部の厚みが僅か
に厚くなるが、それ以上の使用回数では外骨部の厚みが
一定(1,311IIR)とケリ、良好な結果が得られ
た。これに対し従来の金型を使用した場合には、250
0シヨツトから13000シヨツトまでの間で外骨部の
厚みが1゜37〜1.40Ml1+と厚くなり、好まし
くない結果□が得られた。
また上記実施例において、セラミック層をジルコニアと
アルミナとで形成して型面からセラミック層が脱落する
までの使用回数を測定したところ、ジルコニアが約10
00000シヨツトであるのに対してアルミナが約60
00000シヨツトであった。従つてセラミック層をア
ルミナで形成した場合にその寿命が最も長くなることが
明らかになった。格子体紡造金型は加熱、冷却のヒート
ザイクルが激しく、また溶解鉛の衝撃が加わるものであ
るから、本発明を実施するに当たっては耐衝撃性に優れ
たアルミノを使用することが好ましい。
「発明の効果] 以上のように本発明によれば、温度が低下して渇が接触
する細骨押成形用型面を塗型剤層で覆い、外骨部成形用
型面は高温の湯に耐える[ラミック層で覆ったので、短
期間で塗型剤層が劣化剥離するのを防ぐことができ、格
子体の外骨部の厚みの変化を極めて少なくすることがで
きる。また格子体の重量変化も従来のそれよりも少なく
して型の寿命を延ばすことができる利点がある。またセ
ラミック層の厚みを薄くできるので、セラミックの使用
量を少なくして型のコストを安くすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す金型の湯口面と型面とを
示す平面図、第2図は本発明の固定型と可動型とを組合
せた状態を示す説明図、第3図は従来の金型と本発明に
係る金型とで成形した格子体の外骨部の厚みが使用回数
に応じて変化する状況を示すグラフである。。 1・・・固定へり、2・・・可動型、1C,2C・・・
湯口形成面、1rl、2d・・・型面、1e、2e・・
・外骨部成形用ハ1!面、1f、2f・・・細骨押成形
用型面。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)鉛蓄電池用格子体の耳部及び足部を含む外骨部を
    成形する外骨部成形用型面と前記格子体の細骨部を成形
    する細骨部成形用型面とを固定型及び可動型に形成して
    なる鉛蓄電池用格子体鋳造金型において、前記固定型及
    び可動型の外骨部成形用型面を覆うようにセラミック層
    が形成され、前記細骨部成形用型面を覆うように塗型剤
    層が形成されていることを特徴とする鉛蓄電池用格子体
    鋳造金型。
  2. (2)前記セラミック層の厚さは0.5〜300mmで
    ある特許請求の範囲第1項に記載の鉛蓄電池用格子体鋳
    造金型。
  3. (3)前記塗型剤層は、コルクを水に分散させたものに
    、ピロリン酸アルミニウム水溶液と、ベントナイトと、
    ケイ酸ソーダとを添加したものからなっている特許請求
    の範囲第1項又は第2項に記載の鉛蓄電池用格子体鋳造
    金型。
  4. (4)前記セラミック層は、アルミナからなつている特
    許請求の範囲1項乃至第3項のいずれが1つに記載の鉛
    蓄電池用格子体製造金型。
JP16103084A 1984-07-31 1984-07-31 鉛蓄電池用格子体鋳造金型 Pending JPS6138772A (ja)

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Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008286437A (ja) * 2007-05-15 2008-11-27 Toshiba Corp 熱交換器
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